JP2015232585A - 保持部材及び撮像ユニット - Google Patents

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朝之 窪寺
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正英 古川
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Abstract

【課題】円筒状の小型撮像装置に取り付けられて使用され、ユーザが小型撮像装置を容易に保持できるようにするための保持部材を提供する。【解決手段】保持部材10は、全体としては、合成ゴム等の軟質材料からなるラバー部により被覆された成形体として構成されており、円筒状の小型撮像装置に対して連結される連結部20と、ユーザによって把持される把持部30とを備え、連結部20にはバヨネット機構が設けられ、このバヨネット機構により小型撮像装置に固定される。【選択図】図1

Description

本開示は、保持部材及び撮像ユニットに関する。
従来、コンパクトな形状を有するデジタルスチルカメラやビデオカメラ等の小型の撮像装置が知られている。例えば、近年では、小型の撮像装置の一態様として、円筒状の形態を有するデジタルスチルカメラも実用化されている。
実用新案登録第3190001号公報
しかしながら、かかる小型の撮像装置は、周囲の風景等を撮影する通常撮影時や、自画像の撮影時において、撮像装置を保持しづらい場合があった。
そこで、本開示では、小型の撮像装置に取り付けられて使用され、ユーザが小型の撮像装置を容易に保持できるようにするための保持部材、及びそのような保持部材を備える撮像ユニットを提供することを目的とする。
本開示によれば、小型撮像装置に対して連結される連結部と、ユーザによって把持される把持部と、を備える、保持部材が提供される。
また、本開示によれば、小型撮像装置と、前記小型撮像装置に対して連結される連結部及びユーザによって把持される把持部を有する保持部材と、を備える、撮像ユニットが提供される。
以上説明したように本開示によれば、ユーザが小型撮像装置を容易に保持することができるようになる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、又は上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、又は本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の第1の実施の形態にかかる保持部材を示す斜視図である。 図1の保持部材を矢印D1の方向に見た側面図である。 図1の保持部材を矢印D2の方向に見た側面図である。 図1の保持部材を矢印D3の方向に見た側面図である。 図1の保持部材を矢印D4の方向に見た側面図である。 同実施形態にかかる保持部材を鍔部側から見た図である。 同実施形態にかかる保持部材を連結部側から見た図である。 同実施形態にかかる保持部材の断面図である。 同実施形態にかかる撮像ユニットによって周囲を撮影する場合の保持例を示す説明図である。 同実施形態にかかる撮像ユニットによって自画像を撮影する場合の保持例を示す説明図である。 同実施形態にかかる撮像ユニットによって自画像を撮影する場合の別の保持例を示す説明図である。 同実施形態にかかる撮像ユニットによって自画像を撮影する場合の別の保持例を示す説明図である。 同実施形態にかかる撮像ユニットを持ち運びする際の保持例を示す説明図である。 本開示の第2の実施の形態にかかる保持部材を示す斜視図である。 同実施形態にかかる撮像ユニットによって周囲を撮影する場合の保持例を示す説明図である。 同実施形態の変形例にかかる保持部材を示す斜視図である。 同実施形態の変形例にかかる撮像ユニットによって自画像を撮影する場合の保持例を示す説明図である。 同実施形態の変形例にかかる撮像ユニットの使用例を示す説明図である。 本開示の第3の実施の形態にかかる保持部材を示す斜視図である。 同実施形態にかかる撮像ユニットによって自画像を撮影する場合の保持例を示す説明図である。 同実施形態の変形例にかかる保持部材を示す斜視図である。 同実施形態の変形例にかかる撮像ユニットによって自画像を撮影する場合の保持例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施の形態
1.1.保持部材の構成例
1.2.小型撮像装置の保持例
2.第2の実施の形態
2.1.保持部材の構成例
2.2.小型撮像装置の保持例
2.3.保持部材の変形例
3.第3の実施の形態
3.1.保持部材の構成例
3.2.小型撮像装置の保持例
3.3.保持部材の変形例
<1.第1の実施の形態>
[1.1.保持部材の構成例]
まず、図1〜図8を参照して、本開示の第1の実施の形態にかかる保持部材10の概略構成について説明する。図1は、本実施形態にかかる保持部材10の斜視図である。図2〜図5は、それぞれ図1の矢印D1〜D4の方向に保持部材10を見た側面図である。図6及び図7は、保持部材10をそれぞれ鍔部60側及び連結部20側から見た図である。図8は、図2及び図6に示したAA断面を矢印方向に見た断面図である。
