JP2015500417A - 燃料噴射フィードバックシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

燃料噴射フィードバックシステムは、燃料噴射器の内部に配置される光源と、燃料噴射器の内部に配置される光学センサと、光学センサに電子的に接続された計算装置とを含む。光源は、キャビテーションによって反射されることができる光を放出するように構成された装置である。光源は、燃料噴射器のニードル又はノズル上若しくは内部、又は燃料噴射器内部の様々な他の場所に配置され得る。光学センサは、燃料噴射器の内部で起こったキャビテーションから反射された光を受け取ることに起因して光の強度を検出するように構成される。

Description

(関連出願)
本出願は、2011年12月1日出願の米国特許出願第13/309,546号の利益を主張し、それは2008年9月19日出願の米国特許出願第12/233,615号、現在は米国特許第7,975,535号の分割である2011年6月21日出願の米国特許出願第13/153,417号、現在は米国特許第8,205,491号の一部継続出願である。
本発明は、燃料噴射器からフィードバックを得るためのシステム及び方法に関する。より詳しくは、本発明は、燃料噴射器を監視するために、燃料噴射器による噴射の量及び速度形状を明らかにするための方法及び装置にする。
近年、燃費及び環境への気配りに対する関心の増加は、これらの関心事に取り組むために、輸送業界が新しい技術を開発することを余儀なくさせている。燃料噴射システムでは、燃費及び排出は燃料噴射特性によって決まっている。例えば、燃料噴射の開始、終了、持続時間、及び速度は、機械加工公差、経年劣化、燃料特性、及び燃料圧力測定値に応じて変化する。燃料噴射における変動は、排気ガス、動力、及び燃料消費における対応する変化をもたらす。燃料噴射特性を測定することは、変動、排出及び燃料消費を低減するために、並びに様々な作動燃料についての燃焼をより最適化するために、閉ループ制御を可能にする。
燃料特性は、エンジン性能及び燃料消費に大きな影響を有する。地方のポンプ場でのディーゼル単独での変化は、燃料消費を最大4%まで、並びにNOx、PM、CO、及びHCの排出をそれぞれ12%、50%を超えて、40%、及び17%まで変え得る。一般的に、エンジン校正は作動燃料の燃料特性を仮定しており、したがってエンジンがディーゼルで作動しているか又はバイオディーゼルで作動しているかに拘わらず、同じ噴射タイミング条件を使用する。噴射及び燃焼特性に関するフィードバックから、噴射タイミングは、様々な燃料について燃焼を最適化するために修正されることができる。
今後のエンジンは、予混合圧縮着火(HCCI)及び予混合圧縮自着火燃焼(PCCI)などの進歩した燃焼方法を用いることができる。進歩した燃焼エンジンは、噴射タイミング及び燃焼に非常に敏感であり、点火タイミングの継続した調節を必要とする。したがって、燃焼フィードバックの仕組みが必要とされる。進歩した燃焼を研究している研究所の研究用エンジンは、通常はシリンダー内の圧力変換器を使用するが、それは高価であり、更に燃焼室での空間を必要とする。
キャビテーションは、液体が高圧から相対的な低圧に、非常に急激な圧力低下を受けた時に起こる自然現象である。この圧力低下は、液体内部に生じる空洞、すなわち泡をもたらし、そしてこれらの空洞が「キャビテーション」と呼ばれる。燃料噴射器では、例えば噴射器内部の液体は30,000psiに近づき、エンジンの噴霧室又は燃焼室内に噴射された際に、数ミリ秒の間に液体の圧力は大気レベルまで低下し得る。この圧力低下の結果として、燃料噴射器を通って流れる流体は、燃料噴射器内の複数の場所で、並びに上述のとおり燃料噴射器のノズルのすぐ外側である噴霧室又は燃焼室で、空洞を作る。
したがって、必要なものは、作動している燃焼機関の燃料噴射器の内部で実行されるように適応された燃料噴射のフィードバック装置である。
燃料噴射フィードバックシステムは、概して、光学センサと、光学センサに電子的に接続された計算装置とを含む。光学センサは燃料噴射器の内部に配置され、燃料噴射器はオリフィスを備えたノズルを有し、光学センサは燃料噴射器の内部で光を受け取るように配置される。光学センサは、その周囲から光を受け取るように構成された装置である。例えば、光学センサは、キャビテーションから反射された光を受け取ることに起因して光の強度を検出するように構成される。計算装置は、時間の関数として光学センサによって受け取られた光の強度における攪乱を検出するように構成される。計算装置は、センサによって受け取られた光の強度における変化を検出して、そのような光の攪乱の持続時間を計算することができるいずれかのコンピュータ又は電子装置である。光の「攪乱」は、光学センサによって受け取られた光の強度における変化である。
一般的に、光の攪乱の始まりは噴射パルスの開始を示し、光の攪乱の終わりは噴射パルスの終わりを示す。例えば、攪乱の始まりは、キャビテーションの形成を示し、したがって燃料噴射パルスの開始時間を示し得る。そして、光の攪乱の消散は、キャビテーションの消散を示し、したがって燃料噴射パルスの停止時間を示す。計算装置は、キャビテーションの存在の持続時間を計算し、それによって噴射パルスの概算の持続時間を計算するために、キャビテーションの始まりの時間及び終わりの時間を含む。この持続時間に、流体が流れるようにして燃料噴射器に接続された流量計によって示された体積流量率を掛けることによって、その特定の燃料噴射パルス中の噴射流体の概算の容積を計算する。
別の実施形態では、燃料噴射フィードバックシステムは、燃料噴射器の内部に設置するように構成された光源と、燃料噴射器の内部に設置するように構成された光学センサと、光学センサに電子的に接続された計算装置とを含む。光源は、キャビテーションによって反射されることができる光を放出するように構成された装置である。例えば、光源は、レーザー、1つ以上のLED光、光ファイバー組立品の放出用の光ファイバー、又はいずれかの他の光源である。光源は、ニードル上若しくは内部、ハウジングの内面上、又は燃料噴射器の内部の様々な場所に配置され得ることが理解される。
一つの実施形態では、燃料噴射器内部の光源は、光をオリフィスの内部端に向けて使用される。光源は一定強度の光を放出するように構成され、光学センサは、キャビテーションが存在しない場合には燃料噴射器の内部で反射された一定強度の光を受け取る。キャビテーションが内部端近くに生じた場合には、キャビテーションは生成後すぐに光の反射をもたらし、燃料噴射器内の光学センサは、キャビテーションから反射された更なる光を受け取る。
