JP2015231255A - サーボモータドライブ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1台のドライブ装置を複数台のサーボモータに接続してコストを減らすサーボモータドライブ装置を提供する。
【解決手段】サーボモータドライブ装置は、主制御ユニット10、電源ユニット20及び少なくとも1つのサーボドライブモジュール30を含む。電源ユニット20は、各ユニットに必要な電力を供給する。サーボドライブモジュール30は、通信インタフェースユニット31、入力/出力ユニット32、マイクロプロセッサユニット33、フィールドプログラマブルゲートアレイ34、電流制御ユニット35及び切換ユニット36を含む。通信インタフェースユニット31は、主制御ユニット10とマイクロプロセッサユニット33との間に電気的に接続される。入力/出力ユニット32は、主制御ユニット10とフィールドプログラマブルゲートアレイ34との間に電気的に接続されるとともに、デジタル/アナログデータを双方向で送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーボドライブ装置に関し、特に、1台のドライブ装置を複数台のサーボモータに接続してコストを減らすサーボモータドライブ装置に関する。
近年、高効率かつ高品質の生産技術の向上に伴い、機械設備は高速化、システム化及び自動化へ向かって急速に発展し、機械設備の各システム間の関係も次第に密接となり、複雑化してきている。
コンピュータ数値制御ツールを例にとると、その加工方式は、所望の加工ワークの規格サイズに応じてCAD/CAM指令プログラムを構成し、カッターの刃型及び加工経路を設計し、装置の制御ユニットにより対応した指令プログラムを解釈する。サーボドライブは、制御ユニットが解釈したプログラム指令により、パルス指令、アナログ電圧指令又はネットワーク通信方式を利用して端末のサーボモータを駆動して出力するとともに、サーボモータのエンコーダからの符号化信号をサーボドライブ装置へ返送し、工具の機能を利用してワークに対して所望の加工を正確に行う。
加工効率を高めるために、1台の装置に取り付ける多軸の複合工具機が既に開発されている。加工軸数が多い状況下で、各軸の動作と監視装置の動作とが組み合わされた多軸サーバ制御システムが開発されている。この多軸サーバ制御システムは、デジタル制御システムを介して複数台のサーボドライブ装置を制御し、各サーボドライブ装置は、1軸のサーボモータをそれぞれ制御するために用いる。しかしこのような方式では、複数台のサーボドライブ装置が採用されているため、装置の占有空間が大きくなってコストが多くかかってしまうため、一般に、複数台のサーボドライブ装置を同軸ケーブル又は光ファイバケーブルにより直列接続して従来の問題点を改善していた。しかし、このような方式では、依然として1台のドライブ装置に複数台のサーボモータを接続するのではなく、1台のドライブに対して1台のサーボモータが接続されていたため、サーボドライブシステム全体の空間及びコストを大幅に減らすことは困難であった。
また、特許文献1では、三者を一体化した交流サーボドライブが開示されている。この交流サーボドライブは、主に複数台のモータに必要な電源モジュール及び制御モジュールが同じモジュールブロック中に配設され、例えば、通信インタフェース、表示ユニット、入力/出力ユニットなど、重複する部分を省略することができる。電源モジュール上のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)モジュールのバスライン電力容量を共用することにより減らすことができる上、複数台の電源モジュールの総体積と較べて小さくし、コスト、配線及び組立て時間を大幅に減らすことができる。ただし、電源モジュール中には、複数のサーバモータを制御するために、等しい数のインバータ(inverter)及び電流センサ(current sensor)を配設する必要があるが、この方式の場合、電源モジュールの占有体積が大きくなり、インバータが大電流、大パワーの回路であるため高価であった。そのため、ドライブシステム全体の製造コストは増えることはあっても減ることがなく経済的でなかった。次に、この電源モジュール内部には、共用のブレーキユニットが設置されているが、電源バスラインの電圧が高すぎる場合、放電原理を利用してエネルギを放出するが、これは電力が非駄に消費されて環境保護の観点上好ましくなかった。
上述したことから分かるように、1台に複数台のモータを接続したサーボドライブ装置の製品設計は、電源モジュールの拡充により実現されていたため、サーボドライブシステム全体の機能、コスト及び小型化を向上させることはできたが、それほど大きな効果を得ることはできず、反対に製造コストが増大し、配線にかかる費用及び組立時間が多くかかる虞があった。
