JP2015226470A - 焙煎コーヒー豆の製造方法 - Google Patents
焙煎コーヒー豆の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015226470A JP2015226470A JP2014112450A JP2014112450A JP2015226470A JP 2015226470 A JP2015226470 A JP 2015226470A JP 2014112450 A JP2014112450 A JP 2014112450A JP 2014112450 A JP2014112450 A JP 2014112450A JP 2015226470 A JP2015226470 A JP 2015226470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coffee beans
- roasted coffee
- mass
- less
- minutes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
Description
クロロゲン酸類含有水溶液としては、クロロゲン酸類を含有すれば特に限定されないが、例えば、クロロゲン酸類を含む植物から水で抽出して得られた抽出液、該抽出液を濃縮した濃縮水溶液、該抽出液を乾燥して得た乾燥物を水希釈した水溶液、該抽出液を有機溶剤等により精製したクロロゲン酸類含有水溶液、試薬のクロロゲン酸類を水で溶解した水溶液等を挙げることができる。クロロゲン酸類を含む植物としては、例えば、ヒマワリ種子、リンゴ未熟果、コーヒー豆、シモン葉、マツ科植物の球果、マツ科植物の種子殻、サトウキビ、南天の葉、ゴボウ、じゃがいも さつまいも、苦丁茶、マテ茶、ヒイラギモチ、アオハダ、クロガネモチ、モチノキ、タラヨウ、バジル、ヨモギ、フキノトウ、ホウレンソウ、菊、ウド、オクラ、ナスの皮、ウメの果実、フキタンポポ、ブドウ科植物等が挙げられる。中でも、クロロゲン酸類含量等の観点から、コーヒー豆が好ましい。
また、クロロゲン酸類含有水溶液を添加する際の雰囲気温度は、後述する保持する温度に近い温度がよいが、温度調整のし易さの観点から、好ましくは10〜100℃、より好ましくは15〜70℃、更に好ましくは18〜50℃、より更に好ましくは18〜25℃である。
保持温度は、ヒドロキシハイドロキノン量の低減、生産効率の観点から、20℃以上が好ましく、25℃以上がより好ましく、30℃以上が更に好ましく、35℃以上がより更に好ましく、また風味バランスの観点から、100℃以下が好ましく、90℃以下がより好ましく、80℃以下が更に好ましく、70℃以下がより更好ましい。保持温度の範囲としては、好ましくは20〜100℃、より好ましくは25〜90℃、更に好ましくは30〜80℃、より更好ましくは35〜70℃である。
(1)焙煎コーヒー豆中のヒドロキシハイドロキノンの含有量は、生理効果の観点から、焙煎コーヒー豆100g当たり13mg以下が好ましく、10mg以下がより好ましく、5mg以下が更に好ましく、1mg以下がより更に好ましい。かかるヒドロキシハイドロキノンの含有量の下限値は特に限定されず、焙煎コーヒー豆100g当たり0mgであってもよい。なお、ヒドロキシハイドロキノンの含有量が0mgとは、後掲の実施例に記載の「ヒドロキシハイドロキノンの分析」において、ヒドロキシハイドロキノンの含有量が検出限界以下である場合も包含する
概念である。
(2)焙煎コーヒー豆中のクロロゲン酸類の含有量は、生理効果増強の観点から、焙煎コーヒー豆100g当たり、100mg以上が好ましく、300mg以上がより好ましく、500mg以上が更に好ましく、また風味の観点から、4500mg以下が好ましく、4000mg以下がより好ましく、3500mg以下が更に好ましい。かかるクロロゲン酸類の含有量の範囲としては、焙煎コーヒー豆100g当たり、好ましくは100〜4500mg、より好ましくは300〜4000mg、更に好ましくは500〜3500mgである。
(ii)焙煎コーヒー豆中のクロロゲン酸類含有量[mg/100g]=[コーヒー抽出液中のクロロゲン酸類含有量(mg/100g)]×[コーヒー抽出液の質量(g)]/[焙煎コーヒー豆の質量(g)]
<1>
粉砕された原料焙煎コーヒー豆に、該原料焙煎コーヒー豆に対して5〜95質量%のクロロゲン酸類含有水溶液を添加した後、10〜110℃にて15〜200分間保持する、焙煎コーヒー豆の製造方法。
原料焙煎コーヒー豆の豆種が、好ましくはアラビカ種、ロブスタ種及びリベリカ種から選ばれる少なくとも1種であり、原料焙煎コーヒー豆の産地が、好ましくはブラジル、コロンビア、タンザニア、モカ、キリマンジェロ、マンデリン、ブルーマウンテン及びグァテマラから選ばれる少なくとも1種である、前記<1>記載の製造方法。
<3>
