JP2015226179A - 原稿サイズ検出装置、画像読取装置、及び原稿サイズ検出方法 - Google Patents

原稿サイズ検出装置、画像読取装置、及び原稿サイズ検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】原稿がカーブしている状態であっても原稿の主走査方向のサイズを誤検出することのない原稿サイズ検出装置、画像読取装置、及び原稿サイズ検出方法を提供すること。【解決手段】画像読取部2により、カバー6を開いた状態及び閉じた状態で、ランプを点灯して主走査方向に原稿を読み取り第一の読取結果及び第二の読取結果を取得し、原稿サイズ検出部3により、第二の読取結果と第一の読取結果の差分データ内の各画素データとその前後の画素データから原稿の反り上がった部分であるカーブ区間を検出し、このカーブ区間に対応する、第一の読取結果内の画素データの階調値に対応する距離とこの階調値を示した画素の位置から求めたカーブ区間の原稿長とカーブ区間以外の区間の原稿長とから求めた原稿のエッジ位置に基づいて原稿の主走査方向のサイズを検出する。【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿サイズ検出装置、画像読取装置、及び原稿サイズ検出方法に関し、原稿がカーブしている状態であっても原稿の主走査方向のサイズを誤検出することのない原稿サイズ検出装置、画像読取装置、及び原稿サイズ検出方法に関する。
デジタル複合機等に搭載されている画像読取装置には、読取り手段を備えたキャリッジをスキャンさせてプラテンガラス上の原稿を読み取るブックスキャナ方式が知られている。この画像読取装置は、ブックスキャナ方式で原稿をスキャンする場合、使用者がプラテンガラス上に原稿をセットするが、この際、通常、使用者がサイズを指定しなくてもセットした原稿のサイズを自動で検出する。そして、例えば、使用者の操作により原稿をコピーする場合、画像読取装置は、自動で検出した原稿のサイズの用紙が用紙カセットにない場合には、アラーム等の報知を行い使用者に知らせる。
自動で原稿のサイズを検出する技術が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示の原稿読取装置を図13に示す。図13に示す原稿読取装置は、プラテンガラス10と、原稿カバー11と、原稿読取手段12と、変化量データ演算手段(不図示)と、しきい値比較手段(不図示)と、原稿主走査方向長さ判別手段(不図示)とを備える。
プラテンガラス10は、原稿を載置する。原稿カバー11は、プラテンガラス10に対して開閉自在に設定される。原稿読取手段12は、原稿を1ラインずつ主走査方向に読み取る1次元イメージセンサにより、原稿の同一副走査位置を複数ライン繰り返し読み取る。変化量データ演算手段は、原稿読取手段12が読み取った複数ラインの画像データの主走査方向における各ポイントにおける濃度の最大値と最小値の差をそれぞれ変化量データとして演算する。しきい値比較手段は、変化量データ演算手段で演算した各ポイントの変化量データを予め定めたしきい値と比較する。原稿主走査方向長さ判別手段は、各ポイントのうち、しきい値比較手段がしきい値を超える変化量データとしたポイントを原稿の存在しない主走査方向の位置とし、しきい値を超えない変化量データとしたポイントを原稿の存在する主走査方向の位置とする。そして、これらの位置に基づき原稿の主走査方向の長さを判別する。
ここで、特許文献1に開示の原稿読取装置の動作を説明する。
最初に、使用者の操作により、原稿が、プラテンガラス10の所定のコーナーにこの原稿の角の部分が突き当てられて載置され、原稿カバー11が原稿を載置した状態のプラテンガラス10に向かって閉じられる。そして、原稿読取手段12により、原稿カバー11がプラテンガラス10に向かって閉じられるとき、原稿カバー11がプラテンガラス10に対して所定の角度以降、原稿カバー11が閉じられるまで、原稿の読取面を照射する光源が点灯された状態で、原稿の同一副走査位置を複数ライン繰り返し読み取り格納する。
通常、図14に示すように、原稿カバー11がプラテンガラス10に対して所定の角度θになったときの原稿部分は、原稿に光源の光が反射されこの光が1次元イメージセンサにより検知されるため、白と検出される。一方、原稿カバー11がプラテンガラス10に対して所定の角度θになったときの原稿のない部分は、光源の光がプラテンガラス10を透過して外部に放射され1次元イメージセンサにより検知されないので、黒と検出される。また、原稿カバー11を閉じきったときの原稿部分は、原稿カバー11がプラテンガラス10に対して所定の角度θになったときと同様に、原稿に光源の光が反射されるため、白と検出される。一方、原稿カバー11を閉じきったときの原稿のない部分は、原稿カバー11により光源の光が反射されこの光が1次元イメージセンサにより検知されるため、白と検出される。
次に、変化量データ演算手段により、原稿読取手段12が読み取り格納した複数ラインの画像データを主走査方向における各ポイントで読み出し、これらのポイントにおける画像データの濃度の最大値と最小値の差をそれぞれ変化量データとして演算する。そして、しきい値比較手段により、変化量データ演算手段で演算した各ポイントの変化量データを予め定めたしきい値と比較する。次に、原稿主走査方向長さ判別手段により、各ポイントのうちの、しきい値比較手段がしきい値を超える変化量データとしたポイントの位置を原稿の存在しない主走査方向の位置とする。また、各ポイントのうちの、しきい値比較手段がしきい値を超えない変化量データとしたポイントの位置を原稿の存在する主走査方向の位置とする。そして、原稿を突き当てて載置したプラテンガラス10のコーナー側の原稿端から、原稿の存在する位置と判別したポイントから原稿の存在しない位置と判別したポイントへと変化したポイントまでのポイント数に基づき、原稿の主走査方向の長さを判別する。
特開2007−28185号公報
上述した特許文献1に開示の原稿読取装置によると、図15に示すように、プラテンガラス10に載置した原稿にカーブがある場合、原稿カバー11がプラテンガラス10に対して所定の角度θになったときの原稿部分は、カーブ部分を若干灰色に、他の部分を白と検出される。これは、原稿に反射された光源の光を1次元イメージセンサにより検知することにより検出される。一方、原稿カバー11がプラテンガラス10に対して所定の角度θになったときの原稿のない部分は、光源の光がプラテンガラス10を透過して外部に放射され1次元イメージセンサにより検知されないので、黒と検出される。また、原稿カバー11を閉じきったときの原稿部分は、原稿が原稿カバー11によりプラテンガラス10に押し付けられ、この原稿に光源の光が反射されるため、白と検出される。一方、原稿カバー11を閉じきったときの原稿のない部分は、原稿カバー11により光源の光が反射されこの光が1次元イメージセンサにより検知されるため、白と検出される。このように、プラテンガラス10に載置した原稿にカーブがある場合、カーブの先端に対応する主走査方向の位置が、原稿カバー11がプラテンガラス10に対して所定の角度θのときから原稿カバー11を閉め切ったときまでに、図15中の星印で示す範囲で変化する。そして、この範囲の検出結果が、黒から白に変わっている。
