JP2015226216A - 医療用画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドバイサイド方式の3D画像と2D画像とを合成して記録した場合でも、確実に再生することができる。
【解決手段】 医療用画像記録装置は、入力された2系統の画像が3D画像であるか2D画像であるかを検出する信号検出部と、前記信号検出部によって3D画像と判定された画像を疑似2D画像に変換する変換処理及び前記信号検出部によって2D画像と判定された画像を疑似3D画像に変換する変換処理の少なくとも一方の変換処理が可能なフォーマット変換部と、前記フォーマット変換部の変換処理を制御することで、前記フォーマット変換部から2D画像と疑似2D画像を出力させるか又は前記フォーマット変換部から3D画像と疑似3D画像を出力させる制御部と、前記フォーマット変換部からの2つの画像を合成して合成画像を出力する画面合成演算部と、前記合成画像を記録する記録部とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、3D画像と2D画像とを合成出力可能な医療用画像記録装置に関する。
近年、手術等の医療行為に際して術部を観察するための内視鏡や手術用顕微鏡等の医療用観察装置が普及している。特に外科分野においては、観察画像を立体的に表示可能な立体(3D)内視鏡等の医療用立体観察システムを用いた手技も普及しつつある。このような手技は、教育用或いは証拠画像用として記録されることがあり、内視鏡等によって取得された医療画像を記録する記録装置も採用されている。
例えば、症例中の重要な解剖シーンについては、記録画像を学会や院内カンファレンスで共有して、若手ドクターらの教育に活用することができる。このような目的のために、記録された医療画像を再生して、編集作業が行われることもある。
3D内視鏡によって取得された3Dの医療画像を、例えば、サイドバイサイド方式で伝送、記録する方法がある。サイドバイサイド方式は、3D放送に採用されており、画面左半分に対応する領域に左目用の画像(左画像)を配置し、画面右半分に対応する領域に右目用の画像(右画像)を配置して、2D映像信号と同様のフォーマットによって3D映像信号を伝送するものである。例えば、左右の画像は、それぞれ960×1080に圧縮された後合成されて記録される。3D対応のモニタでは、これらの左右画像を水平方向に伸張した後、適宜の方式で左右画像をそれぞれ視聴者の左右の目に見させることで立体視を可能にする。
ところで、近年、外科用の3D硬性内視鏡と、2D軟性内視鏡とを組み合わせた手技が採用されることがある。3D画像は奥行きを表示することができるので、2D内視鏡画像と3D内視鏡画像の両方を利用することで、病変部の同定及び処置を容易にすることが可能である。
なお、特許文献1には、立体電子内視鏡装置において処置具が存在する至近距離領域の表示が立体視の妨げとならないように、至近領域ではメモリ制御回路の読出し制御により2D映像をその他の領域では3D映像を表示するようにした技術が開示されている。
特開平6−261341号公報
ところで、2つの内視鏡を利用した手技の症例を記録する場合には、各内視鏡画像同士の関係が明瞭となるように、2つの画像同士を合成して記録することが考えられる。例えば、一方の画像を親画像とし他方の画像を子画像としたPIP(ピクチャインピクチャ)方式、両方の画像を画面の左右に配置するPOP(ピクチャアウトピクチャ)方式の合成画像を記録するのである。
しかしながら、サイドバイサイド方式の3D画像と2D画像とをPIP方式又はPOP方式で合成して記録すると、映像フォーマットの相違によって、再生時に正しく再生することができないことがあるという問題があった。なお、3Dモニタを利用することができない環境下では、そもそも正しい再生は不可能である。
本発明は、サイドバイサイド方式の3D画像と2D画像とを合成して記録した場合でも、確実に再生することができる医療用画像記録装置を提供することを目的とする。
本発明に係る医療用画像記録装置は、入力された2系統の画像が3D画像であるか2D画像であるかを検出する信号検出部と、前記信号検出部によって3D画像と判定された画像を疑似2D画像に変換する変換処理及び前記信号検出部によって2D画像と判定された画像を疑似3D画像に変換する変換処理の少なくとも一方の変換処理が可能なフォーマット変換部と、前記フォーマット変換部の変換処理を制御することで、前記フォーマット変換部から2D画像と疑似2D画像を出力させるか又は前記フォーマット変換部から3D画像と疑似3D画像を出力させる制御部と、前記フォーマット変換部からの2つの画像を合成して合成画像を出力する画面合成演算部と、前記合成画像を記録する記録部とを具備する。
本発明によれば、サイドバイサイド方式の3D画像と2D画像とを合成して記録した場合でも、確実に再生することができるという効果を有する。
