JP2015232206A - 緊急遮断弁の設置工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一定の空間領域に敷設されている給水管に対し、緊急遮断弁の増設を容易に行い得る緊急遮断弁の設置工法の提供。
【解決手段】 一定の空間領域における既設の給水用具を給水管から取外す取外し工程と、取外した給水用具に対する一次側給水管および二次側給水管のうちの少なくとも何れか一方の給水管を前記一定の空間領域内で切断する切断工程と、取外した給水用具および増設する緊急遮断弁を、互いに通水可能となるよう並べて一次側給水管および二次側給水管の間に接続する接続工程と、を備えた緊急遮断弁の設置工法。
【選択図】図1

Description

本発明は、既設の給水設備に新たな緊急遮断弁を設置するための設置工法に関する。
従来から、下記特許文献1に記載された給水設備が提案されている。特許文献1では、給水設備として、水道メータボックスに給水管が挿通され、給水管の途中部分には、給水用具の一例である止水栓および水道メータが、一次側、二次側に順に設置(既設)されている。
特開2009−167680号公報
例えば、上記特許文献1の給水設備において、水道メータボックスという、一定の空間領域(制限された空間領域)のなかでの緊急遮断弁の増設は難しく、実質的にできなかった。そしてこのような課題は、水道メータボックスという空間領域に限らず、それ以外の給水設備における一定の空間領域についても同様であった。
そこで本発明は、一定の空間領域に敷設されている給水管に対し、緊急遮断弁の増設を容易に行い得る設置工法の提供を目的とする。
本発明は、一定の空間領域に敷設されている給水設備に緊急遮断弁を増設する設置工法であって、一定の空間領域における既設の給水用具を給水管から取外す取外し工程と、取外した給水用具に対する一次側給水管および二次側給水管のうちの少なくとも何れか一方の給水管を前記一定の空間領域内で切断する切断工程と、取外した給水用具および増設する緊急遮断弁を、互いに通水可能となるよう並べて一次側給水管および二次側給水管の間に接続する接続工程と、を備えたことを特徴としている。
上記設置工法によれば、既設の給水用具を給水管から取外し、一次側給水管および二次側給水管の少なくとも何れか一方を一定の空間領域において切断し、取外した給水用具および増設する緊急遮断弁を互いに通水可能となるよう並べて一次側給水管および二次側給水管の間に接続するという作業で、給水設備における一定の空間領域において、緊急遮断弁の増設を容易に行い得る。
本発明の設置工法において、切断工程では、切断用工具の切断刃を給水管内に挿入し、給水管の内周面側から外周面側に向けて給水管を周方向に亘って切断する工法が採用できる。
上記工法のように、切断用工具の切断刃を給水管内に挿入し、一定の空間領域内で、給水管の内周面側から外周面側に向けて給水管を周方向に亘って切断することで、切断する部分はその周囲が埋められていても、その部分の掘り起こしをする必要がない。また、切断用工具の切断刃を給水管内に挿入して、給水管を周方向に亘って切断することによれば、切断する部分は埋められてはいないが、切断する部分の周囲に外部からの切断の障害になるような物(例えば、メータボックスの側壁)が存在する場合であっても給水管の切断が容易にできる。
本発明は、接続工程では、増設する緊急遮断弁に、前記切断工程で切断した給水管の切断端部である接続口に挿入されることでのみ接続される継手を接続し、増設する緊急遮断弁と前記接続口とを、前記継手を介して接続する工法が採用できる。
上記工法によれば、接続口に挿入されるようにして管内径に入り込む挿入部を備え、かつ給水管外周を覆うハウジングやガイドのない継手を用いて、増設する緊急遮断弁と接続口とを接続することで、継手を接続口に外嵌するよう取付ける必要がなく、したがって、接続口の周囲が埋められていても、緊急遮断弁の増設が容易にできる。
本発明の設置工法によれば、一定の空間領域に敷設されている給水管に緊急遮断弁の増設を容易に行い得る。
