JP2006345158A - 無線lan端末装置、無線lanシステム及びプログラム - Google Patents

無線lan端末装置、無線lanシステム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 処理負荷の増加及び消費電力の増加を抑えつつ、電波状況の悪化及びハンドオーバによる通信品質の低下を防止または低減できる無線LAN端末装置を提供する。
【解決手段】 IEEE802.11a無線LANモジュール116aとIEEE802.11b無線LANモジュール116bとを用いてアクセスポイントとの間に2つの無線リンクを確立する。制御ユニット13は、より通信品質の良好なリンクをアクティブに設定し、他方を非アクティブに設定する。通常は、アクティブリンクのみをデータの送受信に使用するが、アクティブリンクの通信品質が低下した場合には、他方のリンクもアクティブにして2つのリンクを用いて同一データを送信する。また、アクティブリンクが切断された場合は、非アクティブリンクをアクティブに変更してデータ送信を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線LAN端末装置及び無線LANシステムに関し、特に、リアルタイム再生(ストリーミング再生)に適した無線LAN端末装置及び無線LANシステムに関する。
無線LANシステムでは、他の無線データ通信技術と同様、受信電波の状況が悪いときにデータ通信の遅延が生じたりデータ通信のリンクが一時的に切断されたりすることがある。また、無線LANシステムにおいては、無線LAN端末装置(STA)と基地局(AP)との間の接続(リンク)が、隣接する他の基地局へハンドオーバされたときにも一時的に切断される。このような状況下では、リアルタイム性を必要とするVoIP(Voice over Internet Protocol)などのアプリケーションの利用において高い通信品質が得られない。
上述した通信リンクの状態が悪い場合の対策として、2種の異なる周波数帯を用いて同一の信号を送受信する方法がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、移動体通信の分野では、ハンドオーバ時の瞬間的な切断を抑制するために、ハンドオーバ時に端末装置が複数の基地局との間にパス(チャネル)を確立すること(ソフトハンドオーバ)が行われている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2001−86052号公報(要約) 特開2002−112308号公報(段落0002)
従来の、2種の異なる周波数帯を用いて同一の信号を送受信する方法は、常に同一の信号を送信し、それらを比較していずれか一方を選択するように構成されているため、処理負荷が大きく消費電力も大きいという問題点がある。
移動体通信の分野で採用されているソフトハンドオーバの技術においても、上記と同様の問題点がある。また、この技術は、移動端末装置が移動すること(即ち、現在接続中の基地局から遠ざかるとともに他の基地局に接近すること)を前提としており、移動局端末装置が移動していない場合における電波状況の悪化による通信品質の低下に対して有効ではないという問題点がある。
そこで、本発明は、処理負荷及び消費電力を大きく増大させることなく、電波状況の悪化による通信品質の低下及びハンドオーバ時の瞬間的な切断を防止または抑制することができる無線LAN端末装置及び無線LANシステムを提供することを目的とする。
本発明によれば、アクセスポイントとの間に2つの無線リンクを確立し、確立された2つの無線リンクの通信品質に応じていずれか一方の無線リンクを用いてデータ伝送を行うようにしたことを特徴とする無線LAN端末装置が得られる。
この無線LAN端末装置は、前記通信品質が所定の条件を満たす場合には、前記2つの無線リンクの両方を用いて同一データを伝送する。
具体的には、上記無線LAN端末装置は、前記2つの無線リンクを確立するための無線部と、前記2つの無線リンクの通信品質を監視する監視部と、該監視部からの監視結果に基づいてデータ伝送に用いる無線リンクを決定する制御ユニットとを備えている。
また、本発明によれば、LANに接続されるアクセスポイントと、該アクセスポイントとの間に無線リンクを確立する無線LAN端末装置とを含む無線LANシステムにおいて、前記アクセスポイントと前記無線LAN端末装置との間に2つの無線リンクを確立し、確立された2つの無線リンクの通信品質に応じていずれか一方の無線リンクを用いてデータ伝送を行うようにしたことを特徴とする無線LANシステムが得られる。
