JP2015228428A - 筐体キット及び通気筐体 - Google Patents

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Abstract

【課題】通気筐体の組み立てを容易化する。【解決手段】筐体キット90は、筐体本体20と、通気部材10と、を含む。筐体本体20は、通気孔21を有する。通気部材10は、脚部26を有する。脚部26は、通気孔21に嵌め込まれるべき部分である。筐体本体20には、通気孔21を規定する内周面23として、筐体本体20の外部空間24側から筐体本体20の内部空間22側に向かって順に、第1湾曲面23R1、第1ストレート面23S1、第2湾曲面23R2及び第2ストレート面23S2が形成されている。第1湾曲面23R1及び第2湾曲面23R2は、通気孔21の中心軸Oを含む断面において中心軸Oに向かって凸の曲線形状を有する。第1ストレート面23S1及び第2ストレート面23S2は、この断面において直線形状を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、筐体キット及び通気筐体に関する。
ランプ、モータ、センサ、スイッチ、ECU(Electric Control Unit)等の自動車の電装部品は、筐体に収容される。そのような筐体の通気孔には、気体の通過を許容しつつ異物の通過を阻止するための通気部材が取り付けられている。例えば、特許文献1には、筐体に通気部材を取り付けることにより、通気筐体を構成することが記載されている。
特開2011−52791号公報
通気筐体の組み立ては、容易であることが望ましい。本発明は、このような観点からなされたものである。
本発明は、
通気機能を有する通気筐体の製造に用いられる筐体キットであって、
通気孔を有する筐体本体と、
前記通気孔に嵌め込まれるべき脚部を有する通気部材と、
を備え、
前記筐体本体には、前記通気孔を規定する内周面として、前記筐体本体の外部空間側から前記筐体本体の内部空間側に向かって順に、第1湾曲面、第1ストレート面、第2湾曲面及び第2ストレート面が形成され、
前記第1湾曲面及び前記第2湾曲面は、前記通気孔の中心軸を含む断面において前記中心軸に向かって凸の曲線形状を有し、
前記第1ストレート面及び前記第2ストレート面は、前記断面において直線形状を有する、筐体キットを提供する。
また、本発明は、
通気機能を有する通気筐体であって、
通気孔を有する筐体本体と、
前記通気孔に嵌め込まれた脚部を有する通気部材と、
を備え、
前記筐体本体には、前記通気孔を規定する内周面として、前記筐体本体の外部空間側から前記筐体本体の内部空間側に向かって順に、第1湾曲面、第1ストレート面、第2湾曲面及び第2ストレート面が形成され、
前記第1湾曲面及び前記第2湾曲面は、前記通気孔の中心軸を含む断面において前記中心軸に向かって凸の曲線形状を有し、
前記第1ストレート面及び前記第2ストレート面は、前記断面において直線形状を有する、通気筐体を提供する。
筐体本体には、内周面として、上述の形状を有する第1湾曲面、第1ストレート面、第2湾曲面及び第2ストレート面が形成されている。通気部材が筐体本体の通気孔に取り付けられる際には、通気部材の脚部は、このように形成された内周面に沿わされながら、筐体本体の内部空間に向かってスムーズに押し込まれていく。従って、本発明の筐体キットは容易に組み立てられ得る。
筐体キットの斜視図 筐体本体の断面図 支持体の断面図 カバーの断面図 通気膜の断面図 シールリングの断面図 支持体が筐体本体に取り付けられる様子を説明するための図 シールリング及び通気孔の各外径を示す断面図 通気筐体の断面図 通気筐体の部分拡大断面図 シールリングの潰れ幅及び圧縮率を説明するための図 実験例の通気筐体を説明するための図
以下、添付の図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
(筐体キット)
図1に、第1実施形態の筐体キット90を示す。筐体キット90は、筐体本体20と、支持体4と、カバー6と、通気膜2と、シールリング8とを含んでいる。
