JP2015518762A - 装具用の締付け装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、人体を支持して機能を維持するための装具用の、特に身体部位又は体躯に巻き付けられてこれを把持するようになっている装具、例えば脊椎用装具用の、新規な締付け装置に関するものである。この締付け装置により、少なくとも一つのガイドプーリと一つのロック式リールとを備えて別個に構成された個々のテークルによって、支持効果をセグメント単位で個々人に対して適合化することを可能としている。【選択図】 図1

Description

本発明は、人体を支持して機能を維持するための装具用の、特に身体部位又は体躯に巻き付けられてこれを把持するようになっている装具、例えば脊椎用装具用の、新規な締付け装置に関するものである。この締付け装置により、少なくとも一つのガイドプーリと一つのロック式リールとを備えて別個に構成された個々のテークルによって、支持効果をセグメント単位で個々人に対して適合化することを可能としている。
装具は、例えば腰や脊柱等の身体各部の運動機能を安定化させたり支持したりするための治療補助手段である。装具は、外傷後若しくは手術後に、又は保存療法の一環として、直接使用できるものである。使用にあたり、装具は通例、身体部位の周りに、例えば腰周りにあてがわれて、帯具又はベルトのように閉じられることによって、安定化の対象である身体領域に、これを安定化させる一定の圧力を加えようになっている。例えば腰椎用装具では、脊柱を特定の湾曲状態(脊椎前湾状態)に固定することによって、脊柱にそれ以上の障害が生じるのを防止することや、術後の状態を安定化させることによって回復状態を改善することが求められる場合がある。
公知である装具、例えば腰椎ベルトの多くには、複数の締付け装置が備えられ、これらを利用して、体躯に巻き付けられた装具から身体部位に加えられる締付け力/圧力をチェックしながら増加できるようになっている。そのためにも、何らかのテークル装置がしばしば備えられている。このテークル装置は、公然周知であるように、装具ベルトの横幅全体に亘って引締め力を一様にする目的で、実質的に装具の横幅全体に亘って延びている。そのために、公知であるテークルをベースとした締付け装置は、装具の片側に向かって延びている、弛みのある引締め用ロープを有している。そのように構成された装具には、使用に際して次に挙げる様々な短所が随伴することが判明している。公知であるテークル機構によって引締め力の一様化がもたらされるため、締付け力を個々人に適合化させることも、又それにより支持効果を個々の治療目標に応じて適合化させることも不可能となっている。それと同時に、この公知であるテークル装置は、片側の引締め用ロープを使用して締め付けられることにより、力が装具の片側に作用することになり、又それに伴い装具に歪みや位置ずれを来すことになる。
改良型テークルシステムの一例が、ドイツ特許出願公開第102010035309号明細書から知られている。そこでは複数のテークルが使用される。引締め用ロープのガイドプーリ及び/又は係留点の特殊な設計構成は、そこでは企図されていない。
本発明は、上述の公知である短所を回避するために、装具用の締付け装置を改良して発展させることを課題として成されたものである。本発明が解決しようとする技術的な問題は、特にその支持機能において治療又は予防の様々な要求項目に、より良好に適合できるようにした、装具用の改良型締付け装置を提供することにある。同時に、装具の取り扱いも調節も、より簡単且つ確実に行うことができるようにすると共に、位置ずれやねじれも回避されるものとする。特に、締付け装置のテークルシステムの設計構成を改良して、安定性と作動信頼性を併せ持つと同時に、良好且つ簡単に操作可能であるように、テークルシステムを構成する。
この技術的な問題は、請求項1に記載の装具用の締付け装置により完全に解決される。
この技術的な問題は、特に、少なくとも一つのテークルを有する装具用の締付け装置において、このテークルが、少なくとも一本の引締め用ロープと少なくとも二つの引締め用ロープ転向部とを有しており、この少なくとも二つの引締め用ロープ転向部の内の少なくとも一つが、ガイドプーリとして構成されており、この少なくとも一つのガイドプーリが、一つのロック式リールと共軸で軸受けされており、更にこのリールが、少なくとも一本の引締め用ロープを巻き取って張り渡すために利用されるようになっている締付け装置により解決される。
