JP2015225314A - レンズ駆動装置、レンズ駆動装置を備えたカメラモジュール及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
共振を十分に抑制することができる、手振れ補正機能を備えたレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】
レンズ駆動装置において、ベース部材に、2つの隅部に位置決めに使用しているコイルを配置し、ベース部材には、コイルの空芯部分となる部位に粘着部材溜まりを備える。粘着部材溜まりには、ベース裏面に貫通する貫通穴が設けられている。粘着部材溜まりには共振を抑制することを目的とする粘着部材が塗布されており、その上に可動部品内のマグネットを覆い被せている。平面的に広いスペースとなるマグネットの面を有効に利用でき、粘着部材が周辺に流れ出すことを防止すると共に組立後に背面から直接粘着部材を注入可能で、共振を抑制する効果の大きい装置とすることができる。

【選択図】図3

Description

本発明は、携帯電話等の電子機器に搭載されるレンズ駆動装置に関し、特に手振れ補正機構を備えたレンズ駆動装置に関するものである。
このような分野の技術として特開2013−167860号公報がある。この公報には、カメラに用いられる手振れ補正装置が開示されている。この手振れ補正装置では、オートフォーカス用レンズ駆動装置が、光軸に対して直交する方向に揺動可能に支持されている。より詳細には、弾性体に接続されたサスペンションワイヤが四隅に配置されており、駆動手段によって弾性体を取付けた可動部を駆動する。
特開2013−167860号公報
一般的に、振動する物体が外部から固有振動に等しい振動を受けると共振する。特許文献1の従来の手振れ補正装置の技術では、共振する構造体の振動を抑制するために、弾性体の四つの角隅部に紫外線硬化樹脂を用いたダンパー材が配置されている。共振防止に使用する紫外線硬化樹脂は、硬化後もゲル状で弾力があり、物体に塗布しておくと、その弾力によって共振を抑制させる。このとき紫外線硬化樹脂と物体との接触面積は、広くした方がより早く共振を抑制できるが、ダンパー材の近傍にサスペンションワイヤが取り付けられているため、接触面積を広げることができず、素早く共振を抑制することができなかった。
本発明は、上記のような課題を鑑みてなされたものであり、共振を素早く十分に抑制させることができる、手振れ補正機構が備えられているレンズ駆動装置を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明によるレンズ駆動装置の手振れ補正機構は、以下の構成を具備するものである。
レンズ枠と、ベース部材と、前記ベース部材に対してレンズ枠を光軸方向及び光軸と交差する方向に移動可能に支持する支持部を備えると共に、レンズ枠を光軸方向及び、光軸を交差する方向にそれぞれ駆動する駆動手段を備え、前記駆動手段は、少なくとも一組のマグネットとコイルを用いた磁気回路で構成されており、コイルの空芯部に粘着部材を配置する。
上述した粘着部材は、コイルを位置決めするために設けられたベース部材のコイル位置規制部の天面に、凹形状の粘着部材溜まりを設けて配置しても良い。
また粘着部材溜まりに、コイルを配置している面とは反対の面となるベース部材の裏側に貫通する貫通孔を設け、粘着部材をベース部材の裏側から注入し、所定の位置に配置するようにしても良い。
更に、粘着部材溜まりを複数の区画に区切って設けても良いし、貫通穴を複数設けても良い。
本発明によれば、コイルとマグネットの対向面を有効に利用して粘着部材を配置することにより、共振を好適に抑制することができる。
本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置の概略構成を示す分解斜視図である 。 本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置の磁気回路を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置のベース部材を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置のマグネットが配置されたベース部 材を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置のベース部材を示す背面図である。 本発明の実施形態を示すコイル配置部の部分拡大断面図である。 本発明のレンズ駆動装置を内蔵したカメラモジュールを示す図である。 本発明のレンズ駆動装置を内蔵した電子機器を示す図である。
