JP2015515792A - Tddシステムにおける動的にdl−ulを再構成する方法および装置 - Google Patents

Tddシステムにおける動的にdl−ulを再構成する方法および装置 Download PDF

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Abstract

本開示の実施形態は、TDDシステムでのDL−ULリソースを再構成する方法および装置を提供する。この方法は、a)送信されるDLおよびULデータのトラフィック状況を取得するステップと、b)TDDシステムのDL送信能力およびUL送信能力を示すシステムに関する送信能力、および/または、相異なるUEの送信能力を示すUEに関する送信能力を推定するステップと、c)取得される前記トラフィック状況と、推定される前記システムに関する送信能力および/または前記UEに関する送信能力に従って、DL−ULリソース割当てを再構成するステップと、を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、時分割複信(TDD)システムにおけるダウンリンク(DL)−アップリンク(UL)の再構成に関する。
無線通信システムにおいて、リソース割当ては、BSにより提供される基地局(BS)とユーザ機器(UE)との間の通信を実行するのに必要である。無線通信システムのリソースの多重化形式が異なれば、リソース割当ての実行に異なるメカニズムまたは設定が適用されるべきである。現在、この分野では、普及しているリソースの多重化形式が2つあり、即ち、時分割複信(TDD)形式と周波数分割複信(FDD)形式とがある。TDD形式では、単一のバンド幅がBSおよび各UEにより、それらの間でのDL通信およびUL通信の両方のために占有され、この占有は、DL通信およびUL通信それぞれに異なる期間を割り当てることにより実行される。ここで、本分野で知られているように、ダウンリンク(DL)(またはフォワードリンク)は、BSからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(UL)(またはリバースリンク)は、UEからBSへの通信リンクを指す。この通信リンクは、シングルインシングルアウト(SISO)、マルチインシングルアウト(MISO)またはマルチインマルチアウト(MIMO)システムを介して構築されている。
TD−LTE(時分割−ロングタームエボリューション)システムのようなTDDシステムでは、7つの異なるDL−UL(ダウンリンクおよびアップリンク)設定0から6が定義され、これにより、非対称DL−UL割当てが維持されている。図1は、現在TD−LTEシステムで採用されている7つのDL−UL設定を示し、Dは、DLサブフレームを表し、UはULサブフレームを示し、Sは特殊サブフレームに相当する。図1に示すように、7つの設定それぞれは、他とは異なる特定のDL−UL割当てを提供しており、トラフィック要求に応じた柔軟なDL−UL再構成を可能としている。例えば、層状の異種ネットワークにおいて、異なるセルにおいて異なるDL−UL設定を配置することは大変興味深い。これは、小セルの構成では、トラフィックパターンがセル間で変化しうるからである。1つのセル内においても、明らかなDLおよびULのトラフィック変動が時々観測される。
しかしながら、現在のTD−LTEシステムでは、すべてのセルが同じDL−UL設定を採用し、単に静的または準静的な設定のみが実現される。即ち、DL−UL設定は、数ヶ月に1回、または数年に1回調整されてから、異なるセル間で同一に維持されるが、これはダウンリンクおよびアップリンクトラフィックの著しい変化が観測されたときに、瞬時のトラフィック状況に適合しない場合がある。例えば、図2に示すように、全ての隣接セルが同一のDL−UL設定5を有し、前述のように、設定が変更されない(即ち、静的な設定)、或いは数ヶ月後または数年後にのみ変更される(即ち、準静的な設定)。
現在、3GPP(第三世代パートナーシッププロジェクト)では、トラフィック状況をトリガとして行われる動的DL−UL再構成の方法が議論されており、この方法では、再構成のプロセスが、送信されるDLおよびULデータのトラフィック状況に依存してミリ秒毎に実行されてもよい。特に、BSは、Xms(ここで、Xは0よりも大きい整数であり、好ましくは10または640)毎に、DLおよびULバッファ内の送信されるデータ量の比率を算出し、7つの設定から、次のXmsの送信について算出されたデータ量比率に最も近いDL−UL比率を有する1つの設定を選択する。
