JP2015228832A - 連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材およびこれを用いた連棟型ビニルハウス - Google Patents

連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材およびこれを用いた連棟型ビニルハウス Download PDF

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Abstract

【課題】施工が容易であり、かつ運送時に嵩張らない連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材およびこれを用いた連棟型ビニルハウスの提供。【解決手段】梁材Bの上面に配置される上部支持部材2と、梁材Bの下面に配置され、上部支持部材2とともにボルト4により固定される下部支持部材3とを含み、上部支持部材2は、ボルト4が貫通する上部貫通孔22を備え、梁材Bの上面に固定される上部土台部20と、上部土台部20を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設され、上部アーチ部材を支持する上部アーチ支持部21とを有し、下部支持部材3は、ボルト4が貫通する下部貫通孔33を備え、梁材Bの下面に固定される下部土台部30と、下部土台部30を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設され、下部アーチ部材を支持する下部アーチ支持部31と、下部アーチ支持部31を下部土台部30から所定の距離だけ離れた位置に支持するアーム部32とを有する。【選択図】図4

Description

本発明は、連棟型ビニルハウスの隣接するビニルハウス間に設けられて、ビニルハウスの屋根部を構成するためのアーチ部材を支持する連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材およびこれを用いた連棟型ビニルハウスに関する。
従来の連棟型ビニルハウスとして、例えば特許文献1には、圃場に複数の支柱を設立し、同支柱の上端に梁材を設け、同梁材の両側面に等間隔に設けた突起にアーチ部材の下端部をそれぞれ嵌合して同アーチ部材を等間隔に支持するとともに、上記梁材の上面に集水樋を設け、かつ上記多数のアーチ部材の上面を透明のシートで被覆して形成したビニルハウスが記載されている。
また、ビニルハウスは、アーチ部材を覆うシートが風を受けやすく、かつ、アーチ部材が細いパイプによって組み立てられ、剛性が低い構造であるため、強風時に大きな変形を生じて倒壊に至る虞がある。これに対して、例えば特許文献2,3には、曲率の異なる2つのアーチパイプを、曲率半径方向に所定の間隙を空けて連結してアーチ部材を形成することによって強度を高めたビニルハウスが記載されている。
実開昭62−202150号公報 特開2007−300826号公報 特開2010−22220号公報
上記梁材の両側面に等間隔に設けられる突起は、通常、梁材に溶接することによって設けられる。そのため、工数が嵩み、コスト高の要因となっている。また、梁材の両側面に突起が溶接された状態で、工場から出荷されるため、荷姿が大きくなり、運送費も高くなるという問題がある。
また、特許文献1に記載の連棟型ビニルハウスにおいて、特許文献2,3に記載のように曲率の異なる2つのアーチパイプを適用しようとする場合、梁材の両側面にそれぞれアーチパイプを2つずつ所定の間隙を空けて支持しなければならない。そのため、アーチパイプを嵌合する突起は、梁材の両側面からさらに外側に突設された状態となり、荷姿がさらに大きくなってしまう。
そこで、本発明においては、施工が容易であり、かつ運送時に嵩張らない連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材およびこれを用いた連棟型ビニルハウスを提供することを目的とする。