この締付け装置は、有利なことにも、装具として利用される多種多様な帯具に、狙い通りに特にセグメント単位で締付け力を追加して加える必要がある場合に、これらの帯具に取り付けられるようになっている、又は、これらの帯具に取り付けられたものであるとよい。
好ましい実施形態の一例においては、ガイドプーリ及びリールが、一つのテンショニング兼転向要素の構成部品となっている。
別の好ましい実施形態においては、リールが、リールをロックするための複数のロック要素を有している。
少なくとも一つのガイドプーリが、一本の引締め用ロープを巻き取って張り渡すための一つのロック式リールと共軸で軸受けされており、且つこれらが好ましくはテンショニング兼転向要素として構成されている、本発明に従ったテークルの構造により、テークル及び引締め用ロープ転向部の、シンプルでコンパクトである上に取り扱いが容易な構造が実現される。そこでは、引締め用ロープをリールから巻き出したりリールに巻き取ったりすることにより、テークルの締め付けを簡単に行うことができる。ロック要素を設けることにより、これらのロック要素のロック状態を能動的に解除しない限り、リールからの再巻出しは不可能となるために、引締め用ロープが張り渡されたままとなることを保証することができる。このテンショニング兼転向要素により、有利なことにも、三通りの機能、即ち引締め用ロープを転向する機能、引締め用ロープを張り渡してそれに伴うテークルを締め付ける機能、及び余った引締め用ロープを巻き取る機能が組み合わされることになる。
好ましい実施形態の一例において、このテンショニング兼転向要素は、更にそれに追加して、少なくとも一つのロック要素を有している。好ましい実施形態の一例においては、このロック要素が、少なくとも一つの弾性支承式歯状部を、例えば二つ、三つ又はそれ以上の弾性支承式歯状部を有している。このロック要素は、向き合わせて配置された二つの弾性支承式歯状部を有していると非常に好ましい。
リールは、それぞれの弾性支承式歯状部が噛み合うことができる一つの環状歯切り部を有することが好ましい。それぞれの弾性支承式歯状部がリールのこの環状歯切り部に噛み合う時には、リールの一方向への回転可能性が阻止されることが好ましい。リールの回転可能性が両方向とも阻止されるようにしてもよい。
好ましい実施形態の一例において、このテンショニング兼転向要素は、更にそれに追加して、少なくとも一つのケース部材を有している。例えば二つのケースが備えられているとよい。第1のケース部材は、少なくとも一つのガイドプーリとリールのための、好ましくは更に別の複数の要素、例えば複数のロック要素のための、受入れ要素として構成されたものであるとよく、又第2のケース部材は、この第1のケース部材用のカバーとして構成されたものであるとよい。
好ましい実施形態の一例において、このテンショニング兼転向要素は、更にそれに追加して、少なくとも一つのロック要素、好ましくは少なくとも一つの弾性支承式歯状部と、少なくとも一つのケース部材とを有している。
非常に好ましい実施形態の一例において、このテンショニング兼転向要素は、少なくとも一つのガイドプーリと、一つのロック式リールと、二つの弾性支承式歯状部と、二つのケース部材とを有しているが、そこでは第1のケース部材が、少なくとも一つのガイドプーリ、リール、及び二つの弾性支承式歯状部のための受入れ要素として構成されており、又第2のケース部材は、この第1のケース部材用のカバーとして構成されている。
好ましい実施形態の一例において、第1のケース部材、及びカバーとして構成される第2のケース部材は、このカバーを、第1のケース部材内で、ある一つの所定角度分、例えば5°から90°まで、特に約10°の角度分、回転可能であると共に、カバーのこの回転により、カバーが、それぞれの弾性支承式歯状部に噛み合って、これらを外側に向かって押し付けることによって、それぞれの弾性支承式歯状部によりリールの回転が阻止されないように構成されている。この実施形態においては、カバーが逆方向にこの所定の角度分回転されると、それぞれの弾性支承式歯状部は、互いから離間するように押し広げられるのではなくて、それどころかリールのそれぞれの歯に噛み合うようになっており、それにより、リールの少なくとも一方向への回転が阻止されることになる。
好ましい実施形態の一例において、このテンショニング兼転向要素は、プラスチック製となっている。このテンショニング兼転向要素の構成部品は全て、プラスチック製であることが好ましい。
