JP2015222600A - 検出装置、検出方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
撮像画像から所定の移動物体を検出する検出装置であって、
撮像手段が、フレーム単位で連続して撮像する前記撮像画像から、撮像条件として輝度に関する輝度情報を取得する取得手段と、
前記輝度情報に係る検出輝度閾値を設定する検出閾値設定手段と、
設定された前記検出輝度閾値と、取得される前記輝度情報を使用して、前記所定の移動物体を検出する検出手段と、
所定の条件を満たす場合に、前記検出閾値設定手段に前記検出輝度閾値の再設定を実行させる再設定制御手段と、
を備えることを特徴とする。
検出装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を、以下、「撮像画像」と呼ぶ。撮像画像は、後述するモーション検出のための画像、ライブビュー画像あるいは記録用の画像等として取得され、CPU11等に適宜供給される。
出力部19は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部20は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部21は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
なお、本実施形態においては、撮像画像の輝度に関する輝度情報及び色に関する色情報として、YUV色空間における輝度成分及び色差成分を用いて各種処理を行う場合を例に挙げて説明する。ただし、撮像画像の輝度に関する輝度情報及び色に関する色情報として、各種色空間において表される輝度情報及び色情報(例えば、HSV色空間における明度と色相等)を用いることも可能である。
また、図3は、撮像画像に検出領域が設定された状態を示す模式図であり、図3(A)は検出領域の輝度成分に差分が表れ難い状態を示す図、図3(B)は検出領域の色差成分に差分が表れ難い状態を示す図である。
また、モーションシャッター撮影処理では、連続する撮像画像における検出領域の差分から輝度成分及び色差成分の判別用閾値及び検出用閾値を設定する閾値設定処理と、撮像画像の輝度成分及び色差成分の一方または両方の検出閾値のいずれを用いてモーション検出を行うかを判別する検出方法判別処理と、モーション検出を行う検出処理との各種処理を含む。
以下、図3の模式図を適宜参照しながら、検出装置1の機能的構成について説明する。
また、記憶部20の一領域には、閾値記憶部71と、画像記憶部72と、が形成される。
閾値記憶部71には、後述する輝度成分及び色差成分の判別閾値、検出閾値及び再設定閾値が記憶される。
また、画像記憶部72には、予め設定された数の最新の撮像画像や、記録用の撮像画像等の画像データが記憶される。
また、撮影制御部51は、撮像部16から連続して出力される撮像画像をフレーム単位で取得し、ライブビュー画像として出力部19のディスプレイに順次表示させる。
図4は、図2の機能的構成を有する図1の検出装置1が実行するモーションシャッター撮影処理の流れを示すフローチャートである。
モーションシャッター撮影処理は、入力部18を介して、モーションシャッター撮影処理の開始を指示する操作が行われることに対応して開始される。
ステップS2において、平均値算出部52は、撮像画像全体及び検出領域内の画素について、輝度成分及び色差成分の平均値を算出する。
一方、ステップS3において、撮像画像全体の画素の輝度成分及び色差成分のいずれの平均値も、輝度成分及び色差成分それぞれの再設定閾値より大きく変化していない(NO)と判別された場合、処理はステップS5に移行する。
ステップS5において、検出方法判別部55は、後述する検出方法判別処理を実行することにより、閾値設定部54によって設定された判別閾値と、連続する撮像画像の輝度成分及び色差成分の差分とを比較し、比較結果に応じたモーション検出のモードを設定する。
ステップS7において、モーション検出部56は、後述する検出処理を実行することにより、被写体のモーション検出を行う。
ステップS9において、撮影制御部51は、入力部18を介して、モーションシャッター撮影処理の終了を指示する操作が行われたか否かの判別を行う。
ステップS9において、入力部18を介して、モーションシャッター撮影処理の終了を指示する操作が行われた(YES)と判別された場合、処理は終了となる。
