JP2015516157A5 - - Google Patents
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Description
一実施形態では、酵素加水分解が使用される。エンドグルカナーゼ、セロビオヒドロラーゼ(cellobiohydrolase)、キシラナーゼ、ペクチナーゼ、リグニナーゼ、スウォレニン(swollenin)などを含む、選択されるバイオマスを加水分解することができる任意の適切な酵素を使用可能である。
手順
標準手順に従って、表8および9に示される結果を得た。具体的には、全水分:ASTM E871、灰分含量:ASTM D1102、硫黄含量:ATSM D4239、一定容積における総発熱量(Gross Caloric Value):ASTM E711、塩素含量:ASTM D6721、バルク密度:ASTM E873、微粉(0.32cm(0.125インチ)よりも小さい粒子):Twin Peaks Test CH−P−06、耐久性指数:Kansas State法、3.8cm(1.5インチ)よりも上のサンプル:Twin Peaks Test CH−P−06、最大長:Twin Peaks Test CH−P−06、直径,範囲:Twin Peaks Test CH−P−05である。本明細書で言及される耐久性指数に到達するために使用されるタンブリング方法は、「Kansas State法」として知られている。
標準手順に従って、表8および9に示される結果を得た。具体的には、全水分:ASTM E871、灰分含量:ASTM D1102、硫黄含量:ATSM D4239、一定容積における総発熱量(Gross Caloric Value):ASTM E711、塩素含量:ASTM D6721、バルク密度:ASTM E873、微粉(0.32cm(0.125インチ)よりも小さい粒子):Twin Peaks Test CH−P−06、耐久性指数:Kansas State法、3.8cm(1.5インチ)よりも上のサンプル:Twin Peaks Test CH−P−06、最大長:Twin Peaks Test CH−P−06、直径,範囲:Twin Peaks Test CH−P−05である。本明細書で言及される耐久性指数に到達するために使用されるタンブリング方法は、「Kansas State法」として知られている。
Claims (27)
- 変換可能な糖含有ストリームを生じさせるように1つまたは複数の加水分解可能な高密度化バイオマス微粒子を酵素加水分解するステップを含む、変換可能な糖含有ストリームの製造方法において、前記加水分解が12%〜35%の範囲での前記高密度化バイオマス微粒子の固体負荷を含み、前記高密度化バイオマス微粒子が、
バイオマス繊維中のリグニンおよび/またはヘミセルロースの少なくとも一部を外側表面に移動させ、一定量の前処理された粘着性植物バイオマス繊維を生じさせるように、一定量の植物バイオマス繊維をアンモニアまたは水酸化ナトリウム前処理にかけるステップと、
1つまたは複数の加水分解可能な高密度化植物バイオマス微粒子を生じさせるように前記前処理された粘着性植物バイオマス繊維を高密度化するステップであって、前記高密度化植物バイオマス繊維が添加バインダーを使用することなく高密度化される、ステップと、
によって製造されることを特徴とする、変換可能な糖含有ストリームの製造方法。 - 請求項1に記載の方法において、前記加水分解が内部に配置された羽根車を有するタンク内で行われ、前記羽根車のタンク直径に対する比率が1:4〜3:4であり、前記固体負荷が12%〜20%、18%〜24%、または24%〜35%の範囲内であることを特徴とする方法。
- 請求項2に記載の方法において、前記比率が、少なくとも1:4、1:2〜3:4、または1:4〜1:2であることを特徴とする方法。
- 請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法において、前記植物バイオマス繊維が、コーンストーバー繊維、スイッチグラス繊維、木材繊維、プレーリーコードグラス繊維、またはこれらの組み合わせであることを特徴とする方法。
- 請求項1に記載の方法において、前記前処理および高密度化ステップが統合プロセスとして単一の場所で実施されることを特徴とする方法。
- 請求項1に記載の方法において、前記アンモニア前処理が液体アンモニア繊維膨張(AFEX)前処理または気体AFEX前処理であることを特徴とする方法。
- 請求項6に記載の方法において、前記アンモニア前処理が前処理容器内で行われ、当該方法が、水蒸気を前記前処理容器内に導入することによって前記前処理にかけるステップの後に残っている残留アンモニアを除去するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
- 請求項1乃至7の何れか1項に記載の方法において、前記前処理の前および/または間に水および/または水蒸気を前記植物バイオマス繊維に添加するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
- 請求項1に記載の方法において、前記変換可能な糖含有ストリームが発酵されてバイオプロダクトが製造されることを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の方法において、前記バイオプロダクトがバイオ燃料であることを特徴とする方法。
- 請求項1乃至10の何れか1項に記載の方法において、前記糖含有ストリームが、前記高密度化バイオマス微粒子中に50%を超える利用可能な糖を含有することを特徴とする方法。
