JP2015225092A - 表示装置 - Google Patents

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Shinya Ogasawara
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Abstract

【課題】表示面が曲面である表示装置の回路において、回路不良が生じることを低減できる表示装置を提供する。【解決手段】湾曲している表示パネル1と、表示パネル1を支持し、表示パネル1に沿って湾曲しているシャーシ2と、シャーシ2に保持されており、表示パネル1を駆動するための回路が形成されている回路基板と、シャーシ2に固定されており、かつ、回路基板をシャーシ2に保持させる保持部材と、を備え、保持部材およびシャーシの少なくとも一方と、回路基板との間には隙間が設けられている。【選択図】図8

Description

本開示は、映像を表示する液晶パネル、有機ELパネル、プラズマパネルなどの表示パネルを備えた表示装置に関する。
従来、表示面が湾曲した曲面で構成されている表示パネルを有する液晶表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−086560号公報
しかしながら、表示パネルを湾曲させる場合、例えば表示パネルを駆動するための駆動回路が形成されている回路基板についても、表示パネルに沿って湾曲させる必要がある。このように、回路基板を湾曲させた場合、回路不良が生じるおそれがある。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたものであり、表示面が曲面である表示装置の回路において、回路不良が生じることを低減できる表示装置を提供することを目的とする。
本開示における表示装置は、湾曲している表示パネルと、前記表示パネルを支持し、前記表示パネルに沿って湾曲しているシャーシと、前記シャーシに保持されており、前記表示パネルを駆動するための回路が形成されている回路基板と、前記シャーシに固定されており、かつ、前記回路基板をシャーシに保持させる保持部材と、を備え、前記保持部材および前記シャーシの少なくとも一方と、前記回路基板との間には隙間が設けられている。
本開示における表示装置は、表示面が曲面を有する表示装置の回路基板において、回路不良が生じることを低減できる。
本実施の形態による表示装置の外観を示す斜視図である。 本実施の形態による表示装置の一部を分解した分解斜視図である。 本実施の形態による表示装置が備える有機ELパネルにおけるRGBの画素部分となる有機EL素子の概略構造の一例を示す断面図である。 本実施の形態による表示装置が備える有機EL素子を駆動するための回路構成の一例を示す回路図である。 本実施の形態による表示装置において、RGBのサブピクセルの部分の断面構造を示す断面図である。 駆動回路基板が保持部材により保持されているシャーシを背面側から見たときの正面図である。 図6の破線で示す領域A1の拡大図である。 図7における第一保持部材のA−A断面図である。 図7における第一保持部材のB−B断面図である。 図7における第二保持部材のC−C断面図である。 図7における第二保持部材のD−D断面図である。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した液晶表示装置に関し、以下の問題が生じることを見出した。
特許文献1のような液晶表示装置では、表示面を凹状に湾曲させることにより、視聴者の視界を表示装置の表示面で覆うような構造となるため、視聴者が表示面に表示される映像に対して没入感を得やすい。
ところで、液晶表示装置のような表示装置では、例えば、狭い空間でも圧迫感を感じさせないためや、壁掛けを容易にするなどの設置の自由度を上げるために、表示装置自体を薄くするというニーズがある。このように表示装置自体の薄型化を実現しつつ、表示面を凹状に湾曲させようとすれば、表示パネルだけでなく表示パネルを駆動するための回路基板も同様に湾曲させる必要がある。
湾曲した回路基板を形成する場合、湾曲した後で部品を実装するよりも部品実装が容易であるため、部品を実装した後で湾曲させる。このように、部品を実装した後で回路基板を湾曲させる場合、回路基板にかかる曲げ応力が部品にも影響を与えることになる。例えば、回路基板の湾曲に伴い、部品にも同様に曲げ応力がかかるため、部品に不良が発生するおそれがある。また、部品が回路基板に対して半田付されている部分に応力がかかることになり、半田付されている部分に割れが発生し、ひいては部品の電極が回路基板から外れるおそれがある。
また、表示パネルは、ガラスで構成されており、シャーシは例えば金属(例えば、アルミニウム)で構成されている。このように、表示パネルの線膨張係数と、シャーシの線膨張係数は異なることが多い。つまり、温度変化が大きくなる場合、表示パネルの膨張または収縮と、シャーシの膨張または収縮との差が大きくなる。
