JP2015226087A - 電子装置 - Google Patents

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輝之 梶田
Teruyuki Kajita
輝之 梶田
細田 剛
Takeshi Hosoda
剛 細田
広大 山浦
Kodai Yamaura
広大 山浦
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Abstract

【課題】共通の電源に接続される複数のフィルタ回路を備え、フィルタ回路の接続の仕方を工夫することによりノイズ除去性能を向上させた電子装置を提供する。【解決手段】フィルタ回路10は、コンデンサ100、101の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍に接続部P100、P101を有している。フィルタ回路11は、コンデンサ110、111の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍に接続部P110、P111を有している。そのため、接続部からコンデンサの端部までの配線長が短くなり、配線のインダクタンスが抑えられる。その結果、接続部にコンデンサが直接接続された状態になる。フィルタ回路10、11は、接続部P100、P101、P110、P111を介して接続されている。そのため、コンデンサ100、101とフィルタ回路11が多段接続された状態になる。従って、ノイズ除去性能を向上させることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、共通の電源に接続される複数のフィルタ回路を備えた電子装置に関する。
従来、電子装置として、例えば以下に示す特許文献1に開示される電源システムがある。
この電源システムは、高出力に対応するため、2つのコンバータ回路を並列駆動する。2つのコンバータ回路の入力端は、共通の高電圧バッテリに接続されている。また、2つのコンバータ回路の出力端は、共通の低電圧バッテリに接続されている。2つのコンバータ回路は、同一構成であり、ともにスイッチング素子を備えている。そして、スイッチング素子を所定タイミングでスイッチングさせることで、それぞれ、高電圧バッテリから供給される直流の電圧を降圧して低電圧バッテリに供給する。
特開2013−081349号公報
前述した電源システムでは、コンバータ回路は、スイッチング素子をスイッチングさせることで、高電圧バッテリから供給される直流を変換して低電圧バッテリに供給する。そのため、スイッチングに伴うノイズが発生してしまう。そこで、ノイズを除去するため、一般的に、コンバータ回路の入力端にフィルタ回路が接続されている。前述した電源システムの場合、2つのコンバータ回路の入力端にそれぞれフィルタ回路が接続される。その結果、2つのフィルタ回路が共通の高電圧バッテリに接続されることになる。しかし、2つのフィルタ回路は、それぞれ直接接続されているコンバータ回路にはフィルタとして機能するが、他のコンバータ回路に対してはフィルタとして機能しない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、共通の電源に接続される複数のフィルタ回路を備え、フィルタ回路の接続の仕方を工夫することによりノイズ除去性能を向上させた電子装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、コンデンサを有し、コンデンサが共通の電源に接続され、ノイズをそれぞれ除去する複数のフィルタ回路を備えた電子装置において、複数のフィルタ回路は、コンデンサの端部に接続される配線の当該端部の近傍に接続点を有し、接続点を介して少なくともいずれかのフィルタ回路に接続されていることを特徴とする。
この構成によれば、接続点は、コンデンサの端部に接続される配線の当該端部の近傍に設けられている。そのため、接続点からコンデンサの端部までの配線長が短くなり、配線のインダクタンスが抑えられる。その結果、接続点に、コンデンサが直接接続された状態になる。複数のフィルタ回路は、接続点を介して少なくともいずれかのフィルタ回路に接続されている。そのため、フィルタ回路の前段に他のフィルタ回路のコンデンサが接続された状態になる。つまり、コンデンサとフィルタ回路が多段接続された状態になる。そのため、ノイズ除去性能を向上させることができる。
第1実施形態における電力変換装置の概略構成を示すブロック図である。 図1におけるフィルタ回路の回路図である。 第1実施形態の変形形態におけるフィルタ回路の回路図である。 第2実施形態における電力変換装置の概略構成を示すブロック図である。 図4におけるフィルタ回路の回路図である。 第2実施形態の変形形態におけるフィルタ回路の回路図である。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る電子装置を、車両に搭載された高電圧バッテリから供給される電力を変換して出力する電力変換装置に適用した例を示す。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して第1実施形態の電力変換装置の概略構成について説明する。
図1に示す電力変換装置1は、ハイブリッド車両に搭載され、高電圧バッテリB1(電源)から供給される直流電力を、低電圧の直流電力に変換して低電圧バッテリや負荷(図略)に供給する装置である。電力変換装置1は、2つのフィルタ回路10、11と、2つのコンバータ回路12、13(電力変換回路)とを備えている。
