JP2015226228A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
請求項2に記載の発明は、前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における暗部領域の凝集度合いを示す凝集度合い情報を、当該輝度画像における特定明度領域の分布に関する特性を示す前記特性情報として取得し、前記強調度合い情報生成手段は、前記凝集度合い情報により示される凝集度合いが高いほど、前記強調度合い情報により示される強調度合いが高くなるように又は低くなるように、当該強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における暗部領域の凝集度合いを示す凝集度合い情報を、当該輝度画像における特定明度領域の分布に関する特性を示す前記特性情報として取得し、前記強調度合い情報生成手段は、前記凝集度合い情報により示される凝集度合いが高いほど、前記強調度合い情報により示される強調度合いが高くなるように又は低くなるように、当該凝集度合いと当該強調度合いとを紐付けた関数を用いて、当該強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における複数の明度の各明度の領域の凝集度合いを示す凝集度合い情報を、当該輝度画像における特定明度領域の分布に関する特性を示す前記特性情報として取得し、前記強調度合い情報生成手段は、前記凝集度合い情報と、前記複数の明度の各明度の重みとに基づいて、前記強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記強調度合い情報生成手段は、前記複数の明度の各明度の重みとして、明度が低いほど高くなる重みを用いることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における暗部平坦領域の広がり度合いを示す広がり度合い情報を、当該輝度画像における暗部平坦領域の大きさに関する特性を示す前記特性情報として取得し、前記強調度合い情報生成手段は、前記広がり度合い情報により示される広がり度合いが高いほど、前記強調度合い情報により示される強調度合いが低くなるように、当該強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における暗部平坦領域の広がり度合いを示す広がり度合い情報を、当該輝度画像における暗部平坦領域の大きさに関する特性を示す前記特性情報として取得し、前記強調度合い情報生成手段は、前記広がり度合い情報により示される広がり度合いが高いほど、前記強調度合い情報により示される強調度合いが低くなるように、当該広がり度合いと当該強調度合いとを紐付けた関数を用いて、当該強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における複数の平坦度の各平坦度の領域のうちの暗部領域の広がり度合いを示す広がり度合い情報を、当該輝度画像における暗部平坦領域の大きさに関する特性を示す前記特性情報として取得し、前記強調度合い情報生成手段は、前記広がり度合い情報と、前記複数の平坦度の各平坦度の重みとに基づいて、前記強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記強調度合い情報生成手段は、前記複数の平坦度の各平坦度の重みとして、平坦度が高いほど高くなる重みを用いることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置である。
請求項10に記載の発明は、原画像から、当該原画像の輝度成分を画素値とする第1の輝度画像を生成する輝度画像生成手段と、前記原画像を、当該原画像の輝度成分を画素値とする第2の輝度画像及び当該原画像の色度成分を画素値とする色度画像に変換する色変換を行う色変換手段と、前記輝度再現画像及び前記色度画像に対して、前記色変換手段が行う色変換とは逆の変換を行う色逆変換手段とを備え、前記特性情報取得手段は、前記第1の輝度画像における特定明度領域の分布及び暗部平坦領域の大きさの少なくとも何れか一方に関する特性を示す前記特性情報を取得し、前記輝度再現画像生成手段は、前記第2の輝度画像の前記特定の成分が前記強調度合い情報により示される強調度合いで強調されるように再現された前記輝度再現画像を生成することを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の画像処理装置である。
請求項11に記載の発明は、コンピュータに、輝度画像における特定明度領域の分布及び暗部平坦領域の大きさの少なくとも何れか一方に関する特性を示す特性情報を取得する機能と、前記特性情報に基づいて、前記輝度画像の画質に影響を与える特定の成分の強調度合いを示す強調度合い情報を生成する機能と、前記輝度画像の前記特定の成分が前記強調度合い情報により示される強調度合いで強調されるように再現された輝度再現画像を生成する機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項2の発明によれば、画像の画質に影響を与える特定の成分を強調する際に、暗部領域の凝集度合いに基づき、強調度合いの適切性を高めることができる。