原料焙煎コーヒー豆が、生コーヒー豆を、好ましくは180〜300℃、より好ましくは190〜280℃、更に好ましくは200〜280℃の温度で焙煎したものである、前記<1>又は<2>記載の製造方法。
<4>
原料焙煎コーヒー豆のL値が、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、更に好ましくは15以上であって、好ましくは40以下、より好ましくは35以下、更に好ましくは30以下、殊更に好ましくは28以下である、前記<1>〜<3>のいずれか一に記載の製造方法。
<5>
原料焙煎コーヒー豆のL値が、好ましくは10〜40、より好ましくは12〜35、更に好ましくは15〜30、殊更に好ましくは15〜28である、前記<1>〜<4>のいずれか一に記載の製造方法。
<6>
原料焙煎コーヒー豆が、好ましくは1種単独であるか、あるいは焙煎度、豆種及び産地のうちの1以上が異なる混合物である、前記<1>〜<5>のいずれか一に記載の製造方法。
<7>
粉砕された原料焙煎コーヒー豆の平均粒径が、好ましくは5mm以下、より好ましくは2.5mm以下、更に好ましくは1.9mm以下、より更に好ましくは1mm以下であって、好ましくは0.001mm以上、より好ましくは0.01mm以上、更に好ましくは0.05mm以上である、前記<1>〜<6>のいずれか一に記載の製造方法。
<8>
粉砕された原料焙煎コーヒー豆の平均粒径が、好ましくは0.001〜5mm、より好ましくは0.01〜2.5mm、更に好ましくは0.05〜1.9mm、より更に好ましくは0.05〜1mmである、前記<1>〜<7>のいずれか一に記載の製造方法。
<9>
クロロゲン酸類含有水溶液が、好ましくはクロロゲン酸類を含む植物から水で抽出して得られた抽出液、該抽出液を濃縮した濃縮水溶液、該抽出液を乾燥して得た乾燥物を水希釈した水溶液、該抽出液を有機溶剤等により精製したクロロゲン酸類含有水溶液、又は試薬のクロロゲン酸類を水で溶解した水溶液である、前記<1>〜<8>のいずれか一に記載の製造方法。
<10>
クロロゲン酸類を含む植物が、好ましくはヒマワリ種子、リンゴ未熟果、コーヒー豆、シモン葉、マツ科植物の球果、マツ科植物の種子殻、サトウキビ、南天の葉、ゴボウ、じゃがいも さつまいも、苦丁茶、マテ茶、ヒイラギモチ、アオハダ、クロガネモチ、モチノキ、タラヨウ、バジル、ヨモギ、フキノトウ、ホウレンソウ、菊、ウド、オクラ、ナスの皮、ウメの果実、フキタンポポ、及びブドウ科植物からより選ばれる1種又は2種以上であり、より好ましくはコーヒー豆である、前記<9>記載の製造方法。
クロロゲン酸類含有水溶液が、好ましくは生コーヒー豆及び浅焙煎コーヒー豆より選ばれる1種又は2種以上のコーヒー豆を水で抽出して得られた抽出液である、前記<1>〜<10>のいずれか一に記載の製造方法。
<12>
浅焙煎コーヒー豆のL値が、好ましくは18以上、より好ましくは22以上、更に好ましくは24以上、更に好ましくは27以上、より更に好ましくは29以上であって、好ましくは62未満、より好ましくは60以下、更に好ましくは55以下である、前記<11>記載の製造方法。
<13>
浅焙煎コーヒー豆のL値が、好ましくは18以上62未満、より好ましくは22以上62未満、更に好ましくは24以上62未満、更に好ましくは27以上62未満、より更に好ましくは27〜60、殊更に好ましくは29〜55である、前記<11>又は<12>記載の製造方法。
<14>
クロロゲン酸類含有水溶液中のクロロゲン酸類の含有量が、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、更に好ましくは1質量%以上であって、好ましくは70質量%以下、より好ましくは50質量%以下、更に好ましくは30質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、より更に好ましくは5質量%以下、より更に好ましくは3質量%以下である、前記<1>〜<13>のいずれか一に記載の製造方法。
<15>
クロロゲン酸類含有水溶液中のクロロゲン酸類の含有量が、好ましくは0.01〜70質量%、より好ましくは0.1〜50質量%、更に好ましくは1〜30質量%、更に好ましくは1〜10質量%、より更に好ましくは1〜5質量%、殊更に好ましくは1〜3質量%である、前記<1>〜<14>のいずれか一に記載の製造方法。
<16>
好ましくはクロロゲン酸類含有水溶液の添加後、あるいはクロロゲン酸類含有水溶液を添加しながら、原料焙煎コーヒー豆を撹拌混合する、前記<1>〜<15>のいずれか一に記載の製造方法。
<17>
クロロゲン酸類含有水溶液の添加を、好ましくは常圧下で行う、前記<1>〜<16>のいずれか一に記載の製造方法。
<18>
クロロゲン酸類含有水溶液を添加する際の焙煎コーヒー豆の温度が、好ましくは10〜100℃、より好ましくは15〜70℃、より更に好ましくは15〜30℃、更に好ましくは18〜25℃である、前記<1>〜<17>のいずれか一に記載の製造方法。
<19>
