JP2015500764A - ウインドスクリーンワイパ装置 - Google Patents

Abstract

車両のウインドシールドをクリーニングするためのウインドスクリーンワイパ装置を提供する。ウインドスクリーンワイパ装置は、長手方向に延在するワイパストリップと、ワイパストリップを動作可能に支持および付勢して予め定められた構成にするためにワイパストリップと係合する少なくとも１つのキャリア要素とを含む。基部は、少なくとも１つのキャリア要素に取外し不可能に結合されており、基部の中を通って延びる開口部を有する。当該開口部により、基部を通って少なくとも１つのキャリア要素に到達することができる。接続装置は、ワイパアームの取付けのために、基部の開口部を通じて少なくとも１つのキャリア要素に直接、取外し可能に固定される。

Description

関連出願の相互参照
本願は、２０１１年１２月１４日に出願され、全体の内容が引用によりこの明細書中に援用される出願連続番号第６１／５７０，５５９号の利益を主張する。

発明の背景
１．発明の分野
本発明は、ウインドスクリーンワイパ装置またはワイパブレードに関し、より正確には、アフターサービス製品のワイパブレードアセンブリを異なる種類のワイパアームに取付けるためのコネクタアセンブリに関する。

２．関連技術
典型的なアフターサービス製品のワイパブレードは、ある一種のワイパアームにしか取付けることができないコネクタアセンブリを備えた使い捨て商品として販売されている。しかしながら、店舗において、顧客がどのタイプのワイパアームが自分の車両に搭載されているかを常に把握していない可能性があり、顧客は、間違って不適切なワイパブレードを購入してしまうことが多い。これを消費者にとってより容易に解決できるようにするために、アフターサービス製品のワイパブレードのいくつかの製造業者は、単一のワイパブレードアセンブリを実質的に如何なるタイプのワイパアームにも取付けることができるように再構成可能なコネクタアセンブリを備えたワイパブレードを販売し始めた。

本発明は、さまざまなタイプのワイパアームへの取付けのために速やかにかつ容易に構成され得る改善されたウインドスクリーンワイパ装置またはワイパブレードアセンブリである。ワイパブレードアセンブリは、長手方向に延在するワイパストリップと、ワイパストリップを動作可能に支持しかつ付勢して予め定められた構成にするためにワイパストリップと係合する少なくとも１つのキャリア要素とを備える。基部は、少なくとも１つのキャリア要素に取外し不可能に結合されており、その内部を通って延びる開口部を有し、これにより、基部内を通って少なくとも１つのキャリア要素に到達できるようにする。接続装置は、ワイパアームの取付けのために、基部の開口部を通じて少なくとも１つのキャリア要素に直接、取外し可能に固定される。ワイパブレードアセンブリは、さまざまなタイプのワイパアームに取付けられるよう設計されたさまざまなタイプのコネクタ本体およびアダプタを含む。したがって、顧客は、どのタイプのワイパアームが彼または彼女の車両に搭載されているかを把握しないままワイパブレードアセンブリを購入してもよい。顧客がワイパブレードアセンブリを設置する準備ができると、彼または彼女は、特別な工具または機器を必要とすることなく、簡単に、適切な接続装置をワイパブレードに取付ける。顧客が間違って不適切なコネクタ本体およびアダプタを取付けた場合、彼または彼女は、速やかにこれら構成要素を取外し、同様に特別な工具または機器を必要とすることなく適切なコネクタ本体およびアダプタを取付けることができる。

本発明の別の局面に従うと、接続装置は、１対の保持要素を備えたコネクタ本体を含む。当該１対の保持要素は、コネクタ本体の一部がともに挟まれると、外側にそれて、少なくとも１つのキャリア要素への設置／少なくとも１つのキャリア要素からの取外しを容易にする。接続装置はまた、少なくとも１つのキャリア要素と係合する保持要素をロックするストッパを含む。こうして、ストッパは、コネクタ本体が、少なくとも１つのキャリア要素から偶発的に外れるのを防ぐ。顧客が少なくとも１つのキャリア要素に異なる接続装置を取付けることを所望する場合、彼または彼女はストッパを取外すことによってこれを行ってもよい。