本発明の連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材は、曲率の異なる上部アーチ部材および下部アーチ部材が曲率半径方向に所定の間隔で配設される連棟型ビニルハウスの隣接するビニルハウス間に設けられる梁材にボルトを用いて固定される連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材であって、梁材の上面に配置される上部支持部材と、梁材の下面に配置され、上部支持部材とともにボルトにより固定される下部支持部材とを含み、上部支持部材は、ボルトが貫通する上部貫通孔を備え、梁材の上面に固定される上部土台部と、上部アーチ部材を支持する上部アーチ支持部であり、上部土台部を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設された上部アーチ支持部とを有するものであり、下部支持部材は、ボルトが貫通する下部貫通孔を備え、梁材の下面に固定される下部土台部と、下部アーチ部材を支持する下部アーチ支持部であり、下部土台部を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設された下部アーチ支持部と、下部アーチ支持部を下部土台部から所定の距離だけ離れた位置に支持するアーム部とを有するものである。
本発明の連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材では、梁材の上面に上部支持部材を、梁材の下面に下部支持部材をそれぞれ配置し、梁材を上部支持部材の上部土台部および下部支持部材の下部土台部により挟み込むようにして上部貫通孔および下部貫通孔を通じてボルトにより固定すると、上部アーチ部材を支持する上部アーチ支持部および下部アーチ部材を支持する下部アーチ支持部が梁材の両側に斜め上方に向かって配置される。このとき、下部アーチ支持部はアーム部によって下部土台部から所定の距離だけ離れた位置に支持されるので、上部土台部を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設された上部アーチ支持部と、下部土台部を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設された下部アーチ支持部とが、所定の間隔で配設される。これにより、曲率の異なる上部アーチ部材および下部アーチ部材が曲率半径方向に所定の間隔で配設される。
ここで、上部土台部は、上部貫通孔の外側に立設され、上部貫通孔に挿通されるボルトの頭部の回転を拘束するリブを備えるものであることが望ましい。これにより、上部土台部の上部貫通孔からボルトを挿通して上部支持部材および下部支持部材を梁材に固定する際、上部土台部に備えられたリブによってボルトの頭部の回転が拘束されるので、このボルトに対してナットを一方から締め付けることにより、梁材にアーチ受け部材を容易に固定することができる。なお、梁材には、上部貫通孔および下部貫通孔に挿通するボルトが貫通する貫通孔を備えれば良い。
また、上部土台部のリブは、上部貫通孔を挟む両側に備えたものであることが望ましい。上部土台部のリブは、ボルトの頭部が回転しないように拘束できれば良く、頭部の一面を拘束するものであれば良いが、この上部土台部のリブを上部貫通孔を挟む両側に備えて、ボルトの頭部を挟み込むように拘束することで、より確実にボルトの頭部の回転を防止することが可能となる。
また、上部支持部材および下部支持部材は、中空パイプを曲げ加工することにより形成されたものであり、上部土台部および下部土台部は、中空パイプをプレス加工することにより形成されたものであることが望ましい。これにより、中空パイプから曲げ加工およびプレス加工することによって、本発明のアーチ受け部材を容易に製造することが可能となる。
(1)梁材の上面に配置される上部支持部材と、梁材の下面に配置され、上部支持部材とともにボルトにより固定される下部支持部材とを含み、上部支持部材は、ボルトが貫通する上部貫通孔を備え、梁材の上面に固定される上部土台部と、上部アーチ部材を支持する上部アーチ支持部であり、上部土台部を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設された上部アーチ支持部とを有するものであり、下部支持部材は、ボルトが貫通する下部貫通孔を備え、梁材の下面に固定される下部土台部と、下部アーチ部材を支持する下部アーチ支持部であり、下部土台部を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設された下部アーチ支持部と、下部アーチ支持部を下部土台部から所定の距離だけ離れた位置に支持するアーム部とを有する構成により、梁材にボルトによってアーチ受け部材を容易に固定することができ、連棟型ビニルハウスを容易に施工することが可能となる。また、梁材には、上部貫通孔および下部貫通孔に挿通するボルトが貫通する貫通孔を備えるだけで良く、アーチ受け部材は上部支持部材と下部支持部材とが別々であるため、運送時に嵩張らず、荷姿が小さくなるため、運送費が安価となる。
