JP2003280794A - オブジェクト選択方法及びオブジェクト選択装置 - Google Patents
オブジェクト選択方法及びオブジェクト選択装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示画面上の目的とするオブジェクトを、
簡単な操作で迅速に選択することができるオブジェクト
選択方法を提供する。 【解決手段】 オブジェクト選択方法は、放送受信装置
Ａの表示画面上に表示されたオブジェクトを、前記放送
受信装置Ａを操作するためのリモート選択装置Ｂを用い
て選択するオブジェクト選択方法であって、前記放送受
信装置Ａの所定位置に対する前記リモート選択装置Ｂの
位置及び姿勢を測定し、測定した前記リモート選択装置
Ｂの位置及び姿勢に対応する前記放送受信装置Ａの表示
画面上の位置を特定し、その位置情報を前記放送受信装
置Ａの表示画面上に表示すると共に前記放送受信装置Ａ
の表示画面上のオブジェクトを選択する。
簡単な操作で迅速に選択することができるオブジェクト
選択方法を提供する。 【解決手段】 オブジェクト選択方法は、放送受信装置
Ａの表示画面上に表示されたオブジェクトを、前記放送
受信装置Ａを操作するためのリモート選択装置Ｂを用い
て選択するオブジェクト選択方法であって、前記放送受
信装置Ａの所定位置に対する前記リモート選択装置Ｂの
位置及び姿勢を測定し、測定した前記リモート選択装置
Ｂの位置及び姿勢に対応する前記放送受信装置Ａの表示
画面上の位置を特定し、その位置情報を前記放送受信装
置Ａの表示画面上に表示すると共に前記放送受信装置Ａ
の表示画面上のオブジェクトを選択する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、デジタルテレビ等
のテレビ放送を受信する放送受信装置の表示画面上のオ
ブジェクトの選択方法に関し、更に詳述すると、放送受
信装置を操作するためのリモート選択装置を用いたオブ
ジェクトの選択方法に関する。
のテレビ放送を受信する放送受信装置の表示画面上のオ
ブジェクトの選択方法に関し、更に詳述すると、放送受
信装置を操作するためのリモート選択装置を用いたオブ
ジェクトの選択方法に関する。
【０００２】従来から、放送受信装置であるテレビのチ
ャンネル選択や音量調整等は、リモート選択装置のキー
パッドのキー操作により行われている。このようなテレ
ビでは、単に映像や音声を再生する、従来のテレビ放送
に代わる新しいサービスとして、データ放送が行われる
ようになっている。
ャンネル選択や音量調整等は、リモート選択装置のキー
パッドのキー操作により行われている。このようなテレ
ビでは、単に映像や音声を再生する、従来のテレビ放送
に代わる新しいサービスとして、データ放送が行われる
ようになっている。
【０００３】データ放送では、コンピュータの画面と同
様に、視聴者が利用できる各種のサービスが表示画面上
にメニューの形で表示され、選択されたメニューに応じ
たサービスが画面上に提供される。
様に、視聴者が利用できる各種のサービスが表示画面上
にメニューの形で表示され、選択されたメニューに応じ
たサービスが画面上に提供される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】現在の放送受信装置で
は、表示画面上のメニューの選択は、リモート選択装置
の上下左右移動用のキーパッドのキー操作により行なわ
なければならず、表示画面上の複数のメニューの中から
所望のメニューを選択するためには、目的のメニューが
選択されるまでキーパッドをキー操作しなければなら
ず、操作が面倒で、メニュー選択の迅速性に欠けるもの
であった。
は、表示画面上のメニューの選択は、リモート選択装置
の上下左右移動用のキーパッドのキー操作により行なわ
なければならず、表示画面上の複数のメニューの中から
所望のメニューを選択するためには、目的のメニューが
選択されるまでキーパッドをキー操作しなければなら
ず、操作が面倒で、メニュー選択の迅速性に欠けるもの
であった。
【０００５】また、メニュー選択の方法としては、矢印
キーの押操作により表示画面上のカーソルを移動させ、
所望のメニュー上で決定キーをキー操作して、目的のメ
ニューを選択する構成を採用したものもあるが、カーソ
ルが目的のメニュー上に位置するまで矢印キーを押し続
けなければならず、操作が面倒であった。
キーの押操作により表示画面上のカーソルを移動させ、
所望のメニュー上で決定キーをキー操作して、目的のメ
ニューを選択する構成を採用したものもあるが、カーソ
ルが目的のメニュー上に位置するまで矢印キーを押し続
けなければならず、操作が面倒であった。
【０００６】データ放送においては、将来、表示画面上
の移動体（オブジェクト）の動的リンク情報を用いたオ
ブジェクト連動型データ放送サービスが考えられてお
