JP2015508194A - ユニバーサルシリアルバス(usb)インタフェースを介してm−phy通信プロトコルを動作すること及び関連する装置、システム並びに方法 - Google Patents

ユニバーサルシリアルバス(usb)インタフェースを介してm−phy通信プロトコルを動作すること及び関連する装置、システム並びに方法 Download PDF

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Abstract

USBインタフェースおよび関連する装置、システムおよび方法を用いてM−PHY通信プロトコルを動作させることが開示される。一実施形態において、電子装置は、M−PHYプロトコルを用いて動作するように構成される。この装置は、M−PHYプロトコルに合致する複数のデータパスをもつ通信インタフェースと、複数のピンをもつUSBコネクタとを備える。複数のピンは、通信インタフェースのM−PHY RXDPデータパスに電気的に接続された第2の受信ピンを備える。複数のピンは、通信インタフェースのM−PHY TXDNデータパスに電気的に合致する第1の送信ピンと、前記通信インタフェースのM−PHY TXDPデータパスに電気的に接続された第2の送信ピンとを備える。【選択図】 図1A

Description

本開示の技術は概して、電子装置間の通信に用いられる通信インタフェースに関する。
電子装置は広範囲のアプリケーションおよび使用を支持する社会において急増した。装置の数と種類が拡大するにつれて電子装置が互いに通信する必要性が増大する。この必要性に応えるべく、種々のプロトコルが提案されて採用された。多くの場合において、プロトコルは信号レベル、関連するデータ表示そして電子装置間で通信するタイミングを規定する。このようなプロトコルの例は、IEEE802.11標準およびBLUETOOTH(登録商標)などの無線通信を含む。無線信号プロトコルはまた、周波数と電力レベルを規定する。これらのプロトコルの他の例は、有線(wire-based)に関するものである。プロトコルが有線に関する場合、装置間の通信を実現するために標準化された物理的コネクタが必要となる。例えば、RJ−11、RJ−14,RJ−45およびRJ−49などの種々の物理的コネクタが種々の目的およびプロトコルのために継続的に使用されている。
モバイルプラットフォーム装置の爆発的発展およびこれらの装置の各々における機能の増大によって、周辺装置間のデータレートは急激な成長を遂げた。この点に関して、MIPI(登録商標)同盟は、10kbpsから5.8Gbpsのデータレートを規定するM−PHY物理層標準を提案した。M−PHY標準は、カメラ、ディスプレイ、などのモバイルアプリケーションに最適である。しかしながら、M−PHYプロトコルは高い帯域幅の能力をもつ直列のインタフェース技術を提供するが、M−PHYプロトコルは、M−PHYプロトコルに準拠する信号を搬送する物理的コネクタのタイプについては未定義である。すなわち、M−PHYプロトコルに準拠する装置のために使用される物理的コネクタの実装上の詳細およびタイプは、当該標準に準拠しながらも、電子装置によって異なっている。そのような相違は、両装置がM−PHYプロトコル準拠でありながら、電子装置同士が互いに接続できない状況を作り出してしまう。
詳細な説明において開示された実施形態は、ユニバーサルシリアルバス(USB)インタフェースを介してM−PHY通信プロトコルを用いて動作すること及び関連する装置、システム並びに方法を含む。特に、本開示の実施形態は、USBコネクタを持つ2つのM−PHYプロトコル準拠の装置を通信可能とするために、M−PHYプロトコルに準拠した信号を取り出し、それをUSB準拠のコネクタを介して先導する。この点において、例示的実施形態において、電子装置は、M−PHYプロトコルを用いて動作するように構成される。電子装置は、M−PHYプロトコルに合致する複数のデータパスをもつ通信インタフェースと、複数のピンをもつUSBコネクタと、を備える。前記USBコネクタの複数のピンは、前記通信インタフェースのM−PHY RXDNデータパスに電気的に接続された第1の受信ピンと、前記通信インタフェースのM−PHY RXDPデータパスに電気的に接続された第2の受信ピンとを備える。前記複数のピンはまた、前記通信インタフェースのM−PHY TXDNデータパスに電気的に接続された第1の送信ピンと、前記通信インタフェースのM−PHY TXDPデータパスに電気的に接続された第2の送信ピンとを備える。
他の実施形態において、電子装置は、M−PHYプロトコルを用いて動作するように構成される。電子装置は、前記電子装置を他の装置に連結するインタフェース手段を備え、当該インタフェース手段は、前記M−PHYプロトコルに合致した複数のデータパスをもつ。電子装置はまた、前記インタフェース手段を他の装置に接続するためのUSB手段を備え、当該USB接続手段は、複数のピンを備える。USB接続手段の複数のピンは、前記インタフェース手段のM−PHY RXDNデータパスに電気的に接続された第1の受信ピンと、前記インタフェース手段のM−PHY RXDPデータパスに電気的に接続された第2の受信ピンとを備える。USB接続手段の複数のピンはまた、前記インタフェース手段のM−PHY TXDNデータパスに電気的に接続された第1の送信ピンと、前記インタフェース手段のM−PHY TXDPデータパスに電気的に接続された第2の送信ピンと、を備える。
