JP2015516048A - ロータ面のクリアランス制御用の可動エンドプレートを備えた容積式ポンプアセンブリ - Google Patents

ロータ面のクリアランス制御用の可動エンドプレートを備えた容積式ポンプアセンブリ Download PDF

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Abstract

容積式ポンプアセンブリは、ロータキャビティを形成するロータハウジングと、ロータキャビティの一端を少なくとも部分的に閉鎖するように構成されたエンドプレートとを含む。ロータは、ロータシャフト上に固定されて、支持され、ロータキャビティを通って延びている。一対の第1ベアリングは、ロータシャフトをエンドプレートに軸方向に固定する。一対の第2ベアリングは、ロータシャフトをロータハウジングに軸方向に固定し、ロータシャフトとロータハウジングとの間の相対的な軸方向の移動を防ぐ。温度変化によってロータシャフトの軸方向の長さが変化したとき、ロータシャフト共に軸方向に移動可能であり、温度変化によるロータの端面における軸方向のクリアランスの変化を減少させる。【選択図】図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、PCT国際特許出願として、2013年4月29日に提出され、2012年4月30日に出願された米国特許出願第61/640,330号に対する優先権を主張するものであり、その開示内容は、参照することにより、その全てが本書に含まれる。
本教示は、一般に、エンジン用スーパーチャージャアセンブリ等の容積式ポンプアセンブリを含む。
容積式ポンプアセンブリは、一定の動作状況下で流体圧力を加えるために用いることができる。スーパーチャージャは、エンジンの吸気管で空気圧を過給するために用いられる容積式ポンプの1つである。容積式エアポンプは、一般に、ロータハウジング内に、噛合うマルチローブロータを有する。空気は、入口から出口に流され、ロータとロータハウジングとの間のクリアランスは、空気が意図しない通路に流れないように設計される。ロータ端面周りの空気漏れは、1つは意図しない通路であり、また、容積式エアポンプの非効率性の要因である。
ロータは、ロータシャフトに取付けられる。ロータ及びロータシャフトは、温度変化によって膨張及び収縮する傾向がある。また、ロータハウジングは、膨張及び収縮する傾向があり、特に、異なる材料から形成される場合に、ロータ又はロータシャフトに比べて異なる比率で膨張及び収縮する。1つの解決策は、ハウジングの入口端部にロータシャフトとハウジングとが互いに対して膨張することができる十分な大きさのロータ面とロータハウジングとの間の隙間を設けることである。ロータシャフトは、一般に、アキシャル軸受と呼ばれるベアリングによって一端でロータハウジングに軸方向に固定される。他端のロータシャフトとロータハウジングとの間のニードルベアリングは、ロータシャフトがロータハウジングに対して軸方向に膨張及び収縮するのを許容する。
ロータの面で軸方向のクリアランスの変化を小さくしつつ、ロータキャビティの長さに沿ってハウジングに対して、ロータ及びロータシャフトが軸方向に膨張及び収縮するのを許容する容積式ポンプアセンブリを提供する。この容積式ポンプアセンブリは、ロータキャビティを形成するロータハウジングと、ロータキャビティの一端を少なくとも部分的に閉鎖するように構成されたエンドプレートとを含む。ロータは、ロータシャフト上に固定されて、支持され、ロータキャビティを通って延びている。一対の第1ベアリングは、ロータシャフトをエンドプレートに軸方向に固定する。一対の第2ベアリングは、ロータシャフトをロータハウジングに軸方向に固定し、ロータシャフトとロータハウジングとの間の相対的な軸方向の移動を防ぐ。エンドプレートは、温度変化によってロータシャフトの軸方向の長さが変化したとき、ロータシャフト共に軸方向に移動可能であり、温度変化によるロータの端面における軸方向のクリアランスの変化を実質的に減少させる。材料選択、並びに、関連するロータ、ロータシャフト及びロータハウジングの熱膨張係数のクリアランスへの影響は、著しく減少し、これにより、このクリアランスを通る漏れが最小限に抑えられ、これに対応して、容積式ポンプアセンブリの効率が増大する。
本発明の上記特徴、及び、利点、並びに、他の特徴及び利点は、添付図面に関連して、本発明を実施するための最良の形態の以下の詳細な説明から容易に明らかになる。
図1は、本教示の一態様に従う図5の1−1線に沿った容積式ポンプアセンブリの概略断面図である。 図2は、図1の容積式ポンプアセンブリの軸方向のエンドプレートの概略斜視図である。 図3は、図2の軸方向のエンドプレートの他の概略斜視図である。 図4は、ロータハウジングの端部が取り外された図1の容積式ポンプアセンブリの概略斜視図である。 図5は、ロータハウジングの中間部に端部が取付けられた図1の容積式ポンプアセンブリの概略斜視図である。 図6は、本教示の他の態様に従った容積式ポンプアセンブリの概略断面図である。 図7は、図6の容積式ポンプアセンブリのエンドプレートの概略斜視図である。 図8は、ロータハウジングの端部が取り外された図6の容積式ポンプアセンブリの概略斜視図である。