本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置は、レンズ枠と、ベース部材と、ベース部材に対してレンズ枠を光軸方向及び光軸と交差する方向に移動可能に支持する支持部を備える。また、レンズ枠を光軸方向及び光軸と直交する方向にそれぞれ駆動する駆動手段を備える。
駆動手段は第1から第3駆動手段からなる。第1駆動手段は支持部を光軸方向に駆動する。第2駆動手段と第3駆動手段は、コイルとマグネットを備え、コイルへの通電により、コイルとマグネットとの間で磁気回路が形成され、支持部を光軸に直交する方向に駆動する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の図において、同一部位には同一符号を付けており、図面毎の重複説明を一部省略している。図1から図6は、本発明の実施形態を示した図で、図1は分解斜視図、図2は、磁気回路を示す断面図、図3はベース部材の平面図、図4はマグネットが装着されたベース部材の平面図、図5はベース部材の背面図、図6はコイル配置部の部分拡大断面図である。図7及び図8は、本発明のレンズ駆動装置を組み込んだ製品を示した図面で、図7は本発明のレンズ駆動装置を組み込んだカメラモジュール、図8は本発明のレンズ駆動装置を組み込んだ電子機器を示している。
レンズ駆動装置1は、図1から図6にあるように、レンズ枠2、ベース部材3、支持部4、駆動手段7を備えている。
レンズ枠2は、図示省略したレンズバレルが取り付けられるレンズ取付開口2Aを備えている。このレンズ枠2は、支持部4を介してベース部材3に支持されている。
図1では、支持部4は、マグネットホルダ11、第1弾性支持部材5、第2弾性支持部材6によって構成されている。マグネットホルダ11は、レンズ枠2の周囲を囲む樹脂部材であり、図示の例では短形状の枠部材によって構成され、その四隅に駆動手段の構成要素であるマグネット15(15A,15B,15C,15D)が取り付けられている。
第1弾性支持部材5は、マグネットホルダ11に対してレンズ枠2を光軸方向に沿って弾性支持しており、上板バネ5A,5Bと下板バネ5Cとによって構成されている。
上板バネ5A,5Bは、一対の部材が互いに電気的に絶縁された状態で配置されており、上板バネ5Aは、レンズ枠取付部5A1、マグネットホルダ取付部5A2,5A3、ワイヤ柱取付部5A4,5A5、弾性変形部5A6を備え、上板バネ5Bは、レンズ枠取付部5B1、マグネットホルダ取付部5B2,5B3、ワイヤ柱取付部5B4,5B5、弾性変形部5B6を備えている。上板バネ5A,5Bのレンズ枠取付部5A1,5B1は、レンズ枠2の上端取付部2Bに取り付けられており、上板バネ5A,5Bのマグネットホルダ取付部5A2,5A3,5B2,5B3はマグネットホルダ11の上縁11Aに取り付けられている。また、下板バネ5Cは、一対レンズ枠取付部5C1,5C1,マグネットホルダ取付部の5C2、弾性変形部5C3を備えており、レンズ枠取付部5C1がレンズ枠2の下端取付部2Cに取り付けられ、マグネットホルダ取付部5C2がマグネットホルダ11の下縁11Bに取り付けられている。
第2弾性支部部材6は、ベース部材3に対してマグネットホルダ11を光軸と交差する方向に沿って弾性支持しており、図示の例では、複数のワイヤ柱6A,6B,6C,6Dによって構成されている。複数のワイヤ柱6A,6B,6C,6Dは、その上端部がマグネットホルダ11に取り付けられた上板バネ5A,5Bのワイヤ柱取付部5A4,5A5,5B4,5B5に取り付けられており、下端部がベース部材3の四隅に設けられる挿通孔3G内に取り付けられている。このワイヤ柱6A,6B,6C,6Dは、ベース部材3上でレンズ枠2、マグネットホルダ11、第1弾性支持部材5を宙づり状に支持しており、ワイヤ柱6A,6B,6C,6Dの弾性的な撓みによってレンズ枠2或はマグネットホルダ11を光軸Oaと交差する方向に移動可能にしている。