図2に、筐体本体20を示す。筐体本体20は、通気が必要な内部空間22と、通気用の通気孔21とを有している。筐体本体20としては、自動車のECUボックス及びランプボックスが例示される。なお、図1及び2では、筐体本体20の一部のみが示されている。中心軸Oは、通気孔21の中心を通る軸である。通気孔21は、平面視で円形の形状を有する。以下では、中心軸Oが延びる方向を軸方向と称し、軸方向に垂直な方向を径方向と称することがある。
本実施形態では、筐体本体20は、金属板によって構成されている。筐体本体20としては、アルミ板、鉄板(例えば、SPCC、SPCD等の冷間圧延鋼板)、ステンレス鋼板が例示される。筐体本体20として、電気亜鉛メッキ鋼板、溶融亜鉛メッキ鋼板等の処理鋼板を用いることもできる。筐体本体20の厚さは、0.5〜2.5mm程度である。筐体本体20は、典型的には、板金加工(プレス加工)によって作製されている。一例では、まず、金属板に打ち抜き等の金属加工方法を適用して貫通孔を形成する。次に、板金加工を適用して、図2に示すような形状を有する内周面23(第1湾曲面23R1、第1ストレート面23S1、第2湾曲面23R2及び第2ストレート面23S2)が形成されるように金属板の形状を整える。このようにして、筐体本体20を得る。ただし、金属材料のダイキャスト成形により、筐体本体20を得ることもできる。また、樹脂材料の成形技術(射出成形法等)により、筐体本体20を得ることもできる。
図3に、支持体4を示す。支持体4は、基体部11及び脚部26を有している。基体部11は、通気膜2を支持するべき部分である。脚部26は、支持体4を筐体本体20に固定するための部分である。
基体部11は、略円盤の形状を有している。基体部11には、筐体本体20の内部空間22と筐体本体20の外部空間24との間の通気経路として機能するべき貫通孔3が形成されている。基体部11は、カバー6を支持体4に固定するための第1係合部4kを複数含んでいる。基体部11の外周部には、液体排出用の斜面37が形成されている。
脚部26は、基体部11に一体に形成されているとともに、基体部11から下(基体部11から遠ざかる方向)に向かって延びている。脚部26は、貫通孔3の周方向に沿って複数の部分(本実施形態では3つの部分)に分かれている。脚部26は、複数の爪28を含んでいる。爪28は、径方向外向きに凸の形状を有している。爪28は、図7(C)に示す通気筐体50が構成されたときに、支持体4の筐体本体20からの脱落を阻止する。具体的に、爪28は、通気筐体50が構成されたときに、筐体本体20に内部空間22側から係合するべき部分である。本実施形態では、複数の脚部26のそれぞれが爪28を含んでいる。
図4に、カバー6を示す。カバー6は、通気膜2を覆うように支持体4に取り付けられる。カバー6は、天井部31、外周壁32及び庇部34を含む。天井部31は、平面視で、通気膜2の全体を覆い得る大きさと、円形状とを有している。外周壁32及び庇部34は、天井部31の下面から下に(天井部31から遠ざかる方向に)延びている。外周壁32及び庇部34は、平面視で円弧形状を有している。
カバー6は、複数の第2係合部6kを含んでいる。第2係合部6kは、支持体4の第1係合部4kに係合し得る。第2係合部6kは、外周壁32から径方向中央に突出するように設けられている。
支持体4及びカバー6は、射出成形、圧縮成型、切削等の一般的な成形手法により製造され得る。支持体4及びカバー6の材料には、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PA(ポリアミド)、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の熱可塑性樹脂を好適に使用できる。支持体4及びカバー6の材料は、顔料、フィラー、撥水材等を含んでいてもよい。また、支持体4及びカバー6の表面は、液体の排除を促すための撥水処理が施されていてもよい。