図を参照して、同じ参照符号は、いくつかの図において同じ構成要素を示しており、図1は、容積式ポンプアセンブリ10を示している。実施形態において、容積式ポンプアセンブリ10は、エンジン用のスーパーチャージャであるが、容積式ポンプアセンブリ10は、他の流体の吐出及び他の用途に用いることができる。容積式ポンプアセンブリ10は、第2ロータ14に噛合う第1ロータ12を有する。各ロータ12,14は、複数のローブを有する。第1ロータ12は、第1ロータシャフト16に取付けられ、第1ロータシャフト16と共に回転する。第2ロータ14は、第1ロータシャフト16に略平行である第2ロータシャフト18に取付けられ、第2ロータシャフト18と共に回転する。
ロータ12,14及びロータシャフト16,18は、マルチコンポーネントの容積式ポンプハウジング20内に収納されている。ハウジング20は、フロントカバー22、ロータハウジング部と呼ばれる中間部24及び端部分26を含む。フロントカバー22及び端部分26は、ボルト締結又は他の方法で中間部24に固定される。
エンジンベルト又は他のドライブインプットによって駆動されるインプットシャフト28は、カップリング30を介して第1ロータシャフト16に作動連結される。ねじりスプリング32は、一端が容積式ポンプハウジング20のフロントカバー22に連結され、他端がインプットシャフト28に連結されている。ねじりスプリング32は、インプットシャフト28の振動を減衰する。第1タイミングギヤ34は、第1ロータシャフト16に取付けられ、第1ロータシャフト16と共に回転して、第2ロータシャフト18に取付けられて第2ロータシャフト18と共に回転する第2タイミングギヤ36に噛合って、第2ロータシャフト18を回転させる。
中間部24は、ロータシャフト16,18が貫通するロータキャビティ38を形成し、ロータ12,14がロータキャビティ38の中で回転する。エア等の流体は、ロータキャビティ38を介して端部分26の入口39(図5を参照し、以下、空気入口という)から中間部24の出口42(図5の隠線を参照し、以下、空気出口という)に流される。ロータ12,14の噛合い間を通ることによって空気入口40から空気出口42に通ることができる空気、すなわち、ロータ12,14の第1軸端部面40A,40B、又は、ロータ12,14の第2軸端部面43A,43Bに沿って入口39に戻って通ることによりロータキャビティ38から抜け出る空気は、「漏れ」と呼ばれ、容積式ポンプアセンブリ10の効率を低下させる。漏れを最小限にするために、温度変化による中間部24と第2端部面43A,43Bとの間の軸方向のクリアランス45の変化、並びに、温度変化による第1端部面40A,40Bにおける軸方向のクリアランス48の変化は、最小化されると同時に、容積式ポンプアセンブリ10が温度変化によるロータハウジング20に対するロータ12,14及びロータシャフト16,18の軸方向の膨張及び収縮に対応する。
具体的には、エンドプレート44は、ロータシャフト12,14とエンドプレート44との間に配置される一対の第1ベアリング46A,46Bによって、ロータシャフト16,18の移動に対して軸方向に固定される。ベアリング46A,46Bは、エンドプレート44の段付き開口部50A,50Bの中に圧入される。段付き開口部50A,50Bは、図1及び図3に最もよく示されている。ベアリング46A,46Bは、ロータシャフト16,18をエンドプレート44に対して回転可能にするように構成されているが、エンドプレート44に対してロータシャフト16,18の軸方向位置を固定する。したがって、温度変化による第1端部面40A,40Bとエンドプレート44の面51(図2参照)との間の所定の第1クリアランス48の変化は、最小化される。このクリアランス48は、周囲の部品に比べて非常に小さく、端面40A,40Bに線として図1に示されている。端部分26の内面54とエンドプレート44の面56との間の軸方向の第2クリアランス52は、エンドプレート44がロータハウジング20に軸方向に固定されないので、エンドプレート44が表面54に向かって、又は、離れて移動することにより、大きさが変化する。エンドプレート44の表面51は、ロータキャビティ38の端部58を形成する。
一対の第2ベアリング57A,57Bは、中間部24とロータシャフト16,18との間に配置され、ロータシャフト16,18を中間部24に軸方向に固定する。ベアリング57A,57Bは、ここではアキシャルベアリングともいう。ベアリング57A,57Bは、ロータシャフト16,18の第2軸端部65A,65Bの近くにある中間部24の段付き開口部59A,59Bの中に圧入される。ベアリング57A,57Bは、ロータシャフト16,18を中間部24に対して回転可能にするように構成されるが、中間部24に対してロータシャフト16,18の軸方向位置に固定する。シール63A,63Bは、アキシャルベアリング57A,57Bとロータキャビティ38との間の段付き開口部59A,59Bにロータシャフト16,18周りに配置される。オイルは、シール63A,63B周りの段付き開口部59A,59Bに満たすことができ、シール63A,63Bがロータキャビティ38内へのオイルリークを防ぐ。
