JP2015231016A - 太陽電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】より小型化が可能な太陽電池を提供する。【解決手段】太陽電池1では、ホログラム部3Aに入射した光が、ホログラム部3Aの回折格子による回折によって進路を変更され、光電変換膜2に入射する。このような構成とするためには、ホログラム部3Aの主面(表面又は裏面)の法線方向と、ホログラム部3Aに形成された回折格子とのなす角θとの関係をホログラム部3Aの平均屈折率をnとし、光電変換膜2におけるホログラム部3Aの周縁の高さ位置からホログラム部3Aに入射する光の出射元へ向かう方向の端部までの高さをdとし、ホログラム部の最大寸法をaとしたときに所定の数式を満たすものとする。これにより、ホログラム部3Aにて反射した光が光電変換膜2に対して到達する構成となり、従来の太陽電池のように別途光導波路を準備する必要がなく、太陽電池全体を小型化することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、太陽電池に関する。
従来から、ホログラム等の回折物によって入射光の進行方向を変更することで光導波路内を伝搬させた後、導波光を光電変換膜等の光電池に入射させる光学素子が知られている。
特開2013−80966号公報
しかしながら、特許文献1記載のように光導波路を備える光学素子の場合、光導波路が設けられるために光学素子としての厚みが増大するため、光学素子全体が大型化してしまう可能性がある。また、光導波路内を伝搬させることで導波路を構成する材料による光吸収による損失が生じる場合があり、光電変換膜による光収集効率が低下する可能性がある。
本発明は上記を鑑みてなされたものであり、より小型化が可能な太陽電池を提供することを目的とする。
発明者は鋭意研究の結果、回折物の配置角度を変更して入射光の進行方向を制御することによって、光導波路により光を伝搬させることなく光電変換膜に光を入射させることができることを見出した。より具体的には、ホログラム部における回折格子の回折格子面の延在方向をホログラム部の主面の延在方向とは異なる方向とすることにより、光電変換膜へ向かうように入射光の進行方向を変更できることを見出した。
すなわち、本発明の一形態に係る太陽電池は、主面の延在する面とは異なる方向に沿った回折格子面を有する回折格子が形成され、前記主面の一方側から入射する光の進行方向を変更する板状のホログラム部と、前記ホログラム部の周縁の少なくとも一部に沿って設けられ、その主面が前記ホログラム部の前記主面に対する法線方向であって、且つ、前記法線方向に沿って見たときに前記ホログラム部の前記周縁の高さ位置から前記一方側に延びる光電変換膜と、を備え、前記回折格子の前記回折格子面と前記ホログラム部の前記主面に対する前記法線方向とのなす角θは、前記ホログラム部の平均屈折率をnとし、前記光電変換膜における前記ホログラム部の前記周縁の高さ位置から前記回折格子に入射する光の出射元へ向かう方向の端部までの高さをdとし、前記ホログラム部の最大寸法をaとしたときに、以下の数式(1)及び数式(2)を満たすことを特徴とする。
Figure 2015231016
上記の太陽電池では、ホログラム部の回折格子の回折格子面とホログラム部の主面の法線方向とのなす角θが上記の数式を満たすように制御することで、ホログラム部に入射した光を光電変換膜方向へ出射することができることができる。したがって、上記の太陽電池では、光導波路等を用いることなく周縁の光電変換膜で光を収集することができることから、太陽電池の小型化が可能となる。