り、表示画面上に表示された人物や物体等のオブジェク
トの中から、視聴者に選択されたオブジェクトに関する
情報を提示することが考えられている。
の移動体（オブジェクト）の動的リンク情報を用いたオ
ブジェクト連動型データ放送サービスが考えられてお
り、表示画面上に表示された人物や物体等のオブジェク
トの中から、視聴者に選択されたオブジェクトに関する
情報を提示することが考えられている。
【０００７】このサービスを利用するには、表示画面上
を移動するオブジェクトを選択する必要があるため、表
示画面上のオブジェクトの選択を迅速かつ容易に行うこ
とが要求されるが、前記したような、リモート選択装置
の移動ボタンやカーソルを用いた従来のオブジェクトの
選択では困難である。このため、放送受信装置の表示画
面上の目的とするオブジェクトを、簡単な操作で迅速に
選択する方法が求められている。
を移動するオブジェクトを選択する必要があるため、表
示画面上のオブジェクトの選択を迅速かつ容易に行うこ
とが要求されるが、前記したような、リモート選択装置
の移動ボタンやカーソルを用いた従来のオブジェクトの
選択では困難である。このため、放送受信装置の表示画
面上の目的とするオブジェクトを、簡単な操作で迅速に
選択する方法が求められている。
【０００８】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
であり、表示画面上の目的とするオブジェクトを、簡単
な操作で迅速に選択することができるオブジェクト選択
方法、及びオブジェクト選択装置を提供することを目的
とする。
であり、表示画面上の目的とするオブジェクトを、簡単
な操作で迅速に選択することができるオブジェクト選択
方法、及びオブジェクト選択装置を提供することを目的
とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明のオブジェクト選択方法は、放送受信装置の
表示画面上のオブジェクトを、前記放送受信装置を操作
するためのリモート選択装置を用いて選択するオブジェ
クト選択方法であって、前記放送受信装置の所定位置に
対する前記リモート選択装置の位置及び姿勢を測定し、
測定した前記リモート選択装置の位置及び姿勢に対応す
る前記放送受信装置の表示画面上の位置を特定し、その
位置情報を前記放送受信装置の表示画面上に表示すると
共に前記放送受信装置の表示画面上のオブジェクトを選
択することを特徴とする。
め、本発明のオブジェクト選択方法は、放送受信装置の
表示画面上のオブジェクトを、前記放送受信装置を操作
するためのリモート選択装置を用いて選択するオブジェ
クト選択方法であって、前記放送受信装置の所定位置に
対する前記リモート選択装置の位置及び姿勢を測定し、
測定した前記リモート選択装置の位置及び姿勢に対応す
る前記放送受信装置の表示画面上の位置を特定し、その
位置情報を前記放送受信装置の表示画面上に表示すると
共に前記放送受信装置の表示画面上のオブジェクトを選
択することを特徴とする。
【００１０】このオブジェクト選択方法は、予め定めら
れた、放送受信装置の所定位置に対するリモート選択装
置の位置及び姿勢と放送受信装置の表示画面上の位置と
の関係に基づき、放送受信装置の表示画面上の位置を特
定し、その位置の位置情報、例えば、カーソルを放送受
信装置の表示画面上に表示すると共に放送受信装置の表
示画面上のオブジェクトを選択するものである。
れた、放送受信装置の所定位置に対するリモート選択装
置の位置及び姿勢と放送受信装置の表示画面上の位置と
の関係に基づき、放送受信装置の表示画面上の位置を特
定し、その位置の位置情報、例えば、カーソルを放送受
信装置の表示画面上に表示すると共に放送受信装置の表
示画面上のオブジェクトを選択するものである。
【００１１】この方法によれば、視聴者は、放送受信装
置の表示画面上に表示された位置情報を参照しながら、
その位置情報が放送受信装置の表示画面上の所望のオブ
ジェクトを示すよう、リモート選択装置の位置及び姿勢
を変更することにより、放送受信装置の表示画面上の目
的とするオブジェクトを選択することができる。このた
め、リモート選択装置の位置及び姿勢を変更するという
簡単な操作で、放送受信装置の表示画面上の目的とする
オブジェクトを、迅速に選択することができる。
置の表示画面上に表示された位置情報を参照しながら、
その位置情報が放送受信装置の表示画面上の所望のオブ
ジェクトを示すよう、リモート選択装置の位置及び姿勢
を変更することにより、放送受信装置の表示画面上の目
的とするオブジェクトを選択することができる。このた
め、リモート選択装置の位置及び姿勢を変更するという
簡単な操作で、放送受信装置の表示画面上の目的とする
オブジェクトを、迅速に選択することができる。
【００１２】また、本発明は、このオブジェクト選択方
