JP2015233352A - ケーブルホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】通信機器に接続される光ケーブルを適切に整線処理する。
【解決手段】軸方向に延びるスリットを有する筒形状で、スリットを介して通信機器に接続されるインターフェースケーブルが収納保持されるホルダー本体と、ホルダー本体の軸方向に一定間隔を空けて、ホルダー本体の外周面に沿って配置される複数の突条と、ホルダー本体の外周で、且つ複数の突条のうちの隣り合う突条の間に嵌着され、スリットを介してホルダー本体の内部に引き回されるインターフェースケーブルを保持する保持リングと、通信機器の前面から所定の間隔を空けてホルダー本体を支持する支持アームと、を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】軸方向に延びるスリットを有する筒形状で、スリットを介して通信機器に接続されるインターフェースケーブルが収納保持されるホルダー本体と、ホルダー本体の軸方向に一定間隔を空けて、ホルダー本体の外周面に沿って配置される複数の突条と、ホルダー本体の外周で、且つ複数の突条のうちの隣り合う突条の間に嵌着され、スリットを介してホルダー本体の内部に引き回されるインターフェースケーブルを保持する保持リングと、通信機器の前面から所定の間隔を空けてホルダー本体を支持する支持アームと、を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ケーブルホルダーに関する。
ルータ機能やスイッチ機能を有する通信機器は、専用のラックやキャビネットなどに収納された状態で、光ケーブルなどのインターフェースケーブルを接続している。通信機器に接続されるインターフェースケーブルは、専用のラックやキャビネットの支柱や側面に設けたケーブルホルダーに包縛され、専用のラックやキャビネットの側面に沿って引き回されている(特許文献1参照)。
上述した通信機器は、通信機器の動作状態を表示する表示部や、通信機器を操作する操作部の他、インターフェースケーブルのコネクタが嵌合されるコネクタ部を前面に有する。通信機器の前面に配置されたコネクタ部が複数配置された場合、接続されるインターフェースケーブルは、通信機器の前面で束ねられ、専用のラックやキャビネットの側面に沿って引き回される。したがって、接続されるインターフェースケーブルが多いほど、通信機器の前面を塞ぐことになる。その結果、通信機器の前面に配置された表示部を視認しづらく、また操作部を操作しづらくする。また、インターフェースケーブルが光ケーブルとなる場合、束ねた光ケーブルを引き回す際に、光ケーブルの最小曲率半径(例えば30mm)を保持することが困難となる場合が発生する。
本件開示のケーブルホルダーは、通信機器の前面の表示部を容易に視認でき、また操作部を容易に操作できるように、通信機器に接続されるインターフェースケーブルを適切に整線処理する技術を提供することを目的とする。
一つの観点によれば、軸方向に延びるスリットを有する筒形状で、前記スリットを介して通信機器に接続されるインターフェースケーブルが収納保持されるホルダー本体と、前記ホルダー本体の軸方向に一定間隔を空けて、前記ホルダー本体の外周面に沿って配置される複数の突条と、前記ホルダー本体の外周で、且つ前記複数の突条のうちの隣り合う突条の間に嵌着され、前記スリットを介して前記ホルダー本体の内部に引き回される前記インターフェースケーブルを保持する保持リングと、前記通信機器の前面から所定の間隔を空けて前記ホルダー本体を支持する支持アームと、を有することを特徴とする。
本件開示の光コネクタ用アダプタは、通信機器に接続されるインターフェースケーブルを適切に整線処理することで、通信機器の前面の表示部を容易に視認でき、また操作部を容易に操作できる。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係るケーブルホルダーを用いたインターフェースケーブルの整線構造を示す。以下、インターフェースケーブルとして光ケーブルを用いた場合を示す。通信機器10は、専用のラックやキャビネットなどに収納された状態で、他の電子機器と接続される。通信機器10の前面には、他の電子機器との間の接続を行うための光ケーブル15が複数接続される。
