JP2015519017A - 複数のチャネルを通してサービスすることによる故障率の制限 - Google Patents

複数のチャネルを通してサービスすることによる故障率の制限 Download PDF

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Abstract

システム、方法、およびデバイスは、複数の通信経路上でデータを送信および/または受信するワイヤレスデバイスの能力を使用して、データ送信品質を向上させる。様々な実施形態では、同じ連続データストリームが、異なる通信経路を介して送信および/または受信され得る。異なる通信経路が、ワイヤレスデバイスの異なるアンテナ、異なるワイヤレスネットワーク、異なるワイヤレス通信プロトコル、および/または追加のワイヤレスデバイスを使用して確立され得る。連続データストリームは、連続データストリームが異なる通信経路のうちの1つまたは複数から再構築され得る方法で、異なる通信経路を介して送信および/または受信され得る。追加の通信経路は、音声呼が高優先度であることを指示するか、かつ/または、追加のリソースの消費を承認する、ユーザ入力に基づいて確立され得る。

Description

少なくとも1つのワイヤレスデバイスを伴う音声呼などのセルラー電話通信は、ワイヤレスデバイスが、特定のネットワークカバレージを欠くロケーション(すなわち、「デッドゾーン」)または高いネットワーク輻輳に入ることによって、日常的に失敗する。呼、特に緊急の呼をドロップすることは、通話の当事者にとって苛立たしく、不都合であり得る。データ通信セッションの失敗は、ワイヤレスデバイスユーザにとってコストがかかり、不都合であり得る。現在のワイヤレスデバイスは、複数の通信経路上でデータ送信を可能にすることができるが、ワイヤレスデバイスには、データ送信信頼性を向上させるために複数の通信経路にわたる同時送信を活用するための方法が欠如している。
様々な実施形態のシステム、方法、およびデバイスは、複数の通信経路上でデータを送信および受信するワイヤレス通信デバイスの能力を使用して、データ送信信頼性を向上させる。様々な実施形態では、同じ連続データストリームが、異なる通信経路を介して送信および/または受信され得る。様々な実施形態では、異なる通信経路が、ワイヤレスデバイスの異なるアンテナ、異なるワイヤレスネットワーク、異なるワイヤレス通信プロトコル、および/または追加のワイヤレスデバイスを使用して確立され得る。一実施形態では、連続データストリームは、連続データストリームが異なる通信経路のうちの1つまたは複数から再構築され得る方法で、異なる通信経路を介して送信および/または受信され得る。一実施形態では、追加の通信経路は、音声呼が高優先度であることを指示するか、かつ/または、追加のリソースの消費を承認する、ユーザ入力に基づいて確立され得る。一実施形態では、連続データストリームは、一連のインデックス付きパケットとして送信および/または受信され得る。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明の例示的な実施形態を示しており、上記の概略的な説明および下記の詳細な説明とともに、本発明の特徴について説明するのに役立つ。
様々な実施形態とともに使用するために適したワイヤレス通信システムの通信システムブロック図である。 ワイヤレスデバイスにおいて二重経路通信を送信/受信するための、一実施形態の方法を示すプロセスフロー図である。 ワイヤレスデバイスおよび/またはサーバにおいて二重経路通信を送信/受信するための、一実施形態の方法を示すプロセスフロー図である。 異なるワイヤレス通信経路上の2つの通信デバイス間のデータの送信/受信を管理するための、一実施形態の方法を示すプロセスフロー図である。 二重通信経路要求の受入れに基づいて、異なるワイヤレス通信経路上の2つの通信デバイス間のデータの送信/受信を管理するための、一実施形態の方法を示すプロセスフロー図である。 ワイヤレスデバイスにおいて二重経路通信を送信/受信するための、第2の実施形態の方法を示すプロセスフロー図である。 様々な実施形態によって確立された例示的なワイヤレス通信経路を示す図である。 様々な実施形態によって確立された追加の例示的なワイヤレス通信経路を示す図である。 様々な実施形態によって確立された追加の例示的なワイヤレス通信経路を示す図である。 ユーザ承認に応答して、追加のワイヤレス通信経路を確立するための、一実施形態の方法を示すプロセスフロー図である。 追加のワイヤレスデバイスを介して追加のワイヤレス通信経路を確立するための、一実施形態の方法を示すプロセスフロー図である。 様々な実施形態による、追加のワイヤレスデバイスを介して確立された例示的なワイヤレス通信経路を示す図である。 データパケットインデックスに基づいて、連続データストリームを再構築するための、一実施形態の方法を示すプロセスフロー図である。 連続データストリームを再構築するために、確立された例示的な通信経路、および実行される動作を示す図である。 異なる送信構造をもつデータストリームに基づいて、連続データストリームを再構築するための、一実施形態の方法を示すプロセスフロー図である。 連続データストリームを再構築するために、確立された追加の例示的な通信経路、および実行される追加の動作を示す図である。 様々な実施形態とともに使用するために適した例示的なワイヤレス通信回路の構成要素ブロック図である。 様々な実施形態とともに使用するために適した第2の例示的なワイヤレス通信回路の構成要素ブロック図である。 様々な実施形態とともに使用するために適した例示的なモバイルデバイスの構成要素図である。 様々な実施形態とともに使用するために適した別の例示的なモバイルデバイスの構成要素図である。 様々な実施形態とともに使用するために適した例示的なサーバの構成要素図である。
様々な実施形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。可能な場合には必ず、同じ参照番号は、図面全体にわたって同じまたは同様の部分を指すために使用される。特定の例および実装形態に対して行われる参照は、説明を目的とし、本発明の範囲または本特許請求の範囲を限定することは意図されない。
「例示的な」という言葉は、「例、実例、または例示として機能すること」を意味するために本明細書で使用される。本明細書に「例示的な」と記載されるいかなる実装形態も、必ずしも他の実装形態よりも好ましいか、または有利であると解釈されるべきではない。
本明細書で使用する「ワイヤレスデバイス」という用語は、セルラー電話、スマートフォン、パーソナルまたはモバイルマルチメディアプレーヤ、携帯情報端末(PDA)、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートブック、パームトップコンピュータ、ワイヤレス電子メール受信機、マルチメディアインターネット対応セルラー電話、ワイヤレスゲームコントローラ、ならびに、ワイヤレス通信経路を確立し、ワイヤレス通信経路を介してデータを送信/受信するためのプログラム可能プロセッサおよびメモリおよび回路を含む、同様のパーソナル電子デバイスのうちの、任意の1つまたはすべてを指すように、本明細書では交換可能に使用される。
様々な実施形態は、複数の通信経路上でデータを送信および/または受信するワイヤレスデバイスの能力を使用して、データ送信品質を向上させる。様々な実施形態では、同じ連続データストリームが、異なる通信経路を介して送信および/または受信され得る。様々な実施形態では、異なる通信経路が、ワイヤレスデバイスの異なるアンテナ、異なるワイヤレスネットワーク、異なるワイヤレス通信プロトコル、および/または追加のワイヤレスデバイスを使用して確立され得る。一実施形態では、連続データストリームは、連続データストリームが異なる通信経路のうちの1つまたは複数から再構築され得る方法で、異なる通信経路を介して送信および/または受信され得る。一実施形態では、追加の通信経路は、音声呼が高優先度であることを指示するか、かつ/または、追加のリソースの消費を承認する、ユーザ入力に基づいて確立され得る。一実施形態では、連続データストリームは、一連のインデックス付きパケットとして送信および/または受信され得る。
様々な実施形態は、複数の通信経路を確立するための現在のワイヤレスデバイスの能力を活用して、ワイヤレス通信システムにおける呼品質を維持する。ワイヤレス通信システムにおけるデバイス間の冗長通信経路を確立することによって、接続信頼性を高めることができ、ユーザエクスペリエンスが向上され得る。一実施形態では、第1の通信経路および第2の通信経路が、ワイヤレス通信システムにおける2つのワイヤレスデバイス間で確立され得る。別の実施形態では、同じデータが、第1の通信経路と第2の通信経路の両方上で送信されてもよく、パケットインデックスが使用されて、送信されたデータパケットのより完全なセットが回復され得る。別の実施形態では、第2の通信経路が、高優先度呼のユーザ指示、または、ワイヤレスデバイスが低品質呼ゾーン(すなわち、デッドゾーン)に入り得るという予測など、トリガイベントに応答して確立され得る。さらなる実施形態では、あるモバイルデバイスが、サーバから第2のワイヤレスデバイスへ二重通信経路要求を送り、サーバとの二重通信経路を確立するように第2のワイヤレスデバイスに要求してもよく、第2のワイヤレスデバイスが、二重通信経路を確立するための要求を受信してもよく、その要求が、ユーザ入力、呼の価格設定、電力使用量、バッテリーレベル、または呼の優先度に基づいて、ユーザによって受け入れられるか、または拒否され得る。
様々な実施形態では、ワイヤレス通信システム中にあるワイヤレスデバイスは、複数の通信経路を確立することを可能にされ得る。一例として、ワイヤレスデバイスは、3Gセルラーネットワークにおいて使用するための1つのアンテナ、および4Gセルラーネットワークにおいて使用するための第2のアンテナの、2つのアンテナを有してもよい。追加の例として、ワイヤレスデバイスは、1つのアンテナで同時に2つのチャネル上で通信する能力を有してもよい。
一実施形態では、ワイヤレスデバイスは、2つのアンテナおよび2つのワイヤレス通信プロトコルを利用して、デッドゾーン、または制限されたカバレージエリアを回避することができる。最初の時点で、ワイヤレスデバイスは、3Gネットワーク上で発呼中であり、所与の方向に移動中であり得る。ワイヤレスデバイスが所与の方向に進むにつれて、2つの3Gセルラータワー間で通常のハンドオフが行われ得る。後に、ワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスがワイヤレスデッドゾーンに接近中であるか、または間もなく入ることになると予測し得る。低品質セルゾーンに入るというこの予測は、低品質受信ゾーンのデータベースと比較され得る、ワイヤレスデバイスのロケーション、向き、および速度に基づき得る。ワイヤレスデッドゾーンのロケーションは、過去のユーザ履歴、および/またはネットワークのデータベースレコードに基づいて確立され得る。ワイヤレスデバイスは、その4Gアンテナを使用して、利用可能な4Gネットワーク上で別の冗長呼を確立することができる。4Gネットワーク上の別の呼は、元の3G呼と同じ情報を転送することができる。ワイヤレスデバイスは、3Gデッドゾーンに入ることがあり、3G呼がドロップされ得る。ただし、4G呼もまた、ワイヤレスデバイスからのデータをストリーミング中であるので、エンドユーザは、呼が4Gネットワーク上で維持されたことによって、3G呼がドロップされたことに決して気付くことがない。3Gデッドゾーンから出ることがあり、3G呼は、4G呼がなおアクティブである間に再確立され得る。GPSクエリなどのロケーションクエリは、移動中であるルート上にさらなるデッドゾーンがないことを指示することができ、ワイヤレスデバイスは、4G呼を終了することができる。このようにして、ワイヤレスデバイスは3Gデッドゾーンを通過したが、ワイヤレスデバイスのエンドユーザによってサービス中断が経験されることはない。
一実施形態では、第1のワイヤレスデバイスは、サーバなど、第2のデバイスと2つの通信経路を確立することができる。一例として、第1の通信経路は3G接続であってもよく、第2の通信経路はLTE接続であってもよい。2つの通信経路は、第1のワイヤレスデバイスがネットワークデッドゾーンに入り得るという、いずれかのワイヤレスデバイス(もしくは、通信に関与するサーバ)による予測に応答して確立されてもよく、かつ/または、呼が高優先度のものであると、第1のワイヤレスデバイスのユーザが指示したことによって確立され得る。第1のワイヤレスデバイスは、両方の通信経路を介して、同じデータを第2のデバイスへ送信することができる。一実施形態では、送信されるデータは、一連のインデックス付きパケットであり得る。第2のデバイスは、送信されたデータの2つのコピーを受信することができ、冗長データ部分を破棄することができる。一方のデータセットから失われたデータ部分が、他方のデータセットからのデータで満たされて、結合データセットが形成され得る。一実施形態では、第2のデバイスは、第2のワイヤレスデバイスと第3の通信経路を確立することができ、結合データセットを第2のワイヤレスデバイスへ送信することができる。代替実施形態では、両方のデータストリームが、第2のワイヤレスデバイスにおける再結合のために、受信時に第2のデバイスによって転送され得る。
一実施形態では、第1のワイヤレスデバイスは、第1のワイヤレスデバイスのユーザに関連付けられた別のワイヤレスデバイスとのリンクを確立することができる。一例として、接続は、BlueTooth(登録商標)接続であり得る。リンクされたワイヤレスデバイスは、3G接続など、第1のワイヤレスデバイスと同じタイプの接続を使用することができる。第1のワイヤレスデバイスは、第2のデバイスとの第2の通信経路を確立するように、リンクされたワイヤレスデバイスに指示することができ、第1のワイヤレスデバイスは、第1の通信経路を介して送られた同じデータを、リンクされたワイヤレスデバイスへ送信することができる。次いで、リンクされたワイヤレスデバイスは、第2の通信経路を介して第2のデバイスへデータを転送することができる。
さらなる実施形態では、ユーザのワイヤレスデバイスは、通信システムサーバなど、別のデバイスから二重通信経路要求を受信することができる。二重通信経路要求は、受け入れられるか、または拒否され得る。二重通信経路要求が受け入れられる場合、二重通信経路が、ユーザのワイヤレスデバイスと通信システムにおける別のデバイスとの間に確立され得る。次いで、同じデータが、確立された二重通信経路上で送信され得る。一実施形態では、二重通信経路要求を受け入れるか、または拒否するための判断は、ユーザ入力、呼の価格設定(二重通信経路を確立するためのコスト)、電力使用量、デバイスバッテリーレベル、および呼の優先度のうちの1つまたは複数に基づき得る。
様々な実施形態では、オーディオキャプチャは、ワイヤレスデバイスのマイクロフォンを介してオーディオ入力を受信すること、および、オーディオ入力を送信のために準備すること、ならびに、ワイヤレスデバイスのスピーカーを介して、受信されたデータをオーディオ出力に変換することを含み得る。様々な実施形態では、呼は、ワイヤレスデバイスおよび/またはサーバ間で交換されるオーディオデータの連続ストリームを含み得る。例示的な実施形態について、オーディオ呼(すなわち、音声呼)中にデータのストリームを送信および受信するために実行される動作に関して説明するが、様々な実施形態の方法はまた、ビデオ呼(すなわち、オーディオおよびビデオ呼、またはビデオのみの呼)を送信および受信するためにも実施され得る。例示的な実施形態について、2つの(すなわち、二重)通信経路を確立するための動作に関して説明するが、3つ、4つ以上の通信経路など、追加の通信経路が、2つ以上の冗長連続データストリームを送信/受信することを実現するために様々なデバイス間で確立され得る。
図1は、様々な実施形態とともに使用するために適したワイヤレス通信システム100を示す。ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレスネットワーク112、114、118を介してサーバ120と通信しているワイヤレスデバイス102を含み得る。ワイヤレスデバイス102は、サーバ120と通信中であり得るセルラーデータネットワーク112(たとえば、CDMA、TDMA、GSM(登録商標)、PCS、3G、4G、LTE、または任意の他のタイプのセルラーデータネットワーク)と通信するために、ワイヤレス接続104を確立するように構成され得る。このようにして、ワイヤレスデバイス102とサーバ120との間でワイヤレス通信経路を確立することができ、データ(たとえば、音声呼、テキストメッセージ、センサーデータストリーム、電子メールなど)が、ワイヤレスデバイス102とサーバ120との間で交換され得る。加えて、ワイヤレスデバイス102は、サーバ120と通信中であり得るセルラーデータネットワーク114(たとえば、セルラーデータネットワーク112とは異なる、CDMA、TDMA、GSM(登録商標)、PCS、3G、4G、LTE、または任意の他のタイプのセルラーデータネットワーク)とのワイヤレス接続106を確立するように構成され得る。このようにして、ワイヤレスデバイス102とサーバ120との間でワイヤレス通信経路を確立することができ、データ(たとえば、音声呼、テキストメッセージ、センサーデータストリーム、電子メールなど)が、ワイヤレスデバイス102とサーバ120との間で交換され得る。ワイヤレスデバイス102は、Wi-Fiアクセスポイントなどのワイヤレスアクセスポイント118と確立されたWi-Fi接続など、ワイヤレス接続110を確立するように構成され得る。ワイヤレスアクセスポイント118は、インターネット122に接続することができ、サーバ120は、インターネット122に接続され得る。このようにして、ワイヤレスデバイス102とサーバ120との間でワイヤレス通信経路を確立することができ、データ(たとえば、音声呼、テキストメッセージ、センサーデータストリーム、電子メールなど)が、ワイヤレスデバイス102とサーバ120との間で交換され得る。
ワイヤレスデバイス102はまた、BlueTooth(登録商標)接続などのローカル接続108を介して、追加のワイヤレスデバイス116と通信していてもよい。追加のワイヤレスデバイス116は、セルラーデータネットワーク114とのワイヤレス接続122、および/または、ワイヤレスアクセスポイント118との、Wi-Fi接続などのワイヤレス接続148を確立するように構成され得る。このようにして、ワイヤレスデバイス102とサーバ120との間のワイヤレス通信経路を、追加のワイヤレスデバイス116を介して確立することができ、データ(たとえば、音声呼、テキストメッセージ、センサーデータストリーム、電子メールなど)が、追加のワイヤレスデバイス116を介してワイヤレスデバイス102とサーバ120との間で交換され得る。
ワイヤレス通信システム100は、ワイヤレスネットワーク126、128、142を介してサーバ120と通信しているワイヤレスデバイス144を含み得る。ワイヤレスデバイス144は、サーバ120と通信中であり得るセルラーデータネットワーク126(たとえば、CDMA、TDMA、GSM(登録商標)、PCS、3G、4G、LTE、または任意の他のタイプのセルラーデータネットワーク)と通信するために、ワイヤレス接続130を確立するように構成され得る。このようにして、ワイヤレスデバイス144とサーバ120との間でワイヤレス通信経路を確立することができ、データ(たとえば、音声呼、テキストメッセージ、センサーデータストリーム、電子メールなど)が、ワイヤレスデバイス144とサーバ120との間で交換され得る。加えて、ワイヤレスデバイス144は、サーバ120と通信中であり得るセルラーデータネットワーク128(たとえば、セルラーデータネットワーク126とは異なる、CDMA、TDMA、GSM(登録商標)、PCS、3G、4G、LTE、または任意の他のタイプのセルラーデータネットワーク)とのワイヤレス接続132を確立するように構成され得る。このようにして、ワイヤレスデバイス144とサーバ120との間でワイヤレス通信経路を確立することができ、データ(たとえば、音声呼、テキストメッセージ、センサーデータストリーム、電子メールなど)が、ワイヤレスデバイス144とサーバ120との間で交換され得る。ワイヤレスデバイス144は、Wi-Fiアクセスポイントなどのワイヤレスアクセスポイント142と確立されたWi-Fi接続など、ワイヤレス接続140を確立するように構成され得る。ワイヤレスアクセスポイント142は、インターネット122に接続することができ、サーバ120は、インターネット122に接続され得る。このようにして、ワイヤレスデバイス144とサーバ120との間でワイヤレス通信経路を確立することができ、データ(たとえば、音声呼、テキストメッセージ、センサーデータストリーム、電子メールなど)が、ワイヤレスデバイス144とサーバ120との間で交換され得る。