また、本発明の他の形態に係る太陽電池は、主面の延在する面とは異なる方向に沿った回折格子面を有する回折格子が形成され、前記主面の一方側から入射する光の進行方向を変更する板状のホログラム部と、前記ホログラム部の周縁の少なくとも一部に沿って設けられ、その主面が前記ホログラム部の前記主面に対する法線方向であって、且つ、前記法線方向に沿って見たときに前記ホログラム部の前記周縁の高さ位置から前記一方側とは反対側に延びる光電変換膜と、を備え、前記回折格子の前記回折格子面と前記ホログラム部の前記主面に対する前記法線方向とのなす角θは、前記ホログラム部の平均屈折率をnとし、前記光電変換膜における前記ホログラム部の前記周縁の高さ位置から前記回折格子に入射する光の出射元へ向かう方向とは逆方向の端部までの高さをdとし、前記ホログラム部の最大寸法をaとしたときに、以下の数式(3)及び数式(4)を満たすことを特徴とする。
Figure 2015231016
上記の太陽電池では、ホログラム部の回折格子の回折格子面とホログラム部の主面の法線方向とのなす角θが上記の数式を満たすように制御することで、ホログラム部に入射した光を透過させた上で光電変換膜方向へ出射することができる。したがって、上記の太陽電池では、光導波路等を用いることなく周縁の光電変換膜で光を収集することができることから、太陽電池の小型化が可能となる。
本発明によれば、より小型化が可能な太陽電池が提供される。
第1実施形態に係る太陽電池の概略構成を説明する図である。 第1実施形態に係る太陽電池の断面図である。 第2実施形態に係る太陽電池の断面図である。 ホログラム記録のための光学系を説明する図である。 光電変換膜の構造を説明する断面図である。 太陽電池構造を説明する図である。 ホログラム記録のための光学系を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る太陽電池の概略構成を説明する図である。図1に示すように、太陽電池1は、円環状に配置された光電変換膜2と、光電変換膜2の一方側の端部を塞ぐように配置された板状のホログラム部3Aと、を含んで構成される。光電変換膜2は、光Lの入射方向に沿って円環の軸線が延びるように配置される。またホログラム部3Aは、光Lの入射する側とは逆側の光電変換膜2の端部に設けられ、光Lの入射方向に対して直交する面を形成する。図1に示すように、光Lが上方(一方の主面側)から入射する場合には、ホログラム部3Aが水平面に延在するように配置される。また、光電変換膜2は、その主面に対する法線が水平方向に延びるように、ホログラム部3Aに対して垂直方向に直立するように配置される。この光電変換膜2の主面は、換言すれば、水平方向に延びるホログラム部3Aの主面に対する法線方向に延び、且つ、この法線方向(垂直方向)に沿って見たときに、ホログラム部3Aの周縁の高さ位置から光Lの出射元へ向かう方向に延びている。なお、ホログラム部3Aは、一対の主面(表面、裏面)を有している板状の部材であり、一方の主面(表面)は図示上方側に配置され、他方の主面(裏面)は図示下方側に配置される。また、本実施形態にホログラム部3Aは、その厚さが均一であり、上方及び下方の主面の双方が水平方向に延びている。したがって、ホログラム部3Aの主面の法線方向とは、垂直方向を指す。
なお、ホログラム部3Aに代えて、光電変換膜2よりも上方にホログラム部3Bを配置する構成を有する太陽電池が第2実施形態である。この点は後述する。
図1に示す太陽電池1は、例えば、太陽電池内蔵の時計等に適用される。この場合、ホログラム部3Aの上方に透光性の文字盤が積層されると共に文字盤の周囲を囲うように光電変換膜2を配置することで、文字盤に入射した光を光電変換膜2において回収することが可能な時計を製造することができる。ただし、太陽電池1の使用方法は上記用途に限定されない。また、円形のホログラム部3A及びホログラム部3Aの周囲に設けられる円環状の光電変換膜2の形状は適宜変形することができる。
光電変換膜2は、公知の光電変換層を有するシート状の積層体を適用することができる。このような光電変換膜2としては、例えば、アモルファスシリコンにより構成される光電変換層を有する半導体素子として実現することができるが、これには限定されず、他の材料を用いることもできる。
