JP2015221551A - オーバーモールド容器製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オーバーモールド容器を製造する際に容器の内側から加圧する気体を用いて射出成形時に効果的に冷却するオーバーモールド容器製造装置の提供。【解決手段】中空の1次ピース21の表面に、射出成形により2次ピース22を成形した2層構造のオーバーモールド容器20の製造装置1で、1次ピース21が内部表面に2次ピース22となる樹脂が射出される金型2、金型2内に1次ピース21が保持されるロッド3、ロッド3を介して1次ピース21内部に気体の供給及び手段4、外部への排出手段5、及び、供給バルブ10と排出バルブ14の開閉を制御する制御手段15を備え、制御手段15を用いて射出成形前に1次ピース21内部に気体を所定の圧力まで供給し、射出成形後は、排出バルブ14を開いて内部の気体を外部へ排出し、1次ピース21内部から成形後のオーバーモールド容器20を冷却する成形方法。【選択図】図2

Description

本発明は、樹脂製の1次ピースの表面に射出成形によって2次ピースを成形した2層構造のオーバーモールド容器を製造するためのオーバーモールド容器製造装置に関する。
予め成形しておいた円筒容器形状の1次ピースを金型内に配置し、射出成形によって前記1次ピースの表面に2次ピースを成形することによって、オーバーモールド容器を製造する方法が用いられている(特許文献1,2参照)。射出成形時には、前記1次ピースの内部には、ロッドを用いて気体が供給されることで、加圧されて所定の圧力が維持された状態となっている。これによって射出成形時に前記1次ピースの表面に樹脂が射出されても前記1次ピースの変形が防止される。
前記ロッドから供給される気体は加圧後に所定の温度で循環させ、圧力を一定に保持することで1次ピースの変形を防止すると同時に、一定の温度で冷却する方法が用いられている(特許文献1,2参照)。
特開2012−91421 特開2012−101486
従来のオーバーモールド容器の製造装置における射出成形時には、気体を循環させて1次ピースの内部を冷却しており、この時の気体の温度は変化しないように一定に保持されている。射出成形するためには、射出成形時に金型の温度を上昇させ、冷却時には金型の温度を降下させることが好ましいが、従来の製造装置では、1次ピースの変形を防止するために内部の圧力を一定に保持することを目的として一定の温度を保持しているために、十分な冷却を行うためには時間が必要であり、また、気体の温度を下げ過ぎると射出成形時に光沢不良が生じるという問題点がある。そして、従来の装置では1次ピースの内部の圧力を一定に保持しながら気体を循環させるために大型の装置(大型のポンプなど)が必要であるという問題があり、このような大型の装置を長時間稼働させることにより、エネルギーの消費が大きくなるという問題も生じる。
そこで、本発明は上記問題を解決するために、オーバーモールド容器を製造する際に容器の内側から加圧するために使用する気体を用いて射出成形時に効果的に冷却することが可能なオーバーモールド容器製造装置を提供することを目的とする。
本発明のオーバーモールド容器製造装置は、中空の1次ピースの表面に、射出成形によって2次ピースを成形した2層構造のオーバーモールド容器の製造装置であって、前記1次ピースが内部に配置され、前記1次ピースの表面に、前記2次ピースとなる樹脂が射出される金型、前記1次ピースの口部から内部に挿入され、前記金型内に前記1次ピースが保持されるロッド、前記ロッドを介して前記1次ピース内部に気体を供給する供給手段、および、前記ロッドを介して前記1次ピース内部の気体を外部へと排出する排出手段を備え、前記供給手段は、気体の供給源、前記供給源からの気体を供給するために前記ロッド内に設けられた供給路、前記供給路と接続され前記ロッド表面に設けられた少なくとも1つの供給開口、および、前記供給源と前記供給路との間に設けられた供給バルブとを備え、前記排出手段は、前記1次ピース内部の気体を外部へと排出するために前記ロッド内に設けられた排出路、前記排出路と接続され前記ロッド表面に設けられた少なくとも1つの排出開口、および、前記排出路と接続された排出バルブとを備え、前記供給バルブと前記排出バルブの開閉を制御する制御手段を更に備え、前記制御手段を用いて、射出成形前に、前記排出バルブを閉じ、前記供給バルブを開いて前記1次ピース内部に気体を所定の圧力になるまで供給し、射出成形時は、前記排出バルブおよび前記供給バルブを閉じて圧力を一定に保持し、射出成形後は、前記排出バルブを開いて、前記1次ピース内部の気体を外部へと排出し、前記1次ピース内部から成形後のオーバーモールド容器を冷却することを特徴とする。