通信機器10の表面パネル11は、複数の光コネクタ用アダプタ12の一部を露呈する。複数の光コネクタ用アダプタ12は、光ケーブル15の一端部に設けた光コネクタ16を嵌合する。
通信機器10の表面パネル11は、複数の光コネクタ用アダプタ12を露呈する他、光コネクタ16とは異なる通信規格に基づいたコネクタを嵌合するコネクタ部17を露呈する。また、通信機器10の表面パネル11は、通信機器10の動作状態を表示する表示部18を有する。
ケーブルホルダー20は、通信機器10の表面パネル11に取り付けられる。ケーブルホルダー20は、通信機器10に接続された光ケーブル15の一部を収納保持して、通信機器10に接続される光ケーブル15を整線する。ケーブルホルダー20は、ホルダー本体25、ガイド部材26、保持リング27を有する。
ホルダー本体25は、例えば合成樹脂材を用いて生成される部材である。図3(a)から図3(c)に示すように、ホルダー本体25は、軸方向(x方向)における両端部が開口され、上部に軸方向(x方向)に延びるスリット31を有する円筒形状の部材である。ホルダー本体25の上部にスリット31を有することで、通信機器10に接続される光ケーブル15の一部が、スリット31を介してホルダー本体25の内部の中空部分に収納保持される。ここで、スリット31の幅W1は、光ケーブル15の外径と同一、又は光ケーブル15の外径の2倍から3倍程度の幅に設定される。
ホルダー本体25は、外周面に沿った突条32を複数有する。複数の突条32は、ホルダー本体25の軸方向(x方向)に同一の間隔L1を空けて配置される。ここで、隣り合う突条32間の間隔L1は、保持リング27の幅L2と同一幅、又は保持リング27を嵌着したときに、x方向に遊び程度で移動できる幅に設定される。
ホルダー本体25は、軸方向(x方向)における両端部の外周面下部に、係止突起33を有する。係止突起33は、ホルダー本体25の端部にガイド部材26を取り付けたときに、ガイド部材26の挟持片51に設けた係合孔52に入り込む。
ホルダー本体25は、軸方向(x方向)における両端部に、y方向に延出する支持アーム35を有する。支持アーム35は、ホルダー本体25に有するスリット31が上部に位置するように、ホルダー本体25に配置される。図示は省略するが、支持アーム35は、例えばスリット31の中心に対して、例えば90°程度の間隔を空けてホルダー本体25に配置される。なお、支持アーム35は、ホルダー本体25と一体であってもよいし、別体であってもよい。また、通信機器10に接続された光ケーブル15をホルダー本体25の内部に引き回すことができればよいので、支持アーム35は、例えばスリット31の中心に対して、例えば90°以下の間隔を空けてホルダー本体25に配置してもよい。
支持アーム35は、先端に係止部36を有する。係止部36は、ケーブルホルダー20を通信機器10の表面パネル11に取り付ける際に、表面パネル11に設けた係止孔40(図2参照)に挿通される。係止部36は、支持アーム35の先端に有するスリット41により、上下一対の弾性片42,43を有する。弾性片42は、先端部に位置する爪部44と、爪部44に対して幅W2を空けて配置される受け部45とを有する。ここで、幅W2は、表面パネル11の厚みと同一の間隔又は表面パネル11の厚みよりも若干広い間隔である。弾性片43は、弾性片42と同様にして、先端部に位置する爪部46と、爪部46に対して間隔W2を空けて配置される受け部47とを有する。