図5に、通気膜2を示す。通気膜2は、貫通孔3を閉じるように基体部11の上面に配置される。通気膜2は、気体の透過を許容し、液体の透過を阻止する性質を有するものであればよく、その構造及び材料は特に限定されない。通気膜2は、膜本体2aと、膜本体2aに重ね合わされた補強材2bとを有していてもよい。補強材2bを設けることにより、通気膜2の強度が向上する。もちろん、通気膜2が膜本体2aのみで構成されていてもよい。
膜本体2aには、撥油処理及び撥水処理等の撥液処理が施されていてもよい。これらの撥液処理は、表面張力の小さい物質を膜本体2aに塗布し、乾燥後、キュアすることにより行える。撥液処理に用いる撥液剤は、膜本体2aよりも低い表面張力の皮膜を形成できるものであればよく、例えば、パーフルオロアルキル基を有する高分子を含む撥液剤が好適である。撥液剤は、含浸、スプレー等の公知の方法で膜本体2aに塗布される。
膜本体2aの典型例は、フッ素樹脂又はポリオレフィンでできた多孔質膜である。防水性を確保する観点から、0.01〜10μmの平均孔径を有する樹脂多孔質膜を膜本体2aに使用できる。
膜本体2aに好適なフッ素樹脂として、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体が挙げられる。膜本体2aに好適なポリオレフィンとして、エチレン、プロピレン、4−メチルペンテン−1,1ブテン等のモノマーの重合体又はこれらの共重合体が挙げられる。ポリアクリロニトリル、ナイロン、ポリ乳酸を用いたナノファイバーフィルム多孔体を用いてもよい。中でも、小面積で高い通気性が確保でき、異物の透過を阻止する能力にも優れているPTFEが好ましい。PTFE多孔質膜は、延伸法及び抽出法等の公知の成形方法によって製造できる。
補強材2bは、ポリエステル、ポリエチレン、アラミド等の樹脂で作られた部材であり得る。補強材2bの形態は、通気膜2の通気性を維持できるものであれば特に限定されず、例えば、織布、不織布、ネット、メッシュ、スポンジ、フォーム又は多孔体である。膜本体2aと補強材2bとは、熱ラミネーション、熱溶着、超音波溶着又は接着剤によって貼り合わされているとよい。
通気膜2の厚さは、強度及びハンドリングの容易性を考慮して、1μm〜5mmの範囲にあるとよい。通気膜2の通気度は、JIS(Japanese Industrial Standards)L1096に規定されるフラジールテスター法を用いて測定される数値にて0.1〜100cm3/cm2/秒の範囲にあるとよい。通気膜2の耐水圧は、1.0kPa以上あるとよい。
図6に、シールリング8を示す。本実施形態において、シールリング8はゴム弾性を有する材料、例えば、ニトリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、アクリルゴム、水素化ニトリルゴム等のエラストマーでできている。エラストマーに代えて、シールリング8が発泡体のような他のゴム弾性を有する材料でできていてもよい。
筐体キット90を下記の手順(図7)で組み立てることにより、通気筐体50が得られる。まず、通気膜2を、貫通孔3を閉じるように、基体部11の上面に取り付ける。次に、シールリング8を、支持体4の脚部26の根元に取り付ける。次に、カバー6を、通気膜2を覆うように支持体4に取り付ける。このようにして、図7(A)に示す通気部材10を得る。
次に、通気部材10を筐体本体20に取り付ける。つまり、支持体4の脚部26(通気部材10の脚部26)を筐体本体20の通気孔21に押し込み、脚部26を通気孔21に嵌め込む。図7(B)に示すように、脚部26は、中心軸Oに近づくように弾性変形しながら通気孔21に押し込まれていき、通気孔21に嵌め込まれる。このようにして、通気筐体50が得られる(図7(C))。
