JP2015229000A - 積み木セット - Google Patents
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【課題】簡単な構成を有し、且つ、小さな子供でも飽きることなく十分な達成感が得られるような積み木ブロックからなる積み木セットを得る。【解決手段】積み木セット(1)は、六面体の角部の一つが切り欠かれることにより形成された第1凹部を有する第1ブロック(10)と、六面体の角部のうち隣り合わない二つの角部がそれぞれ切り欠かれることにより形成された二つの第2凹部を有する第2ブロック(20)とを含む。【選択図】図4
Description
本発明は、複数の積み木ブロックを有する積み木セットに関する。
従来より、複数の積み木ブロックを有する積み木セットが知られている。このような積み木セットは、例えば特許文献1に開示されるように、形状の異なる複数のピースを有し、それらのピースを様々な状態で積み上げ可能に構成されている。
一方、特許文献2に開示されるように、複数のブロックが同一の形状を有する構成も知られている。なお、特許文献2に開示されるブロックは、各平面のどの方向から見ても卍形に見えるように、卍形アームのみからなる。
ところで、特許文献1,2に開示される積み木ブロックは、多様な積み上げ方を実現するために、複雑な形状を有する。このように積み木ブロックが複雑な形状を有する場合、幼児などの小さな子供にとって、積み木ブロックを積み上げたり組み合わせたりするのは容易ではない。
しかも、積み木ブロックの形状が複雑になると、積み木ブロックの製作も複雑になり、生産性が低下してしまう。
一方、積み上げが容易な単純な形状の積み木ブロックの場合、幼児などの小さな子供であっても容易に積み上げることができるため、あまり大きな達成感が得られない可能性がある。そうすると、途中で積み木ブロックを積み上げることに飽きてしまい、玩具として使われなくなる可能性もある。
本発明の目的は、簡単な構成を有し、且つ、小さな子供でも飽きることなく十分な達成感が得られるような積み木ブロックからなる積み木セットを得ることにある。
本発明の一実施形態に係る積み木セットは、複数の積み木ブロックを有する積み木セットである。前記複数の積み木ブロックは、六面体の角部の一つが切り欠かれることにより形成された第1凹部を有する第1ブロックと、六面体の角部のうち隣り合わない二つの角部が切り欠かれることによりそれぞれ形成された二つの第2凹部を有する第2ブロックとを含む(第1の構成)。
このように六面体の角部が切り欠かれることにより凹部が形成された形状の積み木ブロックの場合、単純な形状にも関わらず、複数の積み木ブロックの積み上げ作業は容易ではない。すなわち、積み木ブロックの角部に形成された凹部によって、積み木ブロックの重心が該積み木ブロックの中心からずれるため、積み木ブロックにアンバランスが生じやすい。
このようにアンバランスな積み木ブロックであっても、六面体をベースにした単純な形状のブロックであるため、小さい子供でも扱いやすい。よって、小さな子供は、積み木ブロックを積み上げられるまで何度も挑戦する。そして、バランスをとりながら積み木ブロックを積み上げることができた際には、大きな達成感が得られる。したがって、小さな子供であっても、積み木ブロックの積み上げに成功するまで飽きることなく積み上げ作業を行うことができる。
しかも、バランスをとりながら積み木ブロックを積み上げる際に、バランス感覚を養うことができる。また、バランスをとりながら積み木ブロックを積み上げる際に手や指を慎重且つ正確に動かす必要があるため、忍耐力を養うことができるとともに手先の鍛錬にもなる。
特に、小さな子供にとって、上述の積み木セットは、パズル的な要素もあるため、脳の発育を促すことができる。すなわち、上述の積み木セットは、知育玩具としても有用である。また、上述の積み木セットは、ブロックを積み上げる際に指先を使うため、老人の痴呆等の防止にも役立つ。
さらに、上述のように、複数の積み木ブロックは、六面体の角部のうち一つが切り欠かれることにより形成された第1凹部を有する第1ブロックと、六面体の角部のうち隣り合わない二つの角部が切り欠かれることにより形成された二つの第2凹部を有する第2ブロックとを有する。これにより、アンバランスな2種類の積み木ブロックによって、積み上げのバリエーションが増えるとともに、ブロックを積み上げる際のバランス調整がさらに難しくなり、積み木ブロックを積み上げた際により大きな達成感が得られる。
前記第1の構成において、前記第2ブロックは、前記二つの第2凹部が六面体の対角の位置にそれぞれ設けられている(第2の構成)。これにより、第2ブロックに対する第1ブロックの組み合わせのバリエーションが増えるため、積み木ブロックを積み上げた際により大きな達成感が得られる。