請求項3の発明によれば、画像の画質に影響を与える特定の成分を強調する際に、暗部領域の凝集度合いに基づき、凝集度合いと強調度合いとを紐付けた関数を用いない場合に比較して容易に、強調度合いの適切性を高めることができる。
請求項4の発明によれば、画像の画質に影響を与える特定の成分を強調する際に、複数の明度の各明度の領域の凝集度合いに基づき、強調度合いの適切性を高めることができる。
請求項5の発明によれば、画像の画質に影響を与える特定の成分を強調する際に、複数の明度の各明度の領域の凝集度合いに基づき、各明度の重みを用いない場合に比較して精度よく、強調度合いの適切性を高めることができる。
請求項6の発明によれば、画像の画質に影響を与える特定の成分を強調する際に、暗部平坦領域の広がり度合いに基づき、強調度合いの適切性を高めることができる。
請求項7の発明によれば、画像の画質に影響を与える特定の成分を強調する際に、暗部平坦領域の広がり度合いに基づき、広がり度合いと強調度合いとを紐付けた関数を用いない場合に比較して容易に、強調度合いの適切性を高めることができる。
請求項8の発明によれば、画像の画質に影響を与える特定の成分を強調する際に、複数の平坦度の各平坦度の領域のうちの暗部領域の広がり度合いに基づき、強調度合いの適切性を高めることができる。
請求項9の発明によれば、画像の画質に影響を与える特定の成分を強調する際に、複数の平坦度の各平坦度の領域のうちの暗部領域の広がり度合いに基づき、各平坦度の重みを用いない場合に比較して精度よく、強調度合いの適切性を高めることができる。
請求項10の発明によれば、画像の画質に影響を与える特定の成分を強調する際に、人間が好ましいと思える程度にまで、強調度合いの適切性を高めることができる。
請求項11の発明によれば、画像の画質に影響を与える特定の成分を強調する際に、基本特徴量のみを用いる場合に比較して、強調度合いの適切性を高めることができる。
画像処理の分野では、好ましい再現や視認性の向上を目的として、ガンマ補正、彩度強調、帯域強調、コントラスト強調、ダイナミックレンジ補正等、輝度や色に関する補正又は強調が行われている。また、視覚特性を利用した視認性向上の方法としては、レティネックス原理を利用したものがある。レティネックスは、人間が反射率によりシーンを知覚しているという原理に基づいて、反射率成分を強調することで視認性を高める基本原理である。
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を表すブロック図である。図示するように、本実施の形態における画像処理装置10は、領域凝集度算出部11と、再現パラメータ決定部14と、視認性再現部15とを備える。
(1)レティネックス原理による視認性向上
(2)帯域強調
(3)ガンマカーブ強調
(4)ガンマカーブ強調と帯域強調との組み合わせ
(5)ガンマカーブ強調とレティネックス原理による視認性向上との組み合わせ
(6)帯域強調とレティネックス原理による視認性向上との組み合わせ
図6及び図7の風景画像における暗部領域の凝集度を用いて説明する。図6では、木の部分が、視認性が悪く暗部領域であり、図7では、建物の部分が、視認性が悪く暗部領域である。図8及び図9は、それぞれ、図6及び図7を2値化した画像である。この例では、図8よりも図9の方が暗部領域の固まりが大きく、凝集している。そこで、第1の方法では、図8よりも図9の方が、再現パラメータの強度を強めるべき画像と判断される。尚、上記の2値化の方法としては、視認性の悪い暗部領域を抽出できるものであれば、判別分析法等、如何なる方法を用いても構わない。
第2の方法では、領域凝集度算出部11が算出した暗部領域の空間的な凝集度と、再現パラメータと凝集度とが紐付いた再現特性とを用いて、再現パラメータを決定する。ここで、再現パラメータと凝集度とが紐付いた再現特性とは、暗部領域の凝集度が高いほど再現パラメータも高くなるような特性であり、予め実施した官能評価実験等で決定した特性とする。例えば、再現特性が図10に示すようなロジスティック関数であるとすると、再現パラメータαは凝集度Wを用いて以下の式で求められる。
第1の方法及び第2の方法では、特定の明度階層における空間的な凝集度を用いて再現パラメータを決定したが、第3の方法では、複数の明度階層における空間的な凝集度を用いて再現パラメータを決定する。具体的には、輝度画像をn個の明るさの範囲にそれぞれ対応するn個の階層に分離して得られた階層画像をIiとすると、各階層画像における特徴量である凝集度はW(Ii)と表される(i=1,2,3,…,n)。そして、各階層画像における凝集度を統合した特徴量Wtotalは、各階層画像の重みをciとすると、以下の式で表される(i=1,2,3,…,n)。
図15は、本発明の第2の実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を表すブロック図である。図示するように、本実施の形態における画像処理装置10は、領域凝集度算出部11と、基本特徴量算出部13と、再現パラメータ決定部14と、視認性再現部15とを備える。ここで、領域凝集度算出部11及び視認性再現部15については、第1の実施の形態と同じなので説明を省略し、以下では、基本特徴量算出部13及び再現パラメータ決定部14についてのみ説明する。