本実施形態にかかる保持部材10は、小型撮像装置の一態様である、いわゆるレンズ鏡筒の形態を有する小型デジタルスチルカメラ(以下、「レンズスタイルカメラ」ともいう。)に取り付けられて使用されるアタッチメントである。レンズスタイルカメラは、全体として円筒状の外形を有しており、レンズスタイルカメラのみでは、撮影時にレンズを所定方向に向けた状態で保持しづらい。また、レンズスタイルカメラのみでは、水平方向あるいは垂直方向の姿勢を認識しづらい。保持部材10は、かかるレンズスタイルカメラに取り付けられて、レンズスタイルカメラの保持を容易にする。
保持部材10は、連結部20と、把持部30とを備えている。かかる保持部材10は、硬質の熱可塑性樹脂等からなり骨格を形成するハード部12を、合成ゴム等の軟質材料からなるラバー部14により被覆した成形体として構成されている。ただし、レンズスタイルカメラに対向する連結部20側の端面20aはラバー部14により被覆されておらず、ハード部12が露出している。したがって、レンズスタイルカメラへの保持部材の固定を強固なものとし、耐久性の向上が図られている。
一方、レンズスタイルカメラに当接する端面20a以外の部分は比較的軟質のラバー部14で覆われており、ユーザの手になじみやすく、滑り防止の効果も得られるようになっている。かかる保持部材10は、例えば、ハード部12とラバー部14とをインサート成形で一体化することにより製造することができる。かかる二層構造を有する保持部材10は、ビス等による連結部分を含まない一部品のみからなる構成であることから、生産コストの低減にも資するものとなっている。本実施形態にかかる保持部材10は、端面20a以外のすべての部分がラバー部14により被覆されているが、ラバー部14は、ユーザの手に触れる部分の少なくとも一部のみであってもよい。
連結部20は、レンズスタイルカメラにおける保持部材10の取付面の外形と相似形をなす外形を有する平板状に形成されている。本実施形態にかかる保持部材10では、連結部20は、レンズスタイルカメラにおける保持部材10が取り付けられる面の外形に略一致する円形の外形を有する。したがって、レンズスタイルカメラに取り付けられた際に、外観に違和感を与えることがない。連結部20は、把持部30が形成された側とは反対側の端面20aの外周部に、レンズスタイルカメラに設けられる係合爪が挿入される溝23を有する。かかる溝23の内部にはレンズスタイルカメラの係合爪と勘合する係合爪26が設けられている。すなわち、保持部材10は、連結部20の溝23に形成された係合爪26と、レンズスタイルカメラの係合爪とが勘合するバヨネット機構により、レンズスタイルカメラに固定されるようになっている。
本実施形態にかかる保持部材10において、ユーザによって把持される把持部30は、柱状部40及び鍔部60を有する。ユーザは、保持部材10をレンズスタイルカメラに取り付けた状態で、柱状部40及び鍔部60のうちの少なくとも一方の部分を把持することにより、レンズスタイルカメラを容易に保持することができる。
柱状部40は、平板状の連結部20における、端面20a側とは反対側の中央部から突出して形成されている。かかる柱状部40は、ユーザの指によって把持される部分にもなる。柱状部40は、柱状部40の延在方向に対して交差する方向の断面形状が略長方形をなす。柱状部40の断面形状が、長手方向を有する略長方形をなすことにより、ユーザが、柱状部40を把持したときに、触覚的に保持部材10の姿勢を認識することができる。
本実施形態では、保持部材10をレンズスタイルカメラに取り付けた状態において、柱状部40の断面形状の長手方向と、レンズスタイルカメラの上下方向とが一致するように形成されている。なお、本明細書において、レンズスタイルカメラの上下方向とは、レンズスタイルカメラによって撮影される画像情報に定義された上下方向に対応する方向を意味する。したがって、ユーザが柱状部40を介して触覚的に保持部材10の姿勢を認識し、レンズスタイルカメラを水平方向あるいは垂直方向に保持しやすくなる。柱状部40の断面形状の長辺及び短辺の長さ、柱状部40の長さ(高さ)は、ユーザが柱状部40を把持しやすくなるように適宜設定することができる。
また、鍔部60は、長円形の外形を有する平板状に形成され、その中央部において柱状部40に接続されている。鍔部60は、連結部20とは反対側において柱状部40に連なって形成されている。かかる鍔部60は、ユーザの指によって把持される部分にもなる。鍔部60の外形が、長手方向を有する長円形をなすことにより、ユーザが、鍔部60を把持したときに、触覚的に保持部材の姿勢を認識することができる。また、ユーザが、鍔部60を視認することによって、視覚的にも保持部材の姿勢を認識することができる。
本実施形態では、長円形の鍔部60の長手方向と、柱状部40の断面形状の長辺方向とが一致するように形成されている。すなわち、保持部材10をレンズスタイルカメラに取り付けた状態において、鍔部60の長手方向と、レンズスタイルカメラの上下方向とが一致する。したがって、ユーザが鍔部60を介して触覚的又は視覚的に保持部材の姿勢を認識し、レンズスタイルカメラを水平方向あるいは垂直方向に保持しやすくなる。また、鍔部60が長円形をなすことにより、一方向の鍔の張り出し量が小さくなるため、例えば人差し指と中指とで柱状部40を挟持する際に、二本の指を軽く広げることによって指を容易に出し入れできるようになる。鍔部60の厚さや、鍔部60の外形の長手方向及び長手方向に直交する方向の長さは、ユーザが鍔部60を把持しやすいように、また、指を出し入れしやすいように適宜設定することができる。