フィルタ回路10、11は、共通の高電圧バッテリB1に接続され、コンバータ回路12、13の動作に伴うノイズをそれぞれ除去する回路である。フィルタ回路10、11の入力端は共通接続され高電圧バッテリB1に、出力端はコンバータ回路12、13にそれぞれ接続されている。
コンバータ回路12、13は、スイッチング素子を有し、スイッチング素子をスイッチングさせることで、フィルタ回路10、11を介して高電圧バッテリB1から供給される直流電力を変換して、それぞれ共通の低電圧バッテリや負荷に供給する回路である。コンバータ回路12、13の入力端はフィルタ回路10、11の出力端に、出力端は共通接続され、低電圧バッテリや負荷にそれぞれ接続されている。
次に、図2を参照してフィルタ回路の構成について説明する。
図2に示すように、フィルタ回路10は、コンデンサ100、101と、コモンモードチョークコイル102と、コンデンサ103〜105とを備えた、周知のフィルタ回路である。コモンモードチョークコイル102は、巻線102a、102bを備えている。フィルタ回路10は、プリント基板PB10に設けられている。
コンデンサ100、101は、配線パターンを介して直列接続されている。コンデンサ100、101の直列接続点はグランドに接続されている。コンデンサ100の一端は、配線パターンを介してコモンモードチョークコイル102の巻線102aの一端に接続されている。コンデンサ101の一端は、配線パターンを介してコモンモードチョークコイル102の巻線102bの一端に接続されている。コンデンサ100の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P100が設けられている。また、コンデンサ101の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P101が設けられている。
コンデンサ103、104は、配線パターンを介して直列接続されている。コンデンサ103、104の直列接続点はグランドに接続されている。コンデンサ103の一端は、配線パターンを介してコモンモードチョークコイル102の巻線102aの他端に接続されている。コンデンサ104の一端は、配線パターンを介してコモンモードチョークコイル102の巻線102bの他端に接続されている。
コンデンサ105の一端は配線パターンを介してコンデンサ103の一端に、他端は配線パターンを介してコンデンサ104の一端にそれぞれ接続されている。また、コンデンサ105の一端及び他端は、それぞれ配線パターンを介して、プリント基板PB10に設けられたコンバータ回路12(図略)の入力端にも接続されている。
フィルタ回路11は、コンデンサ110、111と、コモンモードチョークコイル112と、コンデンサ113〜115とを備えた、フィルタ回路10と同一の回路である。コモンモードチョークコイル112は、巻線112a、112bを備えている。フィルタ回路11は、プリント基板PB10に隣接して配置されたプリント基板PB11に設けられている。
コンデンサ110、111、コモンモードチョークコイル112及びコンデンサ113〜115は、コンデンサ100、101、コモンモードチョークコイル102及びコンデンサ103〜105と同一構成である。コンデンサ110の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P110が設けられている。また、コンデンサ111の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P111が設けられている。さらに、コンデンサ115の一端及び他端は、それぞれ配線パターンを介して、プリント基板PB11に設けられたコンバータ回路13(図略)の入力端に接続されている。
フィルタ回路10の接続部P100、P101は、金属からなる板状のバスバーBB10、BB11(配線)を介して高電圧バッテリB1にそれぞれ接続されている。フィルタ回路11の接続部P110、P111は、金属からなる板状のバスバーBB12、BB13(配線)を介してフィルタ回路10の接続部P100、P101にそれぞれ接続されている。
バスバーBB12、BB13は、板厚方向と直交する方向に所定の間隔を隔てて平行に配置されている。バスバーBB12は、バスバーBB12のインダクタンスと、バスバーBB12によって接続される接続部P100、P110に接続されているコンデンサ100、110で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。また、バスバーBB13は、バスバーBB13のインダクタンスと、バスバーBB13によって接続される接続部P101、P111に接続されているコンデンサ101、111で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。
次に、図1及び図2を参照して第1実施形態の電力変換装置の動作について説明する。なお、フィルタ回路10、11は周知のフィルタ回路であり、それら自体の詳細な動作は、本発明の内容と直接的に関係がないため説明を省略する。
図1に示すコンバータ回路12、13のスイッチング素子がスイッチングすることで、スイッチングノイズが発生する。
図2に示すように、フィルタ回路10の接続部P100、P101は、バスバーBB10、BB11を介して高電圧バッテリB1に接続されている。コンバータ回路12の動作に伴うノイズは、フィルタ回路10によって除去される。
フィルタ回路11の接続部P110、P111は、バスバーBB12、BB13を介してフィルタ回路10の接続部P100、P101に接続されている。