しかしながら、このような方法は、送信すべきデータ量に加えて、送信能力のような他の多くの要因が、同様に適切な設定の選択に大きな影響を有するので、全システムの最良の性能を達成するにはまだ十分に効果的ではない。これらの要因は、全システムの有用な性能を達成するためにDL−UL設定を調整する場合に考慮されるべきである。
この観点から、送信されるDLおよびULデータに関するトラフィック状況に加えて、システムに関する送信能力および/またはUEに関する送信能力のような送信能力を、再構成について考慮する、TDDシステムにおけるDL/UL再構成の方法および装置が提供される。
本発明の第1の観点によれば、本発明の実施形態は、
a)送信されるDLおよびULデータのトラフィック状況を取得するステップと、
b)TDDシステムのDL送信能力およびUL送信能力を示すシステムに関する送信能力および/または、相異なるUEの送信能力を示すUEに関する送信能力を推定するステップと、
c)取得されるトラフィック状況と、推定されるシステムに関する送信能力および/またはUEに関する送信能力とに従って、DL−ULリソース割当てを再構成するステップと、を含む、
基地局(BS)および当該基地局が受け持つ複数のユーザ機器(UEs)を有する時分割複信(TDD)システムにおけるダウンリンク(DL)−アップリンク(UL)リソース割当てを再構成する方法を提供する。
本発明の第2の観点によれば、本発明の実施形態は、
送信されるDLおよびULデータのトラフィック状況を取得するよう構成された取得部と、
TDDシステムのDL送信能力およびUL送信能力を示すシステムに関する送信能力、および/または、相異なるUEの送信能力を示すUEに関する送信能力を推定するよう構成された推定部と、
取得される前記トラフィック状況と、推定される前記システムに関する送信能力および/またはUEに関する送信能力とに従って、DL−ULリソース割当てを再構成するよう構成された再構成部と、を備える、
基地局(BS)および当該基地局が受け持つ複数のユーザ機器(UE)を有する時分割複信(TDD)システムにおけるダウンリンク(DL)−アップリンク(UL)リソース割当てを再構成する装置を提供する。
本発明により提供される解決手段では、DL−ULリソース割当てが、従来の静的または準静的な解決手段或いは3GPPで話題になったトラフィック状況のみ考慮する解決手段に比べて、より良いシステム性能が達成されるように、動的に再構成されてもよい。
また、本発明の実施形態の他の特徴および利点は、本発明の実施形態の原理を例示的に示した添付図面とともに以下の実施形態の説明を一読すれば、当該説明から明らかになるであろう。
本発明の実施形態は、例示的な意味で表されたものであり、これらの利点は以下で、以下の添付図面を参照しながらより詳細に説明される。
現在TD−LTEシステムで採用されている7つのDL−UL設定を示す図である。 TD−LTEシステムにおけるセルの静的または準静的なDL−UL設定の概略構成図である。 本発明の実施形態に係るシステムを示す図である。 本発明の実施形態に係るTDDシステムのDL−ULリソース割当てを再構成する方法のフローチャートを示す図である。 本発明に係るDL−ULリソース割当てを再構成する方法の第1実施形態を示す図である。 本発明に係るDL−ULリソース割当てを再構成する方法の第2実施形態を示す図である。 本発明に係るDL−ULリソース割当てを再構成する方法の第3実施形態を示す図である。 本発明に係るDL−ULリソース割当てを再構成する装置のブロック図である。
本発明の種々の実施形態は、図面を参照しながら詳細に説明される。図中のフローチャートおよびブロック図は、本発明の実施形態に係るコンピュータプログラム製品により実行可能なアーキテクチャ、機能および動作とともに、装置、方法を示す。この点に関して、フローチャートの各ブロックまたはブロックは、特定の論理機能を実現する1または複数の実行可能な命令を含む、モジュール、プログラムまたはコードの一部を表すものであってもよい。いくつかの変形例では、ブロックで示された機能が、図面に示された順序とは異なる順序で生じてもよい。例えば、連続するように示された2つのブロックが、関連する機能に依存して、実際には実質的に並行して或いは逆の順序で実行されてもよい。また、ブロック図および/またはフローチャートの各ブロックおよびこれらの組み合わせは、特定の機能/動作を実行する専用のハードウェアに基づくシステム、または、専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせにより実現されてもよい。