さらに、本発明によれば、アクセスポイントとの間に互いに異なる周波数帯を用いて2つの無線リンクを確立するステップと、確立された2つの無線リンクの通信品質に応じていずれか一方の無線リンクを用いてデータ伝送を行うステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムが得られる。
本発明によれば、アクセスポイントと無線LAN端末装置との間に互いに異なる周波数帯を用いて2つの無線リンクを確立し、いずれか一方を用いてデータ伝送を行うようにしたことで、電波状態が悪化した場合にデータ伝送を行う経路を速やかに変更することを可能としつつ、信号処理負荷及び消費電力の増加を抑えることができる。
特に、2つの無線リンクの通信品質が所定の条件を満たす場合には、これら2つの無線リンクの両方を用いて同一データを伝送するようにしておくことで、瞬時にデータ伝送経路を変更することができ、安定したデータ通信を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施の形態に係る無線LAN端末装置の構成を示す。図示の無線LAN装置10は、無線部としての通信プロトコルユニット11、監視部としてのモニタリングユニット12、及び制御部としての制御ユニット13とを備えている。
通信プロトコルユニット11は、アプリケーション部111、RTP(Real Timer Protocol)部112、UDP(User Datagram Protocol)部113、IP(Internet Protocol)部114a及び114b、ICMP(Internet Control Message Protocol)部115a及び115b、IEEE802.11a無線LANモジュール116a、及びIEEE802.11b無線LANモジュール116bを含む。
IEEE802.11a無線LANモジュール116aとIEEE802.11b無線LANモジュール116bとは、夫々互いに異なる周波数帯(5.2GHz帯及び2.4GHz帯)を使用する無線通信機器である。
IEEE802.11a無線LANモジュール116aは、IP部114a及びICMP部115aに関連付けられ、IEEE802.11b無線LANモジュール116bは、IP部114b及びICMP部115bに関連付けられている。IEEE802.11a無線LANモジュール116aとバインドされるIPアドレスとIEEE802.11b無線LANモジュール116bにバインドされるIPアドレスとは互いに異なる。また、IEEE802.11a無線LANモジュール116aとIEEE802.11b無線LANモジュール116bとは、それぞれ別々に設けられたIPポートに接続されている。
アプリケーション部111は、通信プロトコルユニット11が2つの無線LANモジュール116a及び116bを有していることに対応して、通信先IPアドレスとして最大2個のIPアドレスを入力可能とするユーザインタフェースを装備している。
RTP部112は、IEEE802.11a無線LANモジュール116aにより受信したか、IEEE802.11b無線LANモジュール116bにより受信したかに関係なく、受信データをチェックして同一のデータが存在する場合には、後から受信したパケットを破棄する。受信データであるIPパケットは、RTPヘッダを含んでおり、このRTPヘッダに含まれるシーケンスナンバーを比較することにより、受信データが同一か否か判定できる。なお受信データであるIPパケットの構成は以下の通りである。なお、IPパケットは、IPヘッダとIPデータグラムからなり、IPデータグラムは、UDPパケット、またはその他のプロトコルのパケットからなる。また、UDPパケットは、UDPヘッダとUDPデータグラムからなり、UDPデータグラムはRTPパケットであってRTPヘッダとRTPデータグラムからなる。
モニタリングユニット12は、例えば、ソフトウェアモジュールであって、IEEE802.11a無線LANモジュール116a及びIEEE802.11g無線LANモジュール116bの各々と、後述するアクセスポイントとの間の無線LANリンクをモニタリングする。
モニタリングユニット12は、各無線LANモジュールとアクセスポイントとの間に無線LANリンクが確立される(接続完了する)と、そのことを制御ユニット13に通知する。確立された無線LANリンクは、後述のように制御ユニット13によってアクティブリンクまたは非アクティブリンクに設定される。そして、モニタリングユニット12は、アクティブリンクが切断されるとそのことを制御ユニット13に通知する。