本発明の第一の実施形態の工法の説明図で、(a)は既設の給水用具の配置図、(b)は水道メータを取外した図、(c)は切断用工具を用いて二次側給水管を切断している図、(d)は二次側給水管の切断が終了した図である。 同(e)は緊急遮断弁を二次側給水管に接続する途中の図、(f)は緊急遮断弁を二次側給水管に接続した図、(g)は止水栓と緊急遮断弁との間に水道メータを接続した図である。 同(a)は継手の断面図、(b)は継手を二次側給水管に挿入した状態の断面図である。 本発明の第二の実施形態の工法の説明図で、(a)は既設の給水用具の配置図、(b)は水道メータを取外した図、(c)は切断用工具を用いて一次側給水管を切断している図、(d)は一次側給水管の切断が終了した図である。 同(e)は緊急遮断弁を二次側給水管に接続する途中の図、(f)は緊急遮断弁を二次側給水管に接続した図、(g)は止水栓と緊急遮断弁との間に水道メータを接続した図である。
以下、本発明の第一の実施形態に係る緊急遮断弁の設置工法を、図面を参照して説明する。第一の実施形態に係る緊急遮断弁の設置工法は、既設の給水設備1に依る一定の空間領域2に敷設された給水管3に対して、緊急遮断弁の増設を行うための設置工法である。はじめに、既設の給水設備1について説明する。図1(a)に示すように、給水設備1は地面4に埋められている。
一定の空間領域とは、給水用具が制限された空間に露出して存在するスペースという意味合いであり、本実施形態における一定の空間領域2は、給水設備1の一部である直方体形状のメータボックス5によって制限されたスペースである。この場合、メータボックス5の四方周囲は、土、あるいはコンクリート等により覆われ、給水用具はメータボックス5内の空間に露出した状態で設けられている。
メータボックス5の四方の側壁は、上方ほど内側に傾斜しており、これによって底壁6側に比べて上端部の開口7側が狭くなっている。メータボックス5における一次側の側壁(以下、「第一側壁」と称す)8の下部寄り(底壁6寄り)には、一次側開口部8が形成されている。メータボックス5における二次側の側壁(以下、「第二側壁」と称す)9の下部寄りには、二次側開口部9が形成されている。一次側開口部8および二次側開口部9は、平面視してメータボックス5の幅方向(給水管3の管軸方向に水平面内で直交する方向)の中心に配置されている。
メータボックス5内にあって、給水設備1を構成する他の給水用具は、一次側給水管10、止水栓11、水道メータ12、および二次側給水管13である。一次側給水管10は一次側開口部8に挿通され、一次側給水管10の先端である一次側接続口10aがメータボックス5内に導入されている。二次側給水管13は二次側開口部9に挿通され、二次側給水管13の先端である二次側接続口13aがメータボックス5内に導入されている。
一次側接続口10aと二次側接続口13aとの間に、止水栓11および水道メータ12が、この順で一次側から二次側へ並べて配置されている。止水栓11と一次側接続口10aとは止水栓ソケット14を介して接続され、止水栓11と水道メータ12とは伸縮ユニオン15を介して接続され、水道メータ12と二次側接続口13aとは、メータソケット16およびバルブソケット17を介して接続されている。止水栓11および水道メータ12は、メータボックス5の底壁6に載置されている。なお、一次側給水管10および二次側給水管13は塩化ビニル、ポリエチレン、場合によっては鋼管製である。この場合、一次側給水管10および二次側給水管13は、塩化ビニル製である。次に、緊急遮断弁18を既設の給水設備1に増設する手順を説明する。
(1)まず、作業者は、伸縮ユニオン15およびメータソケット16を回転操作し、伸縮ユニオン15を残して、水道メータ12およびメータソケット16を取外す(図1(b)参照)。これが取外し工程である。
