JP2015500517A - 光モジュール - Google Patents

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Abstract

光モジュールは、光ファイバとの間で光の伝送が行われる受発光面を有するファイバ光トランシーバと、前記ファイバ光トランシーバを保持する保持部と、前記受発光面に臨む第1の開口および前記光ファイバが挿入される第2の開口を有する円筒部と、を有するハウジングと、を備える。前記円筒部は、前記円筒部の第1の開口を形成する第1の環状部と、前記第1の環状部の内径よりも内径が大きい第2の環状部と、内径の異なる前記第1の環状部と前記第2の環状部の縁を連設する第1の連設部と、を有する。光モジュールは、フェルール無しプラスチック光ファイバおよびフェルール付きガラス光ファイバまたは小外径プラスチック光ファイバを有する光コネクタプラグを収容する。

Description

本発明は、光ファイバに取り付けられたプラグが接続されて光通信を可能とする光モジュールに関する。
光接続の一部を構成するレセプタクルタイプの光モジュールは、機器に内蔵された回路基板に対して実装されるように構成されたものがある。この光モジュールは、回路基板に固定するための固定部を有するハウジングと、発光素子または受光素子を有するファイバ光トランシーバ(FOT:Fiber Optic Transceiver)とを備えている(例えば、特許文献1参照)。
日本国特開2011−59183号公報
ところで、光ファイバには、規格が異なる形状のものがあるが、ある規格に則った光ファイバを、別の規格に則った光ファイバ専用の光モジュールに接続することはできないため、ある規格に則った光ファイバにはその光ファイバ専用の光モジュールを用意する必要がある。例えば、ある規格に則ったプラスチック光ファイバにはそのフェルール無しプラスチック光ファイバの形状に即した光モジュールを、フェルール付きのガラス光ファイバあるいは小外径(OD)プラスチック光ファイバにはそのガラス光ファイバあるいは小外径プラスチック光ファイバに組付けられるフェルールの形状に即した光モジュールを、それぞれ用意する必要があり、光モジュールの品番数が増えてしまうという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、異なる規格に沿った複数の光ファイバを接続することが可能な光モジュールを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明の各態様に係る光モジュールは、下記(1)から(6)のいずれかの構成によるものである。
(1)光ファイバとの間で光の伝送が行われる受発光面を有するファイバ光トランシーバと、
前記ファイバ光トランシーバを保持する保持部と、前記受発光面に臨む第1の開口および前記光ファイバが挿入される第2の開口を有する円筒部と、を有するハウジングと、
を備え、
前記円筒部は、前記円筒部の第1の開口を形成する第1の環状部と、前記第1の環状部の内径よりも内径が大きい第2の環状部と、内径の異なる前記第1の環状部と前記第2の環状部の縁を連設する第1の連設部と、を有する、
光モジュール。
(2)上記(1)の構成の光モジュールであって、
前記第1の連設部は傾斜面を有すること。
(3)上記(1)または(2)の構成の光モジュールであって、
前記円筒部は、前記円筒部の第2の開口を形成する、前記第2の環状部の内径よりも内径が大きい第3の環状部と、内径の異なる前記第2の環状部と前記第3の環状部の縁を連設する第2の連設部と、をさらに有すること。
(4)上記(3)の構成の光モジュールであって、
前記第2の連設部は傾斜面を有すること。
(5)上記(1)乃至(4)のいずれかの構成の光モジュールであって、
前記ハウジングの円筒部内に挿入される光ファイバは、プラスチック光ファイバと端部にフェルールが設けられたガラス光ファイバまたは端部にフェルールが設けられた小外径プラスチック光ファイバとを含み、
前記第1の環状部の内径は前記プラスチック光ファイバの外径よりも僅かに大きく、かつ前記フェルールの外径よりも小さく、前記第2の環状部の内径は前記フェルールの外径よりも大きいこと。
(6)上記(5)の構成の光モジュールであって、
前記フェルールの端部は前記円筒部に挿入された際に前記第1の連設部と接触するテーパ部を有することで、前記第1の連設部により前記フェルールの端部と前記ファイバ光トランシーバの受発光面との接触を防止すること。
上記(1)の構成の光モジュールでは、第1の環状部は、ある種の光ファイバの形状に即した円筒形状である。また、第1の連設部は、例えば斜面であり、且つ、第2の環状部は、別の種の光ファイバ形状に即した円筒形状である。このため、規格の異なる光ファイバそれぞれを光モジュールに接続する際、一つの光モジュールにて対応することができ、規格の異なる光ファイバのそれぞれと良好な伝送特性での接続が可能である。