前記第1または第2の構成において、前記複数の積み木ブロックは、前記第1ブロックを9個含む。前記9個の第1ブロックは、1個の第1ブロックを収納可能な内部空間が8個の第1ブロックの第1凹部によって形成されるように、前記9個の第1ブロックのうち4個ずつを上下2段に配置するとともに前記内部空間内に残り1個の第1ブロックを収納することにより、六面体を構成可能に形成されている(第3の構成)。
これにより、9個の第1ブロックをよりコンパクトに収納することが可能になる。すなわち、9個の第1ブロックを組み合わせて六面体を構成することにより、9個の第1ブロックをよりコンパクトな形に組み合わせることができる。
したがって、上述の構成により、9個の第1ブロックを収納するための収納スペースを小さくすることができる。
前記第3の構成において、前記第2ブロックは、前記9個の第1ブロックによって六面体を構成した状態で、前記内部空間内に収納される前記1個の第1ブロックの第1凹部内に収納可能に形成されている(第4の構成)。
これにより、第2ブロックも、第1ブロックとともにコンパクトに収納することが可能になる。したがって、上述の構成により、9個の第1ブロック及び1個の第2ブロックを収納するための収納スペースを小さくすることができる。
前記第1から第4の構成のうちいずれか一つの構成において、前記第1ブロック及び前記第2ブロックは、それぞれ、3つの直方体状木片を有する。前記3つの直方体状木片は、互いに直交するように配置された状態で互いに接着固定されている(第5の構成)。
これにより、第1ブロック及び第2ブロックにおいて、ブロックごとの重心のばらつきを抑制することができる。すなわち、上述のように直方体状の木片を用いることにより、第1ブロック及び第2ブロックをそれぞれ立方体状の木片のみによって構成する場合に比べて、接着箇所が少なくなるため、接着による重心のばらつきを小さくすることができる。
本発明の一実施形態に係る積み木ブロックによれば、複数の積み木ブロックは、六面体の角部の一つが切り欠かれることにより形成された第1凹部を有する第1ブロックと、六面体の角部のうち隣り合わない二つの角部が切り欠かれることにより形成された二つの第2凹部を有する第2ブロックとを含む。これにより、簡単な構成を有し、且つ、小さな子供でも飽きることなく十分な達成感を得られるような積み木ブロックからなる積み木セットが得られる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、各図中の構成部材の寸法は、実際の構成部材の寸法及び各構成部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
本発明の実施形態に係る積み木セットは、複数の積み木ブロックを有する。複数の積み木ブロックは、図1及び図2に示す第1ブロック10と、図3に示す第2ブロック20とを含む。詳しくは、本実施形態の積み木セットは、図4に示すように、9個の第1ブロック10と、1個の第2ブロック20とを備える。
(第1ブロックの構成)
図1及び図2は、第1ブロック10の概略構成を示す斜視図である。この第1ブロック10は、六面体の一種である立方体の角部の一つが切り欠かれた形状を有する。すなわち、第1ブロック10は、立方体の角部の一つが切り欠かれることによって形成された第1凹部11を有する。
図1及び図2は、第1ブロック10の概略構成を示す斜視図である。この第1ブロック10は、六面体の一種である立方体の角部の一つが切り欠かれた形状を有する。すなわち、第1ブロック10は、立方体の角部の一つが切り欠かれることによって形成された第1凹部11を有する。
第1凹部11は、立方体の角部の一つに、立方体状の切り欠きを形成するように設けられている。すなわち、第1凹部11は、第1ブロック10の直交した2つの側面10aに対して平行な2つの凹部側面11aと、第1ブロック10の底面10bに対して平行な凹部底面11bとを有する。これにより、第1ブロック10の6面のうち3面は、それぞれの面法線方向から見て略L字状に形成されている。
第1ブロック10は、3個の直方体状木片12と、1個の立方体状木片13とによって構成されている。直方体状木片12及び立方体状木片13は、同じ断面形状を有する。すなわち、直方体状木片12の横断面(長手方向に直交する方向の断面)は、立方体状木片の一面と同じ寸法を有する正方形である。なお、直方体状木片12及び立方体状木片13は、それぞれ、例えばブナ材、ビーチ材、メイプル材、オーク材、ウォールナット材などの木材からなる。
