JP2015233067A - コイルおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、基本は螺旋形状でありながら、全体、外形あるいは断面などの形状などの形状自由度の高いコイルおよびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】5軸加工機により、金属塊としてのφ70mmのベリリウム銅合金製ビレットから不要部分を除去することにより形成されたコイル本体部分としての電磁成形に用いられる導線部分1cを有することを特徴とする電磁成形用コイル1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、基本は螺旋形状でありながら、全体、外形あるいは断面などの形状が用途に応じて自由に選択できる、形状自由度の高いコイル(以下、単に自由な形状のコイルとも言う)およびその製造方法に関するものである。
従来のコイル、特に螺旋形状の電磁成形用コイルの製造方法としては、ガラスクロステープなどを巻きつけた主に銅合金からなる断面形状が、円形状、四角形状または中空部を有した四角形状を呈する導線を曲げ加工によって軸心に巻きつけることで螺旋形状に成形している。その後に、絶縁性樹脂を含浸する方法が行われてきた(特許文献1および2参照)。
また、軸心に巻きつけた導線の断面が、円筒形状または中空部を有した四角形状をしており、必要に応じて、冷媒を流すための孔が各導線の内側にあけた形状が用いられてきた(特許文献3および4参照)。
上述した特許文献1〜4に記載されたような螺旋形状の電磁成形用コイルの製造方法では、電磁成形用コイルを形成するために、軸心に巻きつけられた導線の断面形状が円形状、円筒形状、四角形状または中空部を有した四角形状に略限られている。さらに、このような断面形状の導線を用いた電磁成形用コイルにより、断面が多角形形状を有した部材(素管)を電磁拡管成形ないし電磁縮管成形する場合には、成形後に素管断面に余剰線長が発生し変形を容易にするように、対応する金型に凹部が設けられるようにした方法が採用されていた(特許文献5参照)。
特開2004−40045号公報 特許第5213838号公報 特開平6−238356号公報 特開2006−68774号公報 特開2013−107091号公報
上述した特許文献1〜5に記載されたような螺旋形状の電磁成形用コイルの製造方法では、導線の巻きつけ加工をする際に加工不良が生ずることなく行えるためには、導線の断面形状やその材質に大きな制約があった。
すなわち、導線断面の半径が、螺旋形状の電磁成形用コイルを形成した際のコイル内径に対して、0.1〜0.2以下でなければ導線断面が顕著に変形し、加工不良となるという問題点があった。
また、導線の材質は、巻きつけ加工時の破断回避や加工後のスプリングバックを抑制するために、均一伸びが15%以上で、かつ、0.2%耐力が400MPa以下までが限界とされていた。したがって、導線には主に0.2%耐力が約200MPaの無酸素銅などを使用せざるをえないという問題点もあった。
以上のような制約があるため、被加工材としての素管が小径である場合や高強度である揚合には、十分な耐久性能を有する電磁成形用コイルが製造できないという問題点もあった。これは、電磁成形技術の普及を妨げる要因ともなっていた。例えば、多角形形状の断面を有する素管の拡管成形または縮管成形に適した、螺旋形状の電磁成形用コイルの製造も困難であるという問題点もあった。
これまで、上述した電磁成形用コイルに代表されるように、自由な形状のコイルおよびその製造方法を提供することが困難であった。
発明の目的は、自由な形状のコイルおよびその製造方法を提供することにある。
この目的を達成するために、第1発明に係るコイルは、
金属塊から不要部分を除去することにより形成されたコイル本体部分を有することを特徴とするコイルである。
また、第2発明に係るコイルは、第1発明に係るコイルにおいて、
前記不要部分は、切削加工、レーザ加工または放電加工の内の少なくともいずれか1つで除去することを特徴とする。
また、第3発明に係るコイルは、第1または第2発明に係るコイルにおいて、
前記コイル本体部分は、軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成であることを特徴とする。
また、第4発明に係るコイルは、第3発明に係るコイルにおいて、
前記軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分は、螺旋形状をなし、電磁成形に用いられることを特徴とする。
また、第5発明に係るコイルは、第3発明に係るコイルにおいて、