クロロゲン酸類含有水溶液の添加量が、原料焙煎コーヒー豆に対して、好ましくは15質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは25質量%以上であって、好ましくは90質量%以下、より好ましくは85質量%以下、更に好ましくは80質量%以、より更に好ましくは70質量%以下である、前記<1>〜<18>のいずれか一に記載の製造方法。
<20>
クロロゲン酸類含有水溶液の添加量が、原料焙煎コーヒー豆に対して、好ましくは15〜90質量%、より好ましくは20〜85質量%、更に好ましくは25〜80質量%、より更に好ましくは25〜70質量%である、前記<1>〜<19>のいずれか一に記載の製造方法。
クロロゲン酸類含有水溶液を添加する際の温度が、好ましくは保持温度と略同一の温度、より好ましくは10〜100℃、更に好ましくは15〜70℃、より更に好ましくは18〜50℃、殊更に好ましくは18〜25℃である、前記<1>〜<20>のいずれか一に記載の製造方法。
<22>
保持温度が、好ましくは20℃以上、より好ましくは25℃以上、更に好ましくは30℃以上、より更に好ましくは35℃以上であって、好ましくは100℃以下、より好ましくは90℃以下、更に好ましくは80℃以下、より更に好ましくは70℃以下である、前記<1>〜<21>のいずれか一に記載の製造方法。
<23>
保持温度が、好ましくは20〜100℃、より好ましくは25〜90℃、更に好ましくは30〜80℃、より更好ましくは35〜70℃である、前記<1>〜<22>のいずれか一に記載の製造方法。
<24>
保持時間が、好ましくは20分以上、より好ましくは30分以上、更に好ましくは40分以上、より更に好ましくは50分以上であって、好ましくは150分以下、より好ましくは120分以下、更に好ましくは90分以下である、前記<1>〜<23>のいずれか一に記載の製造方法。
<25>
保持時間が、好ましくは20〜150分、より好ましくは30〜120分、更に好ましくは40〜90分、より更に好ましくは50〜90分である、前記<1>〜<24>のいずれか一に記載の製造方法。
<26>
保持温度が10〜70℃である場合、保持時間は、好ましくは20〜200分、より好ましくは30〜150分、更に好ましくは40〜90分、より更に好ましくは50〜90分である、前記<1>〜<20>のいずれか一に記載の製造方法。
<27>
保持温度が70℃超〜110℃である場合、保持時間は、好ましくは15〜90分、より好ましくは15〜70分、更に好ましくは20〜60分である、前記<1>〜<20>のいずれか一に記載の製造方法。
<28>
保持工程を、好ましくは常圧下で行う、前記<1>〜<27>のいずれか一に記載の製造方法。
<29>
保持工程を、好ましくは密封状態で行う、前記<1>〜<28>のいずれか一に記載の製造方法。
<30>
保持工程後、好ましくは焙煎コーヒー豆を乾燥する、前記<1>〜<29>のいずれか一に記載の製造方法。
乾燥後の焙煎コーヒー豆の含水率が、好ましくは30質量%以下、より好ましくは20質量%以下、更に好ましくは10質量%以下、殊更に好ましくは5質量%以下である、前記<30>記載の製造方法。
<32>
当該焙煎コーヒー豆は、焙煎コーヒー豆100g当たりのヒドロキシハイドロキノンの含有量が、好ましくは13mg以下、より好ましくは10mg以下、更に好ましくは5mg以下、より更に好ましくは1mg以下、殊更に好ましくは0mgである、前記<1>〜<31>のいずれか一に記載の製造方法。
<33>
当該焙煎コーヒー豆は、焙煎コーヒー豆100g当たりのクロロゲン酸類の含有量が、好ましくは100mg以上、より好ましくは300mg以上、更に好ましくは500mg以上であって、好ましくは4500mg以下、より好ましくは4000mg以下、更に好ましくは3500mg以下である、前記<1>〜<32>のいずれか一に記載の製造方法。
<34>
当該焙煎コーヒー豆は、焙煎コーヒー豆100g当たりのクロロゲン酸類の含有量が、好ましくは100〜4500mg、より好ましくは300〜4000mg、更に好ましくは500〜3500mgである、前記<1>〜<33>のいずれか一に記載の製造方法。
<35>
クロロゲン酸類が、好ましくは3−カフェオイルキナ酸、4−カフェオイルキナ酸、5−カフェオイルキナ酸、3−フェルラキナ酸、4−フェルラキナ酸及び5−フェルラキナ酸から選ばれる1種又は2種以上である、前記<33>又は<34>記載の製造方法。
粉砕焙煎コーヒー豆0.8gに、抽出用水〔リン酸1gと、1−ヒドロキシ1,1−ジホスホン酸(HEDPO)0.03gをイオン交換水1Lに溶解した液〕を80g加え、95〜99℃の間に保持しながら10分間浸漬抽出を行い、上清を採取し、コーヒー抽出液を得た。得られたコーヒー抽出液に基づいて、焙煎コーヒー豆の分析を行った。
分析機器はHPLC−電気化学検出器(クーロメトリック型)であるクーロアレイシステム(モデル5600A、米国ESA社製)を使用した。装置の構成ユニットの名称・型番は次の通りである。