図2に示すように、本実施形態では、筐体本体20には、通気孔21を規定する内周面23として、筐体本体20の外部空間24側から筐体本体20の内部空間22側に向かって順に、第1湾曲面23R1、第1ストレート面23S1、第2湾曲面23R2及び第2ストレート面23S2が形成されている。第1湾曲面23R1及び第2湾曲面23R2は、通気孔21の中心軸Oを含む断面において中心軸Oに向かって凸の曲線形状を有している。具体的に、本実施形態では、中心軸Oを含む断面において、第1湾曲面23R1及び/又は第2湾曲面23R2は、円弧形状を有している。中心軸Oを含む断面において、第1ストレート面23S1及び第2ストレート面23S2は、直線形状を有している。本実施形態では、筐体本体20は、内周面23よりも中心軸Oから離れた位置において径方向に拡がる表面20pを有し、その表面20pと第1湾曲面23R1とは滑らか(角を形成することなく)に接続されている。第1湾曲面23R1と第1ストレート面23S1も滑らかに接続されている。第1ストレート面23S1と第2湾曲面23R2も滑らかに接続されている。第2湾曲面23R2と第2ストレート面23S2も滑らかに接続されている。本実施形態では、上記のような第1湾曲面23R1と、第1ストレート面23S1と、第2湾曲面23R2と、第2ストレート面23S2とが内周面23を構成しているため、支持体4は、筐体本体20の通気孔21にスムーズに挿入され得る。なお、このような内周面23を有する筐体本体20は、板金加工の技術を用いて容易に量産され得る。
支持体4を通気孔21にスムーズに挿入する観点から、中心軸Oを含む断面における、中心軸Oに対する第1ストレート面23S1の傾斜角度を、例えば25〜35°にすることができる。なお、この傾斜角度は、中心軸Oに平行であるときに0°となる0〜90°の範囲の角度である。
本実施形態では、中心軸Oを含む断面において、第2ストレート面23S2は、中心軸Oに平行な直線形状を有している。つまり、第2ストレート面23S2は、円筒面である。このことは、支持体4を通気孔21に挿入することを容易にする。挿入の際に、支持体4の径方向の位置が安定するためである。特に、本実施形態では、そのような第2ストレート面23S2が、内周面23の内部空間22側のエッジに達している。このことは、同エッジが、径方向内側に突出していないことを意味する。これにより、支持体4を通気孔21に挿入する際に、同エッジと支持体4(爪28)との摩擦が大きくなることが防止される。
中心軸Oに垂直な方向(径方向)に関する通気孔21の断面積は、外部空間24から内部空間22に向かって減少している。詳細には、第1湾曲面23R1、第2湾曲面23R2及び第1ストレート面23S1に対応する範囲で、通気孔21の断面積が外部空間24から内部空間22に向かって単調減少している。第2ストレート面23S2に対応する範囲で、通気孔21の断面積は一定である。
本実施形態では、爪28が設けられている位置での支持体4の外径が、基体部11から遠ざかるにつれて小さくなっている。このこともまた、支持体4を通気孔21に挿入することを容易にする。
図8に示すように、本実施形態では、シールリング8は、弾性変形していない元の状態のみならず、通気部材10を構成している状態でも、通気孔21の最大径(外部空間24側における径)D1よりも小さい外径D2を有する。つまり、径D1,D2がこの大小関係を満たすように、筐体本体20、支持体4及びシールリング8の寸法が定められ、シールリング8の材料が選択されている。そのため、通気部材10が筐体本体20に取り付けられるときに、シールリング8は、内周面23における軸方向及び径方向の両方に対して傾斜している箇所に着地し、その後内周面23に沿わされながら適切な位置に案内される。
(通気筐体)
図9に示す通気筐体50は、筐体本体20と、通気部材10とによって構成されている。通気部材10は、支持体4と、カバー6と、通気膜2と、シールリング8とを含んでいる。
支持体4は、筐体本体20に固定されている。具体的に、支持体4の脚部26(通気部材10の脚部26)は、筐体本体20の通気孔21に嵌め込まれている。脚部26の爪28は、筐体本体20に内部空間22側から係合している。
通気膜2は、貫通孔3を外部空間24側から閉じるように基体部11上に配置されている。
カバー6は、通気膜2を覆うように支持体4に取り付けられている。カバー6の第2係合部6kは、支持体4の第1係合部4kに係合している。これにより、カバー6の、支持体4との相対的な位置が固定されている。
