JP2015220622A - 機能制御装置及び機能制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力消費量が増大することを抑制しつつ、ユーザの動作を精度良く検出して適切に機能制御することを目的とする。【解決手段】ウェアラブルデバイス1では、圧力検出部13がウェアラブルデバイス1に対する圧力を検出し、加速度検出部14が、圧力検出部13によって検出された圧力に基づいて、ウェアラブルデバイス1のユーザによる動作の検出を開始し、機能制御部15が加速度検出部14による検出結果に基づいて、機能の停止又は停止解除を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、機能制御装置及び機能制御方法に関する。
携帯電話機等の装置において、実行中の機能(例えば、アラーム等)を制御するために、加速度センサが用いられることがある。例えば、実行中の動作を簡単な操作で停止させるために、特許文献1では、携帯電話機がアラーム音の出力をしている時に、携帯電話機の加速度を検知して、ユーザが携帯電話機を裏返したことを判断した場合に、アラーム音の出力を停止する技術が提案されている。
特開2007−166474号公報
ところで、近距離無線通信可能なデバイス(例えば、ウェアラブルデバイス)に、認証を受けるための情報である認証情報(例えば、ID/パスワード、電子証明書等)が記録されている場合に、当該近距離無線通信可能なデバイスが、サービス提供装置(例えば、POS端末)へ認証情報を送信することが検討されている。この場合、サービス提供装置から認証を受けて、サービス(例えば、決済サービス等)の提供を受けることが可能になる。
近距離無線通信可能なデバイスとサービス提供装置との間の通信手段としてNFC(Near field communication)の利用が考えられる。近距離無線通信可能なデバイスが常時認証情報を送信できる状態にあると、スキミング等の不正アクセスがなされるリスクがある。よって、近距離無線通信可能なデバイスは、ユーザがサービス提供装置からサービスを受ける時だけ、サービス提供装置へ認証情報を送信することが望ましい。すなわち、上記デバイスは、ユーザがサービス提供装置からサービスを受ける時だけ、認証情報を送信する機能を実行するように当該機能を制御することが望ましい。このために、近距離無線通信可能なデバイスが、サービス提供装置からサービスを受けることを所望することを示すユーザの動作を検出して、当該動作を検出した時だけ、認証情報を送信できるようにすることが考えられる。
ユーザがサービス提供装置からサービスを受けることを所望することを示す動作(特定の動作)を検出する方法として、特許文献1に記載のように加速度センサを用いてユーザの動作を常時監視することが考えられる。しかし、加速度センサを常時動作させると電力の消費量が増大してしまう。また、ユーザの特定の動作は、いつ行われるか不確定である。よって、上記の特定の動作を精度良く検出するためには、ユーザの動作を継続して監視することが望まれる。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、電力消費量が増大することを抑制しつつ、ユーザの動作を精度良く検出して適切に機能制御する、機能制御装置及び機能制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る機能制御装置は、停止及び停止解除可能な機能を実行する機能制御装置であって、機能制御装置に対する圧力を検出する圧力検出手段と、圧力検出手段によって検出された圧力に基づいて、機能制御装置のユーザによる動作の検出を開始する動作検出手段と、動作検出手段による検出結果に基づいて、機能の停止又は停止解除を制御する制御手段と、を備える。
また、本発明に係る機能制御方法は、停止及び停止解除可能な機能を実行する機能制御装置で行う機能制御方法であって、前記機能制御装置に対する圧力を検出する圧力検出ステップと、圧力検出ステップにおいて検出された圧力に基づいて、機能制御装置のユーザによる動作の検出を開始する動作検出ステップと、動作検出ステップにおける検出結果に基づいて、機能の停止又は停止解除を制御する制御ステップと、を含む。