容積式ポンプアセンブリ10の温度が上昇することにより、ロータ12,14、ロータシャフト16,18及びロータハウジング20は、それらが形成された材料の線膨張係数によって決まる量だけ軸方向に膨張する。また、ロータ12,14、ロータシャフト16,18及びロータハウジング20の膨張は、ハウジング20の出口42の圧縮空気(又は、他の流体)がハウジング20の入口39の空気(又は、他の流体)より高温であることによって、ロータ12,14及びハウジング20の全長に沿って存在する温度勾配に依存する。これにより、シャフト16,18の端部60A,60Bが端部分26の表面54に向かって、又は、表面54から離れるように軸方向に移動して、クリアランス52を変化させる。クリアランス52の幅は、容積式ポンプアセンブリ10の漏れに影響を与えない。クリアランス48の変化を小さくし、その代わりに、クリアランス52の幅を温度変化によって自由に変化させることにより、エンドプレート44は、容積式ポンプアセンブリ10の効率を高めることができる。
非限定的な一実施形態において、ロータシャフト16,18は、鋼材等の第1材料からなり、ロータハウジング20は、アルミニウム合金等の第2材料からなる。これらの材料は、異なる線膨張率及び線収縮率を有し、線膨張係数を決定する。例えば、鋼材の線膨張係数は、13×10−6/Kであり、さらに、アルミニウムの線膨張係数は、22.2×10−6/Kであり、アルミニウム合金の線膨張係数は、それらの間にある。しかしながら、エンドプレート44は、ロータシャフト16,18に対して軸方向の移動が固定され、これにより、これらの膨張率及び収縮率が異なるにもかかわらず、クリアランス48の変化が著しく小さくなる。エンドプレート44は、クリアランス48を最適に維持するために、ロータ12,14と同じ材料にすることができる。
図2及び図3は、エンドプレート44の外周部70の特有の形状を示す。外周部70の第1部分72は、ロータハウジング20の内周面74の外形に沿った形状になっている。具体的には、第1部分72の形状は、ロータ12,14を収納するためのロータキャビティ38を形成する隣り合った円筒形状のキャビティと一致し、また、エンドプレート44が収納される端部分26の凹部75に一致する。エンドプレート44は、中間部24の開口端部を部分的に閉鎖して、ロータキャビティ38の端部58を形成する。エンドプレート44は、外周部70の第1部分72が端部分26の凹部75の内周面に対して軸方向に摺動できるが外周部70周りの空気の漏れを最小限にするような大きさである。他の実施形態の端部分126の内周面74を図7に示す。端部分126は、端部分26と同じ内周面74を有する。
図2に示す外周部70の第2部分78は、ロータキャビティ38の中の入口80A,80Bを部分的に形成し、この入口80A,80Bは、本明細書では、空気入口という。空気入口80A,80Bは、端部分26の空気入口40に整合される。中間部24は、図4に示すように、空気入口80A,80Bの残りの部分を形成する。中間部24の内周面は、ロータキャビティ38に沿って軸方向に延びてロータキャビティ38の隣り合った円筒形状のキャビティを部分的に仕切る支持リブ82を形成する。空気入口40において、端部分26の内周面は、端部分26が中間部24に固定されるとき、支持リブ82に整合する支持リブ83を有する。エンドプレート44は、支持リブ83の形状に合うように構成されたフレア端部86を有する延長部84を有する。支持リブ83は、エンドプレート44を端部分26内で支持するために役立つ。
図6は、容積式ポンプアセンブリ120のロータシャフト116,118及び端部分126が異なる構成を有するのを除いて、容積式ポンプアセンブリ10に関して説明されたものと同じである第2実施形態の容積式ポンプアセンブリ110を示す。具体的には、第1及び第2ロータシャフト116,118は、開口部90A,90Bを有する端部分126の中に延びて用いられる。ロータシャフト116,118の端部160A,160Bは、エンドプレート44を超えて延びる。容積式ポンプアセンブリ120は、フロントカバー22、中間部24及び端部分126を含む。ニードルベアリング92A,92Bは、開口部90A,90Bに支持され、ロータシャフト116,118を取り囲む。ロータシャフト116,118は、両方のベアリングのセット57A,57B及び46A,46Bによって、フロントカバー22及び端部分126に対して軸方向に固定される。ニードルベアリング92A,92Bは、ロータシャフト116,118を端部分126に対して軸方向に移動可能にし、ハウジング12に対するロータシャフト116,118の付加的な位置基準として機能する。端部分126及びエンドプレート44は、クリアランス52を形成し、ロータ端部面40A,40B及びエンドプレート44の面51は、容積式ポンプアセンブリ110の実施形態と全く同じように、クリアランス48を形成する。
対応する構成部品と同様に、図面及び明細書に用いられる参照符号は、次の通りである。
10 容積式ポンプアセンブリ