ワイヤレスデバイス144はまた、Bluetooth(登録商標)接続などのローカル接続136を介して、追加のワイヤレスデバイス138と通信していてもよい。追加のワイヤレスデバイス138は、セルラーデータネットワーク128とのワイヤレス接続134、および/または、ワイヤレスアクセスポイント142との、Wi-Fi接続などのワイヤレス接続146を確立するように構成され得る。このようにして、ワイヤレスデバイス144とサーバ120との間のワイヤレス通信経路を、追加のワイヤレスデバイス138を介して確立することができ、データ(たとえば、音声呼、テキストメッセージ、センサーデータストリーム、電子メールなど)が、追加のワイヤレスデバイス138を介してワイヤレスデバイス144とサーバ120との間で交換され得る。
代替実施形態では、ワイヤレスネットワーク112および126は、単一のワイヤレスネットワークであってもよく、ワイヤレスネットワーク114および128は、単一のワイヤレスネットワークであってもよく、ならびに/または、ワイヤレスネットワーク118および142は、単一のワイヤレスネットワークであってもよい。
図2は、ワイヤレスデバイスにおいて二重経路通信を送信/受信するための、一実施形態の方法200を示す。一実施形態では、方法200の動作は、ワイヤレスデバイスのプロセッサによって実施され得る。ブロック202で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、呼を開始し得る。一例として、呼は、ワイヤレスデバイスユーザが宛先電話番号をダイヤルすることによって、開始され得る。ブロック204で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路を確立し得る。一実施形態では、ワイヤレス通信経路は、ワイヤレスデバイスとサーバとの間で確立され得る。一例として、ワイヤレス通信経路は、3Gワイヤレスネットワーク上で、ワイヤレスデバイスとサーバとの間で確立され得る。代替実施形態では、ワイヤレス通信経路は、ワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間で確立され得る。ブロック206で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、オーディオデータをキャプチャし得る。一実施形態では、オーディオデータをキャプチャすることは、ワイヤレスデバイスのマイクロフォンからオーディオ入力を受信し、オーディオデータを送信のために準備すること、ならびに、ユーザへの出力のために、受信されたデータをオーディオ出力に変換し、オーディオ出力をワイヤレスデバイスのスピーカーへ送ることを含み得る。ブロック208で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路上でオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し得る。一実施形態では、オーディオデータの連続ストリームは、2人以上のユーザ間で行われている電話での会話であり得る。
判断ブロック210で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、トリガイベントが発生したかどうかを判断し得る。トリガイベントは、二重経路通信を確立することに関連するイベントであり得る。一実施形態では、トリガイベントは、ワイヤレスデバイスが制限されたセルラーカバレージエリアまたは低品質呼ゾーン(すなわち、デッドゾーン)に間もなく入り得るか、または接近中であるという予測であり得る。一例として、ワイヤレスデバイスプロセッサは、GPSセンサーおよび加速度計など、様々なセンサーから受信されたロケーションおよび速度ベクトル情報を活用して、ワイヤレスデバイスのための可能性のある移動経路を判断するために、二重経路通信クライアントアプリケーションで構成され得る。ワイヤレスデバイスプロセッサは、可能性のある移動経路をセルラーカバレージマップと比較して、ワイヤレスデバイスが制限されたセルラーカバレージエリアまたはデッドゾーンに入ることになるかまたは接近中であるかどうかを予測することができ、ワイヤレスデバイスが制限されたセルラーカバレージエリアまたはデッドゾーンに接近中であるという予測は、トリガイベントであり得る。同様の実施形態では、ワイヤレスデバイスのユーザは、特定のエリアを不十分な品質のエリアとしてあらかじめ指定していてもよい。ワイヤレスデバイスが不十分な品質のエリアに接近中であるという、可能性のある移動経路に基づく予測は、トリガイベントであり得る。一実施形態では、トリガイベントは、ボタンを押すこと、および/または高優先度呼アイコンの選択など、呼が高優先度呼であるというユーザ指示であり得る。一実施形態では、トリガイベントは、不良な呼品質の後ろ向きの検出であり得る。一例として、ワイヤレスデバイスプロセッサは、呼品質を監視し、呼品質が低下してしきい値を下回っているかどうかを判断することができる。呼品質がしきい値を下回るという判断は、トリガイベントであり得る。さらなる実施形態では、トリガイベントは、発呼者ID、呼品質情報、時刻、曜日、コスト判断(たとえば、データ価格設定情報)、電力使用量、デバイスバッテリーレベル情報、データ使用量、呼タイプ情報(たとえば、直接ダイヤルされた呼、転送された呼、会議呼)など、ユーザおよび/またはデバイス設定に基づき得る。一実施形態では、トリガイベントは、ユーザにより作成され、かつ/または変更可能であり得る。一実施形態では、2つ以上のトリガイベントが、ルックアップテーブル中など、ワイヤレスデバイスのメモリに記憶され得る。このようにして、トリガイベントは、複数の異なる基準に関連付けられ得る。
トリガイベントが発生していない(すなわち、判断ブロック210=「No」である)場合、ブロック206で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、オーディオデータをキャプチャし続けることができ、ブロック208で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路上でオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し続けることができる。
トリガイベントが発生する(すなわち、判断ブロック210=「Yes」である)場合、ブロック212で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。一実施形態では、第2のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレス通信経路とは異なるワイヤレス通信経路であり得る。一実施形態では、ワイヤレスデバイスプロセッサは、一度に2つ以上の呼を確立するように構成されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、ワイヤレスデバイスと別のデバイス(すなわち、サーバおよび/または第2のワイヤレスデバイス)との間の第2の呼として確立されてもよい。一例として、第1のワイヤレス通信経路が3G呼である場合、第2のワイヤレス通信経路は、別の3G呼であってもよい。一実施形態では、ワイヤレスデバイスプロセッサは、同じおよび/または異なるアンテナを使用して、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を確立するように構成され得る。一実施形態では、ワイヤレスデバイスプロセッサは、異なるワイヤレスプロトコルを使用して、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を確立するように構成され得る。一例として、第1のワイヤレス通信経路は、ボイスオーバーインターネットプロトコルを使用して確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、リアルタイムトランスポートプロトコルを使用して確立されてもよい。一実施形態では、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路は、まったく異なるワイヤレスネットワーク上で確立され得る。一例として、第1のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、Wi-Fiネットワーク上で確立されてもよい。別の例として、第1のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、LTEネットワーク上で確立されてもよい。
ブロック214で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、ブロック206を参照しながら上記で説明した方法で、オーディオデータをキャプチャし続け得る。並行して、それぞれブロック216および218で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し、ならびに、第2のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し得る。このようにして、同じオーディオデータが、2つのワイヤレス通信経路上で送信および/または受信され得る。上記で説明したように、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路は、異なり得る(たとえば、異なるプロトコル、異なるネットワーク、異なるアンテナなど)。ただし、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して送信および/または受信されるオーディオデータ自体は、同じであり得る。一例として、音声呼では、キャプチャされたオーディオデータが音声呼であってもよく、同じ音声呼が、第1のワイヤレス通信経路と第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信/受信され得る。このようにして、二重通信経路上の同じデータセットの送信は、データ損失の可能性が低減され得るので、呼の信頼性/品質を高めることができる。
ブロック220で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築し得る。一実施形態では、2つのオーディオデータストリームが、2つのワイヤレス通信経路上で受信され得る。2つのオーディオデータストリームは、同じ元のオーディオデータストリームから生成されたものであり得る。ただし、送信干渉、信号の損失、機器故障、および/または他のエラーのために、完全な元のオーディオデータストリームが、第1のワイヤレス通信経路と第2のワイヤレス通信経路の両方上で受信されないことがある。ワイヤレスデバイスプロセッサは、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれかまたは両方上で受信された元のオーディオデータストリームの部分を使用して、元のオーディオデータストリームを再構築することができる。このようにして、ワイヤレス通信経路の一方または両方が、元のオーディオデータストリームの完全な送信を実現しないことがあるにもかかわらず、ワイヤレスデバイスプロセッサは、実際に受信された部分で元のオーディオデータストリームを再構築することが可能であり得る。一実施形態では、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築することは、オーディオデータの2つの連続ストリームを比較して、オーディオデータの一方の連続ストリーム中の失われたセグメントを判断することを含み得る。失われた部分に基づいて、オーディオデータの他方の連続ストリームから満たされるべき部分を判断することができ、かつ/または、繰り返されるセグメントを破棄することができる。
判断ブロック222で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、終了トリガが発生したかどうかを判断し得る。終了トリガは、二重経路通信を終了させることに関連するイベントであり得る。一実施形態では、終了トリガは、ワイヤレスデバイスが制限されたセルラーカバレージエリア、またはデッドゾーンから出たという指示であり得る。一例として、ワイヤレスデバイスプロセッサは、GPSセンサーなど、様々なセンサーから受信されたロケーション情報を活用するために、二重経路通信クライアントアプリケーションで構成され得る。ワイヤレスデバイスプロセッサは、ワイヤレスデバイスの現在のロケーションをセルラーカバレージマップと比較して、ワイヤレスデバイスが制限されたセルラーカバレージエリアまたはデッドゾーンの外側にいるかどうかを判断することができ、ワイヤレスデバイスが制限されたセルラーカバレージエリアまたはデッドゾーンの外側にいるという判断は、終了トリガであり得る。一実施形態では、終了トリガは、ボタンを押すこと、および/または高優先度呼の選択解除など、二重経路通信を停止するためのユーザ指示であり得る。さらなる実施形態では、終了トリガは、発呼者ID、呼品質情報、時刻、曜日、コスト判断(たとえば、データ価格設定情報)、電力使用量、デバイスバッテリーレベル情報、データ使用量、呼タイプ(たとえば、直接ダイヤルされた呼、転送された呼、会議呼)など、ユーザおよび/またはデバイス設定に基づき得る。一実施形態では、終了トリガは、ユーザにより作成され、かつ/または変更可能であり得る。一実施形態では、2つ以上の終了トリガが、ルックアップテーブル中など、ワイヤレスデバイスのメモリに記憶され得る。このようにして、終了トリガは、複数の異なる基準に関連付けられ得る。
終了トリガが発生しない(すなわち、判断ブロック222=「No」である)場合、ブロック214で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、オーディオデータをキャプチャし続けることができ、ブロック216および218で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し続けることができ、ブロック220で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築し続けることができる。
終了トリガが発生する(すなわち、判断ブロック222=「Yes」である)場合、ブロック224で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第2のワイヤレス通信経路を終了させ得る。一実施形態では、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第2のワイヤレス通信経路を維持するために必要な接続を終了させることができ、第2のワイヤレス通信経路を介した送信/受信を停止することができる。このようにして、第2のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレス通信経路が確立される時間の一部分のみにわたって確立され得る。代替実施形態では、第2のワイヤレス通信経路を終了させるのではなく、第1のワイヤレス通信経路が終了されてもよく、第2のワイヤレス通信経路が、第1のワイヤレス通信経路の代わりに用いられてもよい。ブロック206で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、オーディオデータをキャプチャすることができ、ブロック208で、第1のワイヤレス通信経路上でオーディオデータの連続ストリームを送信/受信することができる。
図3は、二重経路通信を送信/受信するための、一実施形態の方法300を示す。一実施形態では、方法300の動作は、ワイヤレスデバイスのプロセッサによって実施され得る。別の実施形態では、方法300の動作は、サーバのプロセッサによって実行され得る。ブロック302で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、高優先度呼の指示を受信し得る。一実施形態では、高優先度呼の指示は、呼要求のヘッダ情報など、呼および/またはワイヤレス通信経路を確立するために開始デバイスから送られた情報中に含まれる情報であり得る。別の実施形態では、高優先度呼の指示は、開始デバイスからサーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサによって受信された追加のメッセージであり得る。一実施形態では、高優先度呼の指示は、呼が第1のワイヤレス通信経路上ですでに確立された後、受信され得る。
ブロック304で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路を確立し得る。一実施形態では、ワイヤレス通信経路は、サーバ/ワイヤレスデバイスと開始ワイヤレスデバイスとの間で確立され得る。一例として、ワイヤレス通信経路は、3Gワイヤレスネットワーク上で、サーバ/ワイヤレスデバイスと開始ワイヤレスデバイスとの間で確立され得る。
ブロック306で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。一実施形態では、第2のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレス通信経路とは異なるワイヤレス通信経路であり得る。一実施形態では、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサは、一度に2つ以上の呼を確立するように構成されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、開始ワイヤレスデバイスとサーバ/ワイヤレスデバイスとの間の第2の呼として確立されてもよい。一例として、第1のワイヤレス通信経路が3G呼である場合、第2のワイヤレス通信経路は、別の3G呼であってもよい。一実施形態では、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサは、異なるワイヤレスプロトコルを使用して、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を確立するように構成され得る。一例として、第1のワイヤレス通信経路は、ボイスオーバーインターネットプロトコルを使用して確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、リアルタイムトランスポートプロトコルを使用して確立されてもよい。一実施形態では、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路は、まったく異なるワイヤレスネットワーク上で確立され得る。一例として、第1のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、Wi-Fiネットワーク上で確立されてもよい。別の例として、第1のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、LTEネットワーク上で確立されてもよい。
並行して、それぞれブロック308および310で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し、ならびに、第2のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し得る。このようにして、同じオーディオデータが、2つのワイヤレス通信経路上で送信および/または受信され得る。上記で説明したように、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路は、異なり得る(たとえば、異なるプロトコル、異なるネットワーク、異なるアンテナなど)。ただし、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して送信および/または受信されるオーディオデータ自体は、同じであり得る。一例として、同じ音声呼が、第1のワイヤレス通信経路と第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信/受信され得る。このようにして、二重通信経路上の同じデータセットの送信は、データ損失の可能性が低減され得るので、呼の信頼性/品質を高めることができる。