他の実施形態において、M−PHYプロトコルを用いて動作するように構成された電子装置を第2の電子装置に接続する方法が提供される。当該方法は、M−PHYプロトコルに合致する複数のデータパスを提供するとともに、複数のピンをもつUSBコネクタを提供することを備える。当該方法は、第1の受信ピンをM−PHY RXDNデータパスに電気的に接続することと、第2の受信ピンをM−PHY RXDPデータパスに電気的に接続することを備える。当該方法は、第1の送信ピンを前記通信インタフェースのM−PHY TXDNデータパスに電気的に接続するとともに、第2の送信ピンを前記通信インタフェースのM−PHY TXDPデータパスに電気的に接続することを備える。
図1Aは、ホストと他の装置間の例示的な従来の直接結合ユニバーサルシリアルバス(USB)接続のブロック図である。 図1Bは、ホストと他の装置間の例示的な従来のケーブル結合USB接続のブロック図である。 図1Cは、従来のUSBコネクタの斜視図である。 図2は、M−PHYプロトコルのためのM−PHYデータパスへのUSBコネクタのUSBピンの例示的マッピングを示すテーブルである。 図3は、M−PHYプロトコル準拠の電子装置の接続のための従来のM−PHY信号パスレイアウトの例示的実施例のブロック図である。 図4は、USBコネクタのUSBピンをM−PHYプロトコルデータパスへマッピングするための例示的プロセスを示すフローチャートである。 図5は、M−PHYプロトコル信号へのUSBコネクタのUSBピンのマッピングの特別な構成の例示的実施例を示す。 図6は、M−PHYプロトコル信号へのUSBコネクタのUSBピンのマッピングの特別な構成の例示的実施例を示す。 図7は、M−PHYプロトコル信号へのUSBコネクタのUSBピンのマッピングの特別な構成の他の実施例を示す。 図8は、M−PHYプロトコルデータパスへマッピングされたUSBピンをもつUSBコネクタを含むことができる例示的プロセッサ主体のシステムのブロック図である。
以下に図面の図を参照して、本開示のいくつかの例示的な実施形態を説明する。“例示的”という文言は、“一例、例証、実例として提供される”ことを意味するものとして用いられる。ここで“例示的”として説明される実施形態は、他の実施形態と比較して好ましいあるいは有利であると解釈されるべきではない。
詳細な説明において開示される実施形態は、ユニバーサルシリアルバス(USB)インタフェースを介してM−PHY通信プロトコルを動作すること、および関連する装置、システム及び方法を含む。特に、本開示の実施形態は、USBコネクタをもつ2つのM−PHYプロトコル準拠の装置の通信を可能にすべく、M−PHYプロトコル準拠の信号を取り込んでそれをUSB準拠のコネクタに通過させる。この点に関して例示的実施形態において、電子装置はM−PHYプロトコルを用いて動作するように構成される。電子装置は、M−PHYプロトコルに合致する複数のデータパスをもつ通信インタフェースと複数のピンをもつUSBコネクタを備える。USBコネクタの複数のピンは、通信インタフェースのM−PHY RXDNデータパスに電気的に結合された第1の受信ピンと、通信インタフェースのM−PHY RXDPデータパスに電気的に結合された第2の受信ピンとを備える。複数のピンはまた、通信インタフェースのM−PHY TXDNデータパスに電気的に結合された第1の送信ピンと、通信インタフェースのM−PHY TXDPデータパスに電気的に結合された第2の送信ピンとを備える。
MIPI(登録商標)連合は、装置が互いにどのようにして通信するかを詳述した物理層プロトコルである、M−PHYプロトコルを提案した。しかしながら、MIPI(登録商標)連合は今日まで、M−PHYプロトコル標準に準拠する特定のコネクタタイプにまでは定義あるいは強制しておらず、物理的コネクタの設計をこの分野において製品を展開するエンティティに委ねている。そのような物理的コネクタを既存のコネクタタイプを参照することなしに設計することは可能であるが、既存のコネクタは、MIPI(登録商標)連合M−PHYプロトコル標準、すなわち、USBプロトコル準拠の装置のために現在用いられているUSBコネクタ、の要件を満たすように適合化される。限定されない例として、MIPI(登録商標)連合M−PHYプロトコル標準に用いるのに適したUSBコネクタは、USB3.0コネクタである。
USBは1990代中ごろに導入された工業標準である。引き続いてUSB3.0が2008年に導入された。従来のUSB3.0標準およびコネクタについてのさらなる情報は、www.usb.org/developers/docs/において見出すことができ、特に、当該ウエブサイトにおいて、ユニバーサルシリアルバス改訂3.0仕様が公表された。その内容の全体はここに参照によって組み込まれている。USBコネクタをM−PHYプロトコルに適合化する実施形態を議論する前に、まず図1A−1Cを参照してUSBコネクタが議論される。
図1Aは、従来のUSB接続部10の例示的ブロック図である。この例示的実施形態において、USB接続部10はUSB3.0準拠であり、ホスト12と装置14とを含む。装置14は、接続されたコネクタ16を介してホスト12に直接差し込まれている。ホスト12は、増幅器18を有するトランスミッタと、フィルタリングキャパシタ20と、増幅器22を有するレシーバとを含む。同様にして、装置14は増幅器24を有するレシーバと、増幅器26を有するトランスミッタと、フィルタリングキャパシタ28とを有する。公表されたUSBプロトコルによれば、ホストトランスミッタはTXP及びTXN信号を装置14に送信し、装置14は到来する信号をそれぞれRXPおよびRXN信号として取り扱う。どうようにして、装置トランスミッタは、TXPおよびTXN信号をホスト12に送信し、ホスト12は到来する信号をそれぞれRXPおよびRXN信号として取り扱う。この構成の限定されない例として、コンピュータ(ホスト12)のUSBポート内に挿入されたFLASHメモリスティック(装置14)が挙げられる。