接続部P100、P101は、コンデンサ100、101の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍に設けられている。そのため、接続部P100からコンデンサ100の一端部までの配線パターンの長さが短くなり、配線パターンのインダクタンスが抑えられる。また、接続部P101からコンデンサ101の一端部までの配線パターンの長さが短くなり、配線パターンのインダクタンスが抑えられる。その結果、配線パターンのインダクタンスの影響を受けることなく、接続部P100、P101に、コンデンサ100、101が直接接続された状態になる。これにより、フィルタ回路11の前段に、フィルタ回路10のコンデンサ100、101が接続された状態になる。つまり、コンデンサ100、101とフィルタ回路11が多段接続された状態になる。
バスバーBB12は、バスバーBB12のインダクタンスとコンデンサ100、110で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。また、バスバーBB13は、バスバーBB13のインダクタンスとコンデンサ101、111で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。そのため、バスバーBB12のインダクタンスとコンデンサ100、110、及び、バスバーBB13のインダクタンスとコンデンサ101、111で、フィルタ回路が別途形成される。
コンバータ回路13の動作に伴うノイズは、フィルタ回路11によって除去される。また、バスバーBB12のインダクタンスとコンデンサ100、110、及び、バスバーBB13のインダクタンスとコンデンサ101、111で別途形成されたフィルタ回路によって除去される。
図1に示すコンバータ回路12、13は、スイッチング素子をスイッチングさせることで、フィルタ回路10、11を介して供給される直流電力を変換してそれぞれ共通の負荷に供給する。これにより、高電圧バッテリB1から供給される直流電力が、フィルタ回路10及びコンバータ回路12、フィルタ回路11及びコンバータ回路13を介して負荷に供給される。
次に、第1実施形態の電力変換装置の効果について説明する。
第1実施形態によれば、フィルタ回路10は、コンデンサ100、101の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍に接続部P100、P101を有している。また、フィルタ回路11は、コンデンサ110、111の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍に接続部P110、P111を有している。そして、フィルタ回路10、11は、接続部P100、P101、P110、P111を介して接続されている。そのため、前述したように、コンデンサ100、101とフィルタ回路11が多段接続された状態になる。従って、ノイズ除去性能を向上させることができる。
第1実施形態によれば、接続部P100、P101、P110、P111を介して接続されているフィルタ回路10、11のうち、フィルタ回路10は、接続部P100、P101を介して高電圧バッテリB1に接続されている。そのため、フィルタ回路10、11を共通の高電圧バッテリB1に確実に接続することができる。
第1実施形態によれば、バスバーBB12は、バスバーBB12のインダクタンスとコンデンサ100、110によって、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。また、バスバーBB13は、バスバーBB13のインダクタンスとコンデンサ101、111によって、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。そのため、バスバーBB12のインダクタンスとコンデンサ100、110、及び、バスバーBB13のインダクタンスとコンデンサ101、111によって、フィルタ回路が別途形成されることになる。そのため、ノイズ除去性能をさらに向上させることができる。
第1実施形態によれば、接続部P100、P110を接続する配線、及び、接続部P101、P111を接続する配線は、バスバーBB12、BB13によって構成されている。そのため、フィルタ回路10、11がそれぞれ別のプリント基板PB10、PB11に設けられていても、確実に接続することができる。また、長さの調整が容易なため、適切なインダクタンスに容易に調整することができる。
第1実施形態によれば、第1実施形態に示す装置は電力変換装置である。電力変換装置1は、スイッチング素子を有し、フィルタ回路10、11毎に接続され、スイッチング素子をスイッチングさせることで、フィルタ回路10、11を介して供給される電力を変換して出力するコンバータ回路12、13を有している。このような構成の装置であっても、ノイズ性能を向上させることができる。
なお、第1実施形態では、フィルタ回路10、11がプリント基板PB10、PB11にそれぞれ設けられている例を挙げているが、これに限られるものではない。図3に示すように、フィルタ回路10、11は、共通のプリント基板PB13(配線基板)に設けられ、プリント基板PB13上の配線パターンによって接続されていてもよい。フィルタ回路10、11の接続にバスバーを用いる必要がなくなる。そのため、部品点数を削減でき、コストを抑えることができる。
第1実施形態では、フィルタ回路同士を接続するバスバーが、板厚方向と直交する方向に所定の間隔を隔てて平行に配置されている例を挙げているが、これに限られるものではない。フィルタ回路同士を接続するバスバーは、板厚方向に所定の間隔を隔てて対向して配置されていてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の電力変換装置について説明する。第2実施形態の電力変換装置は、第1実施形態の電力変換装置に対して、フィルタ回路及びコンバータ回路の数を増加させたものである。