前記排出路と前記排出開口との間にはオリフィスが設けられている。
前記排出路の内部には放熱フィンが設けられている。
または、前記排出路が、前記ロッド内部に螺旋状に形成されている。
さらに、前記金型内に、前記排出バルブと接続された冷却通路が設けられ、射出成形後に、前記冷却通路に前記排出路から気体が排出される。
本発明のオーバーモールド容器製造装置は、中空の1次ピースの表面に、射出成形によって2次ピースを成形した2層構造のオーバーモールド容器の製造装置であって、前記1次ピースの表面に、前記2次ピースとなる樹脂が射出される金型、前記1次ピースの口部から内部に挿入され、前記金型内に前記1次ピースが保持されるロッド、前記ロッドを介して前記1次ピース内部に気体を供給する供給手段、および、前記1次ピース内部の気体を外部へと排出する排出手段を備え、前記供給手段は、気体の供給源、供給路、少なくとも1つの供給開口、および、供給バルブとを備え、前記排出手段は、排出路、少なくとも1つの排出開口、および、排出バルブとを備え、前記供給バルブと前記排出バルブの開閉を制御する制御手段を更に備え、前記制御手段を用いて、射出成形前に、前記排出バルブを閉じ、前記供給バルブを開いて前記1次ピース内部に気体を所定の圧力になるまで供給し、射出成形時は、前記排出バルブおよび前記供給バルブを閉じて圧力を一定に保持し、射出成形後は、前記排出バルブを開いて、前記1次ピース内部の気体を外部へと排出し、前記1次ピース内部から成形後のオーバーモールド容器を冷却することによって、前記オーバーモールド容器の射出成成形時には断熱圧縮を利用して温度を上昇させ、射出成形後には断熱膨張を利用して速やかに冷却することが可能となり、高光沢の外観を有するオーバーモールド容器を製造することが可能となり、成形時間の短縮および従来の装置に用いていたポンプ等の大型の装置が不要となることで、設備のコストダウン、省エネルギー化という効果を生じる。
前記排出路と前記排出開口との間にはオリフィスが設けられていること、そして、前記排出路の内部には放熱フィンが設けられていること、または、前記排出路が、前記ロッド内部に螺旋状に形成されていることによって、冷却効果を高めることが可能となり、さらなる外観の品質の向上および成形時間の短縮が実現できる。
さらに、前記金型内に、前記排出バルブと接続された冷却通路が設けられ、射出成形後に、前記冷却通路に前記排出路から気体が排出されることによって、前記金型の冷却が可能となり、射出成形後のオーバーモールド容器を内外から冷却することで、さらなる外観の品質の向上および成形時間の短縮が可能となる。
本発明の第1の実施形態のオーバーモールド容器製造装置の垂直方向の断面図である。 本発明の第1の実施形態のオーバーモールド容器製造装置の垂直方向の断面図であり、オーバーモールド容器の成形が完了した状態をしめす。 オーバーモールド容器製造装置のロッドの吸気開口の箇所の水平方向の断面図である。 オーバーモールド容器製造装置のロッドの排出開口の箇所の水平方向の断面図である。 本発明の第2の実施形態のオーバーモールド容器製造装置の垂直方向の断面図である。 本発明の第3の実施形態のオーバーモールド容器製造装置の垂直方向の断面図である。 本発明の第4の実施形態のオーバーモールド容器製造装置の垂直方向の断面図である。
本発明のオーバーモールド容器製造装置1を、図を用いて以下に詳細に説明する。図1が本発明の第1の実施形態のオーバーモールド容器製造装置1の垂直方向の断面図であり、図5が第2の実施形態のオーバーモールド容器製造装置1’の垂直方向の断面図、図6が第3の実施形態のオーバーモールド容器製造装置41の垂直方向の断面図であり、図7が第4の実施形態のオーバーモールド容器製造装置41’の垂直方向の断面図である。
