JP2015230778A - 蓄電モジュールのカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電モジュールに装着されるカバーの梱包サイズを小型化できるカバーの提供。【解決手段】正極および負極の電極端子を有する複数の蓄電素子を並べてなる蓄電素子群と、蓄電素子群を電気的に接続する接続部材と、を備える蓄電モジュールを覆うカバーには、蓄電モジュール側に電線41が取り付けられた状態で、蓄電素子の並び方向における長さ寸法を小さくするように折り曲げる折り曲げ部が設けられている。【選択図】図9

Description

本発明は、蓄電モジュールのカバーに関する。
電気自動車やハイブリッド車等の車両用の蓄電モジュールは、正極及び負極の電極端子を有する蓄電素子が複数個並んで配列されており、隣り合う蓄電素子の電極端子間が接続部材で接続されることにより複数の蓄電素子が直列や並列に接続されるようになっている。
ここで、電極端子を接続する接続部材の取付作業を簡素化等するために、接続部材や電線等を絶縁樹脂製のケースに収容してなる配線モジュールを、複数の蓄電素子からなる蓄電素子群に一体的に装着することが考えられた。
配線モジュールが蓄電素子群に装着されると、電極端子や接続部材等と外部との絶縁等のために配線モジュールにはカバーが被せられる(特許文献1を参照)。
特開2013−178969号公報
ところで、蓄電素子群を構成する蓄電素子の数が多くなると、蓄電素子群の全長に応じた長さ寸法のカバーが必要となる。
蓄電素子群に取り付けられるカバーには、蓄電素子群に取り付けられる電線等が配索される場合がある。長さ寸法の大きなカバーに電線が配索されていると、運搬の際に邪魔になるうえに梱包サイズが大型化するという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、蓄電モジュールに装着されるカバーの梱包サイズを小型化することを目的とする。
上記課題を解決するものとして、本発明は、正極および負極の電極端子を有する複数の蓄電素子を並べてなる蓄電素子群と、前記蓄電素子群を電気的に接続する接続部材と、を備える蓄電モジュールを覆うカバーであって、前記蓄電モジュール側に電線が取り付けられた状態で、前記蓄電素子の並び方向における長さ寸法を小さくするように折り曲げる折り曲げ部が設けられている蓄電モジュールのカバーである。
本発明によれば、蓄電モジュールのカバーは、電線が配索された状態で蓄電素子の並び方向における長さ寸法を小さくするように折り曲げることができるので、蓄電モジュールに装着されるカバーの梱包サイズを小型化することができる。
本発明は以下の構成であってもよい。
前記蓄電素子の並び方向に伸縮して余長を吸収する余長吸収部を備えていてもよい。
このような構成とすると、カバー側で蓄電素子の並び方向における公差を吸収することができ、カバーの取り付け作業を円滑に行える。
前記蓄電素子の温度を検知する温度センサが、前記電線に接続されるとともに、前記蓄電モジュールと伝熱的に接触可能な状態で取り付けられていてもよい。
このような構成とすると、蓄電モジュールにカバーをかぶせつけるだけで温度センサが蓄電モジュールと伝熱的に接触する位置に配されるので、手間をかけずに温度センサを取り付けることができる。
前記折り曲げ部を伸ばした状態で係止する係止部と、前記係止部による係止状態を解除する係止解除部と、を備え、前記係止部による係止状態を解除することにより前記折り曲げ部が折り曲げ可能とされる構成としてもよい。
このような構成とすると、カバーを折り曲げ部を伸ばした状態で係止することができるので、カバーを蓄電モジュールに取り付けるときに、カバーが折り曲げ部のところで折れ曲がらない。また上記構成によると、係止部による係止状態を解除することで折り曲げ部が折り曲げ可能とされるので、カバーを折りたたむときに係止部による係止状態を解除すればよいので作業性に優れる。
前記折り曲げ部を折り曲げた状態で仮係止する仮係止部を備えていてもよい。
このような構成とすると、カバーを折り曲げ部で折り曲げた状態で運搬する際に、カバーが仮係止されているので、カバーが拡がるのを防止することができる。
本発明によれば、蓄電モジュールに装着されるカバーの梱包サイズを小型化することができる。