また、平板状の鍔部60が、比較的細い柱状部40に連なって設けられていることから、ユーザが指で柱状部40を把持する場合に、指を抑える機能を果たすことにもなる。すなわち、柱状部40と併せて鍔部60を設けることによって、ユーザの手や指が複数点で支持されるようになる。したがって、保持部材10によりレンズスタイルカメラを保持する際の安定性を向上させることができる。さらに、保持部材10が、比較的細い柱状部40を介して、平板状の連結部20と平板状の鍔部60とを有することにより、様々な持ち方が可能となって、レンズスタイルカメラの有用性を向上させることができる。
また、図2に示すように、本実施形態にかかる保持部材10は、柱状部40の延在方向に対して側方から見たときに、平板状の連結部20と、平板状の鍔部60とが平行にはなっていない。本実施形態では、保持部材10をレンズスタイルカメラに取り付けた状態において、レンズスタイルカメラの上下方向の下側に向かって、連結部20と鍔部60との間隔が徐々に広くなる。ただし、連結部20と鍔部60との間隔が広がる方向は下方向に限られず、例えば、上方向であってもよいし、左右横方向であってもよい。
本実施形態にかかる保持部材10は、連結部20と鍔部60とが非平行である構成によっても、ユーザは触覚的に保持部材10の姿勢を認識でき、レンズスタイルカメラを水平方向あるいは垂直方向に保持しやすくなっている。また、かかる構成により、指の太さにかかわらず、連結部20と鍔部60との間隙に対して、その間隔が広い方向から指を挿入できるようになっている。また、かかる構成により、連結部20と鍔部60との間隙に挿入した指が、間隔の狭い部分において連結部20及び鍔部60に当接して支持されるようになる。さらに、かかる構成により、保持部材10の形状が指や手の形に沿うことになって、指や手により、広い面積で保持部材10を支持することができる。したがって、本実施形態にかかる保持部材10は、様々な指の太さに対応して、容易に把持できるようになっており、レンズスタイルカメラを保持する際の安定性を向上することができる。
また、図2に示すように、連結部20と柱状部40との接続部分や、柱状部40と鍔部60との接続部分、あるいは、連結部20、柱状部40、鍔部60の各面が曲面により形成されている。したがって、ユーザが保持部材10を把持する際に手になじみやすく、レンズスタイルカメラを安定的に保持することができる。
以上説明したように、本実施形態にかかる保持部材10は、把持部30を構成する柱状部40及び鍔部60が、長方形又は長円形の断面形状あるいは外形を有することによって、ユーザが保持部材10の姿勢を触覚的に又は視覚的に認識できるようになっている。また、保持部材10は、連結部20と鍔部60とが非平行であることによっても、ユーザが保持部材10の姿勢を触覚的に認識できるようになっている。このとき、レンズスタイルカメラに対する保持部材10の取付方向は、一方向に決まっていてもよいし、上下左右の向きを選択できるようにしてもよい。レンズスタイルカメラに対して保持部材10を取り付ける際の上下左右の向きを選択できるようにすることによって、保持部材10あるいはレンズスタイルカメラの持ち方の自由度を広げることができる。
[1.2.小型撮像装置の保持例]
次に、本実施形態にかかる保持部材10が取り付けられた小型撮像装置の保持例について説明する。図9〜図13は、保持部材10をレンズスタイルカメラ80に取り付けて構成した撮像ユニットを保持している様子を示している。
例えば、図9は、周囲の風景等を撮影する場合のレンズスタイルカメラ80の保持例を示している。図9の例では、ユーザは、連結部20と鍔部60との間隙に対して、柱状部40を挟み込むように人差し指及び中指を横方向から挿入し、さらに親指で鍔部60を抑えることによって、人差し指、中指及び親指で鍔部60を把持している。この場合、ユーザの手又は指が複数点で保持部材10に支持されることから、ユーザは、レンズスタイルカメラ80を安定的に保持することができる。このとき、ユーザは、外形が長円形の鍔部60を視認することによって、レンズスタイルカメラ80の水平方向あるいは垂直方向を視覚的に認識しながら、レンズスタイルカメラ80を使用することができる。
さらに、図9の例では、ユーザは、長円形の鍔部60に触れることで、レンズスタイルカメラ80の水平方向あるいは垂直方向を触覚的に認識しながら、レンズスタイルカメラ80を使用することができる。同時に、ユーザは、例えば、断面形状が略長方形の柱状部40の上面及び下面に触れることによっても、レンズスタイルカメラ80の水平方向あるいは垂直方向を認識しながら、レンズスタイルカメラ80を使用することができる。
また、図10〜図12は、自画像を撮影する場合のレンズスタイルカメラ80の保持例を示している。図10及び図11の例では、ユーザは、連結部20と鍔部60との間隙に対して、柱状部40を挟み込むように人差し指及び中指を下方側から挿入して、複数の指及び手のひらによりレンズスタイルカメラを保持している。図10及び図11は、それぞれ連結部20と鍔部60との間隙への指の進入度が異なっており、図10の例は、図11の例に比べて、より深く指が進入している。また、図12の例では、ユーザは、連結部20と鍔部60との間隙に対して、柱状部40を挟み込むように人差し指及び中指を横方向から挿入して、複数の指及び手のひらによりレンズスタイルカメラを保持している。
