JP2015515060A - 位置を特定する磁性物体を備えたスクリーン - Google Patents

位置を特定する磁性物体を備えたスクリーン Download PDF

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Abstract

このスクリーンは、タイル(102)の前で人間の手により直接的に動かされ得る移動永久磁石の位置を特定するための位置特定装置(12)を備え、前記装置は、前記磁力計のそれぞれについての間の既知の距離を保つために自由度無しでお互いに機械的に結合されたN個(Nは5以上の整数)の3軸磁力計(Mij)を有する磁力計のネットワークと、前記ネットワークの磁力計の計測値から永久磁石の位置及び/又は向きを決定することができる電子処理装置と、位置特定装置により決定された位置及び/又は向きに基づいて表示を変更するための光量子生成層(106)を制御することができる装置(112)とを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、スクリーン及びこのスクリーンを制御するための方法に関する。本発明はまた方法を実行するためのデータ記憶媒体に関する。
既知のスクリーンは、
・透明パネル
・透明パネルの後に収納され、透明パネルを介して見ることができる各発光画素を形成するための光量子生成層、及び
・スクリーンによる画像の表示を変更するために光量子生成層を制御することができる人/機械インターフェイス
を有する。
国際公開第2005/024620号 仏国特許出願公開第2586302号明細書 中国特許出願公開第101361660号明細書 仏国特許出願公開第2952450号明細書
多くの場合に、人/機械インターフェイスはタッチスクリーン、すなわち、指で触れることにより制御されても良いスクリーンの形態をとる。このタイプのインターフェイスは、人間工学的であり、使用も簡単であるという大きな利点を有する。しかしながら、スクリーンを指で触ることは、スクリーンが汚くなることに必ずつながる。
人/機械インターフェイスはまたユーザにより自由に動かせる交番磁界の発生源の位置を特定するための装置を有するかもしれない、この場合に、スクリーンの表示が制御されることを可能にするのは、交番磁界の発生源の動きである。このタイプのインターフェイスはスクリーンに直接触ることがないので、スクリーンが汚れるのが限定されるという利点を有する。対照的に、交番磁界の発生源にそれが機能するために電力を供給することが必要である。このことはこのタイプのインターフェイスの製造を複雑にする。なぜならば、特許文献1にあるような電磁結合した電源、又は、特許文献2にあるような交番電界の発生源に収納されたバッテリーを供給することが必要だからである。
本発明は、製造することが容易なままで、スクリーンが汚れることを限定するインターフェイスを備えたスクリーンを提供することにより、この問題を改善することを目的にする。
この目的のために、本発明は請求項1に従うスクリーンを提供する。
上記スクリーンではユーザが指でスクリーンに触れることはもはや必要ではない。スクリーンが汚れることはそのために限定される。しかしながら、ユーザは永久磁石を取り扱わなければならないだけなので、このインターフェイスは製造することが容易なままである。このように、交番磁界の発生源に電力を供給することに伴う問題は避けられる。加えて、スクリーンに触る必要がないことを除いて、このインターフェイスを使用する技能は、タッチスクリーンを使用する技能と同じである。それゆえ、このインターフェイスはタッチスクリーンと同じ利点を有する。
上記提案したインターフェイスはなお追加の利点を有する。例えば、ユーザとスクリーンとの相互作用の領域はより大きい。特に、それはスクリーンの表面に限定されず、スクリーンと同じ平面ではスクリーンの外周以上に広がる。
磁力計のネットワークを使用することは、磁性物体がとても正確に位置を特定されることを可能にする。
このスクリーンの実施の形態は、従属請求項の特徴の1つ以上を含んでも良い。
スクリーンのこれらの実施の形態は、その上、つぎの利点を有する。