台湾特許第I308819号公報
本発明の目的は、インテリジェントパワーモジュールを利用して切換ユニットを制御し、複数台のサーボモータを駆動させるため、電源を拡充する必要が無い上、製造コスト及び体積を大幅に減らし、1台のサーボドライブ装置により複数台のサーボモータを制御するサーボモータドライブ装置を提供することにある。
本発明のもう一つの目的は、サーボドライブモジュールは、電源ユニットの出力端にブレーキ回生ユニットが取り付けられ、サーボモータが減速状態で操作されるときに、充電原理を利用して電源ユニットへ電流を返送し、省エネを達成して環境を保護するサーボモータドライブ装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、少なくとも2つのサーボモータが接続され、主制御ユニットから信号を受信すると、何れか1つのサーボモータが作動し、前記サーボモータにより非同期方式で各被制御物を起動させるとともに、主制御ユニット、電源ユニット及び少なくとも1つのサーボドライブモジュールを含むサーボモータドライブ装置であって、前記電源ユニットは、各ユニットに必要な電力を供給し、前記サーボドライブモジュールは、通信インタフェースユニット、入力/出力ユニット、マイクロプロセッサユニット、フィールドプログラマブルゲートアレイ、電流制御ユニット及び切換ユニットを含み、前記通信インタフェースユニットは、前記主制御ユニットと前記マイクロプロセッサユニットとの間に電気的に接続され、シリアルかつ双方向でデータを送信し、前記入力/出力ユニットは、前記主制御ユニットと前記フィールドプログラマブルゲートアレイとの間に電気的に接続されるとともに、デジタル/アナログデータを双方向で送信し、前記フィールドプログラマブルゲートアレイは、前記サーボモータの回転角度及び回転速度のデータを、デジタル回転角度データ及びデジタル回転速度データに変換した後、前記マイクロプロセッサユニットへ返送して計算処理を行い、前記マイクロプロセッサユニットは、前記通信インタフェースユニット及び前記フィールドプログラマブルゲートアレイと電気的に接続され、前記主制御ユニットからの速度、位置及びトルク指令データと、前記フィールドプログラマブルゲートアレイに構築された前記サーボモータの回転角度及び回転速度のデータとに基づき、デジタルキャリア信号を計算し、前記サーボモータの作動を非同期で制御し、前記電流制御ユニットは、インテリジェントパワーモジュールと、電流量を検知する電流センサと、を含み、前記インテリジェントパワーモジュールは、前記マイクロプロセッサユニットから出力されたデジタルキャリア電流データを受信すると、電流パワーの増幅処理を行って前記サーボモータを起動して作動させ、前記切換ユニットは、前記マイクロプロセッサユニットの指令データに基づき、前記インテリジェントパワーモジュールにより前記切換ユニットを接点の何れか1つへ切換え、何れか1つの前記サーボモータを作動させることを特徴とするサーボモータドライブ装置が提供される。
前記電源ユニットは、主電源と、前記主電源から電力が供給される制御電源と、を有し、前記主電源から前記インテリジェントパワーモジュールに交流電流が供給されると、前記制御電源から前記マイクロプロセッサユニット及び前記フィールドプログラマブルゲートアレイに直流電流が供給されることが好ましい。
前記電源ユニットの出力端に取り付けられ、前記サーボモータが減速状態で操作されると、前記電源ユニットへ電流を返送するブレーキ回生ユニットをさらに備えることが好ましい。
前記通信インタフェースユニットは、ユニバーサルシリアルバス、RS232Cシリアルポート、RS485シリアルポート及びRS422シリアルポートを有するとともに、イーサネットの如き一般ネットワーク及びその他産業制御ネットワークインタフェースと接続され、前記産業制御ネットワークインタフェースは、MECHATROLINK、EtherCAT及びCAN busを含むことが好ましい。
前記切換ユニットは接触スイッチ又は非接触スイッチであることが好ましい。