まず、図4を参照して第2実施形態の電力変換装置の概略構成について説明する。
図4に示す電力変換装置2は、ハイブリッド車両に搭載され、高電圧バッテリB2(電源)から供給される直流電力を、低電圧の直流電力に変換して低電圧バッテリや負荷(図略)に供給する装置である。電力変換装置2は、4つのフィルタ回路20〜23と、4つのコンバータ回路24〜27(電力変換回路)とを備えている。
フィルタ回路20〜23は、共通の高電圧バッテリB2に接続され、コンバータ回路24〜27の動作に伴うノイズをそれぞれ除去する回路である。フィルタ回路20〜23の入力端は共通接続され高電圧バッテリB2に、出力端はコンバータ回路24〜27にそれぞれ接続されている。
図5に示すように、フィルタ回路20は、コンデンサ200、201と、コモンモードチョークコイル202と、コンデンサ203〜205とを備えた、周知のフィルタ回路である。コモンモードチョークコイル202は、巻線202a、202bを備えている。フィルタ回路20は、プリント基板PB20に設けられている。コンデンサ200、201、コモンモードチョークコイル202及びコンデンサ203〜205は、第1実施形態のコンデンサ100、101、コモンモードチョークコイル102及びコンデンサ103〜105と同一構成である。コンデンサ200の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P200が設けられている。また、コンデンサ201の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P201が設けられている。
フィルタ回路21は、コンデンサ210、211と、コモンモードチョークコイル212と、コンデンサ213〜215とを備えている。コモンモードチョークコイル212は、巻線212a、212bを備えている。フィルタ回路21は、フィルタ回路20と同一構成の回路である。フィルタ回路21は、プリント基板PB20に隣接して配置されたプリント基板PB21に設けられている。コンデンサ210の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P210が設けられている。また、コンデンサ211の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P211が設けられている。
フィルタ回路22は、コンデンサ220、221と、コモンモードチョークコイル222と、コンデンサ223〜225とを備えている。コモンモードチョークコイル222は、巻線222a、222bを備えている。フィルタ回路22は、フィルタ回路20と同一構成の回路である。フィルタ回路22は、プリント基板PB21に隣接して配置されたプリント基板PB22に設けられている。コンデンサ220の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P220が設けられている。また、コンデンサ221の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P221が設けられている。
フィルタ回路23は、コンデンサ230、231と、コモンモードチョークコイル232と、コンデンサ233〜235とを備えている。コモンモードチョークコイル232は、巻線232a、232bを備えている。フィルタ回路23は、フィルタ回路20と同一構成の回路である。フィルタ回路23は、プリント基板PB22に隣接して配置されたプリント基板PB23に設けられている。コンデンサ230の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P230が設けられている。また、コンデンサ231の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍には、接続部P231が設けられている。
フィルタ回路20の接続部P200、P201は、金属からなる板状のバスバーBB20、BB21を介して高電圧バッテリB2にそれぞれ接続されている。フィルタ回路21の接続部P210、P211は、金属からなる板状のバスバーBB22、BB23を介してフィルタ回路20の接続部P200、P201にそれぞれ接続されている。
バスバーBB22、BB23は、板厚方向と直交する方向に所定の間隔を隔てて平行に配置されている。バスバーBB22は、バスバーBB22のインダクタンスと、バスバーBB22によって接続される接続部P200、P210に接続されているコンデンサ200、210で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。また、バスバーBB23は、バスバーBB23のインダクタンスと、バスバーBB23によって接続される接続部P201、P211に接続されているコンデンサ201、211で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。
フィルタ回路22の接続部P220、P221は、金属からなる板状のバスバーBB24、BB25を介してフィルタ回路21の接続部P210、P211にそれぞれ接続されている。
バスバーBB24、BB25は、板厚方向と直交する方向に所定の間隔を隔てて平行に配置されている。バスバーBB24は、バスバーBB24のインダクタンスと、バスバーBB24によって接続される接続部P210、P220に接続されているコンデンサ210、220で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。また、バスバーBB25は、バスバーBB25のインダクタンスと、バスバーBB25によって接続される接続部P211、P221に接続されているコンデンサ211、221で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。