ブロック312で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築し得る。一実施形態では、2つのオーディオデータストリームが、2つのワイヤレス通信経路上で受信され得る。2つのオーディオデータストリームは、同じ元のオーディオデータストリームから生成されたものであり得る。ただし、送信干渉、信号の損失、機器故障、および/または他のエラーのために、完全な元のオーディオデータストリームが、第1のワイヤレス通信経路と第2のワイヤレス通信経路の両方上で受信されないことがある。サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサは、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれかまたは両方上で受信された元のオーディオデータストリームの部分を使用して、元のオーディオデータストリームを再構築することができる。このようにして、ワイヤレス通信経路の一方または両方が、元のオーディオデータストリームの完全な送信を実現しないことがあるにもかかわらず、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサは、実際に受信された部分で元のオーディオデータストリームを再構築することが可能であり得る。一実施形態では、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築することは、オーディオデータの2つの連続ストリームを比較して、オーディオデータの一方の連続ストリーム中の失われたセグメントを判断することを含み得る。失われた部分に基づいて、オーディオデータの他方の連続ストリームから満たされるべき部分を判断することができ、かつ/または、繰り返されるセグメントを破棄することができる。方法300は、ブロック308および310へ戻り、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を使用して送信/受信し続け得る。このようにして、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサは、二重通信経路を使用して、同じオーディオデータを継続的に送信/受信し得る。
図4は、複数の異なる通信経路上の2つの通信デバイス間のデータの送信/受信を管理するための、一実施形態の方法400を示す。一実施形態では、方法400の動作は、サーバのプロセッサによって実施され得る。一実施形態では、サーバプロセッサが、高優先度呼の指示を受信し得る。一実施形態では、高優先度呼の指示は、呼要求のヘッダ情報など、呼および/またはワイヤレス通信経路を確立するために開始デバイスから送られた情報中に含まれる情報であり得る。別の実施形態では、高優先度呼の指示は、開始デバイスからサーバプロセッサによって受信された追加のメッセージであり得る。任意のブロック404で、サーバプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路を確立し得る。一例として、第1のワイヤレス通信経路は、3Gワイヤレスネットワーク上で、サーバと開始ワイヤレスデバイス(すなわち、第1のデバイス)との間で確立され得る。ブロック404は任意であってもよく、その理由は、一実施形態では、高優先度呼の指示は、呼が第1のワイヤレス通信経路上ですでに確立された後、受信され得るからである。
ブロック406で、サーバプロセッサが、第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。一実施形態では、第2のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレス通信経路とは異なるワイヤレス通信経路であり得る。一例として、第1のワイヤレス通信経路が3G呼である場合、第2のワイヤレス通信経路は、別の3G呼であってもよい。一実施形態では、サーバプロセッサは、異なるワイヤレスプロトコルを使用して、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を確立するように構成され得る。一例として、第1のワイヤレス通信経路は、ボイスオーバーインターネットプロトコルを使用して確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、リアルタイムトランスポートプロトコルを使用して確立されてもよい。一実施形態では、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路は、まったく異なるワイヤレスネットワーク上で確立され得る。一例として、第1のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、Wi-Fiネットワーク上で確立されてもよい。別の例として、第1のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、LTEネットワーク上で確立されてもよい。このようにして、使用されるネットワークおよび/またはプロトコルにかかわらず、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路は、サーバと開始ワイヤレスデバイス(すなわち、第1のワイヤレスデバイス)との間で2つの別々の通信経路を確立し得る。
任意のブロック408で、サーバプロセッサが、第3の通信経路を確立し得る。一実施形態では、第3の通信経路は、サーバと、開始ワイヤレスデバイス(すなわち、第1のデバイス)によって最初にダイヤルされたワイヤード/ワイヤレスデバイスなど、宛先デバイス(すなわち、第2のデバイス)との間で確立された通信経路であり得る。一例として、第3の通信経路は、3Gワイヤレスネットワークおよび/または公衆交換電話網上で、サーバと宛先デバイス(すなわち、第2のデバイス)との間で確立され得る。一実施形態では、通信経路は、第1および/または第2のワイヤレス通信経路と同じタイプ(たとえば、ネットワーク、プロトコルなど)のものであり得る。別の実施形態では、第3の通信経路は、第1および/または第2のワイヤレス通信経路とは異なるタイプ(たとえば、ネットワーク、プロトコルなど)のものであり得る。ブロック408は任意であってもよく、その理由は、一実施形態では、高優先度呼の指示は、呼が開始デバイス(すなわち、第1のデバイス)と、サーバと、宛先デバイス(すなわち、第2のデバイス)との間ですでに確立された後、受信され得るものであり、データは、サーバと宛先デバイス(すなわち、第2のデバイス)との間ですでに交換中であるからである。
並行して、それぞれブロック410、412および416で、サーバプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し、第2のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し、ならびに、第3の通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し得る。このようにして、同じオーディオデータが、第1のデバイスとの2つのワイヤレス通信経路上で送信および/または受信され得る。上記で説明したように、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路は、異なり得る(たとえば、異なるプロトコル、異なるネットワーク、異なるアンテナなど)。ただし、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して送信および/または受信されるオーディオデータ自体は、同じであり得る。一例として、同じ音声呼が、第1のワイヤレス通信経路と第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信/受信され得る。このようにして、二重通信経路上の同じデータセットの送信は、データ損失の可能性が低減され得るので、呼の信頼性/品質を高めることができる。
ブロック414で、サーバプロセッサが、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築し得る。一実施形態では、2つのオーディオデータストリームが、2つのワイヤレス通信経路上で受信され得る。2つのオーディオデータストリームは、同じ元のオーディオデータストリームから生成されたものであり得る。ただし、送信干渉、信号の損失、機器故障、および/または他のエラーのために、完全な元のオーディオデータストリームが、第1のワイヤレス通信経路と第2のワイヤレス通信経路の両方上で受信されないことがある。サーバプロセッサは、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれかまたは両方上で受信された元のオーディオデータストリームの部分を使用して、元のオーディオデータストリームを再構築することができる。このようにして、ワイヤレス通信経路の一方または両方が、元のオーディオデータストリームの完全な送信を実現しないことがあるにもかかわらず、サーバプロセッサは、実際に受信された部分で元のオーディオデータストリームを再構築することが可能であり得る。一実施形態では、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築することは、オーディオデータの2つの連続ストリームを比較して、オーディオデータの一方の連続ストリーム中の失われたセグメントを判断することを含み得る。失われた部分に基づいて、オーディオデータの他方の連続ストリームから満たされるべき部分を判断することができ、かつ/または、繰り返されるセグメントを破棄することができる。オーディオデータの再構築された連続ストリームが、ブロック416で、第3の通信経路を介してサーバから第2のデバイスへ送信され得る。第2のデバイスからのオーディオデータの連続ストリームもまた、ブロック416で受信され、ブロック410および412で、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して、第1のデバイスへ送信され得る。
動作時、第1のデバイスは、ブロック410および412で、第1の通信経路および第2の通信経路を介して、サーバとデータを継続的に送信および受信中であり得る。第1のデバイスからサーバにおいて受信されたデータは、ブロック414で再構築され、ブロック416で、第3の通信経路を介して第2のデバイスへ送信され得る。一実施形態では、第2のデバイスからサーバにおいて受信されたデータは、第1のワイヤレス通信経路と第2のワイヤレス通信経路の両方を介して、サーバから第1のデバイスへ送信され得る。このようにして、第2のデバイスから受信された同じデータの2つのコピーが、サーバから第1のデバイスへ送られ得る。第1のデバイスとサーバとの間で確立された二重通信経路は、呼品質/信頼性を向上させ得る。
図5は、異なる通信経路上の2つの通信デバイス間のデータの送信/受信を管理するための、一実施形態の方法500を示す。第2のデバイスがワイヤレスデバイスである一実施形態では、方法500は、サーバと第2のワイヤレスデバイスとの間で追加のワイヤレス通信経路を確立するために、方法400と併せて使用され得る。一実施形態では、方法500の動作は、サーバのプロセッサによって実施され得る。ブロック502で、サーバプロセッサが、第3のワイヤレス通信経路上でオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し得る。一例として、第3のワイヤレス通信経路は、図4を参照しながら上記で説明したブロック416の方法と同様の方法で、3Gワイヤレスネットワーク上でサーバと第2のワイヤレスデバイスとの間で確立され得る。
ブロック504で、サーバプロセッサが、二重通信経路要求を第2のワイヤレスデバイスへ送り得る。一実施形態では、二重通信経路要求は、2つ以上のワイヤレス通信経路が確立され得ることを指示するため、および、サーバとの二重経路通信の確立を受け入れるかまたは防止する機会を提示するために、サーバから第2のワイヤレスデバイスへ送られる要求であり得る。一実施形態では、二重通信経路要求は、現在の呼が高優先度呼と指定されるという、サーバプロセッサによる判断時に、送られ得る。別の実施形態では、二重通信経路要求は、第2のワイヤレスデバイスが制限されたセルラーカバレージエリア、またはデッドゾーンに接近中であるという予測に基づいて、サーバプロセッサによって自動的に送られ得る。一例として、サーバプロセッサは、第2のワイヤレスデバイスから受信されたロケーションおよび速度ベクトル情報を使用して、第2のワイヤレスデバイスのための可能性のある移動経路を判断し得る。サーバプロセッサは、可能性のある移動経路をセルラーカバレージマップと比較して、第2のワイヤレスデバイスが制限されたセルラーカバレージエリアまたはデッドゾーンに入ることになるかまたは接近中であるかどうかを予測し得る。第2のワイヤレスデバイスが制限されたセルラーカバレージエリアまたはデッドゾーンに接近中であると予測すると、二重通信経路要求が送られ得る。さらなる実施形態では、二重通信経路要求は、ユーザ、サーバ、および/またはデバイス設定、発呼者ID、呼品質情報、時刻、曜日、ネットワーク使用レベル、コスト判断(たとえば、データ価格設定情報)、電力使用量、デバイスバッテリーレベル情報、データ使用量、呼タイプ(たとえば、直接ダイヤルされた呼、転送された呼、会議呼)などに基づいて送られ得る。一実施形態では、二重通信経路要求は、第3のワイヤレス通信経路を介して送られ得る。別の実施形態では、二重通信経路要求は、第3のワイヤレス通信経路の外側で送られ得る。
判断ブロック506で、サーバプロセッサが、二重通信経路要求が受け入れられたかどうかを判断し得る。一実施形態では、サーバプロセッサは、二重通信経路受入れ指示を含むメッセージ、または二重通信経路拒否指示を含むメッセージなど、第2のワイヤレスデバイスから受信されたメッセージに基づいて、二重通信経路要求が受け入れられたかどうかを判断し得る。二重通信経路要求が受け入れられない(すなわち、判断ブロック506=「No」である)場合、ブロック508で、サーバが、二重通信経路拒否指示を第1のワイヤレスデバイスへ送り得る。
二重通信経路要求が受け入れられる(すなわち、判断ブロック506=「Yes」である)場合、ブロック510で、サーバが、サーバと第2のワイヤレスデバイスとの間で第4のワイヤレス通信経路を確立し得る。一実施形態では、第4のワイヤレス通信経路は、第3のワイヤレス通信経路とは異なるワイヤレス通信経路であり得る。一例として、第3のワイヤレス通信経路が3G呼である場合、第4のワイヤレス通信経路は、別の3G呼であってもよい。一実施形態では、サーバプロセッサは、異なるワイヤレスプロトコルを使用して、第3のワイヤレス通信経路および第4のワイヤレス通信経路を確立するように構成され得る。一例として、第3のワイヤレス通信経路は、ボイスオーバーインターネットプロトコルを使用して確立されてもよく、第4のワイヤレス通信経路は、リアルタイムトランスポートプロトコルを使用して確立されてもよい。一実施形態では、第3のワイヤレス通信経路および第4のワイヤレス通信経路は、まったく異なるワイヤレスネットワーク上で確立されてもよい。一例として、第3のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第4のワイヤレス通信経路は、Wi-Fiネットワーク上で確立されてもよい。別の例として、第3のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第4のワイヤレス通信経路は、LTEネットワーク上で確立されてもよい。
並行して、それぞれブロック512および514で、サーバプロセッサが、第3のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し、ならびに、第4のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し得る。このようにして、同じオーディオデータが、2つのワイヤレス通信経路上で送信および/または受信され得る。上記で説明したように、第3のワイヤレス通信経路および第4のワイヤレス通信経路は、異なり得る(たとえば、異なるプロトコル、異なるネットワークなど)。ただし、第3のワイヤレス通信経路および第4のワイヤレス通信経路を介して送信および/または受信されるオーディオデータ自体は、同じであり得る。一例として、同じ音声呼が、第3のワイヤレス通信経路と第4のワイヤレス通信経路の両方上で送信/受信され得る。このようにして、二重通信経路上の同じデータセットの送信は、データ損失の可能性が低減され得るので、呼の信頼性/品質を高めることができる。
ブロック516で、サーバプロセッサが、第3の通信経路と第4の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築し得る。一実施形態では、サーバプロセッサは、第3の通信経路と第4の通信経路のいずれかまたは両方上で受信された元のオーディオデータストリームの部分を使用して、元のオーディオデータストリームを再構築することができる。このようにして、ワイヤレス通信経路の一方または両方が、元のオーディオデータストリームの完全な送信を実現しないことがあるにもかかわらず、サーバプロセッサは、実際に受信された部分で元のオーディオデータストリームを再構築することが可能であり得る。一実施形態では、第3の通信経路と第4の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築することは、オーディオデータの2つの連続ストリームを比較して、オーディオデータの一方の連続ストリーム中の失われたセグメントを判断することを含み得る。失われた部分に基づいて、オーディオデータの他方の連続ストリームから満たされるべき部分を判断することができ、かつ/または、繰り返されるセグメントを破棄することができる。
加えて、ブロック512、514、および516で実行される方法500の動作と並行して、図4を参照しながら上記で説明した方法400の同様の番号のブロック410、412、および414の動作が、サーバプロセッサによって実行されて、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して、データが第1のワイヤレスデバイスへ送信/から受信され得る。このようにして、両方のデバイスとサーバとの間で確立された二重通信経路を介して、サーバを介して第1のワイヤレスデバイスと第2のワイヤレスデバイスとの間で、同じオーディオデータが継続的に送信および受信され得る。両方のデバイスとサーバとの間の追加のワイヤレス通信経路は、呼品質/信頼性を向上させ得る。
図6は、ワイヤレスデバイスにおいて二重経路通信を送信/受信するための、一実施形態の方法600を示す。一実施形態では、方法600の動作は、ワイヤレスデバイスのプロセッサによって実行され得る。ブロック601で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第3のワイヤレス通信経路を確立し得る。一実施形態では、第3のワイヤレス通信経路は、ワイヤレスデバイスとサーバとの間で確立され得る。一例として、ワイヤレス通信経路は、3Gワイヤレスネットワーク上で、ワイヤレスデバイスとサーバとの間で確立され得る。一実施形態では、第3のワイヤレス通信経路は、別のワイヤレスデバイスからサーバを介して受信された呼に応答して確立され得る。ブロック602で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、オーディオデータをキャプチャし得る。一実施形態では、オーディオデータをキャプチャすることは、ワイヤレスデバイスのマイクロフォンからオーディオ入力を受信し、オーディオデータを送信のために準備すること、ならびに、ユーザへの出力のために、受信されたデータをオーディオ出力に変換し、オーディオ出力をワイヤレスデバイスのスピーカーへ送ることを含み得る。ブロック604で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第3のワイヤレス通信経路上でオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し得る。一実施形態では、オーディオデータの連続ストリームは、2人以上のユーザ間で行われている電話での会話であり得る。
判断ブロック606で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、二重通信経路要求が受信されたかどうかを判断し得る。一実施形態では、二重通信経路要求は、2つ以上のワイヤレス通信経路が確立され得ることを指示するため、および、サーバとの二重経路通信の確立を受け入れるかまたは防止する機会をワイヤレスデバイスに提示するために、サーバからワイヤレスデバイスへ送られる要求であり得る。一実施形態では、二重通信経路要求は、二重通信経路要求指示を含むメッセージなど、サーバから受信されるメッセージであり得る。二重通信経路要求が受信されない(すなわち、判断ブロック606=「No」である)場合、ブロック602で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、オーディオデータをキャプチャし続けることができ、ブロック604で、第3のワイヤレス通信経路上でオーディオデータを送信/受信することができる。