上述した特許文献1に開示の原稿読取装置は、各ポイントのうちの、しきい値を超える変化量データを示すポイントの位置を原稿の存在しない主走査方向の位置としている。また、各ポイントのうちの、しきい値を超えない変化量データを示すポイントの位置を原稿の存在する主走査方向の位置としている。そして、原稿を突き当てて載置したプラテンガラス10のコーナー側の原稿端から、原稿の存在する位置と判別したポイントから原稿の存在しない位置と判別したポイントへと変化したポイントまでのポイント数に基づき、原稿の主走査方向の長さを判別している。
このため、特許文献1に開示の原稿読取装置は、プラテンガラスに載置した原稿にカーブがある場合、図15中の星印で示す範囲の検出結果が黒から白へ変わっているので、この範囲を原稿の存在しない主走査方向の位置と判定する。このため、原稿の主走査方向の長さの判別を誤るおそれがあるといった問題がある。
本発明の目的は、上記課題を解決して、原稿がカーブしている状態であっても原稿の主走査方向のサイズを誤検出することのない原稿サイズ検出装置、画像読取装置、及び原稿サイズ検出方法を提供することである。
本発明の原稿サイズ検出装置は、読み取る原稿を載置するガラスと、閉じた状態で前記ガラスを覆い前記ガラスを覆う側が白色のカバーと、前記カバーを開いた状態及び閉じた状態で、原稿読取用ランプを点灯して主走査方向に前記原稿を読み取り、各々第一及び第二の読取結果を取得して出力する画像読取部と、前記第二の読取結果(クローズデータ)と前記第一の読取結果(オープンデータ)の差分データ内の各画素データとその前後の画素データから検出され、前記原稿の反り上がった部分であるカーブ区間に対応する、前記第一の読取結果内の画素データの階調値に対応する距離と前記階調値を示した画素の位置から求めた前記カーブ区間の原稿長と前記カーブ区間以外の区間の原稿長とから求めた前記原稿のエッジ位置に基づいて前記原稿の主走査方向のサイズを検出する原稿サイズ検出部と、を備えている。
本発明の画像読取装置は、本発明の原稿サイズ検出装置と、印刷部と、を備え、前記原稿サイズ検出装置の前記画像読取部は、読取り手段を備えたキャリッジを有し、前記キャリッジをスキャンさせてガラス上の原稿を読み取り、この読み取ったデータを出力し、前記印刷部は、前記原稿サイズ検出装置が検出した前記原稿サイズの用紙に前記読み取ったデータを印刷するようにしている。
本発明の原稿サイズ検出方法は、閉じた状態で原稿を読み取る際に載置するガラスを覆い、前記ガラスを覆う側が白色のカバーを、開いた状態及び閉じた状態で、原稿読取用ランプを点灯して主走査方向に前記原稿を読み取り、第一の読取結果(オープンデータ)及び第二の読取結果(クローズデータ)を取得し、前記第二の読取結果と前記第一の読取結果の差分データ内の各画素データとその前後の画素データから前記原稿の反り上がった部分であるカーブ区間を検出し、前記第一の読取結果内の前記カーブ区間に対応する画素データの階調値に対応する距離と前記階調値を示した画素の位置から前記カーブ区間の原稿長を求め、この原稿長と前記カーブ区間以外の区間の原稿長とから前記原稿のエッジ位置を求め、このエッジ位置に基づいて前記原稿の主走査方向のサイズを検出するようにしている。
本発明によれば、原稿がカーブしている状態であっても原稿の主走査方向のサイズを誤検出することのない原稿サイズ検出装置、画像読取装置、及び原稿サイズ検出方法を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る原稿サイズ検出装置の一例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る原稿サイズ検出装置で読み取る曲がった原稿の一例を示す図である。 ガラス面に曲がった原稿が載置されたときのオープンデータの一例を示す図である。 ガラス面に曲がった原稿が載置されたときのクローズデータの一例を示す図である。 差分データの一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る原稿サイズ検出装置の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る原稿サイズ検出装置の動作の一例を示すフローチャートである。 原稿の高さに対する階調値比を示すテーブルの作成するときのデータを取得する方法の一例を示す図である。 原稿の高さに対する階調値比を示すテーブルの一例を示す図である。 カーブ区間の原稿長の算出方法の一例を説明するための図である。 原稿の定型サイズを決めるためのテーブルの一例を示す図である。 図11で示された各サイズの各原稿を、本発明の第2の実施の形態に係る原稿サイズ検出装置の突き当て位置に突き当てたときの状態の一例を示す図である。 関連技術における原稿読取装置を示す図である。 関連技術における原稿読取装置のプラテンガラスに載置した原稿にカーブがない場合の、原稿の読み取り結果を示す図である。 関連技術における原稿読取装置のプラテンガラスに載置した原稿にカーブがある場合の、原稿の読み取り結果を示す図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る原稿サイズ検出装置の一例を示す図である。
図1の(a)は、原稿サイズ検出装置の斜視図、図1の(b)は、原稿サイズ検出装置1の側面図である。
本実施の形態に係る原稿サイズ検出装置1は、ガラス5と、カバー6と、画像読取部2と、原稿サイズ検出部3とにより構成される。図1には、原稿を読み取るときに点灯するランプ(原稿読取用ランプ)と、カバー6の内側を白色にするために設定した白板も記載してある。
ガラス5は、例えば方形面を有するプラテンガラスであり、読み取る原稿を載置する。
カバー6は、プラテンカバーであり、筐体に開閉可能に接続され、閉じた状態でガラス5を覆い、ガラス5を覆う側(内側)に白板を有する。図1は開いた状態を示している。
画像読取部2は、カバー6を開いた状態で、ランプを点灯して、ガラス5面の原稿載置位置に載置された原稿を主走査方向に例えば1ライン読み取り、第一の読取結果(オープンデータ)を取得する。原稿を画像読取部2に読み取らせるときには、原稿を、奥突き当て位置と左突き当て位置とに突き当てた原稿載置位置に載置する。また、カバー6を閉じた状態で、ランプを点灯して主走査方向に原稿を例えば1ライン読み取り、第二の読取結果(オープンデータ)を取得する。