駆動手段7は、第1コイル13、第2コイル14(14A,14B,14C,14D)、マグネット15(15A,15B,15C,15D)によって、第1から第3電磁アクチュエータを構成している。第1コイル13は、レンズ枠2の側面2Dにおけるコイル保持部2D1に巻かれており、マグネットホルダ11に取り付けられたマグネット15(15A,15B,15C,15D)と協働して、レンズ枠2を光軸Oaに沿って駆動する第1電磁アクチュエータ90を構成している。図1においては、第1コイル13の一部のみを記載してある。マグネット15(15A,15B,15C,15D)は、レンズ枠2に対向する一面側がN、S極の一方であり、その背面側がN、S極の他方になっており、一面側から第1コイル13を横切って背面側に至る磁路が形成されている。この磁路を形成するためにマグネット15(15A,15B,15C,15D)の背面側には板状ヨーク12A,12B,12C,12Dが配置されている。
第2コイル14(14A,14B)は、ベース部材3における2つのコイル保持部3Eにそれぞれ保持されており、マグネットホルダ11に取り付けられたマグネット15(15A,15B)と協働して、レンズ枠2を含むマグネットホルダ11を光軸Oaと直交する方向に駆動する第2電磁アクチュエータ91A及び第3電磁アクチュエータ91Bを構成している。図2において、第2コイル14A,14Bは一対の直線部を有する長円状に巻かれており、第2コイル14A,14Bは光軸Oaと直交する平面内で互いに異なる方向に延びた直線部を有している。そして、マグネット15(15A,15B)は、その一方の極から第2コイル14(14A,14B)の一方の直線部を光軸方向に沿って横切った後他方の直線部を逆向きに横切って他方の極に戻る磁路を形成している。
ベース部材3は、レンズ枠2のレンズ取付開口2Aに対向した開口3Aを備えており、その周辺に複数の接続端子8が配置されている。図示の例では、ベース部材3は、マグネットホルダ11に対応する短形状に形成されており、その四隅にワイヤ柱6A,6B,6C,6Dを支持する挿通孔3Gが形成されている。また、マグネットホルダ11と対向する面には、前述したコイル保持部3Eと共にホール素子保持部3Fが設けられ、さらにレンズ枠2の下端が当接する当接突起が設けられている。2箇所のホール素子保持部3Fには、回路基板に実装された位置検出素子であるホール素子16がそれぞれ設置される。2つのホール素子16は、光軸Oaと交差する平面内で互いに異なる方向に向いており、マグネットホルダ11に取り付けられたマグネット15C,15Dに対向して配置されている。
図3は、ベース部材を詳細に示した説明図(平面図)である。ベース部材3に配置される複数の接続端子8は、樹脂材などで形成されるベース部材3に独立して埋め込み形成されており、一部がレンズ枠2側で露出し、他の一部がベース部材3の側面3B又は背面3Cに露出して外部接続面80を構成している。
ベース部材3の左上端部と右上端部の2つの隅部に第2コイル14(14A,14B)が配置されている。第2コイル14(14A,14B)は空芯コイルであり、その空芯部はベース部材3のコイル保持部3Eに設けられたコイル位置規制部31A,31Bに嵌合している。コイル位置規制部31A,31Bは、天面3Lをマグネット15(15A,15B)と対向させており、図6にあるように、マグネット15と対向する天面3Lに凹形状の粘着部材溜まり19が設けられている。粘着部材溜まり19は、3つの区画からなる粘着部材溜まり19A,19B,19Cで構成され、図6の断面図に示すように、それぞれ天面Lから一段低くなるように凹部を形成している。中央の粘着部材溜まり19Bには小さな貫通穴20が設けられ、ベース部材3の裏面まで、貫通している。
粘着部材18は、コイル位置規制部31A及び31Bに設けられた粘着部材溜まり19A,19B,19Cのいずれかまたは全部に配置される。
粘着部材溜まり19Bに配置される粘着部材18は、ベース3の裏面より貫通穴20に注入され所定の位置に配置される。貫通穴20は、粘着部材18を配置した後に、図示省略した蓋がされる。