かかる保持例では、ユーザの手又は指が複数点で保持部材10に支持されているとともに、ユーザの手全体でレンズスタイルカメラを保持していることから、ユーザは、レンズスタイルカメラを安定的に保持することができる。また、ユーザは、例えば、断面形状が略長方形の柱状部40の両側面に触れることで、レンズスタイルカメラの水平方向あるいは垂直方向を触覚的に認識しながら、レンズスタイルカメラを使用することができる。
また、図13は、レンズスタイルカメラ80を持ち運びする場合のレンズスタイルカメラ80の保持例を示している。図13の例では、ユーザは、連結部20と鍔部60との間隙に対して、柱状部40を挟み込むように中指及び薬指を挿入して、それらの指や手のひらにより鍔部60を係止するようにレンズスタイルカメラ80を保持している。このように、保持部材10をレンズスタイルカメラ80に取り付けることによって、ユーザの指を係止可能な部分が生じ、レンズスタイルカメラ80を安定的に保持することができる。したがって、レンズスタイルカメラ80の持ち運びが容易になり、落下の危険を低減することができる。
以上説明したように、本実施形態にかかる保持部材10は、柱状部40及び鍔部60を有する把持部30を備えることにより、ユーザの手又は指が複数点で支持されるようになる。したがって、保持部材10を取り付けたレンズスタイルカメラ80を安定的に保持することができる。また、本実施形態にかかる保持部材10において、柱状部40の断面形状が略長方形をなすとともに、鍔部60の外形が長円形をなしている。したがって、ユーザが、触覚的又は視覚的に、保持部材10の姿勢を認識することができ、水平方向あるいは垂直方向を認識しながらレンズスタイルカメラ80を保持することができる。
<2.第2の実施の形態>
[2.1.保持部材の構成例]
次に、本開示の第2の実施の形態にかかる保持部材の構成例について説明する。図14は、本実施形態にかかる保持部材110の斜視図を示している。本実施形態にかかる保持部材110もレンズスタイルカメラに取り付けて使用されるものであり、第1の実施の形態にかかる保持部材10とは、把持部130の形態が異なる一方、それ以外の基本的な構成は共通する。本実施形態にかかる保持部材110の把持部130は、長手方向を有する略長円形の外形を有し、長手方向の一端側から連続する屈曲部140を介して連結部120に接続されている。かかる把持部130は、連結部120側とは反対側に突出する曲面形状をなし、把持部130に指を係止することによって保持部材110を把持しやすくなっている。
本実施形態にかかる保持部材110は、レンズスタイルカメラに取り付けられた状態において、連結部120の縁のうち、レンズスタイルカメラの上下方向の上側の縁に把持部130が接続されている。したがって、把持部130の長手方向は、レンズスタイルカメラの上下方向に沿うことになる。そのため、ユーザは、屈曲部140や、長手方向を有する把持部130により、触覚的に又は視覚的に保持部材110の姿勢を認識することができ、レンズスタイルカメラの水平方向又は垂直方向を認識することができる。
また、本実施形態にかかる保持部材110も、連結部120と把持部130との接続部分や、連結部120及び把持部130の各面が曲面により構成されている。したがって、ユーザが保持部材110を把持する際に手になじみやすく、レンズスタイルカメラを安定的に保持することができる。上記以外の点については、第1の実施の形態にかかる保持部材10と同様の構成とすることができる。
[2.2.小型撮像装置の保持例]
次に、本実施形態にかかる保持部材110が取り付けられた小型撮像装置の保持例について説明する。図15は、保持部材110をレンズスタイルカメラ80に取り付けて構成した撮像ユニットを保持している様子を示している。
図15は、周囲の風景等を撮影する場合のレンズスタイルカメラ80の保持例を示している。図15の例では、ユーザは、人差し指及び中指を連結部120と把持部130との間隙に挿入し、それらの指で把持部130を握るとともに、人差し指と親指によって屈曲部140を挟持している。この場合、ユーザの指が複数点で保持部材110に支持されることから、ユーザは、レンズスタイルカメラ80を安定的に保持することができる。このとき、ユーザは、長手方向を有する把持部130を視認することによって、レンズスタイルカメラ80の水平方向あるいは垂直方向を視覚的に認識しながら、レンズスタイルカメラ80を使用することができる。
また、図15の例では、ユーザは、レンズスタイルカメラ80の上下方向の上側に位置する屈曲部140を挟持することによっても、レンズスタイルカメラ80の水平方向あるいは垂直方向を触覚的に認識しながら、レンズスタイルカメラ80を使用することができる。さらに、ユーザは、長手方向を有する把持部130に触れることによっても、レンズスタイルカメラ80の水平方向あるいは垂直方向を触覚的に認識しながら、レンズスタイルカメラ80を使用することができる。