概して、本開示は、基地局(BS)が、送信するDLおよびULデータについてのトラフィック状況に加えて、システムに関する送信能力および/またはUEに関する送信能力を推定し、トラフィック状況と、システムに関する送信能力および/またはUEに関する送信能力との両方に従って、DL−ULリソース割当てを再構成してもよい。
図3は、本発明の実施形態に係るTD−LTEシステムのようなシステム100を示す。システム100は、例えば基地局(BS1)および3つのユーザ機器(UE1、UE2およびUE3)を備える。1つのBSおよび3つのUEは、単に説明のためだけに示されたものであり、システム100にはBSおよび/またはUEがいくつ存在してもよいことに留意すべきである。
更に、本発明では、図3に示す例として、1つのセルの配置だけを考慮するが、本分野の当業者であれば、本発明の発明概念を、複数セルの配置にまで簡単に拡張できる。
本開示では、ユーザ機器(UE)は、端末、移動端末(MT)、加入者局(SS)、携帯用加入者局(PSS)、移動局(MS)またはアクセス端末(AT)を指すものであってもよく、UE、端末、MT、SS、PSS、MSまたはATの機能のいくつかまたは全てが含まれていてもよい。
本開示では、基地局(BS)は、ノードB(NodeBまたはNB)または進化型ノードB(eNodeBまたはeNB)を指すものであってもよい。基地局は、マクロセルBSまたは小型セルBSであってもよい。本発明によれば、マクロセルBSは、マクロセル、例えばマクロeNBを管理する基地局であってもよく、小型セルBSは、小型セル、例えばピコeNB、フェムトeNBおよび他のいくつかの適合する低パワーノードを管理する基地局であってもよい。
図4は、TD−LTEシステムのようなTDDシステムでのDL−ULリソース割当てを再構成する方法400のフローチャートを示す。図4の方法は、システム100のBS1において、予め定められた時間間隔で実行される。
ステップ410において、BS1は、送信されるDLおよびULに関するトラフィック状況を取得する。一例では、送信される、DLバッファのDLデータ量およびULバッファのULデータ量それぞれを取得し、DLデータ量とULデータ量とのデータ量比率を算出することにより、トラフィック状況が取得されてもよい。ここで、DLデータ量は、計算されてもよいし、さもなければBS1によりそのDLバッファから取得されてもよく、ULデータ量は、各UEからBS1へ例えば各アップリンク制御チャネルを介して通知されてもよい。
ステップ420において、BS1は、システムに関する送信能力および/またはUEに関する送信能力を推定する。システムに関する送信能力は、システムのDL方向とUL方向とでの送信能力の差異を示し、一方、UEに関する送信能力は、BSが受け持つ相異なるUEの送信能力を示す。
一例では、送信能力は、システムまたは各UEのDLスループットまたはULスループットのような、従前のXmsでのスループットにより評価される。他の例では、送信能力は、次のXmsで期待されるスループットにより評価されてもよい。
通常、UEまたはBSの送信能力は、少なくとも、BSおよびUEの送信および/または受信アンテナの数、BSおよび/またはUEの送信電力、およびBSとUEとの間のチャネル状況のうちの1つに依存する。
ステップ430において、BS1は、ステップ410で取得したトラフィック状況と、ステップS420で推定した、システムに関する送信能力および/またはUEに関する送信能力と、に従って、DL−ULリソース割当てを再構成してもよい。
一例において、上記再構成は、7つの設定のDL−UL比率と、推定した送信能力に基づいて修正したDL−UL比率との比較に依存して、システムで利用可能な7つの設定から1つの設定を選択することにより実行されてもよい。一例において、上記再構成は、7つの設定から、本発明に係る修正されたDL−UL比率に最も近いDL−UL比率を有する設定を選択することにより実行されてもよい。
例えば、l=0、・・・、6について、設定lのDL−UL比率K は、
として算出されるものであってもよい。
ここで、NDL 、NUL およびN は、設定lの1つの無線フレームの中のDL、ULおよび特殊サブフレームそれぞれの数を表し、NOFDMは、1つのサブフレームの中のOFDMシンボルの数を示し、KDwPTS、KUpPTSは、1つの特殊フレームの中のUpPTSおよびDwPTSそれぞれの比率である。