法を用いたオブジェクト選択装置として、表示画面上に
オブジェクトを表示する放送受信装置と、前記放送受信
装置を操作するためのリモート選択装置と、を備えるオ
ブジェクト選択装置であって、前記放送受信装置の所定
位置に対する前記リモート選択装置の位置及び姿勢を測
定する選択装置測定手段と、前記選択装置測定手段で測
定した前記リモート選択装置の位置及び姿勢に基づき、
前記放送受信装置の表示画面上で前記リモート選択装置
が指し示す位置を特定する位置特定手段と、前記位置特
定手段で特定した位置の位置情報を、前記放送受信装置
の表示画面上に表示する位置情報表示手段と、前記位置
情報表示手段で表示した位置に基づいて、前記放送受信
装置の表示画面上のオブジェクトを選択するオブジェク
ト選択手段と、を備える構成とした。
法を用いたオブジェクト選択装置として、表示画面上に
オブジェクトを表示する放送受信装置と、前記放送受信
装置を操作するためのリモート選択装置と、を備えるオ
ブジェクト選択装置であって、前記放送受信装置の所定
位置に対する前記リモート選択装置の位置及び姿勢を測
定する選択装置測定手段と、前記選択装置測定手段で測
定した前記リモート選択装置の位置及び姿勢に基づき、
前記放送受信装置の表示画面上で前記リモート選択装置
が指し示す位置を特定する位置特定手段と、前記位置特
定手段で特定した位置の位置情報を、前記放送受信装置
の表示画面上に表示する位置情報表示手段と、前記位置
情報表示手段で表示した位置に基づいて、前記放送受信
装置の表示画面上のオブジェクトを選択するオブジェク
ト選択手段と、を備える構成とした。
【００１３】前記オブジェクト選択装置では、前記選択
装置測定手段は、３次元磁気センサであり、磁界を発生
するトランスミッタを前記リモート選択装置に設けると
共に、磁界中に位置すると誘起電流が生じるレシーバを
前記放送受信装置に設け、前記放送受信装置に対する前
記リモート選択装置の位置及び姿勢の変更に伴う前記レ
シーバで生じる誘起電流の電流値の変化に基づき、前記
放送受信装置に対する前記リモート選択装置の位置及び
姿勢を測定するものであることが好ましい。
装置測定手段は、３次元磁気センサであり、磁界を発生
するトランスミッタを前記リモート選択装置に設けると
共に、磁界中に位置すると誘起電流が生じるレシーバを
前記放送受信装置に設け、前記放送受信装置に対する前
記リモート選択装置の位置及び姿勢の変更に伴う前記レ
シーバで生じる誘起電流の電流値の変化に基づき、前記
放送受信装置に対する前記リモート選択装置の位置及び
姿勢を測定するものであることが好ましい。
【００１４】この構成によれば、前記選択装置測定手段
が、リモート選択装置に設けられたトランスミッタで発
生した磁界により、放送受信装置に設けられたレシーバ
で電流が誘起され、この電流の電流値からレシーバに対
するトランスミッタの位置及び姿勢、即ち、放送受信装
置の所定位置に対するリモート選択装置の位置及び姿勢
を測定するので、放送受信装置とリモート選択装置との
間に障害物が存在する場合にも、放送受信装置の所定位
置に対するリモート選択装置の位置及び姿勢を測定でき
る。
が、リモート選択装置に設けられたトランスミッタで発
生した磁界により、放送受信装置に設けられたレシーバ
で電流が誘起され、この電流の電流値からレシーバに対
するトランスミッタの位置及び姿勢、即ち、放送受信装
置の所定位置に対するリモート選択装置の位置及び姿勢
を測定するので、放送受信装置とリモート選択装置との
間に障害物が存在する場合にも、放送受信装置の所定位
置に対するリモート選択装置の位置及び姿勢を測定でき
る。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係るオブジェクト選択装置Ｃを説明する。参
照する図面において、図１は一実施形態に係るオブジェ
クト選択装置Ｃを備える放送受信装置Ａの概略を説明す
る図、図２はオブジェクト選択装置Ｃの概略を説明する
図である。
実施形態に係るオブジェクト選択装置Ｃを説明する。参
照する図面において、図１は一実施形態に係るオブジェ
クト選択装置Ｃを備える放送受信装置Ａの概略を説明す
る図、図２はオブジェクト選択装置Ｃの概略を説明する
図である。
【００１６】この放送受信装置Ａは、図１に示すよう
に、アンテナで受信した放送データを、チューナで選局
・復調等し、その放送データから画像情報を得てモニタ
に表示すると共に、サウンド情報を得てスピーカで再生
するもので、リモート選択装置（リモコン）Ｂの操作に
応じて、図２に示すオブジェクト選択装置Ｃによりモニ
タの表示画面上のオブジェクトを選択するようになって
いる。
に、アンテナで受信した放送データを、チューナで選局
・復調等し、その放送データから画像情報を得てモニタ
に表示すると共に、サウンド情報を得てスピーカで再生
するもので、リモート選択装置（リモコン）Ｂの操作に
