JP2015233014A - 電源供給制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷に接続された複数の電源供給源の各々への電流の逆流を防止できる電源供給制御システムを提供する。
【解決手段】負荷と、複数の電源供給源と、複数のスイッチ回路により複数の電源供給源の各々と負荷との接続を切り替えるスイッチ部と、を備えた電源供給制御システムにおいて、複数のスイッチ回路の各々が、接続される電源供給源の出力電圧をスイッチ回路毎に予め定めた第1の電圧レベル分降下させた第1の電圧と、負荷との接続点の電圧を予め定めた第2の電圧レベル分降下させた第2の電圧とを比較して、第2の電圧が第1の電圧以上の場合に、電源供給源と負荷との電気的な接続を遮断し、第2の電圧が第1の電圧よりも小さい場合に、電源供給源と負荷とを電気的に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源供給制御システムに関するものである。
近年、地球の温暖化等による地球環境の悪化を防止するため、いわゆる自然エネルギーを電気エネルギーに変換して得た電力を、電子機器等の駆動源として効率的に利用する技術の開発が急がれている。例えば、太陽光を直接、電気エネルギーに変換できる太陽電池の積極的な利用が注目されている。太陽電池は、単体として電子機器等に接続して使用される場合と、既存の他の電池(例えば、リチウム一次電池)と組み合わせて使用される態様がある。
特許文献1は、太陽電池を供給源とする電源供給回路と、その他の電池(リチウム一次電池)を供給源とする電源供給回路とをダイオードOR回路で切り替え、太陽電池とその他の電池とを併用して負荷に電力を供給するリモートコントローラを開示している。また、特許文献2では、太陽電池とバッテリ(二次電池)とを接続した太陽光発電システムにおいて、逆流防止用ダイオードの両端間電圧差が既定値を超えた場合、電源側から負荷側へ流れる順方向電流を、逆流防止用ダイオードよりも損失電力の小さいスイッチング手段を介して負荷側へ流すことで、電圧降下による電力損失を低減している。
特開2011−61468号公報 特開平9−261861号公報
特許文献1の図9に記載された回路では、太陽電池とリチウム一次電池各々への電流の流入を防止するために、一対のダイオードからなるダイオードOR回路が設けられている。この場合、太陽電池、又はリチウム一次電池から負荷であるマイコンへ電力を供給する際に、ダイオードOR回路の一方のダイオード、又は他方のダイオードを介することで、一般的なダイオードの電気抵抗に鑑み、少なくとも0.7V程度の電圧降下があり、負荷への供給電力に損失が生じるという問題がある。このような電力損失は、低電圧電源で駆動する小電力システムにおいて特に顕著な問題となる。
なお、特許文献2に記載された逆流防止装置は、二次電池から太陽電池への逆流を防止するための構成を有するので、このまま一次電池を接続しても、その一次電池へ電流が逆流することによる一次電池の破壊を防止することができない。
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、負荷に接続された複数の電源供給源の各々への電流の逆流を防止できる電源供給制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の電源供給制御システムは、負荷と、複数の電源供給源と、一端が前記複数の電源供給源のいずれか1つに接続され且つ他端が前記負荷に接続された複数のスイッチ回路を有し、前記複数の電源供給源の各々と負荷との接続を切り替えるスイッチ部と、を備え、前記複数のスイッチ回路の各々が、接続される電源供給源の出力電圧をスイッチ回路毎に予め定めた第1の電圧レベル分降下させた第1の電圧と、前記負荷との接続点の電圧を予め定めた第2の電圧レベル分降下させた第2の電圧とを比較して、前記第2の電圧が前記第1の電圧以上の場合に、前記電源供給源と前記負荷との電気的な接続を遮断し、前記第2の電圧が前記第1の電圧よりも小さい場合に、前記電源供給源と前記負荷とを電気的に接続することを特徴とする。
