JP2015504989A - 建築時の外面の建設モジュールとその使用方法 - Google Patents

建築時の外面の建設モジュールとその使用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015504989A
JP2015504989A JP2014548112A JP2014548112A JP2015504989A JP 2015504989 A JP2015504989 A JP 2015504989A JP 2014548112 A JP2014548112 A JP 2014548112A JP 2014548112 A JP2014548112 A JP 2014548112A JP 2015504989 A JP2015504989 A JP 2015504989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
wall
concrete
mortar
mounting base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014548112A
Other languages
English (en)
Inventor
ホロヴィツ,マルガリータ ジメネズ
ホロヴィツ,マルガリータ ジメネズ
Original Assignee
エレスドパ,エス.エル.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エレスドパ,エス.エル. filed Critical エレスドパ,エス.エル.
Publication of JP2015504989A publication Critical patent/JP2015504989A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/84Walls made by casting, pouring, or tamping in situ
    • E04B2/842Walls made by casting, pouring, or tamping in situ by projecting or otherwise applying hardenable masses to the exterior of a form leaf
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D29/00Independent underground or underwater structures; Retaining walls
    • E02D29/02Retaining or protecting walls
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B2/00Walls, e.g. partitions, for buildings; Wall construction with regard to insulation; Connections specially adapted to walls
    • E04B2/84Walls made by casting, pouring, or tamping in situ
    • E04B2/842Walls made by casting, pouring, or tamping in situ by projecting or otherwise applying hardenable masses to the exterior of a form leaf
    • E04B2/845Walls made by casting, pouring, or tamping in situ by projecting or otherwise applying hardenable masses to the exterior of a form leaf the form leaf comprising a wire netting, lattice or the like
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B5/00Floors; Floor construction with regard to insulation; Connections specially adapted therefor
    • E04B5/16Load-carrying floor structures wholly or partly cast or similarly formed in situ
    • E04B5/32Floor structures wholly cast in situ with or without form units or reinforcements
    • E04B5/36Floor structures wholly cast in situ with or without form units or reinforcements with form units as part of the floor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/02Repairing, e.g. filling cracks; Restoring; Altering; Enlarging
    • E04G23/0218Increasing or restoring the load-bearing capacity of building construction elements
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/02Repairing, e.g. filling cracks; Restoring; Altering; Enlarging
    • E04G23/0296Repairing or restoring facades

Abstract

強化モルタルもしくはコンクリートの2つ以上の壁の平面のまたは湾曲した外面を有する、任意の建物または土木計画について、前面を建設するためのモジュールを提供する。当該モジュールは、壁と;現場で建築される接合具、または穿孔を有するプレハブ接合具と;接合具および壁強化材と;中空円柱または角柱を有するリーフ支持体と;穿孔を有する非中空支持体とを含む。建設モジュールの使用は、二重リーフまたは非中空支持体を位置付けることと;支持体の各面と平行して各壁の強化材を位置付けることと;接合具強化材を、中空円柱もしくは角柱、または穿孔に挿入することと;強化材ピンを覆いかつ重ねることと;コンクリートまたはモルタルを鋳造し、中空円柱および角柱、または穿孔を、前記支持体の両面上で押し固めて、接合具および壁を形成することとを伴う。代替的方法は、プレハブ接合具の使用と;築堤に対して1つの面にも到達できない場合の、および、前面を強化する際の応用とを伴う。【選択図】図1、3