上記課題を解決するために、少なくとも2つのサーボモータが接続され、主制御ユニットから信号を受信すると、何れか1つのサーボモータが作動し、工作機械の機器を順次作動させるとともに、主制御ユニット、電源ユニット及び少なくとも1つのサーボドライブモジュールを含むサーボモータドライブ装置であって、前記電源ユニットは、各ユニットに必要な電力を供給し、前記サーボドライブモジュールは、通信インタフェースユニット、入力/出力ユニット、マイクロプロセッサユニット、フィールドプログラマブルゲートアレイ、電流制御ユニット及び切換ユニットを含み、前記通信インタフェースユニットは、前記主制御ユニットと前記マイクロプロセッサユニットとの間に電気的に接続され、シリアルかつ双方向でデータを送信し、前記入力/出力ユニットは、前記主制御ユニットと前記フィールドプログラマブルゲートアレイとの間に電気的に接続されるとともに、デジタル/アナログデータを双方向で送信し、前記フィールドプログラマブルゲートアレイは、前記サーボモータの回転角度及び回転速度のデータを、デジタル回転角度データ及びデジタル回転速度データに変換した後、前記マイクロプロセッサユニットへ返送して計算処理を行い、前記マイクロプロセッサユニットは、前記通信インタフェースユニット及び前記フィールドプログラマブルゲートアレイと電気的に接続され、前記主制御ユニットからの速度、位置及びトルク指令データと、前記フィールドプログラマブルゲートアレイに構築された前記サーボモータの回転角度及び回転速度のデータとに基づき、デジタルキャリア信号を計算し、前記サーボモータの作動を非同期で制御し、前記電流制御ユニットは、インテリジェントパワーモジュールと、電流量を検知する電流センサと、を含み、前記インテリジェントパワーモジュールは、前記マイクロプロセッサユニットから出力されたデジタルキャリア電流データを受信すると、電流パワーの増幅処理を行って前記サーボモータを起動して作動させ、前記切換ユニットは、前記マイクロプロセッサユニットの指令データに基づき、前記インテリジェントパワーモジュールにより前記切換ユニットを接点の何れか1つへ切換え、何れか1つの前記サーボモータを作動させることを特徴とするサーボモータドライブ装置が提供される。
本発明の一実施形態に係るサーボモータドライブ装置を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係るサーボモータドライブ装置を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るサーボモータドライブ装置を工具マガジン及びATCアームへ利用するときの状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るサーボモータドライブ装置を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。
図1及び図2を参照する。図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態に係るサーボモータドライブ装置には、少なくとも2つのサーボモータ40,50が接続され、主制御ユニット10から信号を受信すると、第1のサーボモータ40又は第2のサーボモータ50が作動し、前述のサーボモータ40,50を非同期方式でそれぞれの被制御物(例えば、工作機械)を起動させる。ドライブ装置は、主制御ユニット10、電源ユニット20及び少なくとも1つのサーボドライブモジュール30を含む。工作機械の種類は多く、以下の実施形態ではCNC工作機械の工具マガジン及びATCカムボックスの制御動作に基づいて説明するが、本発明の特許請求の範囲を限定するものではない。
主制御ユニット10は、工作機械の主な制御システムである。
電源ユニット20は、各ユニットに必要な電力を供給するために用いる。電源ユニット20は、主電源(main power)21と、主電源21から電力が供給される制御電源(control power)22と、を有する。
サーボドライブモジュール30は、通信インタフェースユニット31、入力/出力ユニット32、マイクロプロセッサユニット33、フィールドプログラマブルゲートアレイ34、電流制御ユニット35及び切換ユニット36を含む。
通信インタフェースユニット31は、主制御ユニット10とマイクロプロセッサユニット33との間に電気的に接続され、シリアルかつ双方向でデータを送信する。通信インタフェースユニット31は、ユニバーサルシリアルバス(USB)311、RS232Cシリアルポート312、RS485シリアルポート313及びRS422シリアルポート314を有する。また、通信インタフェースユニット31は、イーサネット(登録商標)及びその他産業制御ネットワークインタフェース(industrial control network interface)を介して遠隔制御を行う。産業制御ネットワークインタフェースは、例えば、MECHATROLINK(登録商標)、EtherCAT(登録商標)、CAN(Controller Area Network) busなどを含む。
入力/出力ユニット32は、主制御ユニット10とフィールドプログラマブルゲートアレイ34との間に電気的に接続され、デジタル/アナログデータを双方向で送信する。入力/出力ユニット32は、さらにもう一つの端部(IN/OUT)321を有し、入力/出力ユニット32を介してマイクロプロセッサユニット33が外部の入力信号を受信したり出力信号を直接制御したりする。実際の応用では、信号入力箇所にセンサ、スイッチ、ボタンなどを接続し、信号出力箇所をソレノイドバルブ、リレーなどに接続し、外部のコンピュータと簡単なハンドシェイク(handshake)通信を行ってもよい。
フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field−Programmable Gate Array:FPGA)34は、制御電源(Vcc)22から電力が供給される。フィールドプログラマブルゲートアレイ34は、サーボモータ40,50の回転角度及び回転速度のデータを、デジタル回転角度データ及びデジタル回転速度データに変換した後、マイクロプロセッサユニット33へ返送して計算処理を行う。また、出力制御モードに応じて、フィールドプログラマブルゲートアレイ34がプログラムされて設定を変更し、工作機械を異なる操作モードで制御するが、これはよく知られた機能であるため、ここでは詳説しない。
マイクロプロセッサユニット33は、制御電源(Vcc)22から電力が供給される。マイクロプロセッサユニット33は、通信インタフェースユニット31及びフィールドプログラマブルゲートアレイ34と電気的に接続され、主制御ユニット10からの速度、位置及びトルク指令データと、フィールドプログラマブルゲートアレイ34に構築されたサーボモータ40,50の回転角度及び回転速度のデータとに基づき、デジタルキャリア信号を計算し、サーボモータ40,50の作動を非同期で制御する。
電流制御ユニット35は、インテリジェントパワーモジュール351及び電流センサ(current sensor)352を含む。インテリジェントパワーモジュール(Intelligent Power Module:IPM)351は、主電源21から交流電流が供給される。インテリジェントパワーモジュール351は、マイクロプロセッサユニット33から出力されたデジタルキャリア電流データを受信すると、電流パワーの増幅処理を行い、電流センサ352により電圧信号へ変換し、マイクロプロセッサユニット33へ返送して処理を行う。
切換ユニット36は、前述したマイクロプロセッサユニット33の指令データに基づき、インテリジェントパワーモジュール351により切換ユニット36を接点の何れか1つへ切換え、第1のサーボモータ40又は第2のサーボモータ50を作動させる。切換ユニット36は、第1の接点361及び第2の接点362を有する切換スイッチである。第1の接点361は、第1のサーボモータ40と接続され、第2の接点362は、第2のサーボモータ50と接続される。切換スイッチには、接触スイッチ又はシリコンコントロールド整流スイッチ(非接触スイッチ)が使用され、同様の効果を得ることができるためここでは詳説しない。
図1〜図3を参照する。図1〜図3は、実際に工作機械を工具マガジンへ応用したときの例であり、第1のサーボモータ40は、工具マガジンの工具ディスクから工具を取り出すために用い、第2のサーボモータ50は、工具リリース及び工具交換作業に用いる。工作機械100のATC(Auto Tool Changer)アーム110が工具交換を行う場合、主制御ユニット10からの実行指令(速度、位置、トルク指令データ)により、通信インタフェースユニット31からマイクロプロセッサユニット33へ指令データを送信し、マイクロプロセッサユニット33は、主制御ユニット10からの速度、位置及びトルク指令データと、フィールドプログラマブルゲートアレイ34に構築された第1のサーボモータ40の回転角度及び回転速度データと、に基づいてデジタルキャリア信号を計算し、インテリジェントパワーモジュール351によりパワー増幅処理を行い、切換ユニット36を第1の接点361へ切換えて直ちに第1のサーボモータ40を起動し、工具マガジン120の回転により工具を選択する。工具の選択過程では、サーボドライブモジュール30は、続いて切換ユニット36を第2の接点362へ切換えるように指令し、第2のサーボモータ50を起動させるが、このときATCアーム110は工具(即ち工具130)をリリースし、主軸140上の工具130がリリースされる際、工具マガジン120により工具を選択し、もう一つの工具150が下方向へ回転して位置決めされ、工具の交換が完了する。
上述したことから分かるように、前述の実施形態では、1つのサーボドライブモジュール30を利用するだけで2台以上のサーボモータ40,50を制御し、非同期方式で工具の選択、リリース及び交換を行い、工具の交換を迅速に行うことができる。1組のドライブ装置及びサーボモータが使用されていたため、コストが多くかかっていた従来の工作機械の工具マガジン及びATCアームと異なり、本発明は、製造コスト及び機器コストが少ないだけでなく、機器の数が少ないため組立てが容易である。