二重通信経路要求が受信される(すなわち、判断ブロック606=「Yes」である)場合、ブロック608で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、ワイヤレスデバイスのディスプレイに二重通信経路要求を表示させ得る。一実施形態では、二重通信経路要求は、ユーザ、サーバ、および/またはデバイス設定に関する情報、発呼者ID、呼品質、時刻、曜日、ネットワーク使用レベル、コスト判断(たとえば、データ価格設定情報)、電力使用量、デバイスバッテリーレベル、データ使用量、呼タイプ(たとえば、直接ダイヤルされた呼、転送された呼、会議呼)などの情報を含み得る。ワイヤレスデバイスによって表示された二重通信経路要求は、二重通信経路要求中に含まれる情報の少なくとも一部分を含み得る。このようにして、ワイヤレスデバイスのユーザは、二重経路通信を可能にすることに関連するコストおよび利益についての情報を与えられ得る。
判断ブロック610で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、ユーザ受入れ指示が受信され得るかどうかを判断し得る。一実施形態では、ユーザ受入れ指示は、ボタンを押すイベント、またはタッチスクリーン選択など、ユーザが二重通信経路の確立を承認することを指示するユーザ入力であり得る。ユーザが二重通信経路要求を受け入れない(すなわち、判断ブロック610=「No」である)場合、ブロック612で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、二重通信経路拒否指示をサーバへ送ることができ、方法600はブロック602へ進み得る。ユーザが二重通信経路要求を受け入れる(すなわち、判断ブロック610=「Yes」である)場合、ブロック613で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、二重通信経路受入れ指示をサーバへ送り得る。一実施形態では、二重通信経路受入れ指示は、ワイヤレスデバイスからサーバへ送られる、追加のワイヤレス通信経路が確立され得ることを指示するメッセージであり得る。
ブロック614で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第4のワイヤレス通信経路を確立し得る。一実施形態では、第4のワイヤレス通信経路は、第3のワイヤレス通信経路とは異なるワイヤレス通信経路であり得る。一実施形態では、ワイヤレスデバイスプロセッサは、一度に2つ以上の呼を確立するように構成されてもよく、第4のワイヤレス通信経路は、ワイヤレスデバイスとサーバとの間の第2の呼として確立されてもよい。一例として、第3のワイヤレス通信経路が3G呼である場合、第4のワイヤレス通信経路は、別の3G呼であってもよい。一実施形態では、ワイヤレスデバイスプロセッサは、同じおよび/または異なるアンテナを使用して、第3のワイヤレス通信経路および第4のワイヤレス通信経路を確立するように構成され得る。一実施形態では、ワイヤレスデバイスプロセッサは、異なるワイヤレスプロトコルを使用して、第3のワイヤレス通信経路および第4のワイヤレス通信経路を確立するように構成され得る。一例として、第3のワイヤレス通信経路は、ボイスオーバーインターネットプロトコルを使用して確立されてもよく、第4のワイヤレス通信経路は、リアルタイムトランスポートプロトコルを使用して確立されてもよい。一実施形態では、第3のワイヤレス通信経路および第4のワイヤレス通信経路は、まったく異なるワイヤレスネットワーク上で確立されてもよい。一例として、第3のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第4のワイヤレス通信経路は、Wi-Fiネットワーク上で確立されてもよい。別の例として、第3のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第4のワイヤレス通信経路は、LTEネットワーク上で確立されてもよい。
ブロック616で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、ブロック602を参照しながら上記で説明した方法で、オーディオデータをキャプチャし続け得る。並行して、それぞれブロック618および620で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第3のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し、ならびに、第4のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し得る。このようにして、同じオーディオデータが、2つのワイヤレス通信経路上で送信および/または受信され得る。上記で説明したように、第3のワイヤレス通信経路および第4のワイヤレス通信経路は、異なり得る(たとえば、異なるプロトコル、異なるネットワーク、異なるアンテナなど)。ただし、第3のワイヤレス通信経路および第4のワイヤレス通信経路を介して送信および/または受信されるオーディオデータ自体は、同じであり得る。一例として、音声呼では、キャプチャされたオーディオデータが音声呼であってもよく、同じ音声呼が、第3のワイヤレス通信経路と第4のワイヤレス通信経路の両方上で送信/受信され得る。このようにして、二重通信経路上の同じデータセットの送信は、データ損失の可能性が低減され得るので、呼の信頼性/品質を高めることができる。
ブロック622で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第3の通信経路と第4の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築し得る。一実施形態では、2つのオーディオデータストリームが、2つのワイヤレス通信経路上で受信され得る。2つのオーディオデータストリームは、同じ元のオーディオデータストリームから生成されたものであり得る。ただし、送信干渉、信号の損失、機器故障、および/または他のエラーのために、完全な元のオーディオデータストリームが、第3のワイヤレス通信経路と第4のワイヤレス通信経路の両方上で受信されないことがある。ワイヤレスデバイスプロセッサは、第3の通信経路と第4の通信経路のいずれかまたは両方上で受信された元のオーディオデータストリームの部分を使用して、元のオーディオデータストリームを再構築することができる。このようにして、ワイヤレス通信経路の一方または両方が、元のオーディオデータストリームの完全な送信を実現しないことがあるにもかかわらず、ワイヤレスデバイスプロセッサは、実際に受信された部分で元のオーディオデータストリームを再構築することが可能であり得る。一実施形態では、第3の通信経路と第4の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築することは、オーディオデータの2つの連続ストリームを比較して、オーディオデータの一方の連続ストリーム中の失われたセグメントを判断することを含み得る。失われた部分に基づいて、オーディオデータの他方の連続ストリームから満たされるべき部分を判断することができ、かつ/または、繰り返されるセグメントを破棄することができる。方法600は、ブロック616へ進むことができ、このようにして、オーディオデータを継続的にキャプチャ、送信/受信、および再構築することができる。
図7は、各ワイヤレス通信経路内で同じタイプのワイヤレスネットワークを使用して、実施形態の方法200、300、400、500、および/または600によって確立された例示的なワイヤレス通信経路を示す。第1のワイヤレスデバイス702は、サーバ710との第1のワイヤレス通信経路を確立し得る。第1のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレスデバイス702と、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク708との間で、3G接続などのワイヤレス接続704を含み得る。ワイヤレスネットワーク708は、サーバ710と通信中であり得る。第1のワイヤレスデバイス702はまた、サーバ710との第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。第2のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレスデバイス702と、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク708との間で、3G接続などのワイヤレス接続706を含み得る。サーバ710は、第2のワイヤレスデバイス718との第3のワイヤレス通信経路を確立し得る。サーバ710は、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク712と通信中であり得る。一実施形態では、ワイヤレスネットワーク708および712は、同じワイヤレスネットワークであってもよく、または、異なるキャリア/事業者によって運用される同じタイプのワイヤレスネットワークであってもよい。第3のワイヤレス通信経路は、ワイヤレスネットワーク712と第2のワイヤレスデバイス718との間で、3G接続などのワイヤレス接続714を含み得る。サーバ710は、第2のワイヤレスデバイス718との第4のワイヤレス通信経路を確立し得る。第4のワイヤレス通信経路は、ワイヤレスネットワーク712と第2のワイヤレスデバイス718との間で、3G接続などのワイヤレス接続716を含み得る。
様々な実施形態によって二重通信を確立するために、第1のワイヤレスデバイス702、サーバ710、および第2のワイヤレスデバイス718によって実行され得る例示的な動作は、第1のワイヤレスデバイス702が、ワイヤレス接続704およびワイヤレスネットワーク708を介してサーバに接続して、第1のワイヤレス経路を確立することを含み得る。一例として、第1のワイヤレスデバイス702は、第2のワイヤレスデバイスに向けられた音声呼を開始してもよく、その呼が高優先度呼であることを指示し、第1のワイヤレス通信経路を確立し得る。サーバ710は、ワイヤレスネットワーク712およびワイヤレス接続714を介して、その呼を第2のワイヤレスデバイス718に接続して、第3のワイヤレス経路を確立し得る。オーディオデータは、第1のワイヤレスデバイス702と第2のワイヤレスデバイス718の両方においてキャプチャされ得る。キャプチャされたオーディオデータは、サーバ710を介して、第1のワイヤレスデバイス702と第2のワイヤレスデバイス718との間で送信/受信され得る。呼が高優先度であり得ることをユーザが指示するなどのトリガイベントに応答して、第1のワイヤレスデバイス702は、ワイヤレス接続706およびワイヤレスネットワーク708を介して、サーバ710への第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。次いで、第1のワイヤレスデバイス702は、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して、同じデータを送信および受信し得る。サーバ710は、呼が高優先度呼であると識別することができ、二重通信経路要求を第2のワイヤレスデバイス718へ送ることができる。ユーザが二重経路通信を承認することに応答して、第2のワイヤレスデバイス718は、ワイヤレス接続716およびワイヤレスネットワーク712を介して、サーバ710への第4のワイヤレス通信経路を確立し得る。次いで、第2のワイヤレスデバイス718は、第3のワイヤレス通信経路および第4のワイヤレス通信経路を介して、同じデータを送信および受信し得る。このようにして、4つの通信経路が確立され得る間、オーディオ呼である同じ連続オーディオデータストリームが、ワイヤレスデバイス702、718の各々とサーバ710との間で2つのワイヤレス通信経路を介して、連続的に送信および/または受信さ
れ得る。
図8は、各ワイヤレス通信経路内で異なるワイヤレスネットワークタイプを使用して、実施形態の方法200、300、400、500、および/または600によって確立された例示的なワイヤレス通信経路を示す。第1のワイヤレスデバイス802は、サーバ814との第1のワイヤレス通信経路を確立し得る。第1のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレスデバイス802と、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク808との間で、3G接続などのワイヤレス接続804を含み得る。ワイヤレスネットワーク808は、サーバ814と通信中であり得る。第1のワイヤレスデバイス802はまた、サーバ814との第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。第2のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレスデバイス802と、インターネット816に接続されたWi-Fiアクセスポイントなどのワイヤレスネットワーク810との間で、Wi-Fi接続などのワイヤレス接続806を含み得る。サーバ814は、インターネット816に接続されてもよく、このようにして、サーバ814と第1のワイヤレスデバイス802との間で第2のワイヤレス通信経路が確立され得る。サーバ814は、第2のワイヤレスデバイス824との第3のワイヤレス通信経路を確立し得る。サーバ814は、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク820と通信中であり得る。一実施形態では、ワイヤレスネットワーク808および820は、同じワイヤレスネットワークであってもよく、または、異なるキャリア/事業者によって運用される同じタイプのワイヤレスネットワークであってもよい。第3のワイヤレス通信経路は、ワイヤレスネットワーク820と第2のワイヤレスデバイス824との間で、3G接続などのワイヤレス接続822を含み得る。サーバ814は、第2のワイヤレスデバイス824との第4のワイヤレス通信経路を確立し得る。第4のワイヤレス通信経路は、第2のワイヤレスデバイス824と、インターネット816に接続されたWi-Fiアクセスポイントなどのワイヤレスネットワーク818との間で、Wi-Fi接続などのワイヤレス接続826を含み得る。サーバ814は、インターネット816に接続されてもよく、このようにして、サーバ814と第2のワイヤレスデバイス824との間で第4のワイヤレス通信経路が確立され得る。
様々な実施形態によって二重通信を確立するために、第1のワイヤレスデバイス802、サーバ814、および第2のワイヤレスデバイス824によって実行され得る例示的な動作は、異なるワイヤレス通信プロトコル、および/またはまったく異なるワイヤレスネットワークを使用して、第1、第2、第3、および第4のワイヤレス通信経路が確立され得ることを除いて、図7を参照しながら上記で説明した動作と同じであり得る。
図9は、各ワイヤレス通信経路内で異なるワイヤレスネットワークタイプを使用して、実施形態の方法200、300、400、500、および/または600によって確立された例示的なワイヤレス通信経路を示す。第1のワイヤレスデバイス902は、サーバ912との第1のワイヤレス通信経路を確立し得る。第1のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレスデバイス902と、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク910との間で、3G接続などのワイヤレス接続904を含み得る。ワイヤレスネットワーク910は、サーバ912と通信中であり得る。第1のワイヤレスデバイス902はまた、サーバ912との第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。第2のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレスデバイス902と、LTEネットワークなどのワイヤレスネットワーク908との間で、LTE接続などのワイヤレス接続906を含み得る。サーバ912は、第2のワイヤレスデバイス924との第3のワイヤレス通信経路を確立し得る。サーバ912は、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク918と通信中であり得る。一実施形態では、ワイヤレスネットワーク918および910は、同じワイヤレスネットワークであってもよく、または、異なるキャリア/事業者によって運用される同じタイプのワイヤレスネットワークであってもよい。第3のワイヤレス通信経路は、ワイヤレスネットワーク918と第2のワイヤレスデバイス924との間で、3G接続などのワイヤレス接続920を含み得る。サーバ912は、第2のワイヤレスデバイス924との第4のワイヤレス通信経路を確立し得る。第4のワイヤレス通信経路は、LTEネットワークなどのワイヤレスネットワーク916と、第2のワイヤレスデバイス924との間で、LTE接続などのワイヤレス接続922を含み得る。ワイヤレスネットワーク916は、サーバ912と通信中であり得る。一実施形態では、ワイヤレスネットワーク916および908は、同じワイヤレスネットワークであってもよく、または、異なるキャリア/事業者によって運用される同じタイプのワイヤレスネットワークであってもよい。
様々な実施形態によって二重通信を確立するために、第1のワイヤレスデバイス902、サーバ912、および第2のワイヤレスデバイス924によって実行され得る例示的な動作は、まったく異なるワイヤレスネットワークを使用して、第1、第2、第3、および第4のワイヤレス通信経路が確立され得ることを除いて、図7を参照しながら上記で説明した動作と同じであり得る。
図10は、方法1000では、追加のワイヤレス通信経路がユーザ承認に応答して確立され得ることを除いて、図2を参照しながら上記で説明した方法200と同様に、ワイヤレスデバイスにおいて二重経路通信を送信/受信するための、一実施形態の方法1000を示す。ブロック206、208、および210で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、図2を参照しながら上記で説明した方法200の同様の番号のブロックの動作を実行し得る。トリガイベントが発生する(すなわち、判断ブロック210=「Yes」である)場合、ブロック1002で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、ワイヤレスデバイスのディスプレイ上にユーザ承認プロンプトを表示し得る。一実施形態では、ユーザ承認プロンプトは、二重経路通信が確立され得るというワイヤレスデバイスのユーザへの指示、および/または、二重経路通信の承認または不承認を指示するためのユーザ入力の要求の指示であり得る。さらなる実施形態では、ユーザ承認プロンプトは、ユーザ、サーバ、および/またはデバイス設定に関する情報、発呼者ID、呼品質、時刻、曜日、ネットワーク使用レベル、コスト判断(たとえば、データ価格設定情報)、電力使用量、デバイスバッテリーレベル、データ使用量、呼タイプ(たとえば、直接ダイヤルされた呼、転送された呼、会議呼)など、二重経路通信に関連する情報を含み得る。このようにして、ワイヤレスデバイスのユーザは、二重経路通信を可能にすることに関連するコストおよび利益についての情報を与えられ得る。
判断ブロック1004で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、ユーザ承認指示が受信されるかどうかを判断し得る。一実施形態では、ユーザ承認指示は、ボタンを押すこと、またはタッチスクリーン選択、ユーザ承認プロンプトの表示に応答した入力などのユーザ入力であり得る。ユーザ承認が受信されない(すなわち、判断ブロック1004=「No」である)場合、方法1000は、ブロック206へ進み、単一経路通信を続け得る。ユーザ承認が受信される(すなわち、判断ブロック1004=「Yes」である)場合、ブロック212および214で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、図2を参照しながら上記で説明した方法200の同様の番号のブロックの動作を実行し得る。ブロック1006で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、図2を参照しながら上記で説明したブロック216、218、および220の動作を実行することによって、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路上で/を使用して、同じオーディオデータの連続ストリームを送信、受信、および/または再構築し得る。