Description

本発明の全般的な目的は、建造物および工作物において、建築分野の様々な領域における応用を可能にする所与の建築物の外面を生成するためのモジュールの設計である。
本発明の第2の全般的な目的は:
操作者および機械装置によって外面の両面に到達することが可能な、全般的な外面の建築手順と、
根切りの築堤もしくは境界壁に取り付けられた外面、または、空隙の方への一面を有する外面として、外面の面に1つも到達せずに行う建築と、
既存の垂直の、水平の、傾斜した外面、または、曲率を有する外面の強化と、
耐力壁、分割壁、柱、床、スラブ、コンソール、屋根、ボールト、ドームの現場での建築、あらゆるタイプの上述した工作物の外面、さらには、アバットメント、スタックおよびブリッジボード、幹線道路および鉄道の低路交差用フレームならびにボールト、河道および峡谷に対する壁ならびにフレーム、液体閉じ込め保管場所、港のドック用壁およびクレート、貯水池ダムの建築と、
基礎スラブ、擁壁(contention wall)、前述した工作物における構造物、ならびに、埋め込みまたは半埋め込み水閉じ込め保管場所、通路およびトンネルの支え壁、および橋のアバットメントの建築と、
現場で、ならびに工作物および建造物において組み立てられるようなプレハブ部品の製作所における建築と、
における外面を生成するためのモジュールを使用する方法である。
本発明の特定の目的は、ポリマー材料の非中空据え付け台に基づき、および、コンクリートブロック、セラミック素子の部品、および粒状材料といった、ポリマー材料の代替材料において、建築分野の様々な領域で使用可能である、外面を生成するためのモジュールの設計である。
本発明の第2の特定の目的は、ポリマー材料の板据え付け台に基づいて、または、木板、合板および木の塊、金属の塊といったポリマー材料の代替材料、ポリマー材料の角柱もしくは中空円柱によって分離された前記板、木材、合板、木の塊、金属もしくはカートンの材料に基づいて、建築分野の様々な領域で使用可能である、外面を生成するためのモジュールの設計である。
本発明の第3の特定の目的は、コンクリートまたはセメントモルタル、および鋼それぞれに基づいて、ならびに、ポリマー材料、その他の金属、ガラスおよび炭素繊維といった、鋼の代替材料において、接合具、壁のアーマチャー、および接合具のアーマチャーといった、外面を生成するためのモジュールの補完部品の設計である。
コンクリートの圧縮に対する抵抗に関する特性、および鋼の特性を有する複合材料を、とりわけ、当該材料の引張り強さに関して得るための、棒鋼を有するコンクリートの使用は、19世紀まで遡る。
構造的なコンクリート要素を、所望の構造要素の形状を有する型枠として知られる金型によって筐体を用意して製作される。前記要素が過負荷状態になっている時に、牽引を支持する領域および方向において前記金型の内部に位置付け、後に流し込まれたコンクリートを筐体に充填し、棒材によって叩いたり振動させたりすることによってそのコンクリートを固める。コンクリートが入れ込まれ、硬化されると、脱型として知られる手順で金型が除去される。
様々な構造要素を製作所でプレハブ方式で造ることもでき、それによって、コンクリートが硬化するや否や、それら要素を建築現場に運ぶことができる。これらプレハブ部品は、中空スラブの場合のように、内部に孔をあけて軽くされる場合もある。コンクリートを流し込む前に、プレストレストコンクリート部品の場合のように、アーマチャーにあらかじめ張力を加えることができ、または、前記構造要素は中空ダクトを有することができ、それによって、それら要素を建築現場に位置付け、ケーブルまたは鋼製テンドンを当該要素から差し込んで後に緊張させるが、こういった動作はポストテンションとして知られる。
しかしながら、建築分野での多様な応用における作業を簡略化すること、また、材料を節約し手間を省くことで、結果として関連する経済的効果をもたらすことを可能にする、現場で建設するか製作所でプレハブ方式で造られる、優れた設計の建築要素への需要が、ますます顕在化している。
Luddington Enterprises Ltd.が1979年6月15日付で出願した特許文献1は、水平のまたは光子パターンの棒鋼によって分離された2枚板支持物上の壁のアーマチャーグリルと重なった棒材を突出させることによって建設される、構成的な2つ壁の強化コンクリート要素を開示している。しかしながら、2つの壁の間の連結は、その比較的弱い機械抵抗によって限定され、建物の囲いまたは小さな耐力壁のように低応力を受ける外面でのみ使用可能である。
American Volkscastel Internationalが1974年12月18日付で出願した特許文献2は、壁の間の空洞が波状カートン支持板によって実現される、2つ壁の打ち込まれたコンクリートの構造上の要素を主張する。主張された要素は、壁のアーマチャーで重なる棒鋼からできた、壁間の2つの接合具を有する。一定の距離で設けられたコンクリートの仕切りによって壁を補強する別の代替策がある。コンクリートの仕切りによって壁間の補強が実現される代替策は、主に仕切りの方向においてよりよい剛性を示すが、垂直方向の場合、剛性はほとんどない。特許文献2の発明は、ボルトから鋳造境界までの金属フレーム内に組み立てられる、プレハブパネル用に設計され、建物の囲いのように低応力を受ける平らな外面のみを建設するために設計される。
Bitttscheidt,Norbert,Dattelnが1995年6月1日付けで出願した特許文献3は、帰納的に、垂直に押し固めたコンクリート壁を建設するための、二重壁のプレハブの、コンクリート二重壁消失(lost)型枠を開示している。従来の手順のように、型枠を取り戻すことはない。提案されたシステムは、中空壁の代わりに非中空コンクリート壁を建設することを目的とする。当該システムは、垂直方向の外面においてのみ有用であり、かなりの量のコンクリートを必要とする。
よって、あらゆる方向における適切な剛性を有し、応力に対し高抵抗を要するものであっても、いずれの外面を建設する際にも使用可能である、革新的な解決法が必要である。当該解決法は、Perrinのようなプレハブパネルの建築だけでなく、現場でいずれの外面または建造物を建設するためにも使用可能であり、ボールト、ドームまたは何らかの歪曲した外面のように、曲率をも有するいずれの外面も建設し、各箇所の必要とされる応力レベルに従って、前記箇所において適応できるようにした、壁間の可変的な隔たりを可能にするよう、一様に十分多様であるべきである。
英国特許第2023215号明細書 米国特許第3982368号明細書 独国特許第19520082号明細書
本発明は、外面およびその一部を生成するための革新的なモジュールであって、金型に流し込まれるコンクリートの使用だけでなく、据え付け台で打ち込まれる層状または非中空支持物におけるコンクリートの打ち込み、および、コンクリートまたはセメントモルタルの一部のいくつかの代替材料の使用を含む、建造物および工作物双方における建築分野での多様な領域で使用可能である、革新的なモジュールの設計に関する。さらには、様々な従来の構造物における建築物および工作物を建設する分野での外面の生成において前記モジュールを適用するための方法を展開することを目的とする。
本発明の外面生成モジュールの特徴
所与の建築物において使用される本発明の外面生成モジュールは、最先端の発明で新規の特徴を同時にもたらす、前述したいくつかの特徴を有する。繰り返すことによって、本発明の外面生成モジュールは、構造物全体を生成する。
第一に、前記構造物が線形要素で構成される構造設計において通常使用される技術とは対照的に、本発明によって建設されるものは、主に表面的な性質を有する要素から構成される。本発明の外面生成モジュールを使用して建設された外面の表面的な寸法は、それら外面の厚さに関して優れていることは明らかである。
同時に、コンクリートが流し込まれる筐体を構成する型枠の概念は、この場合、据え付け台の両面上でコンクリートまたはモルタルを打ち込むための据え付け台を使用することによって、消滅する。据え付け台は必ずしも除去されるわけではないが、外面にはめ込まれたままである。よって、構造負荷によって生じた圧縮応力の範囲においてのみ、および、引張応力を支持する棒鋼を被覆するように、コンクリートまたはモルタルが位置付けられる、外面建設用の非常に軽量の要素がもたらされる。
本発明の外面生成モジュールによって、あらゆるタイプの構造要素および形状、スラブ、床スラブ、床、ブラケット、ボールト、水保管場所、強化された擁壁、耐力壁、囲い、仕切り、およびブリッジボードといった表面的なもの、ならびに、柱、橋脚、梁、桁といった線形構造要素、また、貯水池用の重力ダムまたはボールト状のダムといった容積測定の構造形状の建設が可能とされる。
本発明の外面生成モジュールは、少なくとも2つのコンクリートまたはモルタル壁を含むが、これらを強化セメントモルタルから作ることもできる。当該壁を、一定の距離で接合具によって結合し、一般に、同じ材料、すなわち、ポリマー材料、金属繊維、木質繊維および炭素繊維の強化樹脂、ガラス繊維強化樹脂、または、建設される建築物体の要件に従った、十分な機械的強度を有する任意の他のタイプの材料から作ることができる。
本発明の外面の生成モジュールの主な革新的特徴は、型枠コンクリート要素の場合のように建築材料の要件を増やすことなく、内方へ壁を分離する外面の中間面に関する慣性運動量を増加させることである。型枠コンクリート要素の場合は、慣性の運動量を増加させるために、外面の厚さを増加せざるを得ないため、より多くの材料消費、手間および時間がかかる。よって、本発明の要素は、資源の使用をかなり抑えて非常に大きい抵抗性を有する構造物を提供する。本発明を適用して建設される構造物は、地震動による歪みに対してさらに大きい抵抗性を有する。この全ての結果として重要な資源が節約され、かなりの応用性と重要な経済的効果をもたらす。
建設手順
非中空据え付け台を使用する時に本発明の外面生成モジュールを使用した任意の建築のための外面を建設するために、以下の方法を適用することができる。
a)建設される外面の寸法および場所に関する支持物の準備。当該支持物は、容易に成型可能で、切断および穿孔される軽材料から構成されるべきである。
b)壁を接合するために使用される接合具の寸法および形状に合わせて、前記支持物に穿孔を施す。穿孔部分は今後の接合具部分と一致し、穿孔部分の奥行きは接合具の長さと一致する。
c)今後の接合具の穿孔からアーマチャーを差し込む。アーマチャーは、壁のアーマチャーと重なり合うためにピンを保持する。
d)今後の壁それぞれの支持物の各面に、アーマチャーを取り付けかつ固定する。
e)接合具のアーマチャーのピンを、壁のアーマチャーで覆い、および壁のアーマチャーと重ねる、または、溶接する。
f)支持物上で全てのアーマチャーが位置付けられかつ重ね合わされ、および、前記支持物が外面の形状に従って正しく位置付けられると、コンクリートまたはモルタルの打ち込みを、穿孔を充填することによって接合具を形成することから始めて、その後、
g)アーマチャーを被覆し、要求される厚さをもたらすように、支持物の面のうちの1つに対してコンクリートまたはモルタルを打ち込み、それによって、壁の1つを形成する。
h)対応するアーマチャーを被覆するように、支持物の他の面上にコンクリートまたはモルタルを打ち込んで、第2の壁を形成する。