・アナリティカルセル:モデル5011(ESA)、
・クーロアレイエレクトロニクスモジュール・ソフトウエア:クーロケムIII(ESA)、
・溶媒送液ポンプ:LC−20AD(島津製作所社製)、イナートミキサー20A(島津製作所社製)
・オートサンプラー:SIL−20AC(島津製作所社製)、ピークパルスダンパー、
・デガッサー:DGU−20A−5(島津製作所社製)、
・カラムオーブン:CTO−20AC、
・カラム:CAPCELL PAK C18 AQ 内径4.6mm×長さ250mm 粒子
径5μm(資生堂社製)。
・サンプル注入量:10μL、
・流量:1.0mL/min、
・電気化学検出器の印加電圧:200mV、
・カラムオーブン設定温度:40℃、
・溶離液A:0.1(W/V)%リン酸、0.1mM 1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、5(V/V)%メタノール溶液、
・溶離液B:0.1(W/V)%リン酸、0.1mM 1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸、50(V/V)%メタノール溶液。
時間 溶離液A 溶離液B
0.0分 100% 0%
10.0分 100% 0%
10.1分 0% 100%
20.0分 0% 100%
20.1分 100% 0%
50.0分 100% 0%
分析機器はHPLCを使用した。装置の構成ユニットの型番は次の通りである。
・UV−VIS検出器:SPD20A(島津製作所社製)、
・カラムオーブン:CTO−20AC(島津製作所社製)、
・ポンプ:LC−20AT(島津製作所社製)、
・オートサンプラー:SIL−20AC(島津製作所社製)、
・カラム:Cadenza CD−C18 内径4.6mm×長さ150mm、粒子径3μm(インタクト社製)、
・デガッサー:DGU−20A−5(島津製作所社製)。
・サンプル注入量:10μL、
・流量:1.0mL/min、
・UV−VIS検出器設定波長:325nm、
・カラムオーブン設定温度:35℃、
・溶離液C:0.05M 酢酸、0.1mM HEDPO、10mM 酢酸ナトリウム、5(V/V)%アセトニトリル溶液、
・溶離液D:アセトニトリル。
時間 溶離液C 溶離液D
0.0分 100% 0%
10.0分 100% 0%
15.0分 95% 5%
20.0分 95% 5%
22.0分 92% 8%
50.0分 92% 8%
52.0分 10% 90%
60.0分 10% 90%
60.1分 100% 0%
70.0分 100% 0%
クロロゲン酸類の保持時間(単位:分)
・モノカフェオイルキナ酸:5.3、8.8、11.6の計3点
・モノフェルラキナ酸:13.0、19.9、21.0の計3点
ここで求めた6種のクロロゲン酸類の面積値から5−カフェオイルキナ酸を標準物質とし、クロロゲン酸類含有量(質量%)を求めた。
試料を、色差計(スペクトロフォトメーター SE2000、日本電色社製)を用いて測定した。
平均粒径は、レーザ回折・散乱法粒度分布測定装置(LS13 320、BECKMAN COULTER社製)を用いて体積基準の平均径を測定した。
ブラジル産アラビカ種のL18の原料焙煎コーヒー豆Aを、粉砕機〔ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル(株)〕にて粉砕し、平均粒経0.30mmの粉砕原料焙煎コーヒー豆Aを得た。次に、ガラスビーカーに粉砕原料焙煎コーヒー豆Aを20g計量した。
次に、ベトナム産ロブスタ種の生コーヒー豆を粉砕機(カッティングミル、RETSCH)にて粉砕し、TESTING SIEVE(TOKYO SCREEN社製、JIS Z8801)を用いて分級した。1.0mm〜1.7mmの画分をサンプルとして用いた。分級品の平均粒径は1.5mmであった。生コーヒー豆分級品10gに、95℃温水200gを加えて2時間混合し、ろ過して「生コーヒー豆抽出液a」を得た。生コーヒー豆抽出液a中には、クロロゲン酸類403.8mg/100mL、ヒドロキシハイドロキノン0mg/100mLであった。
次に、粉砕原料焙煎コーヒー豆A20gに、生コーヒー豆抽出液a7.8gを加え、薬さじにて均一に混合を行った。ガラスビーカーを密栓した後に、40℃の恒温槽にて60分間静置を行い、焙煎コーヒー豆を得た。得られた焙煎コーヒー豆を、凍結乾燥機(EYELA、FDU−1110)にて凍結乾燥し、含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。前述の「焙煎コーヒー豆の分析」に基づいて、得られた焙煎コーヒー豆の分析を行った。その結果を表1に示す。
保持温度を60℃に変更したこと以外は、実施例1と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表1に示す。