原稿サイズ検出部3は、クローズデータからオープンデータを引いて差分データを求める。そして、この差分データ内の各画素データに対して注目する画素データとこの画素データの前後の画素データとの関係を調べることにより、原稿の反り上がった状態の部分を示すカーブ区間を検出する。そして、オープンデータ内のカーブ区間に対応する画素データの示す階調値に対応する距離(高さ)とこの距離(高さ)に対応する階調値を示した画素の位置とに基づきカーブ区間の原稿長を求める。そして、この原稿長と、原稿のカーブ区間以外の区間の原稿長とから反り上がった状態のない原稿のエッジ位置を求め、このエッジ位置に基づいて原稿の主走査方向のサイズを検出する。
ここで、オープンデータ、クローズデータ、及び差分データは、いずれも、所定の走査開始位置の1ライン分の画像データ(例えば、8,000個)であり、例えば主走査方向に、順番に記憶部(不図示)に格納する。また、例えば、主走査方向の5mmは、240画素程度である。これらの値にこだわらず、装置により適宜変更して良い。
次に、本実施の形態の原稿サイズ検出装置1の動作を、図2から図5を使用して説明する。
図2は、原稿載置位置に反り上がった原稿を載置したときの様子の一例を示す図である。この図は、筐体を副走査方向から見た図である。反り上がった原稿の長さは、カーブ区間の原稿長と、カーブ区間以外の区間の原稿長との和である。点線部は、反り上がった原稿をカバー6によりガラス5面に押し付けることにより延ばしたときの状態を示している。この状態のときの原稿のエッジ端の位置が反り上がった状態のない原稿のエッジ位置である。
図3は、ガラス面に反り上がった(曲がった)原稿が載置されたときのオープンデータの一例を示す図である。(a)は、反り上がった(曲がった)原稿がガラス5面に載置されている状態を示している。(b)は、(a)の状態の原稿のオープンデータの一例を示している。縦軸はデータの階調値(明度:例えば0から255の値)を表し、例えば、0が真黒、255が真白である。0から255の中間はグレーである。横軸はガラス5の手前側から、奥突き当て位置までの1ラインデータの位置を表す。オープンデータは、カバー6を開いた状態でランプを点灯して読み取った1ラインデータ分の画素データ(画像データ)である。原稿のない部分のデータは、黒色のデータである。原稿部分のデータは、原稿が曲がっている部分はグレーのデータである。原稿が曲がっていない部分は白のデータである。凹の部分は原稿上の文字のある部分である。
図4は、ガラス面に反り上がった(曲がった)原稿が載置されたときのクローズデータの一例を示す図である。クローズデータは、カバー6を閉じた状態でランプを点灯して読み取った1ラインデータ分の画素データ(画像データ)である。このため、閉じたカバー6により、反り上がった(曲がった)原稿が伸び、曲がりのない通常の原稿として画像読取部2に読み取られる。原稿のない部分は、カバー6の内側の白板により、白のデータとなる。原稿の部分は、白のデータである。凹の部分は原稿上の文字のある部分である。
図5は、差分データの一例を示す図である。縦軸はデータの階調値(明度)に対応するデータを表し、横軸は1ラインデータの位置を表す。差分データは、図4で示すクローズデータから、図3で示すオープンデータを引いたデータである。このため、ガラス5に接している原稿の部分以外の部分(カーブ区間)の文字のある部分のデータが凸凹として残っている。開始位置と終了位置との間がカーブ区間である。図に示すように、差分データでは原稿端の位置は検出できない。
最初に、使用者により原稿がガラス5面の原稿載置位置に載置され、画像読取部2は、使用者の所定の操作(例えば、開始を示すスイッチの押下、閉じる方向へカバー6を動かす等)を検出する。例えば、使用者の所定の操作を、開始スイッチ(不図示)や、カバー6の閉方向への動作を検出するセンサ(不図示)に基づいて検出する。このとき、ガラス5面に載置された原稿は、図2に示すように、反り上がって(曲がって)いるものとする。そして、画像読取部2は、カバー6が開いた状態でランプを点灯して原稿を主走査方向に例えば1ライン読み取り、図3に示すオープンデータを取得する。そして、画像読取部2は、カバー6が閉じられたことを、例えばカバー閉センサ(不図示)により検出し、ランプを点灯させて原稿を主走査方向に例えば1ライン読み取り、図4に示すクローズデータを取得する。
次に、原稿サイズ検出部3は、クローズデータからオープンデータを引いて、図5に示す差分データを求める。そして、この差分データ内の各画素データに対して注目する画素データとこの画素データの前後の画素データとの関係を調べることにより、原稿の反り上がった状態の部分を示すカーブ区間を検出する。すなわち、注目する画素データの前後で、例えば所定の第一の値(5階調)以上の差があるときにはこの画素データの位置をカーブ区間の開始位置とする。そして、開始位置を検出後、注目する画素データの前後で、例えば、所定の第二の値(10階調)以上の差があるときにはこの画素データの位置をカーブ区間の終了位置とする。
そして、原稿サイズ検出部3は、オープンデータ内のカーブ区間に対応する画素データの示す階調値に対応する距離(高さ)を、例えばテーブルを用いて求める。このテーブルは、例えば、ガラス5に載置した所定の一般原稿(例えば、普通印刷用紙)を読み取ったときの階調値と、この階調値に対応する、すなわち、この階調値を読み取ったときのガラス5から一般原稿までの距離(高さ)と、を予め対応させたてテーブルである。そして、この階調値を示した画素の位置と、階調値に対応する距離(高さ)とに基づきカーブ区間の原稿の実質の長さを示す原稿長を求める。
そして、この求めた原稿長と、原稿のカーブ区間以外の区間の原稿長とから反り上がった状態のない原稿のエッジ位置を求め、このエッジ位置と予め定めた奥突き当て位置とから原稿の主走査方向のサイズを検出する。
このように、本発明の第1の実施の形態によれば、原稿サイズ検出部3により、カーブ区間を検出する。そして、この検出したカーブ区間のオープンデータの階調値に対応する画素の位置と、この階調値を示す原稿部分のガラス5からの距離(高さ)とに基づいてカーブ区間の原稿長(原稿の実質の長さ)を求める。そして、カーブ区間の原稿長と、原稿のカーブ区間以外の区間の原稿長とから反り上がった状態のない原稿のエッジ位置を求め、このエッジ位置に基づいて原稿の主走査方向のサイズを検出する。このため、本発明の第1の実施の形態によれば、載置された原稿がカーブしている状態であっても原稿の主走査方向のサイズを誤ることなく検出することができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る原稿サイズ検出装置の一例を示す図である。