第1ブロック10において、3個の直方体状木片12は、互いに直交するように配置されている。また、3個の直方体状木片12は、1個の直方体状木片12の長手方向の端面12aが、該直方体状木片12に直交して配置される他の直方体状木片12の側面12bと面一になるように配置される。これにより、3個の直方体状木片12によって、立方体の対角の位置に、それぞれ、立方体状の凹部が形成される。立方体状の2つの凹部のうち一方に、1個の立方体状木片13が配置される。一方、立方体状の2つの凹部のうち他方が、第1凹部11を構成する。
直方体状木片12及び立方体状木片13は、それぞれ、木工用接着剤(例えば、コニシHB10 ハネムーン型、コニシCH18、コニシSH20、オーシカピーアイボンドTP―111など)等によって接着固定されている。
なお、直方体状木片12及び立方体状木片13は、それぞれ、各片に面取り部12c,13aが形成されている。ただし、組み合わせた状態で第1ブロック10の第1凹部11内に位置付けられる辺には、面取り部が形成されていない。
以上の構成により、第1ブロック10は、直方体状木片12と立方体状木片13とを組み合わせることによって概略立方体状に形成され、その一辺の長さは、直方体状木片12の横断面及び立方体状木片13の一辺の長さの2倍である。しかも、第1ブロック10には、角部の一つに対応する位置に立方体状木片13と同じ形状及び大きさを有する第1凹部11が形成される。
(第2ブロックの構成)
図3は、第2ブロック20の概略構成を示す斜視図である。この第2ブロック20は、六面体の一種である立方体の角部の二つが切り欠かれた形状を有する。すなわち、第2ブロック20は、立方体の角部が切り欠かれた第2凹部21を2つ有する。
図3は、第2ブロック20の概略構成を示す斜視図である。この第2ブロック20は、六面体の一種である立方体の角部の二つが切り欠かれた形状を有する。すなわち、第2ブロック20は、立方体の角部が切り欠かれた第2凹部21を2つ有する。
各第2凹部21は、第1ブロック10の第1凹部11と同様、立方体の角部の一つに、立方体状の切り欠きを形成するように設けられている。すなわち、各第2凹部21は、第1ブロック10の第1凹部11と同様、第2ブロック20の直交した側面20aに対して平行な2つの凹部側面21aと、第2ブロック20の底面20bに対して平行な凹部底面21bとを有する。これにより、第2ブロック20の6面は、それぞれの面法線方向から見て略L字状に形成されている。
第2ブロック20は、3個の直方体状木片22によって構成されている。直方体状木片22の横断面(長手方向に直交する方向の断面)は、正方形である。直方体状木片22は、横断面の一辺の長さが、第1ブロック10を構成する直方体状木片11の横断面の一辺の長さの1/2である。すなわち、直方体状木片22の横断面は、直方体状木片11の横断面の1/4の大きさを有する正方形である。なお、直方体状木片22は、第1ブロック10の直方体状木片12及び立方体状木片13と同様、例えばブナ材、ビーチ材、メイプル材、オーク材、ウォールナット材などの木材からなる。
第2ブロック20において、3個の直方体状木片22は、互いに直交するように配置されている。また、3個の直方体状木片22は、1個の直方体状木片22の長手方向の端面22aが、該直方体状木片22に直交して配置される他の直方体状木片22の側面22bと面一になるように配置される。これにより、第1ブロック10と同様、3個の直方体状木片22によって、立方体の対角の位置に、それぞれ、立方体状の凹部が形成される。これらの凹部が、それぞれ、第2凹部21を構成する。
直方体状木片22は、互いに木工用接着剤(例えば、コニシHB10 ハネムーン型、コニシCH18、コニシSH20、オーシカピーアイボンドTP―111など)等の接着剤によって接着固定されている。
以上の構成により、第2ブロック20は、直方体状木片22を組み合わせることによって、対角の位置に2つの第2凹部21を有する概略立方体状に形成される。そして、第2ブロック20は、一辺の長さが直方体状木片22の横断面の一辺の長さの2倍である。しかも、第2凹部21は、直方体状木片12の横断面の一辺の長さと同じ辺の長さを有する立方体状に形成される。
また、以上の構成により、第2ブロック20は、一辺の長さが第1ブロック10の一辺の長さの1/2となる。これにより、第2ブロック20は、第1ブロック10に設けられた第1凹部11内に収納可能な大きさに形成される。
(積み木セット)
本実施形態の積み木セット1は、上述の構成を有する第1ブロック10及び第2ブロックを備える。具体的には、積み木セット1は、9個の第1ブロック10と、1個の第2ブロックとを含む。積み木セット1は、図4に示すように、第1ブロック10及び第2ブロック20を例えば上下方向に積み上げることができる。特に図示しないが、積み木セット1の第1ブロック10及び第2ブロック20を上下方向、横方向、斜め方向に積み上げることも可能である。