・多くの磁力計を使用することは、パネルの前の磁性物体の位置特定の精度が向上されることを可能にする。
・磁力計を光量子生成層の周囲の細長い領域に配置することは、光量子生成層における磁性物質の存在により、磁性物体の位置特定が攪乱されるのを防ぐことを可能にする。
・磁性物体に最も近い、又は、磁性物体から最も遠い磁力計を除外することは、この物体の位置を特定するために必要な計算能力が削減されることを可能にする。
本発明はまた請求項7に従う組み立て品に関する。
本発明はまた請求項8に従う上記スクリーンの表示を制御するための方法に関する。
この制御方法の実施の形態は従属請求項の1つ以上の特徴を有していても良い。
方法のこれらの実施の形態はその上つぎの利点を有する。
・除外された磁力計を停止することは、磁力計のネットワークの電力消費を減らすことを可能にする。
本発明はまた上記制御方法を実行するための指令であって、電子プロセッサにより実行される指令を含むデータ記憶媒体に関する。
何も限定しない例として純粋に与えられた以下の明細書を読み、図面を参照することにより、本発明は良く理解されるであろう。
これらの図面において、同じ構成要素を指し示すために、同じ参照番号が使用される。
スクリーンが制御されることを可能にする人/機械インターフェイスの概略図である。 図1の人/機械インターフェイスに採用される磁力計のネットワークの、上から見た部分図である。 図1の人/機械インターフェイスを使用してスクリーンを制御するための方法のフローチャートである。 図1のものと同様の人/機械インターフェイスを組み込んだスクリーンの全体概略図である。 図4のスクリーンの他の実施の形態の正面概略図である。
この明細書の残りの部分では、当業者に良く知られた特徴及び機能は詳細に記述されない。
図1は、スクリーン4の人/機械インターフェイス2を示す。ここでは、スクリーン4上の画像の表示を制御することができる制御装置5にスクリーン4は接続されている。図1を簡単にするために、スクリーンのさまざまな構成要素、すなわち、インターフェイス2及び装置5は隣同士で示される。
ここで、人/機械インターフェイス2の動作は、スクリーン4上のカーソル6の位置及び向きを装置5が制御する場合に関して図示される。例えば、カーソルは3次元形状を有する。図1では、カーソル6は平行6面体である。しかしながら、インターフェイス2は、ユーザからの多くの他の指令を取得するために使用されても良い。
インターフェイス2は、磁性物体10と、この物体10の位置を特定するための装置12とを有する。物体10は、装置12に自由度無しで固定される直交座標系XYZにおいて自由に移動できる。ここで、方向X及びYは水平であり、方向Zは垂直である。
例えば、物体10は、外部磁場が無くても0以外の磁気モーメントを有する永久磁石である。例えば、この磁石の保磁力は100Am−1又は500Am−1よりも大きい。それは例えば強磁性の又はフェリ磁性の物質でできている。
物体10は楕円形状を有する。図1では、物体10の磁気モーメントの向きは、この物体の長手方向と平行な矢印により示される。以下、この物体の最大長はLで表される。永久磁石の強さは、典型的には0.01Am又は0.1Amよりも大きい。
この実施の形態では、物体10は非磁性の器具16に自由度無しで固定される。用語“非磁性の”は、計測可能な磁気特性を有していない物質からできている器具を意味すると理解される。
器具16は、物体10の位置から位置を特定されても良い。器具16はまた、もしも物体10の大きさが小さいならば、物体10を取り扱うことを容易にするのを可能にする。典型的には、物体10と器具16とを組み合わせたものは、XYZ座標系で人間の手によって直接的に、自由に移動可能である。この目的のために、この組み合せたものは1キロよりも、好ましくは200グラムよりも重くはない。この組み合せたものは大きさが十分に小さく、ユーザの片手で摘まれ、移動されることができる。例えば、器具16は木又はプラスチックのスタイラスペン、又は、リングである。リングの場合には、ユーザの指に装着されることが意図される。