図16は、本発明の第3の実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を表すブロック図である。図示するように、本実施の形態における画像処理装置10は、暗部ノイズ度算出部12と、再現パラメータ決定部14と、視認性再現部15とを備える。ここで、視認性再現部15については、第1の実施の形態と同じなので説明を省略し、以下では暗部ノイズ度算出部12及び再現パラメータ決定部14についてのみ説明する。
図6及び図7の風景画像における暗部平坦領域(ここでは、暗部領域のうち最も平坦な階層における領域とする)を用いて説明する。図6では、木の部分が、暗部平坦領域であり、図7では、建物の部分が、暗部平坦領域である。この例では、図6よりも図7の方が暗部平坦領域の面積が大きい。そこで、図6よりも図7の方が、再現パラメータの強度を弱めるべき画像と判断される。
第2の方法では、暗部ノイズ度算出部12が算出した暗部ノイズ度と、再現パラメータと暗部ノイズ度とが紐付いた再現特性とを用いて、再現パラメータを決定する。ここで、再現パラメータと暗部ノイズ度とが紐付いた再現特性とは、暗部ノイズ度が高いほど再現パラメータは低くなるような特性であり、予め実施した官能評価実験等で決定した特性とする。例えば、再現特性が図19に示すようなロジスティック関数であるとすると、再現パラメータαは暗部ノイズ度Nを用いて以下の式で求められる。
第1の方法及び第2の方法では、最も平坦な階層における暗部領域の面積を用いて再現パラメータを決定したが、第3の方法では、複数の平坦度合いに対応する階層における暗部領域の面積を用いて再現パラメータを決定する。具体的には、n個の平坦度合いにそれぞれ対応するn個の階層画像の各階層画像における特徴量である暗部領域の面積をNiとする(i=1,2,3,…,n)。そして、各階層画像における暗部領域の面積を統合した特徴量Ntotalは、各階層画像の重みをciとすると、以下の式で表される(i=1,2,3,…,n)。
図23は、本発明の第4の実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を表すブロック図である。図示するように、本実施の形態における画像処理装置10は、暗部ノイズ度算出部12と、基本特徴量算出部13と、再現パラメータ決定部14と、視認性再現部15とを備える。ここで、視認性再現部15については、第1の実施の形態と同じであり、基本特徴量算出部13については、第2の実施の形態と同じであり、暗部ノイズ度算出部12については、第3の実施の形態と同じなので説明を省略し、以下では、再現パラメータ決定部14についてのみ説明する。
図24は、本発明の第5の実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を表すブロック図である。図示するように、本実施の形態における画像処理装置10は、領域凝集度算出部11と、暗部ノイズ度算出部12と、基本特徴量算出部13と、再現パラメータ決定部14と、視認性再現部15とを備える。ここで、領域凝集度算出部11及び視認性再現部15については、第1の実施の形態と同じであり、基本特徴量算出部13については、第2の実施の形態と同じであり、暗部ノイズ度算出部12については、第3の実施の形態と同じなので説明を省略し、以下では、再現パラメータ決定部14についてのみ説明する。
図25は、本発明の第6の実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を表すブロック図である。図示するように、本実施の形態における画像処理装置10は、色変換部21と、視認性解析再現部23と、色逆変換部24とを備える。この第6の実施の形態は、第1乃至第5の実施の形態をカラー画像に適用した場合の実施の形態である。
本実施の形態では、色変換手段が行う色変換とは逆の変換を行う色逆変換手段の一例として、色逆変換部24を設けている。
図26は、本発明の第7の実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を表すブロック図である。図示するように、本実施の形態における画像処理装置10は、色変換部21と、解析輝度画像生成部22と、視認性解析再現部23と、色逆変換部24とを備える。ここで、色変換部21及び色逆変換部24については、第6の実施の形態と同じなので説明を省略し、以下では、解析輝度画像生成部22及び視認性解析再現部23についてのみ説明する。
本実施の形態における画像処理装置10は、例えばPCにインストールされた画像処理ソフトウェアとしても実現され得るが、典型的には、画像読取り及び画像形成を行う画像処理装置10として実現される。
Claims (11)
- 輝度画像における特定明度領域の分布及び暗部平坦領域の大きさの少なくとも何れか一方に関する特性を示す特性情報を取得する特性情報取得手段と、
前記特性情報に基づいて、前記輝度画像の画質に影響を与える特定の成分の強調度合いを示す強調度合い情報を生成する強調度合い情報生成手段と、