応じて、図２に示すオブジェクト選択装置Ｃによりモニ
タの表示画面上のオブジェクトを選択するようになって
いる。
【００１７】オブジェクト選択装置Ｃは、図２に示すよ
うに、リモコンＢの位置及び姿勢を測定するリモコン測
定回路１と、リモコン測定回路１で測定したリモコンＢ
の位置及び姿勢に対応するモニタの表示画面上の位置を
特定するポインティング位置算出回路２と、ポインティ
ング位置算出回路２で特定した位置の位置情報をモニタ
の表示画面上に表示するポインティング位置表示回路３
と、ポインティング位置算出回路２で特定した位置の位
置情報に基づいて、モニタの表示画面上のオブジェクト
を選択するオブジェクト選択回路４と、を備える。
うに、リモコンＢの位置及び姿勢を測定するリモコン測
定回路１と、リモコン測定回路１で測定したリモコンＢ
の位置及び姿勢に対応するモニタの表示画面上の位置を
特定するポインティング位置算出回路２と、ポインティ
ング位置算出回路２で特定した位置の位置情報をモニタ
の表示画面上に表示するポインティング位置表示回路３
と、ポインティング位置算出回路２で特定した位置の位
置情報に基づいて、モニタの表示画面上のオブジェクト
を選択するオブジェクト選択回路４と、を備える。
【００１８】リモコン測定回路１は、トランスミッタ１
１で発生する磁界中に位置するレシーバ１２で生じる誘
起電流の電流値に基づいて、トランスミッタ１１に対す
るレシーバ１２の３次元座標値（X,Y,Z）と、オイラー
角（Pitch、Yaw、Roll）とを測定するよう構成させた３
次元磁気センサから成る。
１で発生する磁界中に位置するレシーバ１２で生じる誘
起電流の電流値に基づいて、トランスミッタ１１に対す
るレシーバ１２の３次元座標値（X,Y,Z）と、オイラー
角（Pitch、Yaw、Roll）とを測定するよう構成させた３
次元磁気センサから成る。
【００１９】リモコン測定回路１は、図１に示すよう
に、放送受信装置Ａの所定位置にレシーバ１２が設けら
れると共にリモコンＢにトランスミッタ１１が設けら
れ、放送受信装置Ａに対するリモコンＢの位置及び姿勢
の変化に応じて変化するレシーバ１２での誘起電流の電
流値に基づいて、レシーバ１２に対するトランスミッタ
１１の位置及び姿勢、即ち放送受信装置Ａに対するリモ
コンＢの位置及び姿勢を測定するようになっている。
に、放送受信装置Ａの所定位置にレシーバ１２が設けら
れると共にリモコンＢにトランスミッタ１１が設けら
れ、放送受信装置Ａに対するリモコンＢの位置及び姿勢
の変化に応じて変化するレシーバ１２での誘起電流の電
流値に基づいて、レシーバ１２に対するトランスミッタ
１１の位置及び姿勢、即ち放送受信装置Ａに対するリモ
コンＢの位置及び姿勢を測定するようになっている。
【００２０】ポインティング位置算出回路２は、予め定
められた、放送受信装置Ａの所定位置に対するリモコン
Ｂの位置及び姿勢と放送受信装置Ａのモニタの表示画面
上の位置との関係に基づき、リモコンＢがモニタの表示
画面上を指し示す位置（ポインティング画素位置）を算
出するようになっている。
められた、放送受信装置Ａの所定位置に対するリモコン
Ｂの位置及び姿勢と放送受信装置Ａのモニタの表示画面
上の位置との関係に基づき、リモコンＢがモニタの表示
画面上を指し示す位置（ポインティング画素位置）を算
出するようになっている。
【００２１】ポインティング位置算出回路２によるポイ
ンティング画素位置の算出は、図３に示すように、モニ
タの表示画面の左下隅を座標原点０とし、この原点０に
対してモニタの表示画面の幅方向をＸ軸、高さ方向をＹ
軸、モニタの表示画面の前方の垂直方向をＺ軸とする座
標系を基準座標系と定義し、また、基準座標系でのトラ
ンスミッタ１１の位置する座標（ｘ0，ｙ0，ｚ0）を座
標原点とし、この原点（ｘ0，ｙ0，ｚ0）に対して基準
座標系のＸ軸、Ｙ軸、及びＺ軸に並行するＸ´軸、Ｙ´
軸、及びＺ´軸からなる座標系をリモコン座標系と定義
してなされる。
ンティング画素位置の算出は、図３に示すように、モニ
タの表示画面の左下隅を座標原点０とし、この原点０に
対してモニタの表示画面の幅方向をＸ軸、高さ方向をＹ
軸、モニタの表示画面の前方の垂直方向をＺ軸とする座
標系を基準座標系と定義し、また、基準座標系でのトラ
ンスミッタ１１の位置する座標（ｘ0，ｙ0，ｚ0）を座
標原点とし、この原点（ｘ0，ｙ0，ｚ0）に対して基準
座標系のＸ軸、Ｙ軸、及びＺ軸に並行するＸ´軸、Ｙ´
軸、及びＺ´軸からなる座標系をリモコン座標系と定義
してなされる。
【００２２】この場合、リモコンＢが指す方向とリモコ
ン座標系のＸ´軸、Ｙ´軸、及びＺ´軸とのなす角度
を、それぞれα、β、θとすると、基本座標系において
（ｘ0，ｙ0，ｚ0）を通り、かつ、リモコンＢが指す方
向に一致する直線Ｌ（ｘ，ｙ，ｚ）は、次の式（１）で
表すことができる。