装置12は、座標系XYZにおいて物体10の位置が特定されることを可能にする。用語“位置が特定された”、“位置を特定すること”、“位置を特定する”、及び、“位置特定”はここではXYZ座標系における物体10のx,y,z位置、及び、またXYZ座標系の軸X,Y及びZに関して物体10の向きが決定されることを意味するとここでは理解される。例えば、物体10の向きは、それぞれ、座標系の軸X,Y及びZに関して、物体10の磁気モーメントの角度Θx,Θy及びΘzにより示される。
装置12は、N個の3軸磁力計Mijのネットワークを有する。図1で、垂直の波線は装置12の一部分が示されなかったことを示す。
3軸磁力計は3つの非同一線上の計測軸での磁界の投影を計測することができる磁力計である。そのような磁力計は磁界の向きを計測する。加えて、一般的に、この磁力計はまた磁界の強度又はノルムを計測する。
典型的には、Nは5よりも大きく、好ましくは、16又は32よりも大きい。ここでは、Nは64以上である。
この実施の形態では、磁力計Mijはマトリックスを形成するために行及び列に並べられる。ここでは、このマトリックスは8行及び8列を有する。指数i及びjは、磁力計Mijが設置される交点での、このマトリックスの行及び列をそれぞれ示す。図1では、1つの行iの磁力計Mi1,Mi2,Mi3,Mi7及びMi8だけが示される。磁力計Mijのお互いに関する位置は、図2を参照してより詳細に記述される。
各磁力計Mijは、他の磁力計に関して自由度無しで固定である。この目的のために、磁力計Mijは、剛性の薄板20の後面22に自由度無しで固定される。この剛性の薄板は物体10に向けられた前面24を有する。薄板20は剛性の非磁性の物質でできている。例えば、薄板20はガラスでできていて、スクリーン4のパネルを形成する。
各磁力計Mijは物体10により生成された磁界の向き及び強度を計測する。これを行うために、この磁力計の3つの計測軸上のこの磁力計Mijで物体10により生成された磁界の直交投影のノルムを各磁力計Mijは計測する。ここでは、これらの3つの計測軸はお互いに直交する。例えば、磁力計Mijのそれぞれについての計測軸は、座標系の軸X,Y及びZとそれぞれ平行である。磁力計Mijの感度は例えば4x10−7Tである。
各磁力計Mijはデータ伝達バス28を経由して処理装置30に接続されている。
処理装置30は、磁力計Mijの計測値からXYZ座標系における物体10の位置及び向きを決定することができる。この目的のため、装置30は、データ記憶媒体に記憶された指令を実行することができるプログラム可能な電子プロセッサ32を有する。それゆえ、装置30はまた、図3に示された方法をプロセッサ32で実行のために必要な指令を含むメモリ34を有する。特に、装置30は、磁力計Mijの各測定値と、XYZ座標系における物体10に対応する磁気双極子の位置、向き及び強度とを関連付ける数学的モデルを実行する。このモデルはそれゆえ、磁気双極子の位置、向き及び強度が未知で、磁力計Mijの計測値及び磁力計の位置が既知である連立方程式の形態をとる。例えば、この連立方程式は、拡張カルマンフィルタを使用して解かれる。このモデルは典型的には電磁気の物理を記述する方程式から作成される。このモデルを作成するために、物体10は磁気双極子により近似される。この近似は、もしも物体10と磁力計Mijとの間の距離が2Lよりも大きい、好ましくは3Lよりも大きいならば、ほとんど誤りを導かない。ここでは、Lは物体10の最大寸法である。典型的には、Lは20cmよりも小さく、好ましくは、10又は5cmよりも小さい。
装置30はまた物体10について計測された位置及び向きをインターフェイス36に伝達することができる。
制御装置5は、このインターフェイス36を介して装置30と接続されている。
図2は、装置12の磁力計Mijのいくつかを示す。これらの磁力計Mijは方向Xに平行な行iに整列される。これらの磁力計はまたマトリックスを形成するために方向Yに平行な列jに整列される。行i及び列jは、指数の昇順に整列される。
磁力計Mijの中心は、行iと列jとの交点に配置される。磁力計の中心は、磁界がこの磁力計により計測される箇所に対応する。ここでは、指数i及びjは区間[1;8]に含まれる。
