JP2015226400A - 非接触充電装置および非接触充電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信が途切れやすい環境であっても充電を効率的に行うことができる非接触充電装置および非接触充電方法を提供することを目的とする。【解決手段】実施形態の非接触充電装置10は、送電部20と受電部40を備え、送電部20は、送電コイル21と、任意の交流電力を送電コイル21に出力する電流電圧可変部22と、送電側通信部23と、電流電圧可変部22と送電側通信部23を制御する送電側制御部24を有し、受電部40は、受電コイルと41、電池42と、電池42への給電を制御するスイッチ44と、受電部40の電流値及び電圧値を送電側通信部23に送信し送電側通信部23からスイッチ制御信号を受信する受電側通信部45と、スイッチのONとOFFを切り替える受電側制御部46を有し、スイッチはONのときに受電コイル21から電池42に電力供給可能とし、OFFのときに受電コイル41から電池42に電力供給不可とする。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、非接触充電装置および非接触充電方法に関する。
無人搬送車や輸送ロボット等の移動機器には動力源として二次電池が搭載されているものがある。二次電池の充電は、電池そのものを機器本体から取り外して、充電器に接続することで充電可能である。または、機器本体に電池を格納したままで、充電器のケーブルを機器本体に接続することで充電することができる。
近年、非接触電力給電技術が実用化され、移動装置の二次電池の充電でも非接触電力給電による充電を行うことが考えられている。非接触電力給電を行なう非接触充電装置は、電池に電力を供給する送電部と電池を有する受電部を備える。非接触充電では、送電部と受電部の間で端子を介することなく、電気の授受を行なう。商用電源に接続された送電部に設けられたコイルに電流を流し、受電部に設けられたコイルに電流を発生させ二次電池を充電させる。移動装置は二次電池の充電が必要な場合には送電部付近に移動し、受電部を送電部に接近させることで非接触充電を行なう。
特開2011−155836号公報
電池の充電を行う際は、電池の規格や充電状態に応じた電圧値または電流値の電力を電池に供給する必要がある。また、移動装置に搭載された二次電池の非接触充電では、充電のたびに受電部を送電部に接近させて行うため、送電側のコイルと受電側のコイルの距離が常に一定というわけではない。そのため、送電部が出力する電力と受電部に入力される電力の関係は充電のたびに変化する。
非接触充電を効率的に行なうためには、送電部は受電部の電力の状況を無線通信機器等を介して入手し、受電側が好適な電力を受け取れるよう送電側コイルに出力する電流や電圧値を調節する必要がある。
しかし、多数の通信媒体の存在による混信や通信が妨害されやすい環境で非接触充電を行う場合、充電の途中で送電部と受電部間の通信が途切れ、充電が中断されることから、充電が効率良く行われない可能性がある。
本発明では、通信が途切れやすい環境であっても、充電を効率的に行うことができる非接触充電装置および非接触充電方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、実施形態の非接触充電装置は、送電部と受電部を備え、送電部は、送電コイルと、任意の電流値および電圧値の交流電力を送電コイルに出力する電流電圧可変部と、無線通信が可能な送電側通信部と、送電側通信部が受信した情報に基づき電流電圧可変部の出力を制御し、送電側通信部が受信した情報を入手し送電側通信部が発信する信号を制御する送電側制御部とを有し、受電部は、送電コイルが発する磁場による電磁誘導により交流電力が流れる受電コイルと、電池と、ON状態のときに受電コイルから電池への電力供給を可能とし、OFF状態のときに受電コイルから電池への電力供給を不可とするスイッチと、受電コイルから出力された電流値及び電圧値と電池の電流値および電圧値の情報を送電側通信部に送信し、送電側通信部からスイッチ制御信号を受信する受電側通信部と、受電側通信部が受信したスイッチ制御信号に基づきスイッチのON状態とOFF状態を切り替える受電側制御部と、を有するものとする。