図4(a)に示すように、支持アーム35を表面パネル11に取り付けるときには、支持アーム35の先端に有する係止部36を表面パネル11の係止孔40にそれぞれ位置合わせし、支持アーム35の係止部36を表面パネル11の係止孔40に押し込む。支持アーム35の係止部36を表面パネル11の係止孔40に押し込むと、弾性片42が弾性片43に向けて、弾性片43が弾性片42に向けてそれぞれ弾性変形する。支持アーム35の係止部36を表面パネル11の係止孔40にさらに押し込むと、弾性変形した弾性片42,43の爪部44,46が係止孔40の内壁面に摺接されながら係止孔40に挿通される。そして、係止部36の受け部45,47が表面パネル11に当接されると、支持アーム35の係止部36の係止孔40への押し込みが規制される。図4(b)に示すように、支持アーム35の係止部36の係止孔40への押し込みが規制されると、爪部44,46と係止孔40の内壁面との摺接が解除される。したがって、弾性片42,43が元の位置に自己復帰し、爪部44,46が、表面パネル11の裏面で、且つ係止孔40の周縁部分に係止される。
なお、ユーザが指で弾性片42,43を挟み込んだ状態で、支持アーム35を表面パネル11に取り付けることも可能である。この場合、係止部36の爪部44,46を表面パネル11の係止孔40に挿通させた後、ユーザによる弾性片42,43の挟み込みを解除すればよい。
また、ケーブルホルダー20を表面パネル11から取り外す場合には、ユーザが指で弾性片42,43を挟み込み、弾性片42,43をそれぞれ弾性変形させた後、支持アーム35を表面パネル11から引き抜けばよい。
本実施形態では、2つの弾性片42,43を有する係止部36に説明しているが、3以上の弾性片を有する係止部であってもよい。
上述した支持アーム35の長さFは、以下に設定される。図5に示すように、表面パネル11の前面から、光コネクタ16が光コネクタ用アダプタ12に嵌合される一端部とは反対側となる光コネクタ16の他端部までの長さをF1とする。また、光ケーブル15の最小曲率半径をF2とする。表面パネル11の前面からケーブルホルダー20のホルダー本体25の中心軸C1までの距離をF3とすると、F3=F1+F2となる。したがって、ホルダー本体25の外径をR1とすると、支持アームの長さFは、F=F3−R1となる。表面パネル11の前面からホルダー本体25の中心軸Cまでの距離F3が例えば60mm、ホルダー本体25の外径R1が例えば15mmと仮定した場合には、支持アーム35の長さFは例えば45mmとなる。ここで、上述した支持アーム35の長さFは、光ケーブル15の最小曲率半径を想定した一例を示すものである。したがって、距離F3を例えば60mm、外径R1を例えば15mmと仮定した場合には、支持アーム35の長さFは例えば45mm以上であることが好ましい。つまり、支持アーム35の長さFは、光コネクタ16の大きさや、光コネクタ用アダプタ12と嵌合した光コネクタ16の表面パネル11からの突出量の他、ホルダー本体25の外径R1などを考慮して、光ケーブル15の最小曲率半径を維持できるように設定することが好ましい。
ガイド部材26は、ホルダー本体25の両端部の何れか一方の端部、又はホルダー本体25の両端部に取り付けられる。図6(a)から図6(c)に示すように、ガイド部材26は、ホルダー本体25に取り付けられる一端部から他端部に向けて下方に湾曲する基部50を有する。以下、ホルダー本体25に取り付けられるガイド部材26の一端部を上流側端部と称し、ガイド部材26の他端部を下流側端部と称する。
基部50は、y方向の幅が上流側端部から下流側端部に向けて幅広となり、また、y方向における両端部から中央部分に向けて下方に湾曲した形状となる。なお、基部50の上流側端部の形状は、下方に湾曲する円弧形状である。ここで、基部50の上流側端部の外径は、ホルダー本体25の内径と同一の半径、又はホルダー本体25の内径よりも若干小さい半径である。なお、基部50の下流側端部の形状は、上流側端部の形状と同様に円弧形状としてもよいし、楕円弧形状としてもよい。
上述したように基部50は、上流側端部から下流側端部に向けて下方に湾曲している。基部50の上面におけるxz平面上における半径R2は、例えばホルダー本体25に収納される光ケーブル15の最小曲率半径が維持できる半径(例えば30mm以上)に設定される。
