JP2015517754A - 誘導結合されたfrid内に専用データチャネルを生成するための装置 - Google Patents

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Abstract

着信無線周波数(RF)信号を修正するための誘導結合装置は、誘導要素の結合されたインピーダンス特性に従って、着信RF信号を修正する誘導要素を含む。可変インピーダンス回路は、誘導要素に電気的に結合された出力を含む。低域通過デルタシグマ変調器が、可変インピーダンス回路に結合され、可変インピーダンス回路の出力をデジタル的に制御し、誘導要素の結合されたインピーダンスは、可変インピーダンス回路の出力に基づいて、調節される。

Description

本発明は、概して、誘導または磁気結合された無線周波数通信ネットワーク内に専用データ伝送された生成する方法および装置に関する。
無線周波数識別(RFID)システムは、一般に、リーダデバイスと少なくとも1つの無線端子またはタグとを含み、近距離通信ネットワーク内のアイテムの位置を特定および追跡するために使用される。搬送波信号を含む励起された時変電磁無線周波数(RF)波が、所与のRFIDネットワークまたはシステム内でリーダからタグに伝送される。誘導結合が、2つの回路間の相互インダクタンスによって、エネルギーをある回路(伝導性アンテナコイルおよび関連付けられた回路等)から別の回路に移送するために使用され得る。整流されタグ回路を給電するために使用され得る電圧が、タグ内に誘導される。RFIDネットワークは、それらの誘導結合コイル(または、アンテナコイル)間でそのような誘導結合を使用して、情報を交換するタグおよびリーダを含み得る。データがタグからリーダに通されることを可能にするために、タグ回路は、その誘導結合コイルに関連付けられる負荷(本明細書では結合インピーダンスと称される)を変化させる。この変化は、相互誘導結合の結果として、リーダによって検出されることができ、それによって、リーダによって発信されたRF信号は、リーダに戻るように修正されることができ、修正された信号は、エンコードされたデータを伝送するためにタグによって変調される。
図1は、タグ101a−cからリーダデバイス103へのデータ伝送が、同一の周波数チャネルまたはスペクトル104上で行なわれる、従来技術RFIDシステムを描写する。確立された誘導結合技術を使用して、典型的には、RFIDシステムまたはネットワーク内の複数のタグの各々は、誘導結合のために使用される同一の搬送波信号上でRF信号を送信する。故に、各タグからの誘導結合RF信号は、その所与のリーダデバイス/RFIDネットワークに関連付けられた同一のRFスペクトル内の他のタグのものと重複する。
結果として、RFIDシステム内のタグ衝突が、複数のタグが同一のRFIDリーダデバイスによって励起され、所与の周波数チャネルを使用して、リーダに戻るそれらのそれぞれの重複信号を同時に結合するときに生じる。したがって、タグ衝突問題は、多数のタグが同一のRF場内で一緒に読み取られなければならないときは常時、悪化する。リーダは、同時に生成された信号が衝突するとき、これらの信号を区別することができない。タグ衝突は、リーダを混乱させ、データ伝送誤差を生成し、概して、RFIDシステムまたはネットワーク内のデータ処理量を低減させる。
種々のシステムが、個々のタグを分離するために提案されている。例えば、衝突誤差を低減させることを目的とした技法の1つでは、リーダが、タグ衝突が発生したことを認識すると、特別な「間隙パルス」信号を送信する。この信号を受信すると、各タグは、乱数カウンタを調べ、そのデータを送信する前に、待機すべき間隔を決定する。各タグは、一意の数の間隔を得るので、タグは、異なる時にそれらのデータを送信する。しかしながら、データ処理量レートの観点から、全体的RFIDシステム性能への悪影響が、依然として、存在する。
位相偏移変調(PSK)および振幅偏移変調(ASK)等の信号変調方式を使用して、タグによって受信された信号を変調し、変調された信号をリーダデバイスに誘導結合することは知られており、タグは、状態間のインピーダンス整合を変化させることによって、その結合されたインピーダンスを変化させる。しかしながら、所与の周波数チャネル上の重複する修正された信号から生じるタグ衝突の悪影響が、依然として、残る。
提供されるのは、着信無線周波数(RF)信号を修正するための誘導結合装置である。誘導結合装置は、誘導要素と、誘導要素に電気的に結合された出力を有する可変インピーダンス回路と、可変インピーダンス回路に結合され、可変インピーダンス回路の出力をデジタル的に制御する少なくとも1つの低域通過デルタシグマ(ΔΣ)変調器とを備え、着信RF信号は、誘導要素の結合されたインピーダンスが、可変インピーダンス回路の出力に従って調節されるにつれて、修正される。