- 請求項11に記載の方法において、前記酵素加水分解するステップが、加水分解活動期間で分けられた2以上の段階で、前記高密度化バイオマスを反応容器に添加するステップを含むことを特徴とする方法。
- 請求項1乃至12の何れか1項に記載の方法において、前記変換可能な糖含有ストリーム中の糖が、非高密度化バイオマスを用いて製造された糖含有ストリームと比較して速い速度で前記高密度化バイオマス微粒子から製造されることを特徴とする方法。
- 請求項1乃至13の何れか1項に記載の方法において、前記前処理にかけるステップが鉛直反応器において行われることを特徴とする方法。
- 変換可能な糖含有ストリームを製造するためのシステムにおいて、
変換可能な糖含有ストリームを生じさせるように1つまたは複数の加水分解可能な高密度化バイオマス微粒子を酵素加水分解するための加水分解施設であって、前記加水分解が12%〜35%の範囲での前記高密度化バイオマス微粒子の固体負荷を含む、加水分解施設と、
バイオマス繊維中のリグニンおよび/またはヘミセルロースの少なくとも一部を外側表面に移動させ、一定量の前処理された粘着性植物バイオマス繊維を生じさせるように、一定量の植物バイオマス繊維をアンモニアまたは水酸化ナトリウム前処理にかけるステップによって、一定量の前処理された粘着性植物バイオマス繊維を生じさせるための前処理施設と、
前記前処理された粘着性植物バイオマス繊維を高密度化して、加水分解可能な高密度化植物バイオマス微粒子を生じさせるための高密度化施設であって、前記高密度化植物バイオマス微粒子のそれぞれが添加バインダーを含有しない、高密度化施設と、
を含むことを特徴とするシステム。 - 請求項15に記載のシステムにおいて、前記前処理施設が、前処理の前および/または間に水蒸気および/または水を前記植物バイオマス繊維に添加するための装置をさらに含むことを特徴とするシステム。
- 請求項15に記載のシステムにおいて、前前記固体負荷が12%〜20%、18%〜24%、または24%〜35%の範囲内であることを特徴とするシステム。
- 請求項15乃至17の何れか1項に記載のシステムにおいて、前記加水分解施設がバイオプロダクト製造施設の一部であり、前記変換可能な糖含有ストリームが前記バイオプロダクト製造施設において発酵されて、バイオプロダクトが製造されることを特徴とするシステム。
- 請求項18に記載のシステムにおいて、前記バイオプロダクト製造施設がエタノール製造施設である、および/または前記バイオマス繊維がコーンストーバー繊維であることを特徴とするシステム。
- 請求項15に記載のシステムにおいて、前記アンモニア前処理が液体アンモニア繊維膨張(AFEX)前処理または気体AFEX前処理であることを特徴とするシステム。
- 請求項20に記載のシステムにおいて、前記アンモニア前処理が前処理容器内で行われ、水蒸気を前記前処理容器内に導入することによって前記前処理にかけるステップの後に残っている残留アンモニアが除去されることを特徴とするシステム。
- 請求項15乃至21の何れか1項に記載のシステムにおいて、前記前処理施設および高密度化施設が同一場所に配置されることを特徴とするシステム。
- 請求項22に記載のシステムにおいて、前記加水分解が内部に配置された羽根車を有するタンク内で行われ、前記羽根車のタンク直径に対する比率が1:4〜3:4であることを特徴とするシステム。
- 請求項23に記載のシステムにおいて、前記比率が、少なくとも1:4、1:2〜3:4、または1:4〜1:2であることを特徴とするシステム。
- 請求項15乃至24の何れか1項に記載のシステムにおいて、前記糖含有ストリームが、50%を超える利用可能な糖を含有することを特徴とするシステム。
- 請求項15乃至25の何れか1項に記載のシステムにおいて、前記酵素加水分解において、加水分解活動期間で分けられる2以上の段階で前記高密度化バイオマスが反応容器に添加されることを特徴とするシステム。
- 請求項26に記載のシステムにおいて、前記前処理にかけるステップが鉛直反応器において行われることを特徴とするシステム。
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JP2015516157A5 (ja) | ||
García Martín et al. | Energetic valorisation of olive biomass: Olive-tree pruning, olive stones and pomaces | |
Vasić et al. | Bioethanol production by enzymatic hydrolysis from different lignocellulosic sources | |
Malik et al. | Enhanced ethanol production by Saccharomyces cerevisiae fermentation post acidic and alkali chemical pretreatments of cotton stalk lignocellulose | |
Lin et al. | In-depth investigation of enzymatic hydrolysis of biomass wastes based on three major components: cellulose, hemicellulose and lignin | |
Huang et al. | Enhanced ethanol production from pomelo peel waste by integrated hydrothermal treatment, multienzyme formulation, and fed-batch operation | |