別の実施形態では、光源及び光学センサは光ファイバー組立品を含む。すなわち、光源は放出用の光ファイバーを含み、光学センサは検出用の光ファイバーを含む。この実施形態では、1つ以上の光ファイバーのストランドの設置を容易にするために、光ファイバーの導管の孔が本体内部に開けられる。ノズルキャップ及びニードルもまた、光ファイバー設置のための更なる導管を作るために必要に応じて孔を開けられる。
本発明の一実施形態による、燃料噴射器を試験するための本発明の装置の一実施形態の概略図である。 複数の検出用の光ファイバーと、噴霧室に光を供給する1つの放出用の光ファイバーとを有する光ファイバー組立品の実施形態の断面図である。 実線で示された重複する多重噴射パルスと、グラフ上で破線として噴射についての開始及び停止時間を示す本発明の装置の光学ピックアップセンサ若しくはダイオード検波センサ又は電力増幅器を示し、噴射開始時から噴射器圧力のピークまで進む斜めの線が、体積流量率を計算するための上昇する圧力波形を推定するために使用されることができるようにされる。 光検出、噴射器への電流、及び圧力軌跡によって噴射の開始及び停止時間を測定する噴射事象のグラフである。 一般的な燃料噴射器の等角図である。 一般的な燃料噴射器の平面図である。 設置された燃料噴射フィードバックシステムの一実施形態を有する一般的な燃料噴射器のA−A断面図である。 設置された燃料噴射フィードバックシステムの一実施形態を有する一般的な燃料噴射器の先端の拡大断面図である。 設置された燃料噴射フィードバックシステムの一実施形態を有するノズルの一部の拡大断面図である。 燃料噴射フィードバックシステムの一実施形態における放出用及び検出用の光ファイバーの配置を示す、燃料噴射器の先端の拡大断面図である。 基底部と接触し、それによりオリフィスを流体の流れから密閉するニードルを示すノズルの拡大断面図である。 上昇した位置で基底部との接触から離れ、それによりオリフィスを流体の流れに開放するニードルを示すノズルの拡大断面図である。 設置された燃料噴射フィードバックシステムの一実施形態を有する一般的な燃料噴射器のA−A断面図である。 設置された燃料噴射フィードバックシステムの一実施形態を有する一般的な燃料噴射器の先端の拡大断面図である。 設置された燃料噴射フィードバックシステムの一実施形態を有するノズルの一部の拡大断面図である。 燃料噴射フィードバックシステムの一実施形態の配置を示す、ノズルの拡大断面図である。 図12Bに示された図の更なる拡張である。 設置された燃料噴射フィードバックシステムの一実施形態を有するノズルの一部の拡大断面図である。 燃料噴射フィードバックシステムの一実施形態の配置を示す、ノズルの拡大断面図である。
開示は、多重パルス及び単一パルスの噴射事象の両方を含む噴射事象を定量化するための装置及び方法の両方である。装置は、噴射事象の一部を分離するための圧力室を含む。事象の一部を分離することによって、装置は、噴射圧力の検出において「ノイズ」を発生し得る圧力波及び反射を低減する。装置は、キャビテーションの不透明特性に基づいて、光学的な計時装置を使用して噴射の開始及び停止時間を検出することを更に含むことができる。
本発明の装置及び方法は、多重パルス噴射の燃料噴射量、変化、及び/又は速度を測定するために実施される時に特に利点がある一方で、それらは従来の単一噴射パルス方法で作動可能な燃料噴射器のパラメータを測定するためにも使用されることができる。当業者によって理解されることができるように、多重パルスのコモンレール噴射システムは、単一パルスの噴射を提供するために従来の方法で作動することができる。本発明は、単一及び多重パルス噴射の両方を正確に測定するために使用されることができる。
用語「光」は、本明細書において、キャビテーションによって散乱されることができる検出可能な電磁スペクトルを含めて使用される。一実施形態では、「光」は、電磁スペクトルでの可視光として定義され得る。
ここでより詳細に図を参照すると、複数図面に渡って同様の番号は同様の構成を示しており、図1〜4は、本発明の多重パルス及び単一パルスの噴射事象の両方を含む噴射事象を定量化するための装置及び方法を、本発明の種々の実施形態で示す。
図1は、燃料噴射器を試験するための本発明の装置を示す。図は、燃料噴射器4を収容することができる取付具組立品6を示し、異なる大きさの様々な噴射器を収容するために、様々な大きさのブッシュを含むことができる。取付具組立品6は、試験される燃料噴射器4に適合する大きさの開口部を含む。燃料噴射器4は、収容する取付具組立品の開口部に挿入され、取付具組立品6の内部に固定される。燃料噴射器4は、単一パルス噴射又は多重パルス噴射を提供することができる。燃料噴射器4は、燃料噴射器4に加圧された燃料を供給するために、流体が流れるようにして燃料供給(図示しない)に接続されることができる。
燃料が供給されると記載されたが、出願人は、用語「燃料」は噴射器4のスプレーチップにより噴射されることができるいずれの液体も包含することを意図する。
噴霧室10の実施形態が図1に示される。図1は、噴霧室10の内部に備え付けられる噴射器4のスプレーチップ8を示す。図1に示されるように、噴霧室10は、取付具組立品6の内部に作られた空洞から形成される。噴霧室10は、機械加工のために2つの部分から形成されて、パンケーキの外観を有することができる。しかし、噴霧室10は、様々な形状及び容積を有することができる。
噴霧室10へは、圧力センサ14を収容する圧力室12が、流体が流れるようにして接続される。圧力センサ14は、圧力室12内の燃料又は液体の圧力変化を測定して圧力の出力、例えば出力信号を提供するようにされる。圧力変化は、燃料噴射器4によって噴射される燃料の量と対応し、噴射器が作動した時の噴射の速度形状ピークに相関する。圧力室12内の圧力は、噴霧室10内の圧力に一致する。
圧力測定値を検出する際に、隔離オリフィス16は、ノイズを大きく低減するために噴霧室10から圧力室12への流体の流れを調節及び隔離する。隔離オリフィス16は、固定オリフィス又は可変オリフィスにすることができる。そのようなノイズは、一般的には旋回する圧力波及び噴射事象に関連する反射によって生じる。より詳細には、隔離オリフィス16は、噴霧室10からの流体の流れを調節又は制限するために与えられる絞り弁にし得る。絞り弁は、噴霧室10と圧力室12との間での噴射された液体の流れを制限するために使用されるニードル弁にし得る。隔離オリフィス16は、噴霧室10及び圧力室12に流体が流れるようにして接続される。