本発明の第1の実施形態のオーバーモールド容器製造装置1は、図1に示すように、予め成形された中空の容器の形状の1次ピース21が内面と所定の間隔を空けて内部に配置され、前記1次ピース21の表面に、2次ピース22(図2参照)となる樹脂が射出される金型2、前記1次ピース21の口部23から内部に挿入され、前記金型内2に前記1次ピース21を保持するための円柱形状のロッド3、前記ロッド3を介して前記1次ピース21の内部に気体を供給する供給手段4、および、前記ロッド3を介して前記1次ピース21の内部の気体を外部へと排出する排出手段5を備える。
前記金型2は垂直方向に少なくとも2つに分割可能であり、底面の中央に内部に樹脂を射出するためのゲート部25が設けられている。また、前記金型2の上部の中央には前記ロッド3の上部および前記1次ピース21の口部23が配置される開口部24が設けられている。前記ロッド3は略円柱形状を有しており、底面は前記1次ピース21の平坦な底と接するように平坦に形成されており、上部は前記1次ピース21の口部23の内面と接する大きさ及び形状としている。
前記ロッド3の上部は、複数の部品から構成されている。前記ロッド3は、本体31、前記金型2に取付けられ前記本体31が内側に嵌合される取付部32、前記本体31の上部が内側に挿入されるキャップ部33、および、前記キャップ部33から突出した前記本体31の上端とネジ係合し、前記キャップ部33を固定する固定部34から構成される。前記キャップ部33の底面と前記本体31のとの接触面、および前記キャップ部33の内面と前記本体31の外面との接触面には、パッキンまたはシール部を設けて前記ロッド3の密閉度を確保している。
前記供給手段4は、気体を前記1次ピース内部に供給するための供給源7、前記供給源7からの気体を前記1次ピース21内部に供給するために前記ロッド3内を垂直方向に延伸するように設けられた供給路8、前記供給路8の下端と接続され前記ロッド3の側面の上方に水平方向に設けられた供給開口9、および、前記供給源7と前記供給路8との間に設けられた供給バルブ10とを備える。
前記排出手段5は、前記1次ピース21内部の気体を外部へと排出するために前記ロッド3の前記本体31の中央に垂直方向に延伸するように設けられ、さらに前記固定部34の中央を貫通する1つの排出路11、前記排出路11の下端と接続され前記ロッド3の側面の下方に水平方向に設けられ、前記供給開口9よりも下方に位置する排出開口12、前記排出開口12と前記排出路11との間に設けられたオリフィス13、および、前記排出路11の上端と接続され、外部に気体を排出するための排出バルブ14とを備える。前記排出バルブ14は、前記排出路11と、前記固定部34および排出管16を介して接続されている。
4つの前記排出開口12が、図4に示すように、前記排出路11に対して放射状に等間隔で設けられている。前記排出開口12の数および配置は特に限定するものではない。前記排出開口12は、前記排出路11との接続部分の径が絞られて前記オリフィス13が形成されている。
また、前記供給路8が、図3に示すように、前記ロッド3の前記本体31内および前記キャップ部33内に前記排出路11を取り囲む環状の断面を有するように形成されており、前記供給開口9は、前記供給路8から前記ロッド3の外側へと水平方向に延伸しており、前記ロッド3の側面において等間隔で4つ配置されている。また、前記供給バルブ10は、前記キャップ部33の側面に設けられた前記供給路8との接続部18および供給管17を介して接続されている。
前記供給バルブ10および前記排出バルブ14を開閉することによって、前記1次ピース21の内部への気体の供給および内部から外部への排出を行うが、そのために、前記オーバーモールド容器製造装置1は、前記供給バルブ10および前記排出バルブ14の開閉を制御するための制御手段15を更に備える。
