JP2015227824A - 干渉抑圧装置および干渉抑圧システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スイープの順に到来したレーダ信号で示され、かつ順位が同じであるレンジセルの列を所定数ずつの連なるレンジセルからなるブロックに区分するブロック化手段と、前記ブロック毎に、前記レンジセルの単位でインタリーブを施し、かつ他のレンジセルとの相関性が既定の下限値より小さいレンジセルの抑圧を図るブロック内干渉抑圧手段とを備える。
【選択図】図1
Description
また、このようなマイクロ波帯を利用するレーダ装置は、狭帯域化、固体化、小型化およびメインテナンスフリー化に適したパルス圧縮レーダ方式が適用されることにより、今後も急速に普及することが予想されている。
したがって、他のレーダ装置に対して与え得る干渉の軽減と、同一の帯域において同時に稼働可能なレーダ装置の台数の確保とが可能な適応レーダの開発が進められている。
図において、アンテナ41の給電点は送受信部50のアンテナ端子に接続され、その送受信部50の変調入力および復調出力には信号処理部61の対応する端子が接続される。信号処理部61には指示部62が接続され、これらの信号処理部61および指示部62に併せて、送受信部50の制御端子には制御部63の対応する入出力ポートが接続される。
(1) 空中線系41の給電点に接続された第一の開口を有するサーキュレータ51
(2) サーキュレータ51の第二の開口と既述の復調出力との間に配置され、かつ制御部63の対応する入出力ポートに接続された制御端子を有する受信部52
(4) 出力が受信部52および送信部53の局発入力に接続され、かつ制御部63の対応する入出力ポートに接続された制御端子を有する局部発振器54
指示部62は、その指示画像を図示されない指示画面上に表示する。
さらに、信号処理部61は、このような制御部63の配下で、上記送信波が放射された期間に同期してレーダ信号処理を行う。
なお、本願に関連性がある先行技術としては、以下に示す特許文献1があった。
図1は、本発明の一実施形態を示す図である。
図において、図4に示すものと機能および構成が同じものについては、同じ符号を付与し、ここでは、その説明を省略する。
なお、信号処理部61Aおよび制御部63Aは、後述する点を除いて、図4に示す従来例と同様に連係し、かつ機能する。
図3は、本実施形態における信号処理部の動作フローチャートである。
以下、図1〜図3を参照して本実施形態の動作を説明する。
信号処理部61Aは、上記スキャンに同期して受信部52から与えられるベースバンド信号を順次取り込みつつ、以下の処理を行う。
・ 送信波が送信されるインターバルの長さ
・ スキャンに応じた単位時間当たりにおける方位角θの変化率
・ 空中線系41の主ローブの幅
例えば、空中線系41が旋回する角速度が毎秒144度であり、その空中線系41の主ローブの幅が1.2°である場合には、このような主ローブの幅に亘って空中線系41が旋回するために要する時間が8.3(=1.2/144×1000)msであるために、送信波のパルス繰返し周期が1000Hz(周期=1ms)であると、n≒8(=8.3/1)となる。
しかし、本発明は、このような構成に限定されず、例えば、以下に列記する態様の何れかで構成されることにより、送信波および受信波の占有帯域が可変され、これらの占有帯域間における干渉の相関の低さが積極的に活用されてもよい。
しかし、本発明は、このような構成に限定されず、例えば、「レンジセルのブロックCiに含まれる複数n(=8)個の連なるレンジセル毎の相互間における相関が既定の上限値を超えるとき」には、スイープの周期が短く(スイープの頻度が高く)設定されることにより、外部からの干渉を被ることなく所望の覆域における探知性能の向上が図られてもよい。
前記レーダ信号は、
前記スイープ毎に異なる周波数で到来する
ことを特徴とする干渉抑圧装置。
前記ブロック毎に、含まれるレンジセルの相関性が既定の上限値より高いときに、前記スイープの周期またはインターバルを変更する制御手段を備えた
ことを特徴とする干渉抑圧装置。
前記ブロック内干渉抑圧手段が行った処理の下で生成されたブロック毎に、前記インタリーブと可逆的なデインタリーブを施すデインタリーブ手段を備えた