外面生成モジュールが3つ壁用である場合、第3の壁が建設される面における接合具のアーマチャーのピンを覆う以外は、前述した動作を繰り返す。次に、第2の支持物が、接合具の突出ピンに対向する穿孔によって既に建設された壁に取り付けられるため、ピンは、第2の支持物が位置付けられると、その穿孔から突き出る。次いで、第2の壁のアーマチャーを位置付ける。接合具の突き出たアーマチャーを第3の壁のアーマチャーで覆いかつそれらに重ね、コンクリートまたはモルタルの打ち込みを、第2の支持物の穿孔を充填することから始めて、次に、第2の支持物で目視される面上で、アーマチャーを被覆し、それによって、第3の壁を形成する。本発明の前記生成モジュールがより多くの壁用である場合、全ての壁が完成するまで、動作を繰り返す。
あるいは、接合具を、前述したように現場ではなく、製作所でプレハブ方式で造ることができる。この場合、これら接合具は、前記要素のベース双方に近い2つまたは4つの平行な穿孔を有する、強化コンクリートもしくはモルタルの円柱または角柱である。建築現場に運ばれると、それらは支持物の穿孔に差し込まれる。支持物の両面に壁のアーマチャーを位置付け、今後の壁のアーマチャーに重ねるつなぎ合わせた棒材を接合具の穿孔から差し込む。接合具に差し込まれたつなぎ合わされた棒材に樹脂を含浸させることによって、それら棒材を、接触外面に沿って接合具の穿孔の前記コンクリートまたはモルタルに付着させるものとする。双方の壁の全てのプレハブ接合具およびアーマチャーが位置付けられると、支持物の1つの面上にコンクリートまたはモルタルを打ち込み、それによって、第1の壁を形成し、その後で、支持物の他の面上にコンクリートまたはモルタルを打ち込むことによって、第2の壁を形成する。
前述したような非中空の代わりに、支持物を、一定の距離で分離し、中を空洞にする、選択された材料からできた2枚の板で構成することもできる。双方の板は、向き合う穿孔と、板の穿孔から反対側の穿孔へと至る円柱または中空角柱とを有する。建設される外面の特定の寸法に合わせて2枚板の支持物が作られると、今後の接合具のアーマチャーを、円柱または中空角柱から差し込む。今後の壁のアーマチャーを、支持物のそれぞれの外側の面に位置付け、接合具のアーマチャーのピンを覆い、それらを双方の壁のアーマチャーに重ね、コンクリートまたはモルタルの鋳造を、円柱または角柱を充填することから始めて、その後、支持物の1つの面、次に他の面に対して、順番にコンクリートまたはモルタルを鋳造する。
壁間の空隙において、送水管または電気配管としての多様なコンジットを設置することができる。また、この空間が垂直方向にある場合、外面を土で充填し、花を植えるのに使用することができる。水平方向の場合、壁間の空隙に砂利を充填して荷重を増加させてもよい。この荷重は、床スラブまたは他のタイプの構造要素において適切であると思われる。本発明のこの生成モジュールによる壁間の隔たりは可変とすることができる。前記壁はどんな曲率も有し得る。コンクリートまたはモルタルは、硬化が始まる前に、必要に応じて、各壁に対する表面仕上げに対応して、削って形を整える、こてで平らにする、または、へこませることができる。
今後の外面の形状に合わせた穿孔なしで第1の支持物を準備することによって、建設される外面に1つも到達できない場合に、本発明に従って外面を構成することもできる。この第1の支持物を、根切りの築堤ともすることができ、その場合、第1の壁のアーマチャーおよび接合部のアーマチャーをこの支持物に位置付けることができる。次に、コンクリートまたはモルタルを打ち込むことで第1の壁を形成後、第2の支持物をこの第1の壁に取り付ける。前記支持物は非中空か2枚板でできている。既に建設された壁に第2の支持物を取り付ける時、接合具のアーマチャーを、穿孔を通してそれら穿孔から突き出るように差し込むように、この第2の支持物の穿孔を配置する。次に、第2の壁のアーマチャーを位置付けて、コンクリートまたはモルタルを鋳造して第2の壁の接合具のアーマチャーのピンを覆いかつ重ね、穿孔を充填し、第2の壁のアーマチャーを被覆し、それによって、第2の壁を仕上げる。
本発明のコンクリートまたはモルタルの第2の壁が損傷しているか劣化しているか、または、使用の変化として、例えば、その耐荷力を増加させることを所望しているかに関わらず、当該壁を取り壊し、新しい壁を建設する代わりに、既存の構造物の強化として、本発明の前記壁の生成モジュールを使用する時、その強化方法は下記のとおりである:
a)初めに、コンクリートまたはモルタルを鋳造するための支持物として建造物が適正に作用するため、安全に作業を行うことができるように構造物にタビングを張る。
b)強化設計に従って、一連の穿孔を強化されるべき全ての外面に施す。
c)接合具のアーマチャーをこれらの穿孔から差し込む。
d)次に、設計されたアーマチャーの各壁に対応するアーマチャーを、強化されるべき外面の各面に固定する。
e)接合具のアーマチャーのピンを、外面の各面において覆い、それらを、各壁に位置付けた対応するアーマチャーに重ねる。
f)コンクリートまたはモルタルの打ち込みを、穿孔を充填することから始めて、それによって接合具を形成し、次に、外面の1つの面に対してコンクリートまたはモルタルを打ち込んで、既存のアーマチャーを被覆することで第1の壁を形成する。
g)次に、外面の第2の壁に対してコンクリートまたはモルタルを打ち込むことで、第2の壁を仕上げる。
あるいは、この強化応用について、接合具を現場でプレハブ方式で造ることができる。この場合、作業方法は同様であるが、接合具のアーマチャーを差し込むことおよびピンを覆うことを、プレハブ接合具と、双方のベースにおいてプレハブ接合具を有する穿孔から接着樹脂を含浸させたつなぎ合わせた棒材とを差し込んで、これらつなぎ合わせた棒材を各壁のアーマチャーに重ねることで代用する。最終的に、コンクリートまたはモルタルを両面に対して打ち込む。
よって、上記接合具の建築物は、前記強化によって形成された二重壁にはめ込まれる。
本発明の生成モジュールの応用
二重または複数のコンクリートまたはモルタル壁用の外面生成モジュールの工業的応用は、主として、建築構造および工作物に焦点を当てている。建築物および工作物において使用されるあらゆるタイプの構造要素、外面および建築の形態を、上記工業的応用によって建設することができる。
本発明の外面生成モジュールは、基礎スラブ、地下壁、負荷壁、閉塞壁、空間を分離する壁、柱、梁、桁、ドロップ鋳造物、および、あらゆるタイプの被覆、ブラケット、ボールト、ドームなどの建築を可能にする。
前述したものの他に、工作物における本発明の外面生成モジュールの応用は、貯水所、土壌閉じ込め壁(soil containment wall)、海上港防壁、アバットメント、スタック、水路橋および陸橋のささら桁、貯水池としての重力ダムまたはボールト状のダム、ならびにトンネルおよび通路の支え壁の建築、ならびに、一般に、任意の建築物またはその一部の形成を含む。
本発明のこの生成モジュールによって、工作物において保持されかつ位置付けられる、製作所でプレハブ方式で造られた強化コンクリート部品の分野の、いずれのタイプの従来の要素も建設することができる。当該要素には、自己支持型パネル、床、柱およびスタック、桁、スラブなどが含まれる。これらの部品は、任意の必要とされる形態または寸法を有することができる。
本要素は、建物においてであろうと、様々な工作物においてであろうと、損傷した構造物の強化システムとしてかなり有用である。
本発明のコンクリートまたはモルタル二重壁の生成モジュールを提示する図である。 本発明の生成モジュールを使用して建設した外面(支持物は省略する)の断片の透視図である。 図2に示された外面の断片に対応する9つの角柱または中空円柱を有する二重板支持物を提示する図である。 図2の外面の断片に対応する支持物における9つの穿孔を有する非中空支持物である、代替のタイプの支持物を示す図である。 図2の外面の断片の概略的平面図である。 非中空支持物も表されている、図5に表された2つの断面の細部を示す図である。 二重板支持物の場合の図6の細部を示す図である。 双方の壁のアーマチャーと9つの接合具のアーマチャーとを含む、図2の外面の断片の全てのアーマチャーの透視図である。 図8のアーマチャーの平面図である。 アーマチャーを有する図5の断面の3つの接合具と、対応するアーマチャーを有する双方の壁とを示す図である。 本発明による、コンクリートまたは強化モルタルのプレハブの接合具による2つの壁の補強を表す図である。 既存の外面の典型的な強化方法を示す図である。
本発明の生成モジュール
実施形態1:生成モジュールの構成要素
図1は、本発明のコンクリートまたはモルタルの2つ壁外面生成モジュールを示す。ここでは、いずれの可能な方向も呈することが可能な要素の向きが示され、また、壁1、前記壁1を接合する接合具2、接合具のアーマチャー7、および、前記壁1の対応するアーマチャー8が示されている。さらに、この生成モジュールにおいて使用される材料としてのコンクリートまたはモルタル9が示されている。垂直のまたは傾斜した外面において、鋳造法を使用して、コンクリートまたはモルタル9を適所に固定する。水平方向のまたは傾きの少ない外面において、鋳込みによって、適所における固定を達成することもできる。
図2は、本発明の生成モジュールによって建設された、前面断片を遠近法によって示すさらなる情報を提供する。当該図は、二重板のもの4または非中空どちらかの支持物を省いたコンクリートまたはモルタル要素9のみを示す(図3および4を参照)。2つの壁1および3つの接合具2は可視であるが、残りの6つの接合具2は上壁によって隠れている。
実施形態2:支持体のタイプ
図3は、図2において示される外面断片に対応する二重板支持物4を示す。二重板支持物4は、9つの角柱または中空円柱3によって分離された2枚の板4を含む。本図では、また、角柱または中空円柱3の9つの上ベースが示されている。6つの中空角柱3および3つの中空円柱の内側部分が可視であり、3つの中空円柱3の外側部分が突起している。
図4は、図2で表された外面断片に対応する別のタイプの支持物を提示する。この場合の支持物は、非中空支持物5である。本図では、非中空支持物5に施された9つの穿孔6が示されており、ここで、それら穿孔のうちの6つは角柱形状であるが、残りの3つは円柱形である。
実施形態3:接合具
本発明のより良い理解のために、図5は、図2の外面断片の概略的平面図を提示する。本図では、いずれの接合具2も切断していない断面AB、および、3つの接合具2を切断した断面CDの2つの断面を提示する。斜線が施された断面ABは、当該断面で切断されたコンクリートまたはモルタル9の領域を示し、この場合、外面断片の2つの壁1のみが切断された。断面CDの斜線部分は、この断面が、2つの壁1および3つの接合具2のコンクリートまたはモルタルを切断していることを示す。
図6は、非中空支持物5を使用する場合の、図5の2つ断面ABおよびCDの細部を提示する、本発明の2つ壁生成モジュールのより詳細な情報を示す。図5の断面ABに対応する第1の細部は、いかにして、前記断面ABが接合具2のコンクリートまたはモルタル9を横断せずに、代わりに壁1にも影響を及ぼす非中空支持物5を完全に横断するかを示す。断面CDに対応する第1の細部は、いかにして、断面CDが接合具2のコンクリートまたはモルタル9を切断するかを示す。