図6の(a)は、原稿サイズ検出装置の斜視図、図6の(b)は、原稿サイズ検出装置の側面である。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態に、原稿の副走査方向のサイズを検出する複数の副走査方向サイズセンサを更に設けている。また、第1の実施の形態の原稿サイズ検出装置1の原稿サイズ検出部3と画像読取部2をより具体化したものである。したがって、主に第1の実施の形態と相違する部分について説明する。
本実施の形態に係る原稿サイズ検出装置1は、ガラス5と、カバー6と、画像読取部2と、テーブル4と、原稿サイズ検出部3と、複数の副走査方向サイズセンサ(副走査方向サイズセンサA8、副走査方向サイズセンサB9)とにより構成される。
図6には、原稿を読み取るときに点灯するランプ(原稿読取用ランプ)、カバー6の閉じ角を検出する角度センサ7、カバー6が完全に閉じられたことを検出するカバー閉センサ、ガラス5上を走査し原稿の画素データを読み取るキャリッジも記載してある。
副走査方向サイズセンサA8、及び副走査方向サイズセンサB9は、原稿を載置するガラス5の奥突き当て位置近傍の副走査方向に沿って載置され、これらの副走査方向サイズセンサのON、OFFに基づいて、原稿の副走査方向のサイズを検出する。副走査方向サイズセンサは原稿部分に掛かってかかっているときにONとなる。
テーブル4は、ガラス5に載置した所定の一般原稿(例えば、普通印刷用紙)のこのガラス5との距離(高さ)と、この距離(高さ)にある一般原稿を読み取ったときの階調値を正規化したものと、を予め対応させたテーブルである。ここで、ガラス5との距離(高さ)にある一般原稿を読み取ったときの階調値の正規化は、例えば、この階調値を、ガラス5との距離(高さ)が0のときの一般原稿を読み取ったときの階調値で除したものである。すなわち、このテーブル4は、ガラス5との距離(高さ)hに、この距離(高さ)hにある一般原稿の読取データ(階調値)AAとこの一般原稿がガラス5に接している部分の読取データ(階調値)BBとの比率R(AA/BB)を対応させたものである。
原稿サイズ検出部3は、差分データ内の注目画素データを、ガラス5面の原稿を載置する部分の主走査方向の端部の位置に対応する画素データから順にずらしつつ、注目画素データの前方数画素の平均値と、後方数画素の平均値との差分値を求める。すなわち、差分データ内の注目画素データを、ガラス5面の主走査方向の端部の位置より内側の位置に対応する画素データへとずらしつつ、注目画素データの前方数画素の平均値と、後方数画素の平均値との差分値を求める。そして、この差分値が、所定の第二の値(10階調)以下であり、最初に、第二の値より低い所定の第一の値(5階調)以上となった注目画素の位置を、カーブ区間の開始位置とする。そして、カーブ区間の開始位置を検出後、差分値が第二の値(10階調)以上となった注目画素の位置を、カーブ区間の終了位置として、カーブ区間を検出する。ここで、第一の値の5階調、及び第二の値の10階調の値は、カーブ区間が的確に抽出されるよう、実験等により適宜変更して良い。
原稿サイズ検出部3は、オープンデータ内のカーブ区間に対応する画素データの示す階調値を正規化したものに対応する距離(高さ)を、テーブル4を用いて求め、この距離(高さ)とこの距離(高さ)に対応する階調値を示した画素の位置とに基づきカーブ区間の原稿長を求める。オープンデータ内の画素データの示す階調値の正規化は、この階調値を、原稿のガラス5に接している部分を示すガラス5との距離(高さ)が0のときの原稿部分を読み取ったときの階調値で除したものである。そして、この原稿長と、原稿のカーブ区間以外の区間の原稿長とから反り上がった状態のない原稿のエッジ位置を求める。
原稿サイズ検出部3は、原稿の主走査方向のサイズと、複数の副走査方向サイズセンサが検出した原稿の副走査方向のサイズとに基づき、原稿サイズを決定する。原稿の主走査方向のサイズは、原稿のエッジ位置と、読み取る原稿を載置するガラス5面の原稿載置位置の端部である奥突き当て位置とから求める。
画像読取部2は、カバー6を、ガラス5面の原稿載置位置の主走査方向の端部(奥突き当て位置)の外側を軸にして、ガラス5面から所定の角度(例えば、12度程度)開いた開状態にして、オープンデータを取得する。この角度(12度程度)は、外乱光の影響を受けにくい角度である。この角度は実験等により適宜変更してよい。
角度センサ7は、閉じる方向に動くカバー6により押され、その押下距離に応じてカバー6の角度を検出する、例えば縦長棒と遮光センサとの組である。そして、例えば、この棒の先端により、所定の位置に設けられた遮光センサの光を遮断することにより、所定の位置に応じたカバー6の角度を検出する。
画像読取部2は、カバー6が閉じられたことを、カバー閉センサにより検出して、クローズデータを取得する。
次に、本実施の形態の原稿サイズ検出装置1の動作を、図7から図12を使用して説明する。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る原稿サイズ検出装置の動作の一例を示すフローチャートである。
図8は、原稿の高さに対する階調値比を示すテーブルの作成するときのデータを取得する方法の一例を示す図である。ガラス5の原稿載置位置に、主走査方向の特定の位置から例えば直線的に折り曲げた一般原稿を載置する。そして、ガラス5からの距離(高さ)h(mm)にある原稿(一般原稿、例えば、普通印刷用紙)の読取データAA(階調値)と原稿がガラス5に接しているとき(高さh=0のとき)の読取データBB(階調値)とを画像読み取り部により読み取る。
図9は、原稿の高さに対する階調値比を示すテーブルの一例を示す図である。このテーブル4は、図8に示す方法により読み取った、ガラス5からの高さがhのときの読取データAAと原稿がガラス5に接しているときの読取データBBの比率(階調比)R(AA/BB)を、高さhに対応させたものである。この図では、0.5mm間隔の高さh(0.5(mm)から20(mm))に対応する比率R(0.914から0.117)が記載してある。
図10は、カーブ区間の原稿長の算出方法の一例を説明するための図である。(a)は、反り上がった(曲がった)原稿がガラス5面に載置されている状態を示している。hn(n=1からk)は、カーブ区間を等間隔(Δd)で複数(k個)に区切ったときの、各区切りの位置におけるガラス5からの原稿までの距離(高さ)である。dnは、等間隔で区切られたカーブ区間の各区間を直線で近似したときの距離である。
(b)は、オープンデータをスムージングして補正した補正オープンデータである。
補正オープンデータは、図3の(b)で示すカーブ区間に対応するオープンデータ内の各画素データに対して、注目する画素データと、この画素データの前後数個の画素データとの平均値を注目する画素データの値に換えることによりスムージングを行って、オープンデータを補正したものである。Anは、カーブ区間の各区切りの位置に対応する補正オープンデータの階調値である。Bは、ガラス5に接している原稿部分を示すオープンデータの階調値(例えば、オープンデータの最大値)である。