図1Bは、図1AのUSB接続部10と類似のUSB接続部10Aを示す。しかしながら、接続されたコネクタ16の代わりに、ホスト12はコネクタ16Aを含み、装置14はコネクタ16Bを含み、それらの間にケーブル30が延在する。この構成の限定されない例として、USBケーブル(ケーブル30)を介してコンピュータ(ホスト12)内に差し込まれているカメラ(装置14)が挙げられる。
図1Cは、USB3.0に準拠する従来の例示的コネクタ32の斜視図である。図示のように、コネクタ32はUSB3.0標準Aに合致するが、スタンダードB、マイクロA、マイクロBは多くの点において類似している。特に、コネクタ32は、10個の伝導性素子を含む。外部グランドシェル(outer grounding shell)34は、第1の伝導性素子であり、9個のピン36A−36I(略してピン36)は10個の伝導性素子の残りを構成する。USB3.0標準によって規定されているように、外部グランドシェル34およびピン36A−36Iの名前と使用とは、以下のテーブルIに要約されている。さらに、現在の開示における参照番号(reference number)は、以下のテーブルIに含まれている。
Figure 2015508194
(少なくとも標準Aにおいて)外部グランドシェル34およびピン36A−36Iの構成は、特に、外部グランドシェル34およびピン36A−36Iに関連する物理的形状は、コネクタ32が挿入されたときに特別な接続順序(mating sequence)を引き起こす。すなわち、コネクタ32がめすのアウトレット(差し込み口)に挿入されたときに、外部グランドシェル34は、ピン36A−36Iに対して外部となり、ピン36A−36Iのいずれよりもさらに延在し、めすのアウトレットにおける同等物と第1の電気的接続を形成する。次に、それらはどの他のピン36よりもさらに延在するので、ピン36A−36Dは電気的接続を形成する。次に、ピン36Bおよび36Cは電気的接続の第3ラウンド(round)を形成し、36E−36Iは電気的接続の最後のラウンドを形成する。この順序は、テーブルIにおける“接続順序”に要約されている。本開示は、以下に詳細に示されるようにこの接続順序の使用を可能にする。
USB標準は誕生から数年経過しているので、業界は標準化されたコネクタ32(図1Cに示される)を開発する時間があった。確立されたフォームファクタ(form factor)によれば、数多くの製造業者が、USB3.0準拠のコネクタを製造することができる。同様にして、ストレスおよびベンド耐性および他の疲労関連の耐性などはそのようなコネクタを使用している人々によって十分に理解されている。
本開示は業界がUSB3.0コネクタ32の取り扱いに熟知していることを利用するものであり、M−PHYプロトコル準拠の装置と共に使用するためのコネクタ32の提案を目的とする。特に、M−PHYプロトコル準拠の装置における既存のUSB3.0コネクタ32の使用は、業界がUSB3.0に関して持っているすべての専門知識と熟知が、M−PHYプロトコル準拠の装置とそれの使用を直ちに受け入れ可能にするのを加速化する。良く開発された生産拠点は、M−PHYプロトコル準拠の装置内への組み込みのためにコネクタの固定の容易化を可能にする。すなわち、M−PHYプロトコル準拠の装置内への迅速な組み込みのためにコネクタの受理可能な製造業者を確保するのにほとんど時間的な遅れは存在せず、既存の製造業者間の競争は個々のコネクタのコストが理にかなっていることを意味する。
図2を参照して、チャート40は、M−PHYプロトコル準拠のピンの名前と、対応するUSB3.0信号への対応付けを示す。特に、図2は、ピン36E、36F、36H、および36Iは各USB信号の使用から、対応するM−PHY信号の使用に変更(repurpose)されていることを示す。すなわち、本開示の実施形態において、SSRX−信号のために使用されたピン36Eは、RXDN信号38E用として使用される。SSRX+信号はRXDP信号38Fのために使用され、SSTX−信号は、TXDN信号38Hのために使用され、SSTX+信号はTXDP信号38Iのために使用される。USB標準およびここで提案された使用において、ピン36E、36F、36Hおよび36Iは記述されるようにレシーバ差動対およびトランスミッタ差動対のために使用される。
図3を参照して、従来の例示的M−PHY信号パスのレイアウト42がピン要件とともに提示されている。すなわち、第1の電子装置44は第2の電子装置46に接続されている。第1の電子装置44は制御システムあるいはプロセッサ(図8を参照して以下に説明される)を含む。制御システムあるいはプロセッサは適当な装置ドライバを介して、M−PHYプロトコルにしたがって、通信インタフェース(ここではしばしばインタフェース手段と呼ぶ)の信号レーン48A、48Bを制御する。信号レーン48Aは、第1の電子装置44がTXDPおよびTXDNピン50A、50BからRXDPおよびRXDNピン52A、52Bを介して、データを第2の電子装置46に送信するレーンである。同様にして、第2の電子装置46は、TXDPおよびTXDNピン54A、54BからRXDPおよびRXDNピン56A,56Bを介してデータを第1の電子装置44に送信する。各電子装置44、46は、各レーン管理モジュール62A,62Bによって制御される、自身の各トランスミッタM−TX58A,58BおよびレシーバM−RX60A,60Bを有する。