JP2015222466A - 服薬情報を自動表示する服薬管理装置 - Google Patents

服薬情報を自動表示する服薬管理装置 Download PDF

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寿明 小屋原
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齋藤 隆
Takashi Saito
隆 齋藤
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Abstract

【課題】
服薬者が食事をする際に、食事前後の服薬忘れを警鐘する服薬情報を自動的に表示する服薬管理装置を提供する。
【解決手段】
バーコード2−1や薬情報サーバ5から服薬情報を取得し、取得した服薬情報を服薬情報記憶部108に記憶し、食事時間の到来を示すアラームが鳴動して停止操作された場合、またはバーコード2−2,2−3やNFC機器3やモーションセンサ付きリストバンド7から服薬者が食事をしようとしている兆候を示すデータが入力された場合に、現在時刻に応じて食前または食後に服薬すべき薬に係る情報を表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定期的に服薬する服薬者自身、またはその家族や介護士等による服薬管理をサポートする機能を有する服薬管理装置に関する。
近年、高齢者人口の増加に伴い、服薬管理が必要な何らかの持病を持つ高齢者が増加の一途で、その人数は病院や介護施設が介護出来る数を超えており、今後、在宅の患者がさらに増加すると思われる。その場合、在宅の患者自身または仕事や家事で忙しい患者の家族または多くの被介護者を巡回して介護する多忙な巡回介護士が、患者の服薬を管理する必要があり、服薬忘れが懸念される。
服薬管理に係る技術として、患者の服薬を管理する服薬管理装置と、通信回線を介して前記服薬管理装置に接続され前記患者が使用する端末装置から成る服薬管理システムに関する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
この技術は、患者が服薬を完了すべき予定時刻を過ぎてもナースコール子機から服薬完了情報が送られてこないまま、第1の所定時間(例えば、30分)が経過したとき、患者に服薬を促すための報知情報を服薬者側のナースコール子機へ送信し、さらに、ナースコール子機から服薬完了情報が送られてこないまま、第2の所定時間(例えば、60分)が経過したとき、患者が服薬を完了していないことを当該患者の服薬を管理する看護師側の機器に報知するものであり、看護師側において患者の服薬忘れを把握することを可能とするものである。
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、患者が服薬を完了すべき予定時刻を予め登録しておき、その予定時刻を所定時間(例えば、30分)経過しても服薬完了情報が送られてこない場合に服薬を促す報知を行うものであって、患者が服薬すべきタイミングが日によって変わる場合については考慮されていない。
即ち、服薬すべきタイミングは、一般的に食前または食後30分以内等、実際に食事をするタイミングを基準に決められている。食事の時刻が決められている医療施設等に居る服薬者や規則正しく食事を取る服薬者であれば、時間による管理でも問題はないが、食事時刻が変動(例えば、30分程度)することはよくあることであり、場合によっては、検査や体調の都合で食事を抜くこともあるので、定期的な服薬を促す報知が為されたとしても、実際の食事に応じて患者自身等が服薬することをリマインドしなければならず、依然として服薬忘れが懸念される。
従って、固定的な食事予定時間を基準にして服薬忘れを警鐘するのではなく、実際に食事をしようとする際に、事前に服薬忘れを警鐘することが望まれる。
特開2009−163534号公報