本発明の第2の電源供給制御システムは、負荷と、複数の電源供給源と、一端が前記複数の電源供給源のいずれか1つに接続され且つ他端が前記負荷に接続された複数のスイッチ回路を有し、前記複数の電源供給源の各々と負荷との接続を切り替えるスイッチ部と、を備え、前記複数のスイッチ回路の各々が、接続される電源供給源の出力電圧をスイッチ回路毎に予め定めた電圧レベル分降下させた降下後の電圧と、前記負荷との接続点の電圧とを比較して、前記負荷との接続点の電圧が前記降下後の電圧以上の場合に、前記電源供給源と前記負荷との電気的な接続を遮断し、前記負荷との接続点の電圧が前記降下後の電圧よりも小さい場合に、前記電源供給源と前記負荷とを電気的に接続することを特徴とする。
本発明によれば、負荷に接続された複数の電源供給源の各々への電流の逆流を防止できる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態に係る電源供給制御システムの構成を示すブロック図である。 第1のスイッチ回路の詳細構成を示す回路図である。 第2のスイッチ回路の詳細構成を示す回路図である。 太陽電池の等価回路を示す図である。 実施の形態に係る電源供給制御システムの第1のスイッチ回路、及び第2のスイッチ回路の変形例を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る電源供給制御システムの構成を示すブロック図である。図1に示す電源供給制御システム1は、2つのスイッチ回路、すなわち、第1のダイレクトスイッチ回路(以降、単に第1のスイッチ回路、あるいはSW1ともいう)15、及び第2のダイレクトスイッチ回路(適宜、第2のスイッチ回路、あるいはSW2ともいう)17を有するスイッチ部5と、スイッチ部5に設けた端子7に接続された、例えば、リチウム電池等からなる一次電池10と、スイッチ部5の端子9に接続された太陽電池13とを備える。そして、スイッチ部5の端子11には、電源の供給を受けて作動する、比較的消費電力の少ない小型の電子機器(例えば、電卓、時計)等の負荷19を接続することで、スイッチ部5を介して、負荷19に一次電池10及び太陽電池13より必要な電力が供給される。
図1の電源供給制御システム1におけるスイッチ部5は、第1のスイッチ回路15、及び第2のスイッチ回路17それぞれが後述する回路構成を有するとともに、外部から電池等の接続が可能な端子7,9,11を備えた半導体集積回路(半導体チップ)である。
第1のスイッチ回路15は、一次電池10が接続された端子7と負荷19が接続された端子11とを接続する経路に配され、一次電池10から負荷19へ供給される電流のON/OFFを制御する。また、第2のスイッチ回路17は、太陽電池13が接続された端子9と負荷19が接続された端子11とを接続する経路に配され、太陽電池13から負荷19へ供給される電流のON/OFFを制御する。太陽電池13は、いわゆるソーラーパネルであり、太陽光等の照射を受けることで、その照度に応じて所定電圧の電力を出力する。
図2は、図1の第1のスイッチ回路15の詳細構成を示す回路図であり、図3は、第2のスイッチ回路17の詳細構成を示す回路図である。なお、図2及び図3において、同一の構成要素には同一の符号を付してある。上述したように、第1のスイッチ回路15では、端子7に一次電池10が接続され、端子11には負荷19が接続される。また、第2のスイッチ回路17では、端子9に太陽電池13に接続され、端子11に負荷19が接続される。図2に示すように、第1のスイッチ回路15の端子7と接地端子(GND端子)間には、抵抗R1と、ゲート電極Gとドレイン電極Dとを短絡してダイオード接続されたPチャンネルMOSトランジスタMP1と、電流源21とが直列に接続された電圧検出回路が配されている。さらに、端子11と接地端子(GND端子)間には、抵抗R2と、ゲート電極Gとドレイン電極Dとを短絡してダイオード接続されたPチャンネルMOSトランジスタMP2と、電流源23とが直列に接続された電圧検出回路が配されている。
また、図3に示すように、第2のスイッチ回路17の端子9と接地端子(GND端子)間には、抵抗R1’と、ゲート電極Gとドレイン電極Dとを短絡してダイオード接続されたPチャンネルMOSトランジスタMP1と、電流源21とが直列に接続された電圧検出回路が配されている。さらに、端子11と接地端子(GND端子)間には、抵抗R2’と、ゲート電極Gとドレイン電極Dとを短絡してダイオード接続されたPチャンネルMOSトランジスタMP2と、電流源23とが直列に接続された電圧検出回路が配されている。