レーン管理モジュール62A,62Bは適宜ハードウエアあるいはソフトウエアあるいは両者の組み合わせであることができ、リンク70A,70Bを介して制御システムと通信する。ピン50A,50B,56A,56Bは単一のMポート64内にあり、ピン52A,52B,54Aおよび54Bは第2のMポート66内にある。レーン管理モジュール62Aは、周辺の交換フォーマット(PIF)リンク68Aを介してトランスミッタ58Aと通信するとともに、PIFリンク68Bを介してレシーバ60Aと通信する。同様にして、レーン管理モジュール62Bは、PIFリンク68Cを介してトランスミッタ58Bと通信するとともに、PIFリンク68Dを介してレシーバ60Bと通信する。レーン管理モジュール62A,62B、リンク70A,70B、トランスミッタ58A,60B、レシーバ58B,60AおよびPIFリンク68A−68DはM−PHYプロトコルにおいて述べられ、興味のある読者がこれらの素子に関するさらなる情報を望むのであればM−PHYプロトコルを参照すること。例示のように、第1の電子装置44は第2の電子装置46に直接接続されている。明確に示されていないが、直接接続はケーブルによって置き換え可能であることに注目されたし。また、信号およびレーン管理要素はM−PHY標準によって規定されているが、ピンおよびコネクタの構成は未定義である。しかしながら、図2を参照して述べたように、USBコネクタ32は、コネクタ32に対して物理的変更を要求することなしに、ピン36E、36F、36Hおよび36IをそれぞれRXDN38E,RXDP37F,TXDN38HおよびTXDP38Iに対応付けることによって変更することができる。この点において、コネクタ32はここではしばしば接続手段と呼ばれる。
図4に戻って、M−PHYプロトコルを用いて動作するように構成された、電子装置44などの第1の電子装置を、電子装置46などの第2の電子装置に接続する方法を示すフローチャートが提供される。まず、本方法は、電子装置を提供するとともに(ブロック100)、電子装置内に複数の信号パスを形成する。ここで各パスはM−PHYプロトコルに合致する(ブロック102)。本方法は複数のピンをもつUSBコネクタを電子装置に提供する(ブロック104)。例示的実施形態において、USBコネクタは、上記した外部グランドシェル34およびピン36A−36IとともにUSB3.0標準に合致する(図1CおよびテーブルI参照)。他の実施形態において、本開示の教義から逸脱することなしに、標準B,マイクロAあるいはマイクロBコネクタが使用される。
図4を続いて参照すると、本方法は、コネクタ内のピンをデータパスに電気的に接続する(ブロック106)。他の実施形態において、ピン36A−36Iは、第1の受信ピン(例えばSSRX+)を、M−PHY RXDNデータパスに電気的に接続することによって、第2の受信ピン(例えばSSRX−)をM−PHY RXDPデータパスに電気的に接続することによって、第1の送信ピン(例えばSSTX−)をM−PHY TXDNデータパスに電気的に接続することによって、第2の送信ピン(例えばSSTX+)をM−PHY TXDPデータパスに電気的に接続することによって対応付けられる。
引き続き図4を参照する。コネクタ32における各ピン36に接続されたデータパスにおいて、電子装置は第2の電子装置(例えば第2の電子装置46)に接続される(ブロック108)。接続の間あるいは接続の直後、コネクタに接続された制御システムは、挿入検出(ブロック110)の実行及び/又は第2の電子装置46への電力の供給を行う(ブロック112)。
USBコネクタ32を使用することは挿入検出を可能にするとともに、第2の電子装置46に電力を供給する能力を提供する。挿入検出は、第1の電子装置44がデータを送信したりあるいは第2の電子装置46からのデータを聴取するのが許されるのはいつかを知ることを可能にする。挿入検出によって他の利点も可能になる。または、本開示は限定されない。同様にして、第2の電子装置46に電力を供給することは、設計者が第2の電子装置に対して電源コードや他の電源を提供する義務をなくすことができる。このことを実現するために可能な多数の構成が存在する。図5−7には3つの例示的構成が示されている。
図5を参照すると、第1の電子装置44をホスト装置とし、第2の電子装置46を補助装置として考慮する。ホスト装置44において、ピン36A(USB3.0標準においてはVBUS信号)は、ピン36C(USB3.0標準においてはD+信号)に接続される。ピン36Bおよび36Dは挿入検出用として使用される。電力はピン36A及び36Dを介して供給される。上記したように、ピン36E、36F、36Hおよび36Iは、M−PHYプロトコルのデータレーンに用いられる。
引き続き図5を参照する。補助装置46において、ピン36Bはピン36Dに接続される。補助装置46は補助装置46が電源を有するか否かに基づいて挿入を検出する。ホスト装置44は、ピン36Dに接続されているピン36Bを介して補助装置46によって受信される信号を送信し、当該信号をホストピン36Dを介してホスト装置44に帰還することによって挿入を検出する。信号が受信されないならば補助装置46は挿入されない。この構成は、USB3.0標準Aコネクタの使用を可能にするとともに、補助装置46が電力を引き出す必要があるか確かでないときに使用するのに好適する。すなわち、コネクタ32の選択されたピン36を駆動する比較的簡単な回路によって、第1の電子装置44および第2の電子装置46は挿入を検出することができ、第1の電子装置44は所望の電力を提供することができる。