二重壁生成モジュール1の同じ詳細な情報について、図7は、本発明の二重板支持物4を使用する場合の、図5の2つの断面ABおよびCDの細部を示す。第1の細部は、二重板4を示す、接合具2を切断しない断面ABに対応する。第2の細部は、二重板4および中空角柱3を示す、接合具2を切断した断面CDに対応する。
実施形態4:アーマチャー
図8は、図2の外面断片の全てのアーマチャーの透視図を示す。本図では、全ての壁の双方のアーマチャー8、また、9つの接合具2のアーマチャー7両方が示されている。
アーマチャーのさらなる図が、図8の平面図である図9に示されており、上壁1のアーマチャー8と、9つの接合具2のアーマチャー7とを表している。
図10は、図5の断面の3つの接合具2を表している。下の細部は、接合具2のアーマチャー7と、壁1のアーマチャー8を示す。この図の上図面は、前記接合具2によって2つの壁1間の強い結合をもたらすアーマチャー7および8それぞれの割付を示す。当該図はまた、壁1のコンクリートまたはモルタル9材料を示す。
実施形態5:強化コンクリートまたはモルタルのプレハブ接合具
強化コンクリートまたはモルタルのプレハブ接合具10による生成モジュールの壁1の結合が、図11に示される。プレハブ接合具10は、円柱または角柱形状であってよく、この場合、前記図の右手側細部に表されている。当該接合具は、互いに平行である少なくとも2つの穿孔14を有し、それら穿孔は、その接合具の2つのベースそれぞれに近接している。二重板4または非中空支持物5が位置付けられると、プレハブ接合具10のそれぞれは、前記支持物が二重板4からできている場合は中空円柱もしくは角柱3から、または、前記支持物が非中空5である場合は穿孔6から、差し込まれる。次に、2つの壁1のアーマチャー8は、プレハブ接合具10の双方のベースの穿孔14からつなぎ合わせた棒材11を差し込む場所で固定され、結合した棒材11とプレハブ接合具10の対応する穿孔14との間の接触領域において、それぞれの前記結合した棒材11に樹脂12を先に含浸させる。前記樹脂12は、つなぎ合わされた棒材11とプレハブ接合具10との間を確実に付着させる。コンクリートまたはモルタル9はその後、2つ壁4または非中空5のどちらかである支持物の両面において鋳造されることで、本発明の前記生成モジュールを形成する。
実施形態6:既存の外面の強化
本発明の生成モジュールによって既存の外面13を強化する方法を、図12に示す。外面13は、垂直、水平または傾斜した位置にある場合があり、曲率を有する場合もある。必要な場合、以降の動作を安全に行うために最初にタビングを張る。次に、強化設計に従って、外面13に穿孔6aを施した後、接合具2のアーマチャー7を前記穿孔6aから差し込む。強化として今後の2つの壁1のアーマチャー8を外面13の各面に取り付ける。次いで、接合具2のアーマチャー7のピンを、壁1のアーマチャー8に重ねるように覆う。最後に、コンクリートまたはモルタル9の鋳造を、穿孔6aを充填することから始めて、外面13の1つの面上で、その後他の面に対してコンクリートまたはモルタル9の鋳造を継続し、それによって、本発明の生成モジュールによる強化を仕上げる。コンクリートまたはモルタル9が養生し、十分に硬化して必要な抵抗をもたらすと、構造物からタビングを除去する。
生成モジュール利用方法
実施形態7:全般的方法
全般的な建設方法は下記の通りである:建設される構造物の全外面またはその一部の形状および寸法に合わせた、二重板4または非中空5のどちらかである支持物を位置付ける。各壁のアーマチャー8を据え付け台の各面に取り付け、接合具のアーマチャー7を、据え付け台が二重板4の場合は据え付け台の角柱もしくは中空円柱3から、または、据え付け台が非中空の場合は穿孔6から差し込む。接合具の縦のアーマチャーのピンを、各壁1に対応するアーマチャー8に対して覆いかつ重ねる。コンクリートまたはモルタル9を、据え付け台が二重板4の場合は角柱もしくは中空円柱3を、または、据え付け台が非中空の場合は穿孔6を押し固めるように打ち込むことで、接合具2を形成する。据え付け台の1つの面においてコンクリートまたはモルタル9を鋳造後、他の面において鋳造し、各壁1において必要とされる厚さを実現するまで続けられる。使用される本発明の生成モジュールが3つ壁1用である場合は、第3の壁が形成される据え付け台4または5の面における接合具2のアーマチャー7のピンを覆うことを除いて、先に説明した同方法に従う。第2の壁1のコンクリートまたはモルタル9が打ち込まれると、その後、第2の据え付け台を第2の壁1に取り付けて、接合具の覆われていないピンが、第2の据え付け台が二重板4である場合は第2の据え付け台の中空角柱もしくは円柱3を、または、第2の据え付け台が非中空5の場合は穿孔6を通り、その後第3の壁1のアーマチャー8を位置付けるようにする。接合具2のピンを、第3の壁1のアーマチャー8に重ねるように覆い、コンクリートまたはモルタルを、前記据え付け台が二重板4の場合は前記据え付け台の角柱9もしくは中空円柱3に、または、前記据え付け台が非中空の場合は第2の据え付け台5の穿孔6に充填し、その後、前記第2の据え付け台4または5の目視される面においてコンクリートまたはモルタル9を打ち込み、第3の壁1を完成させる。外面の生成モジュールがより多くの壁用である場合、それら壁全てが完成するまでこの方法を繰り返す。コンクリートまたはモルタルをはめ込む前に、任意の壁1の目視される面において一定の平坦性が必要である場合、コンクリートまたはモルタルを削って形を整える、または、こてで平らにすることができる。
実施形態8:外面の面に1つも到達せずに行う方法
外面の面に1つも到達できない場合の建築方法は下記のとおりである:本発明のものではない一般的な据え付け台は、建設される外面の形状および寸法に合わせて穿孔なしで位置付けられる。第1の壁のアーマチャー8および接合具のアーマチャー7を位置付けて、コンクリートまたはモルタル9を鋳造して第1の壁1を形成する。二重板4または非中空5の第2の据え付け台を、第1のケースの場合は角柱もしくは中空円柱3、または、第2のケースの場合は穿孔6で取り付けることで、接合具2の縦のアーマチャー7は、前記中空角柱もしくは円柱、または穿孔を通る。第2の壁のアーマチャーをこの第2の据え付け台に取り付けて、第2の壁のアーマチャー8に対して接合具の縦のアーマチャー7のピンを覆いかつ重ねて、第1のケースの場合は中空角柱もしくは円柱3、または第2のケースの場合は穿孔6にコンクリートまたはモルタル9を充填するため、接合具2が形成される。コンクリートまたはモルタル9の鋳造を据え付け台の目視される面に対して継続することで、第2の壁1が形成される。
実施形態9:根切りの築堤または既存の外面に取り付けられた外面の建築方法
外面を根切りの築堤または既存の外面に取り付ける時の建築方法は下記のとおりである:第1の壁のアーマチャー8および接合具のアーマチャー7を、根切りの築堤または既存の外面に取り付ける。壁のアーマチャー8を被覆するように、コンクリートまたはモルタルを、築堤または既存の外面上で鋳造することで、第1の壁1を完成させる。接合具の縦のアーマチャー7が、据え付け台が二重板4の場合は中空角柱もしくは円柱3を、または、据え付け台が非中空5の場合は穿孔6を通るように、二重板4または非中空5の据え付け台を取り付け、第2の壁のアーマチャー2を位置付けて、第2の壁のアーマチャー8で、接合具の縦のアーマチャー7を覆いかつ重ねる。コンクリートまたはモルタル9を、使用される据え付け台のタイプによって、中空角柱もしくは円柱3、または穿孔6を充填するように打ち込むことで、接合具2を形成する。据え付け台の目視される面上でコンクリートまたはモルタル9の打ち込みを継続し、それによって第2の壁1を完成させる。
実施形態10:プレハブ接合具による方法
この場合、外面を建設する方法は下記のとおりである:二重板4または非中空5の据え付け台を、建設される建造物外面の全てまたは一部の形状および寸法に合わせて位置付ける。各壁のアーマチャー8を据え付け台の各面に取り付けて、プレハブ接合具10を、据え付け台が二重板4の場合は中空角柱もしくは円柱3から、または、据え付け台が非中空5の場合は穿孔6から差し込む。つなぎ合わされた棒材11を、それらの中央領域において樹脂12を含浸させ、双方のベースにおいてプレハブ接合具を有する穿孔14から差し込む。壁1が第2のアーマチャーグリル8を必要とする場合、前記第2のグリル8を据え付け台の各面に位置付ける。各壁1の必要とされる厚さに達するまで、コンクリートまたはモルタル9を、二重板4または非中空5の据え付け台の両面上に打ち込む。
実施形態11:外面を強化する方法
垂直の、水平の、傾斜した、または曲率を有する既存の壁13を強化する方法は下記の通りである:必要な場合、以降の動作が十分安全に行われるように、最初に当該壁にタビングを張る。強化設計に従って、前記外面13に穿孔6aをあけ、接合具のアーマチャー7を前記穿孔6aから差し込む。2つの壁のアーマチャー8を外面13の各面に取り付け、接合具のアーマチャー7のピンを、壁のアーマチャー8に重ねるように覆う。コンクリートまたはモルタル9の打ち込みを、穿孔6aを充填することで接合具2を形成することから始めて、前記外面13の1つの面上で、その後他の面に対してコンクリートまたはモルタル9の鋳造を継続し、それによって、双方の壁1を仕上げる。コンクリートまたはモルタル9が養生し、十分に硬化して必要な抵抗を実現すると、構造物のタビングを除去する。
実施形態12:プレハブ接合具を使用する代替強化方法
垂直の、水平の、または傾斜した、および曲率を有する既存の壁13を強化する方法は下記の通りである:必要な場合、以降の動作が十分安全に行われるように、最初に当該壁にタビングを張る。強化設計に従って、前記外面13に穿孔6aを施す。壁のアーマチャー8を前記外面13の各面に取り付け、プレハブ接合具10を前記穿孔6aから差し込む。つなぎ合わされた棒材11を、それらの中央領域において樹脂12を含浸させ、双方のベースにおいてプレハブ接合具を有する穿孔14から差し込み、このケースの場合、壁1の第2のアーマチャーグリル8を位置付ける。各壁1の所望の厚さに達するまで、コンクリートまたはモルタル9を、強化される外面13の両面上に鋳造する。コンクリートまたはモルタル9が養生し、十分に硬化して必要な抵抗を実現すると、構造物のタビングを除去する。
要約
よって、本発明は、最先端技術としての発明で新規の特徴を提供する。本発明は、いかなる応力を受けようとも、いずれの外面の建築においても使用可能である、あらゆる方向における剛性を有する本発明の生成モジュールを展開する。本発明の生成モジュールは、Perrinのようなプレハブパネルを作るのに使用可能であるだけでなく、それら部品のいずれかを建設するために建築作業時に直接使用可能であるため、最先端技術としてのいずれの先行するものよりもさらに一層汎用性がある。外面は、ボールト、吸盤状または、任意の他のこね土を塗られた外面の場合のように曲率を有する場合があり、この場合は、壁間の隔たりおよびそれら壁の厚さは、必要とされる壁の応力レベルにいずれの箇所においても適応可能であるように可変とすることができる。低熱量の伝導性材料を据え付け台を建設するために選択することができ、それによって、本発明に従って建築された外面上に熱分離の特徴を与えることができる。また、本発明を適用して建設された構造物は、従来のものよりも、地震動によって引き起こされる歪みに対するより一層の抵抗性を有する。