一実施形態では、少なくとも1つの低域通過デルタシグマ変調器の出力は、少なくとも2つの状態間で可変インピーダンス回路の出力を切り替え、結合されたインピーダンスZを調節する。
別の実施形態では、低域通過デルタシグマ変調器に印加される入力信号は、着信無線周波数信号から+/−ωだけオフセットされた複素変調信号のうちの1つから成る。
複素変調信号は、GMSK、QPSK、nPSK、nQAM、およびOFDM信号のうちのいずれかから成り得る。
さらに別の実施形態では、誘導結合装置はさらに、可変インピーダンス回路に結合された少なくとも第2の低域通過デルタシグマ変調器を備え、可変インピーダンス回路の出力は、第2の低域通過デルタシグマ変調器によってさらにデジタル的に制御される。
さらなる実施形態では、誘導結合装置の第1および第2の低域通過デルタシグマ変調器への入力信号は、それぞれ、同相(I)および直交(Q)信号を含む。
ここで、本発明が、以下の図面を参照して、一例としてのみ説明される。
図1は、タグからリーダへのデータ伝送が、同一の周波数チャネル上で行なわれる、従来技術の誘導結合されたRFIDシステムを示す。 図2は、一実施形態における、誘導要素に結合された可変インピーダンスを生成するための装置を示す。 図3は、一実施形態における、直接デジタルシンセサイザ等のデジタル信号源の周波数だけオフセットされたIQ信号を生成するための装置を示す。 図4は、一実施形態における、直接デジタルシンセサイザ等のデジタル信号源の周波数だけオフセットされたOFDM信号を生成するための装置を示す。 図5aは、一実施形態における、IQ信号入力に基づいて、SSB信号を生成するためのインタリーブされた変調器装置を示す。 図5bは、インタリーブされた図5aの変調器装置を使用して生成されるSSB信号の代表的出力信号を示す。 図6は、データ伝送が、タグとリーダとの間の誘導結合を介して、専用周波数チャネル上で行なわれる、RFIDシステムの実施形態を示す。 図7aは、一実施形態における、QAM信号を生成するための誘導結合変調器装置を示す。 図7bは、図7aの変調器装置を使用して生成される修正信号内にもたらされ得る、直交誤差の表現を示す。
用語「変調」は、本明細書で使用される場合、無線周波数識別(RFID)無線端子またはタグが、リーダ誘導結合装置の搬送波無線周波数(RF)信号を変化させ、情報をエンコードおよび伝達するプロセスを指す。例えば、位相変調では、リーダデバイスからタグに伝送されるデータは、RFIDリーダデバイスによって送信される搬送波の位相の変化においてエンコードされる。
図2は、一実施形態における、誘導要素203において、可変インピーダンス205を生成し、RFIDネットワークのリーダデバイス等からの着信無線周波数(RF)信号を修正するために、受動または半受動であり得る、無線周波数識別(RFID)通信ネットワーク等の無線通信システムの誘導結合装置200を示す。RFID通信ネットワークのタグ端子の一部であり得る誘導要素203は、その時変結合されたインピーダンス特性Z(t)に従って、着信RF信号を修正する。ここで、デジタル波形207は、単一ビット低域通過デルタシグマ(ΔΣ)変調器202に印加される。単一ビット低域通過ΔΣ変調器202の出力は、可変インピーダンス205の少なくとも2つの状態を制御するように印加される。
図3は、一実施形態における、デジタル信号源の周波数だけオフセットされた同相−直交(IQ)信号(308、309)を生成するための装置300を示し、デジタル信号源は、一実施形態では、直接デジタルシンセサイザ(DDS)307であり得る。ミキサへの信号(308、309)は、DDS307によって生成される。低域通過デルタシグマ(ΔΣ)変調器302が、複素変調信号を生成するために適用され得る。本明細書で参照される場合、低域通過デルタシグマ変調器は、DCレベルからいくらかの所定の設計帯域幅BWまでの入力データを表す、出力ビットストリームを生成する。所定の設計帯域幅BWを超えると、低域通過デルタシグマの量子化された雑音は、信号が過剰の量子化雑音を有すると見なされるいくらかの設計カットオフポイントまで、増加する。
ある実施形態では、1つ以上のフィルタが、低域通過デルタシグマ変調器302から出力される帯域雑音をフィルタ除去するために、可変インピーダンス回路内にあり得る。