好ましい実施形態の一例において、リールが、リールを回転させて、引締め用ロープを巻き取って張り渡すための一つの工具用の一つの作用点を有している。この作用点は、例えばプラスドライバをあてがうための一つのプラス溝であるとよい。当然ながら、当業者に知られているそれとは別の作用点であってもかまわない。この作用点は、ある一つの専用工具を使用しない限り回すことができないように構成されたものであるとよい。それにより、テークルを締め付けたり緩めたりする作業が、素人、例えば患者自身によってではなく、当該工具を所有している担当の専門家、例えば整形外科医だけにより行われることを保証することができる。したがって、締付け力を適切な値に調整することが可能となる。当然ながらその代わりに、例えばこの作用点をダイヤル又は回転円板として構成することにより、患者自身によっても締付けを行えるようにしてもよい。
好ましい実施形態の一例においては、締付け装置の全てのテークルが、ガイドプーリを少なくとも一つずつ有しているが、このガイドプーリは、一つのロック式リールと共軸で軸受けされており、又このリールは、少なくとも一本の引締め用ロープを巻き取って張り渡すために利用されるようになっている。
本発明に従った好ましい構成形態の一例においては、それぞれのテークルが、多重の転向部を備えて構成されている。
好ましい実施形態の一例においては、締付け装置が、一方の第1の端部に配置される一つの第1の側部要素と、それとは反対側の第2の端部に配置される一つの第2の側部要素と、この両者間に配置される一つの中央要素とを有している、独立して締め付けることができる複数の別個の締付けセグメントが含まれている締付け装置となっているが、そこでは、一つの締付けセグメントの第1及び第2の側部要素が、この締付けセグメントの中央要素を間に挟んで、中央要素と第1の側部要素との間に延びている一つの第1のテークル又はテークル対、及び中央要素と第2の側部要素との間に延びている一つの第2のテークル又はテークル対により、相互に接続されている。
そのような締付け装置の様々な特殊な構成形態が、ドイツ特許出願公開第10 2010 035 309号明細書に説明されており、その内容は本発明に包摂される。当業者であれば、問題なく、そこに開示されるそれぞれの実施形態を、少なくとも一つのガイドプーリが一つのロック式リールと共軸で軸受けされており、更にこのリールが、少なくとも一本の引締め用ロープを巻き取って張り渡すために利用されるようになっている、本発明に従った少なくとも一つのテークルと組み合わせたり、或いは、そこに開示されるある一つの実施形態において、少なくとも一つのそのようなテークルを採用したりすることができる。
本発明によれば、好ましいのは、一方の第1の端部に配置される少なくとも一つの第1の側部要素と、それとは反対側の第2の端部に配置される少なくとも一つの第2の側部要素と、この両者間に配置される少なくとも一つの中央要素とを有する装具用の締付け装置において、第1及び第2の側部要素が、中央要素を間に挟んで、中央要素と第1の側部要素との間に延びている少なくとも一つの第1のテークルと、中央要素と第2の側部要素との間に延びている少なくとも一つの第2のテークルとにより、相互に接続されており、それぞれのテークルを中央要素に繋ぎ止める結合地点の上下位置を、複数の着脱自在な機械的連結手段を介して調節できるようになっている、本発明に従った装具用の締付け装置である。
好ましい実施形態の一例においては、第1の側部要素が少なくとも二つのテークルを介して中央要素に接続されており、又第2の側部要素も少なくとも更にもう二つのテークルを介して中央要素に接続されており、そこではこれらの少なくとも四つのテークルを中央要素に繋ぎ止める結合点の上下位置を、複数の着脱自在な機械的連結手段を介して、相互から独立して調節できるようになっている。
一つの装具セグメントに個別に調節自在に取り付けることができる複数のテークルを採用する場合は、装具のそれぞれの力のベクトルを、個々人に応じて、目標を指向して愁訴箇所に合わせることが可能となり、その結果、そこではそれぞれのテークルが、装具により取り巻かれている患者の身体部位の、これらのテークルが装具セグメントに取り付けられる地点において、最大の締付け効果を発揮可能であることが判明している。