また、第1の連設部は、光ファイバを円筒部に挿入する際、ある種のフェルール無し光ファイバの先端を第1の環状部へとガイドする。このため、光ファイバを光モジュールに接続する際の組付けが容易になる。
上記(2)の構成の光モジュールでは、第1の連設部の傾斜面が、ある種の光ファイバをガイドする役割とともに、別の種の光ファイバを停止させる役割を果たす。このため、規格の異なる光ファイバそれぞれを光モジュールに接続する際、一つの光モジュールにて対応することができ、規格の異なる光ファイバのそれぞれと良好な伝送特性での接続が可能である。また、組付け性が高まる。
上記(3)の構成の光モジュールでは、光ファイバの先端が第2の連設部によってガイドされる。このため、組付け性が高まる。
上記(4)の構成の光モジュールでは、第2の連設部の傾斜面が、光ファイバをガイドする役割を果たす。このため、組付け性が高まる。
上記(5)の構成の光モジュールでは、第1の環状部は、プラスチック光ファイバの形状に即した円筒形状である。また、第1の連設部は、例えば斜面であり、且つ、第2の環状部は、フェルールを使用するガラス光ファイバまたは少外径プラスチック光ファイバに取り付けられるフェルールの形状に即した円筒形状である。このため、規格の異なる光ファイバそれぞれを光モジュールに接続する際、一つの光モジュールにて対応することができ、規格の異なる光ファイバのそれぞれと良好な伝送特性での接続が可能である。
上記(6)の構成の光モジュールでは、第1の連設部によりガラス光ファイバに取り付けられたフェルールの端部とファイバ光トランシーバの受発光面との接触が防止される。したがって、プラスチック光ファイバやガラス光ファイバあるいは小外径プラスチック光ファイバなどの異なる規格に沿った複数の光ファイバに光モジュールが対応していても、ガラス光ファイバに取り付けられたフェルールの端部によってファイバ光トランシーバの受発光面に損傷を受けることがない。
本発明によれば、異なる規格に沿った複数の光ファイバを接続することが可能な光モジュールを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る光モジュールの斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係る光モジュールの光ポート部側から視た斜視図である。 図3は、本発明の実施形態に係る光モジュールの光ポート部側から視た正面図である。 図4は、光モジュールのハウジングにおける保持部側から視た斜視図である。 図5Aは、光モジュールの内部構造を示す断面図である。 図5Bは、図5AにおけるVB部の拡大断面図である。 図6Aは、プラスチック光ファイバが接続された光モジュールの断面図である。 図6Bは、図6AにおけるVIB部の拡大断面図である。 図7Aは、フェルールを使用するガラス光ファイバあるいは小外径プラスチック光ファイバが接続された光モジュールの断面図である。 図7Bは、図7AにおけるVIIB部の拡大断面図である。 図8は、変形例に係る光モジュールを示す光ポート部側から視た斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る光モジュールの斜視図、図2は本発明の実施形態に係る光モジュールの光ポート部側から視た斜視図、図3は本発明の実施形態に係る光モジュールの光ポート部側から視た正面図、図4は光モジュールのハウジングにおける保持部側から視た斜視図、図5Aは光モジュールの内部構造を示す断面図、図5Bは図5AにおけるA部の拡大断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る光モジュール11は、例えば、OA(Office Automation)、FA(Factory Automation)あるいは車載機器等の光通信に用いられる光接続の一部を構成する光レセプタクルである。この光モジュール11は、各種の機器に内蔵された回路基板に実装されるもので、樹脂から成形されたハウジング12と、このハウジング12の一端側に取り付けられた金属製のシールドケース13とを備えている。
図3に示すように、ハウジング12には、その他端側に光ポート部14が形成されており、この光ポート部14に、光プラグが挿抜される。
シールドケース13は、前面板部13aと、前面板部13aの両側部に設けられた側面板部13bとを有しており、平面視コ字状に形成されている。これにより、このシールドケース13をハウジング12に取り付けることにより、シールドケース13によってハウジング12の一端及び一端側における両側部が覆われている。また、シールドケース13には、側面板部13bに、下方側へ延在する端子部13cが形成されている。