実施例1で得られた平均粒経0.30mmの粉砕原料焙煎コーヒー豆Aについて実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表1に示す。
ブラジル産アラビカ種のL18の原料焙煎コーヒー豆Bを、粉砕機〔ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル(株)〕にて粉砕し、平均粒経0.30mmの粉砕原料焙煎コーヒー豆Bを得た。次に、ガラスビーカーに粉砕原料焙煎コーヒー豆Bを20g計量した。
次に、ベトナム産ロブスタ種の生コーヒー豆90gを、内径2.3cm、高さ40cmのステンレス製カラムに充填し、95℃温水4800gを13.8mL/分でカラムに通液し、「生コーヒー豆抽出液b」を得た。生コーヒー豆抽出液b中には、クロロゲン酸類116mg/100mL、ヒドロキシハイドロキノン0mg/100mLであった。
次に、粉砕原料焙煎コーヒー豆B20gに、生コーヒー豆抽出液b7.8gを加え、薬さじにて均一に混合を行った。ガラスビーカーを密栓した後に、40℃の恒温槽にて60分間静置を行い、焙煎コーヒー豆を得た。得られた焙煎コーヒー豆を、凍結乾燥機(EYELA、FDU−1110)にて凍結乾燥し、含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表2に示す。
実施例3にて得た「生コーヒー豆抽出液b」を、40℃、2.7kPaにて脱水を行い、「生コーヒー豆抽出液濃縮物b1」を得た。「生コーヒー豆抽出液濃縮物b1」中には、クロロゲン酸類172mg/100mL、ヒドロキシハイドロキノン0mg/100mLであった。
生コーヒー豆抽出液bの代わりに、生コーヒー豆抽出液濃縮物b1を用いたこと以外は、実施例3と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表2に示す。
実施例3にて得た「生コーヒー豆抽出液b」を、40℃、2.7kPaにて脱水を行い、「生コーヒー豆抽出液濃縮物b2」を得た。「生コーヒー豆抽出液濃縮物b2」中には、クロロゲン酸類344mg/100mL、ヒドロキシハイドロキノン0mg/100mLであった。
生コーヒー豆抽出液bの代わりに、生コーヒー豆抽出液濃縮物b2を用いたこと以外は、実施例3と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表2に示す。
実施例3にて得た「生コーヒー豆抽出液b」を、40℃、2.7kPaにて脱水を行い、「生コーヒー豆抽出液濃縮物b3」を得た。「生コーヒー豆抽出液濃縮物b3」中には、クロロゲン酸類1718mg/100mL、ヒドロキシハイドロキノン0mg/100mLであった。
生コーヒー豆抽出液bの代わりに、生コーヒー豆抽出液濃縮物b3を用いたこと以外は、実施例3と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表2に示す。
ブラジル産アラビカ種のL18の焙煎コーヒー豆Cを、粉砕機〔ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル(株)〕にて粉砕し、平均粒経0.30mmの粉砕焙煎コーヒー豆Cを得た。次に、コーヒーメーカー(National、NC−S35)に、7.4gの粉砕焙煎コーヒー豆Cを入れ、マイルドモードにてL18焙煎コーヒー豆抽出液を得た。L18焙煎コーヒー豆抽出液中には、クロロゲン酸類42mg/100mL、ヒドロキシハイドロキノン0.7mg/100mLであった。
生コーヒー豆抽出液bの代わりに、L18焙煎コーヒー豆抽出液を用いたこと以外は、実施例3と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表2に示す。
ブラジル産アラビカ種のL25の焙煎コーヒー豆Dを、粉砕機〔ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル(株)〕にて粉砕し、平均粒経0.30mmの粉砕原料焙煎コーヒー豆Dを得た。次に、コーヒーメーカー(National、NC−S35)に、7.4gの粉砕焙煎コーヒー豆Dを入れ、マイルドモードにてL25焙煎コーヒー豆抽出液を得た。L25焙煎コーヒー豆抽出液中には、クロロゲン酸類98mg/100mL、ヒドロキシハイドロキノン0.2mg/100mLであった。
生コーヒー豆抽出液bの代わりに、L25焙煎コーヒー豆抽出液を用いたこと以外は、実施例3と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表2に示す。
実施例3で得られた平均粒経0.30mmの粉砕原料焙煎コーヒー豆Bについて実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表2に示す。