12 第1ロータ
14 第2ロータ
16 第1ロータシャフト
18 第2ロータシャフト
20 容積式ポンプハウジング
22 フロントカバー
24 中間部
26 端部分
28 インプットシャフト
30 カップリング
32 ねじりスプリング
34 第1タイミングギヤ
36 第2タイミングギヤ
38 ロータキャビティ
39 入口
40A,B 第1軸端部面
42 出口
43A,B 第2軸端部面
44 エンドプレート
45 クリアランス
46A,B 第1アキシャルベアリング
48 第1アキシャルクリアランス
50A,B エンドプレートの段付き開口部
51 エンドプレートの面
52 第2クリアランス
54 エンドプレートの内周面
56 エンドプレートの面
57A,B 一対の第2アキシャルベアリング
58 ロータキャビティの端部
59A,B 端部分の段付き開口部
60A,B ロータシャフトの端部
43A,B シール
65A,B 第2軸端部
70 エンドプレートの外周部
72 外周部の第1部分
74 エンドプレートの内周面
75 エンドプレートの凹部
78 外周部の第2部分
80A,B 入口
82 中間部の支持リブ
83 端部分の支持リブ
84 延長部
86 フレア端部
90A,B エンドプレート126の開口部
92A,B ニードルベアリング
110 容積式ポンプアセンブリ
116 第1ロータシャフト
118 第2ロータシャフト
120 容積式ポンプハウジング
126 端部分
160A,B ロータシャフトの端部
本教示を実施するための最良の形態を詳細に記載してきたが、本教示に関連する当業者は、添付された特許請求の範囲の技術的範囲内で本教示を実施するための様々な代替態様を認識するであろう。

Claims (20)

  1. ロータキャビティを形成するロータハウジングと、
    前記ロータキャビティの一端を少なくとも部分的に閉鎖するように構成されるエンドプレートと、
    前記ロータキャビティを通って延びるロータシャフトと、
    前記ロータシャフトに支持されて、固定されるロータと、を備え、
    前記ロータは、前記エンドプレートに対面する端面を備えた軸端部を有し、
    更に、前記ロータシャフトを前記エンドプレートに軸方向に固定する一対の第1ベアリングと、
    前記ロータシャフトを前記ロータハウジングに軸方向に固定する一対の第2ベアリングと、を備え、
    前記エンドプレートは、前記ロータシャフトが温度変化によって軸方向の長さが変化したとき、前記ロータシャフトと共に前記ロータハウジングに対して軸方向に移動可能であり、前記端面における軸方向のクリアランスの変化を小さくするようにしたことを特徴とする容積式ポンプアセンブリ。
  2. 前記ロータハウジングは、前記ロータキャビティを形成する中間部を有し、更に、該中間部に固定された端部分を含み、
    前記ロータシャフト及び前記エンドプレートが軸方向に移動したとき、前記エンドプレートと前記端部分との間の軸方向の第2クリアランスが変化することを特徴とする請求項1に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  3. 前記ロータシャフトは、エンドプレートを通って前記端部分の中に延び、
    さらに、前記ロータシャフトと前記端部分との間にニードルベアリングを含むことを特徴とする請求項2に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  4. 前記ロータシャフトは、第2クリアランスにおいて前記エンドプレートの面と面一の端部を有することを特徴とする請求項2に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  5. 前記エンドプレートは、前記第1ベアリング及び前記ロータシャフトを受入れるように構成される段付き開口部を含むことを特徴とする請求項1に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  6. 前記エンドプレートは、前記ロータハウジングの内周面の輪郭に沿って形成さられた部分を備える外周部を有することを特徴とする請求項1に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  7. 前記エンドプレートの前記外周部の他の部分は、前記ロータキャビティへの入口を部分的に形成することを特徴とする請求項6に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  8. 前記エンドプレートは、前記ロータハウジングの内面に置かれて前記入口を仕切るように構成された延長部を有することを特徴とする請求項7に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  9. 前記ロータシャフトは、第1材料からなり、前記ロータハウジングは、第2材料からなり、
    前記第1材料と前記第2材料とは、異なる熱膨張率を有することを特徴とする請求項1に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  10. ロータキャビティが貫通するように形成された中間部を有するロータハウジングと、