本発明のさらに別の局面に従うと、コネクタ本体は、基部または他の中間構造ではなく、ワイパブレードアセンブリのキャリア要素だけを係合する。このため、接続アセンブリは、他の公知のコネクタアセンブリと比べて、非常に薄型である。これにより、ドライバが車両前方の道路を見る能力が向上する。

本発明のさらに別の局面に従うと、コネクタ本体または基部のいずれか一方は舌状部を呈し、他方はスロットを呈する。コネクタ本体の一方の端部は、舌状部をスロット内へと摺動させることによってコネクタアセンブリに取付けられ、コネクタ本体の他方の端部は、ワイパブレードの屈側部に直接取付けられている。すなわち、コネクタ本体は、基部および少なくとも１つのキャリア要素の両方に直接固定されている。

図面の簡単な説明
本発明のこれらおよび他の特徴および利点は、添付の図面に関連付けて考慮した場合、以下の詳細な説明を参照することによって一層よく理解されるので、容易に認識されるだろう。

具体的な一実施形態に従って構成されたワイパブレードアセンブリを示す図である。 １対のキャリア要素で固定された第１の接続装置を示す部分斜視図である。 １対のキャリア要素で固定された第２の接続装置を示す部分斜視図である。 １対のキャリア要素に結合された基部を示す部分斜視図である。 基部の正面斜視図である。 第１の接続装置のコネクタ本体の正面斜視図である。 例示的なコネクタ本体の上部正面図である。 １対のキャリア要素と係合する例示的なコネクタ本体を示す部分斜視図である。 第１の接続装置のアダプタを示す正面斜視図である。 第２の接続部分の１対のキャリア要素およびコネクタ本体を示す部分図である。 １対のキャリア要素およびストッパ部分で固定された第２の接続部分の第２のコネクタ本体を示す部分図である。 １対のキャリア要素およびアダプタで固定された第２のコネクタ本体を示す部分図である。 ワイパブレードアセンブリの第２の例示的な実施形態のキャリア要素およびコネクタ本体を示す斜視図である。 ワイパブレードアセンブリの第２の例示的な実施形態のキャリア要素に固定された接続装置を示す部分斜視図である。

実現可能な実施形態の説明
同様の数字がいくつかの図全体にわたって対応する部分を示している図を参照すると、ウインドスクリーンワイパ装置またはワイパブレードアセンブリ２０が図１に概略的に示される。ワイパブレードアセンブリ２０は、車両のウインドシールド（図示せず）を封止するため、かつ、雨、雪、氷または他の風雨を吹き飛ばすための、ゴムなどの可撓性のある材料からなり長手方向に延在するワイパストリップ２２を含む。例示的なワイパストリップ２２は１対の対向する溝を含む。１対の対向する溝は、ワイパストリップ２２の長さ全体にわたり、ワイパストリップ２２の両端を超えて横方向に延在する。（屈側部としても知られる）キャリア要素２４は、溝に配置され、ワイパストリップ２２と係合して、ワイパストリップ２２を付勢して予め定められた構成にする。具体的には、キャリア要素２４は自己付勢して、予め湾曲した形状となり、ワイパストリップ２２を付勢して予め湾曲した構成にし、これにより、ワイパストリップ２２の全長が湾曲したウインドシールドを封止することを可能にする。１対のスポイラ要素２８はキャリア要素２４と係合し、長手方向に延在しており、これにより、車両が高速で走行しているときにダウンフォースを生じさせて、ワイパストリップ２２とウインドシールドとの間の封止を向上させる。エンドキャップ３０は、キャリア要素２４の両端に固定されて、キャリア要素２４同士を相互に接続する。基部３２は、スポイラ要素２８間においてキャリア要素２４のほぼ中間点に固定される。基部３２は開口部を有しており、ここからキャリア要素２４に到達できるようになっている。