さらに、図示しないが、本実施形態にかかる保持部材110が取り付けられたレンズスタイルカメラ80を用いて自画像を撮影する際には、ユーザは連結部120と把持部130との間隙に人差し指及び中指を挿入し、手全体でレンズスタイルカメラ80を保持することができる。このとき、屈曲部140において、人差し指に把持部130を引っ掛けるように保持することができることから、レンズスタイルカメラ80を安定的に保持することができる。また、レンズスタイルカメラ80の上下方向の上側に位置する屈曲部140を人差し指で支持することができるために、レンズスタイルカメラ80の水平方向あるいは垂直方向を触覚的に認識しながら、レンズスタイルカメラ80を使用することができる。
以上説明したように、本実施形態にかかる保持部材110は、屈曲部140を有し、一端が連結部120に接続された把持部130を備えることにより、ユーザの手又は指が複数点で支持されるようになる。したがって、保持部材110を取り付けたレンズスタイルカメラ80を安定的に保持することができる。また、本実施形態にかかる保持部材110において、連結部120の縁のうち、レンズスタイルカメラ80の上下方向の上側の縁に把持部130が接続されるとともに、把持部130の外形が長円形をなしている。したがって、ユーザが、触覚的又は視覚的に、保持部材110の姿勢を認識することができ、水平方向あるいは垂直方向を認識しながらレンズスタイルカメラ80を保持することができる。
[2.3.保持部材の変形例]
次に、図16〜図18を参照して、第2の実施の形態の変形例にかかる保持部材210について説明する。図16は、本実施形態の変形例にかかる保持部材210の斜視図を示し、図17及び図18は、保持部材210の使用例を示している。保持部材210を構成する連結部220及び把持部230は、基本的には、上記の保持部材110と同様に構成することができる。
図16に示すように、変形例にかかる保持部材210の把持部230は、長手方向を有する角丸の長方形の外形を有し、その長手方向の一端側から連続する屈曲部240を介して連結部220に接続されている。把持部230の連結部220に対向する面には、長手方向の中央部に突起部265が設けられている。かかる突起部265は、ユーザが保持部材210を保持する際に、指で挟持される部分となって、指の支点を増やす機能を有する。また、突起部265は、連結部220と把持部230との間隙を利用してノート型パーソナルコンピュータのハウジングや壁等にレンズスタイルカメラを保持させる際に、当該ハウジングや壁等を裏側から押える機能を有する。
突起部265の外形は、把持部230の長手方向に対して交差する方向に長手方向を有する、略直方体状をなしている。保持部材210がレンズスタイルカメラに取り付けられた状態では、突起部265の外形の長手方向は、レンズスタイルカメラの上下方向に対する横方向に一致する。係る突起部265の厚さ、すなわち、把持部230の長手方向に沿う方向の幅は、二本の指によって挟みやすい適切な厚さとすることができる。また、突起部265の高さ、すなわち、把持部230から連結部220側への突出幅は、突起部265の先端と連結部220との間隙に、壁等が挿入されることを考慮して、適切な長さとすることができる。直方体状の突起部265の各角部分、及び突起部265と把持部230との接続部分は曲面により構成されており、手になじみやすい形状となっている。
また、保持部材210の連結部220は、第1の実施の形態にかかる保持部材と同様に、把持部230に対向する面220aが、中央部分を中心に盛り上がった凸状の曲面をなしている。かかる曲面形状により、保持部材210を保持するユーザの手になじみやすくなっている。そして、保持部材210は、連結部220の面220aに二つの凸部270を有している。かかる二つの凸部270は、連結部220における把持部230の接続位置を頂点とした状態で、下方側の位置に左右対称に設けられている。連結部220と把持部230との間隙を利用して壁等にレンズスタイルカメラを保持させる際に、二つの凸部270が壁等に接することで、丸みを帯びた連結部220の面220aであっても凸部270によって支持されるため、保持の安定性が向上する。
図17は、自画像を撮影する場合のレンズスタイルカメラの保持例を示している。図17の例では、ユーザは、中指及び薬指を連結部220と把持部230との間隙に挿入するとともに、複数の指と手のひらでレンズスタイルカメラを保持している。突起部265は、中指と薬指とにより挟持されている。この場合、ユーザの指が複数点で保持部材210に支持されることから、ユーザは、レンズスタイルカメラ80を安定的に保持することができる。また、ユーザの手のひらが接する連結部220の面220aが凸状の曲面からなることにより、ユーザの手がなじみやすくなっている。
このとき、レンズスタイルカメラの上下方向の上側に位置する屈曲部240を中指で支持することができるために、レンズスタイルカメラの水平方向あるいは垂直方向を触覚的に認識しながら、レンズスタイルカメラを使用することができる。また、ユーザは、レンズスタイルカメラの上下方向に対する横方向に一致する長手方向を有する突起部265によっても、レンズスタイルカメラの水平方向あるいは垂直方向を触覚的に認識しながら、レンズスタイルカメラを使用することができる。
