JP2015225714A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック機構によりオス端子を変形させ接点を形成してメス端子との間の接触抵抗を低減できるコネクタを提供する。
【解決手段】オスハウジング4の上側に別体に配置された樹脂製の第1アーム10と、オスハウジング4内に第1アーム10に一体に弾性率の高い金属部材からなるロック端子11とが移動可能に設けられる。第1アーム10の先端に第1爪部12が設けられ、樹脂製のメスハウジング5の上側に第1凹部13が設けられる。第1アーム10を挿入方向に移動させていくと、第1爪部12が樹脂の弾性により第1凹部13に係合して、ロック端子11が固定される。弾性率の高いロック端子11によりオス側接点部8が押圧されることで、メス側接点部9とロック端子11先端部とに押し付けられたオス側接点部8が変形する。ロック端子11を押し込んだ際に、メス側接点部9の両端が拡がらないように保持部17の傾斜面によりメス側接点部9が保持される。
【選択図】図3

Description

本発明は、コネクタに関し、特に、オス・メス端子が接触し導通する接点構造を備えたコネクタに関するものである。
従来、車両に搭載されるECU(電子制御ユニット)と車両信号あるいは外部電源との間の接続や、ECU内部での信号や電源接続に複数の端子を有したコネクタが用いられている。このコネクタには、オス側およびメス側コネクタを結合する際、導電性を有するオス端子とメス端子とが嵌合し、両端子の接触部分が電気的に導通する接点を備えたコネクタ端子が多く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、これらのコネクタ端子の接点は、メス端子の対向するコンタクトばねがオス端子のコンタクトピンを挟持し、押圧力により接触することにより接点を形成する構造となっている。オス端子には、四角柱形状のコンタクトピンの先端にテーパ部が形成されている。一方、メス端子には、オス端子の挿入時にコンタクトピンの上面と下面とを挟持する一対の接触部がコンタクトばねに形成されている。このオス・メス端子を有する多ピン型のコネクタにおいて、オス・メス端子を嵌合接続させ、オス側およびメス側コネクタを結合している。
特開平8−124633号公報
ところで、ECUの信頼性を確保して効率よく動作させるためには、コネクタのオス端子とメス端子との間の接触抵抗を低減する必要がある。特に、ECUの電源端子やモータ出力端子等の大電流が流れる部分に使用されるコネクタは、発熱を抑えるために更に接触抵抗を小さくすることが要求される。
しかしながら、従来のコネクタ端子の接点構造においては、接触抵抗を小さくするために接点部分の形状変更等により接点に発生する挿抜荷重(押圧力)を増加させ、接触圧を大きくすることが行なわれている。
これにより、コネクタの接触信頼性は向上するが挿抜荷重が増加するため、車両に搭載されるECUの低挿入力の要求値を満足できない場合がある。したがって、コネクタの挿抜荷重を増加させずに接触抵抗を小さくして、コネクタ端子間の接触を確実に確保できるコネクタの接点構造が望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ロック機構によりオス端子を変形させ接点を形成してメス端子との間の接触抵抗を低減できるコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、コネクタにおいて、先端に略V字状に閉じるオス側接点部が形成されたオス端子がオスハウジングに収容されたオスコネクタと、先端が略V字状に開いて前記オス端子を挟持可能な一対の対向する面を有するメス側接点部が形成されたメス端子がメスハウジングに収容され、前記オスコネクタが挿入嵌合され電気的に接続されるメスコネクタと、を備え、前記オスコネクタは、前記オスハウジングの外側面から突出するとともに先端に爪部を設けたアームと、前記アームと一体に形成されて前記オスハウジングに収容され、先端が略V字状に閉じたロック端子とからなり、挿入方向に移動可能に設けられたロック機構を有し、前記オス側接点部は、前記アームを挿入方向に移動させ、前記爪部が前記メスハウジングの外側面の凹部に係合して固定されたときに、前記ロック端子により内側から押圧され前記メス側接点部に押し付けられて変形し、前記メス側接点部に接触していることを要旨とする。