ところで、回路基板は、シャーシにより保持されており、かつ、フレキシブルケーブルによって表示パネルと電気的に接続されている。このため、従来のように、回路基板がシャーシにより強固に固定されている構成の場合、温度変化が大きくなったとき、シャーシの膨張または収縮に回路基板が追従して表示パネルに対して移動することになる。これにより、回路基板と表示パネルとを電気的に接続しているフレキシブルケーブルに負担がかかることになり、フレキシブルケーブルと表示パネルとの接続部分、フレキシブルケーブルと回路基板との接続部分、またはフレキシブルケーブル自体に不具合が生じる恐れがある。
以上のことから、従来の液晶表示装置に対して湾曲化および薄型化を図ろうとすれば、回路不良が生じるおそれがある。
本発明は、このような知見に基づいてなされたものであり、本発明者が鋭意検討した結果、表示面が曲面を有する表示装置において、表示装置の構造についての着想を得た。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
以下、本発明の一実施の形態による表示装置について図を用いて説明するが、本発明の実施の態様はこれに限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態による表示装置の外観を示す斜視図である。図2は、本実施の形態1による表示装置の一部を分解した分解斜視図である。図3は、本実施の形態による表示装置が備える有機ELパネルにおけるRGBの画素部分となる有機EL素子の概略構造の一例を示す断面図である。図4は、本実施の形態による表示装置が備える有機EL素子を駆動するための回路構成の一例を示す回路図である。図5は、本実施の形態による表示装置において、RGBのサブピクセルの部分の断面構造を示す断面図である。
図1および図2に示すように、表示装置10は、表示パネル1、シャーシ2、エスカッションフレーム3、バックカバー4、各種回路基板5〜9、およびスタンド50を備える。以下、同一機能のものには同一符号を記して説明を省略する。
表示パネル1、シャーシ2、エスカッションフレーム3、バックカバー4、および第一回路基板9は、前面に向かって凸になるように水平方向に沿って湾曲している。
表示装置10は、表示パネル1に画像を表示する表示面100が前面側にあたり、表示パネル1の裏側の回路基板5〜9等が設置される面が背面側(非表示面側)となる。つまり、前後方向(Y軸方向)は、表示パネル1の前面を前とし背面を後としたときの方向とする。以下、説明の都合上、左右方向(X軸方向)については前面側から表示装置を見た際の向きで定義し、上下方向(Z軸方向)については図1および図2に示すように表示装置10を設置した状態での上下として定義する。
図3および図4に示すように、表示装置10が備える表示パネル1は、有機ELパネルである。表示パネル1は、下層より、複数個の薄膜トランジスタを配置した薄膜トランジスタアレイ装置101と、下部電極である陽極102、有機材料からなる発光層103、および、透明な上部電極である陰極104からなる発光部との積層構造により構成され、前記発光部は薄膜トランジスタアレイ装置101により発光制御される。また、前記発光部は、一対の電極である陽極102と陰極104との間に発光層103を配置した構成であり、陽極102と発光層103との間には正孔輸送層(後述参照)が積層形成され、発光層103と透明な陰極104との間には電子輸送層(後述参照)が積層形成されている。薄膜トランジスタアレイ装置101には、複数の画素105がマトリクス状に配置されている。
各画素105は、それぞれに設けられた画素回路106によって駆動される。また、薄膜トランジスタアレイ装置101は、行状に配置される複数のゲート配線107と、ゲート配線107と交差するように列状に配置される複数の信号配線としてのソース配線108と、ソース配線108に平行に延びる複数の電源配線109とを備える。
図4に示すように、ゲート配線107は、画素回路106のそれぞれに含まれるスイッチング素子として動作する薄膜トランジスタ110のゲート電極110gを行毎に接続する。ソース配線108は、画素回路106のそれぞれに含まれるスイッチング素子として動作する薄膜トランジスタ110のソース電極110sを列毎に接続する。電源配線109は、画素回路106のそれぞれに含まれる駆動素子として動作する薄膜トランジスタ111のドレイン電極111dを列毎に接続する。
図4に示すように、画素回路106は、スイッチング素子として動作する薄膜トランジスタ110と、駆動素子として動作する薄膜トランジスタ111と、対応する画素に表示するデータを記憶するキャパシタ112とで構成される。
薄膜トランジスタ110は、ゲート配線107に接続されるゲート電極110gと、ソース配線108に接続されるソース電極110sと、キャパシタ112および薄膜トランジスタ111のゲート電極111gに接続されるドレイン電極110dと、半導体膜(図示せず)とで構成される。この薄膜トランジスタ110は、接続されたゲート配線107およびソース配線108に電圧が印加されると、当該ソース配線108に印加された電圧値を表示データとしてキャパシタ112に保存する。