図18は、保持部材210を取り付けたレンズスタイルカメラ80をノート型パーソナルコンピュータのハウジング280に保持させて使用する例を示している。ハウジング280は、例えば、ディスプレイを収容するハウジングである。図18の例では、保持部材210の把持部230がハウジング280に係止されている。このとき、ハウジング280は、保持部材210の連結部220及び屈曲部240に支持されるとともに、突起部265によっても支持される。
さらに、図示されていないが、連結部220の面220aに設けられた二つの凸部270がハウジング280に当接し、かかる凸部270によってもハウジング280が支持される。したがって、レンズスタイルカメラ80を安定的に保持させることができる。また、把持部230が、連結部220の縁のうちの、レンズスタイルカメラ80の上下方向の上側の縁に接続されていることから、レンズスタイルカメラ80の上下方向を垂直方向に合わせて保持させることができる。
<3.第3の実施の形態>
[3.1.保持部材の構成例]
次に、本開示の第3の実施の形態にかかる保持部材の構成例について説明する。図19は、本実施形態にかかる保持部材310の斜視図を示している。本実施形態にかかる保持部材310もレンズスタイルカメラに取り付けて使用されるものであり、第1及び第2の実施の形態にかかる保持部材とは、把持部330の形態が異なる一方、それ以外の基本的な構成は共通する。
本実施形態にかかる保持部材310の把持部330は、開口部335を有する略リング状の外形を有する。把持部330側から保持部材310を見た場合に、把持部330は長手方向を有する形態となる。開口部335は、ユーザの指等が挿入される領域となる。把持部330と連結部320との接続部分となる二つの基部340は、連結部320の径方向の両縁からそれぞれ立ち上げられている。把持部330は、連結部320の一部とともに全体としてリング状をなしている。把持部330の開口部335は円形をなし、指の形状になじむようにされている。
本実施形態にかかる保持部材310は、レンズスタイルカメラに取り付けられた状態で、レンズスタイルカメラの上下方向に対する横方向の両縁に二つの基部340が位置するように構成されている。したがって、略リング状の把持部330は、レンズスタイルカメラの上下方向に対して直交する仮想平面上に配置されることになる。あるいは、開口部335への指の挿入方向が、レンズスタイルカメラの上下方向に沿うと言うこともできる。そのため、ユーザは、二つの基部340や、把持部330により、触覚的に又は視覚的に保持部材310の姿勢を認識することができ、レンズスタイルカメラの水平方向又は垂直方向を認識することができる。
把持部330の厚さは、ユーザによる把持のしやすさや強度等を考慮して、適宜のサイズに設定することができる。また、開口部335の大きさについても、ユーザの指の挿入しやすさや、指を挿入した状態での支持状態を考慮して、適宜のサイズに設定することができる。上記以外の点については、第1の実施の形態にかかる保持部材10と同様の構成とすることができる。
[3.2.小型撮像装置の保持例]
次に、本実施形態にかかる保持部材310が取り付けられた小型撮像装置の保持例について説明する。図20は、保持部材310をレンズスタイルカメラ80に取り付けて構成した撮像ユニットを保持している様子を示している。
図20は、自画像を撮影する場合のレンズスタイルカメラ80の保持例を示している。図20の例では、ユーザは、中指を開口部335に挿入し、手全体でレンズスタイルカメラ80を保持している。中指は、開口部335に対して深い位置まで挿入されている。この場合、中指が複数点で保持部材310に支持され、ユーザは、レンズスタイルカメラ80を安定的に保持することができる。このとき、ユーザは、開口部335に対して、レンズスタイルカメラ80の上下方向に沿って指を挿入し、把持部330やその両端の二つの基部340に触れている。したがって、ユーザは、レンズスタイルカメラ80の水平方向あるいは垂直方向を触覚的に認識しながら、レンズスタイルカメラ80を使用することができる。
以上説明したように、本実施形態にかかる保持部材310は、連結部320の径方向の両端側の基部340で接続されたリング状の把持部330によって形成された、開口部335を有している。したがって、開口部335に挿入される指が、周囲から複数点で支持されるようになり、保持部材310を取り付けたレンズスタイルカメラ80を安定的に保持することができる。また、本実施形態にかかる保持部材310において、把持部330はレンズスタイルカメラ80の上下方向に直交する仮想平面上に配置され、ユーザは、レンズスタイルカメラ80の上下方向に沿って指を開口部335に挿入するようになっている。したがって、ユーザが、触覚的又は視覚的に、保持部材310の姿勢を認識することができ、水平方向あるいは垂直方向を認識しながらレンズスタイルカメラ80を保持することができる。
[3.3.保持部材の変形例]
次に、図21及び図22を参照して、第3の実施の形態の変形例にかかる保持部材410について説明する。図21は、本実施形態の変形例にかかる保持部材410の斜視図を示し、図22は、保持部材410の使用例を示している。保持部材410を構成する連結部420は、基本的には、第1の実施の形態に係る保持部材10と同様に構成することができる。