そこで、本発明の課題は、食事をする際の服薬者の行動を監視し、服薬者が実際に食事を取ろうとしているタイミングを検知し、食事前後の服薬忘れを警鐘する服薬情報を自動的に表示する機能を有する服薬管理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明は、所定の薬を定期的に服薬する服薬者の服薬に係る情報を管理する服薬管理装置であって、所定のバーコードまたは所定の無線タグまたは所定のサイトから1以上の薬の種類を識別する薬識別情報および前記薬の各々の食前または食後の情報を含む服薬すべきタイミングに係る情報を含む服薬情報を取得する服薬情報取得手段と、前記服薬情報取得手段が取得した服薬情報を記憶する服薬情報記憶手段と、前記服薬者が服薬すべき薬に係る情報を表示する服薬情報表示手段と、を有し、自装置が備えるアラーム機能により食事時刻の到来を示すアラームが鳴動または表示した後に、前記アラームの鳴動または表示を停止する操作が為された場合に、前記服薬情報表示手段は、自装置が備える時計機能が示す現在時刻に基づいて前記食事が朝食、昼食、夕食のいずれであるかを特定し、前記特定した食事の食前または食後に服薬すべき薬に係る情報を表示することを特徴とする。
また、第2の発明は、所定の薬を定期的に服薬する服薬者の服薬に係る情報を管理する服薬管理装置であって、所定のバーコードまたは所定の無線タグまたは所定のサイトから1以上の薬の種類を識別する薬識別情報および前記薬の各々の食前または食後の情報を含む服薬すべきタイミングに係る情報を含む服薬情報を取得する服薬情報取得手段と、前記服薬情報取得手段が取得した服薬情報を記憶する服薬情報記憶手段と、前記服薬者が服薬すべき薬に係る情報を表示する服薬情報表示手段と、自装置が備える電子決済機能により食券を購入もしくは料理を注文した場合、または体調管理に係る食材もしくは養分の摂取量に係る情報が入力された場合に、前記服薬者は食事をしようとしているタイミングであると判定する食事タイミング判定手段と、を有し、前記食事タイミング判定手段が前記服薬者は食事をしようとしているタイミングであると判定した場合に、前記服薬情報表示手段は、自装置が備える時計機能が示す現在時刻に基づいて前記食事が朝食、昼食、夕食のいずれであるかを特定し、前記特定した食事の食前または食後に服薬すべき薬に係る情報を表示することを特徴とする。
さらに、第3の発明は、所定の薬を定期的に服薬する服薬者の服薬に係る情報を管理する服薬管理装置であって、所定のバーコードまたは所定の無線タグまたは所定のサイトから1以上の薬の種類を識別する薬識別情報および前記薬の各々の食前または食後の情報を含む服薬すべきタイミングに係る情報を含む服薬情報を取得する服薬情報取得手段と、前記服薬情報取得手段が取得した服薬情報を記憶する服薬情報記憶手段と、前記服薬者が服薬すべき薬に係る情報を表示する服薬情報表示手段と、前記服薬者が身につけるモーションセンサ付きリストバンドから当該服薬者の動作に係る動作情報を取得する服薬者動作取得手段と、前記取得した動作情報を解析し前記服薬者は食事中であるか否かを判定する食事中判定手段と、を有し、前記服薬情報表示手段は、前記食事中判定手段が前記服薬者は食事中であると判定した場合に、自装置が備える時計機能が示す現在時刻に基づいて前記食事が朝食、昼食、夕食のいずれであるかを特定し、前記特定した食事の食前または食後に服薬すべき薬に係る情報を表示することを特徴とする。
本発明によれば、服薬が必要な服薬者の食事時刻が日によって変化する場合でも、食事前後の適切な時間内の服薬忘れを警鐘する服薬管理装置を提供できる。
なお、この服薬管理装置は、服薬者自身または服薬者の家族や介護士等が所持する、一般的な情報機器、通信機器、携帯機器に服薬管理機能を付与したものであって、それらの機器が備える食事に係る情報処理と連動させるので、食前を判定するための特別なデバイスも不要である。
本発明による服薬管理装置1の内部ブロック構成を含む全体図 本発明による服薬管理装置1の動作フローチャート
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明による服薬情報を自動表示する服薬管理装置1(以下、本装置1と略す)の内部ブロック構成を含む全体図である。まず、本装置1および本装置1と連動する機器の全体の構成について説明する。