サーボドライブモジュール30は、インテリジェントパワーモジュール351を切換ユニット36と組み合わせ、サーボモータ40,50の切換制御を行うが、インテリジェントパワーモジュール351に制御機能、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)スイッチ、保護回路などの機能が整合されているため、小型かつ安価で品質が安定している長所を備え、切換ユニット36との組み合わせを容易にし、モジュール化により工作機械システム全体の配線を簡素化させることができる。
また、サーボドライブモジュール30は、ブレーキ回生ユニット(revive brake regeneration)37をさらに含む。ブレーキ回生ユニット37は、電源ユニット20の出力端に取り付けられ、サーボモータ40,50が減速状態で操作されると、充電原理を利用して電源ユニット20へ電流を返送し、充電及び節電の機能を得て環境を保護することができる。
ここで図2の実施形態が示すように、1つのサーボドライブモジュール30は、2つのサーボモータ40,50を制御し、工具マガジンのそれぞれを駆動して工具を選択するとともに、ATCアームにより工具のリリース及び交換を行う。図4に示すように、多軸工作機械の必要に応じ、様々な種類の機器と組み合わせて利用するために、1つのサーボドライブモジュール30を使用して3つのサーボモータ40,50,60又はそれ以上のサーボモータを制御することにより、工作機械を多軸制御し、製造工程を簡素化してコストを減らし、これにより製造コスト及び使用コストを大幅に減らす。
上述したことから分かるように、1台で複数台のモータを駆動するサーボドライブ装置の場合、電源モジュールの拡充によりコストが増えて占有体積が増大する問題が生じた従来技術と異なり、本発明のサーボモータドライブ装置は、マイクロプロセッサユニットの指令データに基づき、インテリジェントパワーモジュールにより切換ユニットを制御して複数台のサーボモータをそれぞれ駆動するため、電源の拡充が必要無い上、製造コスト及び体積を大幅に減らし、1台のサーボドライブ装置により複数台のサーボモータを制御することができる。また、電源ユニットの出力端に取り付けられたブレーキ回生ユニットにより、サーボモータが減速状態で操作されたときに、充電原理を利用して電源ユニットへ電流を返送することにより、省エネを達成して環境を保護することができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本発明の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。本発明の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
10 主制御ユニット
20 電源ユニット
21 主電源
22 制御電源
30 サーボドライブモジュール
31 通信インタフェースユニット
32 入力/出力ユニット
33 マイクロプロセッサユニット
34 フィールドプログラマブルゲートアレイ
35 電流制御ユニット
36 切換ユニット
37 ブレーキ回生ユニット
40 第1のサーボモータ
50 第2のサーボモータ
60 第3のサーボモータ
100 工作機械
110 ATCアーム
120 工具マガジン
130 工具
140 主軸
150 工具
311 ユニバーサルシリアルバス
312 RS232Cシリアルポート
313 RS485シリアルポート
314 RS422シリアルポート
321 端部
351 インテリジェントパワーモジュール
352 電流センサ
361 第1の接点
362 第2の接点

Claims (6)

  1. 少なくとも2つのサーボモータが接続され、主制御ユニットから信号を受信すると、何れか1つのサーボモータが作動し、前記サーボモータにより非同期方式で各被制御物を起動させるとともに、主制御ユニット、電源ユニット及び少なくとも1つのサーボドライブモジュールを含むサーボモータドライブ装置であって、
    前記電源ユニットは、各ユニットに必要な電力を供給し、
    前記サーボドライブモジュールは、通信インタフェースユニット、入力/出力ユニット、マイクロプロセッサユニット、フィールドプログラマブルゲートアレイ、電流制御ユニット及び切換ユニットを含み、
    前記通信インタフェースユニットは、前記主制御ユニットと前記マイクロプロセッサユニットとの間に電気的に接続され、シリアルかつ双方向でデータを送信し、
    前記入力/出力ユニットは、前記主制御ユニットと前記フィールドプログラマブルゲートアレイとの間に電気的に接続されるとともに、デジタル/アナログデータを双方向で送信し、