図11は、原稿の定型サイズを決めるためのテーブルの一例を示す図である。この図は、副走査方向サイズセンサA8の検出結果と、副走査方向サイズセンサB9の検出結果と、原稿サイズ検出部3が求めた原稿の主走査方向のサイズとに対応させて原稿の定型サイズを決めるテーブルである。テーブル内の主走査方向のサイズの範囲(D,E,F,G,H,J,K)は、次のように対応付けている。すなわち、検出した主走査方向のサイズX(単位はmm)が、144<X<=163の場合D、163<X<=195の場合E、195<X<=213の場合F、213<X<=226の場合Gとする。また、226<X<=262の場合H、262<X<=275の場合I、275<X<=289の場合J、289<X<=301の場合Kとする。また、副走査方向サイズセンサA8と副走査方向サイズセンサB9に関しては、検出結果がONのとき“1”、OFFのとき“0”である。一方、原稿の定型サイズA3、A4、A5、B4、及びB5、は、A3、A4、A5、B4、及びB5のサイズであることを示し、Letterは、レターサイズであることを示している。Sは、原稿の主走査方向の長さが副走査方向の長さより短いものであることを示している。Lは、原稿の主走査方向の長さが副走査方向の長さより長いものであることを示している。
図12は、図11で示された各サイズの各原稿を、本発明の第2の実施の形態に係る原稿サイズ検出装置1の突き当て位置に突き当てたときの状態の一例を示す図である。この図は、図11で示された各サイズの各原稿を、ガラス5面の原稿載置位置の主走査方向の端部である奥突き当て位置と、副走査方向の端部である左突き当て位置とに突き当てたときの状態を示している。原稿を画像読取部2に読み取らせるときには、原稿は奥突き当て位置と左突き当て位置とに突き当てた原稿載置位置に載置する。
図7のステップS1では、カバー6が開いた状態で、使用者により原稿がガラス5面の原稿載置位置に載置され、使用者の操作によりカバー6が閉じる方向へ回転する。このときランプは消灯しており、キャリッジは走査開始位置に移動している。
図7のステップS2では、画像読取部2により、カバー6が所定の角度になったか否かを角度センサ7に基づいて検出し、所定の角度になったときに、ステップS3へ進む。
図7のステップS3では、原稿サイズ検出部3により、副走査方向サイズセンサA8と副走査方向サイズセンサB9の検出結果を取得し格納する。また、画像読取部2により、ランプを点灯させ、原稿を主走査方向に、例えば1ライン読み取り、図3に示す第一の読取結果(オープンデータ)を取得し格納する。
図7のステップS4では、画像読取部2により、カバー6が完全に閉じられたか否かをカバー閉センサに基づいて検出し、カバー6が完全に閉じられたときに、ステップS5へ進む。
図7のステップS5では、画像読取部2により、ランプを点灯させたままで原稿を主走査方向に例えば1ライン読み取り、図4に示す第二の読取結果(クローズデータ)を取得し格納する。
図7のステップS6では、原稿サイズ検出部3により、クローズデータからオープンデータを引き図5で示す差分データを求め、格納する。
図7のステップS7では、原稿サイズ検出部3により、ステップS6で求めた差分データから、カーブ区間の開始位置を検出する。すなわち、原稿サイズ検出部3は、差分データ内の注目画素データを、ガラス5面の原稿を載置する部分の主走査方向の端部の位置に対応する画素データから順にずらしつつ、注目画素データの前方数画素の平均値と、後方数画素の平均値との差分値を求める。すなわち、差分データ内の注目画素データを、ガラス5面の主走査方向の端部の位置より内側の位置に対応する画素データへとずらしつつ、注目画素データの前方数画素の平均値と、後方数画素の平均値との差分値を求める。そして、この差分値が、所定の第二の値(10階調)以下であり、最初に、第二の値より低い所定の第一の値(5階調)以上となった注目画素の位置を、カーブ区間の開始位置とする。
図7のステップS8では、ステップS7でカーブ区間の開始位置を検出できた場合には、ステップS10へ進む。ステップS7でカーブ区間の開始位置を検出できなかった場合にはステップS9へ進む。
図7のステップS9では、原稿サイズ検出部3により、カーブ区間の開始位置を検出できなかった場合、差分値が第二の値(10階調)以上となる注目画素の位置を原稿のエッジ位置とする。このような注目画素が複数検出できた場合は、最後に検出した注目画素の位置を原稿のエッジ位置とする。ステップS13へ進む。
ここで、例えば、予め定めた奥突き当て位置から原稿のエッジ位置までの画素数がNであり、主走査方向の5mmが240画素に対応している場合、原稿の主走査方向のサイズ(mm)=N×(5/240)である。
図7のステップS10では、カーブ区間の開始位置を検出後、原稿サイズ検出部3により、差分値が第二の値(10階調)以上となった注目画素の位置を、カーブ区間の終了位置とし、カーブ区間の開始位置とカーブ区間の終了位置との間を、カーブ区間とする。
図7のステップS11では、原稿サイズ検出部3により、カーブ区間の原稿長を求め、
この原稿長に、カーブ区間以外の区間の原稿長を加え原稿のエッジ位置とする。
すなわち、原稿サイズ検出部3は、カーブ区間に対応するオープンデータ内の各画素データに対して、注目する画素データと、この画素データの前後数個の画素データとの平均値を注目する画素データの値に換えることによりスムージングを行い、オープンデータを図10の(b)で示す補正オープンデータとする。そして、補正オープンデータのうちのカーブ区間を等間隔(Δd)で複数(k個)に区切ったときの各区切りの位置に対応する補正オープンデータの階調値An(n=1からk)と、差分データの階調値が、ガラス5に接している原稿部分を示す所定値以下の差分データの部分に対応するオープンデータの階調値B(例えば、ガラス5に接している原稿部分に対応するオープンデータの最大値)との比率rn(An/B)を算出する。そして、図9で示すテーブル4を使用して、この算出した比率rnに等しい比率Rに対応する距離(高さ)hnを求める。これは、所定の間隔(Δd)で読み取ったカーブ区間の各位置の距離(高さ)hnである。テーブル4に比率rnに等しい比率Rがないときには、比率rnの前後の比率Rに対応する距離(高さ)hデータを内挿(前後の値を使用した比計算)してhnを求める。そして、間隔(Δd)と距離(高さ)hnとに基づきカーブ区間の原稿長を求める。すなわち、カーブ区間の原稿長は、Σdn(=d1+d2+・・・dk)であり、ここで、dn=((Δdの二乗)+((hn-hn-1)の二乗)の平方根、但しn=1からkである。
そして、原稿サイズ検出部3は、この求めたカーブ区間の原稿の実質の長さ(原稿長)に、原稿のカーブ区間以外の区間の原稿長(ガラス5に面した原稿長)を加え、これを反り上がった状態のない原稿のエッジ位置とする。