前記軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分は、上面視が多角形形状をなし、電磁成形に用いられることを特徴とする。
また、第6発明に係るコイルは、第5発明に係るコイルにおいて、
前記多角形形状は、複数の直線部と3つ以上のコーナー部とから構成され、このコーナー部の内側の曲率半径Rは10mm以下であることを特徴とする。
また、第7発明に係るコイルは、第4〜第6発明のいずれか1つの発明に係るコイルにおいて、
前記金属塊の室温における、0.2%耐力が500MPa以上であり、かつ、導電率が15IACS%以上の非磁性金属合金であることを特徴とする。
ここに、IACSとは、International Annealed Copper Standard(国際焼きなまし銅線標準)である。
また、第8発明に係るコイルの製造方法は、
金属塊から不要部分を除去することにより、コイル本体部分を形成する工程を有したコイルの製造方法である。
また、第9発明に係るコイルの製造方法は、第8発明に係るコイルの製造方法において、
前記不要部分は、切削加工、レーザ加工または放電加工の内の少なくともいずれか1つで除去することを特徴とする。
また、第10発明に係るコイルの製造方法は、第8または第9発明に係るコイルの製造方法において、
前記コイル本体部分は、軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成であることを特徴とする。
また、第11発明に係るコイルの製造方法は、第10に係るコイルの製造方法において、
前記軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分は、螺旋形状をなし、電磁成形に用いられることを特徴とする。
また、第12発明に係るコイルの製造方法は、第10に係るコイルの製造方法において、
前記軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分は、上面視が多角形形状をなし、電磁成形に用いられることを特徴とする。
以上のように、本発明に係るコイルは、金属塊から不要部分を除去することにより形成されたコイル本体部分を有することを特徴とするコイルである。これにより、自由な形状のコイルを提供することができる。
また、本発明に係るコイルの製造方法は、金属塊から不要部分を除去することにより、コイル本体部分を形成する工程を有したコイルの製造方法である。これにより、自由な形状のコイルを実現することができる。
本発明の実施形態1のコイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。 本発明の実施形態2のコイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。 本発明の実施形態3のコイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。 本発明の実施形態4のコイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。 本発明の実施形態5のコイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。 本発明の実施形態6のコイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。 本発明の実施形態7のコイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。 本発明の実施形態8のコイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。 本発明の実施形態9のコイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。 実施形態1のコイルに絶縁性樹脂を含浸させた後のコイルの中心軸を通る縦断面図である。
本発明者は、如何にすれば、被加工材としての素管が小径である場合や高強度である場合にも、十分な耐久性能を有する自由な形状の電磁成形用コイルを製造できるのか鋭意検討した。
その結果、軸心に円形状等の断面形状を有した導線を巻きつけたりする工法を採用することなく(すなわち、導線の断面形状やその材質に大きな制約を受けることなく)、金属塊から切削加工、レーザ加工または放電加工の内の少なくともいずれか1つで不要部分を除去することにより、自由な形状のコイル(例えば、コイル本体部分が螺旋形状をなし、電磁成形に用いられるコイル)を形成することが可能であることを初めて見出した。