第2の例示的構成が図6に示されている。この場合にも、電力はピン36Aおよび36Dを介してホスト装置(第1の電子装置44)から補助装置(第2の電子装置46)に供給される。補助装置46において、ピン36Bおよび36Cは互いに接続される。ホスト装置44はピン36Bを介して信号を送信し、もしこの信号がピン36Cでホスト装置44によって受信されるならば、ホスト装置44は挿入を確実にする。補助装置46はピン36Aおよび36Dからの電力の受信によって挿入を確実にする。この構成は同様に、USB3.0標準Aコネクタとともに用いるのに好適し、補助装置46が電力を引き出す必要があることが知られたときに好適する。
第3の例示的構成が図7に示される。この場合にも、電力はピン36Aおよび36Dを介してホスト装置(第1の電子装置44)から補助装置(第2の電子装置46)に供給される。ピン36Bおよび36Cは必要になったときあるいは所望されたときに付加的データレーンまたは共有クロックをサポートするのに用いられる。この実施形態において、補助装置46は電力をシンク(sink)する。補助装置46にとって、電力シンキングは特定の期間の間、最小の電流を引き出すために必須の要件となる(電力が印加された後、2秒程度の間に10mA程度の電流を引き出す必要がある)。ホスト装置44はこの電力シンクを検出するための回路を含む。補助装置46への電力の供給により、補助装置46が挿入を検出するのを可能にする。この構成は、他の構成において用いられる4相挿入(four phase insertion)に依存しないので、USB3.0標準Aコネクタ、標準Bコネクタ、およびマイクロAおよびマイクロBコネクタの使用を可能にする。さらなるデータが必要な場合には、さらなるレーンはデータレーンとなる。しかしながら、補助装置46がいくつかの他の素子と同期する必要がある場合にはクロック信号が使用される。さらにこのレーンに対する他の使用が提供される。
コネクタおよび(存在するならば)ケーブルの品質によって、ピン36Bおよび36Cから形成されたデータレーンは高いデータレートを支持しない可能性がある。この特徴は、シールドの品質およびピンの物理的形状の結果である。しかしながら、コネクタおよびケーブルの品質が高いデータレートを支持しなくとも、ピン36Bおよび36Cから形成されたデータレーンは、M−PHY LS−MODE PWMデータレートなどの、低いデータレートに対してまだまだ使用可能である。
個々に開示された実施形態にしたがって、USBインタフェース及び関連する装置、システムおよび方法を介した、M−PHY通信プロトコルの動作は、プロセッサ主体の装置内で提供されるかあるいはプロセッサ主体の装置内に集積される。例としてはこれらに限定されないが、セットトップボックス、娯楽ユニット、ナビゲーション装置、通信装置、固定位置データユニット、モバイル位置データユニット、モバイルフォーン、セルラフォーン、コンピュータ、ポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA),モニター、コンピュータモニター、テレビ、チューナ、ラジオ、衛星ラジオ、音楽プレーヤ、デジタル音楽プレーヤ、ポータブル音楽プレーヤ、デジタルビデオプレーヤ、ビデオプレーヤ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、およびポータブルデジタルビデオプレーヤを含む。
この点において、図8は、図2の対応付けが適用されたときにおいて、図1Cに示されるコネクタ32を使用可能なプロセッサ主体のシステム170の一例を示す。この例において、プロセッサ主体のシステム170は、各々が1つ以上のプロセッサ174を含む、1つ以上の中央処理ユニット(CPU)172を含む。CPU(s)172はマスター装置であってもよい。CPU(s)172は、一時的に記憶されたデータに迅速にアクセスするためにプロセッサ(s)174に接続されたキャッシュメモリ176を有する。CPU(s)172は、システムバス180に接続され、プロセッサ主体のシステム170内に含まれるマスター装置およびスレーブ装置を相互接続することができる。システムバス180はバス相互接続であってよい。良く知られているように、CPU(s)172は、システムバス180を介して、アドレス、制御及びデータ情報を交換することによって、これらの他の装置と通信する。例えば、CPU(s)172は、スレーブ装置の一例として、バストランザクション要求をメモリコントローラ168(N)に通信することができる。図8には示されていないが、複数のシステムバス180が提供可能であり、各システムバス180は異なる構成をもつ。
他のマスターおよびスレーブ装置もシステムバス180に接続可能である。図8に示されるように、これらの装置は例として、メモリシステム182、1つ以上の入力装置184、1つ以上の出力装置186、1つ以上のネットワークインタフェース装置188、そして1つ以上のディスプレイコントローラ190を含む。入力装置184は、限定されないが、入力キー、スイッチ、音声プロセッサなどを含む、任意のタイプの入力装置を含む。出力装置186は、限定されないが、音声、映像、他のビジュアルインジケータなどを含む、任意のタイプの出力装置を含むことができる。ネットワークインタフェース装置188は、ネットワーク192に対するデータの交換を可能にするように構成された任意の装置であることができる。ネットワーク192は、限定されないが、有線あるいは無線ネットワーク、私有あるいは公衆ネットワーク、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ローカルエリアネットワーク(WLAN)、そしてインターネットを含む、任意のタイプのネットワークである。ネットワークインタフェース装置188は、望まれる任意のタイプの通信プロトコルを支持するように構成可能である。メモリシステム182は、1つ以上のメモリユニット193(0−N)を含む。システムバス180と、例えばメモリシステム182内に供給されたメモリユニット193(0−N)などの、システムバス180に接続されたマスターおよびスレーブ装置間には仲裁者が提供される。