前記制御手段15による前記供給バルブ10および前記排出バルブ14の制御方法について、オーバーモールド容器20の製造方法の説明と同時に行う。初めに、予め成形した前記1次ピース21に前記ロッド3を挿入する。この時、前記ロッド3の底面と前記1次ピース21の平坦な底とが接し、また、前記ロッド3の上部の側面が前記1次ピース21の口部の内面とが接した状態となる。
そして、前記ロッド3が挿入された前記1次ピース21を前記金型2内部に配置する。この時、前記金型2が垂直方向に2つに分割可能な構造の場合、前記金型2を2つに分割し、そして、所定の位置に前記1次ピース21を配置した後、2つに分割された金型2を1つに組み合わせて互いに固定する。この時、図1に示すように、前記開口部24内に前記1次ピース21の口部23が位置し、前記開口部24から上方に前記ロッド3の上部が露出された状態となる。そして、前記1次ピース21の表面と前記金型2の内面との間に所定の空間(前記2次ピース22の厚み分)が形成されている。
このようにして、前記金型2内に前記1次ピース21を配置した後、前記2次ピース22の射出成形を行う前に、前記制御手段15によって、前記排出バルブ14を閉じ、前記供給バルブ10を開いて、前記供給源7によって前記供給管17と前記供給路8を通じて前記供給開口9から気体を前記1次ピース21の内部に供給する。そして、所定の圧力(射出成形時に前記1次ピース21を内部から加圧して変形を防止することができる圧力)になるまで、気体の供給を継続し、所定の圧力に達したら前記供給バルブ10を閉じて気体の供給を停止する。
前記1次ピース21の内部が加圧されている時、前記供給開口9から前記1次ピース21の内部へと供給された気体は、断熱圧縮により温度が上昇するが、供給する気体の温度を供給源7において適切に設定し、前記1次ピース21の内部の温度を管理することによって、前記1次ピース21の内部を射出成形に適した温度とすることができる。
このようにして、前記1次ピース21の内部が所定の圧力および温度に達した時に、前記排出バルブ14および前記供給バルブ10は閉じた状態を保ったまま、前記ゲート部25から前記金型2の内部に樹脂を射出し、前記1次ピース21の表面と前記金型2の内面との間に前記2次ピース22を射出成形する。この時、前記1次ピース21の内部の温度が上昇していることによって、前記2次ピース22の射出成形は適切な温度で行われることになる。
前記2次ピース22の射出成形が完了したら、直ちに前記制御手段15によって前記排出バルブ14を開いて、前記1次ピース21の内部の気体を外部へと排出する。この時、排出される気体は、前記排出開口12から前記オリフィス13を通じて前記排出路11へと送られ、そして、前記排出管16および排出バルブ14を通って外部へと排出される。また、前記供給バルブ10は減圧状態としている。
この時、前記1次ピース21の内部の気体は、加圧された状態から解放されることによって断熱膨張が生じて温度が低下し、その結果、前記1次ピース21が内側から冷却される。これによって、射出成形後のオーバーモールド容器20が内側から速やかに冷却されることになり、オーバーモールド容器20の品質が向上し、高光沢の外観を有するオーバーモールド容器20を製造が可能となる。前記1次ピース21の内部の気体は、狭い前記排出路11へと送られること、さらに、その際に前記オリフィス13を通過することによって加速されて冷却効果が高くなる。
前記排出バルブ14を開く時に、前記供給バルブ10は閉じているが、冷却効果を高めるために、前記1次ピース21の内部の気体の排出が開始された後に、前記制御手段15によって前記供給バルブ10を開いて、前記1次ピース21の内部に気体を追加供給することも可能である。この場合、前記1次ピース21の内部の気体の排出を促進することが目的であることから、前記1次ピース21の内部の圧力を一定に保つことを目的とするのではなく、気体を循環状態とするものでもない。
このようにして、成形後の前記オーバーモールド容器20の冷却を十分に行い、前記金型2からオーバーモールド容器20を取り外すと、オーバーモールド容器20の製造が完了する。