なお、この見出された結果は、電磁成形用コイルにのみ限定されるものではなく、広くコイル全般に適用可能である。例えば、電磁成形用以外のコイルとしての用途には、電縫溶接用の誘導加熱コイル、金属の誘導加熱用コイル、大電流トランス用コイル、大電流モータ用コイルなどが考えられる。以下、本発明について、電磁成形用コイルの場合を例示しつつ、実施形態を詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1のコイルとしての電磁成形用コイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。
図1において、1は被加工材としての素管(図示せず)を拡管成形するための電磁成形用コイル、1aは電磁成形用コイル1の中心軸を通り、紙面の下方から上方に向かって電流を流すための中心軸方向導線部、1bは中心軸方向導線部1aに接続され、すなわち電磁成形用コイル1の中心から半径方向に電流を流すための半径方向導線部、1cは半径方向導線部1bの外周部側に接続され、すなわち電磁成形用コイル1の外周部を螺旋状(10ターン設定)に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての導線部分、1dは導線部分1cの下端側に接続され、すなわち電磁成形用コイル1の最下端からさらに紙面の下方に向かって電流を流す{(電源装置)に戻す}ための下方向導線部である。
なお、図1に示す電磁成形用コイル1は、ベリリウム銅合金からなるφ70mmの金属塊としてのビレットから5軸加工機(例えば、切削加工、レーザ加工または放電加工の内の少なくともいずれか1つ)で不要部分を除去することにより、中心軸方向導線部1a、半径方向導線部1b、10ターンの螺旋形状をなした導線部分1c(なお、コイル1の外径は60mm)および下方向導線部1dが連続的、かつ、一体的に製造されたものである。このような方式で電磁成形用コイル1が製造されるため、従来のような巻線工程がまったく不要となり、螺旋形状をなした導線部分1cに任意の材質および任意の断面形状が適用できるとともに、電磁成形用コイル全体としても自由な形状(より詳細については、後記実施形態を参照)にすることが可能になる。
上述したような工法により製造された電磁成形用コイル1の外径は60mm、導線部分1cの断面は8mm×8mmの正方形であり、10ターンの導線部分1c間のそれぞれの間隔は2mmである。この電磁成形用コイル1の各部には、それぞれ周囲にガラスクロステープを巻きつけた後に、絶縁性樹脂1iおよび1jを含浸し、端子の取り付けなど必要な後加工を施すことによって電磁拡管用コイルとして完成する(図10参照)。なお、本実施形態においては、螺旋形状をなした導線部分1cの上端、下端にそれぞれ中心軸方向導線部1a、半径方向導線部1bおよび下方向導線部1dが連続的、かつ、一体的に製造された例について説明したが、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、螺旋形状をした電磁成形用の導線部分1cからコイル端子までの導線(中心軸方向導線部1a、半径方向導線部1bおよび下方向導線部1d)は、別途溶接または機械的に接合することも可能である。また、上記電流を流すための螺旋形状をなした導線部分1cの隣り合う導線同士の距離が長すぎると、軸方向単位長さ当たりの巻数が少なくなり、被加工材としての素管の塑性変形に必要な十分な磁界を得るために必要な電流を確保するための、後述するコンデンサに蓄える電気的エネルギーが大きくなり、経済性の面で適切ではない。また、導線同士の距離が短すぎると、導線間に生じる電界が高いために絶縁破壊を早期に招く要因となり、同じく適切ではない。つまり、導線間(導線部分1c間)の軸方向距離には適切な範囲が存在し、概ね0.5mm〜2mmの範囲にあることが望ましい。
そして、大容量・高電圧のコンデンサに電荷を予め蓄積し、本発明に係るコイル(電磁成形用コイル1)に図1に示す向きの大電流を流すことで瞬間的に電磁成形用コイル1の軸方向下向きに極めて強力な磁界が発生する。この磁界によって、図1に示す電磁成形用コイル1の外側に設置された被加工材としての素管に螺旋形状をなした導線部分1cの電流の向きとは逆向きの誘導電流が誘起される。この誘導電流と前記磁界により、素管には電磁成形用コイル1の中心から外側に向かう電磁力(ローレンツカ)が働き、素管を拡管成形させる塑性加工が可能となる。