第1のスイッチ回路15及び第2のスイッチ回路17において、PチャンネルMOSトランジスタMP1と電流源21との接続点は、コンパレータ(比較器)25の非反転入力端(+)に接続され、PチャンネルMOSトランジスタMP2と電流源23との接続点は、コンパレータ25の反転入力端(−)に接続されている。また、第1のスイッチ回路15の端子7と端子11との間には、PチャンネルMOSトランジスタMP3が介在し、同様に、第2のスイッチ回路17の端子9と端子11との間には、PチャンネルMOSトランジスタMP3が配されている。
第1のスイッチ回路15及び第2のスイッチ回路17において、トランジスタMP3のドレイン電極Dと接地端子との間には、抵抗R3とNチャンネルMOSトランジスタMN1とを直列に接続した回路が接続されている。抵抗R3は、その一端がMP3のドレイン電極Dに接続され、他端がNチャンネルMOSトランジスタMN1のドレイン電極Dに接続されている。また、トランジスタMN1のソース電極Sは接地され、コンパレータ25の出力端がトランジスタMN1のゲート電極Gに接続されている。そして、抵抗R3とNチャンネルMOSトランジスタMN1のドレイン電極Dとの接続点が、PチャンネルMOSトランジスタMP3のゲート電極Gに接続されている。よって、第1のスイッチ回路15において、PチャンネルMOSトランジスタMP3のソース電極Sが端子7に接続され、第2のスイッチ回路17では、MP3のソース電極Sが端子9に接続され、第1のスイッチ回路15及び第2のスイッチ回路17双方において、MP3のドレイン電極Dが端子11に接続されている。
なお、コンパレータ25の出力を直接、PチャンネルMOSトランジスタMP3のゲート電極Gに入力する構成も考えられる。しかし、トランジスタMP3はPMOSであるため、そのゲート電極Gが論理“H”レベルの時に電気的にOFFとなる。一方、コンパレータ25は、その動作電源が一次電池10又は太陽電池13より供給されている場合には、電源供給が絶たれたとき、トランジスタMP3のゲート電極Gが論理“L”となる。したがって、コンパレータ25の出力を直接、トランジスタMP3のゲート電極Gに入力する構成とした場合、コンパレータ25に電源が供給されない状態ではトランジスタMP3がOFFとならず、MP3を介して電流が逆流するという問題がある。
そこで、本実施形態に係る電源供給制御システムの第1のスイッチ回路15及び第2のスイッチ回路17では、図2及び図3に示すように、トランジスタMP3のドレイン電極Dと接地端子間に、抵抗R3とNチャンネルMOSトランジスタMN1とを直列に接続した回路を接続することで、コンパレータ25へ電源が供給されなくなり、トランジスタMN1のゲート電極Gが論理“L”になった場合でも、抵抗R3によって、トランジスタMP3のゲート電極Gが論理“H”レベルまで引き上げられるので、トランジスタMP3をOFFにすることができる。
次に、本実施の形態に係る電源供給制御システムのスイッチ回路5(第1のスイッチ回路15、第2のスイッチ回路17)の動作について説明する。図2の第1のスイッチ回路において、抵抗R1とR2は、R1>R2の関係にあり、トランジスタMP1とMP2が同サイズのPチャンネルMOSトランジスタであり、電流源21に流れる電流I1と電流源23に流れる電流I2とが等しくなるように設定されている。第1のスイッチ回路15において、端子7に接続された一次電池10の出力電圧をV1、一次電池10からR1,MP1、電流源21へ流れる電流をI1とした場合、R1とMP1で降下する電圧(MP1での降下電圧をVMP1とする)R1・I1+VMP1をV1より減じた電圧が、コンパレータ25の非反転端子に入力される。また、負荷19への供給電圧(端子11の電圧)をVDDとし、この端子11からR2,MP2、電流源23へ流れる電流をI2とした場合、R2とMP2とで降下する電圧(MP2での降下電圧をVMP2とする)R2・I2+VMP2をVDDより減じた電圧が、コンパレータ25の反転端子に入力される。