本発明の第1の実施の形態に係る医療用画像記録装置を示すブロック図。 内視鏡システムの全体構成を示す外観図。 再生を説明するための説明図。 再生を説明するための説明図。 第1の実施の形態の動作を説明するための説明図。 3Dミキサ5からのサイドバイサイド画像を説明するための説明図。 フォーマット変換部27,28の疑似2D画像化を説明するための説明図。 フォーマット変換部27,28の疑似3D画像化を説明するための説明図。 合成処理を説明するための説明図。 合成処理を説明するための説明図。 合成処理を説明するための説明図。 合成処理を説明するための説明図。 合成処理を説明するための説明図。 本発明の第2の実施の形態に採用される信号フォーマットの判断フローを示すフローチャート。 マスク領域を説明するための説明図。 画像特徴の検出を説明するための説明図 16中のステップS2における色域成分分析の具体的な処理の一例を示すフローチャート。 サンプリングポイントを説明するための説明図。 色域チャートにプロットした様子を示す説明図である。 図16中のエッジ成分分析の具体的な処理の一例を示すフローチャート。 左右マスク領域41L,41Rから抽出した輪郭線60L,60Rを示す説明図。 座標位置を説明するための説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る医療用画像記録装置を示すブロック図である。本実施の形態は、医療用画像記録装置を、3D内視鏡、2D内視鏡からの画像を処理する各ビデオプロセッサを有する内視鏡システムに適用したものである。図2は内視鏡システムの全体構成を示す外観図である。
先ず、図3及び図4の説明図を参照して、サイドバイサイド方式の3D画像と2D画像とをPIP方式又はPOP方式にて合成して記録した場合において、どのような再生が行われるかについて説明する。合成の仕方としては、3D画像を親画像とするPIP方式、2D画像を親画像とするPIP方式、3D画像を例えば画面左側に配置するPOP方式及び3D画像を例えば画面右側に配置するPOP方式の4種類が考えられる。これらの4種類のうち唯一再生が可能なPIP方式を図3に示す。また、図4はPOP方式を示している。
図3(a)は3D画像が親画像であるPIP方式の合成画像を示している。画面左側には3D画像を構成する左画像3DLPが配置され、画面右側には3D画像を構成する右画像3DRPが配置される。右画像3DRPの一部の領域には、2D画像2DCが子画面で配置される。
図3(a)に示す合成画像を再生して3Dモニタにおいて観察するものとする。例えば、3Dモニタが、奇数フィールドにおいてサイドバイサイド方式の画面左側の画像を表示し、偶数フィールドにおいて画面右側の画像を表示するものとする。図3(b)は奇数フィールドにおける画像を示し、図3(c)は偶数フィールドにおける画像を示している。
図3(b)の画像は、図3(a)の左画像3DLPを水平方向に2倍に伸張したものであり、3D画像に基づく親画像である。また、図3(c)の画像は、図3(a)の右画像3DRPを水平方向に2倍に伸張した3D画像に基づく親画像の画像部分と、2D画像に基づく子画像2DCの画像部分とを含む。3D画像については、立体視が可能である。2D画像については偶数フィールドのみしか表示されないが、2D画像の確認は可能である。
一方、図4(a)は画面左側に3D画像を、画面右側に2D画像を配置したPOP方式の合成画像を示している。画面左側には3D画像を構成する左画像3DLL及び右画像3DRLが配置される。また、画面右側には、2D画像2DRが配置される。
図4(a)に示す合成画像を再生して3Dモニタにおいて観察するものとする。例えば、3Dモニタが、奇数フィールドにおいてサイドバイサイド方式の画面左側の画像を表示し、偶数フィールドにおいて画面右側の画像を表示するものとする。図4(b)は奇数フィールドにおける画像を示し、図4(c)は偶数フィールドにおける画像を示している。
図4(b)の画像は、図4(a)の左画像3DLL,3DRLを水平方向に2倍に伸張したものである。本来、奇数フィールドと偶数フィールドとで別々に表示されるべき2つの画像3DLL,3DRLは、1画面内の左右に表示されている。また、図4(c)の画像は、図4(a)の2D画像を水平方向に伸張したものである。即ち、図4(b),(c)の例では、左右に並んで表示される3D画像と、2D画像とがフィールド毎に交互に表示されることになり、視聴者は画像を正しく認識することはできない。
なお、2D画像を親画像としサイドバイサイド方式の3D画像を子画像としたPIP方式の合成画像についても正しく再生することはできず、また、画面左側に2D画像を配置し画面右側にサイドバイサイド方式の3D画像を配置したPOP方式の合成画像についても正しく再生することはできない。