本発明のオーバーモールド容器製造装置1は、前記1次ピース21の内部への気体の供給および排出を制御することによって、前記1次ピース21の内部の温度を、射出成形時には上昇させ、射出成形後には速やかに低下させて冷却することによって、オーバーモールド容器の射出成形に必要な温度制御を適切に行うことが可能となり、成形時間が短縮される。また、成形時に十分な冷却を行うことで高光沢の外観を有するオーバーモールド容器を実現することができる。さらに、気体の供給が従来よりも短時間で済むことから、従来の様な大型のポンプが不要となり、製造装置全体のコストの削減、および、省エネルギー化が実現できる。
次に、第2の実施形態のオーバーモールド容器製造装置1’について説明する。第2の実施形態のオーバーモールド容器製造装置1’は、排出手段5’に放熱フィン26を用いたものである。そのため、第1の実施形態のオーバーモールド容器製造装置1と同じ構造の部材については同じ符号を用い、詳細な説明は省略する。
第2の実施形態のオーバーモールド容器製造装置1’は、図5に示すように、1次ピース21が内面と所定の間隔を空けて内部に配置され、前記1次ピース21の表面に、2次ピース22となる樹脂が射出される金型2、前記金型2内に前記1次ピース21を保持するための円柱形状のロッド3、前記ロッド3を介して前記1次ピース21の内部に気体を供給する供給手段4、および、前記ロッド3を介して前記1次ピース21の内部の気体を外部へと排出する排出手段5’を備える。さらに、前記オーバーモールド容器製造装置1’は供給バルブ10および排出バルブ14の開閉を制御するための制御手段15を備える。
前記ロッド3は、本体31、取付部32、キャップ部33、および、固定部34から構成される。前記ロッド3は、前記1次ピース21内部に挿入され、前記ロッド3の底面と前記1次ピース21の平坦な底と接し、また、前記ロッド3の上部の側面が前記1次ピース21の口部の内面と接した状態で、前記金型2内に配置される。
前記供給手段4は、気体を供給する供給源7、前記ロッド3内を垂直方向に延伸しするように設けられた環状の断面を有する供給路8、前記供給路8の下端と接続され前記ロッド3の側面の上方に水平方向に放射状に等間隔で設けられた4つの供給開口9、前記給路8への気体の供給を開閉するための前記供給バルブ10、および、前記供給バルブ10と前記供給路8とを接続する供給管17とを備え、前記供給管17と前記供給路8とは接続部18を介して接続されている。
前記排出手段5’は、前記1次ピース21内部の気体を外部へと排出するために前記ロッド3内の前記本体31の中央に垂直方向に延伸するように設けられた排出路11’、前記排出路11’の下端と接続され前記ロッド3の側面の下方に水平方向に放射状に等間隔で設けられ、前記供給開口9よりも下方に位置する4つの排出開口12、前記排出開口12と前記排出路11’との間に設けられたオリフィス13、および、前記排出路11’と接続され、外部に気体を排出するための前記排出バルブ14とを備える。前記排出バルブ14は、前記排出路11’の前記固定部34の上端と、排出管16を介して接続されている。
本実施形態では、前記排出路11’内に垂直方向に延伸する放熱フィン26が設けられており、前記放熱フィン26によって前記排出路11’内を通過する気体はさらに冷却される。前記放熱フィン26は、下端に位置する係合部27、複数の略円板形状のフィン28、上端に位置する基部29、および前記基部29内に垂直方向に延伸するように形成された通路30を有する。
前記放熱フィン26は、前記排出路11’内に上から挿入され、前記係合部29が前記排出路11’の底面に設けられた凹部36に挿入されて固定されている。この時、前記基部29は前記排出路11’の内面と接していることから前記排出路11’は前記基部29によって閉塞されているが、前記排出路11’内を通過した気体は前記通路30内を通過して前記排出管16へと送られる。前記放熱フィン26の材質は、熱伝導性に優れたものを用いることが好ましく、例えばAl,Cu等を用いる。また、前記フィン28の形状は、特に限定するものではないが、伝熱面積を広げる形状であればよい。
本実施形態における前記制御手段15による前記供給バルブ10および前記排出バルブ14の制御方法は、第1の実施形態と同じであり、2次ピース22の射出成形前は、前記制御手段15によって、前記排出バルブ14を閉じ、前記供給バルブ10を開いて、前記1次ピース21の内部が所定の圧力になるまで気体を供給し、所定の圧力に達したら前記供給バルブ10を閉じて気体の供給を停止する。この時、前記1次ピース21の内部の温度は上昇している。