図7のステップS12では、原稿サイズ検出部3は、原稿のエッジ位置と、予め定めた奥突き当て位置とから原稿の主走査方向のサイズを検出する。
図7のステップS13では、原稿サイズ検出部3は、ステップ3で格納した副走査方向サイズセンサA8と副走査方向サイズセンサB9の検出結果と、検出した原稿の主走査方向のサイズとに基づいて、図11のテーブルを使用して、ガラス5に載置された原稿の定型サイズを決める。
このように、本発明の第2の実施の形態によれば、原稿サイズ検出部3により、カーブ区間を検出する。そして、この検出したカーブ区間のオープンデータの階調値に対応する画素の位置と、テーブル4により取得した、この階調値を示す原稿部分のガラス5からの距離(高さ)とに基づいてカーブ区間の原稿長(原稿の実質の長さ)を求める。そして、カーブ区間の原稿長と、原稿のカーブ区間以外の区間の原稿長とから反り上がった状態のない原稿のエッジ位置を求め、このエッジ位置に基づいて原稿の主走査方向のサイズを検出する。このため、本発明の第2の実施の形態によれば、載置された原稿がカーブしている状態であっても原稿の主走査方向のサイズを誤ることなく検出することができる。
また、検出した原稿の主走査方向のサイズと、原稿の副走査方向のサイズを検出するセンサの検出結果とにより、ガラスに載置された原稿の定型サイズを決めることができる。
尚、上記で説明した原稿サイズ検出装置は、例えば、デジタル複合機等に搭載されている画像読取装置等に使用される。この画像読取装置は、原稿サイズ検出装置と、例えば、印刷部(不図示)を備えている。この画像読取装置は、原稿からのランプ光の反射光を受けて画素データを出力する読み取り素子等の読取り手段を備えたキャリッジをスキャンさせてガラス上の原稿を読み取る。そして、この読み取った結果を、例えば、原稿サイズ検出装置により検出したサイズの用紙に印刷部(不図示)により印刷する。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のように記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
読み取る原稿を載置するガラスと、
閉じた状態で前記ガラスを覆い前記ガラスを覆う側が白色のカバーと、
前記カバーを開いた状態及び閉じた状態で、原稿読取用ランプを点灯して主走査方向に前記原稿を読み取り、各々第一及び第二の読取結果を取得して出力する画像読取部と、
前記第二の読取結果(クローズデータ)と前記第一の読取結果(オープンデータ)の差分データ内の各画素データとその前後の画素データから検出され、前記原稿の反り上がった部分であるカーブ区間に対応する、前記第一の読取結果内の画素データの階調値に対応する距離と前記階調値を示した画素の位置から求めた前記カーブ区間の原稿長と前記カーブ区間以外の区間の原稿長とから求めた前記原稿のエッジ位置に基づいて前記原稿の主走査方向のサイズを検出する原稿サイズ検出部と、
を備えたことを特徴とする原稿サイズ検出装置。
(付記2)
前記ガラスに載置した所定の一般原稿の前記ガラスとの距離(高さ)と、この距離(高さ)にある前記一般原稿を読み取ったときの階調値を正規化したものとを予め対応させたテーブルを更に備え、
前記原稿サイズ検出部は、前記第一の読取結果(オープンデータ)内の前記カーブ区間に対応する画素データの示す階調値を正規化したものに対応する距離(高さ)を前記テーブルを用いて求め、この距離(高さ)と前記階調値を示した画素の位置とに基づき前記カーブ区間の原稿長を求める、
ことを特徴とする付記1記載の原稿サイズ検出装置。
(付記3)
前記原稿サイズ検出部は、前記差分データ内の注目画素データを、前記ガラス面の前記原稿を載置する部分の前記主走査方向の端部の位置に対応する画素データから順に、前記ガラス面の前記主走査方向の端部の位置より内側の位置に対応する画素データへとずらしつつ、前記注目画素データの前方数画素の平均値と、後方数画素の平均値との差分値を求め、この差分値が、所定の第二の値以下であり、最初に、前記第二の値より低い所定の第一の値以上となった注目画素の位置を、前記カーブ区間の開始位置とし、前記カーブ区間の開始位置を検出後、前記差分値が前記第二の値以上となった注目画素の位置を、前記カーブ区間の終了位置として、前記カーブ区間を検出する、
ことを特徴とする付記1又は2記載の原稿サイズ検出装置。
(付記4)
前記原稿サイズ検出部は、前記カーブ区間の開始位置を検出できずに、前記差分値が前記第二の値以上となる注目画素を検出した場合、この注目画素の位置を原稿のエッジ位置とする、
ことを特徴とする付記3記載の原稿サイズ検出装置。
(付記5)
前記ガラスとの前記距離(高さ)にある前記一般原稿を読み取ったときの階調値の正規化は、該階調値を、前記ガラスとの前記距離(高さ)が0のときの前記一般原稿を読み取ったときの階調値で除したものであり、前記オープンデータ内の画素データの示す階調値の正規化は、該階調値を、前記原稿の前記ガラスに接している部分を示す前記ガラスとの前記距離(高さ)が0のときの前記原稿部分を読み取ったときの階調値で除したものである、
ことを特徴とする付記2又は3記載の原稿サイズ検出装置。
(付記6)
前記テーブルは、前記ガラスとの距離(高さ)hに、この距離(高さ)hにある前記一般原稿の読取データ(階調値)AAとこの一般原稿が前記ガラスに接している部分の読取データ(階調値)BBとの比率R(AA/BB)を対応させたテーブルであり、
前記原稿サイズ検出部は、前記カーブ区間に対応する前記オープンデータ内の各画素データに対して、注目する画素データと、この画素データの前後数個の画素データとの平均値を前記注目する画素データの値に換えることにより、前記オープンデータを補正オープンデータとし、
前記補正オープンデータのうちの前記カーブ区間を等間隔(Δd)で複数(k個)に区切ったときの各区切りの位置に対応する補正オープンデータの階調値An(n=1からk)と、前記差分データの階調値が、前記ガラスに接している原稿部分を示す所定値以下の前記差分データの部分に対応する前記オープンデータの階調値Bとの比率rn(An/B)を算出し、
前記テーブルを使用して、この算出した前記比率rnに等しい比率Rに対応する距離(高さ)hn(前記カーブ区間のカーブの上がり方向の距離hn)を求め、
前記間隔(Δd)と前記距離(高さ)hnとに基づき前記カーブ区間の原稿長を求め、
前記カーブ区間の原稿長と(端部からカーブ区間の始まりの位置までの長さである)前記ガラスに面した原稿長とにより、主走査方向の原稿サイズを求める、
ことを特徴とする付記2、3又は5記載の原稿サイズ検出装置。
(付記7)
前記カーブ区間の原稿長は、Σdn(=d1+d2+・・・dk)であり、ここで、dn=((Δdの二乗)+((hn-hn-1)の二乗)の平方根、但し、h0=0、n=1からkである、
ことを特徴とする付記6記載の原稿サイズ検出装置。
(付記8)