このように、サイドバイサイド方式の3D画像と2D画像とをPIP方式又はPOP方式で合成した合成画像については、正しく再生することができないことがある。そこで、本実施の形態においては、サイドバイサイド方式の3D画像と2D画像とを合成する場合には、サイドバイサイド方式の3D画像を疑似2D画像化した後2D画像と合成するか、又は2D画像を疑似3D画像化した後サイドバイサイド方式の3D画像と合成する。
図2において、2台のカート39,40が例えば図示しない手術室に配置されている。一方のカート40には、図示しない2D内視鏡等の観察装置からの画像を処理するプロセッサ15、内視鏡に光を供給する光源装置33及びモニタ37等が載置されている。プロセッサ15は、図示しないケーブルを介して内視鏡に接続されるようになっており、内視鏡からの画像を処理して画像信号を図示しないケーブルを介してモニタ37に供給することがでるようになっている。これにより、モニタ37の表示画面上には、2D内視鏡からの観察画像が表示される。
一方、カート39には、図示しない3D内視鏡等の観察装置からの左右画像をそれぞれ処理するプロセッサ3,4、プロセッサ3,4の出力を映像信号に変換する3Dミキサ5、3D内視鏡に光を供給する光源装置34、モニタ7及び医療用画像記録装置21等が載置されている。医療用画像記録装置21には、3Dミキサ5の出力が与えられると共に、ケーブル36を介してプロセッサ15の出力も与えられる。
図1の内視鏡システム1の医療用画像記録装置21には、2系統の医療用画像がそれぞれインタフェース(以下、I/Fという)I/F22,23に入力される。I/F22には3D画像に基づくサイドバイサイド方式の3D画像が入力され、I/F23には2D画像が入力される。3D画像は入力装置2によって生成される。なお、3D画像をI/F23に与え、2D画像をI/F22に与えるようにしてもよい。
入力装置2は、3Dによる内視鏡画像を出力可能な例えば3D内視鏡によって構成され、撮像して得た左画像及び右画像をそれぞれ内視鏡プロセッサ3,4に出力する。内視鏡プロセッサ3,4は、それぞれ入力された左画像、右画像に所定の画像処理を施して、3Dミキサ5に出力する。3Dミキサ5は、入力された左画像及び右画像をサイドバイサイド(Side by Side)方式の3Dフォーマットの画像に変換してI/F22及びモニタ7に出力する。
また、内視鏡プロセッサ3には図示しない入力装置が設けられており、オペレータは、この入力装置によって患者名や患者ID等の患者情報を入力することができるようになっている。これらの情報は、3Dミキサ5を介してモニタ7に供給されると共に、医療用画像記録装置21のI/F24に供給されるようになっている。
モニタ7は、3Dミキサ5からの3D画像を画面上に表示することができるようになっている。図1の例では、モニタ7の画面右側の領域11及び左側の領域8〜10に、夫々3Dの内視鏡画像、患者名、患者ID及び検査情報が表示されることを示している。
医療用画像記録装置21のI/F22,23に入力されたサイドバイサイド方式の3D画像及び2D画像はそれぞれ信号検出部25,26に供給される。また、I/F24は、内視鏡プロセッサ3からの患者情報及び制御情報等を取り込んで、制御部30に出力する。
信号検出部25,26は、信号フォーマットの判別を行って判別結果を制御部30に出力する。即ち、信号検出部25,26は、入力された画像がサイドバイサイド方式の3D画像であるか2D画像であるかを判別する。信号検出部25,26は、入力画像にサイドバイサイド方式の3D画像であることを示す識別信号が挿入されている場合には、この識別信号によってサイドバイサイド方式の3D画像であることを判別し、識別信号が挿入されていない場合には2D画像であるものと判別する。また、信号検出部25,26は、入力された画像のいずれにも識別信号が挿入されていない場合には、サイドバイサイド方式の画像特徴を利用して3画像と2D画像との判別を行う。例えば、信号検出部25,26は、入力された画像の左側の画像部分と右側の画像部分との一致比較によって、サイドバイサイド方式の3D画像であるか否かを判別することができる。
信号検出部25,26によってフォーマットがそれぞれ判別された各入力画像は、それぞれフォーマット変換部27,28に供給される。フォーマット変換部27,28は、制御部30に制御されて、サイドバイサイド方式の3D画像を疑似2D画像に変換する疑似2D画像化を行うか又は2D画像をサイドバイサイド方式の疑似3D画像に変換する疑似3D画像化を行う。
制御部30は、図示しない入力部に対するユーザ操作に基づいて、又は予め設定された設定情報に基づいて、フォーマット変換部27,28を制御することで、フォーマット変換部27,28のいずれか一方を動作させて、フォーマット変換部27,28から3D画像及び疑似3D画像を出力させるか、又は疑似2D画像及び2D画像を出力させる。即ち、フォーマット変換部27,28からは、いずれも3D画像が出力されるか又はいずれも2D画像が出力される。フォーマット変換部27,28の出力は画面合成演算部31に与えられる。