図11は、方法1100では、追加のワイヤレス通信経路が追加のワイヤレスデバイスを介して確立されることを除いて、図2を参照しながら上記で説明した方法200と同様に、追加のワイヤレスデバイスを介して二重経路通信を確立するための、一実施形態の方法1100を示す。ブロック206、208、および210で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、図2を参照しながら上記で説明した方法200の同様の番号のブロックの動作を実行し得る。トリガイベントが発生する(すなわち、判断ブロック210=「Yes」である)場合、ブロック1102で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、追加のワイヤレスデバイスが利用可能であり得るかどうかを判断し得る。一実施形態では、追加のワイヤレスデバイスが、通信をワイヤレスデバイス、および第1のワイヤレス通信経路のための宛先デバイスへ送信/から受信することを可能にされる場合、追加のワイヤレスデバイスが利用可能であり得る。一実施形態では、追加のワイヤレスデバイスは、ワイヤレスデバイスから送られた利用可能性クエリに応答することによって、利用可能性をワイヤレスデバイスに指示し得る。追加のワイヤレスデバイスが利用可能でない(すなわち、判断ブロック1102=「No」である)場合、方法1100は、ブロック206へ進み、単一経路通信を続け得る。
追加のワイヤレスデバイスが利用可能である(すなわち、判断ブロック1102=「Yes」である)場合、ブロック1104で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、追加のワイヤレスデバイスとのローカル接続を確立し得る。一実施形態では、ローカル接続は、BlueTooth(登録商標)接続などのワイヤレス接続、近距離通信接続などであり得る。ブロック1106で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、ローカル接続を使用して、追加のワイヤレスデバイスを介して第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。一実施形態では、ワイヤレスデバイスプロセッサが、追加のワイヤレスデバイス上の二重経路通信促進クライアントと対話して、第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。さらなる実施形態では、追加のワイヤレスデバイス上の二重経路通信促進クライアントは、ローカル接続上でワイヤレスデバイスへ/から、ならびに宛先デバイス(たとえば、サーバおよび/または第2のワイヤレスデバイス)へ/から、情報を通信するために必要な対話を管理し得る。ブロック1108で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、ブロック206を参照しながら上記で説明した方法で、オーディオデータをキャプチャし続け得る。
並行して、それぞれブロック1110および1112で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し、ならびに、追加のワイヤレスデバイスを介して確立された第2のワイヤレス通信経路上で、同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し得る。このようにして、同じオーディオデータが、2つのワイヤレス通信経路上で送信および/または受信され得る。このようにして、二重通信経路上の同じデータセットの送信は、データ損失の可能性が低減され得るので、呼の信頼性/品質を高めることができる。図2を参照しながら上記で説明したように、ブロック220で、ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1の通信経路と第2の通信経路のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータの連続ストリームを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築し得る。
図12は、実施形態の方法1100によって確立された例示的なワイヤレス通信経路を示す。第1のワイヤレスデバイス1202は、サーバ1214との第1のワイヤレス通信経路を確立し得る。第1のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレスデバイス1202と、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク1212との間で、3G接続などのワイヤレス接続1208を含み得る。ワイヤレスネットワーク1212は、サーバ1214と通信中であり得る。第1のワイヤレスデバイス1202はまた、サーバ1214との第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。第2のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレスデバイスと追加のワイヤレスデバイス1204との間で確立された、BlueTooth(登録商標)接続などのローカルワイヤレス接続1206を含み得る。追加のワイヤレスデバイス1204は、追加のワイヤレスデバイス1204と、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク1212との間で、3G接続などのワイヤレス接続1210を確立し得る。このようにして、第2のワイヤレス通信経路が、追加のワイヤレスデバイスを介して確立され得る。代替として、追加のワイヤレスデバイス1204は、ワイヤレスアクセスポイント1228などのワイヤレスネットワーク1228との、Wi-Fi接続などのワイヤレス接続を確立し得る。ワイヤレスネットワーク1228は、インターネット1230に接続することができ、サーバ1214は、インターネット1230に接続することができる。このようにして、追加のワイヤレスデバイスを介して、ならびに、異なるネットワークを介して、かつ/または異なるプロトコルを使用して、第2のワイヤレス通信経路が確立され得る。
図13は、データパケットインデックスに基づいて、連続データストリームを再構築するための、一実施形態の方法1300を示す。一実施形態では、方法1300の動作は、ワイヤレスデバイスのプロセッサによって実施され得る。別の実施形態では、方法1300の動作は、サーバのプロセッサによって実行され得る。ブロック1302で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路を確立し得る。一実施形態では、ワイヤレス通信経路は、サーバ/ワイヤレスデバイスと開始ワイヤレスデバイスとの間で確立され得る。一例として、ワイヤレス通信経路は、3Gワイヤレスネットワーク上で、サーバ/ワイヤレスデバイスと開始ワイヤレスデバイスとの間で確立され得る。
ブロック1304で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。一実施形態では、第2のワイヤレス通信経路は、第1のワイヤレス通信経路とは異なるワイヤレス通信経路であり得る。一実施形態では、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサは、一度に2つ以上の呼を確立するように構成されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、開始ワイヤレスデバイスとサーバ/ワイヤレスデバイスとの間の第2の呼として確立されてもよい。一例として、第1のワイヤレス通信経路が3G呼である場合、第2のワイヤレス通信経路は、別の3G呼であってもよい。一実施形態では、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサは、異なるワイヤレスプロトコルを使用して、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を確立するように構成され得る。一例として、第1のワイヤレス通信経路は、ボイスオーバーインターネットプロトコルを使用して確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、リアルタイムトランスポートプロトコルを使用して確立されてもよい。一実施形態では、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路は、まったく異なるワイヤレスネットワーク上で確立され得る。一例として、第1のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、Wi-Fiネットワーク上で確立されてもよい。別の例として、第1のワイヤレス通信経路は、3Gネットワーク上で確立されてもよく、第2のワイヤレス通信経路は、LTEネットワーク上で確立されてもよい。
並行して、それぞれブロック1306および1308で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路上で、同じオーディオデータの連続ストリームの部分を一連のインデックス付きパケットとして送信/受信し、ならびに、第2のワイヤレス通信経路上で同じオーディオデータの連続ストリームを送信/受信し得る。このようにして、同じオーディオデータが、同じ一連のインデックス付きパケットとして、2つのワイヤレス通信経路上で送信および/または受信され得る。上記で説明したように、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路は、異なり得る(たとえば、異なるプロトコル、異なるネットワーク、異なるアンテナなど)。ただし、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して送信および/または受信されるオーディオデータ自体は、同じ一連のインデックス付きパケットであり得る。このようにして、二重通信経路上の同じデータセットの送信は、データ損失の可能性が低減され得るので、呼の信頼性/品質を高めることができる。
ブロック1310で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、受信されたパケットを比較し得る。一実施形態では、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサは、失われたパケット、および/または受信された冗長パケットを識別するために、受信されたパケットのためのパケットインデックスを互いに比較し得る。ブロック1312で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、受信された冗長パケットを破棄し得る。このようにして、冗長パケットを排除することができ、2つの受信されたデータストリームを記憶するためのデータ記憶の必要性が低減され得る。
ブロック1314で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、受信された部分とデータパケットインデックスのいずれかまたは両方を使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築し得る。一実施形態では、第1の通信経路を介して受信された部分から失われたパケットが、第2の通信経路を介して受信されたパケットで差し替えられ得る。次いで、方法1300は、ブロック1306および1308へ戻り、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を使用して送信/受信し続け得る。
図14は、実施形態の方法1300によって確立された例示的なワイヤレス通信経路を示す。ワイヤレスデバイス1402は、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク1404との、3G接続などのワイヤレス接続1406を介して、サーバ1410との第1のワイヤレス通信経路を確立し得る。ワイヤレスネットワーク1404は、サーバ1410と通信中であり得る。ワイヤレスデバイス1402はまた、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク1404との、3G接続などのワイヤレス接続1408を介して、サーバ1410との第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。
動作時、ワイヤレスデバイス1402は、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して、インデックス付きパケットの同じ連続ストリームをサーバへ送信/から受信し得る。上記で説明したように、元のストリームは、インデックス付きパケット1、2、3、4、5、および6の2つの等しいストリームとして、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して送られ得る。同じ連続ストリームが送信され得るが、様々な通信エラーのために、異なるストリームであるストリーム1およびストリーム2が受信され得る。一例として、受信されたストリーム1は、インデックス付きパケット1、2、4、および6を含み得るが、受信されたストリーム2は、インデックス付きパケット2、3、5、および6を含み得る。一実施形態では、ストリーム1およびストリーム2を受信するサーバ1410(または、代替として、サーバ1410からワイヤレスデバイス1402へ送信される場合、ワイヤレスデバイス1402)は、ストリーム1をストリーム2と比較し、重複するインデックス付きパケット2および6をストリーム1から破棄し得る。さらなる実施形態では、2つのストリームであるストリーム1およびストリーム2が結合されて、元のデータストリームが再構築され得る。ストリーム2から失われたインデックス付きパケットは、ストリーム1から利用可能なパケットを使用して満たされ得る。このようにして、再構築されたストリームは、インデックス付きパケット1、2、3、4、5、および6を含むことができ、元のストリームと同じであり得る。
図15は、方法1500では、異なる送信構造をもつデータストリームに基づいて、連続データストリームが再構築され得ることを除いて、図13を参照しながら上記で説明した方法1300と同様に、連続データストリームを再構築するための、一実施形態の方法1500を示す。一実施形態では、方法1500の動作は、ワイヤレスデバイスのプロセッサによって実施され得る。別の実施形態では、方法1500の動作は、サーバのプロセッサによって実行され得る。ブロック1302および1304で、図13を参照しながら上記で説明した方法1300の同様の番号のブロックの動作が、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサによって実行されて、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路が確立され得る。
ブロック1502で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、第1のワイヤレス通信経路上で、同じオーディオデータの連続ストリームの部分を、連続したパケット中の連続フレームとして送信/受信することができ、並行して、ブロック1504で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、第2のワイヤレス通信経路上で、同じオーディオデータの連続ストリームを、連続したパケット中のインターリーブフレームとして送信/受信することができる。このようにして、同じオーディオデータが、異なる送信構造を使用して、2つのワイヤレス通信経路上で送信および/または受信され得る。一例として、第1のワイヤレス通信経路では、フレームは、第1のパケット中のフレーム1、2、および3、ならびに第2のパケット中のフレーム4、5、および6など、様々なパケット中の連続構造で送られ得る。第2のワイヤレス通信経路では、フレームは、第1のパケット中の奇数フレーム1、3、および5、ならびに第2のパケット中の偶数フレーム2、4、および6など、様々なパケット中のインターリーブ構造で送られ得る。上記で説明したように、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路は、異なり得る(たとえば、異なるプロトコル、異なるネットワーク、異なるアンテナなど)。ただし、異なる順序で送信されるが、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して送信および/または受信されるオーディオデータ自体は、同じフレームであり得る。このようにして、二重通信経路上の同じデータセットの送信は、データ損失の可能性が低減され得るので、呼の信頼性/品質を高めることができる。
ブロック1506で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、受信されたパケットを比較し得る。一実施形態では、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサは、失われたパケット、受信された冗長パケットを識別し、かつ/または、受信された各パケット内のフレームを識別するために、受信されたパケットのためのパケットインデックスを互いに比較し得る。ブロック1508で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、受信された冗長フレームを破棄し得る。このようにして、冗長フレームを排除することができ、2つの受信されたデータストリームを記憶するためのデータ記憶の必要性が低減され得る。
ブロック1510で、サーバ/ワイヤレスデバイスプロセッサが、受信されたフレームのいずれかまたは両方を使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築し得る。一実施形態では、第1の通信経路を介して受信された部分から失われたフレームが、第2の通信経路を介して受信されたフレームで差し替えられ得る。次いで、方法1500は、ブロック1502および1504へ戻り、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を使用して送信/受信し続け得る。
図16は、実施形態の方法1500によって確立された例示的なワイヤレス通信経路を示す。ワイヤレスデバイス1602は、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク1604との、3G接続などのワイヤレス接続1606を介して、サーバ1610との第1のワイヤレス通信経路を確立し得る。ワイヤレスネットワーク1604は、サーバ1610と通信中であり得る。ワイヤレスデバイス1602はまた、3Gネットワークなどのワイヤレスネットワーク1604との、3G接続などのワイヤレス接続1608を介して、サーバ1610との第2のワイヤレス通信経路を確立し得る。
動作時、ワイヤレスデバイス1602は、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して、フレームの同じ連続ストリームをサーバへ送信/から受信し得る。上記で説明したように、フレーム1、2、3、4、5、および6の元のストリームは、異なる送信構造を介して、第1のワイヤレス通信経路および第2のワイヤレス通信経路を介して送られ得る。ストリーム1では、フレーム1、2、3、4、5、および6が、それぞれ、2つのパケットであるパケット1.1およびパケット1.2中の連続構造で送られ得る。フレーム1、2、および3は、パケット1.1中で送られてもよく、フレーム4、5、および6は、パケット1.2中で送られてもよい。ストリーム2では、フレーム1、2、3、4、5、および6が、それぞれ、2つのパケットであるパケット2.1およびパケット2.2中のインターリーブ構造で送られ得る。奇数フレーム1、3、および5は、パケット2.1中で送られてもよく、偶数フレーム2、4、および6は、パケット2.2中で送られてもよい。同じ連続ストリームが送信され得るが、両方のストリームが同時にブロックされるなど、様々な通信エラーのために、異なるストリームであるストリーム1およびストリーム2が受信され得る。一例として、それぞれ、各ストリームの第2のパケットであるパケット1.2およびパケット2.2は、両方のストリームが同時にブロックされるためにドロップされることがある。一実施形態では、ストリーム1およびストリーム2を受信するサーバ1610(または、代替として、サーバ1610からワイヤレスデバイス1602へ送信される場合、ワイヤレスデバイス1602)は、ストリーム1をストリーム2と比較し、重複するフレーム1および3をストリーム2から破棄し得る。2つのストリームであるストリーム1およびストリーム2からの、残っているフレーム1、2、3、および5が結合されて、元のデータストリームのうち可能な限り多くが再構築され得る。このようにして、再構築されたストリームは、フレーム1、2、3、および5を含み得る。完全な元のデータストリームではないが、再構築されたストリームは、両方のストリームが同じ送信構造を使用していた場合に損失したであろうフレーム(すなわち、フレーム5)を含む。このようにして、両方の通信経路が同時にブロックされることがあ