実施形態1のカバーを蓄電モジュールに取り付ける様子を示す斜視図 カバーの正面図 カバーの裏面図 図3のA−A線における一部断面図 係止解除状態のカバーの斜視図 係止解除状態のカバーの正面図 係止解除状態のカバーの裏面図 図7のB−B線における一部断面図 折り曲げた状態のカバーの斜視図 折り曲げた状態のカバーの底面図 折り曲げた状態のカバーの背面図 折り曲げた状態のカバーの側面図 図10のC−C線における一部断面図 図11のD−D線における一部断面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図14によって説明する。
実施形態1の蓄電モジュールM1のカバー20は、例えば、電気自動車又はハイブリッド自動車等の、車両(図示せず)の駆動源として使用される蓄電モジュールM1のカバー20である。以下の説明において、図2の上方を上とし、下方を下とする。また図3の左方を前方とし、右方を後方とする。
(蓄電素子11)
蓄電素子11は、ケース11Bの内部に図示しない蓄電要素を収容してなり、扁平な直方体形状をなしている。蓄電素子11の上面には、長手方向の両端部寄りの位置に、一対の電極端子12が上方に突出して形成されている。蓄電素子11の上面は電極端子面11Aとされる。一対の電極端子12の一方は正極の電極端子12Aであり、他方は負極の電極端子12Bである。電極端子12は、金属製の端子台(図示せず)から上方に向かって丸棒状に突出する電極ポスト13を備え、その電極ポスト13の外面にはねじ山(図示せず)が形成されている。蓄電素子11の各側面は合成樹脂製の絶縁枠部14によって覆われている。
また、蓄電素子11の上面の略中央には、蓄電素子11の内部で発生したガスを外部に排出するガス排出部15が形成されている。絶縁枠部14のうち、蓄電素子11の上面に位置する部分は一部切り欠かれており、電極端子12およびガス排出部15が外部に露出されている。
(蓄電モジュールM1)
複数個の蓄電素子11は、隣り合う蓄電素子11の電極端子12の極性が異なるように(正極と負極とが交互に配されるように)並べられており、蓄電素子群10を構成している。隣り合う蓄電素子11の電極ポスト13は、金属板材をプレス加工してなる接続部材16によって電気的に接続されて、蓄電モジュールM1を構成している。詳細には、接続部材16は、電極ポスト13に形成されたねじ山に螺合されたナット17によって、電極端子12に固定されている。これにより、複数の蓄電素子11は直列接続されており、蓄電モジュールM1を構成している。なお、接続部材16を構成する金属は、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金、ステンレス等、必要に応じて任意の金属を適宜に選択できる。
(カバー20)
蓄電モジュールM1の上面には、カバー20が取り付けられる。図1に示すように、カバー20は前後方向に細長い形状をなしている。カバー20は、図3に示すように、複数(本実施形態では8つ)のカバーユニット21(21A,21B,21C,21D,21E,21F,21G,21H、「21A〜21H」ともいう)を前後方向(図示左右方向)に順に並べて、後述する連結部28によって連結することにより構成されている。
各カバーユニット21は、蓄電モジュールM1の電極端子面11Aに対して略平行に配される上壁22と、上壁22のうち前後方向に延びる両側縁から斜め下方に向けて延びる一対の傾斜壁22Aと、傾斜壁22Aのうち上壁22と反対側の側縁から下方に向けて延びる一対の側壁23とを有する。上壁22の幅方向の中央には、図3に示すように、温度センサ40に接続された電線41が配索される配索溝24が、前後方向に沿って設けられている。電線41はカバー20を伸ばした状態を考慮して、その長さ寸法が長めに設定されている。カバー20を折り曲げたときに余る部分(電線41の余長部分41A)は、カバーユニット21Eの裏側に保持されるようになっている。
配索溝24の左右両側には、所定の距離を隔てて、下方に向けて延びる一対の補強壁26が設けられている。配索溝24の一対の溝壁24A,24Aと補強壁26との間には、上壁22を貫通する開口27が設けられており、蓄電素子11の内部で発生したガスを開口27を通して外部に排出できるようになっている。