また、上記ベリリウム銅合金製ビレットは熱処理後の0.2%耐力が約1000MPa(従来の巻線方式の電磁成形用コイルに用いられる無酸素銅の約5倍の0.2%耐力を有する)であり、導電率が約20IACS%である。本発明に係るコイル(電磁成形用コイル1)の場合、その作用効果を奏するためには、使用時の0.2%耐力が、室温において無酸素銅の2.5倍以上の500MPa以上であることが望ましい。また、ジュール発熱による電磁成形用コイル1の内部温度上昇抑制の観点から導電率は、室温において15IACS%以上であることが望ましい。螺旋形状をなした導線部分1cの材料として、上述したような熱処理型合金を選択する場合には、螺旋形状に加工後、熟処理を施すことで硬化処理させることも可能である。以上の点に関しては、以下の実施形態についても同様である。
したがって、被加工材としての素管が小径である場合(上述したような拡管成形を行う電磁成形用コイルでは、素管の内側に挿入する必要があるため、素管の内径に比べて、電磁成形用コイルの直径を小さくしなければならない。)や高強度な素管である揚合にも、十分な耐久性能を有する自由な形状の電磁成形用コイルを製造できる。より具体的には、外径が80mm以下の電磁成形用コイルを用いて、小径な素管を拡管成形する場合に、電磁成形用コイルの長寿命化が期待できる。なお、上記のような小径な素管を拡管成形する場合や高強度な素管を電磁成形する場合、逆に、従来のような強度の不足する巻線方式の電磁成形用コイル(無酸素銅を使用)を繰返し使用すると、導線の塑性変形が生じ、少ない繰返し回数で導線の破断、あるいは、導線同士が短絡し、破損する虞がある。
また、本発明に係る加工方法により、電磁成形用コイル1を製造した場合、螺旋形状をなした導線部分1cの断面を自由な形状(例えば、任意で大きな断面形状)にでき、この点からも、上述したような極めて強力な磁界を発生させる導線部分1cの塑性変形が大幅に生じづらくなり、電磁成形用コイルの寿命も飛躍的な向上が可能になる。以上の点に関しては、以下の実施形態についても同様である。
なお、本実施形態においては、電磁成形用コイルの導線材料として、ベリリウム銅合金を用いた場合について説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、銅合金、アルミニウム合金、チタン銅合金を採用することも可能である。また、電磁成形用コイルの導線材料としては、靭性や導電率の点から、押出棒ではなく、押出棒などに塑性加工を加えた金属塊やビレットから導線を削りだすことが望ましい。以上の点に関しては、以下の実施形態についても同様である。
(実施形態2)
図2は本発明の実施形態2のコイルとしての電磁成形用コイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。
図2において、2は被加工材としての素管(図示せず)を縮管成形するための電磁成形用コイル、2aは電磁成形用コイル2の外側を紙面の下方から上方に向かって電流を流すための外側導線部、2bは外側導線部2aに接続され、すなわち電磁成形用コイル2の外側から半径方向に電流を流すための半径方向導線部、2cは半径方向導線部2bの内側部に接続され、すなわち電磁成形用コイル2の外周部を上方から下方に向かって螺旋状(5ターン設定)に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての上側導線部分、2eは上側導線部分2cに接続され、電磁成形用コイル2の外周部をさらに下方に向かって螺旋状(5ターン設定)に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての下側導線部分、2dは下側導線部分2eの下端側に接続され、すなわち電磁成形用コイル2の最下端からさらに紙面の下方に向かって電流を流す{(電源装置)に戻す}ための下方向導線部である。
なお、図2に示す電磁成形用コイル2は、ベリリウム銅合金からなるφ100mmの金属塊としてのビレットから5軸加工機(例えば、切削加工、レーザ加工または放電加工の内の少なくともいずれか1つ)で不要部分を除去することにより、外側導線部2a、半径方向導線部2b、5ターンの螺旋形状をなした上側導線部分2c(なお、コイル2の外径は60mm)、5ターンの螺旋形状をなした下側導線部分2e(なお、上側導線部分2c同様に外径は60mm)および下方向導線部2dが連続的、かつ、一体的に製造されたものである。このような方式で電磁成形用コイル2が製造されるため、従来のような巻線工程がまったく不要となり、螺旋形状をなした上側導線部分2cおよび下側導線部分2eに任意の材質および任意の断面形状が適用できるとともに、電磁成形用コイル全体としても自由な形状にすることが可能になる。具体的には、上側導線部分2cの断面は8mm×8mmの正方形であり、下側導線部分2eの断面は12mm×8mmの長方形である。このように、下側導線部分2eの断面は、上側導線部分2cの断面に比べて断面積が大きいため、素管を縮管成形する際に、上側導線部分2c側に比べて発熱をより低減させることが可能である。なお、上側導線部分2c間および下側導線部分2e間のそれぞれの間隔は2mmである。また、この電磁成形用コイル2に関する後処理は、上述した実施形態1と基本的に同じである。本実施形態ならば、従来の巻線方式の電磁成形用コイルでは困難である螺旋形状をなした導線部分の断面積を途中から変えることも容易であり、かつ、螺旋形状をなした導線部分の断面内の材料特性を均一に維持しておくことも可能である。