貫通穴20は、図3及び図6にあるように、粘着部材溜まり19Bに設けられているが、これに限らず、粘着部材溜まり19A或いは19Cに設けても良い。また隣り合う粘着部材溜まり19A,19B,19Cの中で、貫通穴20を二つ設けても良いし、3つ設けても良い。
図3において、ベース部材3の左下端部と右下端部には、ホール素子16の端子がそれぞれ接続されている。
このようなレンズ駆動装置1は、駆動手段における複数の給電対象への異なる給電経路の端部や、レンズ枠2の位置検出素子であるホール素子16の出力端子を、全てベース部材3に設けた接続端子に接続しており、その接続端子の外部接続面80をベース部材3の側面3B又は背面3Cに露出させている。これによって、駆動手段及び位置検出素子であるホール素子16と制御回路との接続をベース部材3における外部接続面80との接続として一括して行うことが可能になる。これによって、制御回路との接続を含むレンズ駆動装置1の組み付けを簡易に行うことが可能になる。
レンズ駆動装置1は、図1及び図3に示すように、レンズ枠2、支持部、駆動手段を覆い電磁シールド機能を有するカバー部材17を設けることができる。このカバー部材17は光路開口17Aを備えている上部にシャッター機構などの他の機構を設けることが出来る。このような他の機構の駆動手段に対しても、例えばカバー部材17に沿った配線を設けるなどしてベース部材3の接続端子から給電することが可能である。
次に、レンズ駆動装置1の手振れ補正機構の動作について説明する。レンズ駆動装置1が組み込まれた機器(例えばカメラ)で撮影しているときに手振れが発生すると、光軸Oaの位置が変化する。この場合、ジャイロセンサなどの手振れを検出するセンサが手振れを検知し、制御手段(不図示)は、撮像素子上における光軸Oaの位置が所定の位置に維持されるように、レンズ駆動装置1を駆動させるための制御信号を駆動手段の第2コイル14(14A,14B)に出力する。このとき、第2電磁アクチュエータ91Aと第3電磁アクチュエータ91Bは、第2コイル14(14A,14B)と、マグネット15(15A,15B)との間で磁路を形成し、レンズ枠2を含むマグネットホルダ11に駆動力を生じさせる。その結果レンズ枠2を含むマグネットホルダ11は、光軸に直交する平面内において、F1又はF2の方向へ駆動される。レンズ枠2を含むマグネットホルダ11は、4本のワイヤ柱6A,6B,6C,6Dによって光軸方向に略直交する方向へ移動可能に支持されており、光軸Oaの位置は、手振れを補正するべく所定の位置に移動される。そしてこの移動により、撮像素子(例えばCMOS)上における光軸Oaの位置が所定の位置に維持され、手振れが補正できる。
ここで、第2の電磁アクチュエータ91Aと第3の電磁アクチュエータ91Bの片方又は両方が作動中に、レンズ駆動装置1の外部よりワイヤ柱6A,6B,6C,6Dに共振を発生させるような振動(共振周波数)が加わると、ワイヤ柱6A,6B,6C,6Dが共振し、レンズ枠2を含むマグネットホルダ11は、制御手段が出力する制御信号に逆らって移動してしまい、所定の位置に移動或いはその位置を維持させることができなくなる。
そこで、本発明では粘着部材18をコイル位置規制部31A,31Bに設けて、ベース部材3(コイル位置規制部31A,31B)とマグネット15(15A,15B)とを粘着部材18で密着させている。マグネット15(15A,15B)は、コイル14と対向する平面部の面積が大きく、この平面部にコイル14とともに対向しているコイル位置規制部(31A,31B)の天面を利用して、粘着部材18を配置することにより、粘着部材18を配置する面積を従来の装置より広くすること(粘着部材とマグネットとの接触面積の拡大)が可能になり、外部から振動(共振周波数)が加わったときに、レンズ枠2を含むマグネットホルダ11の共振をより確実に抑制し、レンズ枠2を含むマグネットホルダ11を所定の位置に移動させ、維持させている。
粘着部材18は、3つの粘着材溜まり19A,19B,19Cのうち、1つから3つの区画を選択して配置することにより、固体差や外部から振動の強弱等に応じて最適な粘着部材18の配置面積とすることができる。