Łukajtis et al. | Comparison and optimization of saccharification conditions of alkaline pre-treated triticale straw for acid and enzymatic hydrolysis followed by ethanol fermentation | |
US20170226535A1 (en) | Specialized Activated Carbon Derived From Pretreated Biomass | |
Yuan et al. | Microwave assisted acid hydrolysis of brown seaweed Ascophyllum nodosum for bioethanol production and characterization of alga residue | |
Zhao et al. | Comparison of hydrogen peroxide and ammonia pretreatment of corn stover: solid recovery, composition changes, and enzymatic hydrolysis | |
Idrees et al. | Production of fermentable sugars by combined chemo-enzymatic hydrolysis of cellulosic material for bioethanol production | |
Lou et al. | Modification and application of bamboo-based materials: a review—Part II: application of bamboo-based materials | |
Kamil et al. | Desert palm date seeds as a biodiesel feedstock: extraction, characterization, and engine testing | |
Rajak et al. | An eco-friendly process integration for second generation bioethanol production from laccase delignified Kans grass | |
İnan et al. | A comparative study of bioprocess performance for improvement of bioethanol production from macroalgae | |
Fan et al. | Metagenomic discovery and characterization of multi-functional and monomodular processive endoglucanases as biocatalysts | |
Buruiana et al. | Bioethanol production from residual lignocellulosic materials: a review-Part 1. | |
El Hage et al. | Bioethanol production from woody biomass: Recent advances on the effect of pretreatments on the bioconversion process and energy yield aspects | |
Gallant et al. | A mini-review: Biowaste-derived fuel pellet by hydrothermal carbonization followed by pelletizing | |
Kwon et al. | Potential of phosphoric acid-catalyzed pretreatment and subsequent enzymatic hydrolysis for biosugar production from Gracilaria verrucosa | |
Wang et al. | Solid simultaneous saccharification and fermentation of rice straw for bioethanol production using nitrogen gas stripping | |
Li et al. | A review on the effects of pretreatment and process parameters on properties of pellets | |
Su et al. | One-pot microwave-assisted hydrolysis of cellulose and hemicellulose in selected tropical plant wastes by naoh-freeze pretreatment | |
Shevchenko et al. | Enzymatic hydrolysis of kraft and sulfite pulps: what is the best cellulosic substrate for industrial saccharification? | |
KR20110095662A (ko) | 플라즈마 처리를 이용하여 해조류로부터 당류 물질을 제조하는 방법 및 이를 이용한 바이오연료의 제조방법 |