また、電磁成形用コイル2を用いて素管を縮管成形させる塑性加工は、電磁力(ローレンツカ)に基づく点は、上述した実施形態1と基本的に同じである。
また、電磁成形用コイル2に用いられる導線の種類や特性も、上述した実施形態1と基本的に同じである。
(実施形態3)
図3は本発明の実施形態3のコイルとしての電磁成形用コイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。
図3において、3は被加工材としての素管(図示せず)を拡管成形するための電磁成形用コイル、3aは電磁成形用コイル3の中心軸を通り、紙面の下方から上方に向かって電流を流すための中心軸方向導線部、3bは中心軸方向導線部3aに接続され、すなわち電磁成形用コイル3の中心から半径方向に電流を流すための半径方向導線部、3cは半径方向導線部3bの外周部側に接続され、すなわち電磁成形用コイル3の外周部を上方から下方に向かって螺旋状(5ターン設定)に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての上側導線部分、3eは上側導線部分3cに接続され、電磁成形用コイル3の外周部をさらに下方に向かって螺旋状(5ターン設定)に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての下側導線部分、3dは下側導線部分3eの下端側に接続され、すなわち電磁成形用コイル3の最下端からさらに紙面の下方に向かって電流を流す{(電源装置)に戻す}ための下方向導線部である。なお、本実施形態は、実施形態1と2を折衷した構成の発明であり、当然、両者を合わせた作用効果を奏する。すなわち、被加工材としての素管が小径である場合や高強度な素管である揚合にも、十分な耐久性能を有する自由な形状の電磁成形用コイルを製造できる。また、上側導線部分3cの断面は8mm×8mmの正方形であり、下側導線部分3eの断面は12mm×8mmの長方形である。このように、下側導線部分3eの断面の軸方向長さが、上側導線部分3cの断面の軸方向長さに比べて大きいため、素管を拡管成形する際、上側導線部分3c側に比べて下側導線部分3e側で発生する電磁力を大きくすることも可能である。しかし、下側導線部分3eの断面積が、上側導線部分3cの断面積に比べて大きくなっているため、上側導線部分3c側に比べて下側導線部分3e側の発熱量をより低減させることが可能である。なお、上側導線部分3c間および下側導線部分3e間のそれぞれの間隔は2mmである。また、この電磁成形用コイル3に関する後処理は、上述した実施形態1と2に基本的に同じである。
(実施形態4)
図4は本発明の実施形態4のコイルとしての電磁成形用コイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。
図4において、4は被加工材としての素管(図示せず)を拡管成形するための電磁成形用コイル、4aは電磁成形用コイル4の中心軸を通り、紙面の下方から上方に向かって電流を流すための中心軸方向導線部、4bは中心軸方向導線部4aに接続され、すなわち電磁成形用コイル4の中心から半径方向に電流を流すための半径方向導線部、4cは半径方向導線部4bの外周部側に接続され、すなわち電磁成形用コイル4の外周部を上方から下方に向かって螺旋状(3ターン設定)に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての上側導線部分、4eは上側導線部分4cに接続され、電磁成形用コイル4の外周部をさらに下方に向かって螺旋状(5ターン設定)に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての中間導線部分、下側の4cは中間導線部分4eに接続され、電磁成形用コイル4の外周部をさらに下方に向かって螺旋状(3ターン設定)に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての下側導線部分、4dは下側導線部分4cの下端側に接続され、すなわち電磁成形用コイル4の最下端からさらに紙面の下方に向かって電流を流す{(電源装置)に戻す}ための下方向導線部である。なお、本実施形態においては、電磁成形用コイル4のように被加工材(図示せず)の形状に応じて電磁成形用コイルの形状を自由に変化させることが可能である。また、上側および下側導線部分4cの断面は8mm×8mmの正方形であり、中間導線部分4eの断面は8mm×12mmの長方形である。このように、中間導線部分4eの断面は、上側および下側導線部分4cの断面に比べて断面積が大きいため、素管を拡管成形する際に、上側および下側導線部分4c側に比べて発熱量をより低減させることが可能である。なお、上側および下側導線部分4c間並びに中間導線部分4e間のそれぞれの間隔は2mmである。また、この電磁成形用コイル4に関する後処理は、上述した実施形態1〜3に基本的に同じである。