前記画像読取部は、前記カバーを、方形面を有する前記ガラス面の前記原稿を載置する位置の主走査方向の端部の外側を軸にして開いた前記ガラス面からの所定の角度の開状態にて前記第一の読取結果を取得する、
ことを特徴とする付記1記載の原稿サイズ検出装置。
(付記9)
前記原稿サイズ検出部は、検出した前記エッジ位置と、読み取る原稿を載置する前記ガラス面の原稿載置位置とに基づいて前記原稿の前記主走査方向のサイズを検出する、
ことを特徴とする付記1記載の原稿サイズ検出装置。
(付記10)
前記原稿を載置する前記ガラスの副走査方向に沿って設定し、前記原稿の副走査方向のサイズを検出する複数の副走査方向サイズセンサを更に備え、
前記原稿サイズ検出部は、前記検出した前記原稿の主走査方向のサイズと、前記複数の副走査方向サイズセンサが検出した前記原稿の副走査方向のサイズとに基づき、前記原稿サイズを決定する、
ことを特徴とする付記1から9のいずれかに記載の原稿サイズ検出装置。
(付記11)
付記10記載の原稿サイズ検出装置と、
印刷部と、を備え、
前記原稿サイズ検出装置の前記画像読取部は、読取り手段を備えたキャリッジを有し、前記キャリッジをスキャンさせてガラス上の原稿を読み取り、この読み取ったデータを出力し、前記印刷部は、前記原稿サイズ検出装置が検出した前記原稿サイズの用紙に前記読み取ったデータを印刷する、
ことを特徴とする画像読取装置。
(付記12)
閉じた状態で原稿を読み取る際に載置するガラスを覆い、前記ガラスを覆う側が白色のカバーを、開いた状態及び閉じた状態で、原稿読取用ランプを点灯して主走査方向に前記原稿を読み取り、第一の読取結果(オープンデータ)及び第二の読取結果(クローズデータ)を取得し、
前記第二の読取結果と前記第一の読取結果の差分データ内の各画素データとその前後の画素データから前記原稿の反り上がった部分であるカーブ区間を検出し、
前記第一の読取結果内の前記カーブ区間に対応する画素データの階調値に対応する距離と前記階調値を示した画素の位置から前記カーブ区間の原稿長を求め、
この原稿長と前記カーブ区間以外の区間の原稿長とから前記原稿のエッジ位置を求め、
このエッジ位置に基づいて前記原稿の主走査方向のサイズを検出する、
ことを特徴とする原稿サイズ検出方法。
(付記13)
前記原稿サイズ検出部は、前記第一の読取結果(オープンデータ)内の前記カーブ区間に対応する画素データの示す階調値を正規化したものに対応する距離(高さ)を、前記ガラスに載置した所定の一般原稿の前記ガラスとの距離(高さ)と、この距離(高さ)にある前記一般原稿を読み取ったときの階調値を正規化したものとを予め対応させたテーブルを用いて求め、この距離(高さ)と前記階調値を示した画素の位置とに基づき前記カーブ区間の原稿長を求める、
ことを特徴とする付記12記載の原稿サイズ検出方法。
(付記14)
前記差分データ内の注目画素データを、前記ガラス面の前記原稿を載置する部分の前記主走査方向の端部の位置に対応する画素データから順に、前記ガラス面の前記主走査方向の端部の位置より内側の位置に対応する画素データへとずらしつつ、前記注目画素データの前方数画素の平均値と、後方数画素の平均値との差分値を求め、この差分値が、所定の第二の値以下であり、最初に、前記第二の値より低い所定の第一の値以上となった注目画素の位置を、前記カーブ区間の開始位置とし、前記カーブ区間の開始位置を検出後、前記差分値が前記第二の値以上となった注目画素の位置を、前記カーブ区間の終了位置として、前記カーブ区間を検出する、
ことを特徴とする付記13記載の原稿サイズ検出方法。
(付記15)
前記ガラスとの前記距離(高さ)にある前記一般原稿を読み取ったときの階調値の正規化は、該階調値を、前記ガラスとの前記距離(高さ)が0のときの前記一般原稿を読み取ったときの階調値で除したものであり、前記オープンデータ内の画素データの示す階調値の正規化は、該階調値を、前記原稿の前記ガラスに接している部分を示す前記ガラスとの前記距離(高さ)が0のときの前記原稿部分を読み取ったときの階調値で除したものである、
ことを特徴とする付記13又は14記載の原稿サイズ検出方法。
(付記16)
前記テーブルは、前記ガラスとの距離(高さ)hに、この距離(高さ)hにある前記一般原稿の読取データ(階調値)AAとこの一般原稿が前記ガラスに接している部分の読取データ(階調値)BBとの比率R(AA/BB)を対応させたテーブルであり、
前記カーブ区間に対応する前記オープンデータ内の各画素データに対して、注目する画素データと、この画素データの前後数個の画素データとの平均値を前記注目する画素データの値に換えることにより、前記オープンデータを補正オープンデータとし、
前記補正オープンデータのうちの前記カーブ区間を等間隔(Δd)で複数(k個)に区切ったときの各区切りの位置に対応する補正オープンデータの階調値An(n=1からk)と、前記差分データの階調値が、前記ガラスに接している原稿部分を示す所定値以下の前記差分データの部分に対応する前記オープンデータの階調値Bとの比率rn(An/B)を算出し、
前記テーブルを使用して、この算出した前記比率rnに等しい比率Rに対応する距離(高さ)hnを求め、
前記間隔(Δd)と前記距離(高さ)hnとに基づき前記カーブ区間の原稿長を求め、
前記カーブ区間の原稿長と前記ガラスに面した原稿長とにより、主走査方向の原稿サイズを求める、
ことを特徴とする付記13、14又は15記載の原稿サイズ検出方法。
(付記17)
前記カーブ区間の原稿長は、Σdn(=d1+d2+・・・dk)であり、ここで、dn=((Δdの二乗)+((hn-hn-1)の二乗)の平方根、但し、h0=0、n=1からkである、
ことを特徴とする付記16載の原稿サイズ検出方法。
(付記18)
前記カバーを、方形面を有する前記ガラス面の前記原稿を載置する位置の主走査方向の端部の外側を軸にして開いた前記ガラス面からの所定の角度の開状態にて前記第一の読取結果を取得する、
ことを特徴とする付記12載の原稿サイズ検出方法。
(付記19)
前記エッジ位置と、読み取る原稿を載置する前記ガラス面の原稿載置位置とに基づいて前記原稿の前記主走査方向のサイズを検出する、
ことを特徴とする付記12載の原稿サイズ検出方法。
(付記20)
前記原稿の主走査方向のサイズと、前記複数の副走査方向サイズセンサが検出した前記原稿の副走査方向のサイズとに基づき、前記原稿サイズを決定する、
ことを特徴とする付記12ら19いずれかに記載の原稿サイズ検出方法。
1 原稿サイズ検出装置
2 画像読取部
3 原稿サイズ検出部
4 テーブル
5 ガラス
6 カバー
7 角度センサ
8 副走査方向サイズセンサA
9 副走査方向サイズセンサB
10 プラテンガラス
11 原稿カバー
12 原稿読取手段

Claims (10)

  1. 読み取る原稿を載置するガラスと、
    閉じた状態で前記ガラスを覆い前記ガラスを覆う側が白色のカバーと、