薄膜トランジスタ111は、薄膜トランジスタ110のドレイン電極110dに接続されるゲート電極111gと、電源配線109およびキャパシタ112に接続されるドレイン電極111dと、陽極102に接続されるソース電極111sと、半導体膜(図示せず)とで構成される。この薄膜トランジスタ111は、キャパシタ112が保持している電圧値に対応する電流を電源配線109からソース電極111sを通じて陽極102に供給する。すなわち、上記構成の表示装置10の表示パネル1は、ゲート配線107とソース配線108との交点に位置する画素105毎に表示制御を行うアクティブマトリックス方式を採用している。
また、表示装置10において、少なくとも赤色、緑色および青色の発光色で発光する発光部は、少なくとも赤色(R)、緑色(G)、および青色(B)の発光層を有するサブピクセルが複数個マトリクス状に配列されて複数個の画素が形成されている。各画素を構成するサブピクセルは、バンクによって互いに分離されている。このバンクは、ゲート配線107に平行に延びる突条と、ソース配線108に平行に延びる突条とが互いに交差するように形成することにより設けられる。そして、この突条で囲まれる部分、すなわちバンクの開口部にRGBの発光層を有するサブピクセルが形成されている。
図5は、表示装置の有機ELパネルにおいて、RGBのサブピクセルの部分の断面構造を示す断面図である。図5に示すように、有機ELパネル(表示パネル1)は、ガラス基板、フレキシブル樹脂基板などのベース基板121上に、上述した画素回路106を構成する薄膜トランジスタアレイ装置122を形成している。また、薄膜トランジスタアレイ装置122には、平坦化絶縁膜(図示せず)を介して下部電極である陽極123が形成されている。そして、陽極123上には、正孔輸送層124、有機材料からなるRGBに発光する発光層125、電子輸送層126、透明な上部電極である陰極127が順に積層形成され、これによりRGBの有機EL発光部が構成されている。
また、前記発光部の発光層125は、絶縁層であるバンク128により区画された領域に形成されている。バンク128は、陽極123と陰極127との絶縁性を確保すると共に、発光領域を所定の形状に区画するためのものであり、例えば酸化シリコンまたはポリイミドなどの感光性樹脂により構成されている。
なお、上記実施の形態においては、正孔輸送層124および電子輸送層126のみを示しているが、正孔輸送層124、電子輸送層126それぞれには、正孔注入層、電子注入層が積層形成されている。
このように構成された発光部は、窒化ケイ素などの封止層129により被覆され、さらにこの封止層129上に接着層130を介して透明なガラス基板、フレキシブル樹脂基板などの封止用基板131が全面にわたって張り合わされることにより封止されている。
ここで、ベース基板121としては、その形状、材質、大きさ等については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。例えば、無アルカリガラス、ソーダガラスなどのガラス材料やシリコン基板でも金属基板でもよい。また、軽量化やフレキシブル化を目的として高分子系材料を用いてもよい。高分子系材料としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレンナフタレート、ポリアミド、ポリイミドなどが適しているが、その他のアセテート系樹脂やアクリル系樹脂やポリエチレンやポリプロピレンやポリ塩化ビニル樹脂などの既知の高分子基板材料を用いてもよい。高分子系材料を基板として用いるときには、ガラスなどの剛性のある基材の上に高分子基板を塗布法や貼り付けなどで形成した後、有機EL発光素子を形成し、その後ガラスなどの剛性のある基材を除去する製造方法が用いられる。
陽極123は、アルミニウムやアルミニウム合金や銅などの導電性の良い金属材料や、光透過性のIZO、ITO、酸化スズ、酸化インジウム、酸化亜鉛などの電気伝導度の高い金属酸化物や金属硫化物などにより構成される。成膜方法としては、真空蒸着法やスパッタリング法やイオンプレーティング法などの薄膜形成法が用いられる。
正孔輸送層124は、ポリビニルカルバゾール系材料、ポリシラン系材料、ポリシロキサン誘導体、銅フタロシアニンなどのフタロシアニン系化合物や芳香族アミン系化合物などが用いられる。成膜方法としては、各種の塗布工法を用いることが可能であり、10nm〜200nm程度の厚みに形成される。また、正孔輸送層124に積層される正孔注入層は、陽極123からの正孔注入を高める層であり、酸化モリブデンや酸化バナジウムや酸化アルミニウムなどの金属酸化物、金属窒化物、または金属酸化窒化物を用いてスパッタ法により形成される。
発光層125は、蛍光や燐光などを発光する有機系材料を主成分とし、必要に応じてドーパントを添加して特性を改善する。印刷法に適した高分子系有機材料としては、ポリビニルカルバゾール誘導体、ポリパラフェニリン誘導体、ポリフルオレン誘導体、ポニフェニレンビニレン誘導体などが用いられる。ドーパントは、発光波長のシフトや発光効率の改善のために用いられるものであり、色素系および金属錯体系のドーパントが数多く開発されている。また、大型基板に発光層125を形成する場合には印刷法が適しており、各種の印刷法の中でもインクジェット法が用いられることにより20nm〜200nm程度の厚みの発光層125が形成される。