上述したように、MP1とMP2は同サイズのトランジスタであり、電流I1と電流I2とが等しいので、MP1とMP2における降下電圧は等しくなる(VMP1=VMP2)。ただし、R1>R2であるため、コンパレータ25の反転端子への入力電圧が、コンパレータ25の非反転端子への入力電圧よりも、R1とR2の抵抗値の差分だけ大きくなる。よって、コンパレータ25の出力が反転するのは、V1−R1・I1=VDD−R2・I2のときである。ここでは、I1=I2であるため、I1とI2をIとすると、V1−R1・I=VDD−R2・Iがコンパレータ25の出力反転条件となり、V1−R1・I≧VDD−R2・I、すなわち、V1≧VDD+(R1−R2)・Iのとき、コンパレータ25より“H”レベルの電圧が出力され、V1−R1・I<VDD−R2・I、すなわち、V1<VDD+(R1−R2)・Iのとき、コンパレータ25の出力電圧が“L”レベルになる。
コンパレータ25の出力電圧が“H”レベルになると、NチャンネルMOSトランジスタMN1が導通状態(ON)となる。このとき、トランジスタMN1のソース電極Sが接地されているので、PチャンネルMOSトランジスタMP3のゲート電極Gが“L”レベルとなり、トランジスタMP3がONとなる。その結果、端子7と端子11とが電気的に導通し、一次電池10の出力電圧V1が、VDDとして負荷19に供給される。これとは逆に、コンパレータ25の出力電圧が“L”レベルになると、NチャンネルMOSトランジスタMN1が非導通状態(OFF)となり、R3によって、PチャンネルMOSトランジスタMP3のゲート電圧がVDDまで引き上げられて、MP3がOFFとなる。
図3に示す第2のスイッチ回路17も、上述した第1のスイッチ回路15と同様の動作をする。第2のスイッチ回路17の場合、太陽電池13の出力電圧をVSPとすると、VSP−R1’・I=VDD−R2’・Iがコンパレータ25の出力反転条件となり、VSP−R1’・I≧VDD−R2’・I(すなわち、VSP≧VDD+(R1’−R2’)・I)のとき、コンパレータ25の出力電圧が“H”レベルとなり、VSP−R1’・I<VDD−R2’・I、(すなわち、VSP<VDD+(R1’−R2’)・I)のとき、コンパレータ25の出力電圧が“L”レベルになる。
したがって、図1のスイッチ回路5において、V1がVDD+(R1−R2)・I以上となった場合、第1のスイッチ回路15がONとなり、一次電池10より負荷19に対して電流が供給される。また、V1がVDD+(R1−R2)・Iよりも小さくなった場合には、第1のスイッチ回路15がOFFとなる。その結果、負荷19側から一次電池10へ電流が逆流するのを防止できる。同様に、第2のスイッチ回路17についても、VSPがVDD+(R1’−R2’)・I以上となった場合、第2のスイッチ回路15がONとなり、太陽電池13から負荷19に電流が供給される。一方、VSPがVDD+(R1’−R2’)・Iよりも小さくなった場合には、第2のスイッチ回路17がOFFとなり、負荷19側から太陽電池13への電流の逆流を防止できる。よって、負荷19には、一次電池10の出力電圧V1から(R1−R2)・Iだけ降下した電圧と、太陽電池13の出力電圧VSPから(R1’−R2’)・Iだけ降下した電圧のうち、いずれか高い方の電圧が出力される。
図2及び図3では図示を省略しているが、第1のスイッチ回路15において、コンパレータ25は、一次電池10を駆動電源として動作しており、第2のスイッチ回路17のコンパレータ25は、太陽電池13を駆動電源としている。このとき、コンパレータ25への入力信号レベルが、コンパレータ25の飽和領域付近のレベルであれば、電圧比較の動作特性に影響を与えることが考えられる。そのため、本実施の形態に係る電源供給制御システムのスイッチ回路(第1のスイッチ回路15、第2のスイッチ回路17)では、抵抗R1によって一次電池10の電圧を、抵抗R1’によって太陽電池13の電圧をそれぞれ降下させ、電圧レベルを調整してからコンパレータ25の非反転端子へ入力するとともに、抵抗R2,R2’によって負荷側への供給電圧を降下させ、降下後の電圧をコンパレータ25の反転端子へ入力している。抵抗R1,R2,R1’,R2’については、これらに加えて、一次電池10及び太陽電池13からの出力電流を、損失なく効率的に負荷19側へ供給するため、例えば、数10kΩの高抵抗値の抵抗を使用する。