中央要素として利用される一つのバックプレートに、上下位置の調節を可能として個別に取り付けることができる複数のテークルが採用される場合は、装具、特に脊椎用装具のそれぞれの力のベクトルを、個々人に応じて、目標を指向して背中の愁訴箇所に合わせることが可能となり、その結果、それぞれのテークルがバックプレートに取り付けられる地点で、最大の締付け効果を脊柱に発揮可能であることが特に判明している。このため、特に本発明に従った締付け装置により、患者に脊椎用装具を処方する際には、脊柱の特定の部分に狙いを定めてピンポイントで負荷を加えたり、又はその部分にかかる負荷を軽減したりすることが可能となり、又それに伴い最大限の治療効果を達成することが可能となる。
本発明に従って、中央要素への各テークルの取付けは、複数の連結手段を介して行われることが好ましい。本発明に従って、一つの連結手段が一つの第1の連結要素と一つの第2の連結要素とから成ることが好ましいが、その場合は第1の連結要素が一つのテークルに配置され、第2の連結要素が中央要素に配置されることになる。
好ましい実施形態の一例において、第1の連結要素は、テンショニング兼転向要素のところに位置している。別の好ましい実施形態の一例においては、この第1の連結要素が、一つのテンショニング兼転向要素の構成部品となっている。例えばテンショニング兼転向要素の一つのケース部材とこの第1の連結要素とが、プラスチックから一体式に成形されていることによって、この第1の連結要素が例えばこのケース部材の構成部品となっているとよい。
本発明に従って、一方の第1又は第2の連結要素は、何らかの引っ掛け要素であることが好ましい。本発明に従って、他方の第2又は第1の連結要素は、何らかの切欠き部であることが好ましい。
本発明に従って、中央要素への各テークルの取付けは、各テークルの引っ掛け要素を中央要素のそれぞれの切欠き部に引っ掛けることにより、又は中央要素のそれぞれの引っ掛け要素を各テークルの切欠き部に引っ掛けることにより、行われることが好ましい。
これらの引っ掛け要素は、例えば、後部把持要素、又はスナップオン式要素であるとよい。これらの切欠き部は、例えば穴であるとよい。これらの穴は、適切なものであれば、例えば円形又は楕円形等、どのような形状を有していてもかまわない。何が適切な形状であるかは、当業者の知るところとなっている。
好ましい実施形態の一例においては、それぞれの着脱自在な機械式連結手段が、後部把持要素又はスナップオン式要素として構成されている。
好ましい実施形態の一例においては、中央要素のそれぞれの連結要素が脊柱を覆う領域の左側及び右側に配置されている。
好ましい実施形態の別の一例においては、少なくとも一つの第1のテークル及び少なくとも一つの第2のテークルの結合点の上下位置を相互から独立して調節できるようになっている。別の好ましい実施形態においては、締付け装置の全てのテークルの結合点の上下位置を相互から独立して調節できるようになっている。
好ましい実施形態の一例においては、それぞれのテークルを利用して左右の側部要素間の相互距離を短縮することによって、締付けセグメントの締付け効果を達成できるようになっている。
好ましい実施形態の一例においては、それぞれの引締め用ロープが、中央要素とそれぞれの側部要素との間に一つずつ配置される格子型フレームに通されて延びている。
本発明の特殊な構成形態においては、一つのテークルのそれぞれの引締め用ロープが、一つの引締め用ロープ通しに通して取り廻されるようになっている。この引締め用ロープ通しは、側部要素と中央要素との間に延びていることが好ましい。この引締め用ロープ通しは、柔軟なプラスチック材料製の仕様であることが好ましいが、何らかの弾性編物であると非常に好ましい。このため本発明により、セグメント単位で個々人に合わせたテークルを、コンパクトでしかも使い勝手に優れるように実現することが可能となる。又それにより、隣接している各テークルの引締め用ロープ同士が接触したり、衣服の一部や装具の他の部材がこれに引っ掛かったりすることが、効果的に阻止されることになる。
好ましい実施形態の一例においては、テークルの引締め用ロープが、側部要素と中央要素との間に延びている、弾性材料製の一つの引締め用ロープ通しに通されて延びている。
好ましい実施形態の一例においては、複数の着脱自在な機械的連結手段を利用して、左右の側部要素及び/又は中央要素の領域内でニット製装具の表面に取付け可能であるようにするために、締付け装置は特殊に構成されている。