上記構成によれば、ロック機構のアームを操作してロック端子を移動させることにより、オス端子の先端のオス側接点部がロック端子に押圧され、ロック端子とメス端子の先端のメス側接点部とに接触して接点が形成される。このとき、オス側接点部はロック端子によりメス側接点部に押し付けられて変形するため、オス端子はメス端子に密着して接触する。これにより、オス側・メス側接点部間の確実な接触を確保することができ、オス・メス端子間の接触抵抗の低減およびコネクタを搭載したECUの効率向上が可能になる。また、コネクタ嵌合時の挿抜力(特に、挿入力)を小さくでき、ECUの組付性を向上させることができる。さらに、端子間の接触抵抗が小さくなることで、従来コネクタを使用できなかった大電流が流れる部位にもコネクタを使用できるようになるため、ECUの小型化が可能になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記メス側接点部は、前記ロック端子を前記挿入方向に押し込むことにより挟持方向に拡がり、前記メスハウジングの開口部の内側に設けられた保持部の開口端に向かって幅が狭くなる傾斜面に当接し保持されることを要旨とする。
上記構成によれば、ロック端子を挿入方向に押し込みオス側接点部をメス側接点部に押し付けた際に、メスハウジング側に形成された保持部の傾斜面でメス側接点部を支えることにより、メス端子が挟持方向に拡がるのを抑えることができる。これにより、オス・メス端子を確実に嵌合接触させることができるため、オス・メス端子間の接触抵抗の低減およびコネクタを搭載したECUの効率向上が可能になる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のコネクタにおいて、前記ロック端子は、前記オス端子よりも弾性率の高い部材により形成されていることを要旨とする。
上記構成によれば、ロック端子はオス端子よりも高硬度で弾性率の高い部材により形成されているため、ロック端子のばね弾性による押圧力によりオス端子を容易に変形させることができる。これにより、オス・メス端子を確実に嵌合接触させることができるため、オス・メス端子間の接触抵抗の低減およびコネクタを搭載したECUの効率向上が可能になる。
本発明によれば、ロック機構によりオス端子を変形させ接点を形成してメス端子との間の接触抵抗を低減できるコネクタを提供できる。
本発明の一実施形態に係るオス・メス端子を収容したコネクタの概略構成を示す図。 図1のコネクタのハウジング結合時のオス・メス端子の嵌合部分を正面から見た断面図。 図1のコネクタのハウジングロック時のオス・メス端子の嵌合部分を正面から見た断面図。
以下、本発明の実施形態について、図に基づいて具体的に説明する。
なお、以下の説明において、挟持方向とは図中、上下方向を指し、挿入方向とは図中、左右方向を指す。
図1は、本発明の一実施形態に係るオス・メス端子6,7を収容したコネクタ1の概略構成を示す図である。コネクタ1は、例えば車両に搭載されるECU(電子制御ユニット)と各種センサの車両信号および外部電源との接続や、ECU内部での信号および電源接続用として用いられる。
図1に示すように、コネクタ1は、一対のオスコネクタ2および相手側のメスコネクタ3により構成される。本実施形態のオスコネクタ2は、オス端子6と樹脂製のオスハウジング4とからなるワイヤーハーネス用コネクタであり、メスコネクタ3は、メス端子7と樹脂製のメスハウジング5とからなる基板用コネクタである。コネクタ端子は、それぞれオス端子6がオスコネクタ2のオスハウジング4内に保持され、メス端子7がメスコネクタ3のメスハウジング5内に保持されている。メスハウジング5に相手側のオスハウジング4が挿入嵌合され(図中、矢印方向)、オス端子6とオス端子6を挟持可能に配置されたメス端子7とが密着して接触する構造を有している。
オス端子6は、母材が銅系材料(例えば、銅または銅合金)からなる導電性部材の断面が長方形の角線により構成されている。オス端子6の一端側には、略V字状に閉じたオス側接点部8が形成されてオスハウジング4内に保持されている。一方、オス端子6の他端側(図中、右側のオスハウジング4の底面側)には、図示しない外部センサ等からの複数本の信号線を含むワイヤーハーネス20が接続されている。