なお、太陽電池13全体を遮光等することで、その発電機能が発揮されない状況に至った場合、太陽電池13の出力電圧VSPが0Vになる可能性がある。この場合、太陽電池13を駆動電源としている図3のコンパレータ25が動作しなくなるが、コンパレータ25の出力も0Vとなり、NチャンネルMOSトランジスタMN1がOFFとなる。よって、この場合も、抵抗R3によって、PチャンネルMOSトランジスタMP3のゲート電極Gが論理“H”レベルまで引き上げられてトランジスタMP3がOFFとなり、負荷19側から太陽電池13へ電流が逆流するのを防止できる。
上述したように、図2の第1のスイッチ回路15では、一次電池10の出力電圧V1が、負荷19側の電圧VDDに(R1−R2)・Iを加えた電圧よりも小さくなったとき、PチャンネルMOSトランジスタMP3をOFFにして、負荷19側から一次電池10への電流の逆流を防止している。この第1のスイッチ回路15では、コンパレータ25の動作速度(応答速度)を考慮し、R1>R2とすることで、R1を介した一次電池10の電圧降下レベルを、R2を介した負荷側への供給電圧VDDの降下レベルよりも大きくしている。このようすることで、負荷19側の電圧と一次電池10の出力電圧とが等しくなる前に、MP3のONからOFFへの動作を開始できる。その結果、負荷19側から一次電池10への電流の逆流を確実に防止して、一次電池10の破壊を防ぐことができる。
同様に、図3の第2のスイッチ回路17においても、R1’>R2’とすることで、R1’を介した太陽電池13の電圧降下レベルを、R2’を介した負荷側への供給電圧VDDの降下レベルよりも大きくして、負荷19側の電圧と太陽電池13の出力電圧とが等しくなる前にMP3のOFF動作を開始させて、負荷19側から太陽電池13への電流の入力を防止している。
このように、本実施の形態に係る電源供給制御システムの第1のスイッチ回路15と第2のスイッチ回路17は、その基本的な動作は同じであるが、MP3のONからOFFへの動作タイミングについては、相違点を設けている。以下、その相違点について説明する。太陽電池13は、例えば、図4に示すように、抵抗R32とダイオードD1が並列に接続され、それらに対して抵抗R31が直列に接続された等価回路で表すことができる。そのため、仮に負荷側から太陽電池13へ電流が逆流しても、一次電池に電流が逆流した場合のように、電池が破壊される危険性は極めて低いといえる。よって、第2のスイッチ回路17のMP3については、第1のスイッチ回路15におけるMP3のONからOFFへの動作タイミングよりも遅いタイミングでOFFにしても、電池の破壊といった問題は生じない。
そこで、本実施の形態に係る電源供給制御システムでは、図3の第2のスイッチ回路17における抵抗R1’,R2’による電圧降下レベルの差を、図2の第1のスイッチ回路15における抵抗R1,R2による電圧降下レベルの差よりも小さくなるように設定する。このように設定した場合、第1のスイッチ回路15における一次電池10の出力電圧V1と負荷19側の供給電圧VDDとの差(R1−R2)・Iをドロップ電圧Vd1とし、第2のスイッチ回路17における太陽電池13の出力電圧VSPと負荷19側の供給電圧VDDとの差(R1’−R2’)・Iをドロップ電圧Vd2とすると、Vd1がVd2よりも大きい。そのため、第1のスイッチ回路15と第2のスイッチ回路17が同時にONとなる場合、V1−Vd1=VSP−Vd2となり、これを変形すると、V1=VSP+(Vd1−Vd2)となる。ここでは、Vd1>Vd2であるから、Vd1−Vd2>0であり、第1のスイッチ回路15と第2のスイッチ回路17が同時にONとなった場合、V1>VSPとなる。
このように、第1のスイッチ回路15のドロップ電圧Vd1を、第2のスイッチ回路17のドロップ電圧Vd2よりも大きくすることで、第1のスイッチ回路15と第2のスイッチ回路17が同時にONとなっても、太陽電池13から一次電池10へ電流が流れることはないので、一次電池10の破壊を防ぐことができる。さらに、Vd1をVd2よりも大きくすることによって、第1のスイッチ回路15におけるMP3のOFF動作に比べて、第2のスイッチ回路17でのMP3のOFF動作タイミングが遅くなる分、太陽電池13から負荷19への電流供給を、より長い時間、持続できる。その結果、一次電池の破壊防止を十分に図りつつ、太陽電池13から負荷19への電流供給をも十分に確保することが可能となる。