光電変換膜2は、その厚さが300μm〜1000μm程度であり、可撓性を有する態様とすることができる。光電変換膜2が可撓性を有する場合、製造後の光電変換膜2を円筒状等に加工することができる。また、光電変換膜2の幅(上下方向の長さ)は適宜変更することができるが、例えば、1mm〜5mm程度とすることができる。
ホログラム部3Aは、円盤状をなし、公知のホログラム記録材料によって形成されその主面に沿って延びる体積ホログラム部として実現される。ホログラム部3Aには、基準波と信号波との干渉によって生成された干渉縞が回折格子として書き込まれている。すなわち、ホログラム部3Aは回折格子として機能する。そして、ホログラム部3Aにて反射された光が上下方向から横方向へ進路を変更されて、光電変換膜2に入射する。
ホログラム部3Aは膜厚が5μm〜100μm程度であるため、基材31によって支持される。基材31は、ホログラム部3Aから出射した光の光電変換膜2への進路上には設けられていない態様とすることができる。すなわち、図1に示すホログラム部3Aを支持する基材31は、ホログラム部3Aよりも下方に設けられている態様とすることができる。この場合、基材31がホログラム部3Aから出射する光に対して干渉することによる損失を防ぐことができる。図1では、ホログラム部3Aを下方から支持し、その径がホログラム部3Aと同一の基材31を例示するが、基材31の形状は特に限定されない。したがって、例えば、基材31が光電変換膜2及びホログラム部3Aを下方から支持する構成とすることもできる。また、ホログラム部3Bを備える太陽電池の場合には、ホログラム部3Bからの光はホログラム部3Bの下方に出射されることから、ホログラム部3Bよりも上方に基材が設けられる態様とすることができる(なお、ホログラム部3Bを支持する基材については、図1中に示していない)。ホログラム部3Bよりも上方に基材が設けられる場合、光Lの損失を防ぐため、基材は透光性を有する材料を選択することができ、特にガラス、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)、PEN(ポリエチレンナフタレート)等を用いることができる。
太陽電池1において、ホログラム部3Aの周縁と光電変換膜2とは、できるだけ近く配置されることができる。ホログラム部3Aが光電変換膜2から離間して配置されている場合、ホログラム部3Aにて進路を変更された光が光電変換膜2に到達しない可能性が増し、損失が大きくなることが考えられる。
ここで、ホログラム部3Aについて、図2を参照しながらさらに説明する。図2は、太陽電池の一部断面図であり、一方側の光電変換膜2とホログラム部3Aとを示したものである。図2では、ホログラム部3Aに入射した光Lがホログラム部3Aの下面側で反射し光電変換膜2に入射する場合の光の進路を示している。なお、ホログラム部3Aは、上下方向で見たときに、光電変換膜2の下端と同一の高さ位置に配置されているとする。図2において、ホログラム部3Aの厚さは光電変換膜2の高さdの1/3程度であるが、実際には光電変換膜2の高さは例えば数mm程度とされる一方、ホログラム部3Aの厚さは例えば数十μm程度とされる。すなわち、ホログラム部3Aの厚さは光電変換膜2の高さに比べて十分小さい。したがって、図2では、ホログラム部3Aの下面側で光Lが回折した例を示しているが、光Lは、ホログラム部3Aの全体で回折する。
本実施形態に係る太陽電池1では、ホログラム部3Aに入射した光が、ホログラム部3Aの回折格子による回折によって進路を変更され、光電変換膜2に入射する。このような構成とするためには、ホログラム部3Aの主面(表面又は裏面)の法線方向と、ホログラム部3Aに形成された回折格子の回折格子面とのなす角θ(図2参照)が以下の数式(5)及び(6)を満たす。
Figure 2015231016