締付セグメントはそれぞれ、締付け装置の一方の第1の端部に配置される一つの第1の側部要素と、締付け装置のそれとは反対側の第2の端部に配置される一つの第2の側部要素とを有していることが好ましい。それらの間に、好ましくは第1及び第2の側部要素の間の中央に、一つの中央要素が配置されている。これらの側部要素が、この中央要素を間に挟んで、機械的に、具体的には中央要素と第1の側部要素との間に延びている、それぞれ一つの第1のテークルと、中央要素と第2の側部要素との間に延びている、一つの第2のテークルとを介して、相互に接続可能であることによって、一つの締付セグメントが形成されている。
締付け装置は、装具があてがわれた状態にある時には、装具と共に身体部位の周りにあてがわれ、締付け装置の両側の端部は、摩擦力や付着力を利用して相互に接続されている。即ち締付け装置は、ベルトのように身体部位の周りを取り巻いて閉じられている。本発明においては、個々の締付セグメントの内部に、左右の側部要素に向かって延びるテークルを中央要素の両側に一つずつ備えることが企図されている。同じ締付セグメントの反対側に位置しているそれぞれのテークルは、あてがわれた装具を利用する際には、装具の両側の引締め用ロープの弛みのある端部をそれぞれ逆方向に引っ張ることにより、輪を引き締めるように締め付けられる。締め付ける際には左右の側部要素間の相互距離が短縮され、それに伴い締付け装置の両端間の相互距離も短縮されて、身体部位の周りに環状に作用する締付け力が発生される。それにより有利なことにも、中央要素に対して対称に作用する力が達成される。したがって、中央要素を挟んで両側には、この環状の締付け力が直接対称且つ一様に作用できるために、締付けに際して中央要素に位置ずれが生じることはない。締付け装置や締付け装置に接続される装具の、締付け時におけるねじれや位置ずれは効果的に阻止される。
即ち本発明においては他にも、従来技術に反して、複数のテークルが、好適には相互に実質的に平行に、独立して、別個の締付セグメントに配置されていることが好適には企図されている。それぞれのテークルはいずれも、そのテークルが割り当てられている一つの締付セグメントの中央要素とそれぞれの側部要素だけに作用するようになっている。即ちこの構成形態においては、好ましいことにも、それぞれの個々の締付セグメントに対して、個別に調節可能な一対のテークルだけが配置されている。それぞれのテークルは、その反対側に位置している、他方の端部の方を向いているテークルと共に、セグメント単位で、個々人に合わせて調節可能な、対称な締付け力が環状に作用することを可能としている。
中央要素であれ、側部要素であれ、締付けセグメントの同じ一つの力の結合点に複数の引締め用ロープ転向部が備えられているのであれば、これらの転向部により、この唯一の力の結合点に、共通軸を持つ積層された複数のガイドプーリとして、一つのプーリブロックが形成されることが好ましい。
別の特殊な構成形態においては、それぞれの引締め用ロープが装具のニット素地の中に直接挿入されている。そのために装具のニット素地は、それぞれの引締め用ロープを他から切り離して取り廻すことを可能とする、複数の通し穴のような切欠き部又は留め具を有している。この構成形態においては、上述の構成形態において隣接する各テークルの引締め用ロープ間の間隔を保持するために備えられる格子型フレームのような追加措置が不要となる。ニット製装具の中に既に組み込まれているという、本発明に従った締付け装置のこの簡素化された構成形態においては、慣用の、特に従来構造の装具、特にニット製装具に、この締付け装置を取り付けたり取り外したりできるようにする必要はない。本発明に従ったこの締付け装置は、それよりもむしろ、ここに説明される本発明に従った相応に新規な装具の一体型の構成部品となっている。
特殊な変形例においては、隣接する締付けセグメントのそれぞれのテークルの引締め用ロープの垂れ下がった端部がいずれも一つの共通の作用点へと取り廻されて、この作用点の中で、相互に対して離間して固定されている。
側部要素及び/又は中央要素は、好適には、場合によっては着脱自在に装具に接続されるようにするための、接続手段を有している。したがって、本発明により、締付け装置は、既存の装具にも取り付けたり、取り外したりすることができるようになっている。特にこの既存の装具は、従来のニット製装具、特に固有弾性率により身体部位の周りに巻き付けられて、それ自体としては公然周知であるように留め具を使用して閉じられるようになっている、支柱式装具である。