以上説明したように本実施の形態によれば、一次電池と、その一次電池から電力供給を受ける負荷との間、及び太陽電池と、その太陽電池から電力供給を受ける負荷との間に、負荷側から一次電池、及び負荷側から太陽電池への電流の逆流防止のためのスイッチ回路を設けることで、ダイオードを使用した従来の逆流防止回路に比べて、負荷への電力供給時の電圧損失を大幅に低減することができる。
また、一次電池と負荷との間に設けた第1のスイッチ回路において、一次電池の出力電圧を第1の電圧レベル分降下させた第1の電圧と、負荷側の電圧を第2の電圧レベル分降下させた第2の電圧とを比較して、第2の電圧が第1の電圧よりも高い場合に、一次電池と負荷間の電気的な接続を遮断するように構成することで、負荷側の電圧が一次電池の出力電圧を超える前に第1のスイッチ回路をOFFにすることができ、電流の逆流による一次電池の故障・破損を確実に防止することができる。
さらには、太陽電池と負荷との間に設けた第2のスイッチ回路において、太陽電池の出力電圧を上記の第1の電圧レベルよりも低い第3の電圧レベル分降下させた第3の電圧と、負荷側の電圧を第2の電圧レベル分降下させた第2の電圧とを比較して、第2の電圧が第3の電圧よりも高い場合、太陽電池と負荷との電気的な接続を遮断するように構成したことで、第2の電圧の上昇によって第2のスイッチ回路をOFFするタイミングを、第1のスイッチ回路よりも遅くすることができ、より長い時間、太陽電池から負荷へ電力を供給できる、という効果がある。
なお、本発明に係る電源供給制御システムは、上述した実施の形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、第1のスイッチ回路15の端子7と接地端子間に接続された電圧検出回路、及び第2のスイッチ回路17の端子9と接地端子間に接続された電圧検出回路において、ゲート電極Gとドレイン電極Dとを短絡してダイオード接続されたPチャンネルMOSトランジスタMP1を、図5(a)に示すように、ダイオード接続され、かつ基板端子を接地したNチャンネルMOSトランジスタMN2で置き換えてもよい。これにより、電圧検出回路を構成するPチャンネルMOSトランジスタを、適宜、Nチャンネルのトランジスタで代用可能となる。第1のスイッチ回路15、及び第2のスイッチ回路17の端子11と接地端子間に接続された電圧検出回路についても、同様の変形が可能である。
また、第1のスイッチ回路15の電圧検出回路を構成する抵抗R1、及び第2のスイッチ回路17の電圧検出回路を構成する抵抗R1’を、図5(b)に示すように可変抵抗にしてもよい。こうすることで、コンパレータ25の飽和領域レベルに合わせた検出電圧の調整が可能となる。さらには、第1のスイッチ回路15の電圧検出回路、及び第2のスイッチ回路17の電圧検出回路を構成するPチャンネルMOSトランジスタMP1を、図5(c)に示すようにダイオードDI1で代用する構成としてもよい。第1のスイッチ回路15、及び第2のスイッチ回路17の端子11と接地端子間に接続された電圧検出回路についても、これらと同様の変形が可能である。
さらなる変形例として、第1のスイッチ回路15の電圧検出回路、及び第2のスイッチ回路17の電圧検出回路において、トランジスタMP1を取り除いた構成としてもよい。これにより、電圧検出回路においてPチャンネルMOSトランジスタの閾値電圧Vt分の電圧降下がなくなるので、トランジスタMP1を設けた場合に比べて、低電圧でトランジスタMP3をONにすることができる、つまり、最低動作電圧を低下させることができる。ただし、トランジスタMP1における電圧低下がなくなる分、コンパレータ25の入力電圧範囲の最大電圧を高く取る必要がある。第1のスイッチ回路15、及び第2のスイッチ回路17のトランジスタMP2についても、同様の変形が可能である。
上記の最低動作電圧を低下させるという目的を達成するための他の方法として、例えば、電圧検出回路においてR1を取り除くことで、抵抗R1による電圧降下がなくなる分、低電圧でトランジスタMP3をONとすることができる。また、抵抗を除いた分、同じ電流で、サイズが小さく、かつ大きな電圧降下を実現でき、レイアウトサイズを小さくすることができる。ただし、この場合も、抵抗R1の電圧低下がなくなるので、その分、コンパレータ25の入力電圧範囲の最大電圧を高く取る必要がある。第1のスイッチ回路15の抵抗R2、及び第2のスイッチ回路17の抵抗R1’,R2’についても、同様の変形が可能である。