また、モニタリングユニット12は、アクティブリンクの通信品質を示すデータ(受信信号の電解強度、S/N比、受信データのエラーレート、遅延時間など)を所定の周期でモニタリングし、得られたデータに対して所定の演算処理を行って無線リンク通信品質値を求める。また、モニタリングユニット12は、制御ユニット13からの要求に応じて非アクティブリンクの通信品質を示すデータをモニタリングし、得られたデータから無線リンク通信品質値を求める。いずれの場合も、モニタリングユニット12は、求めた無線リンク通信品質値を制御ユニット13に渡す。
さらに、モニタリグユニット12は、ICMP部115a及び115bを制御し、アクティブリンクを通して所定の周期で通信先のIPポートへICMPエコーリクエストメッセージを送信し、通信先のIPポートからのICMPエコーレスポンスメッセージを受信する。所定時間内にICMPエコーレスポンスメッセージを受信し、あるいは受信することなく所定時間が経過すると、モニタリングユニット12は、ICMPエコーレスポンスメッセージ受信の可否情報を生成して制御ユニット13に渡す。
制御ユニット13は、モニタリングユニット12からの情報等に基づいて、通信プロトコルユニット111を制御する。
具体的には、制御ユニット13は、通信プロトコルユニット111を制御してアクセスポイントとの間に2つの無線LANリンクを確立し、通信品質の高い方をアクティブリンクに、低い方を非アクティブリンクに設定する。アクティブリンクは、通信先とのデータの送受信に利用され、非アクティブリンクは、通信先からのデータ受信にのみ利用される。
また、制御ユニット13は、アクティブリンクの通信品質が低下すると、非アクティブリンクをアクティブにする。その結果、2つの無線LANリンクが共にアクティブリンクとなる。この状態でデータ送信を行う場合、制御ユニット13は、通信プロトコルユニット111を制御して、送信しようとするIPデータグラムの複製を作製させ、両方の無線LANリンクを通じて同一のIPデータグラムを送信させる。
制御ユニット13の機能をまとめると以下のようになる。
(1)モニタリングユニット12から通知された無線LANリンクの接続・切断状態を示す情報および転送された無線リンク通信品質値に基づいて、各無線LANリンクをアクティブリンクまたは非アクティブリンクにする。
(1a)モニタリングユニット12から無線リンク接続完了を通知されたとき、アクティブリンクが存在しなければ接続完了の無線LANリンクをアクティブリンクにする。
(1b)モニタリングユニット12から転送されたアクティブリンクについての無線リンク通信品質値が予め定められた第1の基準値を一定時間以上に亘って下回ったことを検知したとき、アクセスポイントと接続中の非アクティブリンクが存在するならばそれをアクティブリンクに変更する。
(1c)モニタリングユニット12からアクティブリンクの切断を通知されたとき、その無線LANリンクを非アクティブに変更し、他にアクセスポイントと接続中の非アクティブリンクが存在するならばそれをアクティブリンクに変更する。また、切断された無線LANリンクの再接続を行なう。
(1d)2つの無線LANリンクが共にアクティブリンクになっている状態で、モニタリングユニット12から転送された両リンクの無線リンク通信品質値についてどちらか一方の無線リンク通信品質値が第2の基準値(>第1の基準値)を一定時間以上に亘って上回ったとき、他方の無線リンクを非アクティブリンクにする。また、両リンクの無線リンク通信品質値が同第2の基準値を同時間以上に亘って上回った場合は、無線リンク通信品質値が低い方を非アクティブリンクにする。
(2)モニタリングユニット12からのICMPエコーレスポンスメッセージ受信の可否情報により、通信先におけるアクティブ無線リンクのIPポートを得、そのIPポートをUDPデータ送信時の送信先IPポートとする。
(3)無線LANリンクが非アクティブリンクの場合、その無線LANリンクとバインドされているIPポートへUDPデータを転送させない。
(4)無線LANリンクが非アクティブリンクの場合、その無線LANリンクとバインドされているIPポートを通して、通信相手からのICMPエコーリクエストメッセージに対する応答メッセージ(ICMPエコーレスポンスメッセージ)を送信させない。
次に、図2乃至図8を参照して、図1の無線LAN端末装置10の動作について説明する。
図2は、図1の無線LAN端末装置10(10a,10b)を含む無線LANシステムの構成を示す図である。
図示の無線LANシステムは、IPネットワーク20と、IPネットワークに接続された第1及び第2のアクセスポイント(AP1及びAP2)30a及び30bと、アクセスポイント30a及び30bに夫々無線接続される第1及び第2の無線LAN端末装置(STA1及びSTA2)10a及び10bを含んでいる。