また、上記目的を達成するため、実施形態の非接触充電方法は、送電部と受電部を備える非接触充電装置の充電方法であって、送電部は、送電コイルと、任意の電流値および電圧値の交流電力を送電コイルに出力する電流電圧可変部と、無線通信が可能な送電側通信部と電流電圧可変部の出力を制御し、送電側通信部が受信した情報を入手し送電側通信部が発信する信号を制御する送電側制御部とを有し、受電部は、送電コイルが発する磁場による電磁誘導により交流電力が流れる受電コイルと、電池と、ON状態のときに受電コイルから電池への電力供給を可能とし、OFF状態のときに受電コイルから電池への電力供給を不可とするスイッチと、受電コイルから出力された電流値及び電圧値と電池の電流値及び電圧値を送電側通信部に送信し、送電側通信部から発信されたスイッチ制御信号を受信する受電側通信部と、受電側通信部が受信したスイッチ制御信号に応じてスイッチのON状態とOFF状態を切り替える受電側制御部と、を有し、充電方法は、送電側制御部がスイッチをOFF状態とさせるスイッチ制御信号を送電側通信部に発信させ、電池の電流値が0となったことを送電側通信部が受信したときに送電コイルに出力されていた電流値を基に送電側充電開始電流値を決定して記憶する送電側充電開始電流値検出ステップと、スイッチがOFF状態であって受電コイルが出力する電圧値が所定の充電終止電圧値となったことを送電側通信部が受信したときに、送電側制御部が送電コイルに出力されていた電圧値を基に送電側充電終止電圧値を決定して記憶する送電側充電終止電圧値検出ステップと、送電側制御部がスイッチをON状態とするスイッチ制御信号を送電側送通信部に発信させ、電池の電流値が充電定格電流値となったことを送電側通信部が受信したときに送電コイルに出力されていた電流値を基に送電側充電定格電流値を決定して記憶する送電側充電定格電流値検出ステップと、スイッチがON状態であるときに、送電コイルに出力される電圧が送電側充電終止電圧値となるまで、送電側制御部が電流電圧可変部に送電側定格充電電流値の交流電力を出力させる定電流充電ステップとスイッチがON状態であって送電コイルに出力される電圧が送電側充電終止電圧値となった後は、送電側制御部が電流電圧可変部に送電側充電開始電流値以上であって送電側充電終止電圧以下の交流電力を出力させる定電圧充電ステップと、を有するものとする。
第1の実施形態の非接触充電装置のブロック図。 (a)OFF状態のスイッチの模式図、(b)ON状態のスイッチの模式図。 第1の実施形態の非接触充電方法のタイミングチャート。 第2の実施形態の非接触充電方法のタイミングチャート。
以下本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態について図1乃至図3を参照しながら説明する。図1は第1の実施形態の非接触充電装置のブロック図である。図2(a)はOFF状態のスイッチの模式図であり、図2(b)はON状態のスイッチの模式図である。図3は第1の実施形態の非接触充電方法のタイミングチャートである。
(構成)
以下、本実施形態の構成について図1を用いて説明する。本実施形態の非接触充電装置10は、例えば無人搬送車や輸送ロボット等の移動機器に搭載される充電装置である。非接触充電装置10は商用電源等の電源に接続している送電部20と、移動機器に搭載される受電部40とを備える。
まず、送電部20について説明する。送電部20は、送電コイル21と、電源から入力された電力を任意の電流値および電圧値の交流電力に変換し送電コイル21に出力する電流電圧可変部22と、電流電圧可変部22が出力している電流値(it)と電圧値(vt)を測定する送電電流検出器25aと送電電圧検出器25bを備える。なお、itとvtはそれぞれ、送電コイル21に出力されている電流値と電圧値に等しい。
また、送電部20は受電部40と無線通信が可能な送電側通信部23と、送電側通信部23が受信した情報に基づき電流電圧可変部22の出力を制御し、送電側通信部23が発信する情報を制御する送電側制御部24を備える。