本実施形態の積み木セット1は、上述の構成を有する第1ブロック10及び第2ブロックを備える。具体的には、積み木セット1は、9個の第1ブロック10と、1個の第2ブロックとを含む。積み木セット1は、図4に示すように、第1ブロック10及び第2ブロック20を例えば上下方向に積み上げることができる。特に図示しないが、積み木セット1の第1ブロック10及び第2ブロック20を上下方向、横方向、斜め方向に積み上げることも可能である。
このように積み木セット1の第1ブロック10及び第2ブロック20を積み上げる際、第1ブロック10及び第2ブロック20は、それぞれ、重心の位置が各ブロックの中心からずれており、バランスをとりにくい。すなわち、第1ブロック10に第1凹部11が設けられているとともに、第2ブロック20に第2凹部21が設けられていることにより、第1ブロック10及び第2ブロック20のそれぞれの重心位置がブロックの中心からずれる。これにより、第1ブロック10及び第2ブロック20を積み上げる際にバランスをとる必要があり、バランス感覚を養うことができる。また、通常の積み木に比べて、バランスをとりにくい分、積み上げの難易度が上がり、積み上げた際には大きな達成感が得られる。
しかも、積み木セット1の第1ブロック10及び第2ブロック20は、立方体形状をベースにした単純な形状であるため、幼児等の小さな子供でも扱いやすい。よって、小さな子供でも飽きることなく積み木ブロック1で遊ぶことができる。
そして、子供が第1ブロック10及び第2ブロック20を積み上げた場合には、子供に大きな達成感を与えることができるとともに、バランス感覚の養成や指先の訓練を行うことができる。また、積み木セット1は、パズル的な要素も有するため、脳の発育を促すことができる。すなわち、上述の積み木セットは、知育玩具としても有用である。さらに、積み木セット1は、子供だけでなく、大人でも楽しむことができ、特に老人の痴呆防止などにも活用することが可能である。
また、上述のように第1ブロック10及び第2ブロック20を単純な形状にすることで、該第1ブロック10及び第2ブロック20を容易に製造することができる。
さらに、第1ブロック10を直方体状木片12及び立方体状木片13の組み合わせによって構成するとともに、第2ブロック20を直方体状木片22の組み合わせによって構成することにより、積み木ブロック1全体として、木製品特有の優れた美観を有する。
しかも、第1ブロック10の直方体状木片12の組み合わせと第2ブロック20の直方体状木片22の組み合わせとを同一とすることで、生産性の向上を図れるとともに、異なるサイズの第1ブロック10と第2ブロック20とで統一感を出すことができ、全体として意匠性を向上させることができる。
本実施形態の積み木セット1は、図5に示すように、9個の第1ブロック10及び1個の第2ブロック20を組み合わせて立方体を形成するように構成されている。すなわち、8個の第1ブロック10を、中央部分に1個の第1ブロック10を収納可能な収容空間S(内部空間)を形成するように4個ずつ上下2段で配置する。より詳しくは、8個の第1ブロック10は、上下2段で4個ずつ配置されるとともに、立方体の中央側に第1凹部11が位置付けられるように並べられる。これにより、立方体の中央部分には、第1ブロック10を1個配置可能な収容空間Sが形成される。
そして、図6に示すように、収容空間S内に1個の第1ブロック10を配置することで、9個の第1ブロック10を立方体状に積み上げることができる。しかも、収容空間S内に配置された1個の第1ブロック10の第1凹部11内に第2ブロック20を配置することにより、該第2ブロック20も第1ブロック10とともに立方体状に積み上げることができる。
積み木セット1をこのような構成にすることで、9個の第1ブロック10及び1個の第2ブロック20をコンパクトに収納することができる。すなわち、積み木セット1を、例えば立方体状の箱内に収納することが可能になる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記実施形態では、第2ブロック20が、第1ブロック10の第1凹部11内に収納可能な大きさに形成されているとともに、9個の第1ブロック10が、立方体状に組み合わせ可能に構成されている。しかしながら、第1ブロック10を第2ブロック20の第2凹部21内に配置可能な大きさに形成するとともに、9個の第2ブロック20を立方体状に組み立て可能に構成してもよい。