るにもかかわらず、損失フレームの数が低減され得る。
様々な実施形態は、様々なワイヤレス通信回路のいずれにも実装することができ、その一例を図17に示す。一実施形態では、ワイヤレス通信回路1700は、ワイヤレスデバイスの一部であり得る。一実施形態では、ワイヤレス通信回路1700は、第1のトランシーバ1706に結合された第1のアンテナ1702を含み得る。動作時、第1のトランシーバ1706は、第1のアンテナ1702を介した、3Gセルラーネットワークなどのワイヤレス通信ネットワークにおけるチャネル上で、送信/受信するように構成され得る。ワイヤレス通信回路1700はまた、第2のトランシーバ1708に結合された第2のアンテナ1704を含み得る。動作時、第2のトランシーバ1708は、第1のトランシーバ1706のチャネルとは異なる、第2のアンテナ1704を介したワイヤレス通信ネットワークにおけるチャネル上で、送信/受信するように構成され得る。第1のトランシーバ1706および第2のトランシーバ1708は、バッファ1710、1712にそれぞれ結合され得る。一実施形態では、バッファ1710、1712は、トランシーバ1706、1708を介して送信/受信されるデータストリームの部分が送信/受信の前/後に記憶され得るメモリロケーションであり得る。一実施形態では、バッファ1710、1712におけるバッファレベルは、互いとは無関係に設定されてもよく、トランシーバ1706、1708を介して送信/受信されるデータストリームの時間遅延差に基づいて、動的に変化してもよい。一例として、第1のアンテナ1702および第1のトランシーバ1706を介して受信された第1のデータストリームが、第2のアンテナ1704および第2のトランシーバ1708を介して受信された第2のデータストリームよりも、タイムラインで100ミリ秒先にある場合、バッファ1710は、タイムラインを整合するために、100ミリ秒のバッファリングを第1のデータストリームに追加してもよい。このようにして、バッファ1710、1712は、送信/受信されるデータストリームが時間において整合しないとき、データストリームのデジッタリング(de-jittering)を可能にすることができる。
バッファ1710、1712は、リコンストラクタ(reconstructor)1716に結合され得る。一実施形態では、リコンストラクタ1716は、デバイス/モデムプロセッサ1714の一部であり得る回路であり得る。別の実施形態では、リコンストラクタ1716は、デバイス/モデムプロセッサ1714によって実行されるアプリケーションであり得る。リコンストラクタ1716は、デジタル信号プロセッサ(「DSP」)1718に結合されてもよく、データストリームをDSP1718へ送る/から受信することができる。動作時、第1のバッファ1710および第2のバッファ1712からオーディオデータを受信するとき、リコンストラクタ1716は、第1のバッファ1710と第2のバッファ1712のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築し、再構築されたオーディオデータをDSP1718へ送ることができる。DSP1718からオーディオデータを受信するとき、リコンストラクタ1716は、第1のアンテナ1702を介して第1のトランシーバ1706から、および第2のアンテナ1704を介して第2のトランシーバ1708から送信するために、第1のバッファ1710と第2のバッファ1712の両方へ同じオーディオデータを送ることができる。DSP1718は、マイクロフォン1720およびスピーカー1722に結合され得る。動作時、DSP1718は、リコンストラクタ1716からオーディオデータを受信し、データをスピーカー1722によって出力するために、オーディオ信号に変換し得る。DSP1718はまた、マイクロフォン1720からオーディオ信号を受信し、オーディオ信号を、リコンストラクタ1716へ送られるオーディオデータの連続ストリームに変換し得る。
任意の実施形態では、任意の追加の数のN個のアンテナ1724、トランシーバ1726、およびバッファ1728が、通信回路1700に追加され、リコンストラクタ1716に結合されてもよい。リコンストラクタ1716は、バッファ1710、1712へのデータと同じデータをN個のバッファ1728へ送ってもよく、第1のバッファ1710、第2のバッファ1712、またはN個のバッファ1728のうちの1つまたは複数から受信されたオーディオデータを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築してもよい。このようにして、3つ、4つ、5つ以上など、3つ以上の冗長データストリームが送信/受信されて、データ送信信頼性が向上され得る。
図18は、ワイヤレス通信回路1800が、第1のバッファ1710、トランシーバ1706、およびアンテナ1702を介したデータの送信/受信、ならびに、第2のバッファ1712、トランシーバ1708、およびアンテナ1704を介したデータの送信/受信のために、異なるコーデック1804、1806を使用し得ることを除いて、図17を参照しながら上記で説明したワイヤレス通信回路1700と同様のワイヤレス通信回路1800を示す。第1のバッファ1710は、第1のコーデック1804に結合され得る。一例として、第1のコーデックは、高いサンプリングレートをもつ高レートコーデックであり得る。第2のバッファ1712は、第1のコーデック1804よりも低いサンプリングレートをもつ低レートコーデックであり得る、第2のコーデック1806に結合され得る。一実施形態では、コーデック1804、1806、および/またはリコンストラクタ1808は、DSP/デバイス/モデムプロセッサ1802の一部として動作する回路であり得る。別の実施形態では、コーデック1804、1806、および/またはリコンストラクタ1808は、DSP/デバイス/モデムプロセッサ1802によって実行されたアプリケーションであり得る。コーデック1804、1806は、マイクロフォン1812に結合されてもよく、マイクロフォン1812からオーディオ信号を受信することができる。コーデック1804、1806はまた、リコンストラクタ1808に結合されてもよく、リコンストラクタ1808は、スピーカー1810に結合され得る。
動作時、マイクロフォン1812によって受信されたオーディオ信号は、コーデック1804、1806に並行して送られてもよく、各コーデック1804、1806は、オーディオ信号をサンプリングし、オーディオデータを、それぞれのトランシーバ1706、1708、およびアンテナ1702、1704による送信のために、そのそれぞれのバッファ1710、1712へ送ることができる。コーデック1804、1806は、それらのそれぞれのバッファ1710、1712からオーディオデータを受信し、オーディオデータをリコンストラクタ1808へ送ることができ、リコンストラクタ1808は、第1のコーデック1804と第2のコーデック1806のいずれかまたは両方から受信されたオーディオデータを使用して、オーディオデータの連続ストリームを再構築することができる。再構築されたオーディオデータは、オーディオ信号としてスピーカー1810に出力され得る。一実施形態では、リコンストラクタ1808は、最高サンプリングレートをもつコーデック1804、1806からのオーディオデータを出力するようにデフォルト設定することができ、第1のコーデックからの出力が利用可能でない、かつ/または品質しきい値を下回るときのみ、より低いサンプリングレートのコーデックからのデータを出力することができる。このようにして、より低いサンプリングレートのコーデックへ下げることで、呼がより低い品質のオーディオで継続することが可能になり得る。
様々な実施形態は、様々なワイヤレスデバイスのいずれにも実装することができ、その一例を図19に示す。たとえば、ワイヤレスデバイス1900は、内部メモリ1904および1910に結合されたプロセッサ1902を含み得る。内部メモリ1904および1910は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、また、セキュアメモリおよび/もしくは暗号化メモリ、または非セキュアメモリおよび/もしくは非暗号化メモリ、またはそれらの任意の組合せであってもよい。また、プロセッサ1902は、抵抗性感知タッチスクリーン、静電容量感知タッチスクリーン、赤外線感知タッチスクリーンなどのタッチスクリーンディスプレイ1906に結合することができる。加えて、ワイヤレスデバイス1900のディスプレイは、タッチスクリーン機能を有する必要はない。加えて、ワイヤレスデバイス1900は、プロセッサ1902に結合された1つまたは複数のワイヤレスデータリンクおよび/またはセルラー電話トランシーバ1916に接続され得る、電磁放射を送受信するための1つまたは複数のアンテナ1908を有してもよい。ワイヤレスデバイス1900はまた、ユーザ入力を受信するための物理ボタン1912aおよび1912bを含み得る。ワイヤレスデバイス1900はまた、ワイヤレスデバイス1900をオンオフするための電源ボタン1918を含み得る。ワイヤレスデバイス1900はまた、プロセッサ1902に結合されたバッテリー1920を含み得る。ワイヤレスデバイス1900はまた、プロセッサ1902に結合された、GPS受信機などの位置センサー1922を含み得る。
上記で説明した様々な実施形態はまた、図20に示すラップトップコンピュータ2010などの様々なパーソナルコンピューティングデバイス内に実装され得る。多くのラップトップコンピュータは、コンピュータのポインティングデバイスとして働くタッチパッドのタッチ面2017を含み、したがって、タッチスクリーンディスプレイを備える上述のモバイルコンピューティングデバイスに実装されるものと同様のドラッグジェスチャ、スクロールジェスチャ、およびフリックジェスチャを受信することができる。ラップトップコンピュータ2010は通常、揮発性メモリ2012と、フラッシュメモリのディスクドライブ2013のような大容量の不揮発性メモリとに結合されたプロセッサ2011を含む。ラップトップコンピュータ2010はまた、プロセッサ2011に結合されたフロッピー(登録商標)ディスクドライブ2014およびコンパクトディスク(CD)ドライブ2015を含み得る。ラップトップコンピュータ2010はまた、USBもしくはFireWire(登録商標)コネクタソケット、または、プロセッサ2011をネットワークに結合するための他のネットワーク接続回路など、データ接続を確立するまたは外部メモリデバイスを受け入れるための、プロセッサ2011に結合されたいくつかのコネクタポートを含み得る。ノートブック構成では、コンピュータのハウジングは、すべてがプロセッサ2011に結合される、タッチパッド2017、キーボード2018、およびディスプレイ2019を含む。ラップトップコンピュータ2010はまた、プロセッサ2011に結合されたバッテリー2020を含み得る。ラップトップコンピュータ2010はまた、プロセッサ2011に結合された、GPS受信機などの位置センサー2022を含み得る。加えて、ラップトップコンピュータ2010は、プロセッサ2011に結合された1つまたは複数のワイヤレスデータリンクおよび/またはセルラー電話トランシーバ2016に接続され得る、電磁放射を送受信するための1つまたは複数のアンテナ2008を有してもよい。コンピューティングデバイスの他の構成は、よく知られているように、(たとえば、USB入力を介して)プロセッサに結合されたコンピュータマウスまたはトラックボールを含んでよく、それらはまた、様々な実施形態とともに使用され得る。
様々な実施形態はまた、図21に示すサーバ2100など、様々な市販のサーバデバイスのいずれにも実装することができる。そのようなサーバ2100は通常、揮発性メモリ2102と、ディスクドライブ2103のような大容量の不揮発性メモリとに結合された、プロセッサ2101を含む。サーバ2100はまた、プロセッサ2101に結合された、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)またはDVDディスクドライブ2104も含み得る。サーバ2100はまた、他のブロードキャストシステムコンピュータおよびサーバに結合されたローカルエリアネットワーク、インターネット、公衆交換電話網、ならびに/またはセルラーデータネットワーク(たとえば、CDMA、TDMA、GSM(登録商標)、PCS、3G、4G、LTE、または任意の他のタイプのセルラーデータネットワーク)など、ネットワーク2107とのネットワークインターフェース接続を確立するための、プロセッサ2101に結合されたネットワークアクセスポート2106を含み得る。
プロセッサ1902、2011、および2101は、上記で説明した様々な実施形態の機能を含む、様々な機能を実行するようにソフトウェア命令(アプリケーション)によって構成され得る、任意のプログラマブルマイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、または1つもしくは複数の多重プロセッサチップであり得る。いくつかのデバイスでは、1つのプロセッサをワイヤレス通信機能専用とし、1つのプロセッサを他のアプリケーションの実行専用とするなど、複数のプロセッサが設けられてもよい。典型的には、ソフトウェアアプリケーションは、アクセスされてプロセッサ1902、2011、および2101にロードされる前に、内部メモリ1904、1910、2012、2013、2102、および2103に記憶され得る。プロセッサ1902、2011、および2101は、アプリケーションソフトウェア命令を記憶するのに十分な内部メモリを含み得る。多くのデバイスでは、内部メモリは、揮発性メモリ、もしくはフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、または両方の混合であり得る。本明細書では、メモリへの一般的な言及は、内部メモリ、またはデバイスに差し込まれるリムーバブルメモリと、プロセッサ1902、2011、および2101自体の中のメモリとを含む、プロセッサ1902、2011、および2101によってアクセス可能なメモリを指す。
上記の方法の説明およびプロセスフロー図は、単に説明のための例として提供され、様々な実施形態のステップが提示された順序で実行されなければならないことを要求または暗示するものではない。当業者によって諒解されるように、上記の実施形態におけるステップの順序は、任意の順序で実行することができる。「その後」、「次いで」、「次に」などの言葉は、ステップの順序を限定するものではなく、これらの言葉は単に、読者に本方法の説明を案内するために使用される。さらに、たとえば、冠詞「a」、「an」または「the」を使用した単数形での請求要素への言及は、その要素を単数に限定するものとして解釈されるべきではない。
本明細書で開示する実施形態に関して説明する様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装され得る。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記に概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示された態様に関して記載された様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路を実装するために使用されるハードウェアは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別のハードウェアコンポーネント、または、本明細書に記載された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで、実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、そのプロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。代替的に、いくつかのステップまたは方法が、所与の機能に固有の回路によって実行され得る。
1つまたは複数の例示的な態様では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアに実装される場合、機能は、非一時的プロセッサ可読媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして記憶され得る。本明細書で開示された方法またはアルゴリズムのステップは、非一時的コンピュータ可読記憶媒体上に常駐できるプロセッサ実行可能ソフトウェアモジュール内で具現化することができる。有形の非一時的プロセッサ可読記憶媒体は、コンピュータ、モバイルコンピューティングデバイス、またはワイヤレス通信デバイスのプロセッサによってアクセスされ得る、任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのような非一時的プロセッサ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶するために使用でき、コンピューティングデバイスのプロセッサによってアクセスできる、任意の他の媒体を含み得る。本明細書で使用する場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーで光学的にデータを再生する。上記の組合せも非一時的プロセッサ可読媒体の範囲内に含めるべきである。加えて、方法またはアルゴリズムの動作は、コンピュータプログラム製品に組み込まれ得る、有形の非一時的機械可読媒体および/または非一時的プロセッサ可読媒体上のコードおよび/または命令の、1つまたは任意の組合せ、またはそのセットとして存在し得る。
開示された実施形態の上記の説明は、いかなる当業者も本発明を作成または使用することを可能にするために提供される。これらの実施形態への様々な修正が当業者には容易に明らかとなり、本明細書に定義する一般原理は、本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書に示された実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲ならびに本明細書で開示された原理および新規の特徴に矛盾しない最大の範囲を与えられるものである。
100 ワイヤレス通信システム
102、144、1402、1602、1900 ワイヤレスデバイス
104、106、110、122、130、132、140、148、704、706、714、716、804、806、822、826、904、906、920、922、1208、1210、1406、1408、1606、1608 ワイヤレス接続
108、136 ローカル接続
112、126 ワイヤレスネットワーク、セルラーデータネットワーク
114、128 ワイヤレスネットワーク、セルラーデータネットワーク
116、138、1204 追加のワイヤレスデバイス
118、142、1228 ワイヤレスネットワーク、ワイヤレスアクセスポイント
120、710、814、912、1214、1410、1610、2100 サーバ
122、816、1230 インターネット
702 第1のワイヤレスデバイス、ワイヤレスデバイス
708、712、808、810、818、820、908、910、916、918、1212、1404、1604 ワイヤレスネットワーク
718 第2のワイヤレスデバイス、ワイヤレスデバイス
802、902、1202 第1のワイヤレスデバイス
824、924 第2のワイヤレスデバイス
1206 ローカルワイヤレス接続
1700、1800 ワイヤレス通信回路
1702 第1のアンテナ
1704 第2のアンテナ
1706 第1のトランシーバ
1708 第2のトランシーバ
1710 バッファ、第1のバッファ
1712 バッファ、第2のバッファ
1714 デバイス/モデムプロセッサ
1716、1808 リコンストラクタ
1718 デジタル信号プロセッサ、DSP
1720、1812 マイクロフォン
1722、1810 スピーカー
1724、1908、2008 アンテナ
1726 トランシーバ
1728 バッファ
1802 DSP/デバイス/モデムプロセッサ
1804 コーデック、第1のコーデック