また、DL−UL比率は、別の方法で算出されてもよいことに留意すべきである。例えば、KDwPTSは通常KUpPTSよりも非常に大きいので、特殊サブフレームは、近似的にDLサブフレームと看做してもよく、これにより前述の式(1)は、近似的に
と書き直されてもよい。
本分野の当業者にとっては、具体的な設定のDL−UL比率を算出する方法はよく知られているので、本明細書では詳細に説明はしない。
以下では、システムに関する送信能力のみ、UEに関する送信能力のみ、またはシステムに関する送信能力およびUEに関する送信能力の両方のいずれが考慮されるかという観点から、3つの実施形態が提供される。
(第1実施形態)
図5は、本発明に係るDL−ULリソース割当てを再構成する方法の第1実施形態を示す。第1実施形態では、システムに関する送信能力のみが、再構成にあたって考慮される。
図5によれば、BS1は、ステップS510において、BS1が受け持つ全てのUE、例えば、図3に示すようなUE1、UE2およびUE3の全DLデータ量および全ULデータ量を取得し、ステップS520において、データ量比率として、全DLデータ量と全ULデータ量との比率を取得する。
ステップS530において、BS1は、システム100のDL送信能力およびUL送信能力それぞれを推定し、ステップS540において、送信能力比率として、DL送信能力とUL送信能力との比率を算出する。
一例において、送信能力は、従前の予め定められた時間Xmsでのシステムのスループットの平均により評価される。例えば、一実施例では、従前のXmsでのDLサブフレームの総数がTであると推測される。そして、DLサブフレームr(r=1、2、・・・、T)について、BS1は、以下の式(3)に従って、各UEiのスループットを算出してもよい。
ここで、i=1、2、・・・、N 、N は、DLサブフレームr内のアクティブなUEの数であり、BW i,rは、リソースブロック(RB)に関する、DLサブフレームrでのUEiに割り当てられたバンド幅を表す。ρ i,rは、チャネル品質指標(CQI)の形成における、DLサブフレームrでのUEiの受信信号の干渉および雑音に対する比率(SINR)を示す。Pi,rは、DLサブフレームrでのUEiの伝搬損失に相当する。M およびM は、それぞれDL送信および受信アンテナの数を示す。H i,rは、CN(0,1)に従って分散する各要素を伴う、DLサブフレームrでのUEiのM ×M チャネル行列である。
そして、BS1は、例えば以下の式(4)に従って、UEiそれぞれのスループットを合計することにより、全てのアクティブUEのDLサブフレームrの全てのスループットを算出してもよい。
そして、BS1は、従前のXmsの送信におけるTのDLサブフレーム全ての総スループットを算出し、DL送信の平均スループットを、システムのDL送信能力の評価と看做すことができる、
により算出してもよい。
UL送信能力は、同様に且つ対応して、
により評価されてもよい。ここで、
であり、C、CU〜 、T、BW j,S、M 、N 、Pj,S、Hj,Sおよびρ j,Sは、DLについて定義されたものと同様且つ対応する意味を有し、これらは同様にして取得されてもよい。ここにおいて、ρ i,r、ρ j,Sは、各UEからBS1へ量子化されることなくPUSCH(物理的アップリンク占有チャネル)を通じて直接通知されてもよい。
言い換えると、DL送信能力CおよびUL送信能力Cは、それぞれDLサブフレームおよびULサブフレーム毎に送信されうるパケットの平均数として解釈されてもよい。
ある時間のスループットを算出する方法は、本分野の当業者にはよく知られているので、ここでは詳細に説明はしない。
ステップ550において、BS1は、ステップ520において取得されたデータ量比率およびステップ540で算出された送信能力比率に基づいて、DL−ULリソース割当てを再構成する。一実施例では、BS1は、システム100で利用可能な7つの設定から、本実施の形態に係る修正されたDL−UL比率に最も近いDL−UL比率を有する1つの設定を選択する。
システム100で利用可能な7つの設定のDL−UL比率それぞれは、例えば式(1)または(2)により算出されてもよい。
前述のように、DL送信能力CおよびUL送信能力Cは、それぞれDLサブフレームおよびULサブフレーム毎に送信されうるパケットの平均数として解釈してもよい。従って、DLデータ量BおよびULデータ量Bが与えられ、データ量比率がK=B/Bとして表される場合、将来のXmsの間のDLおよびULサブフレームの要求される数は、それぞれ対応してB/CおよびB/Cと推定されうる。即ち、送信能力比率がK=C/Cとして表される場合、第1実施形態に係る修正されたDL−UL比率は、