(2)上部土台部が、上部貫通孔の外側に立設され、上部貫通孔に挿通されるボルトの頭部の回転を拘束するリブを備えるものであることにより、上部土台部に備えられたリブによってボルトの頭部の回転が拘束されるので、このボルトに対してナットを一方から締め付けることにより、梁材にアーチ受け部材を容易に固定することができ、連棟型ビニルハウスをより容易に施工することが可能となる。
(3)上部土台部のリブが上部貫通孔を挟む両側に備えたものであることにより、より確実にボルトの頭部の回転を防止することが可能となり、施工性が向上する。
(4)上部支持部材および下部支持部材が、中空パイプを曲げ加工することにより形成されたものであり、上部土台部および下部土台部が、中空パイプをプレス加工することにより形成されたものであることにより、中空パイプから曲げ加工およびプレス加工することによって、アーチ受け部材を低コストで製造することが可能となる。
本発明の実施の形態におけるアーチ受け部材を連棟型ビニルハウスの隣接するビニルハウス間に配設した状態を示す説明図である。 図1のアーチ受け部材の上部支持部材を示す斜視図である。 図1のアーチ受け部材の下部支持部材を示す斜視図である。 図1のアーチ受け部材を梁材上にボルトを用いて固定した状態を示す正面図である。 図4の平面図である。 図4のX−X断面図である。 連棟型ビニルハウスの平面配置図である。 本発明のアーチ受け部材の別の実施形態を示す正面図である。
図1は本発明の実施の形態におけるアーチ受け部材を連棟型ビニルハウスの隣接するビニルハウス間に配設した状態を示す説明図、図2は図1のアーチ受け部材の上部支持部材を示す斜視図、図3は図1のアーチ受け部材の下部支持部材を示す斜視図、図4は図1のアーチ受け部材を梁材上にボルトを用いて固定した状態を示す正面図、図5は図4の平面図、図6は図4のX−X断面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態におけるアーチ受け部材1は、連棟型ビニルハウスの隣接するビニルハウス間に設けられる梁材Bにボルト4を用いて固定され、ビニルハウスの屋根部を構成するための上部アーチ部材A1および下部アーチ部材A2を支持するものである。上部アーチ部材A1および下部アーチ部材A2は曲率が異なり、曲率半径方向に所定の間隔で配設される。梁材Bはボルト4が貫通する貫通孔H(図6参照。)を備えている。梁材Bは、所定の間隔(例えば3〜4mの間隔)で複数立設された支柱Cの上端に設けられている。
アーチ受け部材1は、梁材Bの上面に配置される図2に示す上部支持部材2と、梁材Bの下面に配置される図3に示す下部支持部材3とから構成される。下部支持部材3は上部支持部材2とともに、ボルト4によって梁材Bに共締めされ、固定される。
上部支持部材2は、図2および図4に示すように、梁材Bの上面に配置される上部土台部20と、上部アーチ部材A1を支持する上部アーチ支持部21とから構成される。上部アーチ支持部21は、上部土台部20を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設されている。上部土台部20および上部アーチ支持部21は、スチール製の中空パイプを曲げ加工することにより形成されている。
上部土台部20は、ボルト4が貫通する上部貫通孔22と、上部貫通孔22の外側に立設され、上部貫通孔22に挿入されるボルト4の頭部4aの回転を拘束するリブ23とを備える。リブ23は、図5に示すように、上部貫通孔22を挟む両側に備えられている。上部土台部20は、図6に示すように、中空パイプをリブ23が形成されるように断面凹状にプレス加工することにより形成されている。なお、本実施形態において使用されるボルト4は六角ボルトであり、リブ23の間隔はボルト4の二面幅に応じて設定される。
下部支持部材3は、図3および図4に示すように、梁材Bの下面に配置される下部土台部30と、下部アーチ部材A2を支持する下部アーチ支持部31と、下部土台部30と下部アーチ支持部31とを接続するアーム部32とから構成される。アーム部32は、下部アーチ支持部31を下部土台部30から所定の距離だけ離れた位置に支持する。アーム部32の長さは、上部アーチ部材A1と下部アーチ部材A2との間隔に応じて設定される。
下部アーチ支持部31は、下部土台部30を挟む位置の両側に、アーム部32の先端からそれぞれ斜め上方へ向かって延設されている。下部土台部30、下部アーチ支持部31およびアーム部32は、スチール製の中空パイプを曲げ加工することにより形成されている。下部土台部30は、ボルト4が貫通する下部貫通孔33を備える。下部土台部30は、中空パイプを部分的にプレス加工することにより形成されている。