この装具は、特に、ある一つの身体部位を取り巻くようになっている、又はある一つの身体部位に巻き付けられてこれを把持するようになっている、何らかの帯具であるとよい。この装具は、例えばある一つの脊柱用装具、ある一つの膝用装具、ある一つの手用装具、又はある一つの腕用装具であるとよい。好ましいのは、ある一つの脊柱用装具である。
脊椎用装具である場合は、本発明に従った締付け装置が、背側及び腰側の領域で装具に取り付けられるようにするとよい。
本発明に従った締付け装置により、装具の締付け力を広い範囲に亘って個々人に合わせて適合化させることが可能となる。締付け装置自体が、装具の安定化効果並びに固定効果を実質的に完全に受け持つことになるために、締付け装置の下に位置する、弾性を示す、それ自体としては公然周知の方法で構成されているニット製装具自体が、締付け効果や支持効果を完全に発揮する必要は最早なくなる。したがって、有利なことにも、個々人の身体サイズに適合したニット製装具をその都度用意する必要はなく、周囲の寸法の幅広い範囲に亘って、脊椎用装具である場合は例えばくびれたウェストであれ、太い腹周りであれ、大きな胸周りであれ、装着可能なニット製品を使用することができる。この場合は周囲の寸法に対する適合化が、好ましくはそれぞれのテークルの調節だけを通じて、即ち引締め用ロープをリールに巻き取ったり、リールから巻き出したりして、それに応じて張り渡したり緩めたりすることによって、行われるようにするとよい。
本発明は他にも、装具用の締付け装置において使用されるテークルにも関するが、そこではこのテークルが少なくとも一本の引締め用ロープと少なくとも二つの引締め用ロープ転向部とを有しており、少なくとも二つの引締め用ロープ転向部の内の少なくとも一つがガイドプーリとして構成されており、この少なくとも一つのガイドプーリが、一つのロック式リールと共軸で軸受けされており、更にこのリールは、少なくとも一本の引締め用ロープを巻き取って張り渡すために利用されるようになっている。
本発明は他にも、装具用の締付け装置において、又は装具用の締付け装置のテークルにおいて使用される、テンショニング兼転向要素にも関するが、そこではこのテンショニング兼転向要素が、一つのガイドプーリと一つのロック式リールとを有しており、この少なくとも一つのガイドプーリが、一つのロック式リールと共軸で軸受けされており、更にこのリールは、少なくとも一本の引締め用ロープを巻き取って張り渡すために利用されるようになっている。本発明に従ったテンショニング兼転向要素の好ましい実施形態については、本発明に従った締付け装置の当該説明から読み取ることができる。
本発明は他にも、本発明に従った一つの締付け装置が備えられた装具にも関する。
本発明は他にも、装具の締付け機能又は支持機能のセグメント単位でのピンポイント式制御を目的とする、本発明に従った締付け装置の使用(用途)にも関する。
それぞれの従属クレーム及び並列クレームからは、本発明の更に別の好ましい実施形態が明らかにされる。
当業者は、本発明の更に別の様々な構成形態を、ドイツ特許出願公開第10 2010 035 309号明細書から問題なく導き出すことができる。
以下では、本発明を図面及び各図の説明を通じて詳しく解説するが、本発明はこれらに限定されないと解釈されたい。
本発明に従った締付け装置の実施形態の一例を切り取った切片を示す図である。 本発明に従ったテンショニング兼転向要素の実施形態の一例の分解図である。 本発明に従ったテンショニング兼転向要素の更にもう一つの実施形態の分解図である。
図1には、本発明に従った締付け装置の更にもう一つの構成形態から切り取られた一つの切片が概略図で示されている。この図には、図を見易くするために、片方の側部要素(11)と中央要素(13)だけしか示されていない。第2の側部要素は、この第1の側部要素と同様に、これをただ単に反転させた形で、中央要素の反対側の半部に続くことになる。側部要素(11)は、テークルの形態をとる二つの引締め用ロープドライブ(14a,14b)を介して、中央要素(13)に機械的に接続されている。これらのテークル(14a,14b)はいずれも、一つの引締め用ロープ(19)用の複数の引締め用ロープ転向部(17a,17b)、及び複数の引締め用ロープ係留部(18)を有しており、何重にも巻き付けられるテークルをそれぞれが形成している。したがってこれらのテークル(14a,14b)は、締付セグメント毎にそれぞれ一つの力の結合点(15a,15b)のところで、中央要素(13)と側部要素(11)とに係留されている。これらのテークル(14a,14b)はいずれも弛みのあるロープ端部(16)を有している。