図4及び図5A、図5Bに示すように、ハウジング12には、一端側と他端側とを区画する隔壁21が形成されている。
ハウジング12には、一端側に、凹状に形成された二つの保持部22を有しており、これらの保持部22には、発光素子または受光素子を有するファイバ光トランシーバであるFOT(Fiber Optic Transceiver)23が装着されている。このFOT23は、素子本体24と、この素子本体24から延在された複数本のリード25とを有している。保持部22には、ハウジング12の下方側に切欠き部22aが形成されており、それぞれのFOT23のリード25が、切欠き部22aからハウジング12の下方側へ引き出されている。
これらのFOT23には、素子本体24の一方側の面の中央に、半球面状に形成された受発光面26が設けられている。FOT23が発光素子を含む場合では、受発光面26は光信号を発光する発光面であり、FOT23が受光素子を含む場合では、受発光面26は光信号を受光する受光面である。
また、FOT23は、受発光面26が設けられた素子本体24の一方側の面に、受発光面26を中心とした環状の突起27が形成されている。
隔壁21には、開口31が形成されている。また、隔壁21の保持部22側の面には、開口31を中心とした環状の溝部32が形成されており、この環状の溝部32には、保持部22に収容されるFOT23の環状の突起27が嵌合される。そして、この突起27を溝部32に嵌合させると、FOT23の受発光面26が開口31を臨む位置に位置決めされて配置される。そして、このハウジング12の保持部22に装着されて収容されたFOT23は、ハウジング12に取り付けられるシールドケース13によって覆われる。
また、ハウジング12には、隔壁21に、光ポート部14側に突出する円筒部35が形成されている。この円筒部35は、中心に挿通孔36を有しており、この挿通孔36の保持部22側である一方の開口がFOT23の受発光面26に臨む開口(第1の開口)31とされている。また、この挿通孔36の他方側の開口は、光ファイバが挿入される開口(第2の開口)37とされている。
この円筒部35の一方の開口31側は、後述するプラスチック光ファイバ51の外径よりも僅かに大きい内径d1に形成された第1の環状部41とされている。また、円筒部35の他方の開口37側には、第1の環状部41の内径d1よりも大きい内径d2を有する第2の環状部42が設けられている。さらに、円筒部35は、これらの内径の異なる第1の環状部41と第2の環状部42の縁を連設する第1の連設部43を有している。
また、円筒部35の他方の開口37を形成する部分は、第2の環状部42の内径d2よりも大きい内径d3を有する第3の環状部44とされており、これらの内径の異なる第2の環状部42と第3の環状部44の縁を連設する部分が第2の連設部45とされている。そして、第1の連設部43及び第2の連設部45は、その内径がそれぞれFOT23側へ向かって次第に窄まるテーパ形状とされている。
上記の光モジュール11は、各種の機器に内蔵された回路基板に実装される。そして、シールドケース13の端子部13c及びFOT23のリード25が回路基板のスルーホールに挿入され、半田付けされて導体パターンに導通接続される。なお、シールドケース13の端子部13cは、回路基板のグランドである導体パターンに導通接続される。
そして、この光モジュール11には、光ポート部14に、規格が異なる光ファイバを備えた光プラグを接続することができる。この規格が異なる光ファイバとしては、プラスチック光ファイバ及びガラス光ファイバがある。プラスチック光ファイバは、耐ノイズ性能に優れたもので、コア及びクラッドがプラスチックから形成されたプラスチックファイバ(POF)である。また、ガラス光ファイバは、コア及びクラッドがガラスから形成されたものや、コアがガラスでクラッドがプラスチックとされたハードポリマークラッドファイバ(HPCF)などがあり、このガラス光ファイバまたは小外径プラスチック光ファイバは、その先端を含む先端部に、フェルールが設けられて接続される。
そして、この光モジュール11に、プラスチック光ファイバまたはガラス光ファイバを接続することにより、FOT23の受発光面26との間における光伝送が可能となる。また、光モジュール11では、ハウジング12の保持部22に装着されて収容されたFOT23がシールドケース13によって覆われているので、電磁ノイズによる影響が抑えられて良好な信号伝達が可能である。
次に、光モジュール11に対してフェルール無しプラスチック光ファイバ及びフェルール付きガラス光ファイバまたは小外径プラスチック光ファイバを接続する場合について説明する。