このような本発明に係る機能制御装置及び機能制御方法によれば、機能制御装置に対する圧力に基づいて機能制御装置のユーザによる動作の検出を開始するので、常時ユーザの動作を検出することなく、ユーザの動作に基づいた機能の制御を行うことができる。すなわち、電力消費量が増大することを抑制することができる。また、上述の機能制御装置によれば、機能制御装置のユーザによる動作を検出する前に機能制御装置に対する圧力を検出することにより、ユーザによる機能の停止又は停止解除をするための動作が始まる段階(前段階)を検出するので、ユーザの動作を精度良く検出して適切に機能を制御することができる。
本発明に係る機能制御装置では、制御手段は、動作検出手段による検出結果に基づいて機能の停止解除をしてから予め定められた時間が経過した後に機能を停止させてもよい。この機能制御装置によれば、動作検出手段による検出結果に基づいて機能の停止解除をした場合に、その機能の停止解除をしてから予め定められた時間が経過した後に機能を停止させるので、長時間機能の停止解除を継続してしまうことを防止できる。
本発明に係る機能制御装置では、動作検出手段は、制御手段によって、機能の停止解除又は停止されることに基づいてユーザによる動作の検出を停止させてもよい。このような機能制御装置によれば、動作検出手段による検出結果に基づいて機能の停止解除又は停止をした場合に、その機能の停止解除又は停止に基づいて、ユーザによる動作の検出を停止させるので、不要に動作の検出を継続することを防止することができる。
また、本発明に係る機能制御装置では、動作検出手段は、前記機能制御装置のユーザによる動作の検出を開始してから予め定められた時間が経過した後に、前記動作の検出を停止させてもよい。この場合、施機能制御装置のユーザによる動作の検出を開始してから予め定められた時間が経過した後に、ユーザによる動作の検出を停止するので、長期間ユーザの動作を検出し続けることを防止することができる。
本発明に係る機能制御装置では、機能制御装置は、ユーザが装着可能な装置であり、圧力検出手段は、ユーザが装着した部分への圧力を検出してもよい。このような機能制御装置によれば、ユーザが装着した部分への圧力を検出するので、ユーザの動きによる機能制御装置への圧力をより正確に検出することができる。すなわち、機能制御装置は、ユーザの動作開始を適切に検出することができる。
本発明に係る機能制御装置では、近距離無線通信を行う近距離無線通信手段をさらに備え、制御手段は、近距離無線通信手段による近距離無線通信の機能の制御を行ってもよい。このような機能制御装置によれば、ユーザ動作に基づいて、近距離無線通信の機能を制御するので、近距離無線通信を常時使用可能な状態にすることを防止することができ、他の装置から機能制御装置への不正アクセスを防止することができる。
本発明に係る機能制御装置では、動作検出手段は、自装置の加速度又は角速度を検出し、検出した結果に基づいて動作を検出してもよい。このような機能制御装置によれば、自装置の加速度又は角速度を検出した結果を用いて、ユーザの動作に起因する機能制御装置への加速度又は角速度の変化状態を適切に検出するので、ユーザの動作を適切に検出することができる。
本発明によれば、電力消費量が増大することを抑制しつつ、ユーザの動作を精度良く検出して適切に機能制御することができる。
本発明の実施形態に係るウェアラブルデバイスのブロック図である。 ウェアラブルデバイスのハードウェア構成を示す図である。 ウェアラブルデバイスの圧力センサの配置例を示す図である。 ロック解除時の処理手順を示す図である。 ウェアラブルデバイスによる処理のシーケンス図である。 ロック時の処理手順を示す図である。
以下、添付図面を参照して、機能制御装置及び機能制御方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に実施形態に係る機能制御装置であるウェアラブルデバイス1の機能ブロックを示す。ウェアラブルデバイス1は、ユーザが装着可能な装置であり、いわゆるウェアラブルモジュールである。このウェアラブルデバイス1は、POSレジ業務(各種決済、売上管理等)を行うPOS端末20等の外部の装置から認証を受けるための情報である認証情報を保持しており、この認証情報を用いて決済するための機能を具備している。例えば、ユーザがウェアラブルデバイス1をPOS端末20へかざすと、ウェアラブルデバイス1からPOS端末20へ上記認証情報を送信し、当該認証情報を用いてPOS端末20と通信可能な他の装置(例えば、認証情報を管理する認証機関として機能する認証サーバ(図示せず)等)が認証をする。