ン座標系のＸ´軸、Ｙ´軸、及びＺ´軸とのなす角度
を、それぞれα、β、θとすると、基本座標系において
（ｘ0，ｙ0，ｚ0）を通り、かつ、リモコンＢが指す方
向に一致する直線Ｌ（ｘ，ｙ，ｚ）は、次の式（１）で
表すことができる。
【００２３】
【数１】
【００２４】リモコンＢによるモニタの表示画面上のポ
インティング位置は、この直線Ｌとモニタの表示画面と
の交点となるので、リモコンＢによるモニタの表示画面
上のポインティング位置（ｘp、ｙp）は、次の式（２）
で表すことができる。
インティング位置は、この直線Ｌとモニタの表示画面と
の交点となるので、リモコンＢによるモニタの表示画面
上のポインティング位置（ｘp、ｙp）は、次の式（２）
で表すことができる。
【００２５】
【数２】
【００２６】また、モニタの表示画面の幅方向の寸法を
ｗ、高さ方向の寸法をｈとし、幅方向の画素数をＷ、高
さ方向の画素数をＨとすると、モニタの表示画面上での
ポインティング画素位置（Ｘp，Ｙp）は、次の式（３）
で表すことができる。
ｗ、高さ方向の寸法をｈとし、幅方向の画素数をＷ、高
さ方向の画素数をＨとすると、モニタの表示画面上での
ポインティング画素位置（Ｘp，Ｙp）は、次の式（３）
で表すことができる。
【００２７】
【数３】
【００２８】そこで、ポインティング位置算出回路２で
は、前記式（１）及び式（２）を用いた演算を実行し
て、リモコンＢによるモニタの表示画面上のポインティ
ング位置（ｘp、ｙp）を算出し、更に前記式（３）を用
いた演算を実行してモニタの表示画面上のポインティン
グ画素位置（Ｘp，Ｙp）を算出するようになっている。
は、前記式（１）及び式（２）を用いた演算を実行し
て、リモコンＢによるモニタの表示画面上のポインティ
ング位置（ｘp、ｙp）を算出し、更に前記式（３）を用
いた演算を実行してモニタの表示画面上のポインティン
グ画素位置（Ｘp，Ｙp）を算出するようになっている。
【００２９】ポインティング位置表示回路３は、図１に
示すように、ポインティング位置算出回路２で算出した
モニタの表示画面上でのポインティング画素位置
（Ｘp，Ｙp）を中心とした一定の領域に所定形状のカー
ソルを描き、リモコンＢによるモニタの表示画面上のポ
インティング位置の位置情報を視聴者に提示するように
なっている。
示すように、ポインティング位置算出回路２で算出した
モニタの表示画面上でのポインティング画素位置
（Ｘp，Ｙp）を中心とした一定の領域に所定形状のカー
ソルを描き、リモコンＢによるモニタの表示画面上のポ
インティング位置の位置情報を視聴者に提示するように
なっている。
【００３０】オブジェクト選択回路４は、ポインティン
グ位置算出回路２で算出したリモコンＢによるモニタの
表示画面上のポインティング画素位置（Ｘp、Ｙp）と、
放送データから得た表示画面上のオブジェクトの領域情
報とを比較し、ポインティング画素位置（Ｘp、Ｙp）に
一致するオブジェクトを検出するようになっている。
グ位置算出回路２で算出したリモコンＢによるモニタの
表示画面上のポインティング画素位置（Ｘp、Ｙp）と、
放送データから得た表示画面上のオブジェクトの領域情
報とを比較し、ポインティング画素位置（Ｘp、Ｙp）に
一致するオブジェクトを検出するようになっている。
【００３１】このような構成のオブジェクト選択装置Ｃ
は、リモコン測定回路１において、放送受信装置Ａに対
するリモコンＢの位置及び姿勢の変化に伴うレシーバ１
２での誘起電流の電流値の変化に基づいて、放送受信装
置Ａのモニタの表示画面の左下隅に対するリモコンＢの
位置及び姿勢を測定し、この測定結果に基づいて、ポイ
ンティング位置算出回路２が、前記式（１）、式
（２）、及び式（３）の演算の実行により、リモコンＢ
がモニタの表示画面上を指し示すポインティング画素位
置（Ｘp，Ｙp）を算出する。そして、算出したポインテ
ィング画素位置（Ｘp，Ｙp）に基づいて、ポインティン
グ位置表示回路３が、図１に示すように、モニタの表示
画面上にカーソルを描き、オブジェクト選択回路４がモ
ニタの表示画面上のオブジェクトを検出するようになっ
ている。
は、リモコン測定回路１において、放送受信装置Ａに対
するリモコンＢの位置及び姿勢の変化に伴うレシーバ１
２での誘起電流の電流値の変化に基づいて、放送受信装
置Ａのモニタの表示画面の左下隅に対するリモコンＢの
位置及び姿勢を測定し、この測定結果に基づいて、ポイ
ンティング位置算出回路２が、前記式（１）、式
（２）、及び式（３）の演算の実行により、リモコンＢ
がモニタの表示画面上を指し示すポインティング画素位
置（Ｘp，Ｙp）を算出する。そして、算出したポインテ
ィング画素位置（Ｘp，Ｙp）に基づいて、ポインティン
グ位置表示回路３が、図１に示すように、モニタの表示
画面上にカーソルを描き、オブジェクト選択回路４がモ
ニタの表示画面上のオブジェクトを検出するようになっ