Claims (15)

  1. アーマチャー(7)を有する接合具(2または10)から内方に補強された強化モルタルまたはコンクリート(9)の二重または複数の壁(1)のあらゆるタイプの構造形状の外面を生成するための多目的モジュールであって、前記モジュールは、穿孔(6)、角柱または中空円柱(3)および板(4)を有する非中空鋳造据え付け台(5)を備え、
    各壁(1)において内方に分離された二重グリルアーマチャー(8)と、
    現場で建設された縦および横のアーマチャー(8)または筐体を有するモルタルまたはコンクリート(9)の接合具(2)と、
    矩形または円形部分の強化モルタルまたはコンクリート(9)のプレハブ接合具(10)であって、当該接合具のベース(14)のそれぞれに近接する穿孔を有し、当該穿孔からつなぎ合わされた棒材(11)を壁アーマチャー(8)に差し込む、プレハブ接合具(10)と、
    円周部分または矩形部分を有する管状の金属材料から製造された中空接合具(10)と、
    木製またはポリマー材料からできた非中空接合具(10)と、
    プレハブ接合具(10)または現場で作られた接合具(2)のアーマチャー(7)を差し込むための穿孔(6)を有し、さらに、前記穿孔にモルタルまたはコンクリート(9)を押し固めた、非中空鋳造据え付け台(5)と、
    二重金属板鋳造据え付け台(4)と、を含む、外面を生成するための多目的モジュール。
  2. 前記接合具(2)のアーマチャー(7)および前記壁のアーマチャー(8)は、亜鉛めっき鋼、高力ポリマー繊維の組紐、植物繊維の糸型組紐、または炭素繊維紐からできている、請求項1に記載の外面を生成するための多目的モジュール。
  3. ポリマー材料から製造された前記プレハブ接合具(10)は、炭素繊維もしくはガラス繊維強化樹脂の円形または矩形部分から構成される、請求項1に記載の外面を生成するための多目的モジュール。
  4. 前記非中空据え付け台(5)は、
    前記接合具(2)のアーマチャー(7)を挿入するための前記穿孔(6)、または、
    前記プレハブ接合具(10)と、
    非中空据え付け台(5)の両面に位置付けられ、前記接合具(2)の前記アーマチャー(7)のピン、または自身の中央領域において樹脂(12)を含浸させたつなぎ合わされた棒材(11)を覆い、プレハブ接合具(10)に差し込まれた各壁の前記アーマチャー(8)と、
    前記穿孔(6)を充填し、前記壁(1)の前記アーマチャー(8)およびアーマチャーピン(7)、または前記つなぎ合わされた棒材(11)の鋳造のために打ち込まれたモルタルまたはコンクリート(9)と、で構成される、請求項1に記載の外面を生成するための多目的モジュール。
  5. 前記据え付け台は二重金属板(4)からでき、
    強化モルタルの前記壁アーマチャー(1)を自身で構成する二重金属板鋳造据え付け台(4)と、
    前記接合具を構成する、双方の板(4)自体に溶接される前記金属の角柱または中空円柱(3)と、
    適切な厚さの前記強化モルタルまたはコンクリート(9)を有する外側面上で各金属板(4)を完全に被覆する前記据え付け台の両面上に打ち込まれる強化モルタルまたはコンクリート(9)と、で構成される、請求項1に記載の外面を生成するための多目的モジュール。
  6. アーマチャー(7)を有する、現場で作られるまたはプレハブの接合具(2および10)から内方に補強される、二重または複数の強化モルタルまたはコンクリート(9)壁のあらゆる種類の構造形状の外面を生成するための多目的モジュールを使用する方法であって、
    穿孔(6)を有する非中空据え付け台(5)によって、
    外面の面に1つも到達できない構造上の配置構成で、
    根切りの築堤または既存の外面に取り付けられた外面において、
    溶接された角柱または金属製の中空円柱(3)を有する二重金属板据え付け台(4)によって、
    曲率を有するまたは単一のタビングが張られた平面を有する外面の生成時に、
    前記壁のうちの1つのアーマチャーによって成形される外面において、
    プレハブ接合具によって建設された外面において、
    垂直の、水平の、傾斜した、または曲率を有する既存の外面(13)のアーマチャーとして、
    垂直の、水平の、傾斜した、または曲率を有するタイプの既存の壁(13)をプレハブ接合具(10)によって強化するために、実行される、方法。
  7. 穿孔(6)を有する非中空据え付け台(5)によって、請求項6に記載の外面を生成するための多目的モジュールを使用する方法であって、
    a)建設される外面全体の形状および寸法に合わせた穿孔(6)を有する非中空据え付け台(5)を位置付けるステップと、
    b)前記非中空据え付け台(5)の各面に各壁のアーマチャー(8)を取り付けるステップと、
    c)前記非中空据え付け台(5)の穿孔(6)から接合具(2)のアーマチャー(7)を差し込むステップと、
    d)各壁(1)の対応するアーマチャー(8)に対して、接合具(2)の縦のアーマチャーピン(7)を覆いかつ重ねるステップと、
    e)必要な場合、前記第1の壁(1)の前記第1のアーマチャー(8)から分離した第2のアーマチャーのグリル(8)を位置付けるステップと、
    f)モルタルまたはコンクリート(9)を鋳造し、中空据え付け台(5)の穿孔(6)を押し固めるように、接合具(2)を形成するステップと、
    g)各壁(1)に必要とされる厚さが得られるまで、前記非中空据え付け台(5)の1つの面に対して、その後、他の面に対して、モルタルまたはコンクリート(9)を打ち込むステップと、
    h)モルタルまたはコンクリートをはめ込む(9)前に、任意の目視される壁(1)の面において一定の平坦性が必要である場合、当該モルタルまたはコンクリートを削って形を整える、または、こてで平らにするステップと、
    i)外面が3つの壁を有する場合、前記ステップd)を除く前記ステップ全てに従うものとするステップであって、ここで、接合具の縦のアーマチャーピン(7)は覆われず、第2の壁(1)が建設される前記ステップg)が終了すると、前記接合具のアーマチャー(7)のピンが第2の非中空据え付け台(5)の穿孔を通るように、第2の非中空据え付け台(5)が位置付けられ、次に、第3の壁のアーマチャー(8)が、第3の壁の第2の非中空据え付け台(5)の目視される面に取り付けられ、第3の壁についてステップd、e、f、gおよびhが繰り返されるステップと、で構成される、方法。
  8. 前面の面に1つも到達できない構造形態において、請求項6に記載の外面を生成するための多目的モジュールを使用する方法であって、
    a)建設される外面の形状および寸法に合わせた穿孔または穴を有さない第1の据え付け台を位置付けるステップと、
    b)第1の壁(1)のアーマチャー(8)、および接合具(2)のアーマチャー(7)を位置付けるステップと、
    c)必要な場合、前記第1の壁(1)の前記第1のアーマチャー(8)から分離した第2のアーマチャーのピン(8)を位置付けるステップと、
    d)前記第1の壁(1)を建設するためにコンクリートまたはモルタル(9)を打ち込むステップと、
    e)接合具(2)の縦のアーマチャー(7)が穿孔(6)を通るように、穿孔(6)を有する第2の非中空据え付け台(5)を取り付けるステップと、
    f)第2の壁(1)のアーマチャー(8)を前記第2の非中空据え付け台(7)に取り付けるステップと、
    g)前記第2の壁(1)のアーマチャー(8)に対して、接合具(2)の縦のアーマチャー(7)のピンを覆いかつ重ねるステップと、
    h)必要な場合、前記第1の壁(1)の前記第1のアーマチャー(8)から分離した第2のアーマチャーのグリル(8)を位置付けるステップと、
    i)前記非中空据え付け台(5)の穿孔(6)から鋳造するまたは流し込むコンクリートまたはモルタル(9)を充填する接合具(2)を形成するステップと、
    j)前記第2の壁(8)が完全に形成されるまで、アーマチャー(8)を被覆する前記非中空据え付け台(5)の目視される面上にコンクリートまたはモルタル(9)を打ち込むステップと、で構成される、方法。
  9. 根切りの築堤または既存の外面に取り付けられた、請求項6に記載の外面を生成するための多目的モジュールを使用する方法であって、
    a)第1の壁(1)のアーマチャー(8)および接合具(2)のアーマチャー(7)を、根切りの築堤または既存の外面に取り付けるステップと、
    b)必要な場合、前記第1の壁(1)の前記第1のアーマチャー(8)から分離した第2のアーマチャーのグリル(8)を位置付けるステップと、
    c)前記壁(1)が完成するまで、前記アーマチャー(8)を被覆する築堤または既存の前面に対してコンクリートまたはモルタル(9)を打ち込むステップと、
    d)接合具(2)の縦のアーマチャー(7)が非中空据え付け台(5)の穿孔(6)を通るように、前記非中空据え付け台(5)を取り付けるステップと、
    e)前記第2の壁(1)のアーマチャー(8)を位置付けるステップと、
    f)前記第2の壁(1)の前記アーマチャー(8)で、前記接合具(2)の縦のアーマチャー(7)のピンを覆いかつ重ねるステップと、
    g)必要な場合、前記第1の壁(1)の前記第1のアーマチャー(8)から分離した第2のアーマチャーのグリル(8)を位置付けるステップと、