CPU172はまた、1つ以上のディスプレイ194に送信された情報を制御するために、システムバス180を介してディプレイコントローラ190にアクセスするように構成される。ディスプレイコントローラ190は、1つ以上のビデオプロセッサ196を介して表示すべく、ディスプレイ194に情報を送信する。1つ以上のビデオプロセッサ196は表示すべき情報をディスプレイ194に適したフォーマットに処理する。ディスプレイ194は、限定されないが、陰極線管(CRT)、液晶表示器(LCD)、プラズマ表示器などを含む、任意のタイプのディスプレイを含む。
CPU(s)172およびディスプレイコントローラ190はシステムバス180を介して仲裁者に対してメモリアクセス要求を行うためにマスター装置として動作する。CPU(s)172内の異なるスレッドおよびディスプレイコントローラ190は仲裁者に対して要求を行う。CPU(s)172およびディスプレイコントローラ190は仲裁者に対して要求を行う。CPU(s)172およびディスプレイコントローラ190は、上記したように、バストランザクション要求の一部として、仲裁者に対してMIDを提供する。
当業者ならば、ここに開示された実施形態に関連して記述された種々の例示的論理ブロック、モジュール、回路、そしてアルゴリズムは、電子的ハードウエア、メモリあるいは他のコンピュータ読み取り可能な媒体に記憶され、プロセッサあるいは他の処理装置あるいはそれらの組み合わせによって実行される命令、として実装されることをさらに理解するであろう。ここに開示された仲裁者、マスター装置、そしてスレーブ装置は例として、任意の回路、ハードウエアコンポーネント、集積回路(IC)、あるいはICチップにおいて用いられることができる。ここに開示されたメモリは任意のタイプおよびサイズのメモリであり、所望の任意のタイプの情報を記憶するように構成されることができる。この交換可能能力を明確に示すために、種々の例示的コンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップについて、概してその機能の観点から上において記述された。そのような機能がどのように実装されるかは、特定のアプリケーション、設計選択、及び/または全体のシステムに課せられる設計制約に依存する。当業者は各特定のアプリケーションのために種々の方法において所望の機能を実装することができ、そのような実装決定は、本発明の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきではない。
ここに開示された実施形態に関連して記述された種々の例示的論理ブロック、モジュール、および回路は、プロセッサ、DSP、特定用途向け集積回路(ASIC)、FPGA、あるいは他のプログラマブルロジック装置、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウエアコンポーネントあるいはここに記述された機能を実行するように設計された上記の任意の組み合わせ、によって実装あるいは実行される。プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、それ例外に、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいはステートマシンであってもよい。プロセッサはまた、例えばDSPとマイクロプロセッサの組み合わせなどの計算装置の組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに関連した1つ以上のマイクロプロセッサ、あるいは他のそのような構成、として実装される。
ここに開示された実施形態は、ハードウエアおよび、ハードウエアに記憶され、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ(ROM)、電気的にプログラム可能なROM(EPROM)、電気的に消去かつプログラム可能なROM(EEPROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROMあるいは業界で知られた他の形態のコンピュータ読み取り可能な媒体、上に駐在された命令において実現される。例示的な記録媒体はプロセッサに接続され、それによってプロセッサは記憶媒体から情報を読み出し、記憶媒体に情報を書き込むことができる。他の構成として、記憶媒体はプロセッサと一体である。プロセッサおよび記憶媒体はASIC内に駐在する。ASICはリモートステーション内に駐在する。他の構成として、プロセッサおよび記憶媒体はリモート局、基地局、あるいはサーバのディスクリートコンポーネントとして駐在する。
ここにおける例示的実施形態のいずれかにおいて記述された動作ステップは、例および議論を提供するために記述された。記述された動作は、例示された順序以外の多くの異なる順序において実行される。さらに、単一の動作ステップにおいて記述された動作は、実際は多くの異なるステップにおいて実行される。さらに、例示的実施形態において議論された1つ以上の動作ステップは、組み合わせることができる。フローチャート図において例示された動作ステップについては、当業者にとって容易に思いつく数多くの異なる変更がなされることに注意されたし。また、当業者ならば、情報および信号は、種々の異なる技術および技法を使用して表示されることを理解するであろう。例えば、上の記述において参照された、データ、命令、指令、命令、情報、信号、ビット、シンボル、そしてチップは、電圧、電流、電磁波、磁界あるいは粒子、光界(optical field)あるいは光粒子(particles)あるいはそれらの任意の組み合わせ、によって表示されることができる。