行iに沿って直に連続する2つの磁力計Mij及びMi,j+1の中心は、既知の距離di,j,j+1により隔てられる。同様に、所与の列jに沿って直に連続する2つの磁力計Mij及びMi+1,jの中心は、既知の距離dj,i,i+1により隔てられる。
ここで記述される特別な場合において、行iがどれであっても、距離di,j,j+1は同じである。この距離はそのためにdjと表される。同様に、列jがどれであっても、2つの磁力計の間の距離dj,i,i+1は同じである。この距離はそのためdiと表される。
ここでは、距離di及びdjはどちらもdに等しい。
・永久磁石の強さが0.5Amである、
・磁力計の感度が4x10−7Tである、そして、
・磁力計Mijの数が64である
ときに、典型的には、距離dは1及び4cmの間に含まれる。
スクリーン4及びそのインターフェイス2の動作が図3の方法を参照して次に記述される。
最初に、ステップ50では、物体10が磁力計のネットワークの中心にあり、この物体10に関して何かしらの設定された向きをとるという仮定の下で拡張カルマンフィルタが初期化される。例えば、物体10は水平であると最初はみなされる。
ステップ51では、物体10の磁界により飽和された磁力計が除外される。飽和した磁力計は、もしも物体10がこの磁力計に近づけられても、計測値がもはや変わらない磁力計である。磁力計が飽和したときは、飽和していないときに伝達されやすいものとは異なる既知の計測値の特性を有する信号を磁力計は伝達する。このように、ステップ51では、プロセッサ32は、各磁力計により伝達される計測値信号から飽和した磁力計を特定する。“飽和した”として特定された磁力計は、除外されたとして印をつけられる。例えば、この目的のために、この磁力計の識別子が除外された磁力計のリストに追加される。この明細書では、除外されたとして特定された磁力計は、“除外された”と呼ばれる。
ステップ52では、物体10の位置が推定される。ここでは、この推定は、以前に決定された位置を取得することである。
つきに、ステップ54では、推定位置に最も近い磁力計Mijが特定される。
この実施の形態において、ステップ54では、もしも磁力計を推定位置から隔てる距離eijがあらかじめ定められたしきい値Sbよりも小さいならば、磁力計Mijは推定位置に最も近い磁力計の1つであるとみなされる。しきい値Sbは2L以上であり、好ましくは3L以上である。加えて、このしきい値は十分に小さく選択されるので、装置12に関して物体10の位置がどうであっても、全ての磁力計Mijは、物体10を中心とする半径Sbの球に決して含まれない。例えば、好ましくは、ネットワークにおいてお互いに最も離れた2つの磁力計Mijの間の距離の半分よりも小さくなるように、しきい値Sbは選択される。例えば、ここでは、しきい値Sbは3Lに等しくなるように選択される。
動作56では、各磁力計Mijに関して、この磁力計と推定位置との間の距離eijが計算される。
つぎに、動作58では、計算された距離eijがしきい値Sbと比較される。もしも距離eijがしきい値Sbよりも小さいならば、つぎに、動作60では、この磁力計Sijは、推定位置に最も近い磁力計の1つであるとして特定される。この磁力計はつぎに除外される。
もしも距離eijがしきい値Sbよりも大きければ、磁力計Mijは特定されず、このように除外されない。
動作56から62は各磁力計Mijに関して反復される。
ステップ54の後に、距離eijがしきい値Sbよりも小さい全ての磁力計が除外されている。
つぎに、ステップ66では、プロセッサ32は物体10の推定位置から最も遠い磁力計Mijを特定する。最も遠くにある磁力計は、既に以前に除外されておらず、推定位置に最も近いNp個の磁力計のグループに属していない磁力計だけから選択される磁力計である。ここでは、NpはNよりも厳格に小さいあらかじめ定められた整数である。好ましくは、Npは10又は20よりも大きい。
このステップ66はそれゆえ既に除外されてはいないものから推定位置に最も近い磁力計だけを選択することである。これを行うために、動作68では、既に除外されてはいない磁力計Mijは、それらの距離eijに応じて昇又は降順で分類される。動作68では、いろいろな磁力計に関して計算された距離eijは、お互いに比較される。