ブラジル産アラビカ種のL25の原料焙煎コーヒー豆Eを、粉砕機〔ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル(株)〕にて粉砕し、平均粒経0.30mmの粉砕原料焙煎コーヒー豆Eを得た。次に、ガラスビーカーに粉砕原料焙煎コーヒー豆Eを20g計量した。
次に、粉砕原料焙煎コーヒー豆E20gに、実施例5と同様の操作により得た「生コーヒー豆抽出液濃縮物b2」を加えたこと以外は、実施例5と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を実施例5の結果とともに表3に示す。
実施例9で得られた平均粒経0.30mmの粉砕原料焙煎コーヒー豆Eについて実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表3に示す。
保持時間を10分に変更したこと以外は、実施例8と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を実施例8及び比較例2の結果とともに表4に示す。
保持時間を10分に変更したこと以外は、実施例6と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を実施例6及び比較例2の結果とともに表4に示す。
ブラジル産アラビカ種のL18の原料焙煎コーヒー豆Fを、粉砕機〔ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル(株)〕にて粉砕し、平均粒経0.30mmの粉砕原料焙煎コーヒー豆Fを得た。次に、ガラスビーカーに粉砕原料焙煎コーヒー豆Fを20g計量した。
次に、ブラジル産アラビカ種のL35の焙煎コーヒー豆Gを、粉砕機〔ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル(株)〕にて粉砕し、平均粒経0.30mmの粉砕焙煎コーヒー豆Gを得た。次に、コーヒーメーカー(National、NC−S35)に、7.4gの粉砕焙煎コーヒー豆Gを入れ、マイルドモードにてL35焙煎コーヒー豆抽出液を得た。L35焙煎コーヒー豆抽出液中には、クロロゲン酸類424mg/100mL、ヒドロキシハイドロキノン0.1mg/100mLであった。
次に、粉砕原料焙煎コーヒー豆F20gに、L35焙煎コーヒー豆抽出液を加えたこと以外は、実施例3と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表5に示す。
実施例10で得られた平均粒経0.30mmの粉砕原料焙煎コーヒー豆Fについて実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表5に示す。
ブラジル産アラビカ種のL18の原料焙煎コーヒー豆Eを、粉砕機〔ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル(株)〕にて粉砕し、平均粒経0.30mmの粉砕原料焙煎コーヒー豆Eを得た。次に、ガラスビーカーに粉砕原料焙煎コーヒー豆Eを20g計量した。
次に、実施例3にて得た「生コーヒー豆抽出液b」を、40℃、2.7kPaにて脱水を行い、「生コーヒー豆抽出液濃縮物b4」を得た。「生コーヒー豆抽出液濃縮物b4」中には、クロロゲン酸類1410mg/100mL、ヒドロキシハイドロキノン0mg/100mLであった。
次に、粉砕原料焙煎コーヒー豆E20gに、生コーヒー豆抽出液濃縮物b4を7.8g加え、薬さじにて均一に混合を行った。ガラスビーカーを密栓した後に、40℃の恒温槽にて30分間静置を行い、焙煎コーヒー豆を得た。得られた焙煎コーヒー豆を、凍結乾燥機(EYELA、FDU−1110)にて凍結乾燥し、含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表6に示す
保持時間を60分に変更したこと以外は、実施例11と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表6に示す。
保持時間を90分に変更したこと以外は、実施例11と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表6に示す。
ブラジル産アラビカ種のL18の原料焙煎コーヒー豆を粉砕機〔ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル社製〕にて1秒間粉砕し、TESTING SIEVE(TOKYO SCREEN社製、JIS Z8801)を用いて、表7に示すフラクションに分級した。なお、表7の「篩メッシュ」において表中の各数値は篩目の大きさを示し、例えば、実施例14では、粉砕原料焙煎コーヒー豆の粒子径が目開き2.0mmの篩をパスし、目開き1.7mmの篩にオンする大きさであることを意味する。