前記排出バルブ14および前記供給バルブ10を閉じた状態で、前記2次ピース22を射出成形する。前記2次ピース22の射出成形後、直ちに前記制御手段15によって前記排出バルブ14を開いて、前記1次ピース21の内部の気体を外部へと排出する。この時、排出される気体は、前記排出開口12から前記オリフィス13を通じて前記排出路11’へと送られる。この時、前記1次ピース21の内部の気体は、加圧された状態から解放されることによって断熱膨張が生じて、気体の温度が低下し前記1次ピース21の内部が冷却される。
さらに、前記排出路11’内を通過する気体は、前記放熱フィン26によって熱が奪われてさらに温度が低下し、さらなる冷却効果が生じる。このように、本実施形態のオーバーモールド容器製造装置1’では、断熱膨張を利用した冷却に加えて放熱フィン26による冷却が行われることによって、射出成形後のオーバーモールド容器20の冷却がより速やかに行われることになり、成形時間の更なる短縮が可能となり、またオーバーモールド容器の外観の光沢が高くなり品質が向上する。
次に、第3の実施形態のオーバーモールド容器製造装置41について説明する。第3の実施形態のオーバーモールド容器製造装置41は、気体を外部へと排出する経路を長くすることで冷却効果を高めることを目的として、螺旋状の排出路を用いたものである。そのため、第1の実施形態のオーバーモールド容器製造装置1と同じ構造の部材については同じ符号を用い、詳細な説明は省略する。
第3の実施形態のオーバーモールド容器製造装置41は、図6に示すように、1次ピース21が内面と所定の間隔を空けて内部に配置され、前記1次ピース21の表面に、2次ピース22となる樹脂が射出される金型2、前記金型2内に前記1次ピース21を保持するための円柱形状のロッド3’、前記ロッド3’を介して前記1次ピース21の内部に気体を供給する供給手段4’、および前記ロッド3’を介して前記1次ピース21の内部の気体を外部へと排出する排出手段45を備える。さらに、前記オーバーモールド容器製造装置41は供給バルブ10および排出バルブ14の開閉を制御するための制御手段15を備える。
前記ロッド3’は、本体31’、取付部32、キャップ部33、固定部34、および前記本体31’内に挿入される中芯部37から構成される。前記ロッド3’は、前記1次ピース21内部に挿入され、前記ロッド3の底面と前記1次ピース21の平坦な底と接し、また、前記ロッド3’の上部の側面が前記1次ピース21の口部の内面と接した状態で、前記金型2内に配置される。
前記供給手段4’は、気体を供給する供給源7、前記ロッド3’の前記中芯部37および前記本体部31’の中央を垂直方向に延伸しするように設けられた供給路8’、前記供給路8’の下端と接続され前記ロッド3’の側面の下方に水平方向に放射状に等間隔で設けられた4つの供給開口9、前記給路8’への気体の供給を開閉するための前記供給バルブ10、および、前記供給バルブ10と前記供給路8’とを接続する供給管17とを備える。前記供給管17と前記供給路8’は前記固定部34を介して接続されている。前記供給路8’は、前記本体部31’の前記中芯部37の中心を垂直方向に貫通し、その上端は前記固定部34の通路へと接続され、その下端は前記本体部31’の下部に設けられた前記供給路8’の残りの部分と接続される。
前記排出手段45は、前記1次ピース21内部の気体を外部へと排出するために前記ロッド3’内に螺旋状に設けられた2つの排出路46、前記排出路46の下端と接続され前記ロッド3の側面の下方に水平方向に対向するように、前記供給開口9’よりも上方に位置する2つの排出開口48、前記排出開口48と前記排出路46との間に設けられたオリフィス47、および、前記排出路46と接続され、外部に気体を排出するための前記排出バルブ14とを備える。前記排出バルブ14は、前記排出路46と排出管16を介して接続されており、前記排出路46と前記排出管16との接続は、前記キャップ部33の側面に設けられた接続部18によって行われる。