本開示の上記の記述は、当業者が開示を製造あるいは使用することを可能にするために提供された。当業者にとって本開示に対する種々の変更が容易に可能であり、ここで規定された一般的な原理は、本開示の精神或いは範囲から逸脱することなしに他の変形例に適用される。すなわち、本開示はここに開示された例および設計に限定されることはなく、個々に開示された原理および新規な特徴に合致した最も広い範囲が与えられるべきである。
本開示の上記の記述は、当業者が開示を製造あるいは使用することを可能にするために提供された。当業者にとって本開示に対する種々の変更が容易に可能であり、ここで規定された一般的な原理は、本開示の精神或いは範囲から逸脱することなしに他の変形例に適用される。すなわち、本開示はここに開示された例および設計に限定されることはなく、個々に開示された原理および新規な特徴に合致した最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] M−PHYプロトコルを用いて動作するように構成された電子装置であって、M−PHYプロトコルに合致する複数のデータパスをもつ通信インタフェースと、複数のピンをもつUSBコネクタと、を備え、前記複数のピンは、前記通信インタフェースのM−PHY RXDNデータパスに電気的に接続された第1の受信ピンと、前記通信インタフェースのM−PHY RXDPデータパスに電気的に接続された第2の受信ピンと、前記通信インタフェースのM−PHY TXDNデータパスに電気的に接続された第1の送信ピンと、前記通信インタフェースのM−PHY TXDPデータパスに電気的に接続された第2の送信ピンと、を備える電子装置。
[2] 前記複数のピンの他方のピンは、挿入検出を可能にするように構成される[1]に記載の装置。
[3] VBUSピンとD+ピンとは、挿入検出を可能にするために電気的に接続されている[2]に記載の装置。
[4] GNDピンとD−ピンとは、挿入検出を可能にするために電気的に接続されている[2]に記載の装置。
[5] D−ピンと、D+ピンとは、挿入検出を可能にするために電気的に接続されている[2]に記載の装置。
[6] 前記複数のピンの他方のピンは、電力を供給するように構成される[1]に記載の装置。
[7] 前記複数のピンの他方のピンは、付加的なデータチャネルを提供するように構成される[1]に記載の装置。
[8] 前記他方のピンのD+ピン D−ピンと、D+ピンとは、付加的なデータチャネルを提供するように構成される[7]に記載の装置。
[9] 半導体ダイ内に一体化された[1]に記載の装置。
[10] セットトップボックス、娯楽ユニット、ナビゲーション装置、通信装置、固定位置データユニット、移動位置データユニット、モバイルフォーン、セルラフォーン、コンピュータ、ポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、モニター、コンピュータモニタ、テレビ、チューナ、ラジオ、衛星ラジオ、音楽プレーヤ、デジタル音楽プレーヤ、ポータブル音楽プレーヤ、デジタルビデオプレーヤ、ビデオプレーヤ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、そしてポータブルデジタルビデオプレーヤからなるグループから選択され、前記電子装置が一体化される装置をさらに備える[1]に記載の装置。
[11] 前記USBコネクタは、USB3.0標準に合致する[1]に記載の装置。
[12] M−PHYプロトコルを用いて動作するように構成された電子装置であって、前記電子装置を他の装置に連結するインタフェース手段であって、前記M−PHYプロトコルに合致した複数のデータパスをもつインタフェース手段と、前記インタフェース手段を前記他の装置に接続するためのユニバーサルシリアルバス(USB)接続手段と、を備え、前記USB接続手段は複数のピンを備え、該複数のピンは、前記インタフェース手段のM−PHY RXDNデータパスに電気的に接続された第1の受信ピンと、前記インタフェース手段のM−PHY RXDPデータパスに電気的に接続された第2の受信ピンと、前記インタフェース手段のM−PHY TXDNデータパスに電気的に接続された第1の送信ピンと、前記インタフェース手段のM−PHY TXDPデータパスに電気的に接続された第2の送信ピンと、を備える電子装置。
[13] 前記インタフェース手段は通信インタフェースを備える[12]に記載の装置。
[14] 前記インタフェース手段はUSBコネクタを備える[12]に記載の装置。
[15] 半導体ダイ内に一体化された[12]に記載の装置。
[16] M−PHYプロトコルを用いて動作するように構成された電子装置を第2の装置に接続する方法であって、 前記M−PHYプロトコルに合致した複数のデータパスを提供することと、複数のピンをもつUSBコネクタを提供することと、第1の受信ピンをM−PHY RXDNデータパスに電気的に接続することと、第2の受信ピンをM−PHY RXDPデータパスに電気的に接続することと、第1の送信ピンを通信インタフェースのM−PHY TXDNデータパスに電気的に接続することと、第2の送信ピンを前記通信インタフェースのM−PHY TXDPデータパスに電気的に接続することと、を備える方法。