加えて、図1に示されるように、取付具組立品6は、測定開始前に取付具組立品6又は圧力室12から空気を除去できるようにブリード弁18を含むことができる。更に、噴霧室10に対して圧力室12を閉鎖するために噴霧室及び圧力室12に流体が流れるようにして接続されることができるバルブ組立品20が、本発明の装置の実施形態に含まれることができる。
流量計24は、本発明の装置内に含まれて、流体が流れるようにして噴霧室10に接続される。流量計24は、噴射事象の間に噴射器4のスプレーチップ8によって散布された液体の流れを測定するようにされる。流量計24は、例えば高精度の電子容積式流量計である。本発明は、いかなるタイプの流量計にも限定されない。
加えて、図1に示されるようにバルブ組立品22が実施形態に含まれ、バルブ組立品22は、流量計24及び噴霧室10の両方に流体が流れるようにして接続される。バルブ組立品22は、例えば自動位置決めのために取り付けられた位置を検出するステッピングモータ又はサーボモータを備えた、調節可能な絞り弁にし得る。
更なる実施形態では、流量計24への流量変動を抑制するために吸収材23が含まれる。吸収材23は、そのような流量変動を抑制するために、流量計24の前に配置され、流量計24との流体連結の中にある。吸収材23はまた、噴霧室10の内部に設置されてもよい。一実施形態では、吸収材23の抑制作用は、実施形態では約130Hzである自然な共振周波数を約15倍小さくする。したがって、自然な共振周波数より約15倍小さいことで、おおよそ10Hz未満(130/15=8.6Hz)を実現する。一実施形態では、吸収材23は、エラストマーのブラダ型脈動ダンパ中の少量の低圧ガスにし得る。スプリング又はベローズダンパなどの他のタイプのダンパ23もまた、本発明の装置に関して使用されることができる。
少なくとも1つの実施形態では、装置は、噴射事象及び生じるパルスを定量化する噴射情報を提供するためのセンサから入力を受け取るための計算装置42を含む。計算装置42は、圧力センサ14、流量計24、及び光ファイバー組立品40からの種々の出力を保存する。例示の更なるセンサは、温度測定値を提供するセンサ11や電流プローブなどである。一実施形態では、光検出組立品並びに一部又は全ての計算装置の機能を、両方の機能の全て又は一部を実行する1つのユニットに組み合わせることができる。例えば、電力増幅器であり、ニュージャージー州、ニュープロビンスのパナソニック エレクトリック ワークス コーポレーション オブ アメリカから入手可能な部品番号FX−300などである。
所定数の連続した噴射事象を測定及び保存したら、計算装置42は、圧力センサ14の出力と共に流量計24によって測定された噴射の流れを平均する。その際、計算装置42は、そのような計算を実行及び/又は促進するために、ソフトウェアプログラムを備えることができる。計算された値の補正が、所望の噴射情報を得るために、背圧、温度、燃料の粘度を補うためにされることができる。
更なる実施形態は、流量計24の出力、圧力センサ14の出力、及び噴射事象の開始及び停止時間を明らかにする光ファイバー組立品40から得られた出力を組み合わせることを含む。上記を組み合わせることによって、本発明の装置は、実施形態では約50μ秒の分解能を達成することができる。更なる実施形態では、1〜10μ秒の分解能が可能であることが予期される。1μ秒未満の分解能もまた予期される。
図3に示されるように、描かれた重複した複数の噴射パルス及び上述の極めて精細な解像能をもたらすパルスの差異がある。噴射器の圧力波形(実線で示される)のみを用いた場合、噴射の作動又は第2及び第3パルスのバルブの開放は認識できない。圧力波形を光学センサの波形(破線で示される)と組み合わせることによって、バルブ作動(開放)の正確な位置が、光学センサの波形の上向きに進む端と一致する。噴射開始時(破線、光学ピックアップセンサ又はダイオード検波センサの光ファイバーの波形によって決まる)から噴射圧力のピーク(実線、噴射器の圧力波形によって決まる)まで上昇する図3に示された斜めの外挿線は、上昇する圧力波形を推定するために使用されることができ、それは生じた曲線での領域によって示される体積流量率を計算するために使用されることができる。
噴射の開始及び停止時間は、キャビテーションの不透明特性及び光の強度の上昇として本発明の装置において検出されるキャビテーションの光を散乱する能力を用いて明らかにされる。噴射事象は、液体がスプレーチップ8のスプレー孔から出ると噴霧室10内にキャビテーションを生じる。噴射の開始及び停止時間は、噴霧室10内で起こる光の強度の上昇及び低下によって明らかにされる。
キャビテーションの検出は、噴霧室10に噴射圧力の約1.5〜3%まで、又は別の実施形態では約2%の背圧を追加することによって更に増強されることができる。したがって、例えば噴射圧力が1000psiであれば、背圧は約20psiになり得る。背圧は、基本的にキャビテーションのスプレー噴流を「激しくし」又は集中させる。あまりに大きな背圧が加えられると、キャビテーション噴流は消散する。
(光の強度)
キャビテーション及び噴射は、噴霧室10内での光の強度の上昇によって検出される。光は、一実施形態では光ファイバー44によって噴霧室に供給される。しかし、更なる実施形態では、光は、噴霧室10での孔を通してなど、いかなる既知の方法で噴霧室に導入されてもよい。光は、スプレーされた液体によってもたらされるキャビテーションの不透明特性の影響を受けやすい電磁スペクトルの検出可能な電磁放射線のいずれかであってもよい。
一実施形態では、図2に示されるように、光ファイバー組立品40が噴霧室10への光の導入及び噴霧室10の光の強度の検出の両方に使用される。図示されるように、光ファイバー組立品40内で、多くの光ファイバー46が中心の光ファイバー44を取り囲む。中心の光ファイバー44を取り囲む光ファイバー46は、一実施形態では噴霧室内の光の強度を検出し、中心の光ファイバー44は噴霧室10内に光を送る。検出用の光ファイバー46及び放出用の光ファイバー44の数は、図2に示されたものから変えることができる。一実施形態では、ノズル4と光ファイバー40との距離は、約1/4インチである。更に、ノズル4のスプレーチップ8は、噴射がない時の反射の低減を助けるために、ノズルのクロム表面を暗くするガンブルーで着色されることができる。
光ファイバー組立品40は、光ファイバー組立品40とスプレーチップ8との間に間隙を形成して、スプレーチップ8のすぐ前に配置されることができる。通常は、間隙は0.5インチ未満であり、更なる実施形態では間隙は0.25インチ未満であり、更なる実施形態では間隙は0.1インチ未満である。