螺旋状の前記排出路46は、前記中芯部37の側面に形成された2つの螺旋状の溝であり、前記中芯部37が前記本体部31’内に挿入された時に、前記本体部31’の内面と前記中芯部37の外面とが接することで、前記螺旋状の溝が前記排出路46となり、前記螺旋状の溝の下端が前記排出開口48、前記オリフィス47を介して接続される。
前記中芯部37は、前記螺旋状の溝の上端より上の部分は、径が細くなっており、前記中芯部37が前記本体部31’内に挿入された時に、前記本体部31’の内面と、前記中芯部37の外面および前記キャップ部33の内面との間に隙間が生じて環状の空間が形成され、螺旋状の2つの排出路4の上端が環状の空間で1つになり、その後、前記接続部18を介して前記排出管16と接続される。前記排出路46を螺旋状に形成する方法については特に限定するものではなく、また、その数についても変更可能である。
本実施形態のオーバーモールド容器製造装置41における前記制御手段15による前記供給バルブ10および前記排出バルブ14の制御方法は、第1,2の実施形態と同じであり、詳しい説明は省略するが、前記2次ピース22の射出成形後、直ちに前記制御手段15によって前記排出バルブ14を開いて、前記1次ピース21の内部の気体を外部へと排出する時、排出される気体は、前記排出開口48から前記オリフィス47を通じて螺旋状の前記排出路46へと送られる。この時、前記1次ピース21の内部の気体は、加圧された状態から解放されることによって断熱膨張が生じて温度が低下し、その結果、前記1次ピース21の内部が冷却され、さらに、前記排出路46が螺旋状であることによって、気体を排出する経路が長くなり、冷却効果が増加することになる。
次に、第4の実施形態のオーバーモールド容器製造装置41’について説明する。第4の実施形態のオーバーモールド容器製造装置41’は、第3の実施形態のオーバーモールド容器製造装置41の金型2に新たに冷却手段を設けた金型2’を用いたものである。そのために、前記金型2’以外は、全て第3の実施形態のオーバーモールド容器製造装置41と同じ構造を用いることから、ここでは、第4の実施形態のオーバーモールド容器製造装置41’の金型2’を中心に説明する。
本実施形態のオーバーモールド容器製造装置41は、図7に示すように、1次ピース21の表面に、2次ピース22となる樹脂が射出される金型2’、前記金型内2’に前記1次ピース21を保持するための円柱形状のロッド3’、前記ロッド3’を介して前記1次ピース21の内部に気体を供給する供給手段4’、および、前記ロッド3’を介して前記1次ピース21の内部の気体を外部へと排出する排出手段45を備える。さらに、前記オーバーモールド容器製造装置41は供給バルブ10および排出バルブ14の開閉を制御するための制御手段15を備える。
本実施形態では、金型2’の内部に冷却手段として冷却通路51および冷却水孔52が設けられている。前記冷却通路51は、送気管50によって前記排出バルブ14と接続されており、これまでの実施形態では排出バルブ14から外部へと排出されていた気体を、前記冷却通路51を用いて前記金型2’内部を通過させた後で外部へと排出させる。この時、前記冷却通路51を通過する気体は、前記1次ピース21の内部から排出される時に冷却された状態であり、前記1次ピース21の内部からの冷却に使用された後、前記冷却通路51を通過することで、前記金型2’を冷却し、同時に、前記金型2’に保持される前記オーバーモールド容器20を外側から冷却することになり、射出成形後の冷却効果はさらに向上し、成形時間が短縮できる。
前記冷却通路51は、前記金型2’内部で複数に分岐されており、気体は前記冷却通路51によって分岐された状態で前記金型2’内部を通過して外部へと排出される。前記冷却通路51の形状および配置は特に限定するものではなく、前記排出バルブ14から排出される気体を前記金型2’内部を適切に通過させることができればよい。また、前記金型2’内部に設けた冷却水孔52は、前記オーバーモールド容器20を取り囲むように前記金型2’内部に設けられており、冷却水を通過させることで前記金型2’を冷却するものであり、これによって、金型2’の冷却はより効果的に行われる。前記冷却水孔52の形状及び配置は特に限定するものではなく、様々な形態が可能である。