画面合成演算部31は、制御部30に制御されて、2入力の一方を親画像とし他方を子画像とするPIP方式で2入力を合成するか、又は2入力を画面左右に配置するPOP方式で2入力を合成する。制御部30は、図示しない入力部に対するユーザ操作に基づいて、又は予め設定された設定情報に基づいて、画面合成演算部31の合成方法を制御する。
画面合成演算部31からの合成画像は記録処理部32に与えられる。記録処理部32は、制御部30に制御されて、入力された合成画像を内蔵ハードディスク(HDD)33に与えて記録させる。また、記録処理部32は、外部メディア35に対して合成画像を出力して記録させることもできる。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図5乃至図13を参照して説明する。図5はプロセッサ3,4,15の出力を説明するための説明図である。
内視鏡プロセッサ3,4には、入力装置2から3D内視鏡によって撮像されて得られた3D画像の左画像及び右画像がそれぞれ入力される。内視鏡プロセッサ3,4は入力された画像を画像処理した後それぞれ左画像及び右画像を3Dミキサ5に出力する。図5(a),(b)は内視鏡プロセッサ3,4から出力される左画像3DL及び右画像3DRを示している。また、内視鏡プロセッサ2は、図示しない2D内視鏡によって撮像されて得られた2D画像を画像処理して出力する。図5(c)は内視鏡プロセッサ2から出力される2D画像2Dを示している。例えば、画像3DL,3DR,2Dは、いずれもハイビジョン画質であり、例えば、1920×1080画素の解像度を有する。
図6は3Dミキサ5からのサイドバイサイド画像を説明するための説明図である。図6に示すように、3Dミキサ5は、左画像3DLを水平方向に1/2に圧縮した画像3DLLを画面左側に配置し、右画像3DRを水平方向に1/2に圧縮した画像3DRRを画面右側に配置して、サイドバイサイド方式の3D画像3DSSを得る。
3Dミキサ5からの3D画像3DSSは、I/F22を介して信号検出部25に供給され、内視鏡プロセッサ15からの2D画像2Dは、I/F23を介して信号検出部26に供給される。信号検出部25は、入力された画像がサイドバイサイド方式の3D画像であることを判別して判別結果を制御部30に出力する。また、信号検出部26は、入力された画像が2D画像であることを判別して判別結果を制御部30に出力する。
信号検出部25,26によってフォーマットが判別された画像はそれぞれフォーマット変換部27,28に供給される。フォーマット変換部27,28は、制御部30に制御されてフォーマット変換を行う。
本実施の形態においては、制御部30は、ユーザ操作又は設定情報に基づいて、3D画像を疑似2D画像化させるか、又は2D画像を疑似3D画像化させる。図7及び図8はそれぞれフォーマット変換部27,28の疑似2D画像化及び疑似3D画像化を説明するための説明図である。
フォーマット変換部27,28は、サイドバイサイド方式の3D画像3DSSを疑似2D画像化する場合には、図7に示すように、例えば、左画像3DLL又は右画像3DRRの一方の画像を用いて、2D画像2DPHを得る。フォーマット変換部27,28は、一般的なスケーリング処理によって、2D画像2DPHを水平方向に2倍に伸張して、疑似2D画像2DPを得る。
また、フォーマット変換部27,28は、2D画像をサイドバイサイド方式の疑似3D画像化する場合には、図8に示すように、一般的なスケーリング処理によって、2D画像2Dを水平方向に1/2倍に圧縮した2D画像2DHを得る。フォーマット変換部27,28は、2D画像2DHを画面の左右にそれぞれ左画像3DPL、右画像3DPRとして配置する。この場合には、フォーマット変換部27,28は、所定の視差が発生するように、左画像3DPL、右画像3DPRの水平位置をずらす。なお、フォーマット変換部27,28は、3D画像3DSSの視差を検出して、3D画像3DSSの視差に応じて疑似3D画像3DPの視差を設定するようにしてもよい。また、フォーマット変換部27,28は、公知の手法によって、2D画像2DHの画像の各部の奥行きを推定して、画像の各部をシフトさせることで、左画像3DPL、右画像3DPRを生成してもよい。こうして、疑似3D画像3DPが得られる。
フォーマット変換部27,28からは、3D画像3DSSと疑似3D画像3DPとが出力されるか、又は、2D画像2Dと疑似2D画像2DPが出力されて画面合成演算部31に与えられる。画面合成演算部31は、制御部30に制御されて、これらの2入力をPIP方式又はPOP方式で合成して合成画像を得る。
次に、図9乃至図13を参照して合成処理を説明する。図9乃至図13は合成処理を説明するための説明図である。
(3D画像によるPIP)
図9及び図10は3D画像3DSSを親画像とし、疑似3D画像3DPを子画像とするPIP方式の合成画像の生成を説明するためのものである。