(フェルール無しプラスチック光ファイバとの接続)
図6A、図6Bに示すように、プラスチック光ファイバ51には、その端部に、組み付け済みの光プラグ61が取り付けられている。プラスチック光ファイバ51は、外被53で覆われて光ケーブルとされており、その端部で外被53から露出されている。このプラスチック光ファイバ51の端部に取り付けられた光プラグ61は、後端で開口する挿入孔62が形成されたハウジング63を有しており、このハウジング63の挿入孔62に圧入されたストレングスメンバ67へプラスチック光ファイバ51が挿入される。なお、プラスチック光ファイバ51では、その特性上プラスチック光ファイバ51の先端とFOT23の受発光面26とが近接あるいは接触するのが望ましい。
この挿入孔62は、先端へ向かって次第に窄まるガイド部64を有しており、このガイド部64によって、挿入孔62に圧入されたストレングスメンバ67へ挿入されたプラスチック光ファイバ51が中心へガイドされる。このガイド部64よりも端部に近い側には、プラスチック光ファイバ51の外径よりも僅かに大きい内径を有する係合孔65が形成されており、ガイド部64でガイドされたプラスチック光ファイバ51が挿入される。また、光プラグ61の先端には、光モジュール11の円筒部35の外径よりも僅かに大きい内径を有する係合穴部66が形成されている。
また、光プラグ61のハウジング63には、ラッチ部68が形成されており、このラッチ部68は、光モジュール11の光ポート部14へ光プラグ61を差し込んで接続した際に、光モジュール11のハウジング12に係合して接続状態を維持する。
プラスチック光ファイバ51は、外被53からの露出部分が、挿入孔62へ挿入され、ガイド部64で中心にガイドされて係合孔65へ挿し込まれている。そして、プラスチック光ファイバ51は、係合孔65から係合穴部66側へ突出され、さらに、光プラグ61の先端面よりも突出され、その端面51aが光プラグ61の先端面から所定位置に配置されている。
金属製のストレングスメンバ67は、光プラグ61の挿入孔62へ圧入される。ストレングスメンバ67は部分67aにおいて加締め圧縮固定され、外被53の端部を固定する。
上記の光プラグ61を光モジュール11の光ポート部14へ挿し込むと、プラスチック光ファイバ51の端部が、光モジュール11の円筒部35の第2の環状部42内へ開口37から挿入される。このとき、プラスチック光ファイバ51の端部は、テーパ形状の第2の連設部45によって円滑に第2の環状部42へ案内される。
さらに、光プラグ61を光モジュール11の光ポート部14へ挿し込むと、円筒部35が光プラグ61の係合穴部66へ嵌合される。
その後、プラスチック光ファイバ51の端部が、光モジュール11の円筒部35の第1の環状部41へ挿入される。このとき、プラスチック光ファイバ51の端部は、テーパ形状の第1の連設部43によって円滑に第1の環状部41へ案内されて調心され、プラスチック光ファイバ51の端面51aが開口31に配置され、FOT23の受発光面26と対向する近接位置あるいは接触位置に配置される。
これにより、光モジュール11は、プラスチック光ファイバ51とFOT23の受発光面26との間における良好な光伝送が可能な状態とされる。
また、この状態で、光プラグ61のラッチ部68が光モジュール11のハウジング12に係合し、光モジュール11への光プラグ61の接続状態が維持される。
(フェルール付きガラス光ファイバまたはフェルール付きプラスチック光ファイバとの接続)
図7A、図7Bに示すように、ガラス光ファイバ55を使用する場合も、ガラス光ファイバ55の端部に、光プラグ61が取り付けられている。ガラス光ファイバ55は、緩衝材56で覆われて光ケーブルの一部とされており、その端部で緩衝材56から露出されている。なお、ガラス光ファイバ55では、その特性上ガラス光ファイバ55の先端(及びフェルール71)とFOT23の受発光面26との直接接触による力を避ける構造が必要である。
光プラグ61は、フランジ69に圧入あるいはフランジ69の一部とされるフェルール71と、フェルール71を前方に付勢する圧縮バネ70とを有する。フェルール71は一般的には模造ダイヤ、プラスチック、あるいは金属から成る。フェルール71とフランジ69は1つの部材の場合がある。圧縮バネ70の先端はフランジ69に当接し、圧縮バネ70の後端は光プラグ61のハウジングに圧入されたストレングスメンバ67の先端に当接する。