第1及び第2のアクセスポイント30a及び30bは、各々、無線LAN端末装置10と同様に、IEEE802.11a無線LANモジュールとIEEE802.11g無線LANモジュールと、これらに各々対応するIP部及びOCMP部を備えている。
なお、ここでは説明を簡略化するため、IPネットワーク20に接続されたアクセスポイントを2つとしたが3以上でもよい。また、各アクセスポイントは、より多くの無線LANモジュールを備えることにより、複数の無線LANモジュールと同時に無線接続することが可能となる。
図3に、IPネットワークを介して、第1の端末装置10aと第2の端末装置10bとの間にリンクが確立(接続)されたときの状態の一例を示す。
図3において、第1の端末装置10aの第1のIPポート(STA1A)と第1のアクセスポイント30aの第1のIPポート(AP1A)との間には、無線リンクAが確立されている。また、第1の端末装置10aの第2のIPポート(STA1B)と第1のアクセスポイント30aの第2のIPポート(AP1B)との間には、無線リンクBが確立されている。また、第1のアクセスポイント30aと第2のアクセスポイント30bとの間には、IPネットワーク20上にリンクC,D及びEが確立されている。第2のアクセスポイント30bと第2の端末装置10bとの間には、第1の端末装置10aと第1のアクセスポイント20aとの間と同様に、無線リンクF及びGが確立されている。なお、無線リンクA,B,F及びGのうち、実線で示される無線リンクA及びGはアクティブリンク、破線で示される無線リンクB及びFは非アクティブリンクである。
図3に示す状態は、無線リンクA,B,F及びGの全てにおいて、通信品質が良好の場合を示している。これは、第1の端末装置10aにおいて、制御ユニット13が、確立された両リンクA及びBについての無線リンク通信品質値をモニタリングユニット12から得、両リンクとも通信品質が良好であることを認識し、それらを比較して通信品質のより良好な方(ここでは、リンクA)をアクティブに、他方(ここでは、リンクb)を非アクティブにしたものである。また、第2の端末装置10bにおいて、制御ユニット13が、確立された両リンクF及びGについての無線リンク通信品質値をモニタリングユニット12から得、両リンクとも通信品質が良好であることを認識し、それらを比較して通信品質のより良好な方(ここでは、リンクG)をアクティブに、他方(ここでは、リンクF)を非アクティブにしたものである。
図4を参照して、第1の端末装置10aが、2つの無線リンクA及びBの一方をアクティブリンクに、他方を非アクティブリンクに設定する方法について説明する。
まず、第1の端末装置10aの制御ユニット13は、通信プロトコルユニット11を制御して、2つの無線リンクの確立を試みる(ステップS401,S402)。そして、両方の無線リンクの確立に成功すると(ステップS403及びS404でともにyes)、モニタリングユニット12に対して両リンクについての無線リンク通信品質値を要求する(ステップS405)。いずれか一方の無線リンクしか確立できなかった場合(ステップS403でyes、ステップS404でno)は、確立されたリンクをアクティブリンクとし、他方の無線リンクの確立を継続的に試みる(ステップS406)。モニタリンクユニット12からの無線リンク通信品質値を受け取った制御ユニットは、より通信品質の良好なリンクをアクティブリンクに、他方を非アクティブリンクに設定する(ステップS407)。
以上のようにして、第1の端末装置10aとアクセスポイント30aの間の無線リンクAはアクティブに、無線リンクBは非アクティブに設定され、図3の状態となる。
図3の状態において、第1の端末装置10aは、第2の端末装置10bとの間にリンクが確立されている間、所定の周期でICMPエコーリクエストメッセージを送信する。ICMPエコーリクエストメッセージの送信は、リンクA−C−D−E−Fのルートと、リンクA−C−D−E−Gのルートの2つのルートにより行われる。
第1の端末装置10aからのICMPエコーリクエストメッセージを受信した第2の端末装置10bは、アクティブリンクを使用して、即ち、リンクG−E−D−C−Aを使用してICMPエコーレスポンスメッセージを返信する。比較ティブリンクであるリンクF−E−D−C−Aは使用しない。
第1の端末装置10aは、受信したICMPエコーレスポンスメッセージに含まれる通信元IPアドレスにより、第2の端末装置10bにおいて使用できるIPポートが第2のポート(STA2G)であると認識し、IPパケットを送信する場合の通信先IPアドレスを第2の端末装置10bの第2のポート(STA2G)のIPアドレスに設定する。その結果、第1の端末装置10aから第2の端末装置10bへ向けて送信されるUDPパケットは、リンクA−C−D−E−Gのルートで送信される。非アクティブリンクを含むリンクA−C−D−E−F、B−C−D−E−F及びB−C−D−E−Gのルートは、第1の端末装置10aから第2の端末装置10bへのデータ送信には用いられない。