ここで、aは、ホログラム部3Aの最大寸法である。最大寸法とは、例えばホログラム部3Aの形状が円形状である場合にはその最大径を指し、四角形状である場合には、最長の対角線の長さを指し、三角形状である場合には最長辺の長さを指す。また、dは、光電変換膜の最大高さである。ここでの最大高さとは、ホログラム部3Bの周縁の高さ位置に対する光電変換膜2の上端部の高さ位置の最大値である。また、nはホログラム部3Aの平均屈折率を示す。
上記の関係式は、ブラッグの回折条件及びスネルの屈折条件を用いて導かれる。具体的には、ホログラム部3Aに対して法線に沿って入射した光Lがホログラム部3Aの上面側で全反射することなくホログラム部3Aから外方に出射して光電変換膜2に到達可能な条件を満たす式である。
具体的には、ホログラム部3Aの主面(表面又は裏面)の法線方向と、ホログラム部3Aに形成された回折格子の回折格子面とのなす角θ分だけ回折格子を傾けた場合、ホログラム部3Aの上面側で光Lが全反射する条件に基づいて、(5)及び数式(6)の下限値が定められる。また、ホログラム部3Aの中心下面側で全反射した光Lがホログラム部3Aから外方に出射して光電変換膜2の最上端に到達可能な条件に基づいて、数式(6)の上限値が定められる。
このように、ホログラム部3Aの回折格子の回折格子面の傾きを制御して、ホログラム部3Aにて反射した光が光電変換膜2に対して到達する構成とすることで、従来の太陽電池のように別途光導波路を準備する必要がなく、太陽電池全体としての小型化を達成することができる。また、光導波路を別途設ける場合と比較して、光導波路の構成材料が伝搬する光を吸収することも防がれるため、太陽電池1全体としての性能も向上する。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る太陽電池について説明する。第2実施形態に係る太陽電池は、第1実施形態に係る太陽電池と比較して以下の点が相違する。すなわち、第1実施形態に係る太陽電池では、ホログラム部3Aにおいて入射した光が反射する構成としていたのに対して、第2実施形態に係る太陽電池では、ホログラム部に入射した光がホログラム部を透過した後に光電変換膜に入射する構成としたものである。第2実施形態に係る太陽電池全体の概略構成としては、図1に示す太陽電池1のホログラム部3Aに代えて、光電変換膜2よりも上方側にホログラム部3Bを配置する構成を有するものである。
ホログラム部3Bを有する太陽電池1Aについて、図3を参照しながらさらに説明する。図3は、太陽電池1Aの一部断面図であり、一方側の光電変換膜2とホログラム部3Bとを示したものである。
光電変換膜2の主面は、水平方向に延びるホログラム部3Bの主面に対する法線方向に延び、且つ、この法線方向(垂直方向)に沿って見たときに、ホログラム部3Bの周縁の高さ位置から光Lの出射元へ向かう方向(上方向)とは逆方向(下方向)に延びている。
図3では、ホログラム部3Bに入射した光Lがホログラム部3Bの下面側で回折格子により回折され光電変換膜2に入射する場合の光の進路を示している。なお、ホログラム部3Bは、上下方向で見たときに、光電変換膜2の上端と同一の高さ位置に配置されているとする。図3において、ホログラム部3Bの厚さは光電変換膜2の高さdの1/3程度であるが、実際には光電変換膜2の高さは数mm程度とされる一方、ホログラム部3Bの厚さは数十μm程度である。すなわち、ホログラム部3Aの厚さは光電変換膜2の高さに比べて十分小さい。したがって、図2では、ホログラム部3Bの下面側で光Lが回折した例を示しているが、光Lはホログラム部3B全体で回折し、その差は無視できるほどに小さい。
本実施形態に係る太陽電池1Aでは、ホログラム部3Bに入射した光が、ホログラム部3Bの回折格子による回折によって進路を変更し、屈折されてホログラム部3Bを透過して出射し光電変換膜2に入射する。このような構成とするためには、ホログラム部3Bの主面(表面又は裏面)の法線方向と、ホログラム部3Bに形成された回折格子の回折格子面とのなす角θ(図3参照)が以下の数式(7)及び(8)を満たす。