このように、POS端末20や認証サーバにより認証がなされると、POS端末20は、決済処理を行うことにより、ウェアラブルデバイス1へ決済サービスを提供する。例えば、POS端末20は、決済処理として、当該認証情報と、決済情報(例えば、購入場所、購入金額、購入物情報を含む情報)とを認証サーバへ送信する。認証サーバは、認証情報と、当該認証情報に対応するユーザの口座情報とを関連付けて保持しており、POS端末30から受信した認証情報に対応する口座から決済情報の購入金額分自動引き落としを行う。上述のように、ウェアラブルデバイス1は、近距離無線通信機能(具体的にはNFC(Near field communication))によりPOS端末20へ認証情報を送信することにより、決済するための機能(決済/認証機能)を実現している。
ウェアラブルデバイス1は、POS端末20との間で情報(例えば、認証情報)を送受信する機能として、近距離無線通信機能のみ有している。また、ウェアラブルデバイス1は、上記近距離無線通信機能及び決済するための機能以外の画面表示、音声出力、操作入力を受け付ける機能等については有していなくてもよい。但し、それらの機能を有しているものあってもよい。ウェアラブルデバイス1の具体的な形態としては、指輪型、腕輪型(リストバンド型)、腕時計型等、ユーザが装着可能であれば任意の形態をとることができる。
ウェアラブルデバイス1は、上述のように認証サーバから認証を受けるための情報である認証情報を保持する。認証情報の具体例としては、ID/パスワードや電子証明書等である。ウェアラブルデバイス1は、認証サーバから認証情報を受信し、当該認証情報を保持する。ウェアラブルデバイス1は、POS端末20から認証を受ける際に、保持している認証情報を近距離無線通信機能によりPOS端末20へ送信する。また、ウェアラブルデバイス1は、上記近距離無線通信機能の停止(ロック)と、停止解除(ロック解除)とを制御することができる。すなわち、ウェアラブルデバイス1は、停止及び停止解除可能な機能を実行する。
ウェアラブルデバイス1は、上記近距離無線通信機能のロックと近距離無線通信機能のロック解除を加速度センサにより検出された結果等に基づいて制御する。例えば、ウェアラブルデバイス1は、近距離無線通信機能をロックしている場合に、上記加速度センサにより検出されたウェアラブルデバイス1の加速度に基づいて、ユーザがウェアラブルデバイス1をかざす動作(サービスを受けることを所望することを示すユーザの動作)をしたことを検出したとき、近距離無線通信機能をロック解除する。
POS端末20は、POSレジ業務を行うことができるアプリケーションを有するPOS端末である。POS端末20も近距離無線通信機能(具体的にはNFCによる通信機能)を有する。よって、ウェアラブルデバイス1とPOS端末20とは、近距離無線通信により互いに通信可能である。POS端末20は、ウェアラブルデバイス1から認証情報を受信し、当該認証情報が正当な情報である場合には、ウェアラブルデバイス1にサービス(各種決済処理等)を提供する。POS端末20は、ウェアラブルデバイス1から受信した認証情報が正当な情報であるか否かを判定するために、ウェアラブルデバイス1から受信した認証情報を認証サーバへ送信して、認証サーバから認証情報が正当であるか否かの判定結果(すなわち、認証サーバによる認証結果)を受信する。
図1のウェアラブルデバイス1の各機能の詳細を説明する前に、図2に示すウェアラブルデバイス1のハードウェア構成の説明をする。図2に示すように、1又は複数のCPU101、主記憶装置であるRAM102及びROM103、圧力センサ104、加速度センサ105、NFCの近距離無線通信用の通信モジュールである通信モジュール106、半導体メモリ等の補助記憶装置107などを含むコンピュータシステムとして構成されている。
なお、圧力センサ104は、圧力センサ104が押圧されると当該押圧時の圧力を検出する。すなわち、圧力センサ104は、ウェアラブルデバイス1に対する圧力を検出する。加速度センサ105は、例えば、3軸加速度センサである。すなわち、加速度センサ105は、ウェアラブルデバイス1に加えられるXYZ軸の3方向の加速度(単位は、例えばm/sec)を検出するセンサである。加速度センサ105は、検出した加速度の情報を、XYZ軸毎に出力する。圧力センサ104及び加速度センサ105は、従来から知られているものを利用することができる。
ウェアラブルデバイス1は、図2に示すCPU101、RAM102等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU101の制御のもとで圧力センサ104、加速度センサ105、通信モジュール106を動作させるとともに、RAM102や補助記憶装置107におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。なお、ウェアラブルデバイス1は、CPU101、RAM102等を1つの集積回路としたマイコンシステムとしてもよい。