図3の状態において、第1の端末装置10aの制御ユニット13は、両リンクA及びBの通信品質を監視している。このとき、制御ユニット13の動作を図6を参照して説明する。
まず、図3の状態のとき、第1の端末装置10aの制御ユニット13は、モニタリングユニット12からの情報に基づいて、無線リンクA及びBの状態を認識し、常に非アクティブリンクが確立されているように通信プロトコルユニット111を制御する(ステップS601,S602)。また、制御ユニット13は、モニタリングユニット12からのアクティブリンクについての無線リンク通信品質値を監視し、それが第1の基準値を下回った継続時間を測定する。そして、測定した時間が予め定められた時間を超えると(ステップS603でyes)、制御ユニット13は、現在の非アクティブリンクをアクティブリンクに変更する(ステップS604)。
こうして、アクティブリンクの通信品質が低下すると、非アクティブリンクもアクティブリンクに変更され、図6に示すように、無線リンクA及びBの両方がアクティブな状態となる。
図6の状態において、第1の端末装置10aがUDPパケットを第2の端末装置10bへ送信する場合、第1の端末装置10aは、第2の端末装置10bへ送信するUDPパケット(IPデータグラム)を複製し、同一のUDPパケットをリンクA−C−D−E−G及びB−C−D−E−Gの両ルートで送信する。
第2の端末装置10bでは、RTP部112が受信したIPデータグラムをチェックし、既に受信したIPデータグラムと同じIPデータグラムを受信した場合にはそれを破棄する。
一方、第2の端末装置10bから第1の端末装置10aへUDPパケットを送信する場合も、第2の端末装置10bは、第1の端末装置10aへ送信したICMPエコーリクエストメッセージに対するICMPエコーレスポンスメッセージに含まれるIPポートを通信先とする。図6に示す状態において、第1の端末装置10aは、第1及び第2の両ポート(STA1A及びSTA1B)からICMPエコーレスポンスメッセージを送信する。それを受信した第2の端末装置10bは、第1の端末装置10aへUDPパケットを送信する場合、リンクG−E−D−C−A及びG−E−D−C−Bの両方のルートを通じてUDPパケットを送信する。
第1の端末装置10aのRTP部112は、異なるポートを介して受信したUDPパケットであっても、それに含まれるIPデータグラムが同一でないかチェックし、同一の場合には一方の(後から受信した)IPデータグラムを破棄する。
図6に示す状態においては、2つのリンクを同時に使用してデータを送信するため、各端末処理装置10の処理負荷や消費電力が、図3の状態に比べて増加する。そこで、図6の状態のときは、第1の端末装置10aの制御ユニット13は、図7に示すように動作する。
まず、第1の端末装置10aの制御ユニット13は、モニタリングユニット12からの無線リンク通信品質値を監視し、それが第2の基準値(>第1の基準値)を上回った継続時間を測定する。そして、測定した時間が予め定められた時間を超えると(ステップS701でyes)、それが両方のリンクか否か判定する(ステップS702)。両方のリンクの通信品質が良好と判定された場合(ステップS702でyes)は、より無線リンク通信品質値の高いリンクをアクティブリンクとし、他方を非アクティブリンクとする(ステップS703)。一方のリンクのみが通信品質良好と判定された場合(ステップS702でno)は、通信品質が良好であると判定されたリンクをアクティブとし、他方を非アクティブとする(ステップS704)。
次に、図3の状態において、アクティブリンクが切断された場合について説明する。この場合、第1の端末装置10aの制御ユニット13は、モニタリングユニット12からのアクティブリンク切断の通知を受けて、無線リンクBを非アクティブリンクからアクティブリンクに変更する。そのときのシステムの状態を図8に示す。
図8の状態で、第1の端末装置10aが第2の端末装置10bへUSPパケットまたはICMPエコーリクエストメッセージを送る場合、第1の端末装置10aは、リンクB−C−D−E−Gのルートを使用する。
第2の端末装置10bは、周期的に第1の端末装置10aへ送信するICMPエコーリクエストメッセージに対する応答であるICMPエコーレスポンスメッセージに基づいて、第1の端末装置10aがアクティブリンクを変更したことを認識する。そして、第2の端末装置10bは、第1の端末装置10aへUDPパケットを送信するとき、送信先のIPポートを第1の端末装置10aの第2のIPポートとして、即ち、リンクG−E−D−C−Bのルートを使用して、送信する。