このように、本実施形態のオーバーモールド容器製造装置41’は、射出成形後に前記1次ピース21内から排出された気体を用いて、オーバーモールド容器20の内側からだけではなく、外側からも冷却することでより確実に冷却することが可能であり、オーバーモールド容器20の品質向上に効果がある。また、ここで説明した冷却手段は、第3の実施形態だけではなく、第1,2の実施形態に適用することも可能である。
1,1’ オーバーモールド容器製造装置
2,2’ 金型
3 ロッド
4 供給手段
5 排出手段
7 供給源
8 供給路
9 供給開口
10 供給バルブ
11,11’ 排出路
12 排出開口
13 オリフィス
14 排出バルブ
15 制御手段
16 排出管
17 供給管
18 接続部
20 オーバーモールド容器
21 1次ピース
22 2次ピース
23 口部
24 開口部
25 ゲート部
26 放熱フィン
27 係合部
28 フィン
29 基部
30 通路
31 本体
32 取付部
33 キャップ部
34 固定部
36 凹部
37 中芯部
41,41’ オーバーモールド容器製造装置
45 排出手段
46 排出路
47 オリフィス
48 排出開口
50 送気管
51 冷却通路
52 冷却水孔

Claims (5)

  1. 中空の1次ピースの表面に、射出成形によって2次ピースを成形した2層構造のオーバーモールド容器の製造装置であって、
    前記1次ピースが内部に配置され、前記1次ピースの表面に、前記2次ピースとなる樹脂が射出される金型、
    前記1次ピースの口部から内部に挿入され、前記金型内に前記1次ピースが保持されるロッド、
    前記ロッドを介して前記1次ピース内部に気体を供給する供給手段、および、
    前記ロッドを介して前記1次ピース内部の気体を外部へと排出する排出手段を備え、
    前記供給手段は、気体の供給源、前記供給源からの気体を供給するために前記ロッド内に設けられた供給路、前記供給路と接続され前記ロッド表面に設けられた少なくとも1つの供給開口、および、前記供給源と前記供給路との間に設けられた供給バルブとを備え、
    前記排出手段は、前記1次ピース内部の気体を外部へと排出するために前記ロッド内に設けられた排出路、前記排出路と接続され前記ロッド表面に設けられた少なくとも1つの排出開口、および、前記排出路と接続された排出バルブとを備え、
    前記供給バルブと前記排出バルブの開閉を制御する制御手段を更に備え、前記制御手段を用いて、
    射出成形前に、前記排出バルブを閉じ、前記供給バルブを開いて前記1次ピース内部に気体を所定の圧力になるまで供給し、
    射出成形時は、前記排出バルブおよび前記供給バルブを閉じて圧力を一定に保持し、
    射出成形後は、前記排出バルブを開いて、前記1次ピース内部の気体を外部へと排出し、前記1次ピース内部から成形後のオーバーモールド容器を冷却することを特徴とするオーバーモールド容器製造装置。
  2. 前記排出路と前記排出開口との間にオリフィスが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のオーバーモールド容器製造装置。
  3. 前記排出路の内部に放熱フィンが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のオーバーモールド容器製造装置。
  4. 前記排出路が、前記ロッド内部に螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のオーバーモールド容器製造装置。
  5. 前記金型内に、前記排出バルブと接続された冷却通路が設けられ、射出成形後に、前記冷却通路に前記排出路から気体が排出されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のオーバーモールド容器製造装置。
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