(実施形態5)
図5は本発明の実施形態5のコイルとしての電磁成形用コイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。
図5において、5は被加工材としての素管(図示せず)を拡管成形するための電磁成形用コイル、5aは電磁成形用コイル5の中心軸を通り、紙面の下方から上方に向かって電流を流すための中心軸方向導線部、5bは中心軸方向導線部5aに接続され、すなわち電磁成形用コイル5の中心から半径方向に電流を流すための半径方向導線部、5cは半径方向導線部5bの外周部側に接続され、すなわち電磁成形用コイル5の外周部を上方から下方に向かって螺旋状(5ターン設定)に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての上側導線部分、5fは上側導線部分5cに接続され、電磁成形用コイル5の軸方向に平行に下方に向かって形成された連結導線部、下側の5cは連結導線部5fに接続され、電磁成形用コイル5の外周部をさらに下方に向かって螺旋状(5ターン設定)に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての下側導線部分、5dは下側導線部分5cの下端側に接続され、すなわち電磁成形用コイル5の最下端からさらに紙面の下方に向かって電流を流す{(電源装置)に戻す}ための下方向導線部である。なお、本実施形態においては、図示する電磁成形用コイル5のように、被加工材としての素管(図示せず)の中で成形したい場所が軸方向に離れている場合には、図示する螺旋形状をなした上側導線部分5cおよび下側導線部分5cのように距離を離して連結させた導線形状にすることが可能である。このように、拡管成形したい箇所の形状に合わせて電磁成形用コイルの形状を自由に変化させることが可能である。また、上側および下側導線部分5cの断面は8mm×8mmの正方形である。なお、上側および下側導線部分5c間のそれぞれの間隔は2mmである。また、この電磁成形用コイル5に関する後処理は、上述した実施形態1〜4に基本的に同じである。
(実施形態6)
図6は本発明の実施形態6のコイルとしての電磁成形用コイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。なお、本実施形態と実施形態1との相違点は、電磁成形用コイルを軸方向から見た場合(すなわち、上面視)のコイル形状にあるため、その点に関して、以下に詳述する。
図6において、6は被加工材としての素管(図示せず)を拡管成形するための上面視が楕円形状の電磁成形用コイル、6aは電磁成形用コイル6の中心軸を通り、紙面の下方から上方に向かって電流を流すための中心軸方向導線部、6bは中心軸方向導線部6aに接続され、すなわち電磁成形用コイル6の中心から外向に電流を流すための外向導線部、6cは外向導線部6bの外周部側に接続され、すなわち電磁成形用コイル6の外周部に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての10ターンに設定した導線部分、6dは導線部分6cの下端側に接続され、すなわち電磁成形用コイル6の最下端からさらに紙面の下方に向かって電流を流す{(電源装置)に戻す}ための下方向導線部である。なお、本実施形態においては、電磁成形用コイル6のように、被加工材(図示せず)の形状(楕円形状)に応じて電磁成形用コイルの形状を自由に製造することが可能である。すなわち、コイル本体部分としての軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成の導線部分6cの上面視が楕円形状をなすように製造することが可能である。
(実施形態7)
図7は本発明の実施形態7のコイルとしての電磁成形用コイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。なお、本実施形態と実施形態1や6との相違点は、電磁成形用コイルを軸方向から見た場合(すなわち、上面視)のコイル形状にあるため、その点に関して、以下に詳述する。