つぎに、動作70では、プロセッサは、最も小さい距離eijに関連付けられたNp個の磁力計を選択する。こうして、プロセッサは推定位置に最も近いNp個の磁力計だけを選択する。
動作72では、動作70で選択されていない磁力計が除外される。
任意で、ステップ70に並行して、又は、ステップ70に代えて、ステップ76では、最も大きなノルムの磁界を計測するNn個の磁力計のグループに属さない磁力計Mijが除外される。ここでは、Nnは10又は20よりも大きく、厳格にNよりも小さい整数である。
これを行うために、動作78では、まだ除外されていない磁力計Mijは、これらの磁力計により計測される磁界のノルムの昇又は降順で分類される。
つぎに、動作80では、プロセッサ32は計測された磁界のノルムの降順で分類された磁力計のこのリストにおける最初のNn個の磁力計を選択する。それゆえ、こうして、プロセッサ32は、最大の信号を計測する、まだ除外されていないNn個の磁力計を選択する。
動作82では、動作80で選択されなかった磁力計が除外される。
つぎに、ステップ84では、先行するステップで除外されなかった磁力計だけを使用して、物体10の磁界が計測される。好ましくは、ステップ84では、節電するために、除外された磁力計は停止される。
ステップ86では、プロセッサ32は、除外されていない磁力計の計測値だけを使用して物体10の位置及び向きを決定する。例えば、それは除外された磁力計から生じる計測値を含む方程式を連立方程式から除外する。つぎに、それは物体10の新しい位置及び向きを見い出すためにこのカルマンフィルタを実行する。ステップ86の後に、プロセッサ32は、物体10について決定された位置及び向きをインターフェイス36に伝達する。
ステップ88では、装置5が、ステップ86で決定された位置及び向きに依存してスクリーン4上のカーソル6の表示を制御する。これを行うために、装置5は、光量子生成層を制御するが、このことは図4を参照してより詳細に記述される。ステップ88の後に、方法はステップ51に復帰する。
ステップ86で使用される計測値の数を限定することは、物体10の位置を特定するために必要な計算能力を限定することを可能にする。計算能力をこのように限定することは、つぎに、例えば、同じ期間内でより多くの計測値を処理することにより位置特定の精度を高めたり、計算速度を高めて、それゆえ、より早く物体10の位置を特定したりするために利用されても良い。加えて、計測値の数をこのように限定することは位置特定の精度を低くはしない。なぜならば、誤りの可能性がある計測値、すなわち、推定位置に最も近い磁力計の計測値又は最も弱い信号に対応する計測値だけが除外されるからである。
図4は、テレビの画面のようなスクリーン100を示す。このスクリーン100は可視光を透過する物質でできているパネル102を有する。パネル102は例えばガラスでできている。このパネルは視聴者の方に向けられた前面104及び後面を有する。ここでは、前面は視聴者の方に向けられた方向Zに垂直である。この明細書の残りの部分では、スクリーン100の前及び後は、この方向Zに関して定義される。
スクリーン100はまたパネル102上に各画素を形成するための光量子生成層106を有する。この層106はパネル102の直ぐ後に配置される。この層106を製造するためにいろいろな技術を使用することが可能である。好ましくは、選択された技術は、金属の格子を含まない層からなる。典型的には、層106は、有機発光ダイオード(OLEDs)から構成される。
最後に、スクリーン100は人/機械インターフェイス108を有する。このインターフェイスは、磁性物体10がここでは器具に取り付けられていないことを除いて、インターフェイス2と同じである。物体10はこのインターフェイス108を使用する間は、前面104と同じ側に配置される。
この実施の形態では、位置特定装置12は層106の後に配置される。磁力計のネットワークの行i及び列jは面104と平行して広がる。好ましくは、ネットワークにおいてお互いに最も離れた磁力計の間の対角線の長さは、プラス又はマイナス15%又は5%の範囲内で前面104の対角線と等しい。