また組立完了後のレンズ駆動装置1において、共振抑制を強くする等の理由で、更に粘着部材18の配置が必要になった場合には、ベース部材3の裏面から貫通穴20に粘着部材18を注入して、粘着部材18を所定の位置に配置させることができる。
図7は、レンズ駆動装置1を内蔵したカメラモジュール100の実施例である。
図8は、レンズ駆動装置1を内蔵した電子機器200の実施例である。
レンズ駆動装置1は、カメラモジュール100或いは電子機器200(携帯電話、スマートフォン、タブレット型PC、ノート型PCなど)に装着される。レンズ駆動装置1を備えたカメラモジュール100や電子機器200は、外部からの振動にも共振しない手振れ補正機構を備えており、高い共振抑制の信頼性を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、本発明に用いられる粘着部材18は、紫外線硬化樹脂や熱硬化樹脂の他、粘着性を有する部材であればよい。
また、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:レンズ駆動装置、2:レンズ枠、2A:レンズ取付開口、
2B:上端取付部、2C:下端取付部、2D:側面、2D1:コイル保持部、
3:ベース部材、3A:開口、3B:側面、3C:背面、3E:コイル保持部、
31A,31B:コイル位置規制部、3L:天面、
3F:ホール素子保持部、3G:挿通孔、
4:支持部、11:マグネットホルダ、11A:上縁、11B:下縁、
12A、12B、12C、12D:板状ヨーク、
5:第1弾性支持部材、5A、5B:上板バネ、
5A1、5B1:レンズ枠取付部、
5A2、5A3、5B2、5B3:マグネットホルダ取付部、
5A4、5A5、5B4、5B5:ワイヤ柱取付部、
5A6、5B6:弾性変形部、
5C:下板バネ、5C1:レンズ枠取付部、5C2:マグネットホルダ取付部、
5C3:弾性変形部、
6:第2弾性支持部材、6A、6B、6C、6D:ワイヤ柱、
7:駆動手段、
8:接続端子、80:外部接続面、
13:第1コイル、14(14A,14B):第2コイル、
15(15A,15B,15C,15D):マグネット、
16:ホール素子(位置検出素子)、
17:カバー部材、17A:開口、
18:粘着部材、
19,19A,19B,19C:粘着部材溜まり、
20:貫通穴、
21:フィルタ枠、
E:給電経路、Oa:光軸、
F1:第2電磁アクチュエータがレンズ枠2を駆動する方向、
F2:第3電磁アクチュエータがレンズ枠2を駆動する方向、
90:第1電磁アクチュエータ、
91A:第2電磁アクチュエータ、
91B:第3電磁アクチュエータ、

Claims (6)

  1. レンズ枠と、ベース部材と、前記ベース部材に対して前記レンズ枠を光軸方向及び光軸と交差する方向に移動可能に支持する支持部を備えると共に、前記レンズ枠を光軸方向及び、光軸を交差する方向にそれぞれ駆動する駆動手段を備え、前記駆動手段は、少なくとも一組のマグネットとコイルを用いた磁気回路で構成されており、前記コイルの空芯部には、粘着部材が配置されていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記ベース部材には、前記コイルを位置決めするためのコイル位置規制部を有し、前記コイル位置規制部は、少なくとも1つ以上の粘着部材溜まりを備え、粘着部材溜まりに、粘着部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記粘着部材溜まりには、貫通穴が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の
    レンズ駆動装置。
  4. 前記粘着部材溜まりは、3つの区画で構成されていることを特徴とする請求項2又は3
    に記載のレンズ駆動装置。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載されたレンズ駆動装置を備えたカメラモジュール。
  6. 請求項1ないし4いずれか1項に記載されたレンズ駆動装置を備えた電子機器。
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