    前記フィールドプログラマブルゲートアレイは、前記サーボモータの回転角度及び回転速度のデータを、デジタル回転角度データ及びデジタル回転速度データに変換した後、前記マイクロプロセッサユニットへ返送して計算処理を行い、
    前記マイクロプロセッサユニットは、前記通信インタフェースユニット及び前記フィールドプログラマブルゲートアレイと電気的に接続され、前記主制御ユニットからの速度、位置及びトルク指令データと、前記フィールドプログラマブルゲートアレイに構築された前記サーボモータの回転角度及び回転速度のデータとに基づき、デジタルキャリア信号を計算し、前記サーボモータの作動を非同期で制御し、
    前記電流制御ユニットは、インテリジェントパワーモジュールと、電流量を検知する電流センサと、を含み、前記インテリジェントパワーモジュールは、前記マイクロプロセッサユニットから出力されたデジタルキャリア電流データを受信すると、電流パワーの増幅処理を行って前記サーボモータを起動して作動させ、
    前記切換ユニットは、前記マイクロプロセッサユニットの指令データに基づき、前記インテリジェントパワーモジュールにより前記切換ユニットを接点の何れか1つへ切換え、何れか1つの前記サーボモータを作動させることを特徴とするサーボモータドライブ装置。
  2. 前記電源ユニットは、主電源と、前記主電源から電力が供給される制御電源と、を有し、
    前記主電源から前記インテリジェントパワーモジュールに交流電流が供給されると、前記制御電源から前記マイクロプロセッサユニット及び前記フィールドプログラマブルゲートアレイに直流電流が供給されることを特徴とする請求項1に記載のサーボモータドライブ装置。
  3. 前記電源ユニットの出力端に取り付けられ、前記サーボモータが減速状態で操作されると、前記電源ユニットへ電流を返送するブレーキ回生ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のサーボモータドライブ装置。
  4. 前記通信インタフェースユニットは、ユニバーサルシリアルバス、RS232Cシリアルポート、RS485シリアルポート及びRS422シリアルポートを有するとともに、一般ネットワーク及びその他産業制御ネットワークインタフェースと接続されることを特徴とする請求項1に記載のサーボモータドライブ装置。
  5. 前記切換ユニットは接触スイッチ又は非接触スイッチであることを特徴とする請求項1に記載のサーボモータドライブ装置。
  6. 少なくとも2つのサーボモータが接続され、主制御ユニットから信号を受信すると、何れか1つのサーボモータが作動し、工作機械の機器を順次作動させるとともに、主制御ユニット、電源ユニット及び少なくとも1つのサーボドライブモジュールを含むサーボモータドライブ装置であって、
    前記電源ユニットは、各ユニットに必要な電力を供給し、
    前記サーボドライブモジュールは、通信インタフェースユニット、入力/出力ユニット、マイクロプロセッサユニット、フィールドプログラマブルゲートアレイ、電流制御ユニット及び切換ユニットを含み、
    前記通信インタフェースユニットは、前記主制御ユニットと前記マイクロプロセッサユニットとの間に電気的に接続され、シリアルかつ双方向でデータを送信し、
    前記入力/出力ユニットは、前記主制御ユニットと前記フィールドプログラマブルゲートアレイとの間に電気的に接続されるとともに、デジタル/アナログデータを双方向で送信し、
    前記フィールドプログラマブルゲートアレイは、前記サーボモータの回転角度及び回転速度のデータを、デジタル回転角度データ及びデジタル回転速度データに変換した後、前記マイクロプロセッサユニットへ返送して計算処理を行い、
    前記マイクロプロセッサユニットは、前記通信インタフェースユニット及び前記フィールドプログラマブルゲートアレイと電気的に接続され、前記主制御ユニットからの速度、位置及びトルク指令データと、前記フィールドプログラマブルゲートアレイに構築された前記サーボモータの回転角度及び回転速度のデータとに基づき、デジタルキャリア信号を計算し、前記サーボモータの作動を非同期で制御し、
    前記電流制御ユニットは、インテリジェントパワーモジュールと、電流量を検知する電流センサと、を含み、前記インテリジェントパワーモジュールは、前記マイクロプロセッサユニットから出力されたデジタルキャリア電流データを受信すると、電流パワーの増幅処理を行って前記サーボモータを起動して作動させ、
    前記切換ユニットは、前記マイクロプロセッサユニットの指令データに基づき、前記インテリジェントパワーモジュールにより前記切換ユニットを接点の何れか1つへ切換え、何れか1つの前記サーボモータを作動させることを特徴とするサーボモータドライブ装置。
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