制御装置112は、装置12のインターフェイス36と接続されている。人/機械インターフェイス108により取得される位置及び/又は向きに依存して表示を変更するために、この装置112は層106を制御することができる。例えば、インターフェイス108により取得される位置及び向きに依存して、装置112はテレビのチャンネルを変更し、視られる番組を早送りし又は巻き戻し、又は、画像を拡大する。典型的には、装置112は、スクリーンに従来通りに関連付けられた指令を実行することができるが、ここでは、これらの指令は物体10を動かすことにより伝達される。
ここで記述される場合において、スクリーンとの相互作用の領域が、方向X及びYにおいて、前面104を超えて広がっていることは、特に言及されるであろう。これは、もしも物体10がX又はY方向においてスクリーンの左又は右に配置されたとしても、物体10の位置は計測可能だからである。
図5は、位置特定装置12の磁力計が必ずしも光量子生成層106の後に配置されていないことを除いてスクリーン100と同じであるスクリーン120を示す。ここでは、磁力計Mijは基本的に層106の周囲に配置される。この場合に、これらの磁力計Mijは、磁力計が無い領域、又は、低密度の磁力計を含む領域を囲う磁力計の細長い領域を定義する。磁力計のこの細長い領域はパネル102に直接固定される。図5では、層106の外周は破線で示される。
多くの他の実施の形態が可能である。ここで記述されるスクリーンは多くの応用例を有しても良い。例えば、スクリーンは手書きのテキスト又は手描きの図面を取得するための装置として使用されても良い。この場合に、物体10はスタイラスペンに自由度無しで固定される。薄板20に関してスタイラスペンの先端の位置を特定するための、そして、先端が薄板20と接触するときの先端の各位置を記憶するためのモジュールを、制御装置5は有している。これらの状況下で、装置5は、上面24にスタイラスペンの先端によりたどられる経路を含むファイルが生成されることを可能とする。同時に、装置5は先端によりたどられる経路をスクリーン上に表示する。
人/機械インターフェイスは、単にカーソルの位置及び向き以外のスクリーンの機能を制御するために使用されても良い。例えば、人/機械インターフェイスは、磁性物体が薄板20に近づくように動かされたときに画像を拡大し、逆に、磁性物体が薄板20にから遠ざかるように動かされたときに画像を縮小するきっかけになるために使用されても良い。
もしも磁力計のネットワークの領域が十分に広ければ、装置2は複数の磁性物体10を同時に有しても良い。この場合、上記した方法が、これらの磁性物体のそれぞれに対して並行して適用される。除外された磁力計のリストはそのとき各磁性物体に対して固有である。
処理装置30は、人/機械インターフェイスの内部に組み込まれる代わりに、制御装置の内部に物理的に組み込まれても良い。
変形例として、ステップ52で推定された位置に依存して物体10の位置及び/又は向きを決定するために、制御装置はステップ86で使用されるアルゴリズムを選択する。例えば、もしも物体10が磁力計のネットワークにとても近く、その磁気モーメントが垂直であるならば、磁力計の計測値と物体10の位置及び向きとを関連付けるモデルは変更される。この場合、変更は、例えば、軸Zに沿って物体10の磁気モーメントの値を設定することにある。
物体10の位置及び/又は向きを決定するためのアルゴリズムの他の変形例が可能である。例えば、米国特許第6269324号明細書に記述された方法が使用できる。これらの方法は必ずしもカルマンフィルタを使用しない。例えば、米国特許出願公開第2002/171427号明細書又は米国特許第6263230号明細書に記述された方法がたぶん使用されても良い。他の変形例として、磁力計の計測値は最初に物体10の磁気による刻印を作成するために使用される。作成された刻印は、つぎに、既知の物体のあらかじめ定められた磁気による刻印のデータベースと比較される。このデータベースは既知の各物体と、例えば、磁気モーメントの値のような補足データとを関連付ける。もしも作成された刻印がデータベースのものの1つと対応するならば、この既知の物体と関連付けられた補足データが、ステップ86でのこの物体の位置特定を改善する又は簡単にするためにつぎに使用される。