以下、送電部20に設けられたそれぞれの構成について説明する。電流電圧可変部22は、例えば、商用電源から入力された交流電流を直流電流に変換し出力する送電側整流部22aと、送電側整流部22aから入力された電力を任意の電圧の電力に変換し出力するチョッパ制御部22bと、チョッパ制御部22bから入力された電力を任意の周波数の交流電流に変換し出力するインバータ制御部22cを備える。インバータ制御部22cから出力された電力は送電コイル21に入力される。
送電側通信部23は受電部40に設けられた受電側通信部45と情報をやり取りすることが可能である。送電側通信部23が受電側通信部45から受信する情報は、例えば受電部40の電流値や電圧値の情報である。
送電側制御部24は、送電側電流検出器24aと送電側電圧検出器24bからitとvtを入手する。送電側制御部24は、itとvt、及び、送電側通信部23が受信した情報に基づき電流電圧可変部22が出力すべき電流値と電圧値を制御する。また、送電側制御部24は送電側通信部23が受信した情報に基づき、受電部40に対して制御信号を送信することが可能である。
次に、受電部40について説明する。受電部40は、送電コイル21が発する磁場による電磁誘導により交流電力が流れる受電コイル41と、電池42と、電池42から電力を供給されることが可能な負荷部43と、受電コイル41から電池42および負荷部43への給電を制御するスイッチ44と、送電側通信部23と無線通信可能な受電側通信部45と、スイッチのON状態とOFF状態を切り替える受電側制御部46を備える。また、受電部40は、受電コイル41から出力された電流値(ird)と電圧値(vrd)を測定する受電電流検出部47と受電電圧検出部48と、電池電流値(ib)と電池電圧値(vb)を測定する受電電流検出部47と受電電圧検出部48が設けられている。また、受電コイル41から出力された交流電流は受電側整流部41aで直流電流に変換され、電池42に出力される。
以下、受電部40の各構成について説明する。負荷部43とは、例えば、オペレータと移動装置との通信手段であるものとする。本実施形態の充電装置の受電部40が搭載される無人搬送車や輸送ロボット等の移動装置は、オペレータによる遠隔無線操作で操作される。移動装置は稼働中及び充電中であっても、オペレータの指示で移動可能な状態である必要がり、通信手段としての負荷部43には、常に電力が供給される必要がある。オペレータとの通信手段である負荷部43は、電池42が充電中でないときは電池42を電源として動作している。
なお、負荷部43はオペレータとの通信手段に限られるものではない。負荷部43は稼働中及び充電中であっても電力供給が必要な部分であるものとする。
スイッチ44の構成の一例を図2(a)、(b)に示す。図2(a)と(b)はいずれも、スイッチ44の例である。破線で囲まれた部分がスイッチ44である。スイッチ44は並列に接続された切換部44aとダイオード44bを備える。電池42と負荷部43の間にダイオード44bが設けられており、電池42側のほうが負荷43側よりも電圧が高い場合に電池42から負荷43に対して電力が供給される。
スイッチ44がON状態のとき、切換部44aは受電コイル41と電池42を電気的に接続する。ON状態であるとき、受電コイル41から出力された電力は負荷43及び電池42に供給される。
電池42と負荷43も電気的に接続された状態であるが、電池42の電圧値が負荷43よりも高くない場合は、電池42から負荷43には電力は供給されない。
スイッチ44がOFF状態のとき、切換部44aは受電コイル41と電池42を電気的に遮断する。OFF状態であるとき、受電コイル41から出力された電力は負荷43に供給されるが、電池42には供給されない。
スイッチ44がOFF状態であっても電池42と負荷43は電気的に接続された状態である。しかし、電池42の電圧値が負荷43よりも高くない場合は、電池42から負荷43には電力は供給されない。
つまり、スイッチ44がOFF状態のとき、受電コイル41が出力した電力は電池42に供給されず、負荷部43に供給に供給可能となる。一方、スイッチ44がON状態のとき、受電コイル41から出力された電力は負荷43及び電池42に供給される。
受電側制御部46は、受電側通信部45がスイッチ制御信号を受信すると、スイッチ制御信号にしたがってスイッチ44のON状態とOFF状態を切り替える。スイッチ制御信号は、送電側制御部24が送電側通信部23に発信させるものである。また、受電側制御部46は受電電流検出部47、受電電圧検出部48、電池電流検出部49、電池電圧検出部50から、ird、vrd、ib、vbを入手することが可能であり、ird、vrd、ib、vbの情報を受電側通信部45に発信させる。