光ファイバー組立品40は、放出用の光ファイバー44に光を供給し、検出用の光ファイバー46から検出された光強度を得る電力増幅器、そして計算装置42に操作可能に接続されることができる。計算装置42は、放出用の光ファイバー44に、ダイオードによって光を供給することができる。計算装置42は更に、検出用の光ファイバー46から得た光を定量化して、検出された光に強度値を割り当てる。例えば、光はルクス(LUX又はLX)の単位に基づいて値を割り当てられる。
計算装置42は、光強度の測定値での上昇について、背景の光強度の測定値と比較することによって噴射事象を検出する。背景の光強度の測定値は、キャビテーションがない時の噴霧室10でのノズルチップからの光強度である。その測定値は、「対象不在」として分類されることができる。計算装置42は、取得されたあらゆる新たな光強度の測定値を、「対象不在」の光強度値と比較する。「対象不在」の値より高い光強度における上昇は、噴霧室10でのキャビテーションの存在を示す。もちろんキャビテーションを示すために、「対象不在」の値を上回る、ある量の強度の値のみを比較する種々の測定がなされ得る。「対象存在」の値は、キャビテーション事象において計算装置42によって取得された上昇した光強度を示し得る。
より詳細には、キャビテーションは噴霧室10での噴射事象を示す。キャビテーションの始まり及び終わりの時間は、噴射器4による噴射の開始及び停止時間と相関する。キャビテーションは、通常は泡によって屈折及び散乱されてノズルチップ8及び周辺の噴霧室10の領域で反射して光強度を上昇させ、受け取り用の光ファイバー46によって獲得されて計算装置での光回路に送られる光をもたらす。計算装置42は、この強度を「対象存在」とみなすように学習されて、「対象存在」強度と「対象不在」強度との間に閾値を設定する。
図4は、光検出50、電流54及び圧力軌跡52により噴射の開始及び停止時間を測定する噴射事象をグラフで示す。多重噴射事象の間のドウェル時間が短くなるにつれて、圧力軌跡での重複56が発生する。
本発明の装置では、噴射器は、上記の3つの信号を組み合わせて試験されることができる。電流信号54は、噴射事象を引き起こすソレノイド又は圧電アクチュエータに流された電流の検出である。噴射の開始時間54a及び噴射についての停止時間54bは、電流信号54において理解されることができる。電流信号54は、噴射器が噴射事象を開始及び停止することを命じられた時間に基づいて、本質的に噴射の開始及び停止時間を示す。
本発明の装置の光検出50信号は、噴霧室10内でのキャビテーションの存在及び不存在を示す。キャビテーションの存在は噴射の開始を示し、不存在は噴射の終わりを示す。噴射の開始50a及び噴射の終わり50bは、光検出50信号において理解されることができる。
使用される最後の信号は圧力軌跡52であり、それはリアルタイムでの校正された圧力噴射プロファイルを示す。
噴射器の多重噴射の測定において、2つの噴射パターンが噴射間の短い及び長いドウェル時間に応じて生成される。噴射事象の間のドウェル間隔が長い場合、圧力軌跡52の間での重複が検出されない。長いドウェル時間については、質量平衡された測定によって校正された圧力軌跡52の単純な統合は、それぞれの個々の噴射事象に関係する定量的情報を得ることを可能にする。
しかし、短いドウェル時間を有する噴射事象についての定量的情報を明らかにする際には、光検出50と圧力軌跡52との間で相互相関が必要とされる。相互相関は、圧力軌跡52における重複56により必要とされる。
特に、キャビテーションの持続期間、したがって燃料射出の持続期間は、光検出組立品30によって受け取られる光の強度での攪乱である光攪乱の持続期間に対応する。ほとんどの実施形態において、光検出組立品30は、ダイオード検波器又は光ファイバー組立品40の検出用の光ファイバー46などの光学センサ31を含む。上述のように、光攪乱は、光学センサ31で受け取られる光の強度での上昇となり得る。
図5に例示された別の実施形態では、光攪乱はまた、例えば光学センサ31が光源32から少し離れて配置され、それによって光源32と光学センサ31との間に空間を作り出すようにして、光強度を低下させ得る。この実施形態では、光源32及び光学センサ31は、光源32が光を光学センサ31に向けるようにして配置され、キャビテーション噴流は、空間33内でそれらの間に生じる。この実施形態では、キャビテーションが存在しない時、光学センサ31は光源32から光を直接受け取る。キャビテーション噴流が現れた時、キャビテーションは光を光学センサ31から離れた所へ反射して、それによって光学センサ31によって受け取られる光の強度を低下させる。そして、キャビテーション噴流が消散した時、光学センサ31によって受け取られる光の強度がその通常レベルに上昇する。この方法を用いることによって、キャビテーションの存在及び持続期間が検出され、そしてそれは燃料発射の持続期間を示す。計算装置は、それが光学センサ31によって受け取られる光の強度の低下を検出する時にキャビテーションの始まりの時間を記録し、そして光学センサ31によって受け取られる光の強度のその後の上昇を計算装置が検出する時に終わりの時間が記録される。キャビテーション噴流の持続期間、したがって燃料射出の持続期間は、終わりの時間を始まりの時間と比較することによって明らかにされる。
(燃料噴射器の内部への適用)
噴射器205の性能は、各パルスの流体噴射事象においてどの位の量の流体を出すかに関して分析されることができる。流体噴射事象は、単一パスル又は多重パルス事象であり得る。単一パスル事象では、燃料噴射器205によって放出される流体の1回の噴射のみがある。多重パスル事象は、燃料噴射器205から放出される流体の2回以上の噴射を含む。一般的な多重パスル噴射では、最初及び最後のパルスがそれぞれ事前燃焼及び事後燃焼であることができ、中間の燃焼は、一般的にエンジンを駆動する燃焼に使用される。噴射事象でのパルスの数に関わらず、燃料噴射器205の性能を測定、監視、及び試験することは、各パルスでどの位の量の流体を出すかを理解することを必要とする。本発明の装置及び方法は、体積流量率及び噴射流体の各パルスの持続時間を使用することによってパルスごとの流体の量を測定するためにキャビテーションを使用して、個々のパルス中の噴射流体量を計算する。一実施形態では、燃料噴射フィードバックシステム及び方法は、キャビテーションの持続時間、したがって以下でより詳細に説明するように噴射パルスを明らかにするために、噴射器205の内部に生じるキャビテーションに光を向け、キャビテーションから反射された光を受け取ることによって機能する。この説明で使用されるように、噴射器205の外側に生じるキャビテーション、すなわち「外部キャビテーション」は、上述のように燃料噴射器205から噴霧室内に放出されるキャビテーション噴流を意味する。一方で、噴射器205の内部に生じるキャビテーション、すなわち「内部キャビテーション」は、上述のように燃料噴射器205から放出されるもの以外のキャビテーションを意味する。そのような内部キャビテーションは、限定ではないが、本体206内部、ノズル207でのオリフィス216内部、又は噴射器内部の他の場所で生じるキャビテーションを含む。