ている。
【００３２】次に、このオブジェクト選択装置Ｃを用い
て、放送受信装置Ａのモニタの表示画面上のオブジェク
トを選択する際の操作について説明する。
て、放送受信装置Ａのモニタの表示画面上のオブジェク
トを選択する際の操作について説明する。
【００３３】図１に示すように、放送受信装置Ａのモニ
タの表示画面上に表示された所望のオブジェクトを選択
する場合、視聴者は、例えば、図１（ａ）に示すよう
に、モニタの表示画面上に表示されたカーソルの位置を
参照しながら、図１（ａ）に太矢印で示すように、放送
受信装置Ａに対するリモコンＢの位置及び姿勢を変更す
る操作を行う。この操作に従って、モニタの表示画面上
に表示されたカーソルが、モニタの表示画面上を図１
（ａ），（ｂ）に細矢印で示すように移動する。
タの表示画面上に表示された所望のオブジェクトを選択
する場合、視聴者は、例えば、図１（ａ）に示すよう
に、モニタの表示画面上に表示されたカーソルの位置を
参照しながら、図１（ａ）に太矢印で示すように、放送
受信装置Ａに対するリモコンＢの位置及び姿勢を変更す
る操作を行う。この操作に従って、モニタの表示画面上
に表示されたカーソルが、モニタの表示画面上を図１
（ａ），（ｂ）に細矢印で示すように移動する。
【００３４】視聴者は、このカーソルの位置を参照しな
がら、放送受信装置Ａに対するリモコンＢの位置及び姿
勢を更に変化させて、モニタの表示画面上のカーソルの
位置を変更し、図１（ｂ）に示すように、目的とするオ
ブジェクト上にカーソルを位置させる。このようにモニ
タの表示画面上のカーソルが目的のオブジェクト上に表
示された状態になると目的のオブジェクトが検出され、
そのオブジェクトにフォーカスを当てたり、更にリモコ
ンＢの決定ボタンを押操作するとそのオブジェクトに関
連した記述や遷移等の処理が行われる。
がら、放送受信装置Ａに対するリモコンＢの位置及び姿
勢を更に変化させて、モニタの表示画面上のカーソルの
位置を変更し、図１（ｂ）に示すように、目的とするオ
ブジェクト上にカーソルを位置させる。このようにモニ
タの表示画面上のカーソルが目的のオブジェクト上に表
示された状態になると目的のオブジェクトが検出され、
そのオブジェクトにフォーカスを当てたり、更にリモコ
ンＢの決定ボタンを押操作するとそのオブジェクトに関
連した記述や遷移等の処理が行われる。
【００３５】このように、このオブジェクト選択装置Ｃ
は、放送受信装置Ａの所定位置に対するリモコンＢの位
置及び姿勢に基づいてモニタの表示画面上の位置を特定
し、特定した位置にカーソルを表示すると共にモニタの
表示画面上のオブジェクトを選択するため、視聴者は、
モニタの表示画面上のカーソルを参照しながらリモコン
Ｂの位置及び姿勢を変更することにより、モニタの表示
画面上の目的とするオブジェクトを選択できる。このた
め、リモコンＢの位置及び姿勢を変更するという簡単な
操作で、モニタの表示画面上の目的とするオブジェクト
を迅速に選択できる。また、リモコン測定回路１とし
て、３次元磁気センサを用いることにより、放送受信装
置ＡとリモコンＢとの間に障害物が存在する場合にも、
放送受信装置Ａのモニタの表示画面の左下隅に対するリ
モコンＢの位置及び姿勢を測定して、モニタの表示画面
上へのカーソルの表示及びオブジェクトの選択ができ
る。
は、放送受信装置Ａの所定位置に対するリモコンＢの位
置及び姿勢に基づいてモニタの表示画面上の位置を特定
し、特定した位置にカーソルを表示すると共にモニタの
表示画面上のオブジェクトを選択するため、視聴者は、
モニタの表示画面上のカーソルを参照しながらリモコン
Ｂの位置及び姿勢を変更することにより、モニタの表示
画面上の目的とするオブジェクトを選択できる。このた
め、リモコンＢの位置及び姿勢を変更するという簡単な
操作で、モニタの表示画面上の目的とするオブジェクト
を迅速に選択できる。また、リモコン測定回路１とし
て、３次元磁気センサを用いることにより、放送受信装
置ＡとリモコンＢとの間に障害物が存在する場合にも、
放送受信装置Ａのモニタの表示画面の左下隅に対するリ
モコンＢの位置及び姿勢を測定して、モニタの表示画面
上へのカーソルの表示及びオブジェクトの選択ができ
る。
【００３６】なお、本発明のオブジェクト選択装置は、
前記実施の形態でのオブジェクト選択装置Ｃに限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない限り適宜変更して差し支
えない。前記実施の形態では、リモコン測定回路１を構
成するレシーバ１２を放送受信装置Ａに設けると共にト
ランスミッタ１１をリモコンＢに設ける構成としたが、
レシーバ１２をリモコンＢに設けると共にトランスミッ
タ１１を放送受信装置Ａに設ける構成としてもよい。