例示的なワイパブレードアセンブリ２０は、さまざまな型または形式の振動型ワイパアームを取付けられるように構成された２つの接続装置３４および３５を含む。具体的には、第１の接続装置３４は、フックおよびピン式のワイパアーム（図示せず）に取付けられるように構成され、第２の接続装置３５は、バヨネットまたはトップロック式のワイパアーム（図示せず）に取付けられるように構成される。接続装置３４はまた、特別な工具または高価な機器を用いることなく、速やかかつ容易にキャリア要素２４に固定されるかまたはキャリア要素２４から取外されるように構成される。たとえば、図２は、キャリア要素２４に固定された第１の接続装置３４を示す。図３は、キャリア要素２４に固定された第２の接続装置３５を示す。如何なる所望のタイプのワイパアームとも接合させるために、ワイパブレードアセンブリ２０が所望の任意の数の接続装置３４および３５を含み得ることが認識されるはずである。人は、どちらの接続装置３４、３５が、キャリア要素２４に対する彼または彼女の車両の振動型ワイパアームの取付け用に構成されているかを速やかに確認し得る。仮に間違って不適切なコネクタ装置をキャリア要素２４に固定した場合、彼または彼女はそれを容易に取外し、適切な接続装置３４をその位置に固定し得る。

ここで図４を参照すると、キャリア要素２４は外側に面する切欠き３６を有し、基部３２はキャリア要素２４上に位置決めされており、この切欠き３６は開口部を介して視認可能である。この開口部は概して矩形であるが、所望の如何なる閉鎖型または非閉鎖型の形状を有していてもよい。図５に図示のとおり、基部３２は、キャリア要素２４に係合させるために、その４つの角部に概してＬ字型の４つの脚部３８が配置されている。基部３２をキャリア要素２４の一方の端部から図４に示される位置にまで摺動させる。適所に配置されると、基部３２は、たとえば熱かしめによって、取外し不可能にキャリア要素２４に固定される。しかしながら、基部３２が、代替的には、クリンピング、溶接、接着剤、留め具などによってキャリア要素２４に取外し不可能に固定され得ることが認識されるはずである。基部３２の両側部には１対のくぼみ３９がある。これらくぼみ３９においては、キャリア要素２４と基部３２との間に小さな隙間が存在する。

再び図２を参照すると、第１の例示的な接続装置３４はコネクタ本体４０およびアダプタ４２を含む。コネクタ本体４０は、図６に概略的に示されており、１対の前側壁４４、１対の前部保持要素４６、１対の後側壁４８、および１対の後部保持要素５０を含み、これらはすべて、底部分を通じて互いに一体的に接続されている。後側壁４８は、スロットによって前側壁４４から間隔を空けて配置されている。これにより、前側壁４４に影響を及ぼすことなく、後側壁４８をともに挟むことが可能となる。後側壁４８をともに挟むことにより後部保持要素５０も外側にそらされる。ここで図７を参照すると、円筒形部分５４は前側壁４４間に延在する。ここで図８を参照すると、前部保持要素４６は、キャリア要素２４における切欠き３６のうちの１つを通じて挿入されるような形状および大きさにされる。

キャリア要素２４にコネクタ本体４０を取付けるプロセスは非常に単純であって、如何なる特別な工具または他の機器なしで行われてもよい。まず、人がキャリア要素２４の切欠き３６に前部保持要素４６を挿入する。次いで、前部保持要素４６が基部３２の脚部３８に当接するまで、すなわち、コネクタ本体４０が適切な位置にあることを基部３２が物理的に示すまで、人はコネクタ本体４０を順方向に摺動させる。次いで、人は、後側壁４８同士をともに挟んで後部保持要素５０を外側にそらし、そして、後部保持要素５０が、基部３２のくぼみ３９とキャリア要素２４との間の隙間を通って摺動するまでコネクタ本体４０を下方に回動させる。次いで、後側壁４８を解放する。これにより、図８に最もよく示されるように、後部保持要素５０が内側に嵌まり込み、キャリア要素２４の底部に直接係合する。コネクタ本体４０がキャリア要素２４に直接固定されるので、当該コネクタ本体４０は、他の公知の取外し可能なコネクタ本体４０よりも薄型に形成される可能性がある。これにより、車両の内部からコネクタ本体４０が見えにくくなり、これにより、ドライバが道路をより視認しやすくなる。