ことを特徴とする干渉抑圧装置。
前記ブロック内干渉抑圧手段は、
前記インタリーブを時系列の順に異なる順列に基づいて行う
ことを特徴とする干渉抑圧装置。
前記所定数は、
覆域に位置し得る目標との相関性が担保される数である
ことを特徴とする干渉抑圧装置。
前記ブロック内干渉抑圧手段は、
前記ブロック毎に、抑圧が図られたレンジセルの振幅を他のレンジセルの振幅の平均により補完する
ことを特徴とする干渉抑圧装置。
前記ブロック内干渉抑圧手段は、
前記ブロック毎に、抑圧が図られたレンジセルと前記スイープの順に隣接するレンジセルとの位相の連続性を補完する
ことを特徴とする干渉抑圧装置。
前記ブロック内干渉抑圧手段によって前記ブロック毎に施された処理の結果を前記インタリーブ後におけるスイープ毎に対応づけて積分する積分手段を備え、
前記ブロックは、
前記レーダ信号が蓄積されてなるLAW信号で示され、かつ前記スイープ毎に順位が同じであるレンジセルの列から前記所定数ずつ切り出されて連なる共に、要素の少なくとも一部が重複するレンジセルの順列である
ことを特徴とする干渉抑圧装置。
前記ブロック内干渉抑圧手段によって前記ブロック毎に施された処理の結果を前記スイープ毎に対応づけて積分する積分手段を備え、
前記ブロックは、
前記レンジセルの列から前記所定数ずつ切り出されて連なり、かつ要素の少なくとも一部が重複するレンジセルの順列である
ことを特徴とする干渉抑圧装置。
50 送受信部
51 サーキュレータ
52 受信部
53 送信部
54 局部発振器
61,61A 信号処理部
62 指示部
63,63A 制御部
Claims (5)
- スイープの順に到来したレーダ信号で示され、かつ前記スイープ毎に順位が同じであるレンジセルの列を所定数ずつの連なるレンジセルからなるブロックに区分するブロック化手段と、
前記ブロック毎に、前記レンジセルの単位でインタリーブを施し、かつ他のレンジセルとの相関性が既定の下限値より小さいレンジセルの抑圧を図るブロック内干渉抑圧手段と
を備えたことを特徴とする干渉抑圧装置。 - スイープの順に到来したレーダ信号で示され、かつ前記スイープ毎に順位が同じであるレンジセルの列を所定数ずつの連なるレンジセルからなるブロックに区分するブロック化手段と、
前記ブロック毎に、他のレンジセルとの位相の連続性がないレンジセルの抑圧を図った後に、前記レンジセルの単位によるインタリーブを施すブロック内干渉抑圧手段と
を備えたことを特徴とする干渉抑圧装置。 - スイープの順に並行して到来し、かつ周波数が異なる複数のレーダ信号で個別に示されると共に、前記スイープ毎に順位が同じである複数のレンジセルの列毎に、所定数ずつの連なるレンジセルからなるブロックに区分するブロック化手段と、
前記複数のレンジセルの列および前記ブロック毎に、前記レンジセルの単位でインタリーブを施し、かつ他のレンジセルとの相関性が既定の下限値より小さいレンジセルの抑圧を図るブロック内干渉抑圧手段と
を備えたことを特徴とする干渉抑圧装置。 - スイープの順に並行して到来し、かつ周波数が異なる複数のレーダ信号で個別に示されると共に、前記スイープ毎に順位が同じである複数のレンジセルの列毎に、所定数ずつの連なるレンジセルからなるブロック毎に区分するブロック化手段と、
前記複数のレンジセルの列および前記ブロック毎に、他のレンジセルとの位相の連続性がないレンジセルの抑圧を図った後に、前記レンジセルの単位によるインタリーブを施すブロック内干渉抑圧手段と
を備えたことを特徴とする干渉抑圧装置。 - 請求項1または請求項2に記載の複数の干渉抑圧装置と、
前記複数の干渉抑圧装置に個別に備えられたブロック内干渉抑圧手段によって前記ブロック毎に施された処理の結果をスイープ毎に積分する積分手段とを備え、
前記複数の干渉抑圧装置に個別に備えられたブロック内干渉抑圧手段は、
ブロック毎に、異なる順列に基づいて個別にインタリーブを施し、かつ他のレンジセルとの相関性が既定の下限値より小さいレンジセルの抑圧を図り、
前記ブロックは、
前記レンジセルの列から前記所定数ずつ切り出されて連なり、かつ要素の少なくとも一部が重複するレンジセルの順列である
ことを特徴とする干渉抑圧システム。
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