図4は、一実施形態における、デジタル信号源の周波数だけオフセットされた直交周波数分割多重(OFDM)信号を生成するための装置400を示す。
図3および4の実施例では、複素変調信号は、frf+δfおよびfrf−δfにおいて生成される。すなわち、これらは、両側波帯化され、下側および上側波帯を有する。
図5aは、一実施形態における、IQ信号入力508、509に基づいてSSB信号を生成するためのインタリーブされた変調器装置500aを示す。単側波帯(SSB)信号は、2つのインタリーブされた低域通過ΔΣ変調器502a、502bを使用して、生成されることができる。
2つのインタリーブされたΔΣ変調器502a、502bは、0、90、180、または270°(または、一般に、オフセット+0、オフセット+90、オフセット+180、またはオフセット+270)のいずれかだけZを変化させる信号を提供する。図5aを参照されたい。インタリーブされた第1および第2の低域通過デルタシグマ変調器502a、502bへの入力信号は、それぞれ、同相(I)および直交(Q)信号508、509を含み得る。一実施形態では、インタリーブされた低域通過デルタシグマ変調器502a、402bに印加された入力信号は、+ωまたは−ωまたはゼロだけ着信無線周波数信号からオフセットされた複素変調信号から成る。
依然として、図5aに関して、第1のΔΣ(すなわち、(ΔΣ))は、0または180°のいずれかだけZを変化させる出力を有し、他方のΔΣ(すなわち、(ΔΣ))は、90または270°のいずれかだけZを変化させる出力を有する。しかしながら、出力は、インタリーブされ、第1のΔΣと第2のΔΣとの間で交互に切り替わる。したがって、(ΔΣ)が、0、180、180、0、0、180・・・を生成し、(ΔΣ)が、90、90、270、270、・・・を生成する場合、Zは、0、90、180、90、180、270、0、270、・・・だけ変化するように制御される。このアーキテクチャを使用することによって、SSB信号が、生成され得る。
図5bは、図5aの変調器装置500aを使用して生成されるSSB信号の代表的出力信号500bを示す。図5bは、そこに印加された信号が、それぞれ、(ΔΣ)および(ΔΣ)変調器へのsinωbbtおよびcosωbbtであるような構造の出力を示す。ここで、ωbbは、3つの異なる周波数に変化されている。
Zに何らかの誤差がある場合、これは、修正される信号内に事実上のIQオフセットをもたらすであろう。しかしながら、これは、既知のIQ補正方式を使用して、リーダデバイス内で補正されることができる。誘導要素インピーダンスが変化する場合、RFIDリーダに等化を適用することができる。
図6は、RFID通信ネットワーク600の実施形態を示しRFID通信ネットワーク600において、タグからリーダへのデータ伝送は、RFID通信ネットワーク600内のデータ通信のために使用されるタグ601a−cのそれぞれのタグのための別個の周波数チャネル605、606、607を生成することによって、低域通過デルタシグマ変調のための複素変調装置および方法を使用して、専用周波数チャネル上で行なわれる。結合されたインピーダンスの低域通過デルタシグマ変調のための複素変調方法および装置は、本明細書では、「Ζ−ΔΣ方式」と称され、示される。タグ端子601a−cのそれぞれのタグ端子内の誘導要素603a−cは、誘導要素603a−cの結合されたインピーダンス特性Zに従って、リーダデバイス602等からの着信RF信号を修正する。可変インピーダンス回路(図6には図示せず)が、誘導要素603a−cに電気的に接続された出力を有する。低域通過デルタシグマ変調器は、誘導要素603a−cの結合されたインピーダンスZが、可変インピーダンス回路の出力を変化させることによって調節され得るように、可変インピーダンス回路の入力に結合され、可変インピーダンス回路の出力をデジタル的に制御する。
図7aは、一実施形態における、直交振幅(QAM)信号を生成するための変調器装置700を示す。データビットが、LUT(ルックアップテーブル)701に適用され、次いで、ΔΣ変調器702a、702bに適用される。
SSB方式を適用することによって、GMSK、nPSK、直交位相偏移変調(QPSK)、OFDM、nQAM等の複素変調信号が、生成され得る(nは、整数を表す)。
一実施形態では、低域通過デルタシグマ変調器702a、702bの出力は、ゼロ復帰(RTZ)であり得、したがって、データが、1101101である場合、出力は、10100010100010となるであろう。各ビット間にはゼロがあることに留意されたい。代替実施形態では、低域通過デルタシグマ変調器702a、702bの出力は、非ゼロ復帰(NRZ)タイプ信号であり得る。例えば、データが、1101101である場合、出力は、1101101であり、何もデータストリームに追加されない。