以下の説明で用いられるように、用語「燃料」又は「流体」は、キャビテーションする能力があり、更に噴射器205のノズルによって噴射されることができるいかなる流体も含み、限定ではないが、ディーゼル、ガソリン、他の石油生成物、バイオディーゼル、若しくは燃焼機関において使用可能な他の流体、又は燃料噴射器を試験するために使用されるいずれかの試験流体などである。
別の実施形態では、概して図5〜10を参照して、システム及び方法が、作動する燃焼機関の内部に設置される噴射器205のような噴射器205内で実施される。図5〜7に示される一般的な燃料噴射器205は、本体206、ノズル207、先端209を有するニードル210、及びノズルキャップ211を有する。本体206は、燃料又は流体をノズル207に流すための流路212を含む。ノズル207は、ニードル210を収容する中空の円筒部を形成するハウジング213を有する。一般的に、ニードル210の外面214とハウジング213の内面215との間には空間があり、その空間はノズル207内の流体についてのリザーバ216を形成する。ハウジング213の底は、燃料噴射のノズル207を閉じて流体の流れを密閉するためにニードル210が接触する基底部217を含む。ノズル207は、ハウジング213の壁を貫通する噴射のオリフィス216を含み、それにより噴射器205のリザーバ216から収容室218内への流体の通過を可能にする。収容室218は、噴射器205が流体を噴射している室であり、収容室218は試験装置の噴霧室、ピストンのシリンダー、より一般的にはエンジンの燃焼室などであり得る。使用において、ニードル210が基底部217と完全に接触した下がった位置にある時にノズル207は閉じられ、それによって流体の流れからノズル207のオリフィス216を密閉する。燃料噴射パルス、すなわち「発射」は、ニードル210が上昇して底部217との接触が無くなり、それによりリザーバ216と収容室218との間の流路を開放した時に起こる。そして、流体はリザーバ216からオリフィス216を通って収容室218内に流れる。流体の流れは、ニードル210が下げられて基底部217と接触するまで続き、接触によってオリフィス216を連続した流れから密閉する。
キャビテーションは、オリフィス216の内部又はニードルの基底部217の領域においてなど、ノズル207の通常領域においてしばしば起こる。この領域は、一般的にノズル207の「サック」と呼ばれるが、いくつかの型のノズル220はサックがない(例えば、VCO)。限定ではないが、制御バルブ領域225など、噴射器の内部にキャビテーションを監視する1つ以上の場所がある。エンジン制御モジュールからの電力が噴射器のアクチュエータ(ソレノイド又は圧電)に燃料噴射を指令した時に、キャビテーションは制御バルブ領域225(図7)で起こる。噴射システムがどのような様式若しくは型であるかに依存して、キャビテーションは噴射の開始、噴射の終了、又は両方で起こる。
一実施形態として、図9、10を参照すると、オリフィス216は内部端219及び外部端220を有する。リザーバ216内の流体は、一般的に20,000〜30,000psiの範囲で加圧される。流体の流れを可能にするためにニードル210が上昇した時に、加圧された流体は、基底部217を通過し、オリフィス216を通って収容室218に流れる。流体はオリフィス216の内部端219を通過して流れるので、圧力は大きく低下し、内部端219と外部端220との間でオリフィス216の内部に生じるキャビテーションをもたらす。このキャビテーションは、燃料噴射パルスの始めにおいて、ニードル210が基底部217と接触しなくなってから数マイクロ秒内に生じ、キャビテーションは、燃料噴射パルスの終わりにおいて、ニードル210が基底部217と接触してから数マイクロ秒内に消散する。したがって、各燃料噴射パルスにおいて、キャビテーションの存在の持続時間は、実際の燃料噴射パルスの持続時間の非常に正確な概算である。
燃料噴射フィードバックシステムは、概して、光学センサ222と、光学センサ222に電子的に接続された計算装置とを含む。光学センサ222は燃料噴射器205の内部に配置され、燃料噴射器205はオリフィス208を備えたノズル207を有し、光学センサ222は燃料噴射器205の内部で光を受け取るように配置される。計算装置は、時間の関数として光学センサ222によって受け取られた光の強度における攪乱を検出するように構成される。計算装置は、センサによって受け取られた光の強度における変化を検出して、そのような光の攪乱の持続時間を計算することができるいずれかのコンピュータ又は電子装置である。多くのそのような計算装置が、上述されたように当分野において知られていることが理解される。光の「攪乱」は、光学センサ222によって受け取られた光の強度における変化である。一般的に、光の攪乱の始まりは噴射パルスの開始を示し、光の攪乱の終わりは噴射パルスの終わりを示す。例えば、攪乱の始まりは、キャビテーションの形成を示し、したがって燃料噴射パルスの開始時間を示し得る。そして、光の攪乱の消散は、キャビテーションの消散を示し、したがって燃料噴射パルスの停止時間を示す。計算装置は、キャビテーションの存在の持続時間を計算し、それによって噴射パルスの概算の持続時間を計算するために、キャビテーションの始まりの時間及び終わりの時間を含む。次に計算装置は、この持続時間と、流体が流れるようにして燃料噴射器205に接続された流量計によって示された体積流量率とを使用して、噴射燃料の概算の容積を計算する。
一実施形態では、計算装置は、光学センサ222から受け取った光の強度の速度形状も検出することができる。この速度形状は、燃焼速度に相関する、対応する燃料のパルスにおける噴射燃料の速度形状と対応する。燃焼速度は燃焼の燃料効率を明らかにし、この情報によって燃料噴射器205は、燃料消費及び排出の両方における効率について最適化されることができる。