Figure 2015231016
上記の数式(7)及び(8)に含まれる係数a,d,nは、第1実施形態と同様である。すなわち、aは、ホログラム部3Bの最大寸法である。dは、光電変換膜の最大高さである。ここでの最大高さとは、ホログラム部3Bの周縁の高さ位置に対する光電変換膜2の下端部の高さ位置の最大値である。また、nはホログラム部3Bの平均屈折率を示す。
上記の関係式は、ブラッグの回折条件及びスネルの屈折条件を用いて導かれる。具体的には、ホログラム部3Bに対して法線に沿って入射した光Lがホログラム部3Bの下面側から透過する条件を満たし、且つ、ホログラム部3Bの中心に向けて法線に沿って入射し、ホログラム部3Bの中心下面側で屈折して出射した光Lが、ホログラム部3Aから外方に出射して光電変換膜2に到達可能な条件を満たす式である。
具体的には、ホログラム部3Bの主面(表面又は裏面)の法線方向と、ホログラム部3Bに形成された回折格子の回折格子面とのなす角θ分だけ回折格子を傾けた場合、ホログラム部3Bの下面側で光Lが透過する条件に基づいて、(7)及び数式(8)の上限値が定められる。また、ホログラム部3Bの中心下面側で屈折して出射した光Lがホログラム部3B下方から外方に出射して光電変換膜2の最下端に到達可能な条件に基づいて、数式(8)の下限値が定められる。
このように、第2実施形態に係る太陽電池1Aにおいても、ホログラム部3Bの回折格子の回折格子面の傾きを制御して、ホログラム部3Bを透過した光が光電変換膜2に対して到達する構成とすることで、従来の太陽電池のように別途光導波路を準備する必要がなく、太陽電池全体として小型化することができる。また、光導波路を別途設ける場合と比較して、光導波路の構成材料が伝搬する光を吸収することも防がれるため、太陽電池1A全体としての性能も向上する。
以上、本発明の実施形態に係る太陽電池について説明したが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、上記実施形態では、ホログラム部の全周を覆うように光電変換膜が設けられている構成について説明したが、光電変換膜はホログラム部の全周を囲っていなくてもよく、ホログラム部の回折格子が光を回折する方向のみに光電変換膜が設けられている構成であってもよい。なお、ホログラム部の周囲を全て囲うように光電変換膜を配置した場合には、一部のみに配置する場合と比較して、ホログラム部に入射する光に対する光電変換効率が向上する。また、ホログラム部における回折格子の格子間隔を調整すること等によって特定波長の光を選択的に回折する構成として、ホログラム部の外観色調を制御する構成をさらに備えていてもよい。
以下、実施例及び比較例に基づき本発明に係る太陽電池をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではない。
[実施例1]
(ホログラム記録媒体の作製)
以下の手順に従って、記録材料組成物溶液を調製した。まず、マトリクスとして酢酸ビニルポリマー(和光純薬工業(株)製、酢酸ビニルポリマー、数平均分子量Mn=1400〜1600、50重量%メタノール溶液)10gに、光重合性モノマーとして9,9−ビス[4−(2−アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]フルオレン(新中村工業(株)製、NKエステル A−BPEF)3g、分散媒としてマロン酸ジヘキシル1.2g、及び可塑剤としてセバシン酸ジエチル0.4gを加え、次いで過酸化物系光重合開始剤(チッソ(株)製、BT−2、3,3’−ジ(tert−ブチルパーオキシカルボニル)−4,4’−ジ(メトキシカルボニル)ベンゾフェノンを含む位置異性体混合物の40%アニソール溶液)2.4gを加えた。この混合物に、さらに、532nmに感度を有する10mgの増感色素(3−ブチル−2−[3−(3−ブチル−5−フェニル−1,3−ベンゾオキサゾール−2(3H)−イリデン)プロパ−1−エン−1−イル]−5−フェニル−1,3−ベンゾオキサゾール−1−イウム=ヘキサフルオロ−λ5−ホスファヌイド)を溶解させた6gのアセトン溶液(アセトン 5.99g)を添加し、撹拌して溶解させた。このようにして記録材料組成物溶液を得た。