前記実施の形態でのオブジェクト選択装置Ｃに限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない限り適宜変更して差し支
えない。前記実施の形態では、リモコン測定回路１を構
成するレシーバ１２を放送受信装置Ａに設けると共にト
ランスミッタ１１をリモコンＢに設ける構成としたが、
レシーバ１２をリモコンＢに設けると共にトランスミッ
タ１１を放送受信装置Ａに設ける構成としてもよい。
【００３７】また、放送受信装置Ａにおけるレシーバ１
２の取り付け位置は、リモコンＢに設けられたトランス
ミッタ１１で発生する磁界によりレシーバ１２で誘起電
流を好適に発生させることができるのであれば任意であ
る。前記実施の形態では、リモコン測定回路１として三
次元磁気センサを用いた場合について説明したが、放送
受信装置Ａの所定位置に対するリモコンＢの位置及び姿
勢を測定できるのであれば、３次元磁気センサに限ら
ず、他の検出器を用いてもよい。
２の取り付け位置は、リモコンＢに設けられたトランス
ミッタ１１で発生する磁界によりレシーバ１２で誘起電
流を好適に発生させることができるのであれば任意であ
る。前記実施の形態では、リモコン測定回路１として三
次元磁気センサを用いた場合について説明したが、放送
受信装置Ａの所定位置に対するリモコンＢの位置及び姿
勢を測定できるのであれば、３次元磁気センサに限ら
ず、他の検出器を用いてもよい。
【００３８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項１
に記載のオブジェクト選択方法によれば、リモート選択
装置の位置及び姿勢を変更するという簡単な操作で、放
送受信装置の表示画面上の目的とするオブジェクトを迅
速に選択できる。
に記載のオブジェクト選択方法によれば、リモート選択
装置の位置及び姿勢を変更するという簡単な操作で、放
送受信装置の表示画面上の目的とするオブジェクトを迅
速に選択できる。
【００３９】本発明の請求項２に記載のオブジェクト選
択装置によれば、リモート選択装置の位置及び姿勢を変
更するという簡単な操作で、放送受信装置の表示画面上
の目的とするオブジェクトを迅速に選択できる。
択装置によれば、リモート選択装置の位置及び姿勢を変
更するという簡単な操作で、放送受信装置の表示画面上
の目的とするオブジェクトを迅速に選択できる。
【００４０】本発明の請求項３に記載のオブジェクト選
択装置によれば、リモート選択装置に設けられたトラン
スミッタから生じた磁力により、放送受信装置に設けら
れたレシーバで誘起された電流の電流値から放送受信装
置の所定位置に対するリモート選択装置の位置及び姿勢
を測定するので、放送受信装置とリモコンとの間に障害
物が存在する場合にも、放送受信装置の所定位置に対す
るリモート選択装置の位置及び姿勢を測定できる。
択装置によれば、リモート選択装置に設けられたトラン
スミッタから生じた磁力により、放送受信装置に設けら
れたレシーバで誘起された電流の電流値から放送受信装
置の所定位置に対するリモート選択装置の位置及び姿勢
を測定するので、放送受信装置とリモコンとの間に障害
物が存在する場合にも、放送受信装置の所定位置に対す
るリモート選択装置の位置及び姿勢を測定できる。
【図１】（ａ），（ｂ）は本発明の一実施形態に係る放
送受信装置及びリモコンの概略、及びリモコンの操作に
よるオブジェクト選択方法を説明する図である。
送受信装置及びリモコンの概略、及びリモコンの操作に
よるオブジェクト選択方法を説明する図である。
【図２】同放送受信装置を構成するオブジェクト選択装
置を説明する図である。
置を説明する図である。
【図３】同オブジェクト選択装置を構成するポインティ
ング位置算出回路でのポインティング画素位置の算出方
法を説明する図である。
ング位置算出回路でのポインティング画素位置の算出方
法を説明する図である。
Ａ 放送受信装置
Ｂ リモコン（リモート選択装置）
Ｃ オブジェクト選択装置
１ リモコン測定回路
１１ トランスミッタ
１２ レシーバ
２ ポインティング位置算出回路
３ ポインティング位置表示回路
４ オブジェクト選択回路
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 三須 俊彦
東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放
送協会 放送技術研究所内
Ｆターム(参考） 5B020 HH21 KK13
Claims (3)
- 【請求項１】 放送受信装置の表示画面上のオブジェク
トを、前記放送受信装置を操作するためのリモート選択
装置を用いて選択するオブジェクト選択方法であって、 前記放送受信装置の所定位置に対する前記リモート選択
装置の位置及び姿勢を測定し、測定した前記リモート選
択装置の位置及び姿勢に対応する前記放送受信装置の表
示画面上の位置を特定し、その位置情報を前記放送受信