カバー6の中央部は、通気膜2との間に、空間AR1を形成している。カバー6の外周部は、支持体4の外周部との間に、空間AR2を形成している。空間AR1,AR2は、内部空間22と外部空間24とを連通させている。気体は、内部空間22、貫通孔3、通気膜2、空間AR1、空間AR2及び外部空間24を、この順又は逆順で流れることができる。一方で、異物は、気体とは異なり、通気膜2でトラップされる。
カバー6の庇部34は、異物(液体、粉塵等)が外部空間24から径方向に沿って空間AR1へと直進することを防止する。つまり、庇部34は、通気膜2に異物が到達することを防止するための迷路構造を構成している。この構成によれば、通気膜2がダメージを受け難い。本実施形態では、庇部34に跳ね返された液体は、支持体4の斜面37を通じてスムーズに通気部材10の外に排出され得る。
シールリング8は、支持体4の脚部26の根元に設けられている。シールリング8は、通気孔21内において、支持体4と筐体本体20との間に挟まれている。具体的に、シールリング8は、内周面23に沿って(第1湾曲面23R1と第1ストレート面23S1とに接しながら)変形している。シールリング8よって形成されたシール面は、通気孔21の中に隠れるとともに、径方向に対して傾いている。このようなシール面は、径方向から噴射された水に対し、良好なシール性を発揮する。
ところで、シールリング8に水及び油等の液体が付着した状態が維持されると、シールリング8の劣化が早まる。これを避けるには、シールリング8への液体の到達を阻止すればよいとも思われる。しかし、表面張力の低い液体(例えば、自動車の潤滑油)は、僅かな隙間にも毛管現象で浸入する。従って、シールリング8への液体の到達を完全に阻止することは難しい。そこで、本実施形態では、支持体4の基体部11の下面11pと筐体本体20の表面20pとの間に隙間30を意図的に形成し、その隙間30にシールリング8の一部を露出させている(図10)。この構成によれば、隙間30を介して、シールリング8に付着した液体が排出され得る。
筐体キットの項目で説明したように、筐体本体20には、通気孔21を規定する内周面23として、外部空間24側から内部空間22側に向かって順に、図2に示す第1湾曲面23R1、第1ストレート面23S1、第2湾曲面23R2及び第2ストレート面23S2が形成されている。このため、筐体本体20における表面23が形成された部分は、強度が高く変形し難い。この効果は、本実施形態のように筐体本体20が金属板(板金加工)により構成されている場合には、特に有利である。
本実施形態では、中心軸Oを含む断面において、第2ストレート面23S2は、中心軸Oに平行な直線形状を有している。そして、その第2ストレート面23S2に対して、支持体4の脚部26が沿わされるように配置されている。このため、通気筐体50に外部から衝撃が加わっても、通気孔21の中心軸Oと支持体4の貫通孔3の中心軸とが大きくずれることがない。
(参考実施形態)
通気筐体50は、筐体本体20と支持体4との間の隙間30から液体が内部空間22へと浸入することを好適に防止できるように設計されている。この観点から、参考実施形態では、通気筐体50を、以下のように捉える。
すなわち、参考実施形態の通気筐体50は、筐体本体20と、通気部材10と、を備えている。筐体本体20は、通気孔21を有している。筐体本体20には、通気孔21を規定する内周面23として、筐体本体20の外部空間24から筐体本体20の内部空間22に向かって順に、第1湾曲面23R1及び第1ストレート面23S1が形成されている。通気孔21の中心軸Oを含む断面において、第1湾曲面23R1は、中心軸Oに向かって凸で半径0.5〜3.0mm(好ましくは0.5〜1.5mm)の円弧形状(アール形状)を有している。同じ断面において、第1ストレート面23S1は、中心軸Oに対する傾斜角度が25〜35°(好ましくは27〜33°)である直線形状を有している。中心軸Oに対する傾斜角度は、中心軸Oに平行であるときに0°となる0〜90°の範囲の角度である。通気部材10は、シールリング8と、一体に形成された基体部11及び脚部26と、を有している。基体部11は環状の下面11pを有している。下面11pは、筐体本体20の表面(上面)20pに対向している。脚部26は、基体部11における下面11pに取り囲まれた部分から延びている。