電子輸送層126は、ベンゾキソン誘導体、ポリキノリン誘導体、オキサジアゾール誘導体などの材料が用いられる。成膜方法としては、真空蒸着法、塗布法などが用いられ、通常10nm〜200nm程度の厚みに形成される。また、電子注入層は、バリウム、フタロシアニン、フッ化リチウムなどの材料が用いられ、真空蒸着法、塗布法などにより形成される。
陰極127は、光の取り出し方向により材料が異なり、陰極127側から光を取り出す場合は、ITO、IZO、酸化スズ、酸化亜鉛などの光透光性の導電材料を用いる。陽極123側から光を取り出す場合は、白金、金、銀、銅、タングステン、アルミニウム、アルミニウム合金などの材料を用いる。成膜方法としては、スパッタ法、真空蒸着法などが用いられ、50nm〜500nm程度の厚みに形成される。
バンク128は、領域内に発光層125の材料を含む溶液を十分な量で充填するために必要な構造物で、フォトリソ法によって所定の形状に形成される。バンク128の形状により、有機EL発光部のサブピクセルの形状を制御することができる。
封止層129は、窒化ケイ素膜を成膜することにより形成され、成膜法としてはCVD(化学気相成長)法が用いられる。
電気回路基板5〜7は、画像を示す画像データに基づいた電気信号を表示パネル1に与えることにより表示パネル1を駆動させるものであり、本実施の形態1では、表示パネル1の複数の第二回路基板8および複数の第一回路基板9と電気的に接続されている。これら電気回路基板5〜7のそれぞれが有する電気回路は、例えば、受信した映像信号を処理する信号処理回路、走査駆動回路および信号駆動回路の動作を制御する制御回路、または、電力を外部から受け取って各回路に供給する電源回路などである。
電気回路基板5〜7は、図2に示すように、いずれも板状をなしており、シャーシ2の背面側にねじ等を用いてシャーシ2に具備されるボス(図示せず)に取り付けられている。これにより、各電気回路基板5〜7は、表示パネル1と離間した状態で対向している。つまり、電気回路基板5〜7は、表示パネル1の背面側を支持するシャーシ2とは空間が空いた状態でシャーシ2に保持される。
図6は、駆動回路基板が保持部材により保持されているシャーシを背面側から見たときの正面図である。図7は、図6の破線で示す領域A1の拡大図である。
図7に示すように、第一回路基板9には、基板90に複数の部品91が実装されており、第二回路基板8には、基板80に複数の部品81が実装されている。複数の部品91、81は、抵抗素子またはコンデンサを含む部品である。複数の部品91、81は、本実施の形態では、SMD(Surface Mount Device)である。複数の部品91、81のそれぞれは、平面視における当該部品の短手方向、または、当該部品の複数の電極の並び方向に垂直な方向が、第一回路基板9および第二回路基板8のそれぞれにおいて、当該回路基板の長手方向に沿うように、第一回路基板9および第二回路基板8に実装されている。つまり、第一回路基板9においては、複数の部品91のそれぞれが、平面視における当該部品91の短手方向、または、当該部品91の複数の電極の並び方向に垂直な方向がX軸方向に沿うように実装されている。また、第二回路基板8においては、複数の部品81のそれぞれが、平面視における当該部品81の短手方向、または、当該部品81の複数の電極の並び方向に垂直な方向がZ軸方向に沿うように実装されている。
また、複数の第二回路基板8は、表示パネル1の複数のゲート配線107のそれぞれを介して走査駆動信号を供給する走査駆動回路を有する回路基板である。また、複数の第一回路基板9は、表示パネル1に、図示しない複数のソース配線108のそれぞれを介して信号電圧を供給する信号線駆動回路を有する回路基板である。なお、走査駆動回路は、ゲートドライバまたはスキャンドライバなどとも呼ばれ、信号線駆動回路は、データドライバまたはソースドライバなどとも呼ばれる。
複数の第二回路基板8および複数の第一回路基板9は、例えばCOF(Chip On Film)などの複数のフレキシブルケーブル300で、複数のゲート配線107または複数のソース配線108を有する表示パネル1と接続される。また、複数の第二回路基板8および複数の第一回路基板9と接続された複数のフレキシブルケーブル300は、シャーシ2の外側で内方に折り返され、この状態で、複数の第二回路基板8および複数の第一回路基板9が、表示パネル1の背面に接合されたシャーシ2の端部に保持部材210、220、230により保持される。
なお、ここで言う、シャーシ2の端部とは、平面視において長方形であるシャーシ2の四辺からシャーシ2の内方(中央側)に所定の幅を有する領域である。また、複数の第二回路基板8および複数の第一回路基板9は、シャーシ2の背面側に重なって配置される。つまり、表示パネル1は、複数の第二回路基板8および複数の第一回路基板9と電気的に接続され、シャーシ2を挟んで複数の第二回路基板8および複数の第一回路基板9とは反対側に配置されている。フレキシブルケーブル300は、複数の第二回路基板8で生成された走査駆動信号または複数の第一回路基板9で生成された信号電圧を表示パネル1に供給するための接続線である。