得られた記録材料組成物溶液を、バーコーターを用いて50μm厚のPETフィルム上に塗布し、室温で一晩減圧乾燥させた。乾燥後の記録材料層の膜厚は20μmであった。これを5cm角、1.0mm厚のスライドガラスに記録材料層がガラス面に接するように貼り付け、ホログラム記録媒体30とした。
(ホログラム記録)
作製したホログラム記録媒体30を用いて、以下のようにホログラム記録をおこなった。記録に用いられた光学系を図4に示す。
まず、緑色レーザのレーザ光源11としてNd−YAG固体レーザ(コヒーレント社 波長532nm)を用いた。レーザ光源11から出力されるレーザ光は、電磁シャッタ12を経て、レンズ13、ピンホール14及びレンズ15がこの順に通過することで、所定の径とされた。その後、ミラー16を経た後に、S偏光になるように、1/2波長板17によって調整した。
S偏光とされた光をビームスプリッタ18によって参照光26と信号光27とにその強度が1:1となるように分光した後に、さらに、それぞれの光路の後段にあるNDフィルタ19,20によって信号光27と参照光26の強度が等しくなるように調整した。
NDフィルタ19を通過した参照光26は、ミラー21を調整して、後段のアパーチャ23及びプリズム25を通過した光が、ホログラム記録媒体30の主面の法線に対して143度傾いた角度で入射するようにした。このとき、アパーチャ23は、ホログラム記録媒体30に入射する光によりホログラム領域が直径20mmの円筒状となるように調整した。
一方、NDフィルタ20を通過した信号光27は、ホログラム記録媒体30の主面の法線に沿ってホログラム記録媒体30に対して入射し且つ参照光26の照射領域と重なるようにミラー22の角度を調整した。また、参照光26と同様にホログラム記録媒体30内のホログラム領域が、直径20mmの円筒状になるように、アパーチャ24を調整した。
次に、積算露光量が20mJ/cmになるように、電磁シャッタ12のシャッタースピードを調整し、記録露光をおこなった。その後、ホログラム記録媒体30を蛍光灯(27W)下のホログラム記録媒体30までの距離が30cmとなる位置に6時間放置し、未反応成分を反応させるとともに、増感色素由来の着色を完全に消失させた。これをポストキュアという。その結果、ホログラム記録媒体30の中心部分に、直径20mmの円筒状ホログラムが形成されているのを目視で確認した。これにより、回折格子が形成された実施例1に係るホログラム記録媒体(ホログラム部)を得た。
(回折格子の評価)
実施例1に係るホログラム記録媒体30について、以下のように、記録した回折格子の評価を行った。
まず、ホログラムの記録に用いたレーザ光源11を用いて、ホログラム記録媒体30の表面に向けてその法線方向に沿って緑色レーザ光を照射した。照射した緑色レーザの媒体透過光の光強度Ptは1mWであり、回折光の光強度Pdは0.9mWであった。また、回折後にホログラム記録媒体30の表面(レーザ光を照射した側の面)から出射される光の角度(回折角度)θは、77度であった。なお、θは、出射される光の方向とホログラム記録媒体30の主面の法線方向とのなす角度である。
ブラッグの回折条件及びスネルの屈折条件より、ホログラム部の平均屈折率n、回折格子への光入射角度θ、回折格子からの光出射角度θ、回折格子の回折格子面の角度θとの間には、反射型ホログラムでは下記数式(9)に示す関係が成り立ち、透過型ホログラムでは下記数式(10)に示す関係が成り立つ。
Figure 2015231016