オスコネクタ2には、ロック機構が設けられ、オスハウジング4の上側の外側面から突出した樹脂製の第1アーム10と第1アーム10と一体に屈曲して形成されオスハウジング4内に収容されたロック端子11とで構成されている。ロック機構は、挿入方向(図中、矢印方向)に移動可能に設けられている。ロック端子11は、母材が高硬度で弾性率がオス端子6より高い金属部材が使用される。ロック端子11は、先端部が略V字状に閉じて折り曲げられ、オス・メスコネクタ2,3を結合する際に、第1アーム10を操作(図中、左方向)することにより、ロック端子11の先端部が移動し、ばね弾性によりオス側接点部8に接触して押圧する。なお、オス端子6およびロック端子11は、平板状部材をプレス加工により平角状またはタブ状(平刃形状)に形成されている。
メス端子7の一端側には、メスハウジング5の前方(図中、右側)の開口側に向って対向する一対(2枚)の板状のバネ片(以下、板バネという)からなるメス側接点部9が形成されて、メスハウジング5内に保持されている。2枚の板バネは、溶接により接合されている。挿入方向に対面するオス側接点部8と電気的に導通するメス側接点部9を含むメス端子7は、母材が銅系材料(例えば、銅または銅合金)からなる平板状の導電性部材により形成されている。折り曲げられてメスハウジング5から突出したメス端子7の他端側は上方(図中、矢印方向)へ延びて、基板18に貫通して形成された、例えば長円形のスルーホール19に挿入され、はんだ付けが行なわれて基板18に固定されている。
以上のように、メス側接点部9、オス側接点部8、およびロック端子11により形成される接点を設け、ロック端子11とメス端子7との間に配置されたオス端子6を押圧することによりオス端子6が変形させられ、確実にメス端子7に接触させることができる。これにより、オス端子6とメス端子7との確実な嵌合接触を確保し、電気的に良好な導通状態とすることが可能になる。
次に、オスコネクタ2およびメスコネクタ3からなるコネクタ1の結合方法について説明する。
図2は、図1のコネクタ1のオス・メスハウジング4,5結合時のオス・メス端子6,7の嵌合部分を正面から見た断面図である。なお、正面とはコネクタ端子の嵌合部分が見える方向を指す。
図2に示すように、コネクタ端子は、嵌合部分としてオス端子6とメス端子7とが嵌合接触するする構造を有している。図2のコネクタ端子は、オスハウジング4をメスハウジング5に挿入してオス端子6とメス端子7とが嵌合接触している状態を示している。
オス端子6は、メス端子7に挿入して電気的に導通可能に接続される一端側が略V字状に閉じたオス側接点部8と、他端側がワイヤーハーネス20の導体が接続されるワイヤーハーネス接続部23とから構成されている。オス端子6は、母材が例えばアルミ系材料の角線により成形されている。オス端子6の相手側端子であるメス端子7は、一端側が略V字状に開いたメス側接点部9と、他端側が、図1を参照して、基板18が接続される基板接続部22とから構成されている。メス側接点部9は、一対の対向する面を有する板バネからなり、挿入されるオス端子6のオス側接点部8を上下方向に挟持する。メス端子7は、母材が銅系材料からなる平板がプレス加工されて形成されている。
また、樹脂製のオスハウジング4の下側の外側面には、先端に突起状の第2爪部15を有してスナップフィット部がオスハウジング4に一体に形成された第2アーム14が設けられている。樹脂製のメスハウジング5の下側には、切り欠かれた第2凹部16が設けられている。オスハウジング4をメスハウジング5に挿入していくと、スナップフィット部の第2爪部15が樹脂の弾性により第2凹部16に係合されて、オス・メスハウジング4,5同士が固定され、挿入時の位置決めが行なわれる。このとき、オスハウジング4の上側の外側面に配置された第1アーム10の先端の第1爪部12は、メスハウジング5の開口端の上側縁部に弾性変形して当接した状態で保持されている。
次に、図3は、図1のコネクタ1のオス・メスハウジング4,5ロック時のオス・メス端子6,7の嵌合部分を正面から見た断面図である。
図3のコネクタ端子は、オスハウジング4をメスハウジング5に挿入後、オス端子6がロック端子11に押圧されて、オス端子6とメス端子7とが嵌合接触している状態を示している。