連結部28はカバーユニット21B,21C,21D,21E,21F,21G,21Hに設けた連結片28Aと、当該カバーユニット21に隣接するカバーユニット21A,21B,21C,21D,21E,21F,21Gに設けた連結受け部28Bとからなる。
詳しくは、図3に示すように、カバーユニット21B,21C,21D,21E,21F,21Gの上壁22のうち、前方側(図示左側)の端部付近には、前方に向けて片持ち状に延びる連結片28Aが配索溝24を挟んで2つ設けられているとともに、後方側(図示右側)の端部付近には、連結片28Aを受け入れ可能な位置に2つの連結受け部28Bが設けられている。カバーユニット21Aの上壁22のうち、後方側(図示右側)の端部付近には、カバーユニット21Bの2つの連結片28Aを受け入れ可能な連結受け部28Bが2つ設けられている。カバーユニット21Hの上壁22のうち、前方側(図示左側)の端部付近には、カバーユニット21Gの2つの連結受け部28Bに受け入れられる連結片28Aが2つ設けられている。
隣り合うカバーユニット21,21は、前方側のカバーユニット21の連結片28Aが、後方側のカバーユニット21の連結受け部28B内に挿通されることにより、蓄電素子11の並び方向に伸縮して(連結間隔が調整可能な状態で)連結されている(余長吸収部の一例)。
一方、側壁23の下縁部には、下方に向けて延びる複数の係止片34が設けられている。これらの係止片34が蓄電モジュールM1の外面に設けられた係止突部18に係合することにより、カバー20が蓄電モジュールM1に対して取り付けられるようになっている。
両端部のカバーユニット21A,21Hと、前から4番目のカバーユニット21Dの上壁22には、蓄電素子11の温度を検知する温度センサ40が、蓄電モジュールM1に伝熱的に接触可能な状態で取り付けられている。温度センサ40は図示しない温度検知素子を備え、温度検知素子には電線41が接続されている。電線41の一端部は温度検知素子に接続されるが他端部は、図示しない電池ECUに接続される。電池ECUは、マイクロコンピュータ、素子等が搭載されたものであって、蓄電素子11の電圧・電流・温度等の検知、各蓄電素子11の充放電コントロール等を行うための機能を備えた周知の構成のものである。
さて、本実施形態のカバー20には、蓄電モジュールM1側(下側)に電線41が取り付けられた状態で蓄電素子11の並び方向における長さ寸法を小さくするように折り曲げる折り曲げ部30が設けられている。折り曲げ部30は、図5に示すように、前から4番目のカバーユニット21Dと前から5番目のカバーユニット21Eとの間に設けられている。
図1〜図4に示す状態においては、折り曲げ部30が伸ばされた状態でカバーユニット21Dがカバーユニット21Eに対して係止されている。具体的にはカバーユニット21Dの一対の連結受け部28Bにカバーユニット21Eの一対の連結片28Aがそれぞれ受け入れられて係止されている(係止部の一例)。
連結部28による係止状態を解除する係止解除部31は、カバーユニット21Eの一対の側壁23の下端部およびカバーユニット21Dの一対の側壁23の下端部に設けられている。
具体的には、カバーユニット21Eの一対の側壁23の下端部には、カバーユニット21D側に突出するとともに、端部に外側方向に突出するスライド突部32Bが形成された突出片32Aがそれぞれ設けられている。一方、カバーユニット21Dの一対の側壁23の下端部には、カバーユニット21Eのスライド突部32Bを受け入れてスライド移動可能とするスライド孔33が形成されている。
カバーユニット21Aの一対の側壁23の下端部には、図6に示すように下方に突出する仮係止突部29Aが設けられており、カバーユニット21Hの一対の側壁23にはカバーユニット21Aの仮係止突部29Aを受け入れて仮係止する係止孔29Bが設けられている(仮係止部の一例)。
(カバー20の組み立て方法及び使用方法)
次に、本実施形態のカバー20の組み立て方法及び使用方法について説明する。
まず、カバーユニット21Dのスライド孔33に、カバーユニット21Eのスライド突部32Bを嵌めこんでおき、8つのカバーユニット21A〜21Hを連結して1枚のカバー20を作製する。具体的には隣り合うカバーユニット21,21の連結片28Aを連結受け部28Bに差し込んで8つのカバーユニット21A〜21Hを連結し1枚のカバー20を作製する。