引き続いて、ウェアラブルデバイス1に係る機能について説明する。図1に示すように、ウェアラブルデバイス1は、近距離無線通信部11(近距離無線通信手段)と、認証情報保持部12と、圧力検出部13(圧力検出手段)と、加速度検出部14(動作検出手段)と、機能制御部15(制御手段)とを備えて構成される。
近距離無線通信部11は、POS端末20と、NFCによる近距離無線通信を行う部分である。すなわち、近距離無線通信部11は、近距離無線通信機能を実行する部分である。ウェアラブルデバイス1がPOS端末20の近く(近距離無線通信の電波が届く範囲)に位置する場合(例えば、ユーザによりウェアラブルデバイス1がPOS端末20へかざされた場合、ユーザによりウェアラブルデバイス1がPOS端末20にタッチされた場合)、POS端末20が、公知の技術によりウェアラブルデバイス1がPOS端末20の近くに位置することを検出し、POS端末20がウェアラブルデバイス1へ近距離無線通信要求をする。この時に、近距離無線通信部11は、POS端末20からの上記近距離無線通信要求を受け付ける。
近距離無線通信部11は、POS端末20との近距離無線通信を許可する旨をPOS端末20へ通知し、POS端末20とウェアラブルデバイス1との近距離無線通信を確立させる。すなわち、ウェアラブルデバイス1とPOS端末20とがリンクした状態になる。また、近距離無線通信部11は、POS端末20以外の装置(例えば、近距離無線通信機能を有する携帯端末等)と近距離無線通信することも可能である。これにより、近距離無線通信部11は、POS端末20以外の装置から情報(例えば、認証情報)を受信することができる。
ウェアラブルデバイス1とPOS端末20とがリンクした状態において、POS端末20から認証情報の送信要求を受信した場合、近距離無線通信部11は、認証情報保持部12に保持されている認証情報をPOS端末20へ送信する。なお、近距離無線通信部11は、後述する機能制御部15によって、機能のロック及びロック解除の制御がなされる。
認証情報保持部12は、上述のように認証サーバ等から受信した認証情報を保持する部分である。具体的には、認証情報保持部12は、認証情報をRAM102等の記憶手段で保持する。例えば、認証サーバから認証情報を受信して、当該認証情報を保持する場合、近距離無線通信部11が近距離無線通信可能な携帯端末を介して認証サーバから認証情報を受信し、認証情報保持部12が当該認証情報を保持する。
圧力検出部13は、ウェアラブルデバイス1に対する圧力を検出する部分である。ウェアラブルデバイス1に対する圧力とは、外的要因によるものであり、例えば、ウェアラブルデバイス1を押圧することによって生じるものである。ウェアラブルデバイス1に対する圧力自体の検出は、圧力センサ104によって行われる。圧力検出部13は、圧力センサ104によって検出された結果を圧力センサ104から取得する。すなわち、圧力検出部13は、圧力センサ104によって検出された圧力の大きさを圧力センサ104から入力する。
圧力検出部13は、圧力センサ104によって検出された圧力の大きさが、予め定められた閾値を超えているか否かを判定する。圧力検出部13は、当該判定処理をCPU101により実現する。上記閾値は、RAM102等で保持されている。また、閾値は、ユーザがウェアラブルデバイス1をPOS端末20等の他の装置へかざす動作等の各種動作の前段階に対応する圧力値を示す。
ここで、指輪型のウェアラブルデバイス1と腕輪型のウェアラブルデバイス1のそれぞれにおける圧力センサ104の配置例を図3に示す。図3(A)は、指輪型のウェアラブルデバイス1の例を示す。指輪型のウェアラブルデバイス1の場合、ウェアラブルデバイス1の装着部分の外周上に2つの圧力センサ104を設ける。具体的には、ウェアラブルデバイス1がユーザの指に装着された状態における指の背側から指の腹側への軸線と直交し、略円形である装着部分の中心を通る軸線と、ウェアラブルデバイス1の装着部分の外周上とが交わる2ヶ所に圧力センサ104を設ける。すなわち、ユーザが指に装着してユーザがこぶしを作ると、ウェアラブルデバイス1の装着部分の外周と、装着した指の隣の指とが接する箇所に圧力センサ104を設ける。