(方法)
次に、本実施形態の非接触充電装置10における非接触充電方法を図2を用いて説明する。図2の電池電流ibは0以下であるとき電池42から電力を出力している状態で、0より大きいとき電力が供給されている状態であり、充電中である。
また、移動装置が充電中でなく稼働中であるとき、スイッチ44はON状態であり、移動装置が移動するための動力や負荷部43の動力は電池42が供給している。電池42の充電が必要なときは、移動装置は送電部20に受電部40を接近させ、送電コイル21と受電コイル41を近接させる。
時刻t0のとき、送電部20は受電部40が充電に十分なほど接近したことを感知する。送電部20に受電部40が充電に十分なほど接近したか否かは、移動装置または送電部20に設けられたセンサー等で検出しているものとする。なお、時刻t0のとき、電池42の電圧はほぼ0になっているものとする。
時刻t1のとき、送電側制御部24には充電開始指令が入力され、送電側制御部24はスイッチ44をOFF状態とするスイッチ制御信号を送電側通信部23に発信させる。そして、スイッチ制御信号を受電側通信部45が受信すると受電側制御部46がスイッチ44をOFF状態とさせる。
また、送電側制御部24は電流電圧可変部22を稼働させ、電流電圧可変部22から出力される電流値及び電圧値を徐々に上昇させる。it及びivが徐々に上昇し、それに伴いvrdとirdも徐々に上昇する。vrdが上昇し、負荷部43の電圧が徐々に高くなるため、電池42から負荷部43に流れる電流が徐々に小さくなり、ibは徐々に0に近づく。
時刻t2のとき、ibが0となる。この情報を送電側制御部23が送電側通信部23を介して受信する。そして、送電側制御部23はibが0となったことを受信したときのitの値を送電側充電開始電流値(its)として記憶する。また、itがitsであるときのvtを送電側充電開始電圧値(vts)と記憶する。
なお、送電側制御部23がitsを記憶するのは、ibが0となった時ではなく、irdがib=0に対応する所定の値となった時であってもよい。図2にはib=0に対応するirdの値をirsと記載している。
また、ibが0となってから送電側制御部23がitsを記憶するまでには、若干ではあるが時間差が生じる。この時間差を考慮して、itsとして記憶する値は、送電側制御部23はibが0となったことを受信したときのitの値から所定値差し引いた値としても良い。
なお、ibが0となった時とは、電池42と負荷部43等の電圧が等しくなった時点であり、電池からの電力の放出が止まった時点であり、電池への充電が開始される直前の状態である。このとき、負荷部43には受電コイル43から電力が供給され、電池42は放電も充電もしていない状態である。
時刻t1から時刻t2の送電側制御部23がitsを記憶するステップを、送電側充電開始電流値検出ステップ(S1)と呼称する。S1を行うことによって、送電側制御部24は、電池24の充電が開始される電流電圧可変部22の出力を把握することができる。
時刻t3以降、送電側制御部23はさらにit及びivを上昇させる。itとivの上昇と共にirdとvrdの値も上昇する。スイッチ44がOFF状態であるため、ibとvbは上昇しない。
時刻t4のとき、vrdが所定の充電終止電圧(vbe)となる。この情報を送電側制御部24が送電側通信部23を介して受信する。そして、送電側制御部24はvrdが所定のvbeとなったことを受信したときのvtの値を送電側充電終止電圧値(vte)として記憶する。
なお、送電側制御部23がvteを記憶するのは、irdがvrd=vbeに対応する所定の値でとなったときであってもよい。
また、vrdがvbeとなってから送電側制御部23がvteを記憶するまでには、若干ではあるが時間差が生じる。この時間差を考慮して、vteとして記憶する値は、送電側制御部23がvrd=vbeとなったことを受信したときのvtの値から所定値差し引いた値としても良い。
なお、充電時に電池に安全に印加可能な電圧は、電池ごとに予め決まっている。vbeは、充電の際に電池42に安全に印加可能な電圧の最大値である。