フェルール71の細孔73およびフランジ69には例えばエポキシ系接着剤が注入される。なお、細孔73はフェルール71の長手軸を中心に形成される。緩衝材56からのガラス光ファイバ55の露出部分が、フェルール71の細孔73内に挿入される。同時に、緩衝材56がフランジ69内に挿入され、エポキシ系接着剤が施される。フェルール71の端面外の余分なファイバは切断され、その端部は高水準での研磨処理がなされる。こうして、ガラス光ファイバ55はフェルール71内に装着される。このフェルール71は、第1の環状部41の内径d1(図5B参照)よりも大きく、かつ第2の環状部42の内径d2(図5B参照)よりも小さい外径を有しており、その先端部における周縁が先端へ向かって次第にその内径が窄まるテーパ部72とされている。このフェルール71は、その端面71aが光プラグ61の先端面よりも突出されて光プラグ61の先端面から所定位置に配置されている。
上記の光プラグ61を光モジュール11の光ポート部14へ挿し込むと、ガラス光ファイバ55に取り付けられたフェルール71の端部が、光モジュール11の円筒部35の第2の環状部42内へ開口37から挿入される。このとき、フェルール71の端部は、テーパ形状の第2の連設部45によって円滑に第2の環状部42へ案内される。
さらに、光プラグ61を光モジュール11の光ポート部14へ挿し込むと、円筒部35が光プラグ61の係合穴部66へ嵌合される。
その後、フェルール71の端部に形成されたテーパ部72が第1の連設部43に当接することにより、フェルール71が調心されるとともに、このフェルール71の挿し込み方向への移動が規制される。すなわち、第1の連設部43によりフェルール71とFOT23の受発光面26とが接触することが防止される。これにより、フェルール71の端面71aが開口31に配置され、FOT23の受発光面26と対向する近接位置に配置される。
これにより、光モジュール11は、ガラス光ファイバ55とFOT23の受発光面26との間における良好な光伝送が可能な状態とされる。
また、この状態で、光プラグ61のラッチ部68が光モジュール11のハウジング12に係合し、光モジュール11への光プラグ61の接続状態が維持される。
フェルール71を設けたガラス光ファイバ55について説明してきたが、光モジュール11はフェルール付きの別のプラスチック光ファイバを受け入れることも可能である。プラスチック光ファイバ51ではなく小外径(OD)プラスチック光ファイバを使用する際、小外径プラスチック光ファイバの端部にフェルールを取り付けるのが一般的である。この場合、フェルール付き小外径プラスチック光ファイバは、図6Aや6Bに示すようなフェルール無しプラスチック光ファイバ51の収容とは異なる方法で、すなわち、図7Aや7Bに示すようなフェルール71付きのガラス光ファイバ55を収容する方法と同じように光モジュール11に収容される。
以上、説明したように、本実施形態に係る光モジュールによれば、第1の環状部41は、プラスチック光ファイバ51の形状に即した円筒形状である。さらに、第1の連設部43は、フェルール71の先細った先端が当接する斜面であり、且つ、第2の環状部42は、フェルール71の形状に即した円筒形状である。このため、規格の異なるプラスチック光ファイバ51及びフェルール71またはフェルール付き小外径プラスチック光ファイバを有するガラス光ファイバ55のそれぞれに光モジュールを接続するに際して、一つの光モジュール11にて対応することができ、規格の異なる光ファイバのそれぞれと良好な伝送特性での接続が可能である。
一般に、光モジュールは、規格の異なるプラスチック光ファイバ51及びフェルール71に組付けられたガラス光ファイバ55またはフェルール付き小外径プラスチック光ファイバの両方に接続する構造となっていない。これは、それぞれの光ファイバの端面とFOT23の受発光面26までの適正距離が光ファイバの種類によって異なるためである。このため、プラスチック光ファイバ51及びガラス光ファイバ55またはフェルール付き小外径プラスチック光ファイバは、構造の異なる別々の光モジュールで接続することとなる。
これに対して、本実施形態に係る光モジュール11では、第1の環状部41の位置及び第1の連設部43の形状によって規格の異なる光ファイバの端面位置を、FOT23の受発光面26に対して適正距離をあけた位置に配置させることができ、よって、規格の異なる光ファイバに対して一つの光モジュール11にて対応し、それぞれの光ファイバと良好な伝送特性での接続ができる。
また、第1の連設部43は、プラスチック光ファイバ51を円筒部35に挿入する際、プラスチック光ファイバ51の先端を第1の環状部41へとガイドする。このため、プラスチック光ファイバ51を光モジュール11に接続する際の組付けが容易になる。
さらに、プラスチック光ファイバ51の先端、またはフェルール71の先端が第2の連設部45によってガイドされる。このため、組付け性が高まる。