次にカバー20の裏面に図3に示すように、温度センサ40を取り付けて、温度センサ40に接続された電線41を配索溝24に配索する。カバーユニット21Eの裏側に電線41の余長部分を配索しておく。
次に本実施形態のカバー20の使用法について説明する。
カバーユニット21E,21F,21G,21Hをカバーユニット21A,21B,21C,21Dから離れる方向にスライド移動させて、カバーユニット21Eの連結片28A(係止部)をカバーユニット21Dの連結受け部28Bから引き抜いて連結状態(係止状態)を解除する。係止解除状態に至ってもカバーユニット21Eはカバーユニット21Dに連結されたままである(図5〜図8を参照)が、当該状態では、カバーユニット21E,21F,21G,21Hは、カバーユニット21A,21B,21C,21Dに対して回動可能(折り曲げ可能)である。
カバーユニット21Eのカバーユニット21Dに対する係止解除状態(図5の状態)から、カバーユニット21E,21F,21G,21Hを、カバーユニット21A,21B,21C,21Dに対して下方に回動させて折り曲げると、図9〜図12に示すような折り曲げ状態に至る。折り曲げ状態において、カバー20は、蓄電素子11の並び方向における長さ寸法を小さくするように折り曲げられている。
カバー20を折り曲げ状態とした後、カバーユニット21Aの仮係止突部29Aを、カバーユニット21Hの係止孔29Bに嵌めこむと、カバー20が2つに折り曲げられた状態で仮係止される(図11を参照)。カバー20を折り曲げた状態としたうえで、梱包すると、カバー20の梱包サイズを小型化することができる。
カバー20の取り付け方法について説明する。
図1に示すように、複数の蓄電素子11を隣り合う電極端子12が逆極性となるように並べて、接続部材16を取り付けることにより蓄電モジュールM1を作製し、当該蓄電モジュールM1にカバー20を取り付ける。
カバー20を取り付ける際には、カバーユニット21Aの仮係止突部29Aをカバーユニット21Hの係止孔29Bから取り外して仮係止を解除し、図9における下側に配されているカバーユニット21E,21F,21G,21Hを、カバーユニット21A,21B,21C,21Dと並ぶように回動させる。すると図5に示すように、カバーユニット21Dとカバーユニット21Eとが間隔をあけた状態で8つのカバーユニット21A〜21Hが並んだ状態となる。
次に、カバーユニット21E,21F,21G,21Hを、カバーユニット21A,21B,21C,21Dに近づける方向にスライド移動させると、カバーユニット21Dの一対の連結受け部28Bに、カバーユニット21Eの一対の連結片28Aがそれぞれ受け入れられて係止され、折り曲げ部30が伸ばされた状態で係止され、図2および図3に示す状態に至る。
次に図1に示すようにカバー20を蓄電モジュールM1の電極端子12の形成された面(図示上面)にかぶせつける。このとき、カバー20の連結片28Aと連結受け部28Bが蓄電素子11の並び方向に伸縮して、蓄電素子11の公差を吸収するので、カバー20の取り付け作業を円滑におこなうことができる。カバー20をかぶせつけると、温度センサ40が、蓄電モジュールM1と伝熱的に接触する。
次に、カバー20の係止片34を蓄電モジュールM1の外面に設けられた係止突部18に係止させると、カバー20の取り付け作業が完了する。
(作用および効果)
以下、本実施形態の作用および効果について説明する。
本実施形態によれば、蓄電モジュールM1のカバー20は、電線41が配索された状態で蓄電素子11の並び方向における長さ寸法を小さくするように折り曲げることができるので、蓄電モジュールM1に装着されるカバー20の梱包サイズを小型化することができる。
また、本実施形態によれば、蓄電素子11の並び方向に伸縮する連結部28(余長吸収部)を備えているから、カバー20側で蓄電素子11の並び方向における公差を吸収することができ、カバー20の取り付け作業を円滑に行える。
また、本実施形態によれば、蓄電素子11の温度を検知する温度センサ40が、電線41に接続されるとともに、蓄電モジュールM1と伝熱的に接触可能な状態で取り付けられているから、蓄電モジュールM1にカバー20をかぶせつけるだけで温度センサ40が蓄電モジュールM1と伝熱的に接触する位置に配され、手間をかけずに温度センサ40を取り付けることができる。