時刻t2から時刻t4の送電側制御部23がvteを記憶するステップを、送電側充電終止電圧値検出ステップ(S2)と呼称する。S2を行うことによって、送電側制御部24は、電池42を安全に充電することが可能な最大の電流電圧可変部22の出力電圧を把握することができる。
時刻t5のとき送電側制御部23はスイッチ44をON状態とするスイッチ制御信号を送電側通信部23から発信させ、スイッチ44はON状態となる。また、時刻t5のとき送電側制御部23は、itをitsとし、vtをvtsとする。そしてitとvtをitsとvtsから徐々に上昇させる。itとvtの上昇に伴い、irdとvrdも徐々に上昇する。
時刻t5以降、スイッチ44がON状態であるため、ibとvbも上昇する。なお、受電コイル41と電池42と負荷43は並列に接続されている。そのため、vbとvrdは等しい。一方、ibとirdには負荷に供給された電流分の差が生じる。
時刻t6のとき、ibが所定の充電定格電流値(ibe)となる。この情報を送電側制御部24が送電側通信部23を介して受信する。そして、送電側制御部24はibがibeとなったことを受信したときのitの値を送電側充電定格電流値(ite)として記憶する。
電池を充電する際には、安全に充電することができる最大の電流値が電池ごとに決まっている。ibeは電池42に安全に充電可能な最大の電流値である。
なお、送電側制御部23がiteを記憶するのは、irdがib=ibeに対応する所定のirdとなったときであってもよい。ib=ibeに対応するirdの値をireと記載する。
また、ibがibeとなってから送電側制御部23がiteを記憶するまでには、若干ではあるが時間差が生じる。この時間差を考慮して、iteとして記憶する値は、送電側制御部23がib=ibeとなったことを受信したときのitの値から所定値差し引いた値としても良い。
時刻t4から時刻t6の送電側制御部23がiteを記憶するステップを、送電側充電定格電流値検出ステップ(S3)と呼称する。S3を行うことによって、送電側制御部24は、電池42を安全に充電することが可能な最大の電流電圧可変部22の出力電流を把握することができる。
時刻t6以降、送電側制御部23は電流電圧可変部23にiteの電流を出力させ続ける。電池42にはibeの電流が供給され続け、電池42は充電されvbは徐々に上昇する。また、vbが上昇するとともにvrdも上昇し、vtも上昇する。
irdもireを維持し、負荷部43にはireとibeの差の分の電力が供給される。なお、このとき負荷部43と電池42の電圧値は等しいため、電池42から負荷部43へは電力は供給されず、電池42に供給された電力は効率よく電池42の充電に費やされる。
時刻t8のときvtがvteに到達する。時刻t6から時刻t8において、一定の電流値の電力を電池42に供給するステップを定電流充電ステップ(S4)と呼称する。S4では電池24に供給することが可能な最大の電流値で充電を行っているため、効率よく充電を行うことができる。
時刻t8以降、送電側制御部23はvtがvteより大きくならないよう、電流電圧可変部22にits以上iteよりも低い交流電流を出力させる。まず、送電側制御部24は時刻t8以降、iteよりも小さなit1のitを電流電圧可変部22に出力させる。そして時刻t9のときvtがvteに到達する。すると、送電側制御部24は時刻t9以降、it1よりも小さなit2のitを電流電圧可変部22に出力させる。そして時刻t10のときvtがvteに到達する。
時刻t10でvtがvteとなったとき、送電側制御部24は電池42の充電が完了したと判断する。そして、スイッチ44をOFFとするスイッチ制御信号を送電側通信部23に発信させ、スイッチ44をOFF状態とさせる。
時刻t8から時刻t10の一定の電圧値を上限に電力を電池42に供給するステップを定電圧充電ステップ(S5)と呼称する。S5では、電池24の電圧がvbeを越えないように充電することで、電池24の電圧がvbeに達した後も、さらに充電を進めることができる。
送電側制御部24は時刻t10でスイッチ44をOFF状態とするスイッチ制御信号を発信させた後は、移動装置が移動を開始するまで、it=its、vt=vteの電力を電流電圧可変部22に出力させる。