いま、制御部30によって3D画像によるPIP方式の画像合成が指示されるものとする。この場合には、2D画像2Dが入力されたフォーマット変換部28において、疑似3D画像化が行われる。図9の左側は医療用画像記録装置21に入力される3D画像3DSS及び2D画像2Dを示している。フォーマット変換部28によって、図9の中央に示すように、2D画像は、左画像3DPL及び右画像3DPRからなるサイドバイサイド方式の疑似3D画像3DPに変換される。即ち、この場合には、画面合成演算部31には、3D画像3DSSと疑似3D画像3DPとが入力される。
図10はPIP方式の子画像とする2D画像に着目した処理を示している。
図10では、上段において、入力された2D画像2Dがスケーリング処理によって2D画像2DHに変換され、疑似3D画像化によって左画像3DPL及び右画像3DPRからなる疑似3D画像3DPに変換されることを示している。更に、画面合成演算部31では、一般的なスケーリング処理によって、左画像3DPL及び右画像3DPRを縮小すると共に、表示位置を変更する。図9及び図10の例では、子画面を画面右下に配置する例を示している。こうして、画面合成演算部31は、子画面に表示する左縮小画像3DPLS及び右縮小画像3DPRSを生成する。画面合成演算部31は、左画像3DLLの画面右下の位置に左縮小画像3DPLSを配置し、右画像3DRRの画面右下の位置に右縮小画像3DPRSを配置して、図9及び図10に示す合成画像3DPIPを生成する。
この合成画像3DPIPは、記録処理部32に与えられて、内蔵HDD33や外部メディア35等に記録される。
こうして記録された合成画像3DPIPを再生して3Dモニタに与えると、例えば、奇数フィールドにおいて左縮小画像3DPLSを子画面とする左画像3DLLが表示され、偶数フィールドにおいて右縮小画像3DPRSを子画面とする右画像3DRRが表示される。視聴者は、左画像3DLL及び右画像3DRRによって視差を有する立体親画像を見ることができると共に、左縮小画像3DPLS及び右縮小画像3DPRSによって視差を有する立体子画像を見ることができる。
(3D画像によるPOP)
図11は3D画像3DSSを画面左側に配置し、疑似3D画像3DPを画面右側に配置するPOP方式の合成画像の生成を説明するためのものである。
いま、制御部30によって3D画像によるPOP方式の画像合成が指示されるものとする。この場合には、2D画像2Dが入力されたフォーマット変換部28において、疑似3D画像化が行われる。図11の左側は医療用画像記録装置21に入力される3D画像3DSS及び2D画像2Dを示している。フォーマット変換部28によって、図11の中央に示すように、2D画像は、左画像3DPL及び右画像3DPRからなるサイドバイサイド方式の疑似3D画像3DPに変換される。即ち、この場合には、画面合成演算部31には、3D画像3DSSと疑似3D画像3DPとが入力される。
画面合成演算部31では、一般的なスケーリング処理によって、3D画像3DSSの左画像3DLL及び右画像3DRRを縮小すると共に、表示位置を変更して、画面左側に表示する縮小画像3DLLS,3DRRSを生成する。また、画面合成演算部31は、疑似3D画像3DPの左画像3DPL及び右画像3DPRを縮小すると共に、表示位置を変更して、画面右側に表示する縮小画像3DPLS,3DPRSを生成する。こうして、図11に示す合成画像3DPOPを生成する。この合成画像3DPOPは、記録処理部32に与えられて、内蔵HDD33や外部メディア35等に記録される。
こうして記録された合成画像3DPOPを再生して3Dモニタに与えると、例えば、奇数フィールドにおいて画面左側に縮小画像3DLLSを水へ方向に2倍に伸張した画像、画面右側に縮小画像3DPLSを水平方向に2倍に伸張した画像が表示され、偶数フィールドにおいて画面左側に縮小画像3DRRSを2倍に伸張した画像、画面右側に縮小画像3DPRSを水平方向に2倍に伸張した画像が表示される。視聴者は、これらの縮小画像3DLLS,3DRRSに基づく画像によって入力3D画像に基づく視差を有する立体画像を見ることができると共に、縮小画像3DPLS,3DPRSに基づく画像によって入力2D画像に基づく視差を有する立体画像を見ることができる。
(2D画像によるPIP)
図12は疑似2D画像2DPを親画像とし、2D画像2Dを子画像とするPIP方式の合成画像の生成を説明するためのものである。
いま、制御部30によって2D画像によるPIP方式の画像合成が指示されるものとする。この場合には、3D画像3DSSが入力されたフォーマット変換部27において、疑似2D画像化が行われる。図12の左側は医療用画像記録装置21に入力される3D画像3DSS及び2D画像2Dを示している。フォーマット変換部27によって、図12の中央に示すように、3D画像は、疑似2D画像2DPに変換される。即ち、この場合には、画面合成演算部31には、疑似2D画像2DPと2D画像2Dとが入力される。