コネクタ本体４０がキャリア要素２４に適切に固定されると、ユーザはコネクタ本体４０にアダプタ４２を取付けてもよい。図９に図示のとおり、例示的なアダプタ４２は垂直に延在する１対のアダプタ壁５６および半円形の開口部５８を含む。アダプタ４２をコネクタ本体４０で固定するために、ユーザは、単に半円形の開口部５８を円筒形部分５４上に嵌め込むだけである。この接続により、アダプタ４２がコネクタ本体４０の円筒形部分５４を中心に回動することが可能となり、これにより、ワイパブレードアセンブリ２０をフック式のワイパアームと相対的に回動させることが可能となる。

図２を再び参照すると、アダプタ壁５６同士の間の距離は、コネクタ本体４０の前側壁４４の内面と後側壁４８の内面との間の距離よりもわずかに短く、アダプタ４２は、コネクタ本体４０に適切に取付けられると、コネクタ本体４０の後側壁４８間において長手方向に延在する。このため、アダプタ４２は、コネクタ本体４０に設置されると、コネクタ本体４０の後側壁４８の移動を制限するためのストッパとして機能し、これにより、後部保持要素５０が外側に曲がるのを防ぐ。この構成は、コネクタ本体４０がキャリア要素２４から偶発的に外れるのを防ぐ安全機能である。

キャリア要素２４からコネクタ本体４０を取外すために、ユーザは、単にコネクタ本体４０からアダプタ４２を取外し、後側壁４８をともに挟み、後部保持要素５０がキャリア要素２４を離すまでコネクタを上方へ回動させ、そして、前部保持要素４６が切欠き３６を通ってキャリア要素２４から離れるまでコネクタ本体４０を後方に摺動させる。上述の設置プロセスと同様に、キャリア要素２４からコネクタ本体４０を取外すのに特別な工具または他の機器は必要とされない。

第２の接続装置３５のコネクタ本体４１を図１０に示す。上述の第１の例示的なコネクタ本体４０と同様に、第２の例示的なコネクタ本体４１は、前部保持要素４７、後部保持要素５１、前側壁４５および後側壁４９を含む。切欠きの設けられたキャリア要素２４にコネクタ本体４１を取付けた後、第１の例示的なコネクタ本体４０に関して上述と同じプロセスが行われる。図３に図示のとおり、第２の接続装置３５のアダプタ４３は、コネクタ本体４１の後側壁４９の内側ではなく外側に配置される。したがって、図１２に図示のとおり、第２の接続装置３５は、後部保持要素５０がキャリア要素２４から偶発的に外れるのを防ぐための付加的なストッパ部分６４を含む。ストッパ部分６４は２つの円筒形のロッド６５を含む。これら２つの円筒形のロッド６５は、コネクタ本体４１の後側壁４９にある対応する溝に嵌まり込んで係合するために外側に延在している。人がキャリア要素２４からコネクタ本体４１を取外すことを所望する場合、彼または彼女はまずコネクタ本体４１からストッパ部分６４を取外さなければならない。

ここで図１４を参照すると、ワイパブレードアセンブリの第２の例示的な実施形態の接続装置１３４が概略的に示されており、１００の倍数を掛けた同様の参照番号を用いて第１の例示的な実施形態と同様の特徴を示している。第２の例示的な実施形態の接続装置１３４は、コネクタ本体１４０が、キャリア要素１２４および基部１３２の両方に直接、取外し可能に固定される点で、第１の例示的な実施形態とは区別される。