このとき、電池42には受電コイル41から電力が供給されず、負荷部43には受電コイル41から電力が供給される。電池42と負荷部43の電圧は等しいため、電池42から負荷部43に電力は供給されない。
移動装置が移動を再開する時刻t11のとき、送電側制御部24は、スイッチ44をON状態とするスイッチ制御信号を発信させる。また、電流電圧可変部22からの出力を停止させて、受電部40への電力の供給を停止させる。
時刻t11以降では、移動装置及び負荷部43への電力の供給は、電池42から行われることとなる。
時刻t10から時刻t11までを充電終了待機ステップを呼称する。充電終了待機ステップでは、負荷部43への給電は受電コイル41から行われ、電池24は移動装置の移動開始まで、エネルギーが費やされることはない。
(効果)
以下、本実施形態の非接触充電装置および非接触充電方法の効果について記載する。本実施形態の非接触充電装置および非接触充電方法では、S1〜S3を充電開始前に行い、送電部20が出力する電力と受電部40に入力される電力の関係を送電部20が把握する。送電部20と受電部40の間で通信が必要な工程でS1〜S3が充電開始前に集約して行われる。そのため、電池24の充電中に混信や妨害によって通信が途切れても、中断することなく継続して充電を行うことができる。よって、通信が途切れやすい環境であっても、効率良く電池24を充電することが可能である。
また、スイッチ44の存在により、受電コイル41から電池42と負荷部43に同時に電力を供給することが可能であり、充電中は電池42から負荷部43への電力供給がない。そのため、電池42は入力された電力の大部分を充電に費やすことができ、効率よく充電を行い充電にかかる時間を短縮することが可能である。
(第2の実施形態)
以下第2の実施形態について図4を用いて説明する。図4は非接触充電方法のタイミングチャートである。なお、第1の実施形態と同一の構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、本実施形態における非接触充電装置の構成は、第1の実施形態における非接触充電装置と同様である。
(方法)
本実施形態における非接触充電方法について図4を用いて説明する。なお、本実施形態における非接触充電装置は第1の実施形態と同様の構成である。また、本実施形態における非接触充電方法は第1の実施形態のS1からS4までは同様である。
本実施形態のS5について説明する。時刻t8のときvtがvteに到達する。すると、送電側制御部23は電流電圧可変部22がvte一定の電力を出力し続けるよう制御する。電流電圧可変部22の出力はvtをvte一定と制御されるため、電池24の充電が進むに従いitは徐々に小さくなるよう制御される。
vtがvte一定であるため、vrdとvbもvbe一定となる。一方、itは充電が進むにつれて徐々に低下するため、irdとibも同様に徐々に低下する。
時刻t10でitがitsとなったとき、送電側制御部24は電池42の充電が完了したと判断する。そして、スイッチ44をOFFとするスイッチ制御信号を送電側通信部23に発信させ、スイッチ44をOFF状態とさせる。
時刻t10以降は、第1の実施形態と同様であるものとする。
(効果)
以下、本実施形態の非接触充電装置および非接触充電方法の効果について記載する。本実施形態の非接触充電装置および非接触充電方法も第1の実施形態と同様に、S1〜S3を充電開始前に行い、送電部20が出力する電力と受電部40に入力される電力の関係を送電部20が把握する。送電部20と受電部40の間で通信が必要な工程が充電開始前に集約して行われるため、混信や妨害によって通信が途切れても、中断することなく継続して充電を行うことができる。よって、通信が途切れやすい環境であっても、効率良く電池24を充電することが可能である。
また、第1の実施形態の効果と同様に、スイッチ44の存在により、充電中は電池42から負荷部43への電力供給がない。そのため、電池42は入力された電力の大部分を充電に費やすことができ、効率よく充電を行い充電にかかる時間を短縮することが可能である。