    h)前記接合具(2)が完全に建設されるまで、前記非中空据え付け台(5)の前記穿孔(6)を充填するようにコンクリートまたはモルタル(9)を打ち込むステップと、
    i)前記非中空据え付け台(5)の目視される面に対して前記コンクリートまたはセメント(9)の鋳造を継続して、前記第2の壁(1)を仕上げるステップと、で構成される、方法。
  10. あらゆるタイプの構造形態に対して、自身のベースで双方の板に溶接される角柱または金属製の中空円柱(3)を有する二重金属板据え付け台(4)によって、請求項6に記載の外面を生成するための多目的モジュールを使用する方法であって、
    a)建設される前面全体の形状および寸法に合わせて、前記板(4)に溶接される角柱または金属製の中空円柱(3)を有する二重金属板据え付け台(4)を位置付けるステップと、
    b)コンクリートまたはモルタル(9)を鋳造し、かつ、角柱または中空円柱(3)を押し固めて、あるいは、角柱または金属製の中空円柱(3)の空洞を残して接合具(2)を形成するステップであって、前記接合具は、前記角柱または金属製の中空円柱(3)から構成されるステップと、
    c)前記二重金属板据え付け台の1つの面においてコンクリートまたはモルタル(9)を打ち込むステップと、
    d)コンクリートまたはモルタル(9)をはめ込む前に、任意の壁(1)の目視される面において一定の平坦性が必要である場合、当該コンクリートまたはモルタルを削って形を整える、または、こてで平らにするステップと、で構成される、方法。
  11. 曲率を有する、または、容易にタビングが張られた平面を有する、請求項6に記載の外面を生成するための多目的モジュールを使用する方法であって、
    a)平らなまたは曲率を有する管材料を、建設される外面の形状に合わせて準備するステップと、
    b)第1の壁のアーマチャー(8)および接合具のアーマチャー(7)を、従来の間仕切りによって、アーマチャー(8)のコンクリートの被覆に対応する距離で、外面に対して高くした管材料外面上に位置付けるステップと、
    c)必要な場合、前記第1の壁(1)の前記第1のアーマチャー(8)から分離した第2のアーマチャーのグリル(8)を位置付けるステップと、
    d)次に、新たな質量がアーマチャー(8)および(7)下を通るのを観察しながら、コンクリートまたはモルタル(9)を打ち込むまたは流し込むことで、第1の壁(1)を形成するステップと、
    e)次に、アーマチャー(7)が、表面化する縦の棒材のピン(7)を有する各接合具の前記穿孔(6)を通るように、穿孔(6)を有する第2の壁(19)の非中空据え付け台(5)を位置付けるステップと、
    f)第2の壁のアーマチャー(8)を位置付けて、接合具のアーマチャーのピン(7)を、第2の壁のアーマチャー(8)に重ねるように覆うステップと、
    g)必要な場合、前記第1の壁(1)の前記第1のアーマチャー(8)から分離した、アーマチャー(8)の第2のグリルを位置付けるステップと、
    h)前記第2の壁(1)が仕上がるまで、非中空据え付け台の第1の穿孔(6)を充填するように、かつ、非中空据え付け台(5)の外面全てにおいて続行されるように、コンクリートまたはモルタル(9)を打ち込むまたは流し込むステップと、で構成される、方法。
  12. 前面形状が壁のうちの1つのアーマチャーによって決定される、請求項6に記載の外面を生成するための多目的モジュールを使用する方法であって、
    a)前記グリルに固着された接合具のアーマチャー(7)と共に、平らなまたは曲率を有する外面の形状に合わせて、第1の壁(1)のアーマチャーのグリル(8)を形成するステップと、
    b)前記第1の壁(1)の前記第1のアーマチャー(8)から分離した第2のアーマチャーのグリル(8)を位置付けるステップと、
    c)接合具のアーマチャー(7)の面と対向する面上に板(4)を固定するステップと、
    d)グリル(8)、および接合具のアーマチャー(7)のピンを被覆するようにコンクリートまたはモルタル(9)を打ち込むことで、第1の壁を形成する(1)ステップと、
    e)非中空据え付け台(5)を、その穿孔(6)を接合具のアーマチャー(7)が通り、かつ、据え付け台(5)に重ねるように、当該穿孔(6)によって固定するステップと、
    f)第2の壁のアーマチャー(8)を位置付けて、接合具のアーマチャーのピン(7)を第2の壁(1)の前記アーマチャー(8)に重ねるように覆うステップと、
    g)必要な場合、前記第1の壁(1)の前記第1のアーマチャー(8)から分離した第2のアーマチャーのグリル(8)を位置付けるステップと、
    h)第1の穿孔(6)を充填し、その後、前記第2の壁(1)のアーマチャー(8)を被覆するように、コンクリートまたはモルタル(9)を再び打ち込むステップと、で構成される、方法。
  13. プレハブ接合具によって実行される、請求項6に記載の外面を生成するための多目的モジュールを使用する方法であって、
    a)建設される外面の形状および寸法に合わせた前記穿孔(6)を有する非中空据え付け台(5)を位置付けるステップと、
    b)前記非中空据え付け台(5)の各面に各壁(1)のアーマチャー(8)を取り付けるステップと、
    c)前記非中空据え付け台(5)の穿孔(6)からプレハブ接合具(10)を差し込むステップと、
    d)前記ベース双方においてプレハブ接合具(10)を有する穿孔(14)から、自身の中央領域で樹脂(12)を含浸させたつなぎ合わせた棒材(11)を差し込むステップと、
    e)必要な場合、非中空据え付け台(5)の各面における前記壁(1)の第2のアーマチャーのグリル(8)であって、前記第1の壁から分離した第2のアーマチャーのグリル(8)双方を位置付けるステップと、
    f)各壁(1)の特定の厚さに達するまで、前記非中空据え付け台(5)の各面に対してコンクリートまたはモルタル(9)を打ち込むステップと、で構成される、方法。
  14. 垂直の、水平の、傾斜した、または曲率を有する既存の壁(13)の強化として、請求項6に記載の外面を生成するための多目的モジュールを使用する方法であって、
    a)以降の動作が十分安全に行われるように、強化される外面(13)を管状にし、かつ、固定するステップと
    b)強化設計に従って強化される外面(13)において穿孔(6a)を施すステップと、
    c)接合具(2)のアーマチャー(7)を、前記強化される外面(13)の前記穿孔(6a)から差し込むステップと、
    d)前記接合具(2)のアーマチャー(7)を、壁(1)のアーマチャー(8)に重ねるように前記外面(13)の各面に取り付けるステップと、
    e)前記接合具(2)のアーマチャー(7)のピンを、壁(1)のアーマチャー(8)に重ねるように覆うステップと、
    f)必要な場合、前記第1の壁(1)の前記第1のアーマチャー(8)から分離した第2のアーマチャーのグリル(8)を位置付けるステップと、
    g)最初に、前記穿孔(6a)を充填するようにコンクリートまたはモルタル(9)を打ち込むことで、前記強化される外面(13)の前記接合具(2)を形成するステップと、
    h)前記外面(13)の1つの面に対して、次に他の面に対して、コンクリートまたはモルタル(9)を鋳造して双方の壁(1)を仕上げるステップと、
    i)コンクリートまたはモルタル(9)が養生し、十分に硬化して必要な抵抗をもたらすと、構造物からタビングを除去するステップと、を含む、方法。
  15. 垂直の、水平の、もしくは傾斜したタイプの、または曲率を有する既存の壁(13)のプレハブ接合具による強化として、請求項6に記載の外面を生成するための多目的モジュールを使用する方法であって、
    a)以降の動作が十分安全に行われるように、前記強化される壁(13)を管状にし、かつ取り付けるステップと、
    b)強化設計に従って、強化される外面(13)に穿孔(6a)を施すステップと、
    c)2つの壁(1)のアーマチャー(8)を前記外面(13)の各面に取り付けるステップと、
    d)プレハブ接合具(10)を前記穿孔(6a)から差し込むステップと、
    e)双方のベースに位置する前記プレハブ接合具(10)の穿孔(14)から、自身の中央領域において樹脂(12)を含浸させたつなぎ合わされた棒材(11)を差し込むステップと、
    f)必要な場合、前記壁(1)の前記第1のアーマチャー(8)から分離した第2のアーマチャーのグリル(8)を位置付けるステップと、
    g)各壁(1)の必要とされる厚さに達するまで、前記強化される外面(13)の両面上にコンクリートまたはモルタル(9)を打ち込むステップと、
    h)コンクリートまたはモルタル(9)が養生し、十分に硬化して必要な抵抗をもたらすと、構造物のタビングを除去するステップと、で構成される、方法。
JP2014548112A 2011-12-20 2011-12-20 建築時の外面の建設モジュールとその使用方法 Pending JP2015504989A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/ES2011/070888 WO2013093128A1 (es) 2011-12-20 2011-12-20 Módulo generador de paramentos y método de empleo en la construcción