脚部26は、通気孔21に嵌め込まれている。シールリング8は、弾性変形していない元の状態で、1.8〜2.0mmの線径と60〜80度の硬度とを有するものである。硬度とは、JIS K 6253に準拠するタイプAの硬度である。シールリング8は、基体部11によって通気孔21に押し込まれ基体部11、脚部26及び内周面23に密着した状態で、隙間30を形成している。隙間30は、筐体本体20の表面(上面)20pと基体部11の下面11pとの間に形成されているものである。隙間30の軸方向に関する高さhは、0.01〜1mm(好ましくは0.01〜0.2mm)である。軸方向は、中心軸Oに平行な方向である。
参考実施形態の通気筐体50では、高さhが上記範囲にあるため、シールリング8に付着した液体の排出が許容されつつも、径方向からの水噴射に対する高いシール性が確保される。
シールリング8は、弾性変形している。シールリング8の弾性変形の程度として、「シールリング8の圧縮率」を、以下のように定義できる。すなわち、図11に示すように、中心軸Oを含む断面において、支持体4(基体部11及び脚部26)及び筐体本体20(内周面23)によって囲まれた領域に、弾性変形していない元の状態のシールリング8と同一の線径rを有する仮想円8iを、基体部11及び脚部26に接するように置く。そして、仮想円8iの半径r/2と、仮想円8iの中心Cから内周面23までの最小距離Lとの差{(r/2)−L}を、実際のシールリング8の潰れ幅dと定義する。このとき、シールリング8の圧縮率は、100×(潰れ幅d)/(シールリング8の線径r)と定義できる。シールリング8の圧縮率は、8〜42%が好ましい。
参考実施形態の通気筐体50では、仮想円8iの中心が軸方向について表面20pよりも内部空間22側に位置している。このため、径方向から見たときに、シールリング8の大部分が通気孔21の中に隠れている。この構成によれば、径方向から噴射された水によってシールリング8に加えられる応力が制限される。従って、シールリング8の変位による水漏れが生じ難い。
参考実施形態で説明した技術は、第1実施形態にも適用できる。第1実施形態で説明した技術は、参考実施形態にも適用できる。
以下、通気筐体50に関する実験例について記載する。
[実験例1]
通気部材10として、日東電工株式会社製のZ−PLUGを準備した。Z−PLUGのシールリングは、シリコーンOリングである。このシールリングの硬度は70度である。このシールリングの線径は1.90±0.05mmである。Z−PLUGの具体的な寸法を、図12(A)に示す。図12(A)における数値の単位はミリメートル(mm)である(図12(B)についても同様)。
金属板を用いて、筐体本体20と同様の筐体本体を作製した。この筐体本体では、第1湾曲面及び第2湾曲面の円弧形状の半径は0.5mmであった。第1ストレート面の中心軸に対する傾斜角度は30±0.05°であった。内周面の表面粗さRaは1.6μm以下であった。筐体本体の具体的な寸法を、図12(B)に示す。図12(B)における「Φ11.1±0.1」は、図示の断面(通気孔の中心軸を含む断面)で第1ストレート面が作る線分を含む2つの直線SL,SRが、同断面で筐体本体の上面が作る線分を含む直線SUと交わる2つの交点の間隔である。
作製した筐体本体の通気孔にZ−PLUGを嵌め込んだ。これにより、通気筐体50と同様の通気筐体を作製した。この通気筐体では、隙間(隙間h)の高さは0.7mmであった。
[実験例2]
第1湾曲面及び第2湾曲面の円弧形状の半径が1.5mmとなるように、筐体本体を作製した。それ以外は、実施例1と同様にして通気筐体を作製した。
[実験例3]
第1湾曲面及び第2湾曲面の円弧形状の半径が2.5mmとなるように、筐体本体を作製した。それ以外は、実施例1と同様にして通気筐体を作製した。
[実験例4]
第1湾曲面及び第2湾曲面の円弧形状の半径が3.0mmとなるように、筐体本体を作製した。それ以外は、実施例1と同様にして通気筐体を作製した。
[耐久性評価]