また、本実施形態ではS5のときに、vbがvbe一定に保たれるように電流電圧可変部22を制御している。電池23に安全に印加することができる最大の電圧で充電し続けることができるため、第1の実施形態に比べてS5にかかる時間を短縮することが可能であり、さらに効率的な充電を行うことが可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・・・非接触充電装置
20・・・・・送電部
21・・・・・送電コイル
22・・・・・電流電圧可変部
22a・・・・・送電側整流部
22b・・・・・チョッパ制御部
22c・・・・・インバータ制御部
23・・・・・送電側通信部
24・・・・・送電側制御部
25a・・・・・送電電流検出部
25b・・・・・送電電圧検出部
40・・・・・受電部
41・・・・・受電コイル
41a・・・・・受電側整流部
42・・・・・電池
43・・・・・負荷部
44・・・・・スイッチ
44a・・・・・切換部
44b・・・・・ダイオード
45・・・・・受電側通信部
46・・・・・受電側制御部
47・・・・・受電電流検出部
48・・・・・受電電圧検出部
49・・・・・電池電流検出部
50・・・・・電池電圧検出部
it・・・・・電流電圧可変部22が出力する電流値(送電コイル21の電流値)
vt・・・・・電流電圧可変部22が出力する電圧値(送電コイル21の電圧値)
ird・・・・・受電コイルから出力された電流値
vrd・・・・・受電コイルから出力された電圧値
ib・・・・・電池の電流値
vb・・・・・電池の電圧値
its・・・・・送電側充電開始電流値
vts・・・・・送電側充電開始電圧値
irs・・・・・ib=0に対応するirdの値
vbe・・・・・充電終止電圧
vte・・・・・送電側充電終止電圧値
vts・・・・・送電側充電開始電流値に対応するvtの値
ibe・・・・・充電定格電流値
ite・・・・・送電側充電定格電流値
ire・・・・・ib=ibeに対応するirdの値
S1・・・・・送電側充電開始電流値検出ステップ
S2・・・・・送電側充電終止電圧値検出ステップ
S3・・・・・送電側充電定格電流値検出ステップ
S4・・・・・定電流充電ステップ
S5・・・・・定電圧充電ステップ

Claims (5)

  1. 送電部と受電部を備える非接触充電装置であって、
    前記送電部は、
    送電コイルと、
    任意の電流値および電圧値の交流電力を前記送電コイルに出力する電流電圧可変部と、
    無線通信が可能な送電側通信部と、
    前記送電側通信部が受信した情報に基づき前記電流電圧可変部の出力を制御し、前記送電側通信部が受信した情報を入手し前記送電側通信部が発信する信号を制御する送電側制御部とを有し、
    前記受電部は、
    前記送電コイルが発する磁場による電磁誘導により交流電力が流れる受電コイルと、
    電池と、
    ON状態のときに前記受電コイルから前記電池への電力供給を可能とし、
    OFF状態のときに前記受電コイルから前記電池への電力供給を不可とするスイッチと、
    前記受電コイルから出力された電流値及び電圧値と前記電池の電流値および電圧値の情報を前記送電側通信部に送信し、前記送電側通信部からスイッチ制御信号を受信する受電側通信部と、
    前記受電側通信部が受信した前記スイッチ制御信号に基づき前記スイッチのON状態とOFF状態を切り替える受電側制御部と、を有する非接触充電装置。
  2. 前記送電側制御部は、
    前記スイッチを前記OFF状態とさせる前記スイッチ制御信号を前記送電側通信部に発信させ、前記電池の電流値が0となったことを前記送電側通信部が受信したときに 前記送電コイルに出力されていた電流値を基に送電側充電開始電流値を決定して記憶することが可能であり、
    前記スイッチが前記OFF状態であって、前記受電コイルが出力する電圧値が所定の充電終止電圧値となったことを前記送電側通信部が受信したとき に前記送電コイルに出力されていた電圧値を基に送電側充電終止電圧値を決定して記憶することが可能であり、
    前記スイッチを前記ON状態とさせる前記スイッチ制御信号を前記送電側通信部に発信させ、前記電池の電流値が充電定格電流値となったことを前記送電側通信部が受信したとき に前記送電コイルに出力されていた電流値を基に送電側充電定格電流値を決定して記憶することが可能であり、