複数の第二回路基板8は、矩形板状の部材であり、長手方向がZ軸方向に沿って配置される。より具体的には、複数の第二回路基板8は、表示パネル1の背面側(本実施の形態では、上述したようにシャーシ2のさらに背面側)において、表示パネル1のX軸方向の両端それぞれに2枚の第二回路基板8がZ軸方向に並んで配置される。つまり、複数の第二回路基板8は、短手方向がシャーシ2の湾曲している方向に沿って配置される。また、複数の第二回路基板8は、平板の状態で、シャーシ2に対して保持部材220、230で保持されている。なお、ここで言う「平板」とは、全くの平板だけでなく、曲率半径2000mm以上の曲板を含む。また、第二回路基板8の枚数については、上記の限りではない。
また、複数の第一回路基板9は、第二回路基板8と同様に矩形板状の部材であり、長手方向がX軸方向(つまり、シャーシ2の湾曲している方向)に沿って配置される。また、複数の第一回路基板9は、シャーシ2の湾曲している方向に素って湾曲した状態で、シャーシ2に対して保持部材210、220で保持されている。より具体的には、複数の第一回路基板9は、表示パネル1の背面側(本実施の形態では、上述したようにシャーシ2のさらに背面側)において、表示パネル1のZ軸方向の両端それぞれに4枚の第一回路基板9がX軸方向に並んで配置される。なお、第一回路基板9の枚数については、上記の限りではない。
図8は、図7における第一保持部材のA−A断面図である。図9は、図7における第一保持部材のB−B断面図である。図10は、図7における第二保持部材のC−C断面図である。図11は、図7における第二保持部材のD−D断面図である。
図6〜図11に示すようにシャーシ2には、複数の第一回路基板9が複数の保持部材210、220が用いられることにより保持されており、複数の第二回路基板8が複数の保持部材220、230が用いられることにより保持されている。
図8に示すように、第一回路基板9の基板90には、貫通孔95が形成されている。複数の保持部材210、220、230のうちの第一保持部材210は、貫通部211と、抑え部212と、留め具213とを有する。貫通部211は、基板90の貫通孔95を貫通し、かつ、シャーシ2に一端が接続されている。貫通部211は、貫通孔214が形成された円柱形状の部材であり、貫通孔214において例えばねじ等の留め具213により貫通され、シャーシ2に具備されるねじ穴21に取り付けられている。抑え部212は、貫通部211の一端よりも他端側に形成され、かつ、第一回路基板9の基板90をシャーシ2とともに挟む。抑え部212は、貫通部211の径方向に延びる、外形が円形の板状の部材である。
図8に示すように、第一保持部材210の貫通部211の最大外径(本実施の形態では外径D2)は、基板90の貫通孔95の最小内径(本実施の形態では内径D1)よりも小さい。また、第一保持部材210の抑え部212の最大外径(本実施の形態では外径D3)は、基板90の貫通孔95の最小内径(本実施の形態では内径D1)よりも大きい。また、第一保持部材210がシャーシ2に固定された状態における、抑え部212とシャーシ2との間の間隔T2は、第一回路基板9の厚みT1よりも大きい。つまり、第一保持部材210の貫通部211と基板90の貫通孔95との間には隙間が設けられている。また、第一保持部材210の抑え部212と基板90との間には隙間が設けられている。要するに、第一保持部材210は、X軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向の3方向において、第一回路基板9の基板90との間に隙間が設けられた状態で、第一回路基板9の基板90をシャーシ2に保持する。
また、図9に示すように、第二回路基板8の基板80には、貫通孔85が形成されている。複数の保持部材210、220、230のうちの第一保持部材230は、第一保持部材210と同様に、貫通部231と、抑え部232と、留め具233とを有する。第二回路基板8は、図8に示す第一回路基板9と同様の構成の第一保持部材230によりシャーシ2に保持されており、第一保持部材230の構成は第一保持部材210の構成と同様であるため、説明は省略する。つまり、第一回路基板9を第二回路基板8に、基板90を基板80に、貫通孔95を貫通孔85に、210番台の符号を230番台にそれぞれ読み替えればよいため、説明を省略する。
複数の第二回路基板8および複数の第一回路基板9は、図7に示すように、平面視において、表示パネル1の角において隣り合っている。複数の第一回路基板9のうちのX軸方向の両端に配置される第一回路基板9aは、平面視において表示パネル1の長辺および短辺に交差する斜め方向に沿って傾斜している第一端面92を有する。第一端面92は、表示パネル1の角側に近い端部に設けられる端面である。また、第二回路基板8は、前記斜め方向に沿って傾斜している第二端面82を有する。第二端面82は、表示パネル1の角側に近い端部に設けられる端面である。そして、第一回路基板9aおよび第二回路基板8は、第一端面92と第二端面82とが隙間(所定の間隔C1)を空けて隣り合うように配置される。