また、電圧検出回路においてトランジスタMP1を取り除き、負荷への供給電圧VDDをコンパレータ25に直接、入力する構成としてもよい。すなわち、抵抗R1の抵抗値と電流源21の電流値の積で、一次電池とVDDの差(第1のスイッチ回路の場合)、太陽電池とVDDの差(第2のスイッチ回路の場合)をつくる。そのため、トランジスタMP1と、VDD側の素子(抵抗R2、トランジスタMP2、及び電流源23)とを取り除いた構成となるため、サイズを小さくでき、電流源が1つとなるので消費電流を低減できる。電圧検出回路のトランジスタMP2についても、同様の変形が可能である。
上述した実施の形態に係る第1のスイッチ回路15(第2のスイッチ回路17も同様)では、トランジスタMP1とMP2を同サイズのPチャンネルMOSトランジスタとし、電流源21に流れる電流I1と電流源23に流れる電流I2とが等しくなるように設定し、抵抗R1を抵抗R2よりも大きくすることで、一次電池10の電圧降下レベルと、負荷側への供給電圧の電圧降下レベルとに差を設けているが、電圧降下レベル差を実現するための構成は、これに限定されない。例えば、抵抗R1とR2を等しくして、電流I1とI2に差を設けることで、電圧降下に差を設けることも可能である。具体的には、一次電池10側の電流値を負荷側の2倍にすることで、抵抗R1とR2が等しくても、一次電池側の電圧降下を2倍にすることができる。この場合、トランジスタMP1とMP2の電圧降下にも差が生じるので、トランジスタMP1の電流能力をMP2の電流能力の2倍にする必要がある。
また、上述した実施の形態では、電源供給の制御を一次電池及び太陽電池に適用したが、制御対象とする電源の供給源は、これらに限定されない。例えば、ニッケル・カドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池、3端子レギュレータに代表されるレギュレータ出力等にも適用できる。また、制御対象とする電源供給源の数は、上述した実施の形態に係る電源供給制御システムでは、一次電池及び太陽電池の2電源としたが、さらにダイレクトスイッチ回路を追加することで、3あるいはそれ以上の数の電源に対しても適用できる。
1 電源供給制御システム
5 スイッチ部
7,9,11 端子
10 一次電池
13 太陽電池
15 第1のスイッチ回路
17 第2のスイッチ回路
19 負荷
21,23 電流源
25 コンパレータ

Claims (2)

  1. 負荷と、
    複数の電源供給源と、
    一端が前記複数の電源供給源のいずれか1つに接続され且つ他端が前記負荷に接続された複数のスイッチ回路を有し、前記複数の電源供給源の各々と負荷との接続を切り替えるスイッチ部と、
    を備え、
    前記複数のスイッチ回路の各々が、接続される電源供給源の出力電圧をスイッチ回路毎に予め定めた第1の電圧レベル分降下させた第1の電圧と、前記負荷との接続点の電圧を予め定めた第2の電圧レベル分降下させた第2の電圧とを比較して、前記第2の電圧が前記第1の電圧以上の場合に、前記電源供給源と前記負荷との電気的な接続を遮断し、前記第2の電圧が前記第1の電圧よりも小さい場合に、前記電源供給源と前記負荷とを電気的に接続する、
    電源供給制御システム。
  2. 負荷と、
    複数の電源供給源と、
    一端が前記複数の電源供給源のいずれか1つに接続され且つ他端が前記負荷に接続された複数のスイッチ回路を有し、前記複数の電源供給源の各々と負荷との接続を切り替えるスイッチ部と、
    を備え、
    前記複数のスイッチ回路の各々が、接続される電源供給源の出力電圧をスイッチ回路毎に予め定めた電圧レベル分降下させた降下後の電圧と、前記負荷との接続点の電圧とを比較して、前記負荷との接続点の電圧が前記降下後の電圧以上の場合に、前記電源供給源と前記負荷との電気的な接続を遮断し、前記負荷との接続点の電圧が前記降下後の電圧よりも小さい場合に、前記電源供給源と前記負荷とを電気的に接続する、
    電源供給制御システム。
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