連立方程式を作成するために使用される近似はまた4次又はより高い次元の近似であっても良い。すなわち、電磁気方程式が双極子近似に対応するものよりも高い次元に近似される。
磁力計のネットワークの磁力計は、必ずしも行及び列に配置されない。それらはまた他のパターンで配置されても良い。例えば、磁力計はメッシュ平面の3角又は6角の各セルの各角に配置される。
磁力計の相互に関する配置はまたランダム又は不規則であっても良い。このように、ネットワークにおいて直に連続する2つの磁力計の間の距離は、直に連続する2つの磁力計の全ての組みに関して必ずしも同じではない。例えば、ネットワークの所与の領域の磁力計の密度は、他の場所よりも高くても良い。所与の領域の密度を高くすることは、この領域における計測値の精度を高めることを可能にしても良い。エッジ効果を限定するために、ネットワークの外周により高い密度の領域を提供することも可能である。例えば、磁力計のネットワークは、磁力計が無い中心領域を有しても良い。この場合、磁力計は、この中心領域の外周の周りだけに配置され、中心領域を囲い、境界を示す磁力計の細長い領域を形成する。典型的には、この細長い領域の幅は、同じ方向で計測される中心領域の幅よりも厳格に小さい。
変形例として、磁力計のネットワークは一方向にだけ広がる。磁力計はそしてまったく同一の行において交互に配置される。
逆に、磁力計のネットワークはまた空間の3つの非同一線方向に広がっても良い。これらの状況では、磁力計は3次元の体積の範囲内で配置される。
磁力計の数Nはまた64又は90以上であっても良い。
磁力計のネットワークの全ての磁力計は、必ずしもお互いに同じではない。変形例として、磁力計は必ずしも同じ感度を有していない。この場合、より正確ではない磁力計は、例えば、ネットワークの中心の近くに配置され、一方、より正確な磁力計はこのネットワークの周辺に配置される。そのような実施の形態は、最も飽和しにくく、それゆえ、最も感度が低い磁力計を、磁性物体の最も近くになるような位置に配置することの利点を有する。これはまた相互作用の領域の大きさを大きくすることを可能にする。
他の変形例として、推定位置に最も近い及び/又は最も遠い、又は、最も弱い磁界のノルムを計測する、磁力計の除外が省略されても良い。
飽和した磁力計の除外はまた異なる時点で実行されても良い。例えば、それはステップ54,66又は76の後に実行されても良い。飽和した磁力計の除外はまた省略されても良い。
飽和した磁力計を除外するステップ51は、磁力計を除外する他のステップを伴わずに実行されても良い。
他の変形例では、磁性物体の位置だけ又は向きだけが決定される。
ここで記述されたさまざまな処理動作はまた後処理で実行されても良い。すなわち、最初に、全ての計測されたデータがメモリに記憶され、つぎに、記憶されたデータを処理する間に、特定の磁力計の計測値が続いて除外される。
他の実施の形態では、磁力計のネットワークに属するものとは異なる他のセンサの計測値から、ステップ52で、磁性物体の位置が推定される。この他のセンサは、好ましくは、磁界に対して感度を有さない。例えば、それは、磁力計のネットワークに関して物体の位置を推定するための形状認識モジュールと関連付けられたビデオカメラであっても良い。
ここで記述されたスクリーンは、例えばコンピュータ、携帯電話、タブレットコンピュータ、電子黒板などのような多くの異なる応用例で使用されても良い。

Claims (11)

  1. 透明なパネル(102)と、
    透明パネルを介して見ることができる各発光画素を形成するための、透明パネルの後に収納された光量子生成層(106)と、
    スクリーンによる画像の表示を変更するために光量子生成層(106)を制御することができる人/機械インターフェイス(108)と
    を備えたスクリーンであって、インターフェイスは、
    パネルの前の人間の手により直接動かされ得る移動可能な永久磁石の位置を特定するための装置(12)と、この装置はこの目的のために、
    ・磁力計のそれぞれについての間の既知の距離を保つために自由度無しでお互いに機械的に接続されたN個(Nは5以上の整数)の3軸磁力計(Mij)を有する磁力計のネットワーク、及び