図3に示すように、スナップフィット部が形成された樹脂製の第1アーム10と、第1アーム10と一体に形成されたロック端子11とがオスハウジング4に移動可能に設けられている。第1アーム10は、オスハウジング4の上側の外側面に別体に配置されている。ロック端子11は、オス端子6よりも弾性率の高い金属部材から形成され、オスハウジング4内に収容されている。第1アーム10の先端には突起状の第1爪部12が設けられ、樹脂製のメスハウジング5の上側の外側面には、第1爪部12を係合させて固定するために切り欠かれた第1凹部13が設けられている。
第1アーム10を挿入方向のメスハウジング5側に移動させていくと、スナップフィット部の第1爪部12が樹脂の弾性により第1凹部13に係合され、ロック端子11が固定される。このとき、ロック端子11の押圧力に対してメス側接点部9からの反力が発生して、オス・メスハウジング4,5同士がロックされる。そして、弾性率の高いロック端子11によりオス側接点部8の内側が押圧されることで、メス側接点部9とロック端子11先端部とに押し付けられたオス側接点部8が変形する。
また、ロック端子11を押し込んだ際に、メス側接点部9の両端が挟持方向に拡がらないように、メスハウジング5の開口部の内側に形成された保持部17の開口端に向かって幅が狭くなる傾斜面に当接し、メス側接点部9の上側の接点が保持される。メス側接点部9の下側の接点は、オスハウジング4の内側壁面に当接し保持される。
なお、コネクタ1(オス・メスコネクタ2,3)を外す際には、オスコネクタ2の上下外側の第1および第2アーム10,14のスナップフィット部を押下することで第1および第2凹部13,16および第1および第2爪部12,14の係合を開放することができる。
以上により、オス・メスコネクタ2,3を嵌合させロックさせることにより、ロック端子11を押し込んでオス側接点部8を押圧し、ロック端子11のばね弾性によりメス側接点部9に押し付けてオス側接点部8を変形させる。この結果、オス側接点部8およびメス側接点部9同士が確実に接触し、オス端子6とメス端子7とは電気的に導通可能に接続される。また、オス端子6およびメス端子7間の接触抵抗を小さくすることができ、コネクタ1を搭載したECUの効率向上が可能になる。
次に、上記のように構成された本発明の実施形態に係るコネクタ1の作用および効果について説明する。
上記実施形態によれば、オスハウジング4に保持されるオス端子6を有するオスコネクタ2と、メスハウジング5に保持されるメス端子7を有するメスコネクタ3とを備えたコネクタ1において、オスコネクタ2に移動可能にロック機構を設ける。オスハウジング4をメスハウジング5に挿入嵌合した後、ロック機構の第1アーム10を挿入方向に操作して一体に設けられたロック端子11を移動させ、オス・メスハウジング4,5同士をロックさせる。この結果、略V字状に閉じたロック端子11の先端部は、オス端子6の先端の略V字状に閉じたオス側接点部8を押圧することにより内側から押し拡げるように作用する。このため、オス側接点部8がロック端子11の先端部とメス端子7の先端の略V字状に開いたメス側接点部9とに押し付けられて接点が形成される。
このとき、オス側接点部8は、弾性力の高いロック端子11に押圧されるとともにメス側接点部9に押し付けられて変形するため、オス端子6がメス端子7に密着して接触する。ロック端子11を挿入方向に押し込んだ際に、メスハウジング5の開口部内側に設けた保持部17の傾斜面でメス側接点部9を支えることにより、メス端子7が挟持方向に拡がるのを抑えることができる。ロック端子11の押圧力に対してメス側接点部9からの反力が発生して、オス・メスハウジング4,5同士がロックされる。この結果、ロック端子11はメス端子7の先端の略V字状に開いたメス側接点部9を外側から押し縮めるように作用する。また、ロック端子11はオス端子6よりも高硬度で弾性率の高い金属部材で形成されているため、ロック端子11が発生させる押圧力によりオス端子6を容易に変形させることが可能になる。
これにより、オス側接点部8およびメス側接点部9間の確実な接触状態を確保し、オス・メス端子6,7を確実に嵌合接続させることができるため、オス・メス端子6,7間の接触抵抗を低減させ、コネクタ1を搭載したECUの効率向上が可能になる。また、従来のコネクタのような端子の接点を押し付け接触させた状態で挿入する必要がないので、コネクタ1(オス・メスコネクタ2,3)嵌合時の挿抜力(特に、挿入力)を小さくでき、ECUの組付性も向上する。さらに、オス・メス端子6,7間の接触抵抗が小さくなることで、従来コネクタを使用できなかった大電流が流れる部位にもコネクタ1を使用できるため、ECUの小型化が可能になる。
