JP2015513554A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. 対象における局所投与による消化管の粘膜炎の予防または治療において使用するための免疫グロブリンを含む医薬組成物。
2. 消化管の粘膜炎が口腔粘膜炎である、請求項１に記載の医薬組成物。
3. 免疫グロブリンがＩｇＡもしくはＩｇＭまたはそれらの組み合わせを含む、請求項１または２に記載の医薬組成物。
4. 免疫グロブリンがＪ鎖含有ＩｇＡを含む、請求項３に記載の医薬組成物。
5. 免疫グロブリンが血液またはその成分から得ることができる、請求項１〜４のいずれか１項に記載の医薬組成物。
6. 分泌成分をさらに含む、請求項１〜５のいずれか１項に記載の医薬組成物。
7. 分泌成分が組換え分泌成分である、請求項６に記載の医薬組成物。
8. 分泌様ＩｇＡを含む、請求項１〜７のいずれか１項に記載の医薬組成物。
9. 別の免疫グロブリンと組み合わせて分泌様ＩｇＡを含む、請求項１〜８のいずれか１項に記載の医薬組成物。
10. 粘膜炎に罹患したまたは罹患するリスクがある粘膜領域との長期の接触時間を与えるように製剤化されている、請求項１〜９のいずれか１項に記載の医薬組成物。
11. 製剤が、クリーム、ゲル、シロップ、ゼリー、罹患した粘膜近傍で溶解する固体形態ま
    たはそれらの組み合わせから選択される、請求項１０に記載の医薬組成物。
12. 粘膜への局所投与が、１種またはそれ以上の微生物の付着および／または侵入を減少させる、請求項１〜１１のいずれか１項に記載の医薬組成物。
13. 微生物が、細菌および／または真菌である、請求項１２に記載の医薬組成物。
14. 粘膜への局所投与が、粘膜創傷治癒を促進する、請求項１〜１３のいずれか１項に記載の医薬組成物。
15. 粘膜への局所投与が、抗炎症作用を及ぼす、請求項１〜１４のいずれか１項に記載の医薬組成物。
16. 抗炎症作用が
    （ａ）炎症促進性サイトカイン発現の阻害；および／または
    （ｂ）抗炎症性サイトカインの発現の刺激
    である、請求項１５に記載の医薬組成物。
17. 対象が、化学療法および／または放射線療法を受けているまたは受けようとしている癌患者のような消化管の粘膜炎を発症するリスクがある対象である、請求項１〜１６のいずれか１項に記載の医薬組成物。
18. リスクがある対象が、以前の化学療法および／または放射線療法の処置の結果として粘膜炎を発症した癌患者である、請求項１７に記載の医薬組成物。
19. 患者の好中球数が減少し始めたときに組成物の投与が開始される、請求項１７または１８に記載の医薬組成物。
20. 患者の好中球数が正常を下回っている期間中に治療が維持される、請求項１９に記載の医薬組成物。
21. 医薬組成物が１日最大６回まで対象に投与される、請求項１〜２０のいずれか１項に記載の医薬組成物。
22. 医薬組成物が粘膜炎の治療のための追加の有効な薬剤を含むか、または患者が殺菌性口内洗浄液のような別の薬剤も用いている、請求項１〜２１のいずれか１項に記載の医薬組成物。