一方、ステップS9において、入力部18を介して、モーションシャッター撮影処理の終了を指示する操作が行われていない(NO)と判別された場合、処理はステップS1に移行して、モーションシャッター撮影処理を継続する。
図5は、モーションシャッター撮影処理のサブフローとして実行される閾値設定処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS21において、閾値設定部54は、連続する2つの撮像画像を取得する。
ステップS22において、閾値設定部54は、取得された連続する2つの撮像画像における検出領域の差分から、モーション検出のモードを判別するための判別閾値を設定する。
ステップS24において、閾値設定部54は、取得された連続する2つの撮像画像全体の平均値(輝度成分及び色差成分の平均値)を基に、検出閾値の再設定が必要であるか否かを判別するための再設定閾値を設定する。なお、ステップS24においては、再設定閾値の設定に用いた撮像画像全体の輝度成分及び色差成分の平均値が閾値記憶部71に記憶される。
ステップS24の後、処理は図4のモーションシャッター撮影処理に戻る。
図6は、モーションシャッター撮影処理のサブフローとして実行される検出方法判別処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS31において、検出方法判別部55は、連続する2つの撮像画像を取得する。
ステップS32において、検出方法判別部55は、取得された連続する2つの撮像画像の検出領域の輝度成分及び色差成分の差分を算出する。
ステップS33において、算出された検出領域の輝度成分の差分が、輝度成分について設定された判別閾値より大きい(YES)と判別された場合、処理はステップS34に移行する。
一方、ステップS33において、算出された検出領域の輝度成分の差分が、輝度成分について設定された判別閾値以下である(NO)と判別された場合、処理はステップS35に移行する。
ステップS35において、検出方法判別部55は、算出された検出領域の色差成分の差分が、色差成分について設定された判別閾値より大きいか否かの判別を行う。
ステップS35において、算出された検出領域の色差成分の差分が、色差成分について設定された判別閾値より大きい(YES)と判別された場合、処理はステップS36に移行する。
一方、ステップS35において、算出された検出領域の色差成分の差分が、色差成分について設定された判別閾値以下である(NO)と判別された場合、処理はステップS37に移行する。
ステップS37において、検出方法判別部55は、モーション検出のモードを第3の検出モードとし、輝度成分及び色差成分の検出閾値を用いてモーション検出を行う設定とする。
ステップS34、ステップS36及びステップS37の後、処理は図4のモーションシャッター撮影処理に戻る。
図7は、モーションシャッター撮影処理のサブフローとして実行される検出処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS41において、モーション検出部56は、モーション検出のモードがいずれのモードであるかの判別を行う。
ステップS41において、モーション検出のモードが第2の検出モードであると判定された場合、処理はステップS44に移行する。
ステップS41において、モーション検出のモードが第3の検出モードであると判定された場合、処理はステップS46に移行する。
ステップS43において、モーション検出部56は、算出された検出領域における輝度成分の差分が、輝度成分について設定されている検出閾値より大きいか否かの判別を行う。
ステップS43において、算出された検出領域における輝度成分の差分が、輝度成分について設定されている検出閾値より大きい(YES)と判別された場合、処理は図4のモーションシャッター撮影処理に戻る。
一方、ステップS43において、算出された検出領域における輝度成分の差分が、輝度成分について設定されている検出閾値以下である(NO)と判定された場合、処理はステップS42に移行して、検出処理を継続する。
ステップS45において、モーション検出部56は、算出された検出領域における色差成分の差分が、色差成分について設定されている検出閾値より大きいか否かの判別を行う。
ステップS45において、算出された検出領域における色差成分の差分が、色差成分について設定されている検出閾値より大きい(YES)と判別された場合、処理は図4のモーションシャッター撮影処理に戻る。
一方、ステップS45において、算出された検出領域における色差成分の差分が、色差成分について設定されている検出閾値以下である(NO)と判定された場合、処理はステップS44に移行して、検出処理を継続する。
ステップS47において、モーション検出部56は、算出された検出領域における輝度成分及び色差成分の差分のいずれかが、輝度成分及び色差成分それぞれについて設定されている検出閾値より大きいか否かの判別を行う。
ステップS47において、算出された検出領域における輝度成分及び色差成分の差分のいずれかが、輝度成分及び色差成分それぞれについて設定されている検出閾値より大きい(YES)と判別された場合、処理は図4のモーションシャッター撮影処理に戻る。
一方、ステップS47において、算出された検出領域における輝度成分及び色差成分の差分のいずれも、輝度成分及び色差成分それぞれについて設定されている検出閾値以下である(NO)と判定された場合、処理はステップS46に移行して、検出処理を継続する。
平均値算出部52は、撮像部16が、フレーム単位で連続して撮像する撮像画像から、輝度に関する輝度情報及び色に関する色情報を取得する。
検出方法判別部55は、取得した輝度情報及び色情報に基づき、所定の移動物体を検出するために、輝度情報及び色情報の内のいずれを使用するかを判別する。
モーション検出部56は、判別した結果に基づき、輝度情報及び色情報の内のいずれかを使用して、所定の移動物体を検出する。
これにより、検出装置1においては、撮像画像の輝度成分及び色差成分のいずれを使用するかを判別して移動物体を検出することができる。
したがって、撮像画像等の撮像画像において、より適切に移動物体を検出することが可能となる。
閾値設定部54は、連続する複数フレーム間における輝度情報の差分との比較に使用する判別閾値及び、連続する複数フレーム間における色情報の差分との比較に使用する判別閾値を設定する。
検出方法判別部55は、設定された輝度情報の判別閾値及び色情報の判別閾値と、取得される輝度情報の差分及び色情報の差分とから、所定の移動物体を検出するために輝度情報及び色情報の内のいずれを使用するかを判別する。
これにより、輝度情報及び色情報毎に適切な判別閾値を設定して、輝度情報及び色情報の内のいずれを使用するかを判別することができる。
閾値設定部54は、連続する複数の撮像画像間における画素毎の輝度値の差分より大きい値を輝度情報の判別閾値として設定し、画素毎の色相値の差分より大きい値を色情報の判別閾値として設定する。
これにより、撮像画像の輝度値及び色差成分から、適切な判別閾値を設定することができる。
これにより、例えば、背景がテクスチャのない壁であり、移動物体としてコピー用紙を検出する場合等、輝度情報の差分が表れ難い撮像画像において移動物体の検出を行う場合であっても、移動物体をより適切に検出することが可能となる。
これにより、背景が肌色に近い壁であり、移動物体として人の手を検出する場合等、色情報の差分が表れ難い撮像画像において移動物体の検出を行う場合であっても、移動物体をより適切に検出することが可能となる。
モーション検出部56は、判別結果として両方を使用すると判別された場合は、輝度情報及び色情報の内の両方を使用して、所定の移動物体を検出する。
これにより、例えば、輝度情報及び色情報のいずれかに明確に差分が表れにくい撮像画像において移動物体の検出を行う場合であっても、移動物体をより適切に検出することが可能となる。
モーション検出部56は、設定された輝度情報の検出閾値及び色情報の検出閾値のいずれかを使用して所定の移動物体を検出する。
これにより、輝度情報及び色情報それぞれについて、適切な大きさの判別閾値及び検出閾値を設定して、移動物体の検出を行うことができる。
閾値設定部54は、連続する複数の撮像画像間における画素毎の輝度値の差分より大きい値を輝度情報の検出閾値として設定し、画素毎の色相値の差分より大きい値を色情報の検出閾値として設定する。
これにより、撮像画像の輝度値及び色差成分から、適切な検出閾値を設定することができる。
これにより、輝度情報及び色情報それぞれについて、適切な大きさの検出閾値によって、移動物体の検出を行うことができる。
入力部18は、設定した輝度情報の検出閾値及び色情報の検出閾値を、ユーザ操作により変更する。
これにより、ユーザの要求に応じて、輝度情報の検出閾値及び色情報の検出閾値を変更することが可能となる。
検出方法判別部55は、撮像画像内の検出領域内で取得された輝度情報及び色情報で判別を行う。
モーション検出部56は、撮像画像内の検出領域内で所定の移動物体の検出を行う。
これにより、撮像画像内に検出領域を設定し、検出領域を対象として、移動物体の検出を行うことが可能となる。
平均値算出部52は、撮像部16が、フレーム単位で連続して撮像する撮像画像から、輝度に関する輝度情報を取得する。
閾値設定部54は、輝度情報検出閾値を設定する。
モーション検出部56は、設定された輝度情報の検出閾値と、取得される輝度情報を使用して、所定の移動物体を検出する。
閾値再設定判別部53は、所定の条件を満たす場合に、閾値設定部54に輝度情報の検出閾値の再設定を実行させる。
これにより、輝度情報の検出閾値を用いて移動物体の検出を行う場合に、所定の条件に応じて、輝度情報の検出閾値を再設定することができる。
したがって、より適切な輝度情報の検出閾値を用いて、移動物体の検出を行うことが可能となる。
閾値設定部54は、色情報の検出閾値を更に設定する。
モーション検出部56は、設定された色情報の検出閾値と、取得される色情報とを使用して、所定の移動物体を更に検出する。
閾値再設定判別部53は、所定の条件を満たす場合に、閾値設定部54に色情報の検出閾値の再設定を更に実行させる。
これにより、色情報の検出閾値を用いて移動物体の検出を行う場合に、所定の条件に応じて、色情報の検出閾値を再設定することができる。
したがって、より適切な色情報の検出閾値を用いて、移動物体の検出を行うことが可能となる。
閾値記憶部71は、閾値設定部54による設定時において取得されている撮像条件を記憶する。
所定の条件は、記憶されている撮像条件と、撮像待機時において取得される撮像条件との差分が所定の範囲を超える場合である。
これにより、撮像条件の変化を検出して、輝度情報の検出閾値の再設定を行うことが可能となる。
これにより、撮影待機状態となった場合に、輝度情報の検出閾値の再設定を行うことが可能となる。
これにより、ユーザの要求に応じて、輝度情報の検出閾値の再設定を行うことが可能となる。
撮影制御部51は、所定の移動物体が検出された際に、所定の動作を実行する。
これにより、撮像画像において移動物体が検出されることに対応して、検出装置1に所定の動作を実行させることが可能となる。
所定の動作は、撮像画像を取得して所定の撮影処理を行う撮影動作である。
これにより、撮像画像において、人物の部位が移動物体として検出されることに対応して、検出装置1に所定の撮影処理を行わせることが可能となる。
また、上述の実施形態において、入力部18を介して、ユーザが輝度情報及び色情報それぞれの検出閾値及び判別閾値を閾値設定部54に再設定させてもよい。
また、上述の実施形態において、撮影待機状態となり、連続する撮像画像の入力が開始される毎に、輝度情報及び色情報それぞれの検出閾値及び判別閾値を閾値設定部54に再設定させてもよい。
また、検出領域を撮像画像の一部の領域に設定する場合、検出領域を撮像画像内における複数箇所に設定することとしてもよい。
また、上述の実施形態では、モーションシャッター機能に本発明を適用する場合を例に挙げて説明したが、これに限られない。即ち、モーション検出の結果、撮影画像を再生する状態に遷移するようにしてもよい。また、撮像画像内の乗り物や動物等の移動物体を検出する場合に本発明を適用することができる。さらに、モーション検出の結果、シャッターを押下する場合に限られず、各種の所定の動作(例えば、所定のアプリケーションの起動、照明の点灯や門の開閉等)を行うこととしてもよい。
例えば、本発明は、モーションシャッター機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が検出装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
撮像画像から所定の移動物体を検出する検出装置であって、
撮像手段が、フレーム単位で連続して撮像する前記撮像画像から、輝度に関する輝度情報及び色に関する色情報を取得する取得手段と、
取得した前記輝度情報及び前記色情報に基づき、前記所定の移動物体を検出するために、前記輝度情報及び前記色情報の内のいずれを使用するかを判別する判別手段と、
判別した結果に基づき、前記輝度情報及び前記色情報の内のいずれかを使用して、前記所定の移動物体を検出する検出手段と、
を備えることを特徴とする検出装置。
[付記2]
連続する複数フレーム間における前記輝度情報の差分との比較に使用する判別輝度閾値及び、連続する複数フレーム間における前記色情報の差分との比較に使用する判別色閾値を設定する判別閾値設定手段を更に備え、
前記判別手段は、設定された前記判別輝度閾値及び前記判別色閾値と、取得される前記輝度情報の差分及び前記色情報の差分とから、前記所定の移動物体を検出するために前記輝度情報及び前記色情報の内のいずれを使用するかを判別することを特徴とする付記1に記載の検出装置。
[付記3]
前記取得手段は、前記輝度情報として、前記撮像画像の画素毎の輝度成分の値を輝度値として取得するとともに、前記色情報として、前記画素毎の色差成分の値から算出される値を色相値として取得し、
前記判別閾値設定手段は、連続する複数フレーム間における前記画素毎の前記輝度値の差分より大きい値を前記判別輝度閾値として設定し、前記画素毎の前記色相値の差分より大きい値を前記判別色閾値として設定することを特徴とする付記2に記載の検出装置。
[付記4]
前記判別手段は、前記判別閾値設定手段による設定後の連続する複数フレーム間における前記画素毎の前記輝度値の差分が設定した前記判別輝度閾値以下の場合は、前記色相値を使用する、と判別することを特徴とする付記3に記載の検出装置。
[付記5]
前記判別手段は、前記判別閾値設定手段による設定後の連続する複数フレーム間における前記画素毎の色相値の差分が前記判別色閾値以下の場合は、前記輝度値を使用する、と判別することを特徴とする付記3に記載の検出装置。
[付記6]
前記判別手段は、前記判別閾値設定手段による設定後の連続する複数フレーム間における前記画素毎の前記輝度値の差分が設定した前記判別輝度閾値以下、かつ前記判別閾値設定手段による設定後の連続する複数フレーム間における前記画素毎の色相値の差分が前記判別色閾値以下の場合は、前記輝度情報及び色情報の両方を使用すると、更に判別し、
前記検出手段は、判別結果として両方を使用すると判別された場合は、前記輝度情報及び前記色情報の内の両方を使用して、前記所定の移動物体を検出することを特徴とする付記4または5に記載の検出装置。
[付記7]
前記輝度情報に係る、前記判別輝度閾値より大きい検出輝度閾値、及び前記色情報に係る前記判別色閾値より大きい検出色閾値を設定する検出閾値設定手段を更に備え、
前記検出手段は、設定された前記検出輝度閾値及び前記検出色閾値のいずれかを使用して前記所定の移動物体を検出する付記2に記載の検出装置。
[付記8]
前記取得手段は、前記輝度情報として、前記撮像画像の画素毎の輝度成分の値を輝度値として取得するとともに、前記色情報として、前記画素毎の色差成分の値から算出される値を色相値として取得し、
前記検出閾値設定手段は、連続する複数フレーム間における前記画素毎の前記輝度値の差分より大きい値を前記検出輝度閾値として設定し、前記画素毎の前記色相値の差分より大きい値を前記検出色閾値として設定することを特徴とする付記7に記載の検出装置。
[付記9]
前記検出手段は、設定された前記検出輝度閾値と、前記検出閾値設定手段による設定後の連続する複数フレーム間における取得した前記画素毎の輝度値の差分との大小関係、及び設定された前記検出色閾値と、連続する複数フレーム間における取得した画素毎の色相値の差分との大小関係のいずれかに基づき、前記所定の移動物体を検出することを特徴とする付記8に記載の検出装置。
[付記10]
設定した前記検出輝度閾値及び前記検出色閾値を、ユーザ操作により変更する変更手段を更に備えることを特徴とする付記7に記載の検出装置。
[付記11]
前記取得手段は、前記撮像画像内の所定の範囲で前記輝度情報及び前記色情報を取得し、
前記判別手段は、前記撮像画像内の所定の範囲で取得された前記輝度情報及び前記色情報で判別し、
前記検出手段は、前記撮像画像内の所定の範囲で前記所定の移動物体の検出を行うことを特徴とする付記1に記載の検出装置。
[付記12]
撮像画像から所定の移動物体を検出する検出装置であって、
撮像手段が、フレーム単位で連続して撮像する前記撮像画像から、撮像条件として輝度に関する輝度情報を取得する取得手段と、
前記輝度情報に係る検出輝度閾値を設定する検出閾値設定手段と、
設定された前記検出輝度閾値と、取得される前記輝度情報を使用して、前記所定の移動物体を検出する検出手段と、
所定の条件を満たす場合に、前記検出閾値設定手段に前記検出輝度閾値の再設定を実行させる再設定制御手段と、
を備えることを特徴とする検出装置。
[付記13]
前記取得手段は、フレーム単位で連続して撮像される前記撮像画像から、前記撮像条件として色に関する色情報を更に取得し、
前記検出閾値設定手段は、前記色情報に係る検出色閾値を更に設定し、
前記検出手段は、設定された前記検出色閾値と、取得される前記色情報とを使用して、前記所定の移動物体を更に検出し、
前記再設定制御手段は、前記所定の条件を満たす場合に、前記検出閾値設定手段に前記検出色閾値の再設定を更に実行させることを特徴とする付記12に記載の検出装置。
[付記14]
前記検出閾値設定手段による設定時において取得されている前記撮像条件を記憶する記憶手段を更に備え、
前記所定の条件は、記憶されている前記撮像条件と、撮像待機時において取得される前記撮像条件との差分が所定の範囲を超える場合であることを特徴とする付記12に記載の検出装置。
[付記15]
前記所定の条件は、撮像待機状態に移行した場合であることを特徴とする付記12に記載の検出装置。
[付記16]
前記所定の条件は、ユーザ操作による前記再設定の実行指示が行われた場合であることを特徴とする付記12に記載の検出装置。
[付記17]
前記所定の移動物体が検出された際に、所定の動作を実行する動作手段を更に備えることを特徴とする付記1または12に記載の検出装置。
[付記18]
前記所定の移動物体は、人物の部位であり、
前記所定の動作は、前記撮像画像を取得して所定の撮影処理を行う撮影動作であることを特徴とする付記17に記載の検出装置。
[付記19]
撮像画像から所定の移動物体を検出する検出装置で実行される検出方法であって、
撮像手段が、フレーム単位で連続して撮像する前記撮像画像から、輝度に関する輝度情報及び色に関する色情報を取得する取得ステップと、
取得した前記輝度情報及び前記色情報に基づき、前記所定の移動物体を検出するために、前記輝度情報及び前記色情報の内のいずれを使用するかを判別する判別ステップと、
判別した結果に基づき、前記輝度情報及び前記色情報の内のいずれかを使用して、前記所定の移動物体を検出する検出ステップと、
を含むことを特徴とする検出方法。
[付記20]
撮像画像から所定の移動物体を検出する検出装置を制御するコンピュータに、
撮像手段が、フレーム単位で連続して撮像する前記撮像画像から、輝度に関する輝度情報及び色に関する色情報を取得する取得機能段と、
取得した前記輝度情報及び前記色情報に基づき、前記所定の移動物体を検出するために、前記輝度情報及び前記色情報の内のいずれを使用するかを判別する判別機能と、
判別した結果に基づき、前記輝度情報及び前記色情報の内のいずれかを使用して、前記所定の移動物体を検出する検出機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
[付記21]
撮像画像から所定の移動物体を検出する検出装置で実行される検出方法であって、
撮像手段が、フレーム単位で連続して撮像する前記撮像画像から、撮像条件として輝度に関する輝度情報を取得する取得ステップと、
前記輝度情報に係る検出輝度閾値を設定する検出閾値設定ステップと、
設定された前記検出輝度閾値と、取得される前記輝度情報を使用して、前記所定の移動物体を検出する検出ステップと、
所定の条件を満たす場合に、前記検出輝度閾値の再設定を実行する再設定制御ステップと、
を含むことを特徴とする検出方法。
[付記22]
撮像画像から所定の移動物体を検出する検出装置を制御するコンピュータに、
撮像手段が、フレーム単位で連続して撮像する前記撮像画像から、撮像条件として輝度に関する輝度情報を取得する取得機能と、
前記輝度情報に係る検出輝度閾値を設定する検出閾値設定機能と、
設定された前記検出輝度閾値と、取得される前記輝度情報を使用して、前記所定の移動物体を検出する検出機能と、
所定の条件を満たす場合に、前記検出閾値設定機能に前記検出輝度閾値の再設定を実行させる再設定制御機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
Claims (9)
- 撮像画像から所定の移動物体を検出する検出装置であって、
撮像手段が、フレーム単位で連続して撮像する前記撮像画像から、撮像条件として輝度に関する輝度情報を取得する取得手段と、
前記輝度情報に係る検出輝度閾値を設定する検出閾値設定手段と、
設定された前記検出輝度閾値と、取得される前記輝度情報を使用して、前記所定の移動物体を検出する検出手段と、
所定の条件を満たす場合に、前記検出閾値設定手段に前記検出輝度閾値の再設定を実行させる再設定制御手段と、
を備えることを特徴とする検出装置。 - 前記取得手段は、フレーム単位で連続して撮像される前記撮像画像から、前記撮像条件として色に関する色情報を更に取得し、
前記検出閾値設定手段は、前記色情報に係る検出色閾値を更に設定し、
前記検出手段は、設定された前記検出色閾値と、取得される前記色情報とを使用して、前記所定の移動物体を更に検出し、
前記再設定制御手段は、前記所定の条件を満たす場合に、前記検出閾値設定手段に前記検出色閾値の再設定を更に実行させることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。 - 前記検出閾値設定手段による設定時において取得されている前記撮像条件を記憶する記憶手段を更に備え、
前記所定の条件は、記憶されている前記撮像条件と、撮像待機時において取得される前記撮像条件との差分が所定の範囲を超える場合であることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。 - 前記所定の条件は、撮像待機状態に移行した場合であることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
- 前記所定の条件は、ユーザ操作による前記再設定の実行指示が行われた場合であることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
- 前記所定の移動物体が検出された際に、所定の動作を実行する動作手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
- 前記所定の移動物体は、人物の部位であり、
前記所定の動作は、前記撮像画像を取得して所定の撮影処理を行う撮影動作であることを特徴とする請求項6に記載の検出装置。 - 撮像画像から所定の移動物体を検出する検出装置で実行される検出方法であって、
撮像手段が、フレーム単位で連続して撮像する前記撮像画像から、撮像条件として輝度に関する輝度情報を取得する取得処理と、
前記輝度情報に係る検出輝度閾値を設定する検出閾値設定処理と、
設定された前記検出輝度閾値と、取得される前記輝度情報を使用して、前記所定の移動物体を検出する検出処理と、
所定の条件を満たす場合に、前記検出輝度閾値の再設定を実行する再設定制御処理と、
を含むことを特徴とする検出方法。 - 撮像画像から所定の移動物体を検出する検出装置を制御するコンピュータに、
撮像手段が、フレーム単位で連続して撮像する前記撮像画像から、撮像条件として輝度に関する輝度情報を取得する取得機能と、
前記輝度情報に係る検出輝度閾値を設定する検出閾値設定機能と、
設定された前記検出輝度閾値と、取得される前記輝度情報を使用して、前記所定の移動物体を検出する検出機能と、
所定の条件を満たす場合に、前記検出閾値設定機能に前記検出輝度閾値の再設定を実行させる再設定制御機能と、
を実現させることを特徴とするプログラム。
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JP2015162542A JP2015222600A (ja) | 2015-08-20 | 2015-08-20 | 検出装置、検出方法及びプログラム |
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- 2015-08-20 JP JP2015162542A patent/JP2015222600A/ja active Pending
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森岡 澄夫: "小型で安価! ウェアラブルもOK 検出/認識…リアルタイム処理で広がる可能性! ラズベリー・パイ×カ", INTERFACE 2014年1月号, JPN7017001185, 19 November 2013 (2013-11-19), JP, pages 62 - 72, ISSN: 0003531579 * |
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