また、本実施形態におけるアーチ受け部材1は、上部アーチ支持部21と下部アーチ支持部31とを連結する連結部材6を有する。連結部材6は、上部アーチ支持部21と下部アーチ支持部31との延設方向が平行となるように、上部アーチ支持部21と下部アーチ支持部31とを連結して所定の間隔に保持するものである。なお、連結部材6は、上部アーチ支持部21とアーム部32とを連結する構成としても良い。
本実施形態において上部アーチ部材A1および下部アーチ部材A2は、中空パイプからなり、上部アーチ支持部21および下部アーチ支持部31は、それぞれ上部アーチ部材A1および下部アーチ部材A2の中空部に差し込み可能な形状となっている。なお、上部アーチ部材A1および下部アーチ部材A2は、それぞれ上部アーチ支持部21および下部アーチ支持部31の中空部に差し込む構成としても良い。
上記構成のアーチ受け部材1は、梁材Bの上面に上部支持部材2を、梁材Bの下面に下部支持部材3をそれぞれ配置し、梁材Bを上部支持部材2の上部土台部20および下部支持部材3の下部土台部30により挟み込むようにして上部貫通孔22および下部貫通孔33にボルト4を挿通して、ナット5を下方から締め付ける。このとき、上部土台部20に備えられたリブ23によってボルト4の頭部4aの回転が拘束されるので、このボルト4に対してナット5を一方から締め付けることが可能であり、梁材Bにアーチ受け部材1を容易に固定することができる。
これにより、上部アーチ部材A1を支持する上部アーチ支持部21および下部アーチ部材A2を支持する下部アーチ支持部31が梁材Bの両側に斜め上方に向かって配置される。このとき、下部アーチ支持部31はアーム部32によって下部土台部30から所定の距離だけ離れた位置に支持されるので、上部土台部20を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設された上部アーチ支持部21と、下部土台部30を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設された下部アーチ支持部31とが、所定の間隔で平行に配設される。
そして、これらの上部アーチ支持部21および下部アーチ支持部31に対し、それぞれ曲率の異なる上部アーチ部材A1および下部アーチ部材A2を差し込むことで、上部アーチ部材A1および下部アーチ部材A2が曲率半径方向に所定の間隔で配設された連棟型ビニルハウスを容易に施工することが可能となる。
また、上記構成のアーチ受け部材1では、梁材Bには、アーチ受け部材1の上部貫通孔22および下部貫通孔33に挿通するボルト4が貫通する貫通孔Hを備えるだけで良く、アーチ受け部材1は上部支持部材2および下部支持部材3とが別々であるため、運送時に嵩張らない。したがって、梁材Bおよびアーチ受け部材1の荷姿が小さくなり、運送費が安価である。
なお、図7に示すように、連棟型ビニルハウスDは、土地Lを最大限に有効活用するため、土地Lの形状に合わせて設置することがある。このとき、本実施形態におけるアーチ受け部材1では、ボルト4の回転軸周りに自在に回転させることが可能であるため、図7に示すように梁材Bに対して直角だけでなく、斜めに配設することが可能であり、連棟型ビニルハウスDを土地Lの形状に容易に合わせて設置することが可能である。また、梁材Bの貫通孔Hは設置現場で開けることが可能であるため、アーチ受け部材1の間隔も設置現場に応じて自在に設定することが可能である。
また、本実施形態におけるアーチ受け部材1では、上部土台部20のリブ23が上部貫通孔22を挟む両側に備えられているので、ボルト4の頭部4aが挟み込むように拘束されている。そのため、確実にボルト4の頭部4aの回転が防止され、施工性が向上している。なお、リブ23はボルト4の頭部4aが回転しないように拘束できれば良く、ボルト4の頭部4aの一面を拘束する構成とすることも可能である。
また、本実施形態におけるアーチ受け部材1では、上部支持部材2および下部支持部材3が、中空パイプを曲げ加工することにより形成されたものであるため、上部土台部20および下部土台部30が、中空パイプをリブ11が形成されるようにプレス加工することにより形成されたものであるため、低コストで製造することが可能である。
次に、本発明のアーチ受け部材の別の実施形態について説明する。図8は本発明のアーチ受け部材の別の実施形態を示す正面図である。