inの位相は、誤差、すなわち、Zexp(j0°)、(Ζο+ε)exp(j(180°+φ)、(Ζο+ε)exp(j(90°+φ)、および(Ζο+ε)exp(j(270ο+φ)を有し得、式中、ε、φ、ε、φ、ε、およびφは、誤差を表し、Zは、ある参照インピーダンスである。これらの誤差は、誘導要素によって逆修正される信号内に直交誤差をもたらす。
図7bは、SSBが、δfのオフセットで生成される場合の修正信号の表現である。−δfにおける誤差トーンは、この誤差によってもたらされる。理想的には、誤差信号は、存在しないであろう。この直交誤差は、(i)低域通過デルタシグマ変調器に印加されるIおよびQ信号に対する調節、または(ii)RFID通信ネットワーク自体のリーダ内の調節のいずれかによって補正されることができる。
例えば、リーダ内で測定されるものは、E(Q^2)−E(I^2)およびE(IQ)であり、式中、E(x)は、平均予測値である。用語E(Q^2)−Ε(Ι^2)は、利得不整合の評価基準であり、E(IQ)は、位相不整合の評価基準である。I(または、Q)チャネルに関する利得は、E(Q^2)−E(I^2)=0となるまで補正され得、位相は、したがって、E(IQ)=0である。これは、例えば、最小2乗平均フィルタを使用して、閉ループ方式において行われ得る。
補正されたIおよびQ値をもたらすために使用されるマトリクスは、
Icorrected=I*D
Qcorrected=sin(phase_error)*I+cos(phase_error)*Q
であり、式中、Dは、IとQとの間の利得不整合の評価基準であり、
位相誤差は、IとQとの間の位相誤差である。いかなる誤差もない場合、D=1およびphase_error=0°となる。
低域通過デルタシグマ変調器を駆動させるため等、無線タグ端子によって利用されるクロッキング関数に関して、クロッキングの生成関数は、タグリーダ内のクロック回路によって、またはRFIDネットワークのリーダデバイスによって提供される着信RF信号の周波数に基づくクロック回路生成を介して、提供され得る。
例えば、クロックとしてリーダからの信号を使用する事例では、リーダが、frfである場合、タグによって使用されるクロックは、frfまたはある周波数frf/Nであり、式中、Nは、ある整数である(すなわち、クロックを生成するためにfrfがNで除算される)。
本発明の好ましい実施形態が、受動および半受動RFID通信ネットワークに関して、本明細書に説明されたが、本明細書に提示される解決策は、無線通信の他の側面にも適用され得ることが想定され、実際、当業者によって理解されるであろう。故に、当業者は、本明細書に説明される具体的実施形態が、例証的であり、必ずしも、包括的ではないことを理解するであろう。例えば、本明細書に説明される低域通過デルタシグマ変調器のビットストリームは、パルス幅変調システムからの類似ビットストリームによって代用され得ることが想定される。これらおよび他の種々の修正も、請求項によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく、当業者によって行なわれ得る。

Claims (21)

  1. 着信無線周波数(RF)信号を修正するための誘導結合装置であって、
    誘導要素と、
    前記誘導要素に電気的に結合された出力を有する可変インピーダンス回路と、
    前記可変インピーダンス回路に結合され、前記可変インピーダンス回路の前記出力をデジタル的に制御する少なくとも1つの低域通過デルタシグマ(ΔΣ)変調器と
    を備え、前記着信RF信号は、前記誘導要素の結合されたインピーダンス(Z)が、前記可変インピーダンス回路の前記出力に従って調節されるにつれて、修正される、誘導結合装置。
  2. 前記少なくとも1つの低域通過デルタシグマ変調器の出力が、少なくとも2つの状態間で前記可変インピーダンス回路の前記出力を切り替え、前記結合されたインピーダンスを調節する、請求項1に記載の誘導結合装置。
  3. 前記低域通過デルタシグマ変調器に印加される入力信号は、+/−ωだけ前記着信無線周波数信号からオフセットされた複素変調信号を含む、請求項1または2に記載の誘導結合装置。
  4. 前記複素変調信号は、GMSK、QPSK、nPSK、nQAM、およびOFDM信号のうちの1つから成る、請求項3に記載の誘導結合装置。
  5. 前記低域通過デルタシグマ変調器の出力は、ゼロ復帰(RTZ)および非ゼロ復帰(NRZ)タイプ信号のうちの1つである、請求項1から4のいずれかに記載の誘導結合装置。