図21に示すように、変形例にかかる保持部材410の把持部430は、リング状の外形を有し、連結部420の中央部から突出する基部440に接続されている。把持部430側から保持部材410を見た場合に、把持部430は長手方向を有する形態となる。上記の保持部材310は、全体としてリング状をなす把持部330が連結部320の径方向の両端から立ち上がる二つの基部340に接続されていたのに対して、変形例にかかる保持部材410は、リング状の把持部430が連結部220の中央部から立ち上がる基部440に接続されている。かかる保持部材410においても、保持部材410がレンズスタイルカメラに取り付けられた状態において、リング状の把持部430は、レンズスタイルカメラの上下方向に対して直交する仮想平面上に配置される状態となる。したがって、ユーザは、レンズスタイルカメラの上下方向に沿って、リング状の把持部430の開口部435に指を挿入するようになっている。
図22は、自画像を撮影する際のレンズスタイルカメラ80の保持例を示している。図22の例においても、ユーザは、中指をリング状の把持部430の開口部435に挿入し、手全体でレンズスタイルカメラ80を保持している。中指は、開口部435に対して深い位置まで挿入されている。かかる変形例によっても、中指が複数点で保持部材410に支持され、ユーザは、レンズスタイルカメラ80を安定的に保持することができる。このとき、ユーザは、開口部435に対して、レンズスタイルカメラ80の上下方向に沿って指を挿入し、把持部430に触れている。したがって、ユーザは、レンズスタイルカメラ80の水平方向あるいは垂直方向を触覚的に認識しながら、レンズスタイルカメラ80を使用することができる。
なお、第3の実施の形態にかかる保持部材310,410においては、ユーザは、レンズスタイルカメラの上下方向に沿って、指を開口部335,435に挿入する構成としていたが、指の挿入方向はかかる例に限定されない。例えば、リング状の把持部330,430をレンズスタイルカメラの上下方向に沿った仮想平面上に配置し、指を横方向から挿入するように構成してもよい。かかる構成によっても、ユーザの指が複数点で保持部材に支持されるとともに、ユーザは、触覚的に又は視覚的にレンズスタイルカメラの水平方向あるいは垂直方向を認識しながら、レンズスタイルカメラを使用することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、小型撮像装置としてレンズスタイルカメラを例に挙げたが、本技術はかかる例に限定されるものではなく、小型のデジタルスチルカメラやビデオカメラ等、種々の小型カメラ用の保持部材として適用することができる。
また、上記実施形態では、保持部材の姿勢を認識できる形状として、長方形、長円形、短冊形状及びリング形状を例示したが、本技術はかかる例に限定されるものではなく、その他の様々な形状を含む。
また、上記実施形態では、連結部及び把持部が一体化された保持部材としていたが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、アームジョイントやボールジョイント等を用いて、連結部に対する把持部の角度や、柱状部に対する鍔部の角度等を可変としてもよい。それぞれの角度を可変とすることにより、ユーザの指や手のサイズ、又は持ち方に対して幅広く対応することができるようになる。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的又は例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示にかかる技術は、上記の効果とともに、又は上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)小型撮像装置に対して連結される連結部と、
ユーザによって把持される把持部と、
を有する、保持部材。
(2)前記把持部は、前記ユーザが前記保持部材の姿勢を視覚的に又は触覚的に認識可能な形状を有する、前記(1)に記載の保持部材。
(3)前記把持部は、外形又は断面形状が長手方向を有する形状の部分を含む、前記(2)に記載の保持部材。
(4)前記把持部は、外形又は断面形状が長方形又は長円形の部分を含む、前記(2)又は(3)に記載の保持部材。
(5)前記保持部材が前記小型撮像装置に取り付けられた状態において、前記長手方向が、前記小型撮像装置の上下方向に一致する、前記(2)に記載の保持部材。
(6)前記保持部材が前記小型撮像装置に取り付けられた状態において、前記長手方向が、前記小型撮像装置の上下方向に直交する方向に一致する、前記(2)に記載の保持部材。
(7)前記把持部は、前記連結部から突出する柱状部を有する、前記(1)〜(6)のいずれか一項に記載の保持部材。
(8)前記把持部は、前記連結部とは反対側において前記柱状部に連なる鍔部を有する、前記(7)に記載の保持部材。
(9)前記柱状部の延在方向に対して交差する所定の方向から前記保持部材を見た場合に、前記連結部と前記鍔部とが非平行である、前記(8)に記載の保持部材。
(10)前記連結部と前記鍔部との間隔は、前記保持部材が前記小型撮像装置に取り付けられた状態における前記小型撮像装置の上下方向の上側から下側に向かうにつれて広くなる、前記(9)に記載の保持部材。