ここで、図7に示すように、互いに表示パネル1の角において隣り合っている第一回路基板9aおよび第二回路基板8は、第一回路基板9aおよび第二回路基板8それぞれの一対の長辺のうち表示パネル1の中央側の長辺の表示パネル1の角側の端部が、複数の保持部材210、220、230のうちの第二保持部材220により保持される。第二保持部材220は、具体的には図10および図11に示すように、規制部221と、抑え部222と、留め具223とを有する。規制部221は、基板90の表示パネル1の中央側の第一長辺93および基板80の表示パネル1の中央側の第二長辺83と離間しており、かつ、シャーシ2に一端が接続されている。具体的には、規制部221は、第一長辺93と間隔C3を空けて離間しており、第二長辺83と間隔C2を空けて離間している。第一回路基板9aの規制部221は、貫通孔224が形成された四角柱上の部材であり、貫通孔224において例えばねじ等の留め具223により貫通され、シャーシ2に具備されるねじ穴21に取り付けられている。抑え部222は、規制部221の一端よりも他端側に形成され、かつ、第一回路基板9aおよび第二回路基板8をシャーシ2とともに挟む。抑え部222は、規制部221の表示パネル1の外方側に延びる板状の部材である。
表示パネル1およびシャーシ2は、長方形であり、長手方向がX軸方向に沿っており、短手方向がZ軸方向に沿っている形状である。このため、温度変化が生じた場合に、表示パネル1およびシャーシ2の膨張または収縮の差は、X軸方向の方がZ軸方向よりも大きくなる。つまり、表示パネル1およびシャーシ2が長方形であり、アスペクト比が縦横で異なるために、X軸方向に生じた表示パネル1およびシャーシ2の膨張または収縮によるシャーシ2に対する第一回路基板9bの移動量と、Z軸方向に生じた表示パネル1およびシャーシ2の膨張または収縮によるシャーシ2に対する第二回路基板8の移動量とが異なる。本実施の形態に係る表示装置10では、第二回路基板8および第一回路基板9aとは、前記斜め方向に沿って傾斜している第一端面92と第二端面82とが隙間を空けて隣り合うように配置されており、かつ、第二回路基板8および第一回路基板9aが隣り合っている部分においては、第二保持部材220が、第二回路基板8の第二長辺83の端部と、第一回路基板9の第一長辺93の端部とを保持する構成である。このため、上述のように、第一回路基板9bの移動量と、第二回路基板8の移動量とが異なっていても、第一端面92と第二端面82との隙間(所定の間隔C1)で当該移動量を許容させることができる。つまり、第一端面92と第二端面82との隙間(所定の間隔C1)のみで、2つの移動量(第一回路基板9bの移動量および第二回路基板8の移動量)の許容量を設定すればよいため、設計を容易にできる。
上述のように、第一回路基板9aおよび第二回路基板8は、第一保持部材210または第一保持部材230と、第二保持部材220とによりシャーシ2に保持される。一方で、複数の第一回路基板9のうち第一回路基板9aを除く第一回路基板9bは、第一回路基板9aおよび第二回路基板8とは異なり、第一回路基板9bに形成されている複数の貫通孔95のそれぞれにおいて、第一保持部材210でシャーシ2に保持される。
図1および図2に示すように、表示パネル1は、X軸方向に沿って全体が前側に向けて凸になるように湾曲している。上述のようにシャーシ2に複数の第一回路基板9を配置する場合、シャーシ2がX軸方向に沿って湾曲しているため、シャーシ2の背面側に配置する複数の第一回路基板9についても湾曲させる必要がある。
本実施の形態に係る表示装置10では、第一回路基板9は、前方に凸になるように湾曲するように、複数の保持部材210、220により、湾曲している長手方向の複数箇所でシャーシ2に留められる。つまり、第一回路基板9は、平板の状態に戻ろうとする反力がはたらいた状態で、複数の保持部材210、220により湾曲している複数箇所でシャーシ2に留められている。このため、第一回路基板9の長手方向の端部で第一回路基板9をシャーシ2に留めている保持部材210、220では、第一回路基板9はシャーシ2に近づいており、かつ、第一回路基板9の長手方向の中央で第一回路基板9をシャーシ2に留めている保持部材210では、第一回路基板9は保持部材210の抑え部212に近づいている形状となっている。つまり、第一回路基板9は、保持部材210、220の抑え部212、222と、シャーシ2との間に第一回路基板9の厚みよりも大きな間隔が空いた状態で、保持部材210、220によりシャーシ2に湾曲した状態で保持される。
このため、第一回路基板9は、抑え部212、222とシャーシ2との間隔の分だけ、第一回路基板9の湾曲する曲率がシャーシ2の湾曲する曲率よりも大きい状態で、シャーシ2に保持されることになる。このように、保持部材210、220の構成が、第一回路基板9の厚みT1よりも抑え部212、222とシャーシ2との間隔T2が大きくなるように、第一回路基板9をシャーシ2に保持する構成となっているため、第一回路基板9をシャーシ2ほど湾曲させずにシャーシ2に保持することができる。このため、第一回路基板9の半田面に湾曲による負荷がかかることを軽減できる。したがって、第一回路基板9に実装されている部品自体に曲げ応力がかかることや、部品の半田付けされている部分に曲げ応力がかかることにより、部品不良や部品の実装不良が発生することを防ぐことができる。
また、本実施の形態に係る表示装置10では、第二回路基板8は、平板の状態でシャーシ2に対して第一保持部材230および第二保持部材220で保持されている。つまり、第二回路基板8は、保持部材230、220の抑え部232、222と、シャーシ2との間に第二回路基板8よりも大きな間隔が空いた状態で、保持部材230、220によりシャーシ2に平板の状態で保持される。
要するに、第二回路基板8は、抑え部232、222とシャーシ2との間隔の分だけ、第二回路基板8が平板のままの状態で、シャーシ2に保持されることになる。このように、保持部材230、220の構成が、第二回路基板8の厚みT1よりも抑え部232、222とシャーシ2との間隔T3が大きくなるように、第二回路基板8をシャーシ2に保持する構成となっているため、第二回路基板8を平板のままシャーシ2に保持することができる。つまり、第二回路基板8を短手方向に湾曲させてシャーシ2に保持していないため、第二回路基板8の半田面に湾曲による負荷がかかることを軽減でき、第二回路基板8に実装されている部品自体に曲げ応力がかかることや、部品の半田付けされている部分に曲げ応力がかかることにより、部品不良や部品の実装不良が発生することを防ぐことができる。また、このように第二回路基板8には湾曲による負荷がかからないようにできるため、第二回路基板8の長手方向に対する部品の実装方向を、第一回路基板9と同様に構成できる。このため、第二回路基板8に対する部品の実装方式を、第一回路基板9と同様にできるため、生産コストを低減できる。
また、本実施の形態に係る表示装置10では、第一回路基板9および第二回路基板8がフレキシブルケーブル300により表示パネル1と電気的に接続されている。このような構成であっても、第一回路基板9および第二回路基板8は、複数の保持部材210、220、230およびシャーシ2の少なくとも一方との間に隙間が設けられた状態で保持されている。このため、表示パネル1の膨張または収縮と、シャーシ2の膨張または収縮との差が大きくなることで、表示パネル1とシャーシ2との間でずれが生じたとしても、シャーシ2の膨張または収縮に追従して第一回路基板9および第二回路基板8が表示パネル1に対して移動することを抑制することができる。これにより、第一回路基板9および第二回路基板8と表示パネル1とを電気的に接続しているフレキシブルケーブル300にかかる負担を軽減でき、フレキシブルケーブル300と表示パネル1との接続部分、フレキシブルケーブルと第一回路基板9および第二回路基板8との接続部分、または、フレキシブルケーブル300自体に不具合が生じることを防ぐことができる。
(変形例)
(1)
上記実施の形態に係る表示装置10では、表示パネル1は、X軸方向の幅全体にわたってX軸方向に沿って湾曲しているが、これに限らない。例えば、一部が湾曲しており、それ以外の部分が湾曲していない構成の表示パネルを有する表示装置に適用してもよい。
(2)
また、上記実施の形態に係る表示装置10では、表示パネル1は、X軸方向に沿って湾曲しているが、これに限らない。例えば、Z軸方向に沿って湾曲している表示パネルであってもよい。この場合であっても、当該表示パネルの裏側に配置される回路基板は、Z軸方向に沿って湾曲することになるため、上記実施の形態のX軸方向をZ軸方向に読み替えれば、本発明を適用できる。
(3)
また、上記実施の形態に係る表示装置10では、表示パネル1は、表示面100が凸状の曲面になるように湾曲している構成であるが、これに限らない。表示パネルは、例えば、表示面が凹状の曲面になるように湾曲する場合であっても、表示パネルの背面側に配置される駆動回路基板を湾曲させることになるため、本発明を適用できる。
(4)
また、上記実施の形態に係る表示装置10では、表示パネル1を駆動するための第一回路基板9および第二回路基板8について、シャーシ2への保持構造について説明しているが、これに限らずに、例えば、他の電気回路基板5〜7が湾曲される場合には、電気回路基板5〜7の保持構造についても、同様の構成を適用してもよい。
(5)
また、上記実施の形態に係る表示装置10では、複数の部品91、81は、第一回路基板9および第二回路基板8の背面側に表面実装されているが、前面側に表面実装されていてもよい。また、複数の部品は、基板に対して表面実装されることに限定されず、挿入実装(スルーホール実装)されていてもよい。また、基板の前面側への表面実装、基板の背面側への表面実装、および挿入実装を組み合わせたものであってもよい。
(6)
また、上記実施の形態に係る表示装置10では、表示パネル1に有機ELパネルを採用しているが、これに限らずに、液晶パネルであってもよいし、プラズマパネルであってもよい。
本発明は、表示面が湾曲した曲面で構成されている表示パネルを有する、液晶パネル、有機ELパネル、プラズマパネルなどの表示パネルを備えた表示装置等として有用である。
1 表示パネル
2 シャーシ
3 エスカッションフレーム
4 バックカバー
5〜7 電気回路基板
8 第二回路基板
9、9a、9b 第一回路基板
10 表示装置
50 スタンド
81、91 複数の部品
82 第二端面
83 第二長辺
85 貫通孔
92 第一端面
93 第一長辺
95 貫通孔
100 表示面
101 薄膜トランジスタアレイ装置
102 陽極
103 発光層
104 陰極
105 画素
106 画素回路
107 ゲート配線
108 ソース配線
109 電源配線
110 薄膜トランジスタ
110d ドレイン電極
110s ソース電極
111 薄膜トランジスタ
111d ドレイン電極
111s ソース電極
112 キャパシタ
121 ベース基板
122 薄膜トランジスタアレイ装置
123 陽極
124 正孔輸送層
125 発光層
126 電子輸送層
127 陰極
128 バンク
129 封止層
130 接着層
131 封止用基板
210 第一保持部材
211 貫通部
212 抑え部
213 留め具
214 貫通孔
220 第二保持部材
221 規制部
222 抑え部
223 留め具
224 貫通孔
230 第一保持部材
231 貫通部
232 抑え部
233 留め具
300 フレキシブルケーブル

Claims (8)

  1. 湾曲している表示パネルと、
    前記表示パネルを支持し、前記表示パネルに沿って湾曲しているシャーシと、
    前記シャーシに保持されており、前記表示パネルを駆動するための回路が形成されている回路基板と、
    前記シャーシに固定されており、かつ、前記回路基板をシャーシに保持させる保持部材と、を備え、
    前記保持部材および前記シャーシの少なくとも一方と、前記回路基板との間には隙間が設けられている
    表示装置。
  2. さらに、
    前記回路基板および前記表示パネルに電気的に接続されるフレキシブルケーブルを備える
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記回路基板には、貫通孔が形成されており、
    複数の前記保持部材のうちの第一保持部材は、前記貫通孔を貫通し、かつ、前記シャーシに一端が接続されている貫通部と、前記貫通部の前記一端よりも他端側に形成され、かつ、前記回路基板を前記シャーシとともに挟む抑え部とを有し、
    前記貫通部の最大外径は、前記貫通孔の最小内径よりも小さく、
    前記保持部材が前記シャーシに固定された状態における前記抑え部と前記シャーシとの間の間隔は、前記回路基板の厚みよりも大きい
    請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記回路基板は、長尺板状であり、
    複数の前記回路基板のうちの第一回路基板は、(i)前記第一回路基板の長手方向が前記シャーシの湾曲している方向に沿って配置され、かつ、(ii)前記シャーシの湾曲している方向に沿って湾曲した状態で、前記シャーシに対して前記保持部材で保持されている
    請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記複数の回路基板のうちの第二回路基板は、(i)短手方向が前記シャーシの湾曲している方向に沿って配置され、かつ、(ii)平板の状態で、前記シャーシに対して前記保持部材で保持されている
    請求項4に記載の表示装置。
  6. 複数の前記保持部材のうちの第二保持部材は、前記第一回路基板の第一長辺および前記第二回路基板の第二長辺と離間しており、かつ、前記シャーシに一端が接続されている規制部と、前記規制部の前記一端よりも他端側に形成され、かつ、前記第一回路基板および前記第二回路基板を前記シャーシとともに挟む抑え部とを有し、
    前記保持部材が前記シャーシに固定された状態における前記抑え部と前記シャーシとの間の間隔は、前記回路基板の厚みよりも大きい
    請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記表示パネルは、長方形であり、
    前記第一回路基板は、前記第一回路基板の長手方向が前記表示パネルの長辺に沿って配置され、前記長手方向の端部が平面視において前記表示パネルの長辺および短辺に交差する斜め方向に沿って傾斜している第一端面を有し、
    前記第二回路基板は、前記第二回路基板の長手方向が前記表示パネルの短辺に沿って配置され、前記斜め方向に沿って傾斜している第二端面を有し、
    前記第一回路基板および前記第二回路基板は、前記第一端面と前記第二端面とが隙間を空けて隣り合うように配置される
    請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記第一回路基板および前記第二回路基板には、抵抗素子またはコンデンサを含む複数の部品が実装されており、
    前記複数の部品のそれぞれは、平面視における当該部品の短手方向、または、当該部品の複数の電極の並び方向に垂直な方向が、前記第一回路基板および前記第二回路基板のそれぞれにおいて、当該回路基板の長手方向に沿うように、前記第一回路基板および前記第二回路基板に実装されている
    請求項5から7のいずれか1項に記載の表示装置。
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