(2)次に、切断用工具19をメータボックス5内に入れ、切断用工具19の先端に取付けられているカッター20を二次側給水管13に挿入する(図1(c)参照)。カッター20は円盤状のものであり、周囲が切断刃とされている。このカッター20の直径は、二次側給水管13の内径に比べて小さく設定されており、工具本体21の駆動部(モータが用いられている)に連結された駆動軸22の先端にカッター20が連結されている。切断用工具19には、その駆動軸上に二次側給水管13よりも大径に設定したストッパ23が取付けられており、ストッパ23が二次側給水管13に当接するまでカッター20を挿入する。駆動軸上でのストッパ23の位置は調節できるようになっていて、この場合、ストッパ23の位置は、ストッパ23からカッター20までの距離を、増設する緊急遮断弁18と、後述する継手25の面間寸法(接続後の水平長さ)と略等しくなるよう設定している。そして作業者は、工具本体21を把持し、工具本体21を二次側給水管13の軸心回りに回転させる。そうすると、カッター20の周囲が二次側給水管13をその内周面側から外周面へ向けて周上で切断し、二次側給水管13がメータボックス5内への突出量分だけ切断される(図1(d)参照)。これが切断工程である。
(3)次に、緊急遮断弁18を二次側給水管13に接続する。この場合、緊急遮断弁18の弁箱24の二次側に継手25を接続しておき(図2(e)参照)、この継手25を二次側給水管13の二次側接続口13aに挿し込むようにして、緊急遮断弁18を二次側給水管13に接続し、通水できるよう連通させる(図2(f)参照)。このように、継手25は、二次側給水管13に挿し込むだけで緊急遮断弁18の弁箱24と二次側給水管13を連通接続できるものである。
(4)次に、緊急遮断弁18の弁箱24の一次側端部と、(1)で説明した伸縮ユニオン15との間に、(1)の工程で取外した水道メータ12を介装するように取付け、水道メータ12および緊急遮断弁18を、一次側給水管10および二次側給水管13の間に並べて接続し、一次側給水管10、止水栓11、水道メータ12、および緊急遮断弁18を、通水できるよう連通させる。(3)、(4)が、接続工程である。
ここで、接続工程で用いる継手25について説明する。図3(a)、(b)に示すように、継手25は、給水管3に接続されて給水管3と給水用具とを接続することが可能に構成されている。具体的に、継手25は、一次側給水管10と止水栓11、二次側給水管13と緊急遮断弁18とを接続するものであるが、給水管3と他の給水用具とを接続するのに用いることもできる。場合によっては、給水用具どうしを接続するよう構成することも可能である。継手25は、継手本体26と、シール部材であるOリング27と、継手本体26が確実に給水管3に挿入された状態の目印となる挿入ガイド28と、挿入された継手本体26が給水管3から抜け出るのを防止するチャックリング29とを備えている。
継手本体26は、筒状に形成されることで内部に給水路を備えるものである。継手本体26は、具体的には、二次側給水管13の二次側接続口13aの内径と略等しい外径に形成されて二次側給水管13に挿入される挿入部(スリーブ状部)30と、挿入部30に比べて大径に設定された拡径部31とを一体的に備えている。
挿入部30の先端寄りの外周面には環状の凹部30aが形成されている。凹部30aは断面矩形に形成されており、継手本体26の軸心方向に沿う方向に離間して一対形成されている。各凹部30aには、Oリング27が外嵌するよう装着されている。
凹部30aに対して拡径部31寄りには、環状溝32が形成されている。環状溝32は円錐面32aと円錐面32aの端部から径方向に起ち上がる阻止面32bとを備え、断面三角形に形成されている。
環状溝32には、チャックリング29が外嵌装着されている。チャックリング29は、その外周面に鋸刃状の凹凸部が複数形成されている。チャックリング29は、挿入部30が二次側接続口13aに挿入されると縮径し、凹凸部の凸部が二次側接続口13aの内周面に係止して継手本体26が二次側接続口13aから抜止めされるよう機能する。