別の実施形態では、燃料噴射フィードバックシステムは、燃料噴射器205の内部に配置された光源221と、燃料噴射器の内部に配置された光学センサ222と、光学センサ222に電子的に接続された計算装置とを含む。光源221は、キャビテーションによって反射されることができる光を放出するように構成された装置である。例えば、光源221は、レーザー、1つ以上のLED光、光ファイバー組立品の放出用の光ファイバー、又はいずれかの他の光源である。光源221は、ニードル210上若しくは内部、ハウジング213の内面215上、又は燃料噴射器205の内部の様々な場所に配置され得ることが理解される。燃料噴射フィードバックシステムは、光源がいずれかの特定の場所に限定されない。光学センサ222は、その周囲から光を受け取るように構成された装置である。例えば、光学センサ222は、キャビテーションから反射された光を受け取ることに起因して光の強度を検出するように構成される。
一つの例示の実施形態では、燃料噴射器205の内部の光源221は、光をオリフィス216の内部端219に向けて使用される。光源221は一定強度の光を放出するように構成され、光学センサ222は、キャビテーションが存在しない場合には燃料噴射器205の内部で反射された一定強度の光を受け取る。キャビテーションが内部端219近くに生じた場合には、キャビテーションは生成後すぐに光の反射をもたらし、燃料噴射器205内部の光学センサ222は、キャビテーションから反射された更なる光を受け取る。
いくつかの適用においては、光源221から放出された光は、外面214、内面215、又は燃料噴射器205の他の内部の構成要素によって反射され得る。これらの反射は、光学センサ222で光学干渉をもたらす可能性があり、それは計算装置にキャビテーションからの反射によって生じない光の攪乱を検出させる。したがって、光学干渉を最小化してシステムの性能を向上するために、光源221及び光学センサ222の付近において、非反射コーティングを外面214及び内面215に施すことが有利である。この非反射コーティングは、光源221から放出された光を吸収し、キャビテーションを光源221及び光学センサ222の付近における唯一の反射要素とする。したがって、計算装置によって検出される光の攪乱は、キャビテーションによって起こされたものだけとなる。限定でない例示の目的で、非反射コーティングのようなものとしては、光源221及び光学センサ222の付近における外面214及び内面215を暗くするいずれかの炭素系塗料若しくは他のコーティング、又は化学エッチングであり得る。
一実施形態では、図7、8に示されるように、光源221及び光学センサ222は光ファイバー組立品を含む。すなわち、光源221は放出用の光ファイバーを含み、光学センサ222は検出用の光ファイバーを含む。この実施形態では、1つ以上の光ファイバーのストランドの設置を容易にするために、光ファイバーの導管223の孔が本体206の内部に開けられる。図7、8に示されるように、ノズル207及びニードル210もまた、光ファイバー設置のための更なる導管223を作るために必要に応じて孔を開けられる。
この実施形態では、光ファイバー組立品は、ニードル210がノズルの基底部217と接触したり離れたりするので、ニードル210の垂直振動を考慮しなければならない。多くの燃料噴射器では、ニードル210の振動は+/−0.010インチである。この動きは小さな規模であるが、時間が経つにつれてその動きが光ファイバーの繊維に損傷をもたらすことがあり、場合によっては光ファイバーを使用不能の状態にする。したがって、図8Aに示された、光ファイバー組立品の少なくとも1つの実施形態において、光ファイバーがニードル210の外面214の周りにコイル224を形成する。ノズル207での光ファイバーは、コイル224に極めて接近して終わり、物理的にコイル224に接続しない。コイル224の光ファイバーを通った光は側方に放出され、ノズル207の光ファイバーの末端によって検出されることができる。同様に、ノズル207の光ファイバーの末端から光の放出は、コイル224に入ってニードル210の光ファイバーを通って先端209まで伝送される。この方法では、コイル224は光ファイバーの分離された部分の間で光学的接続をもたらし、それによってニードル210の垂直振動を考慮する。
この実施形態では、ニードル210は、ニードル210の内側に沿って長手方向に延びる導管223を含む。放出及び検出用の光ファイバーは、ニードル210を通して分離して経路を形成されるか、1つの経路に沿って束ねられるか、又は図3に示されるように同軸に配置される。多くの燃料噴射器205では、ニードル210は、ニードル210の末端でのキャップである先端209を含む。これらの燃料噴射器205では、キャップは除去されて、放出用の光ファイバー及び検出用の光ファイバーの末端がニードル210の先端209と一致するようにして光ファイバー組立品が導管224に沿って延び、したがってノズル207の内部と光学的に関与する。任意でキャップは、光ファイバーにキャップを形成する硬い半透明な物と交換される。そのような物の1つは、石英のレンズである。
図11〜13に示されるような別の実施形態では、光ファイバー組立品のための導管223は、本体206の壁に配置され、さらに導管223がオリフィス216と交差するまでノズル207の壁を通る。放出用の光ファイバー及び検出用の光ファイバーは、この導管223の内部に設置され、それによって光ファイバーがニードル210と結合される必要性を避ける。この配置は、燃料噴射器205の作動中のニードル210の垂直震動を考慮することの困難性及び複雑性を回避する。この実施形態では、光源221及び光学センサ222の光ファイバーは、オリフィス216の内部に起こるキャビテーションの存在を検出するために使用され、それによって噴射パルスの持続時間を概算する。
図15、16に示されるような別の実施形態では、光学センサ222は燃料噴射器205の内部に配置されて、光学センサ222が燃料噴射器205の外側から直接光を受け取ることを可能にする方法で配置される。例えば、光学センサ222は、光学センサ222が噴射器205の外部と直接の光学接続を有するようにしてノズル207に配置される。光学センサ222の配置は、収容室218で起こった燃焼から放出された光を、センサが直接受け取ることを可能にする。そして計算装置は、噴射器205の外部での燃焼からセンサ222によって直接受け取られた光の強度で燃焼を検出する。この実施形態は、ノズル207の壁を通って延び、光学センサ222と計算装置との間に光学及び電気的接続を提供する導管223を含み得る。この実施形態での光学センサ222は、光ファイバー組立品の1つ以上の検出用の光ファイバーを含むことができる。