次に、実施例12において、平均粒経0.30mmの粉砕原料焙煎コーヒー豆の代わりに、表7に示すフラクションの原料焙煎コーヒー豆を用いたこと以外は、実施例12と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について、粉砕機〔ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル社製〕にて粉砕し、実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表7に示す。
粉砕原料焙煎コーヒー豆Eの代わりに、ブラジル産アラビカ種の未粉砕のL18の原料焙煎コーヒー豆を用いたこと以外は、実施例12と同様の操作にて含水率3質量%の焙煎コーヒー豆を得た。そして、得られた焙煎コーヒー豆について、粉砕機〔ワンダーブレンダーWB−1、大阪ケミカル社製〕にて粉砕し、実施例1と同様の操作にて分析を行った。その結果を表7に示す。
Claims (8)
- 粉砕された原料焙煎コーヒー豆に、該原料焙煎コーヒー豆に対して5〜95質量%のクロロゲン酸類含有水溶液を添加した後、10〜110℃にて15〜200分間保持する、焙煎コーヒー豆の製造方法。
- 前記クロロゲン酸類含有水溶液がクロロゲン酸類を0.01質量%以上含有するものである、請求項1記載の焙煎コーヒー豆の製造方法。
- 前記クロロゲン酸類含有水溶液が生コーヒー豆及び浅焙煎コーヒー豆より選ばれる1種又は2種以上のコーヒー豆を水で抽出して得られた抽出液である、請求項1又は2記載の焙煎コーヒー豆の製造方法。
- 常圧下で保持する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の焙煎コーヒー豆の製造方法。
- 前記原料焙煎コーヒー豆のL値が10〜40である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の焙煎コーヒー豆の製造方法。
- 前記原料焙煎コーヒー豆の平均粒径が5mm以下である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の焙煎コーヒー豆の製造方法。
- 当該焙煎コーヒー豆は、焙煎コーヒー豆100g当たりのヒドロキシハイドロキノンの含有量が13mg以下である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の焙煎コーヒー豆の製造方法。
- 当該焙煎コーヒー豆は、焙煎コーヒー豆100g当たりのクロロゲン酸類の含有量が100mg以上である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の焙煎コーヒー豆の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014112450A JP6403995B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | 焙煎コーヒー豆の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014112450A JP6403995B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | 焙煎コーヒー豆の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015226470A true JP2015226470A (ja) | 2015-12-17 |
JP6403995B2 JP6403995B2 (ja) | 2018-10-10 |
Family
ID=54884442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014112450A Active JP6403995B2 (ja) | 2014-05-30 | 2014-05-30 | 焙煎コーヒー豆の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6403995B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008048728A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-03-06 | Kao Corp | 焙煎コーヒー豆の製造方法 |
JP2008178399A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-08-07 | Kao Corp | 精製焙煎コーヒー豆 |
JP2011055716A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Kao Corp | 精製焙煎コーヒー豆の製造方法 |
JP2011182749A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Kao Corp | 焙煎コーヒー豆 |