で計算されてもよい。
即ち、上記選択は、以下の選択基準に適合する設定lを検出することにより実行されるものであってもよい。
(第2実施形態)
図6は、本発明に係るDL−ULリソース割当てを再構成する方法の第2実施形態を示す。第2実施形態において、UEに関する送信能力のみが再構成に際して考慮される。即ち、相異なるUEの送信能力の差異が考慮される。
図6によれば、BS1はステップ610においてBS1が受け持つ各UE、例えば図3に示すようなUE1、UE2およびUE3それぞれのDLデータ量およびULデータ量を取得する。
ステップ620において、BS1は、各UEのDL送信能力およびUL送信能力を推定する。
一例において、各UEの送信能力は、従前の時間XmsでのUEの平均スループットにより評価される。本実施形態において、第1実施形態と同じ前提および注釈が用いられる。
初めに、BS1は、従前のXmsでのDL送信でのUEの平均スループットを推定する。例えば、UEnの平均スループットは、
として算出される。ここで、T は、従前のXmsのUEnでのDLサブフレームの数に相当する。第1実施形態と同様に、従前のXmsのUEnでの平均スループットが、UEnの送信能力として評価されてもよい。
BS1は、ステップ630において、各UEのDL送信能力と、BS1が受け持つ全てのUEの中で最大のDL送信能力との比率を表す因子によって、各UEのDLデータ量を調整してもよい。言い換えれば、各UEのDLデータ量が、それぞれ前述の因子により重み付けされる。例えば、UEnの調整されたDLデータ量は、(1/K )B と表される。ここで、B は、UEnへ送信されるDLバッファのDLデータ量であり、DL方向のUEnの因子は、K =CD− /CD− と表され、mは、全てのUEの中で最大のDL送信能力を有するUEの指標である。
同様に、UEnの調整されたULデータ量Dは、(1/K )B と表され、UL方向のUEnの因子は、K =CU− /CU− と表され、jは、全てのUEの中で最大のDL送信能力を有するUEの指標である。
ステップ640において、BS1は、全てのUEについて、重み付けされたDLデータ量の合計と重み付けされたULデータ量の合計とを算出する。例えば、重み付けされたDLデータ量の合計と重み付けされた全てのULデータの合計とは、それぞれ
で算出されてもよい。
ステップ650において、BS1は重み付けされたDLデータ量と重み付けされたULデータ量との修正された比率に基づいて、DL−ULリソース割当てを再構成する。UEに関する送信能力は、重み付けされたDLデータ量および重み付けされたULデータ量を算出するときに考慮されているので、上記再構成は、実質的にトラフィック状況およびUEに関する送信能力の両方に基づいている。
一実施例において、BS1は、システム100で利用可能な7つの設定から、本実施形態に係る修正されたDL−UL比率に最も近いDL−UL比率を有する1つの設定を選択する。
システム100で利用可能な7つの設定それぞれのDL−UL比率は、例えば式(1)または(2)により算出される。
本実施形態に係る修正されたDL−UL比率は、
で計算されてもよい。
即ち、上記選択は、7つの設定から、以下の選択基準に適合する設定lを検出することにより実行されるものであってもよい。
(第3実施形態)
図7は、本発明に係るDL−ULリソース割当てを再構成する方法の第3実施形態を示す。第3実施形態において、システムに関する送信能力とUEに関する送信能力との両方が再構成の際に考慮される。第3実施形態は、第1実施形態と第2実施形態との組み合わせと考えてもよい。
図7の各ステップは第1実施形態または第2実施形態とほとんど同じなので、図7では、図5および図6と同じ参照番号を使用し、これらの説明は省略する。
例えば、BS1は、システム100で利用可能な7つの設定から、以下の選択基準に適合する設定lを選択してもよい。
図8は、本発明の実施形態に係るDL−UL割当てを再構成する装置800のブロック図を示す。この装置は、図3に示すBS1のような基地局に使用されてもよい。
本実施形態において、装置800は、取得部810と、推定部820と、再構成部830と、を備える。取得部810は、送信されるDLおよびULデータについてのトラフィック状況を取得するよう構成されてもよい。推定部820は、システムに関する送信能力おおよび/またはUEに関する送信能力を推定するよう構成されてもよい。再構成部830は、取得部810により取得されるトラフィック状況と、推定部820により推移されるシステムに関する送信能力および/またはUEに関する送信能力と、に従って、DL−ULリソース割当てを再構成するよう構成されてもよい。