挿入ガイド28は環状(筒状)に形成され、挿入部30に軸心方向に摺動自在に外嵌されている。挿入部30が二次側接続口13aに挿入されるのに伴って、拡径部31側に移動する。挿入ガイド28の軸心方向長さは、挿入部30のうち、二次側接続口13aに挿入される部分の軸心方向長さによって、最適なものが用いられる。挿入ガイド28は、挿入部30が必要量だけ二次側接続口13aに挿入されると、拡径部31に当接し、挿入部30はそれ以上二次側接続口13aに挿入されなくなり、また、これによって作業者は挿入部30が必要量だけ二次側接続口13aに挿入されたことを知ることができる。なお、挿入ガイド28の内周面にOリング27に外嵌する環状の嵌合溝28aが形成されており、挿入部30が二次側接続口13aに接続されていない状態では、嵌合溝28aがOリング27に外嵌することで、挿入部30上に位置保持されている。
以上(1)〜(4)の工程によって、既設の給水設備1に緊急遮断弁18を容易に増設することができる。しかも(2)の切断工程のように、切断用工具19を用いて二次側給水管13を内径側から切断するから、メータボックス5の上部が狭くなっていたとしても、二次側給水管13を容易に切断することができる。さらに、緊急遮断弁18自体の面間寸法を極力短く設定する(例えば60〜80mm)ことで、ほとんどの既設のメータボックス5の二次側給水管13を切断する範囲は、メータボックス5内に突出している部分より内側である。このことから、切断工程において、メータボックス5の四方周囲を覆う土を掘り起こす必要がなく、作業性が良好である。
本発明の設置工法は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、給水用具である緊急遮断弁18を、メータボックス5という制限された空間領域に設置された給水管3に対して増設する場合を説明した。しかしながら、本発明の設置工法は、メータボックス5という制限された空間領域での作業のみに特定されるものではない。他の例として、緊急遮断弁18あるいはそれ以外の給水用具を、マンション(あるいは、工場、病院等)の、制限された空間領域(パイプシャフト)に設備された給水管3に対して設置することが可能である。なお、このような場所では、給水管3は、左右横方向に沿うよう配置されていたり、上下方向に沿うよう配置されていたりするが、本発明の工法は、給水管3の方向に影響を受けることなく適用できる。
したがって、本発明の工法は、取外し工程において取外した給水用具の二次側給水管13を切断するのみに特定されず、給水設備1における給水用具の既設状況に応じて、取外した給水用具の一次側給水管10を切断することが適切な場合もある。さらには、取外した給水用具の一次側給水管10および二次側給水管13の双方を切断することも考えられる。
図4および図5の第二の実施形態は、取外した給水用具の一次側給水管10を切断する場合を示している。第二の実施形態において、施工前状態すなわち、既設の給水用具は第一の実施形態と同様であるので、同一の符号を付してその説明を繰返さない。また、(1)で説明した取外し工程は、第一の実施形態と同様である。
第二の実施形態の工法は、既設の複数の給水用具がメータボックス5内の一次側および二次側の間に配置良く収まっていない状態、換言すれば、一次側の継手(止水栓ソケット14)、二次側の継手(バルブソケット17)がメータボックス5内に収まっていないアンバランスな配置、あるいは水道メータ12がメータボックス5内の二次側に片寄って配置されている環境下等において、緊急遮断弁をメータボックス5内に増設するのに有用である。
図4(a)では、一例として、二次側の継手(バルブソケット17)がメータボックス5内に収まっていない場合を示している。具体的には、一次側給水管10のメータボックス5内への突出量は、第一の実施形態に比べて多く、二次側給水管13のメータボックス5内への突出量は、第一の実施形態に比べて少なく、第一の実施形態のように水道メータ12を取外し、取外した水道メータ12とともに緊急遮断弁18を設置しようとしても、無理な環境である。
そこで、本発明の第二の実施形態は、水道メータ12を取外し、切断用工具19を用いて一次側給水管10を切断し、緊急遮断弁18を二次側給水管13に接続し、止水栓11を一次側給水管10に接続し、止水栓11と緊急遮断弁18との間に、水道メータ12を接続する、という工法である。以下、各手順について詳細に述べる。
(1)まず、作業者は、伸縮ユニオン15およびメータソケット16を回転操作し、伸縮ユニオン15、水道メータ12およびメータソケット16を取外す(図5(b)参照)。これが取外し工程である。