フィルタ回路23の接続部P230、P231は、金属からなる板状のバスバーBB26、BB27を介してフィルタ回路22の接続部P220、P221にそれぞれ接続されている。
バスバーBB26、BB27は、板厚方向と直交する方向に所定の間隔を隔てて平行に配置されている。バスバーBB26は、バスバーBB26のインダクタンスと、バスバーBB26によって接続される接続部P220、P230に接続されているコンデンサ220、230で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。また、バスバーBB27は、バスバーBB27のインダクタンスと、バスバーBB27によって接続される接続部P221、P231に接続されているコンデンサ221、231で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。
次に、図4及び図5を参照して第2実施形態の電力変換装置の動作について説明する。なお、フィルタ回路20〜23は周知のフィルタ回路であり、それら自体の詳細な動作は、本発明の内容と直接的に関係がないため説明を省略する。
図4に示すコンバータ回路24〜27のスイッチング素子がスイッチングすることで、スイッチングノイズが発生する。
図5に示すように、フィルタ回路20の接続部P200、P201は、バスバーBB20、BB21を介して高電圧バッテリB2に接続されている。コンバータ回路24の動作に伴うノイズは、フィルタ回路20によって除去される。
フィルタ回路21の接続部P210、P211は、バスバーBB22、BB23を介してフィルタ回路20の接続部P200、P201に接続されている。
接続部P200、P201は、コンデンサ200、201の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍に設けられている。そのため、第1実施形態の場合と同様に、コンデンサ200、201とフィルタ回路21が多段接続された状態になる。
バスバーBB22は、バスバーBB22のインダクタンスとコンデンサ200、210で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。また、バスバーBB23は、バスバーBB23のインダクタンスとコンデンサ201、211で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。そのため、第1実施形態の場合と同様に、バスバーBB22のインダクタンスとコンデンサ200、210、及び、バスバーBB23のインダクタンスとコンデンサ201、211で、フィルタ回路が別途形成されることになる。
コンバータ回路25の動作に伴うノイズは、フィルタ回路21によって除去される。また、バスバーBB22のインダクタンスとコンデンサ200、210、及び、バスバーBB23のインダクタンスとコンデンサ201、211で別途形成されたフィルタ回路によって除去される。
フィルタ回路22の接続部P220、P221は、バスバーBB24、BB25を介してフィルタ回路21の接続部P210、P211に接続されている。
接続部P210、P211は、コンデンサ210、211の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍に設けられている。そのため、第1実施形態の場合と同様に、コンデンサ210、211とフィルタ回路22が多段接続されるとともに、さらに、コンデンサ200、210が多段接続された状態になる。
バスバーBB24は、バスバーBB24のインダクタンスとコンデンサ210、220で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。また、バスバーBB25は、バスバーBB25のインダクタンスとコンデンサ211、221で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。そのため、第1実施形態の場合と同様に、バスバーBB24のインダクタンスとコンデンサ210、220、及び、バスバーBB25のインダクタンスとコンデンサ211、221で、フィルタ回路が別途形成されるとともに、別途形成された前述したフィルタ回路が前段に多段接続された状態になる。
コンバータ回路26の動作に伴うノイズは、フィルタ回路22によって除去される。また、多段接続された、前段に別途形成された前述したフィルタ回路と、バスバーBB24のインダクタンスとコンデンサ210、220、及び、バスバーBB25のインダクタンスとコンデンサ211、221で別途形成されたフィルタ回路によって除去される。
フィルタ回路23の接続部P230、P231は、バスバーBB26、BB27を介してフィルタ回路22の接続部P220、P221に接続されている。
接続部P220、P221は、コンデンサ220、221の一端部に接続される配線パターンの当該一端部の近傍に設けられている。そのため、第1実施形態の場合と同様に、コンデンサ220、221とフィルタ回路23が多段接続されるとともに、さらに、コンデンサ200、210とコンデンサ210、211が多段接続された状態になる。