    前記カバーを開いた状態及び閉じた状態で、原稿読取用ランプを点灯して主走査方向に前記原稿を読み取り、各々第一及び第二の読取結果を取得して出力する画像読取部と、
    前記第二の読取結果(クローズデータ)と前記第一の読取結果(オープンデータ)の差分データ内の各画素データとその前後の画素データから検出され、前記原稿の反り上がった部分であるカーブ区間に対応する、前記第一の読取結果内の画素データの階調値に対応する距離と前記階調値を示した画素の位置から求めた前記カーブ区間の原稿長と前記カーブ区間以外の区間の原稿長とから求めた前記原稿のエッジ位置に基づいて前記原稿の主走査方向のサイズを検出する原稿サイズ検出部と、
    を備えたことを特徴とする原稿サイズ検出装置。
  2. 前記ガラスに載置した所定の一般原稿の前記ガラスとの距離(高さ)と、この距離(高さ)にある前記一般原稿を読み取ったときの階調値を正規化したものとを予め対応させたテーブルを更に備え、
    前記原稿サイズ検出部は、前記第一の読取結果(オープンデータ)内の前記カーブ区間に対応する画素データの示す階調値を正規化したものに対応する距離(高さ)を前記テーブルを用いて求め、この距離(高さ)と前記階調値を示した画素の位置とに基づき前記カーブ区間の原稿長を求める、
    ことを特徴とする請求項1記載の原稿サイズ検出装置。
  3. 前記原稿サイズ検出部は、前記差分データ内の注目画素データを、前記ガラス面の前記原稿を載置する部分の前記主走査方向の端部の位置に対応する画素データから順に、前記ガラス面の前記主走査方向の端部の位置より内側の位置に対応する画素データへとずらしつつ、前記注目画素データの前方数画素の平均値と、後方数画素の平均値との差分値を求め、この差分値が、所定の第二の値以下であり、最初に、前記第二の値より低い所定の第一の値以上となった注目画素の位置を、前記カーブ区間の開始位置とし、前記カーブ区間の開始位置を検出後、前記差分値が前記第二の値以上となった注目画素の位置を、前記カーブ区間の終了位置として、前記カーブ区間を検出する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の原稿サイズ検出装置。
  4. 前記原稿サイズ検出部は、前記カーブ区間の開始位置を検出できずに、前記差分値が前記第二の値以上となる注目画素を検出した場合、この注目画素の位置を原稿のエッジ位置とする、
    ことを特徴とする請求項3記載の原稿サイズ検出装置。
  5. 前記ガラスとの前記距離(高さ)にある前記一般原稿を読み取ったときの階調値の正規化は、該階調値を、前記ガラスとの前記距離(高さ)が0のときの前記一般原稿を読み取ったときの階調値で除したものであり、前記オープンデータ内の画素データの示す階調値の正規化は、該階調値を、前記原稿の前記ガラスに接している部分を示す前記ガラスとの前記距離(高さ)が0のときの前記原稿部分を読み取ったときの階調値で除したものである、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の原稿サイズ検出装置。
  6. 前記テーブルは、前記ガラスとの距離(高さ)hに、この距離(高さ)hにある前記一般原稿の読取データ(階調値)AAとこの一般原稿が前記ガラスに接している部分の読取データ(階調値)BBとの比率R(AA/BB)を対応させたテーブルであり、
    前記原稿サイズ検出部は、前記カーブ区間に対応する前記オープンデータ内の各画素データに対して、注目する画素データと、この画素データの前後数個の画素データとの平均値を前記注目する画素データの値に換えることにより、前記オープンデータを補正オープンデータとし、
    前記補正オープンデータのうちの前記カーブ区間を等間隔(Δd)で複数(k個)に区切ったときの各区切りの位置に対応する補正オープンデータの階調値An(n=1からk)と、前記差分データの階調値が、前記ガラスに接している原稿部分を示す所定値以下の前記差分データの部分に対応する前記オープンデータの階調値Bとの比率rn(An/B)を算出し、
    前記テーブルを使用して、この算出した前記比率rnに等しい比率Rに対応する距離(高さ)hn(前記カーブ区間のカーブの上がり方向の距離hn)を求め、
    前記間隔(Δd)と前記距離(高さ)hnとに基づき前記カーブ区間の原稿長を求め、
    前記カーブ区間の原稿長と(端部からカーブ区間の始まりの位置までの長さである)前記ガラスに面した原稿長とにより、主走査方向の原稿サイズを求める、
    ことを特徴とする請求項2、3又は5記載の原稿サイズ検出装置。
  7. 前記カーブ区間の原稿長は、Σdn(=d1+d2+・・・dk)であり、ここで、dn=((Δdの二乗)+((hn-hn-1)の二乗)の平方根、但し、h0=0、n=1からkである、
    ことを特徴とする請求項6記載の原稿サイズ検出装置。
  8. 前記画像読取部は、前記カバーを、方形面を有する前記ガラス面の前記原稿を載置する位置の主走査方向の端部の外側を軸にして開いた前記ガラス面からの所定の角度の開状態にて前記第一の読取結果を取得する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の原稿サイズ検出装置。
  9. 請求項8記載の原稿サイズ検出装置と、
    印刷部と、を備え、
    前記原稿サイズ検出装置の前記画像読取部は、読取り手段を備えたキャリッジを有し、前記キャリッジをスキャンさせてガラス上の原稿を読み取り、この読み取ったデータを出力し、前記印刷部は、前記原稿サイズ検出装置が検出した前記原稿サイズの用紙に前記読み取ったデータを印刷する、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  10. 閉じた状態で原稿を読み取る際に載置するガラスを覆い、前記ガラスを覆う側が白色のカバーを、開いた状態及び閉じた状態で、原稿読取用ランプを点灯して主走査方向に前記原稿を読み取り、第一の読取結果(オープンデータ)及び第二の読取結果(クローズデータ)を取得し、
    前記第二の読取結果と前記第一の読取結果の差分データ内の各画素データとその前後の画素データから前記原稿の反り上がった部分であるカーブ区間を検出し、
    前記第一の読取結果内の前記カーブ区間に対応する画素データの階調値に対応する距離と前記階調値を示した画素の位置から前記カーブ区間の原稿長を求め、
    この原稿長と前記カーブ区間以外の区間の原稿長とから前記原稿のエッジ位置を求め、
    このエッジ位置に基づいて前記原稿の主走査方向のサイズを検出する、
    ことを特徴とする原稿サイズ検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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