基部１３２は、ワイパブレードアセンブリ２０の第１の例示的な実施形態の基部３２と同様に構成されるが、コネクタ本体１４０の前部から延在する舌状部１６６を収容するよう形作られたスロット１５２も含む。コネクタ本体１４０は、舌状部１６６があること、および前部保持要素１４６が設けられていないことで、第１の例示的な実施形態の第１の例示的なコネクタ本体１４０とは区別される。

ワイパブレードアセンブリの第２の実施形態に従った接続装置１３４のコネクタ本体１４０はまた、非常に速やかに、如何なる工具も用いずにキャリア要素１２４に取付けられてもよい。まず、コネクタ本体１４０の舌状部１６６を基部１３２のスロット１５２上にまで摺動させる。次いで、コネクタ本体１４０の後側壁１４８をともに挟んで、後部保持要素１５０を外側に曲げ、そして、コネクタ本体１４０を下方に回動させることにより、後部保持要素１５０が、基部１３２のくぼみ１３９とキャリア要素１２４との間の隙間に挿入されることとなる。次いで、後側壁１４８が解放されると、後部保持要素１５０が内側に嵌まり込み、キャリア要素１２４の底部に係合することとなる。

コネクタ本体１４０をキャリア要素１２４から取外すために、人は、単に、コネクタ本体１４０の後側壁１４８を挟んで、後部保持要素１５０を外側にそらしてキャリア要素１２４から外すだけである。次いで、ユーザは、後部保持要素１５０がキャリア要素１２４を離すまで、コネクタ本体１４０を上方に回動させる。最後に、ユーザは、コネクタ本体１４０を後方へ摺動させて、舌状部１６６をスロット１５２から外す。設置プロセスと同様に、キャリア要素１２４からコネクタ本体１４０を取外すのに、特別な工具または他の機器は必要とされない。

本発明の別の局面は、ウインドスクリーンワイパ装置の製造方法に関する。当該方法は、ワイパストリップ２２と、当該ワイパストリップ２２を付勢して予め定められた構成にするために当該ワイパストリップ２２と係合する少なくとも１つのキャリア要素２４とを準備するステップを含む。好ましくは、２つのキャリア要素２４はワイパストリップ２２と係合する。当該方法は、これに続いて、開口部を有する基部３２をキャリア要素２４と係合させる。当該方法は、次いで、基部３２における開口部を通じて接続装置３４をキャリア要素２４と直接係合させるステップに進む。

当該方法の具体的な一実施形態においては、接続装置３４は、１対の前部保持要素４６および１対の後側壁４８を備えたコネクタ本体４０を含み、キャリア要素２４は各々、切欠き３６を有する。この実施形態においては、接続装置３４をキャリア要素２４と直接係合させるステップは、キャリア要素２４の切欠き３６を通じて１対の前部保持要素４６を挿入するステップと、コネクタ本体４０を長手方向に摺動させて、前部保持要素４６をキャリア要素２４と係合させるステップとを含む。係合させるステップはまた、後側壁４８を内側に挟んで後部保持要素５０を外側にそらし、コネクタ本体４０を下方に揺り動かし、後部保持要素５０を内側にそらして、キャリア要素２４の両側部のまわりに係合させるステップを含む。

当該方法の別の例示的な実施形態は、接続装置３４を基部３２と係合させるステップをさらに含む。これは、たとえば舌状部６６とスロット５２とを接続することによってなされてもよい。

明らかに、本発明の多くの変更例および変形例が上述の教示に照らして実現可能であり、添付の特許請求の範囲内で具体的に記載される以外の態様でも実施され得る。

Claims (15)