  6. 前記可変インピーダンス回路に結合された少なくとも第2の低域通過デルタシグマ変調器をさらに備え、前記可変インピーダンス回路の前記出力は、前記少なくとも第2の低域通過デルタシグマ変調器によってさらにデジタル的に制御される、請求項1から5のいずれかに記載の誘導結合装置。
  7. 前記第1および第2の低域通過デルタシグマ変調器への入力信号は、それぞれ、同相(I)および直交(Q)信号を含む、請求項6に記載の誘導結合装置。
  8. 前記第1および第2の低域通過デルタシグマ変調器の組み合わせられた出力は、4つの状態間で前記可変インピーダンス回路の前記出力を切り替え、前記誘導要素の結合されたインピーダンスを調節する、請求項6または7に記載の誘導結合装置。
  9. 前記結合されたインピーダンスは、Zexp(j0°)、Zexp(j180°)、Zexp(j90°)、およびZexp(j270°)だけ互に相対的な4つの状態を含む、請求項8に記載の誘導結合装置。
  10. 前記第1の低域通過デルタシグマ変調器((ΔΣ))は、0度と180度との間で前記状態を切り替える、請求項6から9のいずれかに記載の誘導結合装置。
  11. 前記第2の低域通過デルタシグマ変調器((ΔΣ))は、90度と270度との間で前記状態を切り替える、請求項6から10のいずれかに記載の誘導結合装置。
  12. 前記第1および第2の低域通過デルタシグマ変調器の出力は、互の間で交互に切り替わり、(ΔΣ)が、0、180、180、0、0、180・・・を生成し、(ΔΣ)が、90、90、270、270、・・・を生成する場合、Zは、0、90、180、90、180、270、0、270、・・・だけ調節するように制御される、請求項11に記載の誘導結合装置。
  13. 前記低域通過デルタシグマ変調器に印加される入力信号は、ωだけ前記着信RF信号の周波数からオフセットされた正弦および余弦波形態を含み、ωは、正または負のいずれかであり得る、請求項6から12のいずれかに記載の誘導結合装置。
  14. 前記低域通過デルタシグマ変調器に印加される前記入力信号は、+ω、−ω、およびゼロのうちの1つだけ、前記着信RF信号の周波数からオフセットされた複素変調信号から成る、請求項6から12のいずれかに記載の誘導結合装置。
  15. 前記複素変調信号は、GMSK、nPSK、QPSK、nQAM、およびOFDM信号のうちの1つから成る、請求項14に記載の誘導結合装置。
  16. 前記低域通過デルタシグマ変調器の出力は、ゼロ復帰(RTZ)および非ゼロ復帰(NRZ)タイプ信号のうちの1つから成る、請求項6から15のいずれかに記載の誘導結合装置。
  17. 前記IおよびQ信号は、Zexp(j0°)、Zexp(j180°)、Zexp(j90)、およびZexp(j270°)を生成することにおいて生じ得る誤差を補償するように調節される、請求項7に記載の誘導結合装置。
  18. 前記誤差は、前記誘導要素に電磁的に結合された無線周波数識別(RFID)リーダデバイス内で補償される、請求項17に記載の誘導結合装置。
  19. 前記少なくとも1つの低域通過デルタシグマ変調器から出力される帯域雑音をフィルタ除去するために、前記可変インピーダンス回路における少なくとも1つのフィルタデバイスをさらに備えている、請求項1から18のいずれかに記載の誘導結合装置。
  20. 前記誘導要素は、タグ端子の一部を備え、前記タグ端子は、無線周波数識別(RFID)システム内のリーダデバイスに電磁的に結合され、前記リーダデバイスは、搬送波信号周波数において前記着信RF信号を提供し、前記RFIDシステムは、前記低域通過デルタシグマ変調器をクロッキングすることを含み、前記クロッキングの生成は、前記タグリーダ内のクロック回路および前記搬送波信号周波数に基づいて生成されたクロック回路のうちの1つから成る、請求項1から19のいずれかに記載の誘導結合装置。
  21. 着信無線周波数(RF)信号を修正するための誘導結合装置であって、
    誘導要素と、
    前記誘導要素に電気的に結合された出力を有する可変インピーダンス回路と、
    前記可変インピーダンス回路に結合され、前記可変インピーダンス回路の前記出力をデジタル的に制御する少なくとも1つのパルス幅変調回路と
    を備え、前記着信RF信号は、前記誘導要素の結合されたインピーダンス(Z)が、前記可変インピーダンス回路の前記出力に従って調節されるにつれて、修正される、誘導結合装置。
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