なお、上記実施形態に係る光モジュール11は、電磁ノイズ対策のために、FOT23をシールドケース13によって覆った構造としたが、図8に示すように、樹脂製のケース81はハウジング12の一部として、このケース81で、ハウジング12の保持部22に装着されて収容されたFOT23を覆う構造としても良い。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
前述した目的を達成するために、本発明の各態様に係る光モジュールは、下記(1)から(6)のいずれかの構成によるものである。
(1)光ファイバとの間で光の伝送が行われる受発光面を有するファイバ光トランシーバと、
前記ファイバ光トランシーバを保持する保持部と、前記受発光面に臨む第1の開口および前記光ファイバが挿入される第2の開口を有する円筒部と、を有するハウジングと、
を備え、
前記円筒部は、前記円筒部の第1の開口を形成する第1の環状部と、前記第1の環状部の内径よりも内径が大きい第2の環状部と、内径の異なる前記第1の環状部と前記第2の環状部の縁を連設する第1の連設部と、を有し、前記第1の環状部が、第1の光ファイバの形状に即した円筒形状であり、前記第2の環状部が、前記第1の光ファイバよりも径の小さい第2の光ファイバの端部に設けられたフェルールの形状に即した円筒形状である
光モジュール。
(2)上記(1)の構成の光モジュールであって、
前記第1の連設部は傾斜面を有すること。
(3)上記(1)または(2)の構成の光モジュールであって、
前記円筒部は、前記円筒部の第2の開口を形成する、前記第2の環状部の内径よりも内径が大きい第3の環状部と、内径の異なる前記第2の環状部と前記第3の環状部の縁を連設する第2の連設部と、をさらに有すること。
(4)上記(3)の構成の光モジュールであって、
前記第2の連設部は傾斜面を有すること。
(5)上記(1)乃至(4)のいずれかの構成の光モジュールであって、
前記ハウジングの円筒部内に挿入される光ファイバは、プラスチック光ファイバと端部にフェルールが設けられたガラス光ファイバまたは端部にフェルールが設けられた小外径プラスチック光ファイバとを含み、
前記第1の環状部の内径は前記プラスチック光ファイバの外径よりも僅かに大きく、かつ前記フェルールの外径よりも小さく、前記第2の環状部の内径は前記フェルールの外径よりも大きいこと。
(6)上記(5)の構成の光モジュールであって、
前記フェルールの端部は前記円筒部に挿入された際に前記第1の連設部と接触するテーパ部を有することで、前記第1の連設部により前記フェルールの端部と前記ファイバ光トランシーバの受発光面との接触を防止すること。

Claims (6)

  1. 光ファイバとの間で光の伝送が行われる受発光面を有するファイバ光トランシーバと、
    前記ファイバ光トランシーバを保持する保持部と、前記受発光面に臨む第1の開口および前記光ファイバが挿入される第2の開口を有する円筒部と、を有するハウジングと、
    を備え、
    前記円筒部は、前記円筒部の第1の開口を形成する第1の環状部と、前記第1の環状部の内径よりも内径が大きい第2の環状部と、内径の異なる前記第1の環状部と前記第2の環状部の縁を連設する第1の連設部と、を有する、
    光モジュール。
  2. 前記第1の連設部は傾斜面を有する、
    請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記円筒部は、前記円筒部の第2の開口を形成する、前記第2の環状部の内径よりも内径が大きい第3の環状部と、内径の異なる前記第2の環状部と前記第3の環状部の縁を連設する第2の連設部と、をさらに有する、
    請求項1または2に記載の光モジュール。
  4. 前記第2の連設部は傾斜面を有する、
    請求項3に記載の光モジュール。
  5. 前記ハウジングの円筒部内に挿入される光ファイバは、プラスチック光ファイバと端部にフェルールが設けられたガラス光ファイバまたは端部にフェルールが設けられた小外径プラスチック光ファイバとを含み、
    前記第1の環状部の内径は前記プラスチック光ファイバの外径よりも僅かに大きく、かつ前記フェルールの外径よりも小さく、前記第2の環状部の内径は前記フェルールの外径よりも大きい、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の光モジュール。
  6. 前記フェルールの端部は前記円筒部に挿入された際に前記第1の連設部と接触するテーパ部を有することで、前記第1の連設部により前記フェルールの端部と前記ファイバ光トランシーバの受発光面との接触を防止する、
    請求項5に記載の光モジュール。
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