-
2014
- 2014-05-30 JP JP2014112450A patent/JP6403995B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008048728A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-03-06 | Kao Corp | 焙煎コーヒー豆の製造方法 |
JP2008178399A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-08-07 | Kao Corp | 精製焙煎コーヒー豆 |
JP2011055716A (ja) * | 2009-09-07 | 2011-03-24 | Kao Corp | 精製焙煎コーヒー豆の製造方法 |
JP2011182749A (ja) * | 2010-03-10 | 2011-09-22 | Kao Corp | 焙煎コーヒー豆 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6403995B2 (ja) | 2018-10-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2625962B1 (en) | Concentrated coffee composition | |
CN105828624B (zh) | 速溶咖啡 | |
JP6285175B2 (ja) | 焙煎コーヒー豆の製造方法 | |
JP2007181406A (ja) | 容器詰コーヒー飲料及びその製造方法 | |
JP2012183035A (ja) | 焙煎コーヒー豆 | |
WO2020110353A1 (ja) | コーヒー抽出液の製造方法 | |
JP2008022751A (ja) | コーヒー抽出液 | |
JP6403995B2 (ja) | 焙煎コーヒー豆の製造方法 | |
JP6725237B2 (ja) | ソリュブルコーヒー | |
JP7063936B2 (ja) | 焙煎コーヒー豆の製造方法 | |
JP6719193B2 (ja) | 焙煎コーヒー豆の製造方法 | |
Ghosh et al. | Changes in physico-chemical properties of coffee due to hot air assisted microwave drying | |
US9706784B2 (en) | Roasted coffee beans | |
JP6403997B2 (ja) | 焙煎コーヒー豆の製造方法 | |
JP6403996B2 (ja) | 焙煎コーヒー豆の製造方法 | |
JP5820087B1 (ja) | 焙煎コーヒー豆の製造方法 | |
JP6403998B2 (ja) | 焙煎コーヒー豆の製造方法 | |
JP6484439B2 (ja) | 焙煎コーヒー豆の製造方法 | |
JP6139724B2 (ja) | 焙煎コーヒー豆 | |
Shan et al. | Effect of superheated steam roasting on radical scavenging activity and phenolic content of Robusta coffee beans | |
JP2017086063A (ja) | 希釈用コーヒー組成物の製造方法 | |
JP2017086062A (ja) | 希釈用コーヒー組成物の製造方法 | |
WO2024081878A1 (en) | Soluble cascara powder and methods of preparing soluble cascara powders | |
Angeloni | Physical and mechanical methods of extraction from ground coffee and spent coffee ground | |
JP2019110798A (ja) | 焙煎コーヒー豆の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170307 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180306 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180904 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180912 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6403995 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |