JP2015222890A - 情報収集方法、情報収集システム、情報収集装置、およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報収集方法、情報収集システム、情報収集装置、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】用紙に書き加えられた加筆情報の抽出およびこの用紙に予め記されていた既存情報の改変の検出を従来よりも容易に行う。
【解決手段】用紙に記入欄50Rを設定しておく。さらに、この用紙に記入欄50Rごとの第一の位置と単語50Tごとの第二の位置および第一の特徴とを示す二次元バーコードを記し、回答者へ配付する。その後、この用紙から読み取った画像である読取画像の中の、この読取画像に含まれる二次元バーコードに示される第一の位置と同じ位置に記されている画像を、加筆情報として抽出する。さらに、この読取画像の中の、この二次元バーコードに示される第二の位置と同じ位置に記されている画像の第二の特徴と、この二次元バーコードに示される、第二の位置に対応する第一の特徴との差が所定の範囲を超える場合に、この第二の位置にある第二の領域を改変領域として抽出する。
【選択図】図6

Description

本発明は、用紙などに書き込まれた情報を収集する技術に関する。
従来、サービスまたは商品の申込のために、所定のフォームに申込者が情報を入力し、提供者へ提出することが、しばしば行われている。アンケートも同様の方法で行われている。
さらに、近年、フォームによる情報のやり取りのためにウェブの技術が使用されることが、多い。例えば、提供者は、氏名、住所、および注文の内容などを入力するためのウェブページをフォームとして予め用意しておく。申込者は、自分のパーソナルコンピュータまたはスマートフォンなどを操作してウェブページへアクセスし、これらの事項を入力し提供者へ提出する。
一方、フォームが印刷された印刷物に申込者が手書きで所定の情報を記入し、提供者へ提出することも、依然として行われている。しかし、近年は、記入された情報の取扱いにおいて、コンピュータの技術が使用されることが多い。
特許文献1に記載される技術によると、未記入フォーム電子文書の記入欄に記入データが記入された場合、ファイル名がファイル名領域に記録されて第一のフォーム電子文書が生成される。それが印刷され捺印されて原本が作成される。文書取得部は、原本が読み取られて生成された原本画像データのファイル名領域の画像から第二のフォーム電子文書を取得する。照合部は、原本画像データと第二のフォーム電子文書を照合し、一致の場合、第二のフォーム電子文書の記入データがデータベースに登録され第二のフォーム電子文書に原本画像データの捺印画像が挿入されて原本フォーム電子文書が生成される。
特許文献2に記載される技術によると、ユーザは、まず、所定の印刷物に記入を行う。認証システムは、ユーザが記入した情報をデータとして受信し、受信した記入情報に基づいて電子文書を作成する。さらに、認証システムは、作成した電子文書を特定するコードを作成する。そして、認証システムは、当該コード及び作成した電子文書を一意に識別する識別情報を、認証情報として印刷物に添付又は貼付する。その後、例えば所定の運用をした後、認証システムは、印刷物に添付又は貼付された認証情報に基づいて、印刷物又は電子文書に改竄があるか否かを検知する。
特開2013−30096号公報 特開2004−54594号公報
ところで、回答者が、用紙に回答を記入するだけでなく、その用紙に記されているフォームの一部分を改変してしまうことがある。このような改変が望ましくない場合がある。
しかし、従来の技術によると、書き加えられた情報を用紙から抽出する処理と、この用紙に予め記されていた情報が改変された処理とを、纏めて行うことが容易でない。
本発明は、このような課題に鑑み、用紙に書き加えられた加筆情報の抽出およびこの用紙に予め記されていた既存情報の改変の検出を従来よりも容易に行うことを、目的とする。
本発明の一形態に係る情報収集方法は、情報を書き加えるための領域である1つまたは複数の第一の領域とそれ以外の領域である1つまたは複数の第二の領域とを有する記録媒体に、当該第一の領域ごとの第一の位置と当該第二の領域ごとの第二の位置および記された画像の第一の特徴とを示すコードを記しておき、前記記録媒体から読み取った画像である読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第一の位置と同じ位置に記されている画像を、加筆情報として抽出し、前記読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第二の位置と同じ位置に記されている画像の第二の特徴と、当該コードに示される、当該第二の位置に対応する前記第一の特徴との差が所定の範囲を超える場合に、当該第二の位置にある前記第二の領域を改変領域として抽出する。
好ましくは、前記記録媒体は、用紙であり、前記コードは、二次元バーコードであり、前記第一の領域および前記第二の領域は、前記記録媒体の一方の面に設けられ、前記コードを他方の面に記しておく。
本発明の他の一形態に係る情報収集方法は、情報を書き加えるための領域である1つまたは複数の第一の領域とそれ以外の領域である1つまたは複数の第二の領域とを有する記録媒体に、当該第一の領域ごとの第一の位置と当該第二の領域ごとの第二の位置および記された画像の第一の特徴とを記録した特徴データの保存場所を示すコードを記しておき、前記記録媒体から読み取った画像である読取画像に含まれる前記コードに示される前記保存場所から前記特徴データを取得し、前記読取画像の中の、前記特徴データに記録されている前記第一の位置と同じ位置に記されている画像を、加筆情報として抽出し、前記読取画像の中の、前記特徴データに記録されている前記第二の位置と同じ位置に記されている画像の第二の特徴と、当該特徴データに示される、当該第二の位置に対応する前記第一の特徴との差が所定の範囲を超える場合に、当該第二の位置にある前記第二の領域を改変領域として抽出する。
好ましくは、前記記録媒体は、用紙であり、前記コードは、二次元バーコードであり、前記記録媒体の、前記第一の領域および前記第二の領域がある面に、前記コードを記しておく。
または、前記読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第一の位置と同じ位置に画像が記されていない場合に、当該第一の位置に対応する前記第一の領域を未記入領域として抽出する。
または、前記読取画像を、抽出した前記加筆情報、前記改変領域、および前記未記入領域を示すように加工して出力する。
または、前記第一の特徴は、前記第二の領域に記された画像を構成するドットの個数であり、前記第二の特徴は、前記第二の位置と同じ位置に記されている画像を構成するドットの個数である。
本発明によると、用紙に書き加えられた加筆情報の抽出およびこの用紙に予め記されていた既存情報の改変の検出を従来よりも容易に行うことができる。
手書情報収集システムの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 端末装置のハードウェア構成の例を示す図である。 回答用プログラムによって実現される端末装置の機能的構成の例を示す図である。 配付チェック用プログラムによって実現される端末装置の機能的構成の例を示す図である。 申込フォームの例を示す図である。 回答フォームデータ提供部の構成の例を示す図である。 申込フォームを構成するオブジェクトの位置の例を示す図である。 申込用紙の例を示す図である。 申込用紙の例を示す図である。 申込用紙の表面の例を示す図である。 回答用紙チェック部の構成の例を示す図である。 チェック結果画像の例を示す図である。 端末装置における全体的な処理の流れの例を示すフローチャートである。 申込フォームの提供の処理の流れの例を示すフローチャートである。 申込フォームの提供の処理の流れの変形例を示すフローチャートである。 回答のチェックの処理の流れの例を示すフローチャートである。 回答のチェックの処理の流れの例を示すフローチャートである。 記入欄オブジェクトおよび記入禁止欄オブジェクトの形態の変形例を示す図である。 申込フォームの一部分を秘匿する例を示す図である。
図1は、手書情報収集システム4の全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1Aのハードウェア構成の例を示す図である。図3は、端末装置2Aのハードウェア構成の例を示す図である。図4は、回答用プログラム2APによって実現される端末装置2Aの機能的構成の例を示す図である。図5は、配付チェック用プログラム2BPによって実現される端末装置2Bの機能的構成の例を示す図である。
手書情報収集システム4は、所定の事項を回答するためのフォームが印刷された用紙にユーザがペンで書き込んだ情報を収集する。以下、このフォームを「回答フォーム」と記載し、)回答フォームが印刷された用紙を「回答用紙」と記載する。
手書情報収集システム4は、図1に示すように、画像形成装置1A、1B、端末装置2A、2B、スキャナ2K、2L、サーバ3、および通信回線NWなどによって構成される。これらの装置は、通信回線NWを介して互いに通信を行うことができる。通信回線NWとして、インターネット、LAN(Local Area Network)、公衆回線、または専用線などが用いられる。
画像形成装置1A、端末装置2A、およびスキャナ2Kは、情報を提供するユーザ(つまり、回答者)によって操作される。一方、画像形成装置1B、端末装置2B、およびスキャナ2Lは、情報を収集するユーザによって操作される。
画像形成装置1Aは、一般に複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれる画像処理装置であって、コピー、プリンタ、ファックス、およびスキャナなどの機能を集約した装置である。
画像形成装置1Aは、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、補助記憶装置10d、タッチパネルディスプレイ10e、操作キーパネル10f、NIC(Network Interface Card)10g、モデム10h、スキャンユニット10i、画像処理部10j、およびプリントユニット10kなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10eは、ユーザに対するメッセージを示す画面、ユーザがコマンドまたは情報を入力するための画面、およびCPU10aなどが実行した処理の結果を示す画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ10eは、タッチされた位置を示す信号をCPU10aへ送る。
操作キーパネル10fは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
NIC10gは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルによって端末装置2Aまたはサーバ3などの装置と通信を行う。
モデム10hは、ファクシミリ端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
スキャンユニット10iは、プラテンガラスの上にセットされた用紙に記されている画像を読み取って画像データを生成する。
画像処理部10jは、NIC10g、モデム10h、またはスキャンユニット10iによって得られた画像データに対して解像度の変換、傾き補正、および天地補正などの処理を行う。
プリントユニット10kは、スキャンユニット10iによって読み取られた画像のほか、他の装置から受信した画像を、画像処理部10jによって適宜、処理を施した後、用紙に印刷する。
ROM10cまたは補助記憶装置10dには、上述のコピーなどの機能を実現するためのソフトウェアが記憶されている。
これらのソフトウェアを構成するプログラムまたはモジュールは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。補助記憶装置10dとして、ハードディスクまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
画像形成装置1Bは、画像形成装置1Aと同様、複合機またはMFPなどと呼ばれる画像処理装置である。したがって、画像形成装置1Bも、画像形成装置1Aと同様に構成される。
端末装置2Aは、画像形成装置1Aが提供する種々のサービスをユーザが遠隔的に受けるためのクライアントである。端末装置2Aは、回答用紙に情報を記入するために用いられる。
端末装置2Aとして、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、またはスマートフォンなどが用いられる。以下、端末装置2Aとしてノート型のパーソナルコンピュータが用いられる場合を例に説明する。
端末装置2Aは、図3に示すようにCPU20a、RAM20b、ROM20c、補助記憶装置20d、タッチパネルディスプレイ20e、キーボード20f、ポインティングデバイス20g、およびNIC20hなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ20eは、ユーザに対してメッセージを与えるための画面、処理の結果を示す画面、またはユーザが指令を入力するための画面などを表示する。また、タッチパネルディスプレイ20eは、タッチされた位置を検知し、CPU20aにその位置を通知する。
キーボード20fおよびポインティングデバイス20gは、指令および条件などをユーザが入力するために用いられる。
NIC20hは、TCP/IPなどのプロトコルで画像形成装置1A、スキャナ2K、またはサーバ3などの装置と通信を行う。
ROM20cまたは補助記憶装置20dには、画像形成装置1Aおよびスキャナ2Kそれぞれのドライバのほか、回答用プログラム2APが記憶されている。これらのプログラムは、必要に応じてRAM20bにロードされ、CPU20aによって実行される。補助記憶装置20dとして、ハードディスクまたはSSDなどが用いられる。
回答用プログラム2APによると、図4に示す回答フォームデータ取得部201、印刷要求部202、および回答処理部203などの機能が実現される。
スキャナ2Kは、情報が手書きされた回答用紙をスキャンするために用いられる。スキャナ2Kは、端末装置2Aと通信回線NWを介して通信を行うが、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどを介して通信を行ってもよい。
端末装置2Bも、端末装置2Aと同様、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、またはスマートフォンなどのコンピュータである。以下、端末装置2Bとしてノート型のパーソナルコンピュータが用いられる場合を例に説明する。したがって、端末装置2Bのハードウェアの構成は、端末装置2Aのハードウェアの構成と同様であり、図3に示した通りである。
ただし、端末装置2Bは、回答フォームを配付する処理および回答用紙に手書きされた内容などに不備がないかどうかを検証(チェック)する処理を行う。また、端末装置2Bは、画像形成装置1Bおよびスキャナ2Lとともに使用される。そこで、端末装置2BのROMまたは補助記憶装置には、配付チェック用プログラム2BP、画像形成装置1Bのドライバ、およびスキャナ2Lのドライバが記憶されている。
配付チェック用プログラム2BPによると、図5に示す回答フォームデータ提供部221および回答用紙チェック部222などの機能が実現される。
スキャナ2Lは、手書きされた後の回答用紙をスキャンするために用いられる。スキャナ2Lは、端末装置2Bと通信回線NWを介して通信を行うが、USBケーブルなどを介して通信を行ってもよい。
サーバ3は、回答フォームのデータ(後述する特徴データ66)を記憶し、要求に応じてこのデータを提供する。サーバ3として、いわゆるサーバ機が用いられる。いわゆるクラウドストレージによってサーバ3を実現してもよい。
以下、会社Cxが提供するサービスへの加入を希望する顧客Uxが、加入のための手続を行う場合を例に、手書情報収集システム4の各装置の機能を説明する。
〔概略〕
顧客Uxは、主に端末装置2Aを操作することによって、加入の申込みのための作業を行う。一方、会社Cxの従業員は、主に端末装置2Bを操作することによって、申込みの受付のための作業を行う。
会社Cxは、このサービスへの加入のための回答フォームとして、申込フォーム50(図6参照)を顧客Uxへ配付する。
顧客Uxは、申込フォーム50を用紙に印刷し、所定の欄にペンで自分の氏名を手書きする。さらに、所定の欄にペンで証人の氏名を証人に手書きしてもらう。そして、申込用紙を会社Cxへ提出する。
会社Cxは、提出された申込用紙に不備がないかどうかを、端末装置2Bによってチェックする。
〔申込フォーム50の準備および配付〕
図6は、申込フォーム50の例を示す図である。図7は、回答フォームデータ提供部221の構成の例を示す図である。図8は、申込フォーム50を構成するオブジェクトの位置の例を示す図である。図9は、申込用紙5FAの例を示す図である。図10は、申込用紙5FBの例を示す図である。
申込フォーム50には、図6に示すように、単語オブジェクト50T、記入欄オブジェクト50R、および記入禁止欄オブジェクト50Hが配置されている。
単語オブジェクト50Tは、英単語を表わす文字列である。記入欄オブジェクト50Rは、顧客Uxがペンで情報を書き込むための矩形の欄である。本実施形態では、矩形の空欄が、記入欄オブジェクト50Rとして用いられる。記入禁止欄オブジェクト50Hは、顧客Uxが情報を書き加えることが禁止されている矩形の欄である。本例では、何らかの情報が印刷されている矩形の欄が、記入禁止欄オブジェクト50Hとして用いられる。
端末装置2Bの補助記憶装置には、申込フォーム50の画像データである画像ファイル60が予め記憶されている。画像ファイル60のフォーマットとして、例えば、PDF(Portable Document Format)またはTIFF(Tagged Image File Format)などが用いられる。図6の例においては、1つ目の枠および3つ目の枠の中に文字列が配置されているが、画像ファイル60には、どちらの文字列も示されていない。これらの文字列は、後述する処理によって配置される。
顧客Uxは、会社Cxの提供するサービスへの加入を希望する旨を示す電子メールを端末装置2Aによって会社Cxへ送信する。なお、所定の事項(本例では、自分の氏名および証人の氏名)を、この電子メールに書いておく。
この電子メールを会社Cxが端末装置2Bによって受信すると、端末装置2Bの回答フォームデータ提供部221は、申込フォーム50のデータを顧客Uxへ提供する処理を、次のように実行する。
回答フォームデータ提供部221は、図7に示すように、カスタマイズ処理部231、オブジェクト検出部232、特徴データ生成部233、特徴コード生成部234、第一の回答フォーム生成部235、アップロード処理部236、保存場所コード生成部237、第二の回答フォーム生成部238、および回答フォームデータ送信部239などによって構成される。
カスタマイズ処理部231は、画像ファイル60を補助記憶装置から読み出す。そして、電子メールに示される顧客Uxの氏名および証人の氏名の文字列が、申込フォーム50の中の1つ目の枠および3つ目の枠の内にそれぞれ配置されるように画像ファイル60を更新することによって、回答フォームファイル61を生成する。
オブジェクト検出部232は、回答フォームファイル61に示される、申込フォーム50に含まれる単語オブジェクト50T、記入欄オブジェクト50R、および記入禁止欄オブジェクト50Hを検出する。単語オブジェクト50Tは、公知の文字認識技術によって検出することができる。記入欄オブジェクト50Rおよび記入禁止欄オブジェクト50Hは、公知の画像認識技術によって矩形の枠を特定し、その中に文字などの画像があるか否かを判別することによって、検出することができる。
オブジェクト検出部232によると、図8に示す位置から単語オブジェクト50Tおよび記入欄オブジェクト50Rが検出される。点線で示す位置が、単語オブジェクト50Tの位置である。一点鎖線で示す位置が、記入欄オブジェクト50Rの位置である。二点鎖線で示す位置が、記入禁止欄オブジェクト50Hの位置である。
特徴データ生成部233は、オブジェクト検出部232によって単語オブジェクト50Tなどが検出されると、特徴データ66を生成する。
特徴データ66には、オブジェクトごとの種類(単語オブジェクト、記入欄オブジェクト、または記入禁止欄オブジェクト)が示される。さらに、単語オブジェクト50Tごとの特徴および申込フォーム50における位置と、記入禁止欄オブジェクト50Hごとの特徴および申込フォーム50における位置と、記入欄オブジェクト50Rごとの位置とが示される。
単語オブジェクト50Tの特徴として、例えば、単語オブジェクト50Tが表わす文字列のドットの個数または面積が用いられる。単語オブジェクト50Tが表わす各文字のアスキーコードを用いてもよい。または、単語オブジェクト50Tのビットマップそのものを特徴として用いてもよい。
記入禁止欄オブジェクト50Hの特徴として、例えば、記入禁止欄オブジェクト50Hの中に配置されている画像のドットの個数が用いられる。または、記入禁止欄オブジェクト50Hの中のビットマップそのものを特徴として用いてもよい。
特徴コード生成部234は、特徴データ生成部233によって生成された特徴データ66を表わす二次元バーコードである特徴コード50Cを生成する。特徴コード50Cとして、モノクロの二次元バーコードを用いてもよいが、カラーの二次元バーコードを用いるのが望ましい。カラーの二次元バーコードの技術として、特開2007−323632号公報または特開2010−191944号公報に記載される技術を用いることができる。
第一の回答フォーム生成部235は、カスタマイズされた申込フォーム50を1ページ目に配置し特徴コード50Cを2ページ目に配置したドキュメントの画像データである回答フォームファイル62を生成する。
ところで、回答フォームファイル62を使用して両面印刷を行うと、1枚の用紙の表(おもて)面に申込フォーム50が印刷され、裏面に特徴コード50Cが印刷される。通常、特徴データ66のサイズが大きければ、特徴コード50Cを構成するセルの数が多くなり特徴コード50Cが大きくなる。特徴コード50Cが大きすぎると、特徴コード50Cを申込フォーム50とともに同じ用紙の同じ面に印刷することができなくなる。そこで、申込フォーム50および特徴コード50Cを別々の面に印刷するのである。
しかし、申込フォーム50と特徴コード50Cとが別々の面に印刷されると、後述するように、回答用紙の両方の面をスキャンしなければならない。スキャンを行う装置のスペックによっては、両面をスキャンするのが面倒なことがある。そこで、アップロード処理部236、保存場所コード生成部237、および第二の回答フォーム生成部238は、次の処理を行う。
アップロード処理部236は、特徴データ66をサーバ3へアップロードする。そして、特徴データ66が保存された場所を示す保存場所情報(例えば、URL(Uniform Resource Locator)を取得する。
保存場所コード生成部237は、保存場所情報を表わす二次元バーコードである保存場所コード50Sを生成する。保存場所情報は、特徴データ66が示す情報よりもずっと少ないので、保存場所コード50Sを構成するセルの数を少なくすることができる。よって、保存場所コード50Sのサイズも、特徴コード50Cよりも小さくすることができる。特徴コード50CとしてQRコード(登録商標)が用いられる。
第二の回答フォーム生成部238は、回答フォームファイル63を生成する。回答フォームファイル63は、1ページのドキュメントの画像データである。このページには、申込フォーム50が配置され、さらに、単語オブジェクト50T、記入欄オブジェクト50R、および記入禁止欄オブジェクト50Hのいずれも配置されていない位置に保存場所コード50Sが配置される。
回答フォームデータ送信部239は、回答フォームファイル62または回答フォームファイル63を電子メールに添付して端末装置2Aへ送信する。
回答フォームファイル62および回答フォームファイル63のどちらを生成するのかは、顧客Uxが指定してもよいし、会社Cxの従業員が指定してもよい。または、両方生成して顧客Uxへ提供し、どちらを使用するのかを顧客Uxが決めてもよい。
端末装置2Aにおいて、回答フォームデータ取得部201は、回答フォームファイル62または回答フォームファイル63を電子メールから取得する。
すると、印刷要求部202は、申込フォーム50を印刷するように画像形成装置1Aへ要求する。この際に、回答フォームファイル62または回答フォームファイル63を画像形成装置1Aへ送信する。なお、画像形成装置1Aが回答フォームファイル62または回答フォームファイル63のフォーマットに対応していない場合は、印刷要求部202は、これを画像形成装置1Aに対応するPDL(Page Description Language)のデータに変換して送信する。
すると、画像形成装置1Aは、回答フォームファイル62または回答フォームファイル63に基づいて画像を用紙に印刷する。これにより、回答用紙が生成される。回答フォームファイル62に基づく場合は、図9に示すような申込用紙5FAが回答用紙として得られる。回答フォームファイル63に基づく場合は、図10に示すような申込用紙5FBが回答用紙として得られる。
なお、会社Cxの従業員が画像形成装置1Bによって申込用紙5FAまたは申込用紙5FBを用意し、顧客Uxへ郵送してもよい。
〔申込およびその受付〕
図11は、申込用紙5FAの表面の例を示す図である。図12は、回答用紙チェック部222の構成の例を示す図である。図13は、チェック結果画像521、522の例を示す図である。
顧客Uxは、図11のように、申込用紙5FAまたは申込用紙5FBの表面の2つ目の枠に自分の氏名を手書きし、4つ目の枠に証人の氏名を証人に手書きしてもらう。会社Cxに連絡したいことがあれば、5つ目の枠にそれを手書きすることができる。そして、申込用紙5FAを使用した場合は、申込用紙5FAの表面をスキャナ2Kに読み取らせる。これにより、申込用紙5FAの表面に描かれた画像の画像ファイル671が生成される。一方、申込用紙5FBを使用した場合は、申込用紙5FBの表面および裏面をスキャナ2Kに読み取らせる。これにより、申込用紙5FAの表面に描かれた画像および裏面に描かれた画像の画像ファイル672が生成される。スキャナ2Kの代わりに画像形成装置1Aにスキャンさせてもよい。
端末装置2Aの回答処理部203は、スキャナ2Kから画像ファイル671または画像ファイル672を受信し、これを回答データ68として電子メールに添付して端末装置2Bへ送信する。これにより、回答用紙に記入された回答が会社Cxへ与えられる。
なお、顧客Uxは、回答データ68を電子メールで送信する代わりに、申込用紙5FAまたは申込用紙5FBを会社Cxへ郵送してもよい。
端末装置2Bにおいて、回答用紙チェック部222は、回答用紙(申込用紙5FA、5FB)に手書きされた内容などに不備がないかどうかを、次のようにチェックする。
回答用紙チェック部222は、図12に示すように、回答データ取得部241、オブジェクト検出部242、特徴データ復号部243、特徴データダウンロード部244、加筆画像抽出部245、改変情報抽出部246、チェック結果出力処理部247などによって構成される。
回答データ取得部241は、電子メールが端末装置2Aから送信されてきたら、回答データ68をこの電子メールから取得する。ただし、申込用紙5FAまたは申込用紙5FBが郵送されてきた場合は、会社Cxの従業員は、これを画像形成装置1Bまたはスキャナ2Lにスキャンさせることによって回答データ68を生成し、端末装置2Bに入力する。
オブジェクト検出部242は、回答データ68に示される画像から、単語オブジェクト51T、空欄オブジェクト51E、非空欄オブジェクト51F、特徴コード50C、および保存場所コード50Sを検出する。
単語オブジェクト51Tは、単語オブジェクト50Tと同様、英単語を表わす文字列である。空欄オブジェクト51Eは、矩形の空欄である。非空欄オブジェクト51Fは、何らかの画像が中に示される矩形の欄である。なお、特徴コード50Cおよび保存場所コード50Sは、いずれか一方のみが検出される。
特徴データ復号部243は、回答データ68から特徴コード50Cが検出された場合に、特徴コード50Cを特徴データ66に復号する。
特徴データダウンロード部244は、回答データ68から保存場所コード50Sが検出された場合に、保存場所コード50Sに示される保存場所情報(例えば、URL)に基づいて、サーバ3から特徴データ66をダウンロードする。
加筆画像抽出部245は、回答データ68に示される、申込用紙5FAまたは申込用紙5FBの表面の画像(以下、「申込フォーム51」と記載する。)の中から、書き加えられた画像(以下、「加筆画像50K」と記載する。)を次のように抽出する。
加筆画像抽出部245は、特徴データ復号部243または特徴データダウンロード部244によって得られた特徴データ66に基づいて、申込フォーム50の中の記入欄オブジェクト50Rの位置を特定する。申込フォーム51の中から、特定された位置と同じ位置にあるオブジェクトを検索する。そして、検索されたオブジェクトが非空欄オブジェクト51Fであれば、その非空欄オブジェクト51Fの中に配置されている画像を、加筆画像50Kとして検出する。
ところで、顧客Uxが記入欄オブジェクト50R以外の部分を改変(修正、改ざん)して回答することがある。例えば、単語オブジェクト50Tを書き換えたり、記入禁止欄オブジェクト50Hに手書きしたりすることがある。改変情報抽出部246は、このような改変を次のように抽出する。
改変情報抽出部246は、特徴データ復号部243または特徴データダウンロード部244によって得られた特徴データ66に基づいて、申込フォーム50の中の単語オブジェクト50Tの位置を特定する。申込フォーム51の中から、特定された位置と同じ位置にある単語オブジェクト51Tを検索し、その単語オブジェクト51Tの特徴を算出する。特徴データ66に示される、その単語オブジェクト50Tの特徴と、算出した特徴とを比較する。そして、両者が一致しなければ、その単語オブジェクト51Tを、改変されたものとして抽出する。一致しなければ、その単語オブジェクト51Tが改変されていないと判別する。なお、両者の差異が一定の範囲内であれば、改変されていないと判別してもよい。
また、改変情報抽出部246は、特徴データ復号部243または特徴データダウンロード部244によって得られた特徴データ66に基づいて、申込フォーム50の中の記入禁止欄オブジェクト50Hの位置を特定する。申込フォーム51の中から、特定された位置と同じ位置にある欄(空欄オブジェクト51Eまたは非空欄オブジェクト51F)を検索し、その欄の特徴を算出する。特徴データ66に示される、その記入禁止欄オブジェクト50Hの特徴と、算出した特徴とを比較する。そして、両者が一致しなければ、その欄を、改変されたものとして抽出する。一致しなければ、その欄が改変されていないと判別する。なお、両者の差異が一定の範囲内であれば、改変されていないと判別してもよい。
加筆画像抽出部245および改変情報抽出部246が処理を実行する前に、申込フォーム51に含まれる単語オブジェクト51Tおよび非空欄オブジェクト51Fそれぞれの特徴を算出しておいてもよい。
チェック結果出力処理部247は、加筆画像抽出部245および改変情報抽出部246による抽出の結果を、次のような形態で出力する。
例えば、図13(A)のようなチェック結果画像521をタッチパネルディスプレイに表示させ、または、画像形成装置1Bに印刷させる。チェック結果画像521は、加筆画像抽出部245によって抽出された加筆画像50Kおよび改変情報抽出部246によって抽出された欄を、他のオブジェクトとは異なる形態で(例えば、太線で囲って)示している。さらに、加筆画像抽出部245によって加筆画像50Kが抽出されなかった空欄オブジェクト51E(つまり、記入漏れの可能性がある欄)も、他のオブジェクトとは異なる形態で表わす。太線で囲う代わりに、色を変えて(例えば、赤色で)を表わしてもよい。
図13(B)のようなチェック結果画像522をタッチパネルディスプレイに表示させ、または、画像形成装置1Bに印刷させてもよい。チェック結果画像522は、加筆画像抽出部245によって抽出された加筆画像50K、改変情報抽出部246によって抽出された欄、および加筆画像抽出部245によって加筆画像50Kが抽出されなかった空欄オブジェクト51Eのみを抜き出して示している。各オブジェクトが選ばれた理由を吹き出しによって示してもよい。または、加筆画像50Kを赤色に着色し、記入漏れの可能性がある欄を赤色で塗り潰し、改変があった箇所に赤色の複数の斜線を引いてもよい。
図14は、端末装置2Bにおける全体的な処理の流れの例を示すフローチャートである。図15は、申込フォーム50の提供の処理の流れの例を示すフローチャートである。図16は、申込フォーム50の提供の処理の流れの変形例を示すフローチャートである。図17および図18は、回答のチェックの処理の流れの例を示すフローチャートである。
次に、端末装置2Bの全体的な処理の流れを、図14ないし図18のフローチャートを参照しながら説明する。
端末装置2Bは、端末装置2Aなどからの入力があるごとに、それに応じて図14に示すように処理を実行する。
端末装置2Bは、会社Cxの提供するサービスへの加入を希望する旨を示す電子メールを受信すると(#11でYes)、所定の事項を記入するための申込フォーム50を要求元へ提供するための処理を行う(#12)。この処理の手順は、図15に示す通りである。
図15において、端末装置2Bは、回答用紙の印刷面(片面または両面)の希望のほか、顧客Uxおよび証人それぞれの氏名などの条件を取得する(#701)。
端末装置2Bは、取得した両人の氏名を申込フォーム50に配置する(#702)。申込フォーム50を構成するオブジェクトを抽出し、各オブジェクトの特徴を算出して特徴データ66を生成する(#703)。
印刷面の希望が「両面」である場合は(#704でYes)、端末装置2Bは、特徴コード50Cを生成する(#705)。そして、1ページ目(表面)に申込フォーム50を配置し2ページ目に特徴コード50Cを配置したドキュメントのデータ(回答フォームファイル62)を生成し、要求元へ送信する(#706)。
一方、印刷面の希望が「片面」である場合は(#704でNo)、端末装置2Bは、特徴データ66をサーバ3へアップロードし(#707)、特徴データ66が保存された場所を示す保存場所コード50Sを生成する(#708)。そして、1ページ目(表面)に申込フォーム50を配置し申込フォーム50の中のオブジェクトのない位置に保存場所コード50Sを配置したドキュメントのデータ(回答フォームファイル63)を生成し、要求元へ送信する(#709)。
このようにして、申込フォーム50が電子データとして要求元へ届けられる。申込フォーム50を印刷物として要求元へ届ける場合は、端末装置2Bは、図15に示した処理の代わりに、図16に示す処理を行えばよい。
図16のステップ#721〜#725、#727〜#728の処理は、電子データとして申込フォーム50を提供する場合と同様であって、図15のステップ#701〜#705、#707〜#708で説明した通りである。
印刷面の希望が「両面」である場合は(#724でYes)、端末装置2Bは、回答フォームファイル62を画像形成装置1Bへ送信することによって、回答用紙を印刷するように指令する(#726)。すると、画像形成装置1Bは、回答フォームファイル62に基づいて印刷を行う。これにより、申込用紙5FA(図9参照)が得られる。
一方、印刷面の希望が「片面」である場合は(#724でNo)、端末装置2Bは、回答フォームファイル63を画像形成装置1Bへ送信することによって、回答用紙を印刷するように指令する(#729)。すると、画像形成装置1Bは、回答フォームファイル63に基づいて印刷を行う。これにより、申込用紙5FB(図10参照)が得られる。
顧客Uxは、必要な情報を申込用紙5FAまたは申込用紙5FBに書き込み、これをスキャンして回答データ68に電子データ化する。そして、電子メールに回答データ68を添付して会社Cxへ送信する。または、申込用紙5FAまたは申込用紙5FBを会社Cxへ郵送してもよい。
図14に戻って、端末装置2Bは、回答の電子メールを受信すると(#13でYes)、申込用紙5FAまたは申込用紙5FBを検証(チェック)する処理を、図17〜図18に示す手順で実行する(#14)。
図17および図18において、端末装置2Bは、この電子メールから回答データ68を取得する(#751)。
回答データ68が示す画像(特に、申込用紙5FAの裏面の画像)にカラーコードつまり特徴コード50Cが含まれている場合は(#752でYes)、端末装置2Bは、特徴コード50Cを特徴データ66に復号する(#753)。
一方、回答データ68が示す画像(特に、申込用紙5FBの表面の画像)にQRコードつまり保存場所コード50Sが含まれている場合は(#752でNo)、端末装置2Bは、保存場所コード50Sが示すURLに基づいて特徴データ66をダウンロードする(#754)。
端末装置2Bは、回答データ68が示す表面の画像からオブジェクトを検出し、単語オブジェクト51Tおよび非空欄オブジェクト51Fそれぞれの特徴を算出する(#755)。そして、ステップ#753または#754で取得した特徴データ66に示される特徴とステップ#755で算出した特徴とを比較し(#756)、加筆、未記入、および改変を次のように抽出する(#757〜#764)。
端末装置2Bは、申込フォーム50の中に記入欄オブジェクト50Rがあり(#757でYes)、かつ、申込フォーム51の、その記入欄オブジェクト50Rの位置と同じ位置に、画像があれば(#758でYes)、その画像を加筆画像50Kとして抽出する(#759)。画像がなければ(#758でNo)、記入欄オブジェクト50Rを記入漏れの可能性がある欄(未記入欄)として抽出する(#760)。
同じ位置にあるが特徴が相違する単語オブジェクト50Tと単語オブジェクト51Tとがある場合は(#761でYes)、端末装置2Bは、この単語オブジェクト51Tを改変情報として抽出する(#762)。
同じ位置にあるが特徴が相違する記入禁止欄オブジェクト50Hと非空欄オブジェクト51Fとがある場合は(#763でYes、#764でYes)、この非空欄オブジェクト51Fを改変情報として抽出する(#765)。
そして、端末装置2Bは、ステップ#760、#762、#764で抽出した結果を、図13のようなチェック結果画像521またはチェック結果画像522として出力する(#766)。
本実施形態によると、回答用紙に書き加えられた加筆情報の抽出、回答用紙に予め記されていた既存情報の改変の抽出、および記入漏れと思われる欄の抽出を従来よりも容易に行うことができる。
本実施形態では、単語オブジェクト50Tまたは記入禁止欄オブジェクト50Hごとに改変の有無をチェックしたが、他の単位で改変の有無をチェックしてもよい。例えば、1文字ごとに改変の有無をチェックしてもよい。または、申込フォーム50を複数のブロックに区切り、ブロックごとに改変の有無をチェックしてもよい。
図19は、記入欄オブジェクト50Rおよび記入禁止欄オブジェクト50Hの形態の変形例を示す図である。図20は、申込フォーム50の一部分を秘匿する例を示す図である。
本実施形態では、申込フォーム50の中の空欄が記入欄オブジェクト50Rであり、何らかの情報が印刷されている欄が記入禁止欄オブジェクト50Hであった。しかし、空欄だけでなく、何らかの情報が印刷されている欄にも回答者に情報を書き加えてもらうように運用される場合がある。そこで、記入欄オブジェクト50Rおよび記入禁止欄オブジェクト50Hを、図19(A)に示すように、枠の太さを変えることによって区別してもよい。または、図19(B)に示すように、所定の角(例えば、左上の角)に異なる印を付すことによって区別してもよい。
記入用の欄が、枠ではなく、罫線によって表わされる場合がある。そこで、この罫線を含む領域を記入欄オブジェクト50Rとして検出できるように、記入欄オブジェクト50Rを、図19(C)のように所定の印を付すことによって定義してもよい。または、1本の罫線から上の、所定の高さまでの領域を記入欄オブジェクト50Rとして検出してもよい。
回答用紙に記入された内容の一部を秘匿して出力した方が好ましい場合がある。例えば、図20(A)に示すアンケートフォーム50’の印刷物が回答用紙として配付され、図20(B)に示す申込フォーム51’が得られたとする。2番目および3番目の記入欄オブジェクト50Rに記入された内容は、ごく一部の従業員のみが閲覧することができるのが、望ましい。または、記入欄オブジェクト50Rごとに、内容を閲覧することができる従業員が異なるのが望ましい場合もある。
そこで、記入欄オブジェクト50Rごとに、アクセス権を予め設定しておく。記入欄オブジェクト50Rごとに、アクセス権に応じたマークを付しておいてもよい。
そして、回答を閲覧しようとする従業員に与えられたアクセス権に応じて、一部の記入欄オブジェクト50Rを秘匿して出力する。例えば、このアンケートの対象である店舗の経営者には、図20(C)のように、個人情報に関する記入欄オブジェクト50Rをマスクして出力する。顧客からの問合せに対応する従業員(いわゆる、お客様相談室の担当者)には、図20(B)のように、何も秘匿せずに出力する。
記入欄オブジェクト50Rは、記入された回答の画像と同じ色の矩形の画像を重ねることによって秘匿すればよい。または、記入された回答の画像を削除し、所定の画像(例えば、「マル秘」という文字の画像)を記入欄オブジェクト50Rに重ねることによって秘匿してもよい。
図20の申込フォーム51’を出力するに際して、端末装置2Bは、図17〜図18のフローチャートのステップ#766において、端末装置2Bを操作しているユーザのアクセス権に基づいて、秘匿すべき加筆画像50Kとそうでない加筆画像50Kとを判別する。そして、秘匿すべき加筆画像50Kに対して上述の通りマスクを施すなどの処理を行い、申込フォーム51’を出力する。
本実施形態では、特徴データ66をサーバ3へアップロードしたが、特徴データ66の代わりに特徴コード50Cをアップロードしてもよい。
本実施形態では、端末装置2Aおよび端末装置2Bは、電子メールによってデータをやり取りしたが、ウェブサーバを介してやり取りしてもよい。
本実施形態では、図4に示した機能を端末装置2Aによって実現したが、画像形成装置1Aによって実現してもよい。同様に、図5に示した機能を端末装置2Bの代わりに画像形成装置1Bによって実現してもよい。
本実施形態では、申込フォーム50の記録媒体として用紙を使用したが、電子ペーパを使用してもよい。
その他、手書情報収集システム4、画像形成装置1A、1B、端末装置2A、2Bの全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データの構成、チェック結果の示し方などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
4 手書情報収集システム(情報収集システム)
1A 画像形成装置(記録媒体提供手段)
2B 端末装置(情報収集装置、コンピュータ)
244 特徴データダウンロード部(取得手段)
245 加筆情報抽出部(加筆情報抽出手段)
246 改変情報抽出部(改変領域抽出手段)
50C 特徴コード
50H 記入禁止欄オブジェクト
50K 加筆画像(加筆情報)
50R 記入欄オブジェクト
50S 保存場所コード
50T 単語オブジェクト
51 申込フォーム(読取画像)
66 特徴データ

Claims (13)

  1. 情報を書き加えるための領域である1つまたは複数の第一の領域とそれ以外の領域である1つまたは複数の第二の領域とを有する記録媒体に、当該第一の領域ごとの第一の位置と当該第二の領域ごとの第二の位置および記された画像の第一の特徴とを示すコードを記しておき、
    前記記録媒体から読み取った画像である読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第一の位置と同じ位置に記されている画像を、加筆情報として抽出し、
    前記読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第二の位置と同じ位置に記されている画像の第二の特徴と、当該コードに示される、当該第二の位置に対応する前記第一の特徴との差が所定の範囲を超える場合に、当該第二の位置にある前記第二の領域を改変領域として抽出する、
    ことを特徴とする情報収集方法。
  2. 前記記録媒体は、用紙であり、
    前記コードは、二次元バーコードであり、
    前記第一の領域および前記第二の領域は、前記記録媒体の一方の面に設けられ、前記コードを他方の面に記しておく、
    請求項1に記載の情報収集方法。
  3. 情報を書き加えるための領域である1つまたは複数の第一の領域とそれ以外の領域である1つまたは複数の第二の領域とを有する記録媒体に、当該第一の領域ごとの第一の位置と当該第二の領域ごとの第二の位置および記された画像の第一の特徴とを記録した特徴データの保存場所を示すコードを記しておき、
    前記記録媒体から読み取った画像である読取画像に含まれる前記コードに示される前記保存場所から前記特徴データを取得し、
    前記読取画像の中の、前記特徴データに記録されている前記第一の位置と同じ位置に記されている画像を、加筆情報として抽出し、
    前記読取画像の中の、前記特徴データに記録されている前記第二の位置と同じ位置に記されている画像の第二の特徴と、当該特徴データに示される、当該第二の位置に対応する前記第一の特徴との差が所定の範囲を超える場合に、当該第二の位置にある前記第二の領域を改変領域として抽出する、
    ことを特徴とする情報収集方法。
  4. 前記記録媒体は、用紙であり、
    前記コードは、二次元バーコードであり、
    前記記録媒体の、前記第一の領域および前記第二の領域がある面に、前記コードを記しておく、
    請求項3に記載の情報収集方法。
  5. 前記読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第一の位置と同じ位置に画像が記されていない場合に、当該第一の位置に対応する前記第一の領域を未記入領域として抽出する、
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の情報収集方法。
  6. 前記読取画像を、抽出した前記加筆情報、前記改変領域、および前記未記入領域を示すように加工して出力する、
    請求項5に記載の情報収集方法。
  7. 前記第一の特徴は、前記第二の領域に記された画像を構成するドットの個数であり、
    前記第二の特徴は、前記第二の位置と同じ位置に記されている画像を構成するドットの個数である、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の情報収集方法。
  8. 情報を書き加えるための領域である1つまたは複数の第一の領域とそれ以外の領域である1つまたは複数の第二の領域とを有し、かつ、当該第一の領域ごとの第一の位置と当該第二の領域ごとの第二の位置および記された画像の第一の特徴とを示すコードを記した記録媒体を提供する、記録媒体提供手段と、
    前記記録媒体から読み取った画像である読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第一の位置と同じ位置に記されている画像を、加筆情報として抽出する、加筆情報抽出手段と、
    前記読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第二の位置と同じ位置に記されている画像の第二の特徴と、当該コードに示される、当該第二の位置に対応する前記第一の特徴との差が所定の範囲を超える場合に、当該第二の位置にある前記第二の領域を改変領域として抽出する、改変領域抽出手段と、
    を有することを特徴とする情報収集システム。
  9. 情報を書き加えるための領域である1つまたは複数の第一の領域とそれ以外の領域である1つまたは複数の第二の領域とを有し、かつ、当該第一の領域ごとの第一の位置と当該第二の領域ごとの第二の位置および記された画像の第一の特徴とを記録した特徴データの保存場所を示すコードを記した記録媒体を提供する、記録媒体提供手段と、
    前記記録媒体から読み取った画像である読取画像に含まれる前記コードに示される前記保存場所から前記特徴データを取得する取得手段と、
    前記読取画像の中の、前記特徴データに記録されている前記第一の位置と同じ位置に記されている画像を、加筆情報として抽出する、加筆情報抽出手段と、
    前記読取画像の中の、前記特徴データに記録されている前記第二の位置と同じ位置に記されている画像の第二の特徴と、当該特徴データに示される、当該第二の位置に対応する前記第一の特徴との差が所定の範囲を超える場合に、当該第二の位置にある前記第二の領域を改変領域として抽出する、加筆情報抽出手段と、
    を有することを特徴とする情報収集システム。
  10. 情報を書き加えるための領域である1つまたは複数の第一の領域とそれ以外の領域である1つまたは複数の第二の領域とを有し、かつ、当該第一の領域ごとの第一の位置と当該第二の領域ごとの第二の位置および記された画像の第一の特徴とを示すコードを記した記録媒体から、情報を収集する情報収集装置であって、
    前記記録媒体から読み取った画像である読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第一の位置と同じ位置に記されている画像を、加筆情報として抽出する、加筆情報抽出手段と、
    前記読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第二の位置と同じ位置に記されている画像の第二の特徴と、当該コードに示される、当該第二の位置に対応する前記第一の特徴との差が所定の範囲を超える場合に、当該第二の位置にある前記第二の領域を改変領域として抽出する、改変領域抽出手段と、
    を有することを特徴とする情報収集装置。
  11. 情報を書き加えるための領域である1つまたは複数の第一の領域とそれ以外の領域である1つまたは複数の第二の領域とを有し、かつ、当該第一の領域ごとの第一の位置と当該第二の領域ごとの第二の位置および記された画像の第一の特徴とを記録した特徴データの保存場所を示すコードを記した記録媒体から、情報を収集する情報収集装置であって、
    前記記録媒体から読み取った画像である読取画像に含まれる前記コードに示される前記保存場所から前記特徴データを取得する取得手段と、
    前記読取画像の中の、前記特徴データに記録されている前記第一の位置と同じ位置に記されている画像を、加筆情報として抽出する、加筆情報抽出手段と、
    前記読取画像の中の、前記特徴データに記録されている前記第二の位置と同じ位置に記されている画像の第二の特徴と、当該特徴データに示される、当該第二の位置に対応する前記第一の特徴との差が所定の範囲を超える場合に、当該第二の位置にある前記第二の領域を改変領域として抽出する、加筆情報抽出手段と、
    を有することを特徴とする情報収集装置。
  12. 情報を書き加えるための領域である1つまたは複数の第一の領域とそれ以外の領域である1つまたは複数の第二の領域とを有し、かつ、当該第一の領域ごとの第一の位置と当該第二の領域ごとの第二の位置および記された画像の第一の特徴とを示すコードを記した記録媒体から、情報を収集するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記記録媒体から読み取った画像である読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第一の位置と同じ位置に記されている画像を、加筆情報として抽出する処理と、
    前記読取画像の中の、当該読取画像に含まれる前記コードに示される前記第二の位置と同じ位置に記されている画像の第二の特徴と、当該コードに示される、当該第二の位置に対応する前記第一の特徴との差が所定の範囲を超える場合に、当該第二の位置にある前記第二の領域を改変領域として抽出する処理と、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  13. 情報を書き加えるための領域である1つまたは複数の第一の領域とそれ以外の領域である1つまたは複数の第二の領域とを有し、かつ、当該第一の領域ごとの第一の位置と当該第二の領域ごとの第二の位置および記された画像の第一の特徴とを記録した特徴データの保存場所を示すコードを記した記録媒体から、情報を収集するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記記録媒体から読み取った画像である読取画像に含まれる前記コードに示される前記保存場所から前記特徴データを取得する処理と、
    前記読取画像の中の、前記特徴データに記録されている前記第一の位置と同じ位置に記されている画像を、加筆情報として抽出する処理と、
    前記読取画像の中の、前記特徴データに記録されている前記第二の位置と同じ位置に記されている画像の第二の特徴と、当該特徴データに示される、当該第二の位置に対応する前記第一の特徴との差が所定の範囲を超える場合に、当該第二の位置にある前記第二の領域を改変領域として抽出する処理と、
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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