以上のように、本発明の実施形態によれば、ロック機構によりオス端子を変形させ接点を形成してメス端子との間の接触抵抗を低減できるコネクタを提供できる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明はさらに他の形態で実施することも可能である。
上記実施形態では、コネクタ1において、オスコネクタ2側にロック機構を設けて。オス端子6とメス端子7とを嵌合して接続する場合を例示したが、これに限定されるものでなく、他の部品、例えば大電流を流す電源回路用コイルの端子等の圧入(プレスフィット)や溶接により電気的に接続する部位に適用してもよい。
上記実施形態では、オス端子6およびロック端子11の先端に折り曲げにより略V字状の突起を設けるようにしたが、これに限定されるものでなく、相手側端子を押し拡げることができるくさび形状が形成されたものであればよい。
上記実施形態では、金属部材からなる断面が四角形状の角線を用いてロック端子11を形成しオス端子6を押圧する場合を例示したが、これに限定されるものでなく、製造上安価な丸線を用いて先端を略V字状に閉じたロック端子11を形成し、平板の略V字状に閉じたオス側接点部8を内側から押圧するようにしてもよい。
上記実施形態では、基板対ワイヤーハーネス接続のワイヤーハーネス用オスコネクタ2について例示したが、これに限定されるものでなく、オスコネクタ2は、例えばワイヤーハーネスが接続されるメス端子7を収容したワイヤーハーネス対ワイヤーハーネス接続の中継タイプのワイヤーハーネス用コネクタ、あるいは、基板同士を接続する基板用コネクタに適用してもよい。
また、上記実施形態では、基板用コネクタにメス端子7を収容したメスコネクタ3、ワイヤーハーネス用コネクタにオス端子6を収容したオスコネクタ2を用いた例を示したが、これに限定されるものでなく、基板用コネクタにオスコネクタ2、ワイヤーハーネス用コネクタにメスコネクタ3を用いた場合にも適用できる。
1:コネクタ、2:オスコネクタ、3:メスコネクタ、4:オスハウジング、
5:メスハウジング、6:オス端子、7:メス端子、8:オス側接点部、
9:メス側接点部、10:第1アーム、11:ロック端子、12:第1爪部、
13:第1凹部、14:第2アーム、15:第2爪部、16:第2凹部、17:保持部、18:基板、19:スルーホール、20:ワイヤーハーネス、22:基板接続部、
23:ワイヤーハーネス接続部

Claims (3)

  1. 先端に略V字状に閉じるオス側接点部が形成されたオス端子がオスハウジングに収容されたオスコネクタと、
    先端が略V字状に開いて前記オス端子を挟持可能な一対の対向する面を有するメス側接点部が形成されたメス端子がメスハウジングに収容され、前記オスコネクタが挿入嵌合され電気的に接続されるメスコネクタと、を備え、
    前記オスコネクタは、前記オスハウジングの外側面から突出するとともに先端に爪部を設けたアームと、前記アームと一体に形成されて前記オスハウジングに収容され、先端が略V字状に閉じたロック端子とからなり、挿入方向に移動可能に設けられたロック機構を有し、
    前記オス側接点部は、前記アームを前記挿入方向に移動させ、前記爪部が前記メスハウジングの外側面の凹部に係合して固定されたときに、前記ロック端子により内側から押圧され前記メス側接点部に押し付けられて変形し、前記メス側接点部に接触していることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタにおいて、
    前記メス側接点部は、前記ロック端子を前記挿入方向に押し込むことにより挟持方向に拡がり、前記メスハウジングの開口部の内側に設けられた保持部の開口端に向かって幅が狭くなる傾斜面に当接し保持されることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1または2に記載のコネクタにおいて、
    前記ロック端子は、前記オス端子よりも弾性率の高い部材により形成されていることを特徴とするコネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019185928A (ja) * 2018-04-04 2019-10-24 シャープ株式会社 雌端子およびコネクタ

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