画面合成演算部31では、一般的なスケーリング処理によって、2D画像2Dを縮小すると共に、表示位置を変更する。図12の例では、子画面を画面右下に配置する例を示している。こうして、画面合成演算部31は、子画面に表示する縮小画像2DSを生成する。画面合成演算部31は、疑似2D画像2DPの画面右下の位置に縮小画像2DSを配置した合成画像2DPIPを生成する。この合成画像2DPIPは、記録処理部32に与えられて、内蔵HDD33や外部メディア35等に記録される。
こうして記録された合成画像2DPIPを再生して3Dモニタに与えると、例えば、奇数及び偶数フィールドにおいて疑似2D画像2DPを親画像とし、縮小画像2DSを子画像とするPIP方式の表示が行われる。
(2D画像によるPOP)
図13は疑似2D画像2DPと、2D画像2DとによるPOP方式の合成画像の生成を説明するためのものである。
いま、制御部30によって2D画像によるPOP方式の画像合成が指示されるものとする。この場合には、3D画像3DSSが入力されたフォーマット変換部27において、疑似2D画像化が行われる。図13の左側は医療用画像記録装置21に入力される3D画像3DSS及び2D画像2Dを示している。フォーマット変換部27によって、図13の中央に示すように、3D画像は、疑似2D画像2DPに変換される。即ち、この場合には、画面合成演算部31には、疑似2D画像2DPと2D画像2Dとが入力される。
画面合成演算部31では、一般的なスケーリング処理によって、疑似2D画像2DPを縮小すると共に2D画像2Dを縮小して、表示位置を変更する。図13の例では、画面左側に縮小した疑似2D画像2DPLを配置し、画面右側に縮小した2D画像2DRを配置する例を示している。こうして、画面合成演算部31は、図13に示す合成画像2DPOPを生成する。この合成画像2DPOPは、記録処理部32に与えられて、内蔵HDD33や外部メディア35等に記録される。
こうして記録された合成画像2DPOPを再生して3Dモニタに与えると、例えば、奇数及び偶数フィールドにおいて、画面左側に縮小した疑似2D画像2DPLを配置し、画面右側に縮小した2D画像2DRを配置したPOP方式の表示が行われる。
このように本実施の形態においては、サイドバイサイド方式の3D画像と2D画像とが入力された場合には、3D画像を疑似2D画像化するか又は2D画像を疑似3D画像化することによって、2つの入力画像をいずれも3D画像として合成するか又はいずれも2D画像として合成するようになっている。いずれも3D画像としてPIP又はPOP方式で合成した場合には、合成画像を再生して3Dモニタによって視聴すると、入力3D画像と入力2D画像とに基づくPIP又はPOP方式の表示によって、画像が破綻することなく両方の画像の立体視が可能である。また、いずれも2D画像としてPIP又はPOP方式で合成した場合には、合成画像を再生して2Dモニタによって視聴すると、入力3D画像と入力2D画像とに基づくPIP又はPOP方式の表示によって、画像の確実な2D表示が可能である。ユーザの再生環境に応じて、2D画像による合成を行うか又は3D画像による合成を行うことで、ユーザは、自分の環境において、記録された合成画像の再生及び編集作業等行うことが可能である。
(第2の実施の形態)
図14は本発明の第2の実施の形態に採用される信号フォーマットの判断フローを示すフローチャートである。
第1の実施の形態においては、識別信号を用いて、又は、画像の画面左側の画像特徴と画面右側の画像特徴との比較によって、サイドバイサイド方式の3D画像であるか否かを判定した。本実施の形態は、信号検出部25,26が、識別信号が挿入されていない場合において、サイドバイサイド方式の3D画像を確実に検出する図14のフローチャートを採用する点が第1の実施の形態と異なるのみである。
信号検出部25,26は、サイドバイサイド方式の3D画像であるか否かの判定のためにマスク領域を設定する。図15はマスク領域を説明するための説明図である。信号検出部25,26は、入力された画像を左右に2分割し、分割した各領域中の対応する位置に同一サイズの領域を設定する。例えば、画面左側の領域の左上の領域をマスク領域41Lに設定すると共に、画面右側の領域の左上の領域をマスク領域41Rに設定する。図15の例は、入力画像が3D画像3DSSである場合のマスク領域41L,41Rを示している。この場合には、マスク領域41L,41Rの画像は、同一被写体についての撮像画像の画像部分であり、視差に応じてずれが生じているが、画像特徴は類似している。本実施の形態においては、マスク領域41L,41Rにおける画像特徴の比較を図14のフローに従って行う。