挟持片51は、基部50の下方に幅W3を空けて、基部50の上流側端部に沿った円弧状の部材である。ここで、幅W3は、ホルダー本体25の一端部の厚みと同一の幅又はホルダー本体25の一端部の厚みよりも若干広い幅である。挟持片51は、ガイド部材26をホルダー本体25に取り付けたときに、基部50の上流側端部との間で、ホルダー本体25の一端部を挟み込む。挟持片51は、ホルダー本体25の端部の外周面下部に設けた係止突起33が係止される係止孔52を有する。
上述したガイド部材26は、ホルダー本体25の端部に取り付けられる。図7(a)に示すように、ガイド部材26は、基部50と挟持片51との間にホルダー本体25の一端部が位置するように、ホルダー本体25に対して位置合わせされる。ホルダー本体25の一端部に対して位置合わせした後、ガイド部材26はホルダー本体25に向けて押し込まれる。図7(b)に示すように、ガイド部材26がホルダー本体25に向けて押し込まれると、ホルダー本体25の端部の外周面下部に有する係止突起33が、挟持片51の係止孔52に係止される。
保持リング27は、ホルダー本体25の外周部分に嵌着され、ホルダー本体25のスリット31からホルダー本体25の内部に引き回される光ケーブル15を保持する。図8(a)に示すように、保持リング27は、外周面の一部が軸方向に沿って切り欠かれた円筒状の部材である。ここで、保持リング27の内径R3は、ホルダー本体25の外径R1と同一の半径又はホルダー本体25の外径R1よりも若干大きい半径である。図8(b)に示すように、保持リング27は、ホルダー本体25に嵌着された状態で保持される。したがって、保持リング27は、中心軸C2から保持リング27の円周方向における一端部を結ぶ直線と、中心軸C2から保持リング27の円周方向における他端部を結ぶ直線とがなす角度θ2が例えば270°<θ2<330°となるように設定される。保持リング27の幅L2は、ホルダー本体25の外周面に設けた複数の突条32のうち、隣り合う突条32間の間隔L1と同一の幅、又は隣り合う突条32間の間隔よりも若干狭い幅である。
保持リング27の円周方向における両端部には、2つの溝部56がそれぞれ設けられる。各溝部56の幅W4は、光ケーブル15の外径と同一の幅、又は光ケーブル15の外径よりも若干広い幅である。なお、溝部56の数は1つでもよい。また、保持リング27の幅L2が広い場合には、溝部56を3以上設けることも可能である。ここで、上述した溝部56の長さは、保持リング27が光ケーブル15を確実に保持することを考慮して、例えばホルダー本体25のスリット31の幅W1以上に設定されることが好ましい。
保持リング27をホルダー本体25に嵌着する場合、保持リング27の円周方向における両端部をホルダー本体25に押し当てる。保持リング27の円周方向における両端部をホルダー本体25に押し当てると、保持リング27の両端部がホルダー本体25の外周面に沿って押し広げられる。これにより、保持リング27にホルダー本体27が入り込む。そして、ホルダー本体25が保持リング27に入り込むと、保持リング27の両端部は、自己復帰して、元の状態に戻る。これにより、保持リング27がホルダー本体25に嵌着される。保持リング27がホルダー本体25に嵌着された状態では、保持リング27が、ホルダー本体25に沿って回転することが可能となる。
次に、通信機器10に光ケーブル15を接続する場合に、光ケーブル15をケーブルホルダー20に収納する方法について説明する。以下、ケーブルホルダー20が通信機器の前面に取り付けられていることを前提にして説明する。また、ホルダー本体25に保持リング27が嵌着されている場合を説明する。