このようにして準備した各通気筐体に対して、ドイツ工業規格(DIN)40050 Tei19 IPX9に基づき、高圧洗車試験を行った。試験には、板橋理化学工業株式会社製の高圧噴射装置(S−204021)を用いた。具体的に、3通りに条件を振って試験を行った。条件1では、水温を80℃とした。ノズル吐出水圧を9MPaとした。噴射距離(ノズルと通気筐体との距離)を14cmとした。ノズル吐出水量を16L/分とした。ノズル噴射方向を0°(径方向)、30°、60°及び90°(軸方向)の4つとした。各方向につき、噴射時間を30秒とした。噴射に際して、通気孔の中心軸を中心に通気筐体を5rpmで回転させた。条件2では、条件1のノズル吐出水量を18±1L/分に変更した。条件3では、条件2のノズル吐出水圧を11MPaに変更した。
評価結果を表1に示す。表1の「A」は、筐体本体内に水が浸入しなかったことを示す。「B」は、筐体本体内に水が浸入がしたことを示す。
Figure 2015228428
本発明は、ランプ、モータ、センサ、スイッチ、ECU、ギアボックス等に適用できる。また、自動車部品だけでなく、移動体通信機器、カメラ、電気剃刀、電動歯ブラシ等の電気製品にも本発明を適用できる。
2 通気膜
2a 膜本体
2b 補強材
3 貫通孔
4 支持体
4k 第1係合部
6 カバー
6k 第2係合部
8 シールリング
8i 仮想円
10 通気部材
11 基体部
11p 下面
20 筐体本体
20p 表面
21 通気孔
22 内部空間
23 内周面
23R1 第1湾曲面
23S1 第1ストレート面
23R2 第2湾曲面
23S2 第2ストレート面
24 外部空間
26 脚部
26p 周面
28 爪
30 隙間
31 天井部
34 庇部
37 斜面
50 通気筐体
90 筐体キット
AR1 空間
AR2 空間
O 中心軸

Claims (8)

  1. 通気機能を有する通気筐体の製造に用いられる筐体キットであって、
    通気孔を有する筐体本体と、
    前記通気孔に嵌め込まれるべき脚部を有する通気部材と、
    を備え、
    前記筐体本体には、前記通気孔を規定する内周面として、前記筐体本体の外部空間側から前記筐体本体の内部空間側に向かって順に、第1湾曲面、第1ストレート面、第2湾曲面及び第2ストレート面が形成され、
    前記第1湾曲面及び前記第2湾曲面は、前記通気孔の中心軸を含む断面において前記中心軸に向かって凸の曲線形状を有し、
    前記第1ストレート面及び前記第2ストレート面は、前記断面において直線形状を有する、筐体キット。
  2. 前記断面において、前記第1湾曲面及び/又は前記第2湾曲面は、円弧形状を有する、請求項1に記載の筐体キット。
  3. 前記断面において、前記第2ストレート部は、前記中心軸に平行な直線形状を有する、請求項1又は2に記載の筐体キット。
  4. 前記筐体本体は、板金加工によって作製されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の筐体キット。
  5. 通気機能を有する通気筐体であって、
    通気孔を有する筐体本体と、
    前記通気孔に嵌め込まれた脚部を有する通気部材と、
    を備え、
    前記筐体本体には、前記通気孔を規定する内周面として、前記筐体本体の外部空間側から前記筐体本体の内部空間側に向かって順に、第1湾曲面、第1ストレート面、第2湾曲面及び第2ストレート面が形成され、
    前記第1湾曲面及び前記第2湾曲面は、前記通気孔の中心軸を含む断面において前記中心軸に向かって凸の曲線形状を有し、
    前記第1ストレート面及び前記第2ストレート面は、前記断面において直線形状を有する、通気筐体。
  6. 前記断面において、前記第1湾曲面及び/又は前記第2湾曲面は、円弧形状を有する、請求項5に記載の通気筐体。
  7. 前記断面において、前記第2ストレート部は、前記中心軸に平行な直線形状を有する、請求項5又は6に記載の通気筐体。
  8. 前記筐体本体は、板金加工によって作製されている、請求項5〜7のいずれか1項に記載の通気筐体。
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