(2)次に、切断用工具19をメータボックス5内に入れ、切断用工具19の先端に取付けられているカッター20を、止水栓11から一次側給水管10に挿入する(図4(c)参照)。切断用工具19の基本構成については第一の実施形態で用いたものと同様であるが、第二の実施形態に用いる切断用工具19では、駆動軸22を、第一の実施形態に対して、止水栓11の面間寸法分を足すよう延長させることで、第一の実施形態の切断用工具19に比べて延長させ、カッター20が止水栓ソケット14を越えた位置に到達できるようにしている。作業者は、工具本体21を把持し、工具本体21を一次側給水管10の軸心回りに回転させる。そうすると、カッター20の周囲が一次側給水管10をその内周面側から外周面へ向けて周上で切断し、一次側給水管10が長手方向途中部分で切断され、止水栓11が止水栓ソケット14ごと外される(図5(d)参照)。これが切断工程である。
(3)次に、止水栓11に取付けられている止水栓ソケット14を止水栓11から取外し、継手25と交換する。(図5(e)参照)。続いて、継手25によって止水栓11を一次側給水管10に接続する。このとき、一次側給水管10を切断した分だけ、止水栓11をメータボックス5内の一次側端寄りに寄せることができる。また、緊急遮断弁18を、二次側給水管13に接続してあるバルブソケット17を介して二次側給水管13に接続する(図5(f)参照)。なお、継手25の構成は、第一の実施形態と同様であるので、その説明を繰返さない。
(4)最後に、止水栓11と緊急遮断弁18との間に、伸縮ユニオン15を用いて、水道メータ12を接続する。(3)、(4)が、接続工程である。この接続工程においては、(3)で述べたように、一次側給水管10を切断した分だけ、止水栓11をメータボックス5内の一次側端寄りに寄せることができているから、水道メータ12および緊急遮断弁18という複数個の給水用具を配置することができる。
なお、第二の実施形態では、既設の複数の給水用具がメータボックス5内の一次側および二次側の間に配置良く収まっていない状態の例を示した。他の例として、給水用具がメータボックス5内の一次側寄り、あるいは二次側寄り、さらには給水用具どうしが大きく離れて既設されている場合もある。そして、第二の実施形態では、一次側給水管10を切断したが、既設されている給水用具の配置に応じて、一次側給水管10を切断し、緊急遮断弁を増設するようにすればよい。何れにしても、一次側給水管10および二次側給水管13のうち少なくとも一方が切断される。
1…給水設備、2…空間領域、3…給水管、4…地面、5…メータボックス、8…一次側開口部、9…二次側開口部、10…一次側給水管、10a…一次側接続口、11…止水栓、12…水道メータ、13…二次側給水管、13a…二次側接続口、18…緊急遮断弁、19…切断用工具、24…弁箱、25…継手

Claims (3)

  1. 一定の空間領域に敷設されている給水設備に緊急遮断弁を増設する設置工法であって、
    一定の空間領域における既設の給水用具を給水管から取外す取外し工程と、
    取外した給水用具に対する一次側給水管および二次側給水管のうちの少なくとも何れか一方の給水管を前記一定の空間領域内で切断する切断工程と、
    取外した給水用具および増設する緊急遮断弁を、互いに通水可能となるよう並べて一次側給水管および二次側給水管の間に接続する接続工程と、
    を備えたことを特徴とする緊急遮断弁の設置工法。
  2. 切断工程では、切断用工具の切断刃を給水管内に挿入し、給水管の内周面側から外周面側に向けて給水管を周方向に亘って切断する請求項1記載の緊急遮断弁の設置工法。
  3. 接続工程では、増設する緊急遮断弁に、前記切断工程で切断した給水管の切断端部である接続口に挿入されることでのみ接続される継手を接続し、増設する緊急遮断弁と前記接続口とを、前記継手を介して接続する請求項1または請求項2の何れかに記載の緊急遮断弁の設置工法。
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