本装置1は、定期的に所定の薬を服薬する服薬者の服薬に係る情報を管理する服薬管理装置であって、例えば、服薬者またはその介護者が所持する携帯電話機器や携帯型情報機器に、後述する服薬管理機能を付与した装置である。なお、服薬管理機能はソフトウェアで実現するので、ハードウェアとしては既存の携帯電話機器や携帯型情報機器をそのまま流用可能である。
バーコード2は、カメラ103が読み取る一次元または二次元のバーコードであって、各種の情報がコード情報として記録されている。なお、バーコード2は、QRコード(登録商標)のような2次元バーコードの方が、記録できる情報量が多く好適である。
本実施形態において、バーコード2−1は、医療機関や薬局が服薬者側へ渡す薬袋または薬の説明文書等に記載されたバーコードであって、各薬の品名,服薬タイミング,一回当たりの服薬量,各薬の残量等の服薬情報が記録されている。このバーコード2−1から読み取った情報により、服薬情報記憶部108に記憶されている情報が更新される。
本実施形態において、バーコード2−2は、メニュー表等に記載されたバーコードであって、本装置1が備える電子決済機能と連動し、食券を購入する際または注文する際のメニュー情報が記録されている。カメラ103がこのバーコード2−2を読み取ることにより、服薬者が食事をしようとしていることが分かる。
本実施形態において、バーコード2−3は、メニューや健康管理ガイドブック等に記載されたバーコードであって、本装置1が備える健康管理機能と連動し、食事メニューに対応したカロリー,塩分,タンパク質,脂肪等の養分の摂取量が記録されている。カメラ103がこのバーコード2−3を読み取ることにより、服薬者が食事をしようとしていることが分かる。なお、本実施形態において、バーコード2の種別がバーコード2−1〜2−3のいずれであるかは、バーコード2に記録されている予め定められた識別情報(図示せず)により判別可能とする。
NFC(Near Field Communication)機器3は、NFCによる近距離無線通信機能を具備した機器であって、本装置1と各種のデータを授受する。なお、NFCは一例であって、非接触カードや無線タグ等に適用されている一般的な近距離無線通信方式が適用可能である。
本実施形態において、NFC機器3−1は、NFCによる近距離無線通信機能を具備したレジスタであって、本装置1が備える電子決済機能と連動する電子商取引(EC:Electronic Commerce)に対応している。食事代金支払いに係る電子決済処理が実行されたことで、服薬者が食後(後払いの場合)であることが分かる。
本実施形態において、NFC機器3−2は、血圧,脈拍,体重等の健康管理に係わるデータの測定が可能な機器であって、本装置1が備える健康管理機能と連動する。なお、この健康管理機能は、服薬者の健康管理をサポートする機能であって、服薬忘れの防止とは関わらないが、例えば、食後の体重増を検知した場合に、服薬者が食事をしたと判定するようにしてもよい。
ところで、本実施形態において、NFC機器3として、EC対応レジ(NFC機器3−1),血圧等測定器(NFC機器3−2)を例に説明したが、バーコード2−1〜2−3と同様の情報を本装置1に通知するNFC機器であってもよい。その場合は、本装置1は、バーコード2−1〜2−3を読取った場合と同様の処理を実行する。
また、バーコード2−1〜2−3を無線タグに置き換えてもよい。その場合、本装置1側のNFC通信部105(後述)に無線タグリーダ機能を追加すればよい。
ネットワーク4は、一般的なネットワーク(例えば、インターネット網)であって、本装置1は、ネットワーク4を介して、薬情報サーバ5、電子決済装置6、一般的な相手通信装置(図示せず)と、各種データを授受する。
薬情報サーバ5は、各種の服薬情報をアップしておくサーバであって、例えば、医療機関や介護機関が運営する特定のWebサイトである。バーコード2にこのサイトのURL(Uniform Resource Locator)が含まれていた場合、本装置1は薬情報サーバ5にアクセスし、所定の服薬情報をダウンロードする。
電子決済装置6は、電子商取引を運営する業者が管理する装置であって、本装置1が備える電子決済機能と連動して電子商取引に係る処理を実行する。
モーションセンサ付きリストバンド7は、内部に搭載したモーションセンサ(加速度センサや角速度センサ等)により、このリストバンド7を身につけた服薬者の腕の動きを検出することが可能であって、検出した腕の動きに係わる情報を、本装置1へ送信する。本装置1は、このリストバンド7から送信されてくる腕の動き(例えば、箸を操る右手の動き)に係わる情報を解析し、このリストバンド7を身につけた服薬者が食事中か否かを判定する。
次に、本装置1の内部構成について説明する。本装置1は、通信制御部101、主制御部102、カメラ103、画像処理部104、NFC通信部105、操作部106、表示/鳴動部107、服薬情報記憶部108、健康管理データ記憶部109、タイマ110、服薬者動作取得部111から構成される。
通信制御部101は、電話通話,電子メール通信,データ通信等の一般的な通信機能を提供する手段である。本実施形態において、通信制御部101は、ネットワーク4を介して薬情報サーバ5,電子決済装置6,一般的な相手通信装置(図示せず)と通信を行う。通信制御部101の詳細な説明は割愛する。
主制御部102は、本装置1の処理全般を制御する手段である。主制御部102の動作フローの詳細は後述する。
カメラ103は、バーコードリーダとしてバーコード2を撮像する手段であって、撮像した画像を画像処理部104へ出力する。なお、カメラ103は、本装置1のベースマシンである携帯電話機器や携帯型情報機器が備える映像カメラをそのまま流用可能である。
画像処理部104は、カメラ103が撮像した画像データを解析し、その画像データが所定のバーコードか否かを判定し、バーコードであると判定した場合にそのコード情報を読み取る処理を実行する手段であって、読み取ったコード情報を主制御部102へ出力する。なお、画像処理部104は、本装置1のベースマシンである携帯電話機器や携帯型情報機器が備えるバーコードリーダ機能をそのまま流用可能である。
NFC通信部105は、各種のNFC機器3とNFCによる近距離無線通信を実行する手段であって、NFC機器3と主制御部102との間でデータを中継する。なお、NFC通信部105は、本装置1のベースマシンである携帯電話機器や携帯型情報機器が備えるNFC通信機能をそのまま流用可能である。
操作部106は、テンキー,ファンクションキー,キーボード,タッチパネル,マウス等の本装置1を操作する手段である。
表示/鳴動部107は、画像または音で情報を表示する手段であり、LCDやLEDおよびスピーカやブザー等の表示デバイスを含む。例えば、主制御部102からの制御に応じて、本装置1を操作する者へ、食事の前後に服薬情報(例えば、“食後30以内に薬○○を○錠服用して下さい”)を表示すると共に、服薬忘れを警鐘するアラーム音を鳴動する。
服薬情報記憶部108は、服薬者が服薬すべき各薬の品名,服薬タイミング,一回当たりの服薬量,各薬の残量等の服薬情報を記憶する手段である。服薬情報記憶部108が記憶する各薬の品名,服薬タイミング,一回当たりの服薬量,各薬の残量等は、カメラ103が服薬情報を含むバーコード2−1から読み取った情報をそのまま記憶してもよいし、操作部106から手入力された情報を記憶してもよい。なお、残量については入力された服薬情報に含まれている各薬の量が加算して更新される。
健康管理データ記憶部109は、服薬者の健康管理に係わるデータを記憶する手段であって、カメラ103がバーコード2−3から読み取った食事メニューに対応したカロリー,塩分,タンパク質,脂肪等の養分の摂取量に係わる情報や、NFC通信部105が健康管理に係るNFC機器3−2から受信した、血圧,脈拍,体重等のデータが記録される。
タイマ110は、一般的な時計,アラームであって、服薬者が定期的な食事時刻をセットする。セットした時刻が到来すると、主制御部102はアラーム表示またはアラーム鳴動を制御する。このアラーム表示またはアラーム鳴動に対して、操作部106を介してそのアラームの停止操作が為されると、服薬者が食事時刻の到来を認識し、食事をしようとしていると推定できる。
服薬者動作取得部111は、服薬者が身につけるモーションセンサ付きリストバンド7から当該服薬者の腕の動きに係る動作情報を取得する手段である。食事中の腕の動きに対応した動作情報を受信することにより、当該服薬者が食事中か否かを推定できる。なお、服薬者固有の箸を操る右手の動き等のデータは、例えば、主制御102内のメモリ(図示せず)に、予め学習させた当該服薬者の平均データを記憶させておけばよい。
図2は本装置1の動作フローチャートである。以下、図1を併用して、本装置1の動作フローを説明する。本フローは本装置1の電源が投入された状態からスタートし(S200)、S201,S212,S214,S215の各イベントの有無を循環して監視している(待機状態)。
S201において、カメラ103がバーコード2を読み取った場合、またはNFC通信部105がNFC機器3からコード情報を受信した場合(S201,YES)、S202以降に進み、主制御部102は、そのコード情報を解析し、解析したコード情報に応じた処理を実行する。S201でNOの場合は、S212に進む。
S202において、コード情報が、バーコード2−1から読み取った薬の種類およびその薬の服薬タイミング(食前または食後の情報を含む)に係る服薬情報を含むコード情報であった場合(S202,YES)、主制御部102は、そのコード情報から抽出した服薬情報(薬名,服薬タイミング,量等)を、服薬情報記憶部108に登録すると共に、タイマ110に食事時刻アラーム(定期/定刻)をセット(S203)し、S201に戻る。なお、前記コード情報がURLであった場合は、通信制御部101、ネットワーク4を介して当該URLで指定されたサイト(例えば、医療機関が運営する薬情報サーバ5)から服薬情報をダウンロードし、上記処理を実行する。
なお、S203における食事時刻アラームのセットは、予め定められた定刻をセットしてもよいし、服薬者が操作部106から入力した予定時刻をセットするようにしてもよいし、食事時刻アラームのセット自体をパスしてもよい。S202でNOの場合は、S204に進む。
S204において、コード情報が、NFC機器3−1から受信した血圧、脈拍、体重等の健康管理に係わるデータであった場合(S204,YES)、主制御部102は、入力されたデータを健康管理データ記憶部109に記憶(S205)し、S201に戻る。S204でNOの場合は、S206に進む。
S206において、コード情報が、バーコード2−2から読み取った服薬者が食事をする際の食前に購入する食券または注文するメニューに係る情報であった場合(S206,YES)、主制御部102は、電子決済装置6と通信して食券購入/注文に係わる電子決済処理を実行(S207)し、S216に進む。S206でNOの場合は、S208に進む。
S208において、コード情報が、バーコード2−3から読み取った食事メニューに対応したカロリー、塩分、タンパク質、脂肪等の養分の摂取量に係わる情報であった場合(S208,YES)、主制御部102は、養分摂取量を演算し、養分摂取量と日時を健康管理データ記憶部109に記憶(S209)し、S216に進む。S208でNOの場合は、S210に進む。
S210において、コード情報が、NFC機器3−2から受信した食事代金支払いに係わる情報であった場合(S210,YES)、主制御部102は、電子決済装置6と通信して食事代金支払いに係わる電子決済処理を実行(S211)し、S216に進む。S210でNOの場合は、S212に進む。
S212において、操作部106から食事データの入力(例えば、服薬者がメニューを見ながら食材の種類や量を入力)があった場合(S212、YES)、主制御部102は、入力された食事データと日時を健康管理データ記憶部109に記憶(S213)し、S216に進む。S212でNOの場合は、S214に進む。
S214において、タイマ110にセットした定期的な食事時刻が到来し、表示/鳴動部107により食事時刻の到来を示すアラームが鳴動し、操作部106を介してアラーム鳴動の停止操作が為された場合(S214,YES)、S216に進む。所定時間(例えば、1分)が経過してもアラーム鳴動の停止操作が為されない場合(S214,NO)、アラーム鳴動を自動的に停止し(停止しなくてもよい)、S215に進む。
なお、所定時間(例えば、1分)が経過してもアラーム鳴動の停止操作が為されない場合(S214,NO)とは、服薬者がアラーム鳴動に気付かない状態または服薬者が本装置1を所持していない状態である可能性が高いので、後述するS216をスキップする。
S215において、服薬者動作取得部111を介して服薬者が腕に装着しているモーションセンサ付きリストバンド7から食事中に対応した動き(例えば、右腕の箸やフォークを操作する動き)を検出した場合(S215,YES)、S216に進む。S215でNOの場合は、S201に戻る。
なお、この食事中に対応した動きの検出は、主制御部102内に予め記憶している服薬者の食事中の平均的な動きデータ(図示せず)と、リストバンド7からの動きデータを対比するようにしてもよいし、その対比判定処理までリストバンド7側が実行し、食事中に対応した動きを検出した旨の情報をリストバンド7から受信するようにしてもよい。
以上説明したS216に至る、S206,S208,S210,S212,S214,S215のいずれかのYESからのフローでは、服薬者は、実際に食事をしようとしていると推定される。
そこで、S216において、主制御部102は、現在時刻に基づいて、現在服薬者がしようとしている食事が朝食,昼食,夕食のいずれであるかを特定し、特定した食事の食前または食後に服薬すべき薬の情報を服薬情報記憶部108から抽出して、表示/鳴動部107に表示し、S201に戻る。ここで、朝食,昼食,夕食のいずれであるかを特定する具体的な方法は、例えば、服薬者の平均的な各食事の時間帯を予め登録しておいて、その時間帯と現在時刻を対比するようにすればよい(図示せず)。
なお、本フローに関わらず、任意のタイミングで、服薬者等が操作部106を操作して、服薬情報を表示する操作が為された場合にも、現在時刻に近い、または現在時刻以降の食事の食後に服薬すべき薬に係る情報を表示するようにしてもよい(図示せず)。
また、モーションセンサ付きリストバンド7がバイブレータやディスプレイを備えている場合、S214における食事時刻の到来を示すアラーム鳴動や、S216における服薬情報の表示をモーションセンサ付きリストバンド7側で実行するようにしてもよい。さらに、モーションセンサ付きリストバンド7と本装置1が一体化した装置であってもよい。
以上説明した通り、本発明によれば、服薬が必要な服薬者の食事時刻が日によって変化する場合でも、服薬者が実際に食事をしようとしているまたは食事をしているタイミングを推定し、服薬忘れを警鐘するアラームの鳴動や服薬情報の表示を自動的に実行することが可能な服薬管理装置を提供できる。しかも、この服薬管理装置は、一般的な情報機器、通信機器、携帯機器をハードウェアとして適用し、本服薬管理機能をアプリケーションソフトウェアとしてインストールすることが可能であって、経済的である。
なお、本装置で複数の服薬者の服薬を管理する際は、その服薬者を識別する服薬者IDと対応付けて各種情報の入出力および登録を管理するようにすれば良く、その場合、複数の服薬管理対象者が暮らす医療施設,介護施設,福祉施設等における、介護士用の装置としても好適である。
また、本装置1のベースマシンが携帯電話機器や携帯型情報機器であった場合、服薬者自身が本装置1を常に携帯するので、出先でも本装置1による服薬管理が可能である。
さらに、本装置1が検出する服薬者が実際に食事をしようとしているか否かに係る情報や健康管理情報を、ネットワーク4を介して、遠隔地の医療機関/看護師/家族等へ通知するようにすれば、服薬者を見守るツールとして本装置1を活用することも可能である。
1 ・・・・本発明による服薬情報を自動表示する服薬管理装置
2 ・・・バーコード
3 ・・・NFC機器
4 ・・・・ネットワーク
5 ・・・・薬情報サーバ
6 ・・・・電子決済装置
7 ・・・・モーションセンサ付きリストバンド
101・・・通信制御部
102・・・主制御部
103・・・カメラ(バーコードリーダ)
104・・・画像処理部(コード情報読取)
105・・・NFC通信部
106・・・操作部
107・・・表示/鳴動部
108・・・服薬情報記憶部
109・・・健康管理データ記憶部
110・・・タイマ(定期/定刻アラーム)
111・・・服薬者動作取得部

Claims (3)

  1. 所定の薬を定期的に服薬する服薬者の服薬に係る情報を管理する服薬管理装置であって、
    所定のバーコードまたは所定の無線タグまたは所定のサイトから1以上の薬の種類を識別する薬識別情報および前記薬の各々の食前または食後の情報を含む服薬すべきタイミングに係る情報を含む服薬情報を取得する服薬情報取得手段と、前記服薬情報取得手段が取得した服薬情報を記憶する服薬情報記憶手段と、前記服薬者が服薬すべき薬に係る情報を表示する服薬情報表示手段と、を有し、
    自装置が備えるアラーム機能により食事時刻の到来を示すアラームが鳴動または表示した後に、前記アラームの鳴動または表示を停止する操作が為された場合に、
    前記服薬情報表示手段は、自装置が備える時計機能が示す現在時刻に基づいて前記食事が朝食、昼食、夕食のいずれであるかを特定し、前記特定した食事の食前または食後に服薬すべき薬に係る情報を表示することを特徴とする服薬情報を自動表示する服薬管理装置。
  2. 所定の薬を定期的に服薬する服薬者の服薬に係る情報を管理する服薬管理装置であって、
    所定のバーコードまたは所定の無線タグまたは所定のサイトから1以上の薬の種類を識別する薬識別情報および前記薬の各々の食前または食後の情報を含む服薬すべきタイミングに係る情報を含む服薬情報を取得する服薬情報取得手段と、前記服薬情報取得手段が取得した服薬情報を記憶する服薬情報記憶手段と、前記服薬者が服薬すべき薬に係る情報を表示する服薬情報表示手段と、自装置が備える電子決済機能により食券を購入もしくは料理を注文した場合、または体調管理に係る食材もしくは養分の摂取量に係る情報が入力された場合に、前記服薬者は食事をしようとしているタイミングであると判定する食事タイミング判定手段と、を有し、
    前記食事タイミング判定手段が前記服薬者は食事をしようとしているタイミングであると判定した場合に、前記服薬情報表示手段は、自装置が備える時計機能が示す現在時刻に基づいて前記食事が朝食、昼食、夕食のいずれであるかを特定し、前記特定した食事の食前または食後に服薬すべき薬に係る情報を表示することを特徴とする服薬情報を自動表示する服薬管理装置。
  3. 所定の薬を定期的に服薬する服薬者の服薬に係る情報を管理する服薬管理装置であって、
    所定のバーコードまたは所定の無線タグまたは所定のサイトから1以上の薬の種類を識別する薬識別情報および前記薬の各々の食前または食後の情報を含む服薬すべきタイミングに係る情報を含む服薬情報を取得する服薬情報取得手段と、前記服薬情報取得手段が取得した服薬情報を記憶する服薬情報記憶手段と、前記服薬者が服薬すべき薬に係る情報を表示する服薬情報表示手段と、前記服薬者が身につけるモーションセンサ付きリストバンドから当該服薬者の動作に係る動作情報を取得する服薬者動作取得手段と、前記取得した動作情報を解析し前記服薬者は食事中であるか否かを判定する食事中判定手段と、を有し、
    前記服薬情報表示手段は、前記食事中判定手段が前記服薬者は食事中であると判定した場合に、自装置が備える時計機能が示す現在時刻に基づいて前記食事が朝食、昼食、夕食のいずれであるかを特定し、前記特定した食事の食前または食後に服薬すべき薬に係る情報を表示することを特徴とする服薬情報を自動表示する服薬管理装置。
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