図9に示すように、光ケーブル15の一端部に有する光コネクタ16は、通信機器10の表面パネル11から露呈される光コネクタ用アダプタ12に嵌合される。この状態では、光ケーブル15は、ケーブルホルダー20によって整線処理されていない。光コネクタ16を光コネクタ用アダプタ12に嵌合させた後、光ケーブル15は、ホルダー本体25のスリット31を介して、ホルダー本体25の内部に向けて引き回される。したがって、光ケーブル15の一端がホルダー本体25から引き出された状態に整線される。一方、ホルダー本体25の内部に収納された光ケーブル15は、ホルダー本体25の一端部からホルダー本体25の外部に向けて引き回される。ホルダー本体25の一端部からホルダー本体25の外部に向けて引き回される光ケーブル15は、ガイド部材26に沿って下方に湾曲される。ここで、ガイド部材26の基部50は、光ケーブル15の最小曲率半径を維持できるように湾曲している。したがって、ガイド部材26に沿って下方に湾曲される光ケーブル15は、引き回される過程で最小曲率半径が維持される。なお、ガイド部材26に沿って下方に湾曲される光ケーブル15は、専用のラックやキャビネットの支柱や側面に沿って引き回される。
図10に示すように、ホルダー本体25の内部に光ケーブル15が収納された後、保持リング27はP方向に回転される。保持リング27を回転させたときに、スリット31を介してホルダー本体25の内部に引き回される光ケーブル15は、保持リング27の溝部56に挿入される。保持リング27は、隣り合う突条32の間に嵌着される。ここで、スリット31から引き出された光ケーブル15は、湾曲されることで復帰力が生じる。したがって、光ケーブル15が保持リング27の溝部56に挿入された状態では、光ケーブル15は保持リング27をx方向に押圧している。一方、保持リング27は突条32によりx方向への移動が規制される。したがって、スリット31を介してホルダー本体25の内部に引き回される光ケーブル15の位置が保持リング27により固定される(図11参照)。
このように、通信機器10の表面パネル11から露呈する光コネクタ用アダプタ12に光ケーブル15の光コネクタ16を嵌合させる毎に、上述した整線処理を実行する。光ケーブル15の整線処理により、光ケーブル15はケーブルホルダー20の内部に収納保持される。したがって、通信機器10の表面パネル11を被覆することがなくなり、表示部18の表示を視認しやすくなる。また、表面パネル11に操作部を有する場合には、操作部の操作を行いやすくすることができる。
ここで、ケーブルホルダー20は、表面パネル11の前面に配置される。したがって、専用のラックやキャビネット内に、複数の通信機器を上下に配置する場合には、各通信機器に接続する光ケーブルを他の通信機器に誤って接続することが防止される。また、ケーブルホルダー20の内部に、通信機器に接続される光ケーブル15を収納保持することから、目的の光ケーブル15が弛んで整線され、他の通信機器に影響を与えることが防止される。
また、光コネクタ用アダプタ12に嵌合した光コネクタ16を取り外す場合には、光コネクタ16を光コネクタ用アダプタ12から取り外した後、保持リング27をP方向とは逆方向に回転させる。保持リング27をP方向とは逆方向に回転させると、光ケーブル15は、保持リング27の溝部56から取り外される。保持リング27による固定が解除された光ケーブル15は、ホルダー本体25に設けたスリット31から取り出される。
なお、光ケーブル15は、光コネクタ16を光コネクタ用アダプタ12に嵌合させた後に整線処理を行っているが、先に整線処理を行った後で、光コネクタ16を光コネクタ用アダプタ12に嵌合させることも可能である。
また、保持リング27をP方向に回転させることで、保持リング27の溝部56に光ケーブル15を挿入させる場合について説明している。しかしながら、保持リング27の円周方向における両端部は、溝部56を有している。したがって、保持リング27をP方向とは反対方向に回転させて、光ケーブル15の位置を固定することも可能である。
本実施形態では、ホルダー本体25を円弧状の筒部材としているが、楕円弧状の筒部材や、中心軸に直交するホルダー本体の断面が多角形などの筒部材としてもよい。ホルダー本体を楕円弧状の筒部材や断面が多角形などの筒部材とする場合には、整線する光ケーブルをホルダー本体に収納保持した後、保持リングをホルダー本体に嵌着して、スリットから引き出された光ケーブルを固定保持すればよい。