前述の説明に基づけば、当業者は、本開示が装置、方法またはコンピュータプログラム製品に組み込まれてもよいことが分かるであろう。一般的に、種々の例示的な実施形態は、ハードウェアまたは専用の回路、ソフトウェア、ロジックまたはこれらのいくつかの組み合わせで実現されてもよい。例えば、いくつかの観点は、ハードウェアで実現され、一方他の観点は、制御装置、マイクロプロセッサまたは他の計算デバイスにより実行されてもよいファームウェアまたはソフトウェアで実現されてもよい。但し、本開示はこれらに限定されない。本開示の例示的な実施形態の種々の観点は、ブロック図、フローチャートまたは他のいくつかの図を使った表現を用いて図解および説明される一方、本明細書で説明されるこれらのブロック、装置、システム、技術または方法は、これらに限定されるわけではないが、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路またはロジック、汎用ハードウェアまたは制御装置または他の計算デバイス、またはこれらのいくつかの組み合わせで実現されてもよい。
図4〜8に示された種々のブロックは、方法ステップおよび/またはコンピュータプログラムコードの操作の結果生じる動作、および/または関連する機能を実行するよう構成された複数の互いに組み合わされた論理回路と看做してもよい。本開示の例示的な実施形態の少なくともいくつかの観点は、集積回路チップおよびモジュールのような種々の要素で実行されてもよく、本開示の例示的な実施形態は、本開示の例示的な実施形態に従って動作するよう構成された集積回路、FPGAまたはASICとして組み込まれた装置で実現されてもよい。
本明細書は、多くの特殊な実施形態の詳細を含む一方、これらは、開示の範囲または請求するものの範囲を限定するものとして解釈されるべきではなく、むしろ特定の開示の特定の実施形態に特有でありうる特徴を説明するものとして解釈されるべきである。また、本明細書の別の実施形態の内容で説明されているある特徴は、単一の実施形態の組み合わせで実現されうる。また、逆に、単一の実施形態の内容で説明されている種々の特徴は、別々の複数の実施形態において、またはいくつかの適当な部分的組み合わせにおいて実現されうる。その上、前述において特徴がある組み合わせにおいて現れ、当初そのように請求されているかもしれないが、請求に係る組み合わせの複数の特徴が、いくつかの場合、組み合わせから削除されうるとともに、請求に係る組み合わせが、部分的組み合わせまたは部分的組み合わせのバリエーションになってもよい。
同様に、図面では動作が特定の順序で描かれているが、これは、所望の結果を得るために、このような動作が図示された特定の順序または連続的な順序で実行されたり、或いは説明されている全ての動作が実行されたりすることが要求されると理解されるべきではない。ある状況において、マルチタスク処理および並行処理が有利かもしれない。その上、前述の実施形態における互いに異なる種々のシステム要素は、全ての実施形態においてそのように分離されていることが要求されると理解されるべきではなく、記載されているプログラム要素およびシステムは、通常、単一のソフトウェア製品にまとめて集積されたり、或いは複数のソフトウェア製品に詰め込まれたりされてもよいと理解されるべきである。
本開示の前述の例示的な実施形態に対する種々の修正、改造は、関連分野の当業者であれば、添付図面を組み合わせて本明細書を読むと、前述の観点から明らかなものとなるかもしれない。いずれかおよび全ての修正は、本開示の非限定的且つ例示的な実施形態の範囲内に入るであろう。更に、本明細書で明らかにされた本開示の他の実施形態は、前述の記載および関連する図面で示唆されている利益を有するものとして、本開示の実施形態の属する分野の当業者が思い浮かべるだろう。
即ち、本開示の実施形態は、開示されている特定の実施形態に限定されず、修正および他の実施形態が、添付の請求項の範囲内に含まれることが意図される。本明細書では特定の用語が使用されているが、これらは一般的且つ記述的な意味でのみ使用され、限定目的で使用されない。
(付記1)
基地局(BS)と、前記BSが受け持つ複数のユーザ機器(UE)とを備える時分割複信(TDD)システムにおけるダウンリンク(DL)−アップリンク(UL)リソース割当てを再構成する方法であって、
a)送信されるDLおよびULデータのトラフィック状況を取得するステップと、