この実施形態の変形では、光源221はまた、放射パルス中に噴射器205から放出されたキャビテーション噴流に光源221が光を向けることを可能にする配置で、燃料噴射器205に配置される。1つの例としては、光源221は、光源221が外部のキャビテーション噴流と直接の光学接続を有することを可能とする配置でノズル207の内部に配置される。例えば、光源221は、ノズル207を通って延びる導管223に配置された光ファイバー組立品の放出用の光ファイバーであり得る。光源221は、外部のキャビテーション噴流に光を向け、光学センサ222は、外部のキャビテーション噴流で反射された光を受け取り、計算装置は、上述のとおり、センサ222によって受け取られた光の強度で対応する燃焼を検出する。
他の実施形態は、上記実施形態のいずれにおいても、これらの光ファイバー組立品と同じ目的を達成するために他の装置を含むことができる。例えば、光源221及び光学センサ222は、それぞれ発光ダイオード及びダイオード検波器を含み得る。他の光源225及び光学センサ226が、適宜又は所望により使用され得る。
別の実施形態では、燃料噴射フィードバックシステムは、光源221無しで、いかなるタイプの電子式又は機械式の燃料噴射器205の内部でも実行されることができる。その代わりに、この実施形態は、燃料噴射器の内部に設置された光学センサ222と、光学センサ222に電子的に接続された計算装置とを含む。光学センサ222は、一様な燃料燃焼のリアルタイムな分析のために1つのオリフィス216を介して収容室218のラインオブサイト(「LOS」)に配置される。LOS技術は、燃焼自体からの光強度の上昇及び低下の監視を可能にする。この測定技術は、サイクル間の(又はパルス間の)逸脱パターンの平衡が予測されて一貫したタイミング及び注入容積について電子的に調節されることを可能にする。光学センサ222は、燃焼から光を受け取るので、この実施形態では光源221は必要とされない。
上記実施形態のいずれかにおいて、キャビテーションの持続時間が明らかになったら、次に計算装置は、この持続時間と、流体が流れるようにして燃料噴射器205に接続された流量計によって示された体積流量率とを使用して、噴射燃料の概算の容積を計算することができる。この方法を用いて、燃料噴射器205の性能は、エンジンから燃料噴射器205を取り外すことなく、作動しているエンジンの内部で試験されることができる。
概して、燃料噴射器205からフィードバックを得る方法は、燃料噴射器205の内部に光学センサ222を設置するステップと、光学センサ222で燃料噴射器205の内部からの光を受け取るように設定するステップと、光学センサ222によって受け取られた光の強度で燃焼の発生を検出することによって燃料噴射パルスの開始時間を明らかにするステップと、光学センサ222によって受け取られた光の強度で燃焼の消散を検出することによって噴射パルスの停止時間を明らかにするステップと、開始時間と停止時間との間の時間差を比較するために計算装置を使用することによって噴射パルスの持続時間を明らかにするステップとを含む。
燃料噴射器からフィードバックを得る方法の別の実施形態は、燃料噴射器の内部に設置された光源221から燃料噴射器205の内部に光を導入するステップと、光学センサ222によって燃料噴射器の内部から受け取られた光の強度で燃焼の開始を検出するために、燃料噴射器の内部の光学センサ222を使用することによって燃料噴射器の内部でのキャビテーションの発生の始まりの時間を明らかにするステップと、燃料噴射器の内部から受け取られた光の強度で燃焼の終わりを検出するために、燃料噴射器の内部の光学センサ222を使用することによって燃料噴射器205の内部でのキャビテーションの発生の終わりの時間を明らかにするステップと、始まりの時間と終わりの時間との間の時間差を比較するために計算装置を使用することによってキャビテーションの持続時間を明らかにするステップとを含む。
キャビテーションによって起こされた光の攪乱は、デジタル(2進法)又はアナログ信号によって捕捉されることができる。これらの測定方法の間の相違は、デジタル方式は所定強度の設定点で信号を測定するのに対し、アナログは光の強度の上昇及び低下を測定することである。アナログ方法は、時間での注入(噴射)される燃料の速さを決定及び計算するために、時間での光の強度の速さ(暗いから明るいまで)を測定することによって噴射の速さを測定するために使用されることができる。同じことが、低下又は噴射の停止時間を測定するために逆でなされる。
この実施形態の別の変形では、方法は、燃料噴射器205の内部の光源221から放出された光を燃料噴射器のノズル210のオリフィス216に向けるステップと、燃料噴射器205の内部から光学センサ222によって受け取られた光の強度で燃焼の始まりを検出する計算装置を使用することによって、オリフィス216の内部に生じるキャビテーションの始まりの時間を明らかにするステップと、燃料噴射器205の内部から光学センサ222によって受け取られた光の強度で燃焼の終了を検出する計算装置を使用することによって、キャビテーションの終わりの時間を明らかにするステップと、始まりの時間と終わりの時間との間の時間差を比較するために計算装置を使用することによってキャビテーションの持続時間を明らかにするステップとを含む。
別の実施形態では、燃料噴射器205からフィードバックを得る方法は、燃料噴射器205の内部に光学センサ222を設置するステップと、光学センサ222で燃料噴射器205の外部からの光を受け取るように設定するステップと、光学センサ222によって受け取られた光の強度で燃焼の発生を検出することによって燃料噴射パルスの開始時間を明らかにするステップと、光学センサ222によって受け取られた光の強度で燃焼の消散を検出することによって噴射パルスの停止時間を明らかにするステップと、開始時間と停止時間との間の時間差を比較するために計算装置を使用することによって噴射パルスの持続時間を明らかにするステップとを含む。この実施形態は、燃料噴射器の内部に光源221を設置するステップと、燃料噴射器205の外部に光を向けるように光源221を設定するステップとを更に含むことができる。この方法は、噴射器205から放出された外部のキャビテーション噴流に光を向けるように光源221を設定するステップを更に含むことができる。
燃料噴射器からフィードバックを得る方法の上記実施形態のいずれかにおいて、その方法は、外面214又は内面215を非反射コーティングで覆うステップを更に含むことができる。その方法は、光源221装置又は光学センサ222装置を収容するために、本体206又はハウジング203に1つ以上の導管223を設置するステップを更に含むことができる。