10…通信機器、12…光コネクタ用アダプタ、15…光ケーブル、16…光コネクタ、20…ケーブルホルダー、25…ホルダー本体、26…ガイド部材、27…保持リング、35…支持アーム、36…係止部
Claims (8)
- 軸方向に延びるスリットを有する筒形状で、前記スリットを介して通信機器に接続されるインターフェースケーブルが収納保持されるホルダー本体と、
前記ホルダー本体の軸方向に一定間隔を空けて、前記ホルダー本体の外周面に沿って配置される複数の突条と、
前記ホルダー本体の外周で、且つ前記複数の突条のうちの隣り合う突条の間に嵌着され、前記スリットを介して前記ホルダー本体の内部に引き回される前記インターフェースケーブルを保持する保持リングと、
前記通信機器の前面から所定の間隔を空けて前記ホルダー本体を支持する支持アームと、を有することを特徴とするケーブルホルダー。 - 請求項1に記載のケーブルホルダーにおいて、
前記保持リングは、外周面の一部が軸方向に沿って切り欠かれた筒形状の部材であり、
前記保持リングは、周方向における両端部から前記周方向に切り欠かれ、前記光ケーブルが挿通される溝部を有することを特徴とするケーブルホルダー。 - 請求項1又は請求項2に記載のケーブルホルダーにおいて、
前記ホルダー本体及び前記保持リングは、円筒形状の部材であり、
前記保持リングは、前記ホルダー本体の外周に嵌着された状態で、前記ホルダー本体の外周面に沿って回転することが可能であることを特徴とするケーブルホルダー。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のケーブルホルダーにおいて、
前記インターフェースケーブルは、光ケーブルであることを特徴とするケーブルホルダー。 - 請求項4に記載のケーブルホルダーにおいて、
前記ホルダー本体の軸方向における両端部の少なくとも一方に配置され、前記ホルダー本体の軸方向における端部から前記ホルダー本体の外部に引き回される前記光ケーブルの曲率半径を最小曲率半径に維持するガイド部材を、有することを特徴とするケーブルホルダー。 - 請求項4又は請求項5に記載のケーブルホルダーにおいて、
前記支持アームは、前記通信機器に接続された前記光ケーブルを前記ホルダー本体に収納保持したときに、前記スリットから前記ホルダー本体の内部に引き回される前記光ケーブルの曲率半径を最小曲率半径に維持できる長さを有することを特徴とするケーブルホルダー。 - 請求項4から請求項6のいずれか1項に記載のケーブルホルダーにおいて、
前記支持アームは、前記通信機器の表面パネルに設けられた係止孔に係止される係止部を先端部に有することを特徴とするケーブルホルダー。 - 請求項7に記載のケーブルホルダーにおいて、
前記係止部は、前記支持アームの延出方向に延びるスリットを先端に有することで、弾性片を有し、
前記弾性片は、
前記係止部を前記係止孔に挿通させたときに、前記表面パネルの裏面で且つ前記係止孔の周縁部に係止される爪部と、
前記係止部を前記係止孔に挿通させたときに、前記係止部の前記係止孔への挿通を規制する受け部と、を有することを特徴とするケーブルホルダー。
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JP2018082123A (ja) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | 住友電気工業株式会社 | 伝送装置、ケーブルガイドセット、及び基板の取り外し方法 |
JP2021005717A (ja) * | 2020-09-10 | 2021-01-14 | 住友電気工業株式会社 | 伝送装置、ケーブルガイド、及び基板の取り外し方法 |
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