b)TDDシステムのDL送信能力およびUL送信能力を示すシステムに関する送信能力、および/または、相異なるUEの送信能力を示すUEに関する送信能力を推定するステップと、
c)取得される前記トラフィック状況と、推定される前記システムに関する送信能力および/または前記UEに関する送信能力とに従って、DL−ULリソース割当てを再構成するステップと、を含む、
方法。
(付記2)
前記ステップa)は、
送信される、DLバッファのDLデータ量およびULバッファのULデータ量それぞれを取得することと、
前記DLデータ量および前記ULデータ量のデータ量比率を算出することと、を含む、
付記1に記載の方法。
(付記3)
前記ステップa)は、
前記TDDシステムの前記複数のUEの、DLバッファの全DLデータ量と、ULバッファの全ULデータ量とを取得することと、
前記全DLデータ量と前記全ULデータ量とのデータ量比率を取得することと、を含み、
前記ステップb)は、
前記TDDシステムの前記DL送信能力および前記UL送信能力を推定することと、
前記DL送信能力と前記UL送信能力との送信能力比率を算出することと、を含む、
付記1に記載の方法。
(付記4)
前記ステップc)は、
複数の設定から、前記データ量比率を前記送信能力比率で除することにより得られる修正されたDL−UL比率に最も近いDL−UL比率を有する1つの設定を選択することを含む、
付記3に記載の方法。
(付記5)
前記ステップa)は、
複数のUEのUEそれぞれのDLデータ量およびULデータ量それぞれを取得することを含み、
前記ステップb)は、
各UEの前記DL送信能力および前記UL送信能力を推定することと、
前記UEの前記DLデータ量および前記ULデータ量を、前記UEの前記DL送信能力と前記複数のUEの中で最大のDL送信能力との比率を表すDL因子と、前記UEの前記UL送信能力と前記複数のUEの中で最大のUL送信能力との比率を表すUL因子と、により、それぞれ調整することと、
前記複数のUEについて、前記調整されたDLデータ量の合計と、前記調整されたULデータ量の合計とをそれぞれ算出することと、を含む、
付記1に記載の方法。
(付記6)
前記ステップc)は、
複数の設定から、前記調整されたDLデータ量の合計および前記調整されたULデータ量の合計を除することにより取得される修正されたDL−UL比率に最も近いDL−UL比率を有する1つの設定を選択することを含む、
付記5に記載の方法。
(付記7)
前記ステップb)は、更に、
前記TDDシステムの前記DL送信能力および前記UL送信能力を推定することと、
前記DL送信能力および前記UL送信能力の送信能力比率を算出することと、を含む、
付記5に記載の方法。
(付記8)
前記ステップc)は、
複数の設定から、前記修正されたDL−UL比率を、前記送信能力比率で除したときの商に最も近いDL−UL比率を有する1つの設定を選択することを含む、
付記7に記載の方法。
(付記9)
予め定められた時間間隔で実行される、
付記1に記載の方法。
(付記10)
前記DL送信能力および前記UL送信能力は、従前の予め定められた期間のDLスループットおよびULスループットにより評価される、
付記9に記載の方法。
(付記11)
送信される前記ULデータの前記トラフィック状況は、前記UEから前記BSへ通知される、
付記1に記載の方法。
(付記12)
前記送信能力は、前記BSおよび前記UEの送信および/または受信アンテナの数、前記BSおよび/または前記UEの送信電力、および前記BSと各UEとの間のチャネル状況のうちの少なくとも1つによって推定される、
付記1に記載の方法。
(付記13)
基地局(BS)と、前記BSが受け持つ複数のユーザ機器(UE)とを備える時分割複信(TDD)システムにおけるダウンリンク(DL)−アップリンク(UL)リソース割当てを再構成する装置であって、
送信されるDLおよびULデータのトラフィック状況を取得するよう構成された取得部と、
TDDシステムのDL送信能力およびUL送信能力を示すシステムに関する送信能力、および/または、相異なるUEの送信能力を示すUEに関する送信能力を推定するよう構成された推定部と、
取得される前記トラフィック状況と、推定される前記システムに関する送信能力および/または前記UEに関する送信能力とに従って、DL−ULリソース割当てを再構成するよう構成された再構成部と、を備える、
装置。

Claims (10)

  1. 基地局(BS)と、前記BSが受け持つ複数のユーザ機器(UE)とを備える時分割複信(TDD)システムにおけるダウンリンク(DL)−アップリンク(UL)リソース割当てを再構成する方法であって、