1. 車両のウインドシールドをクリーニングするためのウインドスクリーンワイパ装置であって、
   長手方向に延在するワイパストリップと、
   少なくとも１つのキャリア要素とを含み、前記少なくとも１つのキャリア要素は、前記ワイパストリップを動作可能に支持および付勢して予め定められた構成にするために前記ワイパストリップと係合し、前記ウインドスクリーンワイパ装置はさらに、
   前記少なくとも１つのキャリア要素に取外し不可能に結合された基部を含み、前記基部は、前記基部を通って前記少なくとも１つのキャリア要素に到達できるようにするために、前記基部内を通って延びる開口部を有し、前記ウインドスクリーンワイパ装置はさらに、
   ワイパアームの取付けのために、前記基部の前記開口部を通じて前記少なくとも１つのキャリア要素に直接、取外し可能に固定された接続装置を含む、ウインドスクリーンワイパ装置。
2. 前記接続装置は、コネクタ本体と、前記アダプタ本体に回動可能に結合されたアダプタとを含む、請求項１に記載のウインドスクリーンワイパ装置。
3. 前記コネクタ本体は、前記基部および前記少なくとも１つのキャリア要素の両方に直接結合される、請求項２に記載のウインドスクリーンワイパ装置。
4. 前記少なくとも１つのキャリア要素は１対のキャリア要素であり、各々のキャリア要素は少なくとも１つの切欠きを含み、前記接続体は、前記切欠きを介して選択的に前記キャリア要素と係合されかつ前記キャリア要素から離されるように構成された１対の保持要素を含む、請求項２に記載のウインドスクリーンワイパ装置。
5. 前記コネクタ本体は、選択的に前記少なくとも１つのキャリア要素と係合しかつ前記少なくとも１つのキャリア要素から離れるよう回動可能な１対の保持要素を含む、請求項２に記載のウインドスクリーンワイパ装置。
6. 前記接続体は１対の後部壁を含み、前記１対の後部壁は、前記保持要素と一体的に接続され、前記保持要素から上方に延在し、
   前記後部壁をともに挟むことにより、前記保持要素を外側に回動させる、請求項５に記載のウインドスクリーンワイパ装置。
7. 前記保持要素の回動を制限するために、前記後部壁間において前記コネクタ本体と係合されるストッパをさらに含む、請求項５に記載のウインドスクリーンワイパ装置。
8. 前記コネクタ本体および前記基部のうちの一方は舌状部を含み、他方は、前記コネクタ本体を前記基部と相互に接続するために前記舌状部を収容するよう形作られたスロットを含む、請求項２に記載のウインドスクリーンワイパ装置。
9. ウインドスクリーンワイパ装置を製造する方法であって、
   ワイパストリップと、前記ワイパストリップを付勢して予め定められた構成にするために前記ワイパストリップと係合する少なくとも１つのキャリア要素とを準備するステップと、
   開口部を有する基部を前記少なくとも１つのキャリア要素と係合させるステップと、
   基部における開口部を通じて接続装置を少なくとも１つのキャリア要素と直接係合させるステップとを含む、方法。
10. 接続装置は、１対の前部保持要素を備えたコネクタ本体を含み、前記少なくとも１つのキャリア要素は１対のキャリア要素であり、各々のキャリア要素は切欠きを有し、接続装置をキャリア要素と係合させる前記ステップはさらに、キャリア要素の切欠きを通じて１対の前部保持要素を挿入し、コネクタ本体を長手方向に摺動させて、前部保持要素をキャリア要素と係合させるステップとして規定される、請求項８に記載の方法。
11. コネクタ本体はさらに、１対の後部保持要素を含み、接続装置をキャリア要素と係合させるステップはさらに、後部保持要素を外側にそらし、接続体を下方に揺り動かし、後部保持要素を内側にそらし返して、少なくとも１つのキャリア要素の両側部のまわりに係合させるステップを含む、請求項１０に記載の方法。
12. コネクタ本体は、後部保持要素と一体的に接続される１対の後部壁を含み、後部保持要素を外側にそらすステップはさらに、後部壁をともに挟んで後部保持要素を外側にそらすステップとして規定される、請求項１１に記載の方法。
13. 少なくとも１つのキャリア要素から接続装置を離すステップをさらに含む、請求項９に記載の方法。
14. 接続装置を基部と係合させるステップをさらに含む、請求項９に記載の方法。
15. 接続装置は、舌状部とスロットとの接続によって基部に固定される、請求項１４に記載の方法。

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