引締め用ロープ転向部(17a)は、本発明によればガイドプーリとして構成されており、引締め用ロープ係留部(18)は、本発明によれば、そこに位置している引締め用ロープ(19)の端部を巻き取れるようにするために利用されるリールとして構成されている。ガイドプーリ(17a)及びリール(18)は、共軸で軸受けされており、一つのテンショニング兼転向要素(20)の構成部品となっている。図2及び3には、そのような本発明に従った転向要素の一例が詳しく示されている。
本発明に従った実施形態は、それぞれの締付セグメントの中央要素(13)に各テークル(14a,14b)を繋ぎ止める結合地点、即ち力の結合点の上下位置を、複数の着脱可能な機械的連結手段を利用して調節可能であることも特色としている。これらの機械的連結手段は、それぞれの中央要素(13,23)に配設された、両端を絞られている複数の長穴(1aから1f,2aから2fb)と、テンショニング兼転向要素(20)の構成部品であり、一つの後部把持要素によって、中央要素(13)の長穴(1aから1f,2aから2fb)に引っ掛けることができる、複数の連結要素(31,33)とから成っている。連結要素(31)は、上側の長穴(1aから1f)のいずれかに引っ掛けられるようになっている。連結要素(33)は、下側の長穴(2aから2f)のいずれかに引っ掛けられるようになっている。したがって、本発明に従った方法により、有利なことにも、中央要素(13)における個々のテークル(14a,14b)の力の結合点の上下位置を調整式とすることで、所望される領域への作用を可能とすることが達成される。当業者であれば問題なく理解するであろうが、第2の側部要素についても、これと同様にして中央要素(13)に接続することができる。
図2には、本発明に従ったテンショニング兼転向要素(20)の実施形態の一例の分解図が示されている。これは、一つのガイドプーリ(21)の形態をとる一つの引締め用ロープ転向部と、一本の引締め用ロープを巻き取って張り渡すための一つのリール(22)と、弾性支承式歯状部(23a、23b)の形態をとる二つのロック要素と、一つの第1のケース部材(24)と、カバーとして構成される一つの第2のケース部材(25)とから成っている。ガイブプーリ(21)とリール(22)は共軸で軸受けされている。リール(22)は、更にその上に、これらの歯状ばね(23a、23b)に噛み合う一つの歯切り部(26)を有している。リール(22)は、更にその上に、一つの工具用の、一つのプラス溝の形態をとる一つの作用点(27)を有している。
カバー(25)は、第1のケース部材(24)内で、ある一つの所定角度分、例えば10°、回転できるようになっている。カバー(25)は、それにより、それぞれの歯状ばね(23a、23b)に噛み合って、これらを外側に向かって押し付けるようになっている。それにより、このフリーホイール機構のロック状態が解除されて、リール(22)は反時計回り方向に回転することができる。
カバー(25)を再びこの所定角度分逆方向に回転して元の位置に戻す時には、それぞれの弾性歯状部(23a、23b)が歯切り部(26)に噛み合うようになっている。一つのプラスドライバを使用することにより、リール(22)を時計回り方向に回転させることができるが、それにより図示されない引締め用ロープを、リール(22)に巻き取って、それに伴い張り渡すことができる。この位置においては、引締め用ロープを再び巻き出すことは不可能となる。なぜなら、それぞれの歯状ばね(23a、23b)がリール(22)のそれぞれの歯(26)に噛み合うことによって、巻出しを阻止するからである。
図3には、本発明に従ったテンショニング兼転向要素(20)の更にもう一つの実施形態が分解図で示されている。そこでも再び、ガイドプーリ(21)、リール(22)、一つの弾性支承式歯状部(23)の形態をとる一つのロック要素、一つの第1のケース部材(24)、及びカバーとして実施された一つの第2のケース部材(25)を認めることができる。その作動方式は、図2に示されるテンショニング兼転向要素と同一である。
ここでは第1のケース部材(24)が、本発明に従った締付け装置の一つの中央要素に繋げることができる一つの連結要素(31)を有するように構成されている。この連結要素(31)は、ここでは締付け装置の一つの中央要素の夫々の長穴にフックのように引っ掛けて固定することができる後方把持要素として構成されている。