1806 コーデック、第2のコーデック
1902、2011、2101 プロセッサ
1904、1910 内部メモリ
1906 タッチスクリーンディスプレイ
1912a、1912b 物理ボタン
1916、2016 ワイヤレスデータリンクおよび/またはセルラー電話トランシーバ
1918 電源ボタン
1920、2020 バッテリー
1922、2022 位置センサー
2010 ラップトップコンピュータ
2012、2102 揮発性メモリ、内部メモリ
2013、2103 ディスクドライブ、内部メモリ
2014 フロッピー(登録商標)ディスクドライブ
2015 コンパクトディスク(CD)ドライブ
2017 タッチパッドのタッチ面、タッチパッド
2018 キーボード
2019 ディスプレイ
2104 フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、コンパクトディスク(CD)またはDVDディスクドライブ
2106 ネットワークアクセスポート
2107 ネットワーク

Claims (88)

  1. ワイヤレス通信システムにおける呼品質を維持するための方法であって、
    前記ワイヤレス通信システムの第1のワイヤレスデバイスと第2のデバイスとの間で、第1のワイヤレス通信経路を確立するステップと、
    前記第1のワイヤレスデバイスと前記第2のデバイスとの間で、第2のワイヤレス通信経路を確立するステップであって、前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が異なるステップと、
    前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記第1のワイヤレスデバイスから前記第2のデバイスへ、同じデータの連続データストリームを、前記第2のデバイスが前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から前記連続データストリームを受信および再構築することを可能にする方法で、送信するステップと
    を含む方法。
  2. 前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信するステップと、
    前記第2のデバイス中の前記データパケットインデックスを使用して、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれか上で受信されるよりも、前記送信されたデータパケットのより完全なセットを回復するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信するステップと、
    前記第2のデバイス中の前記データパケットインデックスを使用して、受信された冗長パケットを破棄するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のワイヤレス通信経路が、前記第1のワイヤレス通信経路が確立される時間の一部分のみにわたって確立される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2のワイヤレス通信経路が、トリガイベントに応答して確立される、請求項4に記載の方法。
  6. 前記トリガイベントが、前記ワイヤレス通信システム上の呼が高優先度呼であることを指示するユーザ入力である、請求項5に記載の方法。
  7. 前記トリガイベントが、前記第1のワイヤレスデバイスが前記第1のワイヤレス通信経路に関連付けられた低品質呼ゾーンに入ることになるという予測である、請求項5に記載の方法。
  8. 前記方法が、
    前記第1のワイヤレスデバイス上にユーザ承認プロンプトを表示するステップであって、前記ユーザ承認プロンプトが、前記第2のワイヤレス通信経路に関する情報を含むステップと、
    ユーザ承認指示が受信されるかどうかを判断するステップと
    をさらに含み、
    前記ユーザ承認指示を受信すると、前記第2のワイヤレス通信経路が確立される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2のワイヤレス通信経路に関する前記情報が、デバイス設定情報、発呼者ID、呼品質情報、時刻、曜日、データ価格設定情報、電力使用量、デバイスバッテリーレベル情報、データ使用量情報、および呼タイプ情報のうちの1つまたは複数を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、異なるワイヤレス通信プロトコルを使用して確立される、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、前記第1のワイヤレスデバイス上の異なるアンテナを使用して確立される、請求項1に記載の方法。
  12. 前記第2の通信経路が、少なくとも部分的に、ユーザに関連付けられた追加のワイヤレスデバイスを介して確立される、請求項1に記載の方法。
  13. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、まったく異なるワイヤレスネットワーク上で確立される、請求項1に記載の方法。
  14. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、前記第1のワイヤレスデバイス上の異なるコーデックを使用して確立される、請求項1に記載の方法。
  15. 前記連続データストリームを、異なる送信構造を使用して、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  16. 前記第2のデバイスが、前記ワイヤレス通信システム内のサーバであり、前記方法が、
    前記サーバと第2のワイヤレスデバイスとの間で、第3のワイヤレス通信経路を確立するステップと、
    前記サーバから前記第2のワイヤレスデバイスへ二重通信経路要求を送り、前記サーバとの二重通信経路を確立するように前記第2のワイヤレスデバイスに要求するステップと、
    前記二重通信経路要求を受け入れるか拒否するかを判断するステップと、
    前記二重通信経路要求が受け入れられる場合、
    前記サーバと前記第2のワイヤレスデバイスとの間で、第4のワイヤレス通信経路を確立するステップと、
    前記第3のワイヤレス通信経路と前記第4のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記サーバから前記第2のワイヤレスデバイスへ、前記同じデータの前記連続データストリームを、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第3のワイヤレス通信経路と前記第4のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から前記連続データストリームを受信および再構築することを可能にする方法で、送信するステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  17. 前記二重通信経路要求を受け入れるか拒否するかを判断するステップが、ユーザ入力、デバイス設定情報、発呼者ID、呼品質情報、時刻、曜日、データ価格設定情報、電力使用量、デバイスバッテリーレベル情報、データ使用量情報、および呼タイプ情報のうちの1つまたは複数に基づく、請求項16に記載の方法。
  18. ワイヤレス通信システムであって、
    前記ワイヤレス通信システムの第1のワイヤレスデバイスと第2のデバイスとの間で、第1のワイヤレス通信経路を確立するための手段と、
    前記第1のワイヤレスデバイスと前記第2のデバイスとの間で、第2のワイヤレス通信経路を確立するための手段であって、前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が異なる手段と、
    前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記第1のワイヤレスデバイスから前記第2のデバイスへ、同じデータの連続データストリームを、前記第2のデバイスが前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から前記連続データストリームを受信および再構築することを可能にする方法で、送信するための手段と
    を備えるワイヤレス通信システム。
  19. 前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信するための手段と、
    前記第2のデバイス中の前記データパケットインデックスを使用して、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれか上で受信されるよりも、前記送信されたデータパケットのより完全なセットを回復するための手段と
    をさらに備える、請求項18に記載のワイヤレス通信システム。
  20. 前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信するための手段と、
    前記第2のデバイス中の前記データパケットインデックスを使用して、受信された冗長パケットを破棄するための手段と
    をさらに備える、請求項18に記載のワイヤレス通信システム。
  21. 前記第2のワイヤレス通信経路が、前記第1のワイヤレス通信経路が確立される時間の一部分のみにわたって確立される、請求項18に記載のワイヤレス通信システム。
  22. 前記第2のワイヤレス通信経路が、トリガイベントに応答して確立される、請求項21に記載のワイヤレス通信システム。
  23. 前記トリガイベントが、前記ワイヤレス通信システム上の呼が高優先度呼であることを指示するユーザ入力である、請求項22に記載のワイヤレス通信システム。
  24. 前記トリガイベントが、前記第1のワイヤレスデバイスが前記第1のワイヤレス通信経路に関連付けられた低品質呼ゾーンに入ることになるという予測である、請求項22に記載のワイヤレス通信システム。
  25. 前記ワイヤレス通信システムが、
    前記第1のワイヤレスデバイス上にユーザ承認プロンプトを表示するための手段であって、前記ユーザ承認プロンプトが、前記第2のワイヤレス通信経路に関する情報を含む手段と、
    ユーザ承認指示が受信されるかどうかを判断するための手段と
    をさらに備え、
    前記ユーザ承認指示を受信すると、前記第2のワイヤレス通信経路が確立される、請求項18に記載のワイヤレス通信システム。
  26. 前記第2のワイヤレス通信経路に関する前記情報が、デバイス設定情報、発呼者ID、呼品質情報、時刻、曜日、データ価格設定情報、電力使用量、デバイスバッテリーレベル情報、データ使用量情報、および呼タイプ情報のうちの1つまたは複数を含む、請求項25に記載のワイヤレス通信システム。
  27. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、異なるワイヤレス通信プロトコルを使用して確立される、請求項18に記載のワイヤレス通信システム。
  28. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、前記第1のワイヤレスデバイス上の異なるアンテナを使用して確立される、請求項18に記載のワイヤレス通信システム。
  29. 前記第2の通信経路が、少なくとも部分的に、ユーザに関連付けられた追加のワイヤレスデバイスを介して確立される、請求項18に記載のワイヤレス通信システム。
  30. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、まったく異なるワイヤレスネットワーク上で確立される、請求項18に記載のワイヤレス通信システム。
  31. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、前記第1のワイヤレスデバイス上の異なるコーデックを使用して確立される、請求項18に記載のワイヤレス通信システム。
  32. 前記連続データストリームを、異なる送信構造を使用して、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信するための手段をさらに備える、請求項18に記載のワイヤレス通信システム。
  33. 前記第2のデバイスが、前記ワイヤレス通信システム内のサーバであり、前記ワイヤレス通信システムが、
    前記サーバと第2のワイヤレスデバイスとの間で、第3のワイヤレス通信経路を確立するための手段と、
    前記サーバから前記第2のワイヤレスデバイスへ二重通信経路要求を送り、前記サーバとの二重通信経路を確立するように前記第2のワイヤレスデバイスに要求するための手段と、
    前記二重通信経路要求を受け入れるか拒否するかを判断するための手段と、
    前記二重通信経路要求が受け入れられる場合、
    前記サーバと前記第2のワイヤレスデバイスとの間で、第4のワイヤレス通信経路を確立するための手段と、
    前記第3のワイヤレス通信経路と前記第4のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記サーバから前記第2のワイヤレスデバイスへ、前記同じデータの前記連続データストリームを、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第3のワイヤレス通信経路と前記第4のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から前記連続データストリームを受信および再構築することを可能にする方法で、送信するための手段と
    をさらに備える、請求項18に記載のワイヤレス通信システム。
  34. 前記二重通信経路要求を受け入れるか拒否するかを判断することが、ユーザ入力、デバイス設定情報、発呼者ID、呼品質情報、時刻、曜日、データ価格設定情報、電力使用量、デバイスバッテリーレベル情報、データ使用量情報、および呼タイプ情報のうちの1つまたは複数に基づく、請求項33に記載のワイヤレス通信システム。
  35. ワイヤレスデバイスであって、
    ディスプレイと、
    メモリと、
    ワイヤレス通信システムとインターフェースするためのトランシーバと、
    前記ディスプレイ、メモリ、およびトランシーバに結合されたプロセッサとを備え、前記プロセッサが、
    前記ワイヤレス通信システムの第2のデバイスと、第1のワイヤレス通信経路を確立すること、
    前記第2のデバイスと、第2のワイヤレス通信経路を確立することであって、前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が異なること、および
    前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記第2のデバイスへ、同じデータの連続データストリームを、前記第2のデバイスが前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から前記連続データストリームを受信および再構築することを可能にする方法で、送信すること
    を含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成される、ワイヤレスデバイス。
  36. 前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信することをさらに含む、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で前記プロセッサが構成される、請求項35に記載のワイヤレスデバイス。
  37. 前記第2のワイヤレス通信経路が、前記第1のワイヤレス通信経路が確立される時間の一部分のみにわたって確立されるように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で前記プロセッサが構成される、請求項35に記載のワイヤレスデバイス。
  38. 前記第2のワイヤレス通信経路が、トリガイベントに応答して確立されるように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で前記プロセッサが構成される、請求項35に記載のワイヤレスデバイス。
  39. 前記トリガイベントが、前記ワイヤレス通信システム上の呼が高優先度呼であることを指示するユーザ入力である、請求項38に記載のワイヤレスデバイス。
  40. 前記トリガイベントが、前記ワイヤレスデバイスが前記第1のワイヤレス通信経路に関連付けられた低品質呼ゾーンに入ることになるという予測である、請求項38に記載のワイヤレスデバイス。
  41. 前記プロセッサが、
    前記ディスプレイ上にユーザ承認プロンプトを表示することであって、前記ユーザ承認プロンプトが、前記第2のワイヤレス通信経路に関する情報を含むこと、および
    ユーザ承認指示が受信されるかどうかを判断すること
    をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成され、
    前記ユーザ承認指示を受信すると、前記第2のワイヤレス通信経路が確立される、請求項35に記載のワイヤレスデバイス。
  42. 前記第2のワイヤレス通信経路に関する前記情報が、デバイス設定情報、発呼者ID、呼品質情報、時刻、曜日、データ価格設定情報、電力使用量、デバイスバッテリーレベル情報、データ使用量情報、および呼タイプ情報のうちの1つまたは複数を含む、請求項41に記載のワイヤレスデバイス。
  43. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、異なるワイヤレス通信プロトコルを使用して確立されるように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で前記プロセッサが構成される、請求項35に記載のワイヤレスデバイス。
  44. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、前記ワイヤレスデバイス上の異なるアンテナを使用して確立されるように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で前記プロセッサが構成される、請求項35に記載のワイヤレスデバイス。
  45. 前記第2の通信経路が、少なくとも部分的に、ユーザに関連付けられた追加のワイヤレスデバイスを介して確立されるように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で前記プロセッサが構成される、請求項35に記載のワイヤレスデバイス。
  46. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、まったく異なるワイヤレスネットワーク上で確立されるように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で前記プロセッサが構成される、請求項35に記載のワイヤレスデバイス。
  47. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、前記ワイヤレスデバイス上の異なるコーデックを使用して確立されるように、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で前記プロセッサが構成される、請求項35に記載のワイヤレスデバイス。
  48. 前記連続データストリームを、異なる送信構造を使用して、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信することをさらに含む、動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で前記プロセッサが構成される、請求項35に記載のワイヤレスデバイス。
  49. ワイヤレス通信システム内のワイヤレスデバイスプロセッサに動作を実行させるように構成されたプロセッサ実行可能命令を記憶した、非一時的プロセッサ可読記録媒体であって、前記動作が、
    前記ワイヤレス通信システムの第2のデバイスと、第1のワイヤレス通信経路を確立すること、
    前記第2のデバイスとの間で、第2のワイヤレス通信経路を確立することであって、前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が異なること、および
    前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記第2のデバイスへ、同じデータの連続データストリームを、前記第2のデバイスが前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から前記連続データストリームを受信および再構築することを可能にする方法で、送信すること