図8に示すように、アーチ受け部材7は、前述のアーチ受け部材1の下部支持部材3に代えて、下部土台部80が中空パイプの下側を上側に向かって潰すことにより形成された下部支持部材8としたものである。このような下部土台部80とすることで、前述の下部支持部材3のアーム部32よりも短いアーム部82により、上部アーチ支持部21と下部アーチ支持部81との間隔を確保することが可能となる。
また、図8に示すアーチ受け部材7では、上部アーチ支持部21と下部アーチ支持部81とを連結する連結部材6(図1参照。)を備えていない。図8に示す例では、この連結部材6に代えて、上部アーチ部材A1と上部アーチ部材A2とを連結する連結部材9を備えている。
上記構成のアーチ受け部材7であっても、前述のアーチ受け部材1と同様に、上部アーチ支持部21および下部アーチ支持部81に対し、それぞれ曲率の異なる上部アーチ部材A1および下部アーチ部材A2を差し込むことで、上部アーチ部材A1および下部アーチ部材A2が曲率半径方向に所定の間隔で配設された連棟型ビニルハウスを容易に施工することが可能となる。
本発明の連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材は、連棟型ビニルハウスの隣接するビニルハウス間に設けられて、ビニルハウスの屋根部を構成するためのアーチ部材を支持する部材として有用である。
1,7 アーチ受け部材
2 上部支持部材
3,8 下部支持部材
4 ボルト
4a 頭部
5 ナット
6,9 連結部材
20 上部土台部
21 上部アーチ支持部
22 上部貫通孔
23 リブ
30,80 下部土台部
31,81 下部アーチ支持部
32,82 アーム部

Claims (6)

  1. 曲率の異なる上部アーチ部材および下部アーチ部材が曲率半径方向に所定の間隔で配設される連棟型ビニルハウスの隣接するビニルハウス間に設けられる梁材にボルトを用いて固定される連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材であって、
    前記梁材の上面に配置される上部支持部材と、
    前記梁材の下面に配置され、前記上部支持部材とともに前記ボルトにより固定される下部支持部材とを含み、
    前記上部支持部材は、前記ボルトが貫通する上部貫通孔を備え、前記梁材の上面に固定される上部土台部と、前記上部アーチ部材を支持する上部アーチ支持部であり、前記上部土台部を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設された上部アーチ支持部とを有するものであり、
    前記下部支持部材は、前記ボルトが貫通する下部貫通孔を備え、前記梁材の下面に固定される下部土台部と、前記下部アーチ部材を支持する下部アーチ支持部であり、前記下部土台部を挟む位置の両側に斜め上方へ向かって延設された下部アーチ支持部と、前記下部アーチ支持部を前記下部土台部から所定の距離だけ離れた位置に支持するアーム部とを有するものである
    連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材。
  2. 前記上部土台部は、前記上部貫通孔の外側に立設され、前記上部貫通孔に挿通されるボルトの頭部の回転を拘束するリブを備えるものである請求項1記載の連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材。
  3. 前記上部土台部のリブは、前記上部貫通孔を挟む両側に備えたものである請求項2記載の連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材。
  4. 前記上部アーチ支持部と、前記下部アーチ支持部または前記アーム部とを連結する連結部材を有する請求項1から3のいずれか1項に記載の連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材。
  5. 前記上部支持部材および前記下部支持部材は、中空パイプを曲げ加工することにより形成されたものであり、
    前記上部土台部および前記下部土台部は、前記中空パイプをプレス加工することにより形成されたものである
    請求項1から4のいずれか1項に記載の連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材。
  6. 前記請求項1から5のいずれか1項に記載の連棟型ビニルハウスのアーチ受け部材と、
    前記ボルトが貫通する貫通孔を備える前記梁材と
    を含む連棟型ビニルハウス。
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