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015504989A true JP2015504989A (ja) 2015-02-16

Family

ID=48667780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014548112A Pending JP2015504989A (ja) 2011-12-20 2011-12-20 建築時の外面の建設モジュールとその使用方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20150211230A1 (ja)
EP (1) EP2816166B1 (ja)
JP (1) JP2015504989A (ja)
ES (1) ES2820878T3 (ja)
IL (1) IL233257A0 (ja)
WO (1) WO2013093128A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018076984A1 (zh) * 2016-10-31 2018-05-03 张跃 一种夹空心管的金属板及其用途
CN107460951A (zh) * 2017-09-27 2017-12-12 贵州皆盈科技开发有限公司 一种地下室底板及其施工方法
US11131189B2 (en) * 2018-11-29 2021-09-28 Fci Holdings Delaware, Inc. Underground support
CN113914373A (zh) * 2021-11-24 2022-01-11 中建丝路建设投资有限公司 一种后浇带施工方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2275056A (en) * 1938-12-02 1942-03-03 Alfred N White Building construction
US4104842A (en) * 1977-02-25 1978-08-08 Rockstead Raymond H Building form and reinforcing matrix
US4393636A (en) * 1980-09-24 1983-07-19 Rockstead Raymond H Box beam reinforced concrete structure
US5058345A (en) * 1990-07-17 1991-10-22 Martinez Manuel J Reinforced structural panel and method of making same
JPH05280224A (ja) * 1992-03-17 1993-10-26 Fu Chuan Chang 吸震壁と其の成型方法
US5398470A (en) * 1991-04-23 1995-03-21 Avi Alpenlandische Veredelungs-Industrie Gesellschaft M.B.H. Reinforcement body for a floor slab
JPH0967942A (ja) * 1995-09-01 1997-03-11 Kajima Corp 既存rc構造物の耐震補強工法
JP2000096754A (ja) * 1998-09-22 2000-04-04 Daiwa House Ind Co Ltd 中空スラブの現場構築方法
ES2163938A1 (es) * 1997-02-19 2002-02-01 Rojas Fernandez Figares Manuel Elemento estructural de doble o multiple pared de hormigon armado proyectado.
JP2006132321A (ja) * 2006-02-17 2006-05-25 Penta Ocean Constr Co Ltd 鉄筋拘束具
JP2011168970A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Nara Construction Co Ltd 橋脚耐震補強に関する中間拘束筋の補強構造及び補強方法