    前記スイッチが前記ON状態であるとき前記送電コイルに出力される電圧が前記送電側充電終止電圧値となるまで前記電流電圧可変部に前記送電側定格充電電流値の交流電流を出力させることが可能であり、
    前記スイッチが前記ON状態であって前記送電コイルに出力される電圧が前記送電側充電終止電圧値となった後は前記電流電圧可変部に前記送電側充電開始電流値以上であって前記送電側充電終止電圧以下の交流電力を出力させることが可能である、請求項1に記載の非接触充電装置。
  3. 前記受電部は、
    前記電池から電力を供給されることが可能な負荷部をさらに有し、
    前記スイッチは、
    前記ON状態のときに前記受電コイルが出力した電力を前記電池および前記負荷部に供給可能とし、
    前記OFF状態のときに前記受電コイルが出力した電力を前記電池に供給不可として前記負荷部に供給可能とする請求項1または請求項2に記載の非接触充電装置。
  4. 送電部と受電部を備える非接触充電装置の充電方法であって、
    前記送電部は、
    送電コイルと、
    任意の電流値および電圧値の交流電力を前記送電コイルに出力する電流電圧可変部と、
    無線通信が可能な送電側通信部と
    前記電流電圧可変部の出力を制御し、前記送電側通信部が受信した情報を入手し前記送電側通信部が発信する信号を制御する送電側制御部とを有し、
    前記受電部は、
    前記送電コイルが発する磁場による電磁誘導により交流電力が流れる受電コイルと、
    電池と、
    ON状態のときに前記受電コイルから前記電池への電力供給を可能とし、
    OFF状態のときに前記受電コイルから前記電池への電力供給を不可とするスイッチと、
    前記受電コイルから出力された電流値及び電圧値と前記電池の電流値及び電圧値を前記送電側通信部に送信し、前記送電側通信部から発信されたスイッチ制御信号を受信する受電側通信部と、
    前記受電側通信部が受信した前記スイッチ制御信号に応じて前記スイッチのON状態とOFF状態を切り替える受電側制御部と、を有し、
    前記充電方法は、
    前記送電側制御部が前記スイッチを前記OFF状態とさせる前記スイッチ制御信号を前記送電側通信部に発信させ、前記電池の電流値が0となったことを前記送電側通信部が受信したときに前記送電コイルに出力されていた電流値を基に送電側充電開始電流値を決定して記憶する送電側充電開始電流値検出ステップと、
    前記スイッチが前記OFF状態であって前記受電コイルが出力する電圧値が所定の充電終止電圧値となったことを前記送電側通信部が受信したときに、前記送電側制御部が前記送電コイルに出力されていた電圧値を基に送電側充電終止電圧値を決定して記憶する送電側充電終止電圧値検出ステップと、
    前記送電側制御部が前記スイッチを前記ON状態とする前記スイッチ制御信号を前記送電側送通信部に発信させ、前記電池の電流値が充電定格電流値となったことを前記送電側通信部が受信したときに前記送電コイルに出力されていた電流値を基に送電側充電定格電流値を決定して記憶する送電側充電定格電流値検出ステップと、
    前記スイッチが前記ON状態であるときに、前記送電コイルに出力される電圧が前記送電側充電終止電圧値となるまで、前記送電側制御部が前記電流電圧可変部に前記送電側定格充電電流値の交流電力を出力させる定電流充電ステップと
    前記スイッチが前記ON状態であって前記送電コイルに出力される電圧が前記送電側充電終止電圧値となった後は、前記送電側制御部が前記電流電圧可変部に前記送電側充電開始電流値以上であって前記送電側充電終止電圧以下の交流電力を出力させる定電圧充電ステップと、を有する非接触充電装置の充電方法。
  5. 前記受電部は、
    前記電池から電力を供給されることが可能な負荷部をさらに有し、
    前記スイッチは、
    前記ON状態のときに前記受電コイルが出力した電力を前記電池および前記負荷部に供給可能とし、
    前記OFF状態のときに前記受電コイルが出力した電力を前記電池に供給不可として前記負荷部に供給可能とする請求項4に記載の非接触充電装置の充電方法。
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