なお、図8の状態では一方の無線LANリンクが切断された状態にあるので、第1の端末装置10aの制御装置13は、図6に示すように切断された無線LANリンクの再接続を試みる(ステップS601及びS602)。
以上説明したように、本実施の形態に係る無線LANシステムでは、各端末装置とアクセスポイントとの間に2つの無線リンクを確立し、通信品質が良好なときは一方の無線リンクのみを使用してデータの送受信を行うとともに、電波状況の悪化やハンドオーバによる一時的なアクティブリンクの切断が生じた場合には、直ちに他方の無線リンクに切り替えるようにしたことで、処理負担や消費電力を大きく増加させることなく、安定してデータ伝送を行うことができる。
また、本実施の形態に係る無線LANシステムでは、切断には至らないけれども電波状況が悪化している状況下では、両方のリンクを使用してデータの送受信を行うようにしたので、より通話品質の良好な(遅延少ない)ルートのデータを選択することにより、安定したデータ伝送を行うことができる。
さらに、本実施の形態に係る無線LANシステムでは、周期的にICMPエコーリクエストメッセージを送信するようにし、通信先の端末装置のアクティブリンク(IPポート)を確認するようにしたことで、通信先の状態変化にも迅速に対応できるので安定したデータ伝送が行える。
このように、本実施の形態による無線LANシステムは、安定したデータ通信が可能であるので、リアルタイムアプリケーションに好適である。しかも、IPネットワークは、アクセスポイントが2つの異なる周波数に対応していれば、既存のものが利用でき、安価にシステムを構成することができる。
以上、本発明について一実施の形態に即して説明したが、本発明は当該実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態では、各無線LAN端末装置が、IEEE802.11a無線LANモジュール116aとIEEE802.11b無線LANモジュールとを有しているとしたが、互いに異なる周波数帯を使用する無線モジュールであればよく、IEEE802.11a無線LANモジュール116aとIEEE802.11g無線LANモジュールとの組み合わせでもよい。また、互いに異なる周波数帯を使用するCDMA無線モジュールでもよい。
また、上記実施の形態では、無線LAN端末の2つの無線LANモジュールが同一のアクセスポイントとリンクを確立する場合についてのみ説明したが、互いに異なる2つのアクセスポイントとの間に夫々リンクを確立するようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態では、各無線LAN端末装置がハードウェアにより構成されているように説明したが、その多くの部分をソフトウェア(プログラム)により構成することができる。
本発明の一実施の形態に係る無線LAN端末装置の構成を示すブロック図である。 図1の無線LAN端末装置が用いられる無線LANシステムの構成を示す図である。 図2のシステム上で、2つの無線LAN端末装置の間に確立されるリンクを説明するための図である。 確立されたリンクをアクティブリンク/非アクティブリンクに設定する無線LAN端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。 アクティブリンク及び非アクティブリンクに設定された2つのリンクをともにアクティブリンクとする無線LAN端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図2のシステム上で、一方の無線LAN端末装置とアクセスポイントとの間のリンクがともにアクティブリンクとされた状態を示す図である。 ともにアクティブリンクに設定された2つのリンクの一方を非アクティブリンクとする無線LAN端末装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図2のシステム上で、一方の無線LAN端末装置とアクセスポイントとの間の一方のリンクが切断された状態を示す図である。
符号の説明
10,10a,10b 無線LAN端末装置
11 通信プロトコルユニット
111 アプリケーション部
112 RTP部
113 UDP部
114a,114b IP部
115a,115b ICMP部
116a IEEE802.11a無線LANモジュール
116b IEEE802.11b無線LANモジュール
12 モニタリングユニット
13 制御ユニット
20 IPネットワーク
30a,30b アクセスポイント

Claims (16)