    を含む、非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  50. 前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信することをさらに含む、動作を前記ワイヤレスデバイスプロセッサに実行させるように前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が構成される、請求項49に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  51. 前記第2のワイヤレス通信経路が、前記第1のワイヤレス通信経路が確立される時間の一部分のみにわたって確立されるように、動作を前記ワイヤレスデバイスプロセッサに実行させるように前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が構成される、請求項49に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  52. 前記第2のワイヤレス通信経路が、トリガイベントに応答して確立されるように、動作を前記ワイヤレスデバイスプロセッサに実行させるように前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が構成される、請求項49に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  53. 前記トリガイベントが、前記ワイヤレス通信システム上の呼が高優先度呼であることを指示するユーザ入力である、請求項52に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  54. 前記トリガイベントが、前記ワイヤレスデバイスが前記第1のワイヤレス通信経路に関連付けられた低品質呼ゾーンに入ることになるという予測である、請求項52に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  55. 前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が、
    ディスプレイ上にユーザ承認プロンプトを表示することであって、前記ユーザ承認プロンプトが、前記第2のワイヤレス通信経路に関する情報を含むこと、および
    ユーザ承認指示が受信されるかどうかを判断すること
    をさらに含む動作を前記ワイヤレスデバイスプロセッサに実行させるように構成され、
    前記ユーザ承認指示を受信すると、前記第2のワイヤレス通信経路が確立される、請求項49に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  56. 前記第2のワイヤレス通信経路に関する前記情報が、デバイス設定情報、発呼者ID、呼品質情報、時刻、曜日、データ価格設定情報、電力使用量、デバイスバッテリーレベル情報、データ使用量情報、および呼タイプ情報のうちの1つまたは複数を含む、請求項55に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  57. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、異なるワイヤレス通信プロトコルを使用して確立されるように、動作を前記ワイヤレスデバイスプロセッサに実行させるように前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が構成される、請求項49に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  58. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、前記ワイヤレスデバイス上の異なるアンテナを使用して確立されるように、動作を前記ワイヤレスデバイスプロセッサに実行させるように前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が構成される、請求項49に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  59. 前記第2の通信経路が、少なくとも部分的に、ユーザに関連付けられた追加のワイヤレスデバイスを介して確立されるように、動作を前記ワイヤレスデバイスプロセッサに実行させるように前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が構成される、請求項49に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  60. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、まったく異なるワイヤレスネットワーク上で確立されるように、動作を前記ワイヤレスデバイスプロセッサに実行させるように前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が構成される、請求項49に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  61. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、前記ワイヤレスデバイス上の異なるコーデックを使用して確立されるように、動作を前記ワイヤレスデバイスプロセッサに実行させるように前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が構成される、請求項49に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  62. 前記連続データストリームを、異なる送信構造を使用して、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信することをさらに含む、動作を前記ワイヤレスデバイスプロセッサに実行させるように前記記憶されたプロセッサ実行可能命令が構成される、請求項49に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  63. ワイヤレスデバイスであって、
    前記ワイヤレス通信システムの第2のデバイスと、第1のワイヤレス通信経路を確立するための手段と、
    前記第2のデバイスと、第2のワイヤレス通信経路を確立するための手段であって、前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が異なる手段と、
    前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記第2のデバイスへ、同じデータの連続データストリームを、前記第2のデバイスが前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から前記連続データストリームを受信および再構築することを可能にする方法で、送信するための手段と
    を備える、ワイヤレスデバイス。
  64. 前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信するための手段をさらに備える、請求項63に記載のワイヤレスデバイス。
  65. 前記第2のワイヤレス通信経路が、前記第1のワイヤレス通信経路が確立される時間の一部分のみにわたって確立される、請求項63に記載のワイヤレスデバイス。
  66. 前記第2のワイヤレス通信経路が、トリガイベントに応答して確立される、請求項63に記載のワイヤレスデバイス。
  67. 前記トリガイベントが、前記ワイヤレス通信システム上の呼が高優先度呼であることを指示するユーザ入力である、請求項66に記載のワイヤレスデバイス。
  68. 前記トリガイベントが、前記ワイヤレスデバイスが前記第1のワイヤレス通信経路に関連付けられた低品質呼ゾーンに入ることになるという予測である、請求項66に記載のワイヤレスデバイス。
  69. 前記ワイヤレスデバイスが、
    ユーザ承認プロンプトを表示するための手段であって、前記ユーザ承認プロンプトが、前記第2のワイヤレス通信経路に関する情報を含む手段と、
    ユーザ承認指示が受信されるかどうかを判断するための手段と
    をさらに備え、
    前記ユーザ承認指示を受信すると、前記第2のワイヤレス通信経路が確立される、請求項63に記載のワイヤレスデバイス。
  70. 前記第2のワイヤレス通信経路に関する前記情報が、デバイス設定情報、発呼者ID、呼品質情報、時刻、曜日、データ価格設定情報、電力使用量、デバイスバッテリーレベル情報、データ使用量情報、および呼タイプ情報のうちの1つまたは複数を含む、請求項69に記載のワイヤレスデバイス。
  71. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、異なるワイヤレス通信プロトコルを使用して確立される、請求項63に記載のワイヤレスデバイス。
  72. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、前記ワイヤレスデバイス上の異なるアンテナを使用して確立される、請求項63に記載のワイヤレスデバイス。
  73. 前記第2の通信経路が、少なくとも部分的に、ユーザに関連付けられた追加のワイヤレスデバイスを介して確立される、請求項63に記載のワイヤレスデバイス。
  74. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、まったく異なるワイヤレスネットワーク上で確立される、請求項63に記載のワイヤレスデバイス。
  75. 前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が、前記ワイヤレスデバイス上の異なるコーデックを使用して確立される、請求項63に記載のワイヤレスデバイス。
  76. 前記連続データストリームを、異なる送信構造を使用して、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で送信するための手段をさらに備える、請求項63に記載のワイヤレスデバイス。
  77. ワイヤレス通信システム内で使用するためのサーバであって、
    メモリと、
    ワイヤレス通信システムとインターフェースするためのトランシーバと、
    前記メモリおよび前記トランシーバに結合されたプロセッサとを備え、前記プロセッサが、
    前記サーバと第1のワイヤレスデバイスとの間で、第1のワイヤレス通信経路を確立すること、
    前記サーバと前記第1のワイヤレスデバイスとの間で、第2のワイヤレス通信経路を確立することであって、前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が異なること、
    前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記第1のワイヤレスデバイスから、同じデータの連続データストリームを受信すること、および
    前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から、前記連続データストリームを再構築すること
    を含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成される、サーバ。
  78. 前記プロセッサが、
    前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で受信すること、および
    前記データパケットインデックスを使用して、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれか上で受信されるよりも、前記送信されたデータパケットのより完全なセットを回復すること
    をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成される、請求項77に記載のサーバ。
  79. 前記プロセッサが、
    前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で受信すること、および
    前記データパケットインデックスを使用して、受信された冗長パケットを破棄すること
    をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成される、請求項77に記載のサーバ。
  80. 前記プロセッサが、
    前記サーバと第2のワイヤレスデバイスとの間で、第3のワイヤレス通信経路を確立すること、
    前記サーバから前記第2のワイヤレスデバイスへ二重通信経路要求を送り、前記サーバとの二重通信経路を確立するように前記第2のワイヤレスデバイスに要求すること、
    前記二重通信経路要求が受け入れられるか拒否されるかを判断すること、および
    前記二重通信経路要求が受け入れられる場合、
    前記サーバと前記第2のワイヤレスデバイスとの間で、第4のワイヤレス通信経路を確立すること、および
    前記第3のワイヤレス通信経路と前記第4のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記サーバから前記第2のワイヤレスデバイスへ、前記同じデータの前記連続データストリームを、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第3のワイヤレス通信経路と前記第4のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から前記連続データストリームを受信および再構築することを可能にする方法で、送信すること
    をさらに含む動作を実行するためのプロセッサ実行可能命令で構成される、請求項77に記載のサーバ。
  81. ワイヤレス通信システム内のサーバに動作を実行させるように構成されたサーバ実行可能命令を記憶した、非一時的プロセッサ可読記録媒体であって、前記動作が、
    前記サーバと第1のワイヤレスデバイスとの間で、第1のワイヤレス通信経路を確立すること、
    前記サーバと前記第1のワイヤレスデバイスとの間で、第2のワイヤレス通信経路を確立することであって、前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が異なること、
    前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記第1のワイヤレスデバイスから、同じデータの連続データストリームを受信すること、および
    前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から、前記連続データストリームを再構築すること
    を含む、非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  82. 前記記憶されたサーバ実行可能命令が、
    前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で受信すること、および
    前記データパケットインデックスを使用して、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれか上で受信されるよりも、前記送信されたデータパケットのより完全なセットを回復すること
    をさらに含む動作を前記サーバに実行させるように構成される、請求項81に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  83. 前記記憶されたサーバ実行可能命令が、
    前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で受信すること、および
    前記データパケットインデックスを使用して、受信された冗長パケットを破棄すること
    をさらに含む動作を前記サーバに実行させるように構成される、請求項81に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  84. 前記記憶されたサーバ実行可能命令が、
    前記サーバと第2のワイヤレスデバイスとの間で、第3のワイヤレス通信経路を確立すること、
    前記サーバから前記第2のワイヤレスデバイスへ二重通信経路要求を送り、前記サーバとの二重通信経路を確立するように前記第2のワイヤレスデバイスに要求すること、
    前記二重通信経路要求が受け入れられるか拒否されるかを判断すること、および
    前記二重通信経路要求が受け入れられる場合、
    前記サーバと前記第2のワイヤレスデバイスとの間で、第4のワイヤレス通信経路を確立すること、および
    前記第3のワイヤレス通信経路と前記第4のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記サーバから前記第2のワイヤレスデバイスへ、前記同じデータの前記連続データストリームを、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第3のワイヤレス通信経路と前記第4のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から前記連続データストリームを受信および再構築することを可能にする方法で、送信すること
    をさらに含む動作を前記サーバに実行させるように構成される、請求項81に記載の非一時的プロセッサ可読記録媒体。
  85. ワイヤレス通信システム内で使用するためのサーバであって、
    前記サーバと第1のワイヤレスデバイスとの間で、第1のワイヤレス通信経路を確立するための手段と、
    前記サーバと前記第1のワイヤレスデバイスとの間で、第2のワイヤレス通信経路を確立するための手段であって、前記第1のワイヤレス通信経路および前記第2のワイヤレス通信経路が異なる手段と、
    前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記第1のワイヤレスデバイスから、同じデータの連続データストリームを受信するための手段と、
    前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から、前記連続データストリームを再構築するための手段と
    を備えるサーバ。
  86. 前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で受信するための手段と、
    前記データパケットインデックスを使用して、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路のいずれか上で受信されるよりも、前記送信されたデータパケットのより完全なセットを回復するための手段と
    をさらに備える、請求項85に記載のサーバ。
  87. 前記連続データストリームを、一連のインデックス付きパケットとして、前記第1のワイヤレス通信経路と前記第2のワイヤレス通信経路の両方上で受信するための手段と、
    前記データパケットインデックスを使用して、受信された冗長パケットを破棄するための手段と
    をさらに備える、請求項85に記載のサーバ。
  88. 前記サーバと第2のワイヤレスデバイスとの間で、第3のワイヤレス通信経路を確立するための手段と、
    前記サーバから前記第2のワイヤレスデバイスへ二重通信経路要求を送り、前記サーバとの二重通信経路を確立するように前記第2のワイヤレスデバイスに要求するための手段と、
    前記二重通信経路要求が受け入れられるか拒否されるかを判断するための手段と、
    前記二重通信経路要求が受け入れられる場合、
    前記サーバと前記第2のワイヤレスデバイスとの間で、第4のワイヤレス通信経路を確立するための手段と、
    前記第3のワイヤレス通信経路と前記第4のワイヤレス通信経路の両方を介して、前記サーバから前記第2のワイヤレスデバイスへ、前記同じデータの前記連続データストリームを、前記第2のワイヤレスデバイスが前記第3のワイヤレス通信経路と前記第4のワイヤレス通信経路のいずれかまたは両方から前記連続データストリームを受信および再構築することを可能にする方法で、送信するための手段と
    をさらに備える、請求項85に記載のサーバ。
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