(11)前記把持部は、前記連結部から突出し外形又は断面形状が長手方向を有する柱状部と、前記連結部とは反対側において前記柱状部から連なり外形又は断面形状が長手方向を有する鍔部と、を有し、前記柱状部の長手方向と前記鍔部の長手方向とが一致する、前記(1)〜(6)のいずれか一項に記載の保持部材。
(12)前記保持部材が前記小型撮像装置に取り付けられた状態において、前記柱状部及び前記鍔部の前記長手方向が、前記小型撮像装置の上下方向に一致する、前記(11)に記載の保持部材。
(13)前記把持部は、屈曲部を介して前記連結部に接続される、前記(2)又は(3)に記載の保持部材。
(14)前記把持部は、リング状の部分を含む、前記(2)又は(3)に記載の保持部材。
(15)前記連結部の外形が、前記小型撮像装置における前記保持部材の取付面の外形と一致する、前記(1)〜(14)のいずれか一項に記載の保持部材。
(16)前記保持部材は、硬質材料からなるハード部の表面の少なくとも一部が軟質材料からなるラバー部によって被覆された構造を有する、前記(1)〜(15)のいずれか一項に記載の保持部材。
(17)前記小型撮像装置としての円筒状の小型カメラに連結される、前記(1)〜(16)のいずれか一項に記載の保持部材。
(18)小型撮像装置と、
前記小型撮像装置に対して連結される連結部及びユーザによって把持される把持部を有する保持部材と、
を備える、撮像ユニット。
(19)前記把持部の外形又は断面形状が、前記小型撮像装置の上下方向に一致する長手方向を有する、前記(18)に記載の撮像ユニット。
(20)前記小型撮像装置が円筒状の小型カメラである、前記(18)又は(19)に記載の撮像ユニット。
10,110,210,310,410 保持部材
12 ハード部
14 ラバー部
20,120,220,320,420 連結部
20a 端面
23 溝
26 係合爪
30,130,230,330,430 把持部
40 柱状部
60 鍔部
80 レンズスタイルカメラ(小型カメラ)
140,240 屈曲部
265 突起部
280 ハウジング
335,435 開口部
340,440 基部

Claims (20)

  1. 小型撮像装置に対して連結される連結部と、
    ユーザによって把持される把持部と、
    を有する、保持部材。
  2. 前記把持部は、前記ユーザが前記保持部材の姿勢を視覚的に又は触覚的に認識可能な形状を有する、請求項1に記載の保持部材。
  3. 前記把持部は、外形又は断面形状が長手方向を有する形状の部分を含む、請求項2に記載の保持部材。
  4. 前記把持部は、外形又は断面形状が長方形又は長円形の部分を含む、請求項2に記載の保持部材。
  5. 前記保持部材が前記小型撮像装置に取り付けられた状態において、前記長手方向が、前記小型撮像装置の上下方向に一致する、請求項3に記載の保持部材。
  6. 前記保持部材が前記小型撮像装置に取り付けられた状態において、前記長手方向が、前記小型撮像装置の上下方向に直交する方向に一致する、請求項3に記載の保持部材。
  7. 前記把持部は、前記連結部から突出する柱状部を有する、請求項1に記載の保持部材。
  8. 前記把持部は、前記連結部とは反対側において前記柱状部に連なる鍔部を有する、請求項7に記載の保持部材。
  9. 前記柱状部の延在方向に対して交差する所定の方向から前記保持部材を見た場合に、前記連結部と前記鍔部とが非平行である、請求項8に記載の保持部材。
  10. 前記連結部と前記鍔部との間隔は、前記保持部材が前記小型撮像装置に取り付けられた状態における前記小型撮像装置の上下方向の上側から下側に向かうにつれて広くなる、請求項9に記載の保持部材。
  11. 前記把持部は、前記連結部から突出し外形又は断面形状が長手方向を有する柱状部と、前記連結部とは反対側において前記柱状部から連なり外形又は断面形状が長手方向を有する鍔部と、を有し、前記柱状部の長手方向と前記鍔部の長手方向とが一致する、請求項1に記載の保持部材。
  12. 前記保持部材が前記小型撮像装置に取り付けられた状態において、前記柱状部及び前記鍔部の前記長手方向が、前記小型撮像装置の上下方向に一致する、請求項11に記載の保持部材。
  13. 前記把持部が、屈曲部を介して前記連結部に接続される、請求項2に記載の保持部材。
  14. 前記把持部は、リング状の部分を含む、請求項2に記載の保持部材。
  15. 前記連結部の外形が、前記小型撮像装置における前記保持部材の取付面の外形と一致する、請求項1に記載の保持部材。
  16. 前記保持部材は、硬質材料からなるハード部の表面の少なくとも一部が軟質材料からなるラバー部によって被覆された構造を有する、請求項1に記載の保持部材。
  17. 前記小型撮像装置としての円筒状の小型カメラに連結される、請求項1に記載の保持部材。
  18. 小型撮像装置と、
    前記小型撮像装置に対して連結される連結部及びユーザによって把持される把持部を有する保持部材と、
    を備える、撮像ユニット。
  19. 前記把持部の外形又は断面形状が、前記小型撮像装置の上下方向に一致する長手方向を有する、請求項18に記載の撮像ユニット。
  20. 前記小型撮像装置が円筒状の小型カメラである、請求項18に記載の撮像ユニット。
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