バスバーBB26は、バスバーBB26のインダクタンスとコンデンサ220、230で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。また、バスバーBB27は、バスバーBB27のインダクタンスとコンデンサ221、231で、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されている。そのため、第1実施形態の場合と同様に、バスバーBB26のインダクタンスとコンデンサ220、230、及び、バスバーBB27のインダクタンスとコンデンサ221、231で、フィルタ回路が別途形成されるとともに、別途形成された前述したフィルタ回路が前段及び前々段に多段接続された状態になる。
コンバータ回路27の動作に伴うノイズは、フィルタ回路23によって除去される。また、多段接続された、前段及び前々段に別途形成された前述したフィルタ回路と、バスバーBB26のインダクタンスとコンデンサ220、230、及び、バスバーBB27のインダクタンスとコンデンサ221、231で別途形成されたフィルタ回路によって除去される。
図4に示すコンバータ回路24〜27は、スイッチング素子をスイッチングさせることで、フィルタ回路20〜23を介して供給される直流電力を変換してそれぞれ共通の負荷に供給する。これにより、高電圧バッテリB2から供給される直流電力が、フィルタ回路20及びコンバータ回路24、フィルタ回路21及びコンバータ回路25、フィルタ回路22及びコンバータ回路26、フィルタ回路23及びコンバータ回路27を介して負荷に供給される。
次に、第2実施形態の電力変換装置の効果について説明する。第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第2実施形態では、隣接するフィルタ回路の接続部同士がバスバーを介して接続されている例を挙げているが、これに限られるものではない。図6に示すように、フィルタ回路22の接続部P220、P221が、バスバーBB28、BB29を介してフィルタ回路20の接続部P200、P201に接続されていてもよい。複数のフィルタ回路が、接続部を介して少なくともいずれかのフィルタ回路に接続されていればよい。
第2実施形態では、フィルタ回路20が接続部P200、P201を介して高電圧バッテリB2に接続されている例を挙げているが、これに限られるものではない。他のフィルタ回路が接続部を介して高電圧バッテリB2に接続されていてもよい。複数のフィルタ回路のうち、いずれかのフィルタ回路が、接続部を介して高電圧バッテリに接続されていればよい。
第2実施形態では、フィルタ回路同士を接続するバスバーが、板厚方向と直交する方向に所定の間隔を隔てて平行に配置されている例を挙げているが、これに限られるものではない。フィルタ回路同士を接続するバスバーは、板厚方向に所定の間隔を隔てて対向して配置されていてもよい。
第2実施形態では、フィルタ回路20〜23がプリント基板PB20〜PB23にそれぞれ設けられている例を挙げているが、これに限られるものではない。全てのフィルタ回路が共通のプリント基板に設けられていてもよい。
1・・・電力変換装置、10、11・・・フィルタ回路、100、101・・・コンデンサ、P100、P101、P110、P111・・・接続部、12、13・・・コンバータ回路(電力変換回路)、BB10〜BB13・・・バスバー(配線)、B1・・・高電圧バッテリ

Claims (6)

  1. コンデンサ(100、101、110、111、200、201、210、211、220、221、230、231)を有し、前記コンデンサが共通の電源(B1、B2)に接続され、ノイズをそれぞれ除去する複数のフィルタ回路(10、11、20〜23)を備えた電子装置において、
    複数の前記フィルタ回路は、前記コンデンサの端部に接続される配線の当該端部の近傍に接続部(P100、P101、P110、P111、P200、P201、P210、P211、P220、P221、P230、P231、)を有し、前記接続部を介して少なくともいずれかの前記フィルタ回路に接続されていることを特徴とする電子装置。
  2. いずれかの前記フィルタ回路(10、20)は、前記接続部を介して前記電源に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記接続部同士を接続する配線(BB12、BB13、PT12、PT13、BB22〜BB29)は、前記接続部同士を接続する配線のインダクタンスと、当該配線によって接続される前記接続部に接続されている前記コンデンサで、ノイズ除去機能を有する回路を構成することができるように、長さが調整されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装置。
  4. 前記接続部同士を接続する配線(BB12、BB13、BB22〜BB29)は、バスバーによって構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子装置。
  5. 複数の前記フィルタ回路(10、11)は、共通の配線基板(PB13)に設けられ、 前記接続部同士を接続する配線(PT12、PT13)は、前記配線基板上の配線パターンによって構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子装置。
  6. スイッチング素子を有し、前記フィルタ回路毎に接続され、前記スイッチング素子をスイッチングさせることで、前記フィルタ回路を介して供給される電力を変換して出力する複数の電力変換回路(12、13、24〜27)を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子装置。
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