    ・このネットワークの磁力計の計測値から永久磁石の位置及び/又は向きを決定することができる電子処理装置(30)
    を有し、
    位置を特定するための装置により決定される位置及び/又は向きに依存して表示を変更するために光量子生成層(106)を制御することができる装置(112)と
    を備えることを特徴とする。
  2. 数Nは16以上である
    請求項1記載のスクリーン。
  3. 位置特定装置(12)の磁力計のネットワークは、パネル(102)の反対側で光量子生成層(106)の後に収納される
    請求項1又は請求項2記載のスクリーン。
  4. お互いに平行な磁力計の複数の列を形成するために、磁力計が所与の平面に置かれ、この平面で分散される
    請求項3記載のスクリーン。
  5. 磁力計のネットワークの磁力計は光量子生成層(106)の外周を囲う細長い領域の内部に配置され、磁力計のネットワークの磁力計は光量子生成層の前後においてこの層と垂直な方向に配置されない
    請求項1又は請求項2記載のスクリーン。
  6. 電子装置(30)は、
    a)磁力計のネットワークに関して永久磁石の位置を推定し、
    b)各磁力計と永久磁石の推定位置との間の距離を計算し、
    c)この推定位置に最も近いNi個の磁力計、又は、最も遠いNe個の磁力計を除外し(Ni+NeはNよりも厳格に小さい正の整数)、
    d)永久磁石により生成され又は変更された磁界についての、除外されていない各磁力計により得られた計測値を取得し、
    e)除外されていない磁力計の計測値だけから永久磁石の位置又は向きを決定する
    ようにプログラムされた請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のスクリーン。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のスクリーンと、
    位置特定装置により位置が特定され得る移動可能な永久磁石(10)と
    を有する組み立て品。
  8. 透明パネルと、透明パネルを介して見ることができる各発光画素を形成するための光量子生成層とを備えたスクリーンの表示を制御するための方法であって、この層は透明パネルの後に収納されており、この方法は、
    人がパネルの前で手により移動可能な永久磁石を動かすこと、
    磁力計のそれぞれについての間の既知の距離を保つために自由度無しでお互いに機械的に接続されたN個(Nは5以上の整数)の3軸磁力計を有する磁力計のネットワークの複数の磁力計で、永久磁石により生成され又は変更された磁界を計測すること(84)、
    電子処理装置で、このネットワークの磁力計の計測値から永久磁石の位置及び/又は向きを決定すること(86)、そして、
    電子装置により決定された位置及び/又は向きに依存して表示を変更するために光量子生成層を制御すること(88)
    を含むことを特徴とする。
  9. a)磁力計のネットワークに関して永久磁石の位置を推定すること(52)、
    b)各磁力計と永久磁石の推定位置との間の距離を計算すること(56)、つぎに、
    c)この推定位置に最も近いNi個の磁力計、又は、最も遠いNe個の磁力計を除外すること(60,72,82)(Ni+NeはNよりも厳格に小さい正の整数)、
    d)永久磁石により生成され又は変更された磁界を除外されていない各磁力計で計測すること(84)、
    e)除外されていない磁力計の計測値だけから永久磁石の位置及び/又は向きを決定すること(86)
    を含む請求項8記載の方法。
  10. 計測ステップ(84)では、除外された磁力計が停止される
    請求項9記載の方法。
  11. 請求項8乃至請求項10のいずれか1項に記載の制御方法を実行するための指令を、これらの指令が電子プロセッサにより実行されるときに、含むことを特徴とする。データ記憶媒体。
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