図16は画像特徴の検出を説明するための説明図である。なお、図16、図18及び図19は、実際にはカラー画像である。図16は硬性内視鏡を用いた処置の様子を示す3D画像であり、図16の左上に示すように、この3D画像の左画像3DLL及び右画像3DRRには、臓器に基づく画像45L,45R及び臓器に対する処置を行うための処置具の画像46L,46R及び別の処置具の画像47L,47Rがそれぞれ写されている。
図16の右上は四角で囲って、左画像3DLLの左上にマスク領域41Lを設定し、右画像3DRRの左上にマスク領域41Rを設定したことを示している。図14のステップS1においては、信号検出部25,26は、マスク領域の画像解析を開始する。信号検出部25,26は、ステップS2において、図16の左下に示すマスク領域41L,41Rの色域成分分析を行う。
図17は16中のステップS2における色域成分分析の具体的な処理の一例を示すフローチャートである。図17のステップS11において、信号検出部25,26は、左右のマスク領域41L,41R内に相互に同一座標のサンプリングポイントを設定する。図18はサンプリングポイントを説明するための説明図である。図18のマスク領域41L,41R中の丸印はサンプリングポイントを示しており、図18では各マスク領域41L,41Rの左端を基準にして、同一座標の5×5のポイントをサンプリングポイントに設定した例を示している。
信号検出部25,26は、ステップS12において、左側のマスク領域41Lの各サンプリングポイントにおけるRGB値を算出する。次に、信号検出部25,26は、ステップS12において求めた各サンプリングポイントにおけるRGB値を色域チャートにプロットする(ステップS13)。
同様に、信号検出部25,26は、ステップS14において、右側のマスク領域41Rの各サンプリングポイントにおけるRGB値を算出する。次に、信号検出部25,26は、ステップS14において求めた各サンプリングポイントにおけるRGB値を色域チャートにプロットする(ステップS15)。
図19は色域チャートにプロットした様子を示す説明図である。図19(a)はマスク領域41Lに対応した色域チャート50Lを示し、図19(b)はマスク領域41Rに対応した色域チャート50Rを示している。図19(a),(b)の色域チャート50L,50R上の領域51L,51Rは、それぞれステップS13,S15においてプロットした点を含む領域を示している。
信号検出部25,26は、ステップS16において、色域チャート50L,50Rにプロットした領域51L,51Rを比較する。即ち、マスク領域41L,41Rについて、色の座標値及び閾値の広さが相互に比較される。プロットした領域51L,51Rの位置、形状及びサイズが略一致している場合には、マスク領域41L,41Rは、それぞれ3D画像の左右画像の対応する画像部分の画像である可能性が高いと考えられる。信号検出部25,26は、色域チャート50L,50Rにプロットした領域51L,51Rの一致の度合いを一致率として算出する。例えば、信号検出部25,26は、プロットした領域51L,51Rのうち一致した部分の面積の比率を一致率としてもよい。
次に、信号検出部25,26は、図14のステップS3において、マスク領域41L,41R内の画像のエッジ成分分析を行う。図16の右下は、マスク領域41L,41R中におけるエッジ部分と考えられる部分53L,53Rを示している。
図20は図16中のエッジ成分分析の具体的な処理の一例を示すフローチャートである。図20のステップS21において、信号検出部25,26は、左右のマスク領域41L,41Rをモノクロ画像に変換する。次に、信号検出部25,26は、ステップS22において、変換したモノクロ画像から、左右マスク領域41L,41Rに描写されている輪郭線を抽出する。
図21は左右マスク領域41L,41Rから抽出した輪郭線60L,60Rを示す説明図である。信号検出部25,26は、次のステップS23において、左右マスク領域41L,41R内から抽出した輪郭線60L,60Rをオーバーレイし、輪郭線60L,60Rの座標位置の一致を比較する。これにより、信号検出部25,26は、抽出した輪郭線60L,60Rの形状(長さや向き等)が左右で一致するか否かを判定する。一致した場合には、マスク領域41L,41Rは、それぞれ3D画像の左右画像の対応する画像部分の画像である可能性が高いと考えられる。信号検出部25,26は、一致の度合いを一致率として求める。
次に、信号検出部25,26は、図14のステップS4において、左右のマスク領域41L,41R相互間における画像の一致率が規定値以上であるか否かを判定する。信号検出部25,26は、色域成分分析及びエッジ成分分析によって求めた一致率に基づいて画像の一致率を求め、求めた一致率が規定値未満である場合には、ステップS5において入力画像は2D画像であると判定し、求めた一致率が規定値以上である場合には、ステップS6において入力画像は3D画像であると判定する。この場合には、信号検出部25,26は、次のステップS7において同一エッジ点での座標値を算出する。