上記の実施形態は、システム及び方法を単に代表するものであり、本発明を限定することを意味しない。例えば当業者は、いくつかの開示された実施形態の個々の特徴は、燃料噴射器205のタイプ及び光ファイバー設備の配置に応じて適用可能であることを理解する。したがって、上述された特定の要素及び構成についての均等物及び代替物は、本明細書に記載された発明の一部であり、したがって本発明の本来の範囲は、特許請求の範囲に記載されることが理解される。
4 燃料噴射器
6 取付具組立品
8 スプレーチップ
10 噴霧室
11 温度測定値を提供するセンサ
12 圧力室
14 圧力センサ
16 隔離オリフィス
18 ブリード弁
20 バルブ組立品
22 バルブ組立品
23 吸収材
24 流量計
30 光検出組立品
31 光学センサ
32 光源
33 空間
42 計算装置
44 放出用の光ファイバー
46 検出用の光ファイバー、受け取り用の光ファイバー
50 光検出(信号)
50a 噴射の開始
50b 噴射の終わり
52 圧力軌跡
54 電流(信号)
54a 噴射の開始時間
54b 噴射の停止時間
56 圧力軌跡での重複
205 燃料噴射器
206 本体
207 ノズル
208 オリフィス
209 ニードルの先端
210 ニードル
213 ハウジング
214 ニードルの外面
215 ハウジングの内面
216 リザーバ
217 ハウジングの基底部
218 収容室
219 オリフィスの内部端
220 オリフィスの外部端
221 光源
222 光学センサ
223 導管
224 光ファイバーのコイル
225 制御バルブ領域

Claims (20)

  1. 燃料噴射器(205)の内部に配置される光学センサ(222)と、
    前記光学センサ(222)に電子的に接続された計算装置と、
    を含み、前記燃料噴射器(205)は、オリフィス(208)を備えたノズル(207)を有し、前記光学センサ(222)は、前記燃料噴射器(205)の内部で光を受け取るように配置され、前記計算装置は、前記光学センサ(222)で受け取られた光の強度で燃焼を検出するように構成される、燃料噴射フィードバックシステム。
  2. 前記光学センサ(222)は、前記燃料噴射器(205)の外部で起こる燃焼から光を受け取るように配置され、前記光は、前記ノズル(207)の前記オリフィス(208)を通って前記外部の燃焼から前記光学センサ(222)に伝わる、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記光学センサ(222)は、光ファイバー組立品の1つ以上の検出用の光ファイバーを含む、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記燃料噴射器(205)はニードル(210)を更に含み、前記光学センサ(222)は、前記ニードル(210)の内部に配置される、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記ノズル(207)は更に壁を含み、前記光学センサ(222)は、前記ノズル(207)の前記壁の内部に配置される、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記燃料噴射器(205)の内部に配置される光源(221)を更に含み、前記光源(221)は更に、光を前記燃料噴射器(205)の内部で起こるキャビテーションに向けるように配置される、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記光学センサ(222)は、前記燃料噴射器(205)の内部で起こるキャビテーションから反射される光を受け取るように配置される、請求項6に記載のシステム。
  8. 前記光源(221)は、光を前記燃料噴射器(205)の前記ノズル(207)の前記オリフィス(208)の内部で起こるキャビテーションに向けるように配置される、請求項6に記載のシステム。
  9. 前記光学センサ(222)は、光ファイバー組立品の1つ以上の検出用の光ファイバーを含む、請求項6に記載のシステム。
  10. 前記光源(221)は、光ファイバー組立品の1つ以上の放出用の光ファイバーを含む、請求項6に記載のシステム。
  11. 前記光学センサ(222)は、光ファイバー組立品の1つ以上の検出用の光ファイバーを含む、請求項7に記載のシステム。
  12. 前記光源(221)は、光ファイバー組立品の1つ以上の放出用の光ファイバーを含む、請求項7に記載のシステム。
  13. 前記燃料噴射器(205)の内部に配置される光源(221)を更に含み、前記光源(221)は更に、光を前記燃料噴射器(205)の内部で起こるキャビテーションに向けるように配置される、請求項4に記載のシステム。
  14. 前記光源(221)は前記ニードル(210)の内部に配置される、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記燃料噴射器(205)の内部に配置される光源(221)を更に含み、前記光源(221)は更に、光を前記燃料噴射器(205)の内部で起こるキャビテーションに向けるように配置される、請求項5に記載のシステム。
  16. 前記光源(221)は、前記ノズル(207)の前記壁の内部に配置される、請求項15に記載のシステム。
  17. 燃料噴射器(205)の内部に配置されるとともに、前記燃料噴射器(205)の外部からの光を受け取るように配置される光学センサ(222)と、
    前記光学センサ(222)に電子的に接続された計算装置と、
    を含み、前記計算装置は、前記光学センサ(222)で受け取られた光の強度で燃焼を検出するように構成される、燃料噴射フィードバックシステム。
  18. 前記燃料噴射器(205)の内部に配置される光源(221)を更に含み、前記光源(221)は更に、光を前記燃料噴射器(205)の外部で起こるキャビテーションに向けるように配置される、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記光学センサ(222)は、光ファイバー組立品の1つ以上の検出用の光ファイバーを含む、請求項17に記載のシステム。
  20. 前記光源(221)は、光ファイバー組立品の1つ以上の放出用の光ファイバーを含む、請求項18に記載のシステム。
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