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3982368A (en) 1973-09-14 1976-09-28 American Volkscastle International Inc. Wall construction and method to make same
LU77320A1 (ja) * 1976-05-14 1977-08-24
GB2023215A (en) 1978-06-17 1979-12-28 Luddington Enterprises Ltd Walls, floors, roofs
IT1191160B (it) * 1981-03-18 1988-02-24 Silvano Casalatina Dispositivo e metodo per ottenere elementi prefabbricati per la costruzione di case e simili e metodo per assemblare tra loro detti elementi
US4505019A (en) * 1983-03-02 1985-03-19 Deinzer Dietrich F Method of forming construction panel
US4934121A (en) * 1989-01-12 1990-06-19 Superior Walls Of America, Ltd. Integrated reinforced concrete wall structure
US4936540A (en) * 1989-02-13 1990-06-26 Boeshart Patrick E Tie for concrete forms
BE1007068A5 (nl) * 1992-09-04 1995-03-07 Cc & F Ag Bouwpaneel.
US5459971A (en) * 1994-03-04 1995-10-24 Sparkman; Alan Connecting member for concrete form
DE19520082A1 (de) * 1995-06-01 1996-12-05 Norbert Bittscheidt Verlorene Schalung
US5611183A (en) * 1995-06-07 1997-03-18 Kim; Chin T. Wall form structure and methods for their manufacture
AUPP096797A0 (en) * 1997-12-18 1998-01-15 Bilowol, Peter A frame unit, system and method for use in constructing a structure
US6101779A (en) * 1998-05-20 2000-08-15 Space Master Building Systems, Llc Construction unit for a modular building
US6898908B2 (en) * 2002-03-06 2005-05-31 Oldcastle Precast, Inc. Insulative concrete building panel with carbon fiber and steel reinforcement
UA82128C2 (uk) * 2003-11-03 2008-03-11 Полифайненс Коффор Холдинг С.А. Високоміцна опалубка для бетонування стін
US20040226259A1 (en) * 2004-07-15 2004-11-18 Thermoformed Block Corp. System for the placement of modular fill material forming co-joined assemblies
US8037652B2 (en) * 2006-06-14 2011-10-18 Encon Environmental Construction Solutions Inc. Insulated concrete form
US7678219B2 (en) * 2006-08-07 2010-03-16 Centria Method for making segmented composite panel with false joints
US7828497B2 (en) * 2007-09-18 2010-11-09 Franklin Dale Boxberger Construction and design method
US20090151282A1 (en) * 2007-12-13 2009-06-18 Loayza Miguel E Starlum system for construction of houses and buildings for one or several stories
CA2730526A1 (en) * 2008-07-11 2010-01-14 Saulro Inc. Panel interlocking system
US8555583B2 (en) * 2010-04-02 2013-10-15 Romeo Ilarian Ciuperca Reinforced insulated concrete form
CA2801287C (en) * 2010-06-08 2018-03-20 Arlan E. Collins Lift-slab construction system and method for constructing multi-story buildings using pre-manufactured structures
US8863445B2 (en) * 2010-08-24 2014-10-21 Empire Technology Development Llc Reinforced concrete dense column structure systems
US8555584B2 (en) * 2011-09-28 2013-10-15 Romeo Ilarian Ciuperca Precast concrete structures, precast tilt-up concrete structures and methods of making same

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2275056A (en) * 1938-12-02 1942-03-03 Alfred N White Building construction
US4104842A (en) * 1977-02-25 1978-08-08 Rockstead Raymond H Building form and reinforcing matrix
US4393636A (en) * 1980-09-24 1983-07-19 Rockstead Raymond H Box beam reinforced concrete structure
US5058345A (en) * 1990-07-17 1991-10-22 Martinez Manuel J Reinforced structural panel and method of making same
US5398470A (en) * 1991-04-23 1995-03-21 Avi Alpenlandische Veredelungs-Industrie Gesellschaft M.B.H. Reinforcement body for a floor slab
JPH05280224A (ja) * 1992-03-17 1993-10-26 Fu Chuan Chang 吸震壁と其の成型方法
JPH0967942A (ja) * 1995-09-01 1997-03-11 Kajima Corp 既存rc構造物の耐震補強工法
ES2163938A1 (es) * 1997-02-19 2002-02-01 Rojas Fernandez Figares Manuel Elemento estructural de doble o multiple pared de hormigon armado proyectado.
JP2000096754A (ja) * 1998-09-22 2000-04-04 Daiwa House Ind Co Ltd 中空スラブの現場構築方法
JP2006132321A (ja) * 2006-02-17 2006-05-25 Penta Ocean Constr Co Ltd 鉄筋拘束具
JP2011168970A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Nara Construction Co Ltd 橋脚耐震補強に関する中間拘束筋の補強構造及び補強方法

Also Published As

Publication number Publication date
ES2820878T3 (es) 2021-04-22
US20150211230A1 (en) 2015-07-30
IL233257A0 (en) 2014-08-31
EP2816166B1 (en) 2020-04-22
WO2013093128A1 (es) 2013-06-27
EP2816166A4 (en) 2016-01-20
EP2816166A1 (en) 2014-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9388561B2 (en) Modular construction mold apparatus and method for constructing concrete buildings and structures
GB2060026A (en) Building blocks
CN103410317A (zh) 采用墙体预制构件现场拼装并浇筑的整体墙体施工方法
WO2012096639A1 (en) Modular construction mold apparatus and method for constructing concrete buildings and structures
CN106193292A (zh) 一种钢框架‑装配整体式钢筋混凝土剪力墙结构体系
CN110172924B (zh) 整体式液压箱梁模板施工方法
CN108166620A (zh) 一种装配式混凝土梁-柱、柱-柱连接节点
JP2015504989A (ja) 建築時の外面の建設モジュールとその使用方法
CN108005304B (zh) 一种装配式预应力混凝土框架体系及其施工方法
KR20060127632A (ko) 멀티리브형 프리캐스트 콘크리트 패널을 이용한 슬래브구조체
CN114108917B (zh) 一种可调节高度的装配式叠合楼板施工工法
US7665710B2 (en) Contoured concrete form
KR100712354B1 (ko) 지하주차장의 피씨 복합화 공법 및 그에 사용되는 장스팬피씨 보의 피씨 기둥-보 접합부 구조
CN211143393U (zh) 一种用于制备装配式混凝土灌芯墙体的框架及装配式混凝土灌芯墙体
CN108265823A (zh) 装配式钢管混凝土柱-独立基础-混凝土圈梁l形连接节点
CN110528734A (zh) 一种钢-混凝土组合短肢剪力墙
CN214364434U (zh) 一种适用于框架结构预制墙板的装配式构造柱
CN114635503A (zh) 一种与混凝土框架柱柔性连接的清水混凝土墙及施工方法
CN211714180U (zh) 一种装配式混凝土框架结构
CN114274306A (zh) 一种预制钢结构外墙挂板生产工艺
KR101895803B1 (ko) 주택 시공방법
KR100626326B1 (ko) 콘크리트 구조물
CN207525962U (zh) 侧悬钢筋带抗剪键混凝土叠合楼板结构
KR100456192B1 (ko) 외력을 받는 프리캐스트 콘크리트 외벽 시스템
CN111255133B (zh) 装配式叠合楼板及其套合结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150826

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151006

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20151209

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160406

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160406

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161004