図22はこの座標位置を説明するための説明図である。エッジ検出の結果、左右の画像の同一のエッジ部分と判定した画像部分の座標(x1,y1)、(x2,y2)を求める。これらの座標(x1,y1)、(x2,y2)のx成分の差(x1−x2)は、左右画像のずれ、即ち、視差に相当する。信号検出部25,26は、求めた視差の情報を制御部30に出力する。制御部30は、この視差の情報を画面合成演算部31に与えて、疑似3D画像の生成時の視差として用いてもよい。
このように本実施の形態においては、入力画像を左右に2分割し、各画像の対応する領域における色域成分及びエッジ成分の分析によって、これらの対応する領域が同一被写体を撮影することによって得られたものであるか否かを判定しており、高精度にサイドバイサイド方式の3D画像が入力されたか否かを判定することができる。
なお、上記各実施の形態においては、2系統の入力画像を、3D画像又は2D画像のいずれにも変換可能なフォーマット変換部を採用したが、記録画像を2D画像とするか3D画像とするかが予め決められている場合には、2D画像を疑似3D画像に変換するフォーマット変換部又は3D画像を疑似2D画像に変換するフォーマット変換部の一方を採用してもよい。
また、上記各実施の形態においては、医療用画像記録装置に入力される3D画像はサイドバイサイド方式であるものとして説明したが、医療用画像記録装置に入力される他の方式の3D画像を、フォーマット変換部においてサイドバイサイド方式の3D画像、疑似3D画像に変換するようにしてもよい。
本発明は、上記各実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…内視鏡システム、3,4,15…内視鏡プロセッサ、5…3Dミキサ、7…モニタ、21…医療用画像記録装置、25,26…信号検出部、27,28…フォーマット変換部、31…画面合成演算部、32…記録処理部、33…内蔵HDD、35…外部メディア。

Claims (7)

  1. 入力された2系統の画像が3D画像であるか2D画像であるかを検出する信号検出部と、
    前記信号検出部によって3D画像と判定された画像を疑似2D画像に変換する変換処理及び前記信号検出部によって2D画像と判定された画像を疑似3D画像に変換する変換処理の少なくとも一方の変換処理が可能なフォーマット変換部と、
    前記フォーマット変換部の変換処理を制御することで、前記フォーマット変換部から2D画像と疑似2D画像を出力させるか又は前記フォーマット変換部から3D画像と疑似3D画像を出力させる制御部と、
    前記フォーマット変換部からの2つの画像を合成して合成画像を出力する画面合成演算部と、
    前記合成画像を記録する記録部と
    を具備したことを特徴とする医療用画像記録装置。
  2. 前記フォーマット変換部は、前記制御部に制御されて3D画像及び疑似3D画像を出力する場合には、サイドバイサイド方式を採用する
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療用画像記録装置。
  3. 前記画面合成演算部は、前記フォーマット変換部からの2つの画像をピクチャインピクチャ方式又はピクチャアウトピクチャ方式で合成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の医療用画像記録装置。
  4. 前記信号検出部は、入力画像を水平方向に2分割し、分割した各領域中の相互に対応する位置及び同一サイズの領域の画像特徴に基づいて、サイドバイサイド方式の3D画像が入力されたか否かを検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の医療用画像記録装置。
  5. 前記信号検出部は、入力画像を水平方向に2分割し、分割した各領域中の相互に対応する位置及び同一サイズの領域をそれぞれ左右のマスク領域に設定し、前記左右のマスク領域内の色域成分及びエッジ成分の一致率に基づいて、サイドバイサイド方式の3D画像が入力されたか否かを検出する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の医療用画像記録装置。
  6. 前記信号検出部は、前記左右のマスク領域内にそれぞれ複数のサンプリングポイントを設定し、各サンプリングポイントのRGB値を算出し、算出したRGB値を色域チャートにプロットし、プロットした領域を比較することで前記色域成分の一致率を求める
    ことを特徴とする請求項5に記載の医療用画像記録装置。
  7. 前記信号検出部は、前記左右のマスク領域の画像をモノクロ画像に変換し、前記モノクロ画像中の輪郭線を検出し、前記左右のマスク領域の各輪郭線の比較によって前記エッジ成分の一致率を求める
    ことを特徴とする請求項5に記載の医療用画像記録装置。
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