また、本実施形態においては、折り曲げ部30を伸ばした状態で係止する連結部28と、連結部28(係止部)による係止状態を解除する係止解除部31と、を備え、連結部28による係止状態を解除することにより折り曲げ部30が折り曲げ可能とされる構成であるから、カバー20を折り曲げ部30を伸ばした状態で係止することができる。その結果、本実施形態によれば、カバー20を蓄電モジュールM1に取り付けるときに、カバー20が折り曲げ部30のところで折れ曲がらない。また本実施形態によれば、連結部28(係止部)による係止状態を解除することで折り曲げ部30が折り曲げ可能とされるので、カバー20を折り曲げるときに連結部28による係止状態を解除すればよいので作業性に優れる。
また、本実施形態によれば、折り曲げ部30を折り曲げた状態で仮係止する仮係止部29A,29Bを備えているから、カバー20を折り曲げ部30で折り曲げた状態で運搬する際に、カバー20が仮係止されており、カバー20が拡がるのを防止することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、蓄電素子11の並び方向に伸縮する連結部28を備える構成を示したが、連結部28以外の方法により余長を吸収してもよいし余長吸収部を備えない構成であってもよい。
(2)上記実施形態では、温度センサ40が電線41に接続されるとともに、蓄電モジュールM1と伝熱的に接触可能な状態で取り付けられているものを示したが、電線には電圧検知用の端子が接続されている構成であってもよい。
(3)上記実施形態では、折り曲げ部30を伸ばした状態で係止する連結部28と、連結部28による係止状態を解除する係止解除部31と、を備え、連結部28による係止状態を解除することにより折り曲げ部30が折り曲げ可能とされる構成を示したが、たとえば折り曲げ部はヒンジのようなもので構成されていてもよい。
(4)上記実施形態では、折り曲げ部30を折り曲げた状態でカバー20を仮係止する仮係止部29A,29Bを備える構成を示したが、仮係止部を備えないカバーであってもよい。
10…蓄電素子群
11…蓄電素子
12…電極端子
12A…正極端子
12B…負極端子
13…電極ポスト
16…接続部材
17…ナット
20…カバー
21…カバーユニット
21A,21B,21C,21D,21E,21F,21G,21H…カバーユニット
28…連結部(係止部)
28A…連結片
28B…連結受け部
29A…仮係止突部
29B…係止孔
30…折り曲げ部
31…係止解除部
32A…突出片(係止解除部)
32B…スライド突部(係止解除部)
33…スライド孔(係止解除部)
34…係止片
40…温度センサ
41…電線
M1…蓄電モジュール

Claims (5)

  1. 正極および負極の電極端子を有する複数の蓄電素子を並べてなる蓄電素子群と、前記蓄電素子群を電気的に接続する接続部材と、を備える蓄電モジュールを覆うカバーであって、
    前記蓄電モジュール側に電線が取り付けられた状態で、前記蓄電素子の並び方向における長さ寸法を小さくするように折り曲げる折り曲げ部が設けられている蓄電モジュールのカバー。
  2. 前記蓄電素子の並び方向に伸縮して余長を吸収する余長吸収部を備える請求項1に記載の蓄電モジュールのカバー。
  3. 前記蓄電素子の温度を検知する温度センサが、前記電線に接続されるとともに、前記蓄電モジュールと伝熱的に接触可能な状態で取り付けられている請求項1または請求項2に記載のカバー。
  4. 前記折り曲げ部を伸ばした状態で係止する係止部と、前記係止部による係止状態を解除する係止解除部と、を備え、
    前記係止部による係止状態を解除することにより前記折り曲げ部が折り曲げ可能とされる請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のカバー。
  5. 前記折り曲げ部を折り曲げた状態で仮係止する仮係止部を備える請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のカバー。
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