前記実施形態では、積み木セット1は、9個の第1ブロック10と1個の第2ブロック20とを有する。しかしながら、積み木セット1は、8個以下または10個以上の第1ブロック10を有していてもよいし、2個以上の第2ブロック20を有していてもよい。すなわち、積み木セット1は、全てのブロックを用いて立方体を形成するように構成されていなくてもよい。
前記実施形態では、第2ブロック20は、立方体の対角の位置に2つの第2凹部21が形成されている。しかしながら、2つの第2凹部21は、立方体の複数の角部のうち隣り合わない角部であれば、どこに設けてもよい。
前記実施形態では、第1ブロック10及び第2ブロック20は、それぞれ、立方体に第1凹部11及び第2凹部21が設けられた形状を有する。しかしながら、第1ブロック10及び第2ブロック20は、直方体などの他の形状の六面体に第1凹部11及び第2凹部21が設けられた形状であってもよい。
前記実施形態では、直方体状木片12及び立方体状木片13を組み合わせることにより、第1ブロック10を構成し、直方体状木片22を組み合わせることにより、第2ブロック20を構成している。しかしながら、第1ブロック10及び第2ブロック20の少なくとも一方を削り出しや、別の形状の木片の組み合わせ等によって構成してもよい。また、直方体状木片12,22及び立方体状木片13の組み合わせも上述の実施形態と異なる組み合せであってもよい。
前記実施形態では、
本発明は、小さな子供でも達成感を感じつつ集中力及びバランス感覚を養うことができる簡単な構成の積み木ブロックを有する積み木セットに利用可能である。
1 積み木セット
10 第1ブロック
11 第1凹部
12、22 直方体状木片
13 立方体状木片
20 第2ブロック
21 第2凹部
S 収容空間(内部空間)
10 第1ブロック
11 第1凹部
12、22 直方体状木片
13 立方体状木片
20 第2ブロック
21 第2凹部
S 収容空間(内部空間)
Claims (5)
- 複数の積み木ブロックを有する積み木セットであって、
前記複数の積み木ブロックは、
六面体の角部の一つが切り欠かれることにより形成された第1凹部を有する第1ブロックと、
六面体の角部のうち隣り合わない二つの角部がそれぞれ切り欠かれることにより形成された二つの第2凹部を有する第2ブロックとを含む、積み木セット。 - 請求項1に記載の積み木セットにおいて、
前記第2ブロックは、前記二つの第2凹部が六面体の対角の位置にそれぞれ設けられている、積み木セット。 - 請求項1または2に記載の積み木セットにおいて、
前記複数の積み木ブロックは、前記第1ブロックを9個含み、
前記9個の第1ブロックは、1個の第1ブロックを収納可能な内部空間が8個の第1ブロックの第1凹部によって形成されるように、前記9個の第1ブロックのうち4個ずつを上下2段に配置するとともに前記内部空間内に残り1個の第1ブロックを収納することにより、六面体を構成可能に形成されている、積み木セット。 - 請求項3に記載の積み木セットにおいて、
前記第2ブロックは、前記9個の第1ブロックによって六面体を構成した状態で、前記内部空間内に収納される前記1個の第1ブロックの第1凹部内に収納可能に形成されている、積み木セット。 - 請求項1から4のいずれか一つに記載の積み木セットにおいて、
前記第1ブロック及び前記第2ブロックは、それぞれ、3つの直方体状木片を有し、
前記3つの直方体状木片は、互いに直交するように配置された状態で互いに接着固定されている、積み木セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014116515A JP2015229000A (ja) | 2014-06-05 | 2014-06-05 | 積み木セット |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP (1) | JP2015229000A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3449987A1 (en) | 2017-08-30 | 2019-03-06 | Agatsuma Co., Ltd. | Building block and building block toy set |
-
2014
- 2014-06-05 JP JP2014116515A patent/JP2015229000A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3449987A1 (en) | 2017-08-30 | 2019-03-06 | Agatsuma Co., Ltd. | Building block and building block toy set |
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