Claims (14)

  1. 少なくとも一つのテークル(14a,14b)を有する装具用の締付け装置であって、前記少なくとも一つのテークル(14,a 14b)が、少なくとも一本の引締め用ロープ(19)と少なくとも二つの引締め用ロープ転向部(17a,17b)とを有しており、前記少なくとも二つの引締め用ロープ転向部(17a,17b)の内の少なくとも一つがガイドプーリ(17a)として構成されている、締付け装置において、
    前記少なくとも一つのガイドプーリ(17a,21)が、一つのロック式リール(18,22)と共軸で軸受けされており、前記リール(18,22)が前記少なくとも一本の引締め用ロープ(19)を巻き取って張り渡すために利用されることを特徴とする、締付け装置。
  2. 前記ガイドプーリ(17a,21)及び前記リール(18,22)が、一つのテンショニング兼転向要素(20)の構成部品である、請求項1に記載の締付け装置。
  3. 前記リール(18,22)が、前記リール(18,22)をロックするための複数のロック要素(26,23a,23b)を有している、請求項1又は2に記載の締付け装置。
  4. 前記テンショニング兼転向要素(20)が、更にそれに追加して、少なくとも一つのロック要素(23a,23b)、好ましくは少なくとも一つの弾性支承式歯状部と、少なくとも一つのケース部材(24,25)とを有している、請求項2又は3に記載の締付け装置。
  5. 前記リール(18,22)が、前記リール(18,22)を回転させて、前記引締め用ロープ(19)を巻き取って張り渡すための一つの工具用の一つの作用点(27)を有している、請求項1から4のいずれか一項に記載の締付け装置。
  6. 一方の第1の端部に配置される一つの第1の側部要素(11)と、これとは反対側の第2の端部に配置される一つの第2の側部要素と、この両者間に配置される一つの中央要素(13)とをそれぞれが有している、独立して締め付けることができる複数の別個の締付けセグメント(10)を含み、
    一つの締付けセグメント(10)の第1及び第2の側部要素(11)が、この締付けセグメントの前記中央要素(13)を間に挟んで、中央要素(13)と第1の側部要素(11)との間に延びている一つの第1のテークル(14)又はテークル対、及び中央要素(13)と第2の側部要素との間に延びている一つの第2のテークル又はテークル対により、相互に接続されている、請求項1から5のいずれか一項に記載の締付け装置。
  7. 前記各テークル(14)を利用して、前記各側部要素(11)の相互距離を短縮することによって、前記締付けセグメント(10)の締付け効果を達成可能である、請求項6に記載の締付け装置。
  8. 前記各引締め用ロープ(19)がいずれも、中央要素(13)と左右の側部要素(11,12)との間に一つずつ配置される格子型フレームに通されて延びている、請求項1から7のいずれか一項に記載の締付け装置。
  9. 前記テークル(14)の前記各引締め用ロープ(19)が、側部要素(11)と中央要素(13)との間に延びている、弾性材料から成る一つの引締め用ロープ通しに通されて延びている、請求項1から8のいずれか一項に記載の締付け装置。
  10. 複数の着脱自在な機械的連結手段を利用して、前記各側部要素(11)及び/又は前記中央要素(13)の領域内で一つのニット製装具に取付け可能であるようにするために、特殊に構成されている、請求項1から9のいずれか一項に記載の締付け装置。
  11. 前記締付け装置の全てのテークルが、少なくとも一つのガイドプーリを有しており、前記ガイドプーリが、一つのロック式リールと共軸で軸受けされており、更に前記リールが、少なくとも一本の引締め用ロープを巻き取って張り渡すために利用されるようになっている、請求項1から10のいずれか一項に記載の締付け装置。
  12. 請求項1から11のいずれか一項に記載の締付け装置を含む、装具。
  13. 前記装具が、ある一つの脊柱用装具、ある一つの膝用装具、ある一つの手用装具、又はある一つの腕用装具である、請求項1から12のいずれか一項に記載の締付け装置又は装具。
  14. 装具の締付け機能又は支持機能のセグメント単位での制御用の、請求項1から11のいずれか一項に記載の締付け装置の使用。
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