図7において、7は被加工材としての素管(図示せず)を拡管成形するための上面視が正方形の電磁成形用コイル、7aは電磁成形用コイル7の中心軸を通り、紙面の下方から上方に向かって電流を流すための中心軸方向導線部、7bは中心軸方向導線部7aに接続され、すなわち電磁成形用コイル7の中心から外向に電流を流すための外向導線部、7cは外向導線部7bの外周部側に接続され、すなわち電磁成形用コイル7の外周部に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての10ターンに設定した導線部分、7dは導線部分7cの下端側に接続され、すなわち電磁成形用コイル7の最下端からさらに紙面の下方に向かって電流を流す{(電源装置)に戻す}ための下方向導線部である。なお、本実施形態においては、電磁成形用コイル7のように、被加工材(図示せず)の形状(断面が正方形の素管)に応じて電磁成形用コイルの形状を自由に製造することが可能である。すなわち、コイル本体部分としての軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成の導線部分7cの上面視が正方形をなすように製造することが可能である。なお、上記正方形をなした導線部分7cは、直線部7gと10mm以下の曲率半径Rを内側に備えたコーナー部7hの組合せを4つ有している。
(実施形態8)
図8は本発明の実施形態8のコイルとしての電磁成形用コイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。なお、本実施形態と実施形態7との相違点は、電磁成形用コイルを軸方向から見た場合(すなわち、上面視)のコイル形状にあるため、その点に関して、以下に詳述する。
図8において、8は被加工材としての素管(図示せず)を拡管成形するための上面視が長方形の電磁成形用コイル、8aは電磁成形用コイル8の中心軸を通り、紙面の下方から上方に向かって電流を流すための中心軸方向導線部、8bは中心軸方向導線部8aに接続され、すなわち電磁成形用コイル8の中心から外向に電流を流すための外向導線部、8cは外向導線部8bの外周部側に接続され、すなわち電磁成形用コイル8の外周部に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての10ターンに設定した導線部分、8dは導線部分8cの下端側に接続され、すなわち電磁成形用コイル8の最下端からさらに紙面の下方に向かって電流を流す{(電源装置)に戻す}ための下方向導線部である。なお、本実施形態においては、電磁成形用コイル8のように、被加工材(図示せず)の形状(断面が長方形の素管)に応じて電磁成形用コイルの形状を自由に製造することが可能である。すなわち、コイル本体部分としての軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成の導線部分8cの上面視が長方形をなすように製造することが可能である。なお、上記長方形をなした導線部分8cは、直線部8gと10mm以下の曲率半径Rを内側に備えたコーナー部8hの組合せを4つ有している。
(実施形態9)
図9は本発明の実施形態9のコイルとしての電磁成形用コイルであり、(a)は斜視図、(b)は立面図、(c)は平面図である。なお、本実施形態と実施形態7や8との相違点は、電磁成形用コイルを軸方向から見た場合(すなわち、上面視)のコイル形状にあるため、その点に関して、以下に詳述する。
図9において、9は被加工材としての素管(図示せず)を拡管成形するための上面視が五角形の電磁成形用コイル、9aは電磁成形用コイル9の中心軸を通り、紙面の下方から上方に向かって電流を流すための中心軸方向導線部、9bは中心軸方向導線部9aに接続され、すなわち電磁成形用コイル9の中心から外向に電流を流すための外向導線部、9cは外向導線部9bの外周部側に接続され、すなわち電磁成形用コイル9の外周部に電流を流すための軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての10ターンに設定した導線部分、9dは導線部分9cの下端側に接続され、すなわち電磁成形用コイル9の最下端からさらに紙面の下方に向かって電流を流す{(電源装置)に戻す}ための下方向導線部である。なお、本実施形態においては、電磁成形用コイル9のように、被加工材(図示せず)の形状(断面が長方形の素管)に応じて電磁成形用コイルの形状を自由に製造することが可能である。すなわち、コイル本体部分としての軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成の導線部分9cの上面視が五角形をなすように製造することが可能である。なお、上記五角形をなした導線部分9cは、直線部9gと10mm以下の曲率半径Rを内側に備えたコーナー部9hの組合せを5つ有している。