評価に用いたホログラム記録媒体30ではn=1.62であって、光入射角度θ=0度、θ=77度と測定されたことから、ホログラム記録媒体30に形成された回折格子の回折格子面と、ホログラム部主面に対する法線方向とのなす角度θ=θは、71.5度であることが分った。
(光電変換膜の作製)
図5に示す光電変換膜28を以下の方法で作製した。まず、PEN(ポリエチレンナフタレート)基板41上にアルミニウムとステンレスの積層体からなる下部電極42をスパッタリングで形成した。次にPIN接合からなるアモルファスシリコン層(光電変換層)43をプラズマCVDで下部電極42上に形成した。次に、アモルファスシリコン層43上に透明電極44としてITO(酸化インジウム−スズ化合物)をスパッタリングにより成膜した。
次にYAGレーザを用いて、下部電極42、アモルファスシリコン層43、及び、透明電極44をレーザ加工してこれらを貫通する開口h1を形成し、複数のユニットセルuへの分断を行った。さらに、下部電極42との導通を取るための開口h2も形成した。
次に、絶縁インクを用いて、スクリーン印刷により絶縁樹脂層用インクを印刷し、印刷後160℃オーブンで加熱乾燥し、ユニットセルに分断する絶縁樹脂層45を形成した。
次にカーボンブラックを分散した導電インキを用いて、スクリーン印刷により絶縁樹脂層45上に配線層46を形成した。印刷後、160℃オーブンで加熱乾燥した。これにより、光電変換膜28を得た。
なお、光電変換膜28は、ユニットセルuとして、長さ11.34mm、幅2.47mmの大きさに分断した状態で、直径25mmの円筒形状にした。
(光電変換特性の評価)
図6に示すように、ホログラム記録媒体30のPETフィルム面側に、回折格子が形成された領域が光電変換膜28の円筒中心部となるように光電変換膜28を設置した。これにより実施例1に係る太陽電池構造を得た。この太陽電池構造は、ホログラム記録媒体30であるホログラム部と光電変換膜とを有する第1実施形態に係る太陽電池に相当する構造を有する。
この太陽電池構造では、ホログラム部の平均屈折率n=1.62であって、ホログラム部の径a=20mmであって、光電変換膜28の高さd=2.47mmとなることから、これらの値を数式(6)に代入する。この結果、上記の数式(6)におけるθの下限値は64度となる。一方、数式(6)におけるθの上限値は72度となる。実施例1に係る構造体におけるホログラム記録媒体30に形成された回折格子の回折格子面と、ホログラム部主面に対する法線方向とのなす角度は71.5度であるので、数式(6)を満足する。また、当然ながら数式(5)を満足する。すなわち、実施例1に係る太陽電池構造は、数式(5)及び数式(6)を満たすことが確認された。
このようにして製造した実施例1に係る太陽電池構造を、200lx(ルクス)照度の蛍光灯の下に配置して電流電圧特性を測定した。光電変換膜28をホログラム記録媒体30上に配置した場合と、ホログラム記録媒体30上とは異なる位置に配置した場合とで動作電圧2.6Vでの短絡電流(Isc)を比較したところ、ホログラム記録媒体30上に配置した場合には、光電変換膜単体(ホログラム記録媒体30上とは異なる位置に配置した場合)に対して、30%の短絡電流増加が認められた。すなわち、ホログラム記録媒体30に形成された回折格子によって、入射光の進行方向が曲げられ、光電変換膜28に入射する光が増加したことが確認された。
[実施例2、比較例1、及び比較例2]
参照光26の照射角度を実施例1から変更した以外は実施例1と同様の方法により、実施例2、比較例1及び比較例2に係るホログラム記録媒体及び太陽電池構造を作成した。ただし、実施例2及び比較例2は、照射角度を変更することで、第2実施形態の太陽電池と同様に、入射光がホログラム記録媒体を透過する構造を有する。そこで、実施例2及び比較例2に係る太陽電池構造では、ホログラム記録媒体のPETフィルム面とは逆の面側に、ホログラムが形成された領域が光電変換膜28の円筒中心部となるように光電変換膜28を設置することで、太陽電池構造を作成した。また、実施例2及び比較例2に係るホログラム記録の光学系としては、図7の光学系を用いた。図7に示す光学系は、図5に示す光学系と比較して、ホログラム記録媒体30の前段にプリズム25を配置して、参照光26及び信号光27の双方がプリズム25を通過して一方側の主面から入射するようにしたものである。