  1. アクセスポイントとの間に互いに異なる周波数帯を用いて2つの無線リンクを確立し、確立された2つの無線リンクの通信品質に応じていずれか一方の無線リンクを用いてデータ伝送を行うようにしたことを特徴とする無線LAN端末装置。
  2. 請求項1に記載された無線LAN端末装置において、
    前記通信品質が所定の条件を満たす場合に前記2つの無線リンクの両方を用いて同一データを伝送するようにしたことを特徴とする無線LAN端末装置。
  3. 請求項2に記載された無線LAN端末装置において、
    既に受信しているデータと同一のデータを受信した場合に、一方のデータを破棄するためのデータ破棄部を備えていることを特徴とする無線LAN端末装置。
  4. 請求項1,2又は3に記載された無線LAN端末装置において、
    前記2つの無線リンクを確立するための無線部と、
    前記2つの無線リンクの通信品質を監視する監視部と、
    該監視部からの監視結果に基づいてデータ伝送に用いる無線リンクを決定する制御部と、
    を備えていることを特徴とする無線LAN端末装置。
  5. 請求項4に記載された無線LAN端末装置において、
    前記制御部が、前記無線部を制御して所定の信号を送信させ、その応答信号に基づいて送信先ポートを決定するようにしたことを特徴とする無線LAN端末装置。
  6. 請求項4又は5に記載された無線LAN端末装置において、
    前記無線部が、IEEE802.11a規格に準拠する第1の無線LANモジュールと、IEEE802.11g規格またはIEEE802.11b規格に準拠する第2の無線LANモジュールを備えることを特徴とする無線LAN端末装置。
  7. LANに接続されるアクセスポイントと、該アクセスポイントとの間に無線リンクを確立する無線LAN端末装置とを含む無線LANシステムにおいて、
    前記アクセスポイントと前記無線LAN端末装置との間に互いに異なる周波数帯を用いて2つの無線リンクを確立し、確立された2つの無線リンクの通信品質に応じていずれか一方の無線リンクを用いてデータ伝送を行うようにしたことを特徴とする無線LANシステム。
  8. 請求項7に記載された無線LANシステムにおいて、
    前記通信品質が所定の条件を満たす場合に前記2つの無線リンクの両方を用いて同一データを伝送するようにしたことを特徴とする無線LANシステム。
  9. 請求項8に記載された無線LANシステムにおいて、
    前記無線LAN端末装置が、既に受信しているデータと同一のデータを受信した場合に、一方のデータを破棄するためのデータ破棄部を備えていることを特徴とする無線LANシステム。
  10. 請求項7,8又は9に記載された無線LANシステムにおいて、
    前記無線LAN端末装置が、
    前記2つの無線リンクを確立するための無線部と、
    前記2つの無線リンクの通信品質を監視する監視部と、
    該監視部からの監視結果に基づいてデータ伝送に用いる無線リンクを決定する制御ユニットと、
    を備えていることを特徴とする無線LANシステム。
  11. 請求項10に記載された無線LANシステムにおいて、
    前記制御部が、前記無線部を制御して所定の信号を送信させ、その応答信号に基づいて送信先ポートを決定するようにしたことを特徴とする無線LANシステム。
  12. 請求項10又は11に記載された無線LANシステムにおいて、
    前記無線部が、IEEE802.11a規格に準拠する第1の無線LANモジュールと、IEEE802.11g規格またはIEEE802.11b規格に準拠する第2の無線LANモジュールを備えることを特徴とする無線LANシステム。
  13. アクセスポイントとの間に互いに異なる周波数帯を用いて2つの無線リンクを確立するステップと、
    確立された2つの無線リンクの通信品質に応じていずれか一方の無線リンクを用いてデータ伝送を行うステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載されたプログラムにおいて、
    前記通信品質が所定の条件を満たす場合に前記2つの無線リンクの両方を用いて同一データを送信させるステップを含むことを特徴とするプログラム。
  15. 請求項14に記載されたプログラムにおいて、
    既に受信しているデータと同一のデータを受信した場合に、一方のデータを破棄するステップを含むことを特徴とするプログラム。
  16. 請求項13,14又は15に記載されたプログラムにおいて、
    所定の信号を送信し、その応答信号に基づいて送信先ポートを決定するステップを含むことを特徴とするプログラム。
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