JP2015516556A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 第１の機械部分（８）を第２の機械部分（９）に対して回転可能に支承する円錐ころ軸受けの保持器ハウジングであって、
   相互に向かい合う２つの周方向ウェブ（１０）であって、該周方向ウェブ（１０）は、前記保持器セグメント（７）の第１の周方向端部（１３）と第２の周方向端部（１４）との間にそれぞれ延びている、２つの周方向ウェブ（１０）と、
   相互に向かい合う少なくとも２つの結合ウェブ（１１）であって、該結合ウェブ（１１）は、両周方向ウェブ（１０）を互いに結合し、該周方向ウェブ（１０）と共に、円錐形の転動体（６）を収容する少なくとも１つのポケット（１２）を形成する、少なくとも２つの結合ウェブ（１１）と、
   が設けられており、
   前記周方向ウェブ（１０）と前記結合ウェブ（１１）とが、前記ポケット（１２）を画定するポケット面を有しており、
   前記結合ウェブ（１１）のポケット面はそれぞれ、１つの転動体（６）を該転動体の周方向で部分的に取り囲むための、凹状に成形された第１のガイド面（１６）と、凹状に成形された第２のガイド面（１７）とを備え、
   前記周方向ウェブ（１０）と、前記第１の周方向端部（１３）および第２の周方向端部（１４）の領域に配置された前記結合ウェブ（１１）とが、前記ポケット面とは反対の側に位置する周囲面を有しており、
   前記保持器セグメント（７）は、前記第１の周方向端部（１３）の領域に第１の位置決め補助部（２３）を有しており、かつ前記第２の周方向端部（１４）の領域に第２の位置決め補助部（２４）を有しており、
   前記円錐ころ軸受け内において隣り合った前記保持器セグメント（７）が互いに相対的に正しい位置に配置されていることが、前記保持器セグメント（７）の前記第１の位置決め補助部（２３）と前記第２の位置決め補助部（２４）との協働により確認可能であるように、前記第１の位置決め補助部（２３）と前記第２の位置決め補助部（２４）とが互いに相対的に配置されており、かつ
   前記保持器セグメント（７）は、前記転動体によりガイドされている
   ことを特徴とする、第１の機械部分（８）を、第２の機械部分（９）に対して回転可能に支承する円錐ころ軸受けの保持器セグメント。
2. 前記第１の位置決め補助部（２３）と前記第２の位置決め補助部（２４）とは、互いに対して相補的に形成されている、請求項１記載の保持器セグメント。
3. 前記第１の位置決め補助部（２３）と前記第２の位置決め補助部（２４）とは、各結合ウェブ（１１）の前記周囲面の、前記周方向ウェブ（１０）のうちの１つとオーバラップする区分にそれぞれ配置されている、請求項１または２記載の保持器セグメント。
4. 前記第１の位置決め補助部（２３）は、周方向で前記結合ウェブ（１１）の前記周囲面を超えて突出する隆起部として形成されており、前記第２の位置決め補助部（２４）は、切欠きとして形成されている、請求項１から３までのいずれか１項記載の保持器セグメント。
5. 前記保持器セグメント（７）は、まさに１つのポケット（１２）を有している、請求項１から４までのいずれか１項記載の保持器セグメント。
6. 第１の機械部分（８）を、第２の機械部分（９）に対して回転可能に支承する円錐ころ軸受けであって、
   それぞれ１つの回転軸線を有する円錐形の転動体（６）であって、全ての転動体（６）の回転軸線が、１つの共通の円錐面上に配置されている、転動体（６）と、
   それぞれ少なくとも１つの転動体（６）を収容する、請求項１から５までのいずれか１項記載の保持器セグメント（７）と、
   を備えることを特徴とする、第１の機械部分（８）を、第２の機械部分（９）に対して回転可能に支承する円錐ころ軸受け。
7. 前記保持器セグメント（７）は、円錐ころ軸受けの周方向で直接に互いに隣り合って配置されている、請求項６記載の円錐ころ軸受け。
8. 円錐ころ軸受けを組み立てる方法であって、請求項１から５までのいずれか１項記載の複数の保持器セグメント（７）を、当該円錐ころ軸受けの周方向で相並んで位置決めし、隣接した保持器セグメント（７）の前記第１の位置決め補助部（２３）および前記第２の位置決め補助部（２４）の協働に基づいて、保持器セグメント（７）が互いに相対的に正しい位置に配置されていることが認識可能であることを特徴とする、円錐ころ軸受けを組み立てる方法。
9. 前記保持器セグメント（７）に、前記円錐ころ軸受けにおける位置決め前に、それぞれ少なくとも１つの転動体（６）を装着する、請求項８記載の方法。