[17] 前記USBコネクタの挿入を検出することをさらに備える[16]に記載の方法。
[18] 前記USBコネクタを介して電力を提供することをさらに備える[16]に記載の方法。
[19] 前記USBコネクタのD+ピンおよびD−ピンを介して付加的なデータチャネルを提供することをさらに備える[16]に記載の方法。
[20] 前記USBコネクタを提供することは、USB3.0プロトコルに合致するUSBコネクタを提供することを備える[16]に記載の方法。

Claims (20)

  1. M−PHYプロトコルを用いて動作するように構成された電子装置であって、
    M−PHYプロトコルに合致する複数のデータパスをもつ通信インタフェースと、
    複数のピンをもつUSBコネクタと、を備え、
    前記複数のピンは、
    前記通信インタフェースのM−PHY RXDNデータパスに電気的に接続された第1の受信ピンと、
    前記通信インタフェースのM−PHY RXDPデータパスに電気的に接続された第2の受信ピンと、
    前記通信インタフェースのM−PHY TXDNデータパスに電気的に接続された第1の送信ピンと、
    前記通信インタフェースのM−PHY TXDPデータパスに電気的に接続された第2の送信ピンと、
    を備える電子装置。
  2. 前記複数のピンの他方のピンは、挿入検出を可能にするように構成される請求項1に記載の装置。
  3. VBUSピンとD+ピンとは、挿入検出を可能にするために電気的に接続されている請求項2に記載の装置。
  4. GNDピンとD−ピンとは、挿入検出を可能にするために電気的に接続されている請求項2に記載の装置。
  5. D−ピンと、D+ピンとは、挿入検出を可能にするために電気的に接続されている請求項2に記載の装置。
  6. 前記複数のピンの他方のピンは、電力を供給するように構成される請求項1に記載の装置。
  7. 前記複数のピンの他方のピンは、付加的なデータチャネルを提供するように構成される請求項1に記載の装置。
  8. 前記他方のピンのD+ピン D−ピンと、D+ピンとは、付加的なデータチャネルを提供するように構成される請求項7に記載の装置。
  9. 半導体ダイ内に一体化された請求項1の装置。
  10. セットトップボックス、娯楽ユニット、ナビゲーション装置、通信装置、固定位置データユニット、移動位置データユニット、モバイルフォーン、セルラフォーン、コンピュータ、ポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、モニター、コンピュータモニタ、テレビ、チューナ、ラジオ、衛星ラジオ、音楽プレーヤ、デジタル音楽プレーヤ、ポータブル音楽プレーヤ、デジタルビデオプレーヤ、ビデオプレーヤ、デジタルビデオディスク(DVD)プレーヤ、そしてポータブルデジタルビデオプレーヤからなるグループから選択され、前記電子装置が一体化される装置をさらに備える請求項1の装置。
  11. 前記USBコネクタは、USB3.0標準に合致する請求項1に記載の装置。
  12. M−PHYプロトコルを用いて動作するように構成された電子装置であって、
    前記電子装置を他の装置に連結するインタフェース手段であって、前記M−PHYプロトコルに合致した複数のデータパスをもつインタフェース手段と、
    前記インタフェース手段を前記他の装置に接続するためのユニバーサルシリアルバス(USB)接続手段と、
    を備え、
    前記USB接続手段は複数のピンを備え、該複数のピンは、
    前記インタフェース手段のM−PHY RXDNデータパスに電気的に接続された第1の受信ピンと、
    前記インタフェース手段のM−PHY RXDPデータパスに電気的に接続された第2の受信ピンと、
    前記インタフェース手段のM−PHY TXDNデータパスに電気的に接続された第1の送信ピンと、
    前記インタフェース手段のM−PHY TXDPデータパスに電気的に接続された第2の送信ピンと、を備える電子装置。
  13. 前記インタフェース手段は通信インタフェースを備える請求項12に記載の装置。
  14. 前記インタフェース手段はUSBコネクタを備える請求項12に記載の装置。
  15. 半導体ダイ内に一体化された請求項12の装置。
  16. M−PHYプロトコルを用いて動作するように構成された電子装置を第2の装置に接続する方法であって、
    前記M−PHYプロトコルに合致した複数のデータパスを提供することと、
    複数のピンをもつUSBコネクタを提供することと、
    第1の受信ピンをM−PHY RXDNデータパスに電気的に接続することと、
    第2の受信ピンをM−PHY RXDPデータパスに電気的に接続することと、
    第1の送信ピンを通信インタフェースのM−PHY TXDNデータパスに電気的に接続することと、
    第2の送信ピンを前記通信インタフェースのM−PHY TXDPデータパスに電気的に接続することと、を備える方法。
  17. 前記USBコネクタの挿入を検出することをさらに備える請求項16に記載の方法。
  18. 前記USBコネクタを介して電力を提供することをさらに備える請求項16に記載の方法。
  19. 前記USBコネクタのD+ピンおよびD−ピンを介して付加的なデータチャネルを提供することをさらに備える請求項16に記載の方法。
  20. 前記USBコネクタを提供することは、USB3.0プロトコルに合致するUSBコネクタを提供することを備える請求項16に記載の方法。
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