前記輝度画像の前記特定の成分が前記強調度合い情報により示される強調度合いで強調されるように再現された輝度再現画像を生成する輝度再現画像生成手段と
を備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における暗部領域の凝集度合いを示す凝集度合い情報を、当該輝度画像における特定明度領域の分布に関する特性を示す前記特性情報として取得し、
前記強調度合い情報生成手段は、前記凝集度合い情報により示される凝集度合いが高いほど、前記強調度合い情報により示される強調度合いが高くなるように又は低くなるように、当該強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における暗部領域の凝集度合いを示す凝集度合い情報を、当該輝度画像における特定明度領域の分布に関する特性を示す前記特性情報として取得し、
前記強調度合い情報生成手段は、前記凝集度合い情報により示される凝集度合いが高いほど、前記強調度合い情報により示される強調度合いが高くなるように又は低くなるように、当該凝集度合いと当該強調度合いとを紐付けた関数を用いて、当該強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における複数の明度の各明度の領域の凝集度合いを示す凝集度合い情報を、当該輝度画像における特定明度領域の分布に関する特性を示す前記特性情報として取得し、
前記強調度合い情報生成手段は、前記凝集度合い情報と、前記複数の明度の各明度の重みとに基づいて、前記強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記強調度合い情報生成手段は、前記複数の明度の各明度の重みとして、明度が低いほど高くなる重みを用いることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における暗部平坦領域の広がり度合いを示す広がり度合い情報を、当該輝度画像における暗部平坦領域の大きさに関する特性を示す前記特性情報として取得し、
前記強調度合い情報生成手段は、前記広がり度合い情報により示される広がり度合いが高いほど、前記強調度合い情報により示される強調度合いが低くなるように、当該強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における暗部平坦領域の広がり度合いを示す広がり度合い情報を、当該輝度画像における暗部平坦領域の大きさに関する特性を示す前記特性情報として取得し、
前記強調度合い情報生成手段は、前記広がり度合い情報により示される広がり度合いが高いほど、前記強調度合い情報により示される強調度合いが低くなるように、当該広がり度合いと当該強調度合いとを紐付けた関数を用いて、当該強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記特性情報取得手段は、前記輝度画像における複数の平坦度の各平坦度の領域のうちの暗部領域の広がり度合いを示す広がり度合い情報を、当該輝度画像における暗部平坦領域の大きさに関する特性を示す前記特性情報として取得し、
前記強調度合い情報生成手段は、前記広がり度合い情報と、前記複数の平坦度の各平坦度の重みとに基づいて、前記強調度合い情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記強調度合い情報生成手段は、前記複数の平坦度の各平坦度の重みとして、平坦度が高いほど高くなる重みを用いることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
- 原画像から、当該原画像の輝度成分を画素値とする第1の輝度画像を生成する輝度画像生成手段と、
前記原画像を、当該原画像の輝度成分を画素値とする第2の輝度画像及び当該原画像の色度成分を画素値とする色度画像に変換する色変換を行う色変換手段と、
前記輝度再現画像及び前記色度画像に対して、前記色変換手段が行う色変換とは逆の変換を行う色逆変換手段と
を備え、
前記特性情報取得手段は、前記第1の輝度画像における特定明度領域の分布及び暗部平坦領域の大きさの少なくとも何れか一方に関する特性を示す前記特性情報を取得し、
前記輝度再現画像生成手段は、前記第2の輝度画像の前記特定の成分が前記強調度合い情報により示される強調度合いで強調されるように再現された前記輝度再現画像を生成することを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の画像処理装置。 - コンピュータに、
輝度画像における特定明度領域の分布及び暗部平坦領域の大きさの少なくとも何れか一方に関する特性を示す特性情報を取得する機能と、
前記特性情報に基づいて、前記輝度画像の画質に影響を与える特定の成分の強調度合いを示す強調度合い情報を生成する機能と、
前記輝度画像の前記特定の成分が前記強調度合い情報により示される強調度合いで強調されるように再現された輝度再現画像を生成する機能と
を実現させるためのプログラム。
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