    軸を形成し、前記ロータキャビティを通って延びるロータシャフトと、
    前記ロータシャフトによって支持され、前記ロータシャフトに固定されて前記軸周りに回転するロータと、を備え、
    前記ロータは、軸方向端部面を有し、
    更に、前記ロータハウジング内に配置されて、前記ロータキャビティの端部を少なくとも部分的に閉鎖するエンドプレートと、
    前記エンドプレートと前記ロータシャフトとの間の前記ロータシャフト上に設けられ、前記エンドプレートが、前記ロータシャフトに対して軸方向に固定されて、温度変化により、前記ロータシャフトと共に軸方向に移動するように構成され、
    これにより、前記ロータの端面の軸方向のクリアランスの変化を小さくするベアリングとを備えていることを特徴とする容積式ポンプアセンブリ。
  11. 更に、前記ロータハウジングは、前記中間部に固定された端部分を含み、
    前記ロータシャフト及び前記エンドプレートが軸方向に移動したとき、前記エンドプレートと前記端部分との間の軸方向の第2クリアランスが変化することを特徴とする請求項10に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  12. 前記ロータシャフトは、前記エンドプレートを貫通して端部分の中へ延び、
    さらに、前記ロータシャフトと前記端部分との間に配置されたニードルベアリングを含むことを特徴とする請求項11に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  13. 前記ロータシャフトは、前記軸方向の第2クリアランスにおいて前記エンドプレートの面と面一の端部を有することを特徴とする請求項11に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  14. 前記エンドプレートは、前記第1ベアリング及び前記ロータシャフトを受入れるように構成された段付き開口部を含むことを特徴とする請求項10記載の容積式ポンプアセンブリ。
  15. 前記エンドプレートは、前記ロータハウジングの内周面の輪郭に沿って形成された部分を備える外周部を有することを特徴とする請求項10に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  16. 前記エンドプレートの前記外周部の他の部分は、前記ロータキャビティへの入口を部分的に形成することを特徴とする請求項15に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  17. 前記エンドプレートは、前記ロータハウジングの内面に置かれて入口を仕切るように構成された延長部を有することを特徴とする請求項10に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  18. 前記ベアリングは、第1ベアリングであり、前記ロータの端面は、第1端面であり、
    さらに、前記第1ベアリングの反対側の前記ロータの端部で前記ロータハウジングと前記ロータシャフトとの間に配置された第2ベアリングを含み、
    前記ロータシャフトが第2ベアリングで前記ロータハウジングに対して軸方向に固定されることを特徴とする請求項10に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  19. 前記ロータシャフトは、第1材料からなり、前記ロータハウジングは、第2材料からなり、
    前記第1材料と前記第2材料とは、異なる熱膨張率を有することを特徴とする請求項10に記載の容積式ポンプアセンブリ。
  20. 第1端部を有するロータキャビティを形成するロータハウジングと、
    前記ロータキャビティを通って延びる第1及び第2ロータシャフトと、
    前記第1及び第2ロータシャフト上で前記ロータキャビティ内において回転するように構成された第1及び第2ロータと、を備え、
    前記第1及び第2ロータのそれぞれは、第1及び第2軸端部の反対側に第1端面及び第2端面を有し、
    更に、前記ロータキャビティの第1端部を少なくとも部分的に閉鎖するように配置されたエンドプレートと、
    前記エンドプレートと前記ロータシャフトとの間で前記ロータシャフト上に配置されて、前記エンドプレートが前記ロータシャフトに対して軸方向に固定されて、前記ロータと共に前記ハウジングに対して軸方向に移動するように構成された一対の第1ベアリングと、
    前記ロータハウジングと前記ロータシャフトとの間で、かつ、軸方向で前記第2端面と前記第2軸端部との間で、前記ロータシャフト上に配置されて、前記第1及び第2ロータが前記ロータハウジングに対して軸方向に移動するのを防ぐように構成された一対の第2ベアリングと、を備えることを特徴とする容積式ポンプアセンブリ。
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