装置の表示画面上に表示すると共に前記放送受信装置の
表示画面上のオブジェクトを選択することを特徴とする
オブジェクト選択方法。 - 【請求項２】 表示画面上にオブジェクトを表示する放
送受信装置と、前記放送受信装置を操作するためのリモ
ート選択装置と、を備えるオブジェクト選択装置であっ
て、 前記放送受信装置の所定位置に対する前記リモート選択
装置の位置及び姿勢を測定する選択装置測定手段と、 前記選択装置測定手段で測定した前記リモート選択装置
の位置及び姿勢に基づき、前記放送受信装置の表示画面
上で前記リモート選択装置が指し示す位置を特定する位
置特定手段と、 前記位置特定手段で特定した位置の位置情報を、前記放
送受信装置の表示画面上に表示する位置情報表示手段
と、 前記位置情報表示手段で表示した位置に基づいて、前記
放送受信装置の表示画面上のオブジェクトを選択するオ
ブジェクト選択手段と、を備えることを特徴とするオブ
ジェクト選択装置。 - 【請求項３】 前記選択装置測定手段は、３次元磁気セ
ンサであり、磁界を発生するトランスミッタを前記リモ
ート選択装置に設けると共に、磁界中に位置すると誘起
電流が生じるレシーバを前記放送受信装置に設け、前記
放送受信装置に対する前記リモート選択装置の位置及び
姿勢の変更に伴う前記レシーバで生じる誘起電流の電流
値の変化に基づき、前記放送受信装置に対する前記リモ
ート選択装置の位置及び姿勢を測定するものであること
を特徴とする請求項２に記載のオブジェクト選択装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002080444A JP2003280794A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | オブジェクト選択方法及びオブジェクト選択装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002080444A JP2003280794A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | オブジェクト選択方法及びオブジェクト選択装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003280794A true JP2003280794A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29229482
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002080444A Pending JP2003280794A (ja) | 2002-03-22 | 2002-03-22 | オブジェクト選択方法及びオブジェクト選択装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003280794A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015515060A (ja) * | 2012-03-29 | 2015-05-21 | コミサリア ア レネルジ アトミクエ オウ エネルジ アルタナティヴ | 位置を特定する磁性物体を備えたスクリーン |
| US9778016B2 (en) | 2012-03-29 | 2017-10-03 | Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives | Method and device for locating a magnetic object |
-
2002
- 2002-03-22 JP JP2002080444A patent/JP2003280794A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015515060A (ja) * | 2012-03-29 | 2015-05-21 | コミサリア ア レネルジ アトミクエ オウ エネルジ アルタナティヴ | 位置を特定する磁性物体を備えたスクリーン |
| US9778016B2 (en) | 2012-03-29 | 2017-10-03 | Commissariat à l'énergie atomique et aux énergies alternatives | Method and device for locating a magnetic object |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070124 |
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