    a)送信されるDLおよびULデータのトラフィック状況を取得するステップと、
    b)TDDシステムのDL送信能力およびUL送信能力を示すシステムに関する送信能力、および/または、相異なるUEの送信能力を示すUEに関する送信能力を推定するステップと、
    c)取得される前記トラフィック状況と、推定される前記システムに関する送信能力および/または前記UEに関する送信能力とに従って、DL−ULリソース割当てを再構成するステップと、を含む、
    方法。
  2. 前記ステップa)は、
    送信される、DLバッファのDLデータ量およびULバッファのULデータ量それぞれを取得することと、
    前記DLデータ量および前記ULデータ量のデータ量比率を算出することと、を含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップa)は、
    前記TDDシステムの前記複数のUEの、DLバッファの全DLデータ量と、ULバッファの全ULデータ量とを取得することと、
    前記全DLデータ量と前記全ULデータ量とのデータ量比率を取得することと、を含み、
    前記ステップb)は、
    前記TDDシステムの前記DL送信能力および前記UL送信能力を推定することと、
    前記DL送信能力と前記UL送信能力との送信能力比率を算出することと、を含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記ステップc)は、
    複数の設定から、前記データ量比率を前記送信能力比率で除することにより得られる修正されたDL−UL比率に最も近いDL−UL比率を有する1つの設定を選択することを含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 前記ステップa)は、
    複数のUEのUEそれぞれのDLデータ量およびULデータ量それぞれを取得することを含み、
    前記ステップb)は、
    各UEの前記DL送信能力および前記UL送信能力を推定することと、
    前記UEの前記DLデータ量および前記ULデータ量を、前記UEの前記DL送信能力と前記複数のUEの中で最大のDL送信能力との比率を表すDL因子と、前記UEの前記UL送信能力と前記複数のUEの中で最大のUL送信能力との比率を表すUL因子と、により、それぞれ調整することと、
    前記複数のUEについて、前記調整されたDLデータ量の合計と、前記調整されたULデータ量の合計とをそれぞれ算出することと、を含む、
    請求項1に記載の方法。
  6. 前記ステップc)は、
    複数の設定から、前記調整されたDLデータ量の合計および前記調整されたULデータ量の合計を除することにより取得される修正されたDL−UL比率に最も近いDL−UL比率を有する1つの設定を選択することを含む、
    請求項5に記載の方法。
  7. 前記ステップb)は、更に、
    前記TDDシステムの前記DL送信能力および前記UL送信能力を推定することと、
    前記DL送信能力および前記UL送信能力の送信能力比率を算出することと、を含む、
    請求項5に記載の方法。
  8. 前記ステップc)は、
    複数の設定から、前記修正されたDL−UL比率を、前記送信能力比率で除したときの商に最も近いDL−UL比率を有する1つの設定を選択することを含む、
    請求項7に記載の方法。
  9. 予め定められた時間間隔で実行される、
    請求項1に記載の方法。
  10. 基地局(BS)と、前記BSが受け持つ複数のユーザ機器(UE)とを備える時分割複信(TDD)システムにおけるダウンリンク(DL)−アップリンク(UL)リソース割当てを再構成する装置であって、
    送信されるDLおよびULデータのトラフィック状況を取得するよう構成された取得部と、
    TDDシステムのDL送信能力およびUL送信能力を示すシステムに関する送信能力、および/または、相異なるUEの送信能力を示すUEに関する送信能力を推定するよう構成された推定部と、
    取得される前記トラフィック状況と、推定される前記システムに関する送信能力および/または前記UEに関する送信能力とに従って、DL−ULリソース割当てを再構成するよう構成された再構成部と、を備える、
    装置。
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