上述した実施形態7〜9においては、それぞれ電磁成形用コイルの上面視が正方形、長方形および五角形の例について説明したが、これらに限定されるものではなく、軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分としての電磁成形用の導線部分の上面視が多角形形状であるものに広く適用可能である。また、前記多角形形状は、複数の直線部と3つ以上のコーナー部とから構成され、このコーナー部の内側の曲率半径Rは10mm以下であることを特徴とする。
また、上述した実施形態1〜9においては、拡管成形または縮管成形のいずれかについて説明したが、いずれかに限定されるものではなく、両者に対して適用可能である。また、上述した実施形態1〜9では、電磁成形用コイルについてのみ説明したが、これらに限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲で広範なコイルにも適用可能である。例えば、電磁成形用以外のコイルとしての用途には、 電縫溶接用の誘導加熱コイル、金属の誘導加熱用コイル、大電流トランス、大電流モータなどが考えられる。
1、2、3、4、5、6、7、8、9 電磁成形用コイル
1a、3a、4a、5a、6a、7a、8a、9a 中心軸方向導線部、
1b、2b、3b、4b、5b 半径方向導線部
1c、6c、7c、8c、9c 導線部分
1d、2d、3d、4d、5d、6d、7d、8d、9d 下方向導線部
1i、1j 絶縁性樹脂
2a 外側導線部
2c、3c、4c 上側導線部分
2e、3e 下側導線部分
4c 上側導線部分および下側導線部分
4e 中間導線部分
5c 上側導線部分および下側導線部分
5f 連結導線部
6b、7b、8b、9b 外向導線部
7g、8g、9g 直線部
7h、8h、9h コーナー部

Claims (12)

  1. 金属塊から不要部分を除去することにより形成されたコイル本体部分を有することを特徴とするコイル。
  2. 前記不要部分は、切削加工、レーザ加工または放電加工の内の少なくともいずれか1つで除去することを特徴とする請求項1に記載のコイル。
  3. 前記コイル本体部分は、軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成であることを特徴とする請求項1または2に記載のコイル。
  4. 前記軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分は、螺旋形状をなし、電磁成形に用いられることを特徴とする請求項3に記載のコイル。
  5. 前記軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分は、上面視が多角形形状をなし、電磁成形に用いられることを特徴とする請求項3に記載のコイル。
  6. 前記多角形形状は、複数の直線部と3つ以上のコーナー部とから構成され、このコーナー部の内側の曲率半径Rは10mm以下であることを特徴とする請求項5に記載のコイル。
  7. 前記金属塊の室温における、0.2%耐力が500MPa以上であり、かつ、導電率が15IACS%以上の非磁性金属合金であることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のコイル。
    ここに、IACSとは、International Annealed Copper Standard(国際焼きなまし銅線標準)である。
  8. 金属塊から不要部分を除去することにより、コイル本体部分を形成する工程を有したコイルの製造方法。
  9. 前記不要部分は、切削加工、レーザ加工または放電加工の内の少なくともいずれか1つで除去することを特徴とする請求項8に記載のコイルの製造方法。
  10. 前記コイル本体部分は、軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成であることを特徴とする請求項8または9に記載のコイルの製造方法。
  11. 前記軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分は、螺旋形状をなし、電磁成形に用いられることを特徴とする請求項10に記載のコイルの製造方法。
  12. 前記軸のまわりを周回しながら軸方向と平行な方向に進むような構成のコイル本体部分は、上面視が多角形形状をなし、電磁成形に用いられることを特徴とする請求項10に記載のコイルの製造方法。
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