その後、実施例1と同様に各ホログラム記録媒体の評価及び太陽電池構造の光電変換特性の評価を行った。
ホログラム記録媒体のホログラム領域に関して、ホログラム部の形状、平均屈折率、参照光の照射角度、ホログラム部の回折格子への光入射角度θ、回折格子からの光出射角度θ、数式(9)を用いて算出した回折格子の回折格子面とホログラム部主面に対する法線方向とのなす角度θ=θを表1に示す。
Figure 2015231016
次に、ホログラム部径、回折格子面とホログラム部の主面に対する法線方向とのなす角度θが数式(5)、(6)及び数式(7)、(8)を満たすかの確認結果、及び、太陽電池構造における電流増加率を表2に示す。なお、実施例1,2及び比較例1,2の全てにおいて、太陽電池構造では、n=1.62であって、ホログラム部の径a=20mmであって、光電変換膜の高さd=2.47mmであるので、これらの値を数式(8)に代入する。この結果、上記の数式(6)におけるθの下限値は18.4度となる。一方、数式(8)におけるθの上限値は19.1度となる。
Figure 2015231016
上記評価結果に示すように、回折格子の回折格子面がホログラム部主面に対する法線とのなす角度θが、数式(5)、(6)又は数式(7)、(8)を満たす場合には、太陽電池構造における電流増加率が上昇することが確認された。
1,1A…太陽電池、2…光電変換膜、3A,3B…ホログラム部。

Claims (2)

  1. 主面の延在する面とは異なる方向に沿った回折格子面を有する回折格子が形成され、前記主面の一方側から入射する光の進行方向を変更する板状のホログラム部と、
    前記ホログラム部の周縁の少なくとも一部に沿って設けられ、その主面が前記ホログラム部の前記主面に対する法線方向であって、且つ、前記法線方向に沿って見たときに前記ホログラム部の前記周縁の高さ位置から前記一方側に延びる光電変換膜と、を備え、
    前記回折格子の前記回折格子面と前記ホログラム部の前記主面に対する前記法線方向とのなす角θは、前記ホログラム部の平均屈折率をnとし、前記光電変換膜における前記ホログラム部の前記周縁の高さ位置から前記回折格子に入射する光の出射元へ向かう方向の端部までの高さをdとし、前記ホログラム部の最大寸法をaとしたときに、以下の数式(1)及び数式(2)を満たす太陽電池。
    Figure 2015231016
  2. 主面の延在する面とは異なる方向に沿った回折格子面を有する回折格子が形成され、前記主面の一方側から入射する光の進行方向を変更する板状のホログラム部と、
    前記ホログラム部の周縁の少なくとも一部に沿って設けられ、その主面が前記ホログラム部の前記主面に対する法線方向であって、且つ、前記法線方向に沿って見たときに前記ホログラム部の前記周縁の高さ位置から前記一方側とは反対側に延びる光電変換膜と、を備え、
    前記回折格子の前記回折格子面と前記ホログラム部の前記主面に対する前記法線方向とのなす角θは、前記ホログラム部の平均屈折率をnとし、前記光電変換膜における前記ホログラム部の前記周縁の高さ位置から前記回折格子に入射する光の出射元へ向かう方向とは逆方向の端部までの高さをdとし、前記ホログラム部の最大寸法をaとしたときに、以下の数式(3)及び数式(4)を満たす太陽電池。
    Figure 2015231016


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