なお、ユーザが指輪型のウェアラブルデバイス1を利用する場合、ウェアラブルデバイス1をユーザの指に装着した状態で、ユーザが手にこぶしを作った後に、ウェアラブルデバイス1をPOS端末20へかざすものとする。このように、ユーザがPOS端末20へウェアラブルデバイス1をかざす前に、ユーザが手にこぶしを作る動作をするため、ウェアラブルデバイス1を装着している指に隣接する指側からウェアラブルデバイス1へ圧力がかかる(例えば、ウェアラブルデバイス1を装着している指の両側に指がある場合、当該両側の指から挟まれることによる圧力がかかる)。この圧力に対応する値(例えば、当該圧力の値より少し低い値)を閾値として定めておくと、圧力検出部13は、上記のようにウェアラブルデバイス1を手に装着した状態で、ユーザが手にこぶしを作る動作をした場合に、圧力センサ104によって検出された圧力の大きさが閾値を超えたと判定する。このように、圧力検出部13は、ユーザがウェアラブルデバイス1をかざす動作の前段階である手にこぶしを作る時点を検出する。
図3(B)は、腕輪型のウェアラブルデバイス1の例を示す。腕輪型のウェアラブルデバイス1の場合、ウェアラブルデバイス1の装着部分の内周上における、ユーザの手首の側面と接する箇所に圧力センサ104を設ける。
ユーザが腕輪型のウェアラブルデバイス1を利用する場合、ウェアラブルデバイス1をユーザの手首に装着した状態で、ユーザが、手首を反らすように曲げた(すなわち、手首を腕の外側に曲げた)後に、ユーザがPOS端末20へウェアラブルデバイス1をかざすものとする。この場合、ウェアラブルデバイス1は、ユーザの手首に装着されているので、ウェアラブルデバイス1に対して手首を曲げる方向(図3(B)に示す矢印方向)に張力がかかる。この張力に基づいた圧力に対応する値(例えば、当該圧力の値より少し低い値)を閾値として定めておくと、圧力検出部13は、上記のようにウェアラブルデバイス1を装着した状態でユーザが手首を曲げた場合、圧力センサ104によって検出された圧力の大きさが閾値を超えたと判定する。このように、圧力検出部13は、ユーザがウェアラブルデバイス1をかざす動作の前段階である手首を曲げた時点を検出する。また、上記のような圧力センサ104によって、手首等の関節部分の動きに基づいた張力を検出する技術は、従来の手法により実現することができる。
上述の図3(A)及び(B)の例について説明したように、圧力検出部13は、圧力センサ104によって検出されたユーザが装着した部分(装着部分の外周や内周)への圧力の大きさに基づいて、ユーザがかざす動作の前段階の状態を検出する。なお、圧力検出部13は、他のユーザ動作(例えば、ウェアラブルデバイス1の機能をロックさせるための動作)の前段階の状態を検出するようにしてもよい。
圧力検出部13は、圧力センサ104によって検出された圧力の大きさが閾値を超えたと判定した場合、その旨を加速度検出部14へ通知する。なお、加速度検出部14は、この通知に応じてユーザ動作の検出を開始する。また、圧力検出部13は、ウェアラブルデバイス1に電源が供給されている間、継続して動作する。
加速度検出部14は、加速度センサ105により検出された加速度に基づいて、ユーザによる動作の検出を行う部分である。具体的には、加速度検出部14は、圧力検出部13によってウェアラブルデバイス1への圧力の大きさが閾値を超えたと判定され、圧力検出部13から当該判定の通知を受け取ると、加速度センサ105を起動し、ユーザによる動作の検出を開始する。すなわち、加速度検出部14は、圧力検出部13によって検出された圧力に基づいて、ユーザによる動作の検出を開始する。例えば、加速度検出部14は、ユーザの動作の検出として、加速度センサ105により検出された加速度に基づいて予め設定された特定の動作を行ったか否かを判定する。この特定の動作としては、ウェアラブルデバイス1をかざす動作等が該当する。
上記のように、加速度検出部14は、加速度センサ105を起動すると、加速度センサ105による検出結果に基づいてユーザによる動作を検出する。すなわち、加速度検出部14は、ユーザによる動作を検出するために、加速度センサ105からウェアラブルデバイス1に加わる加速度を取得する。ウェアラブルデバイス1に加わる加速度とは、外的要因によるものであり、例えば、ウェアラブルデバイス1を装着したユーザがウェアラブルデバイス1をPOS端末20へかざすことによって生じるものである。加速度の大きさ自体の検出は、加速度センサ105によって行われる。加速度検出部14は、加速度センサ105によって検出されたXYZ軸の3方向の大きさを入力する。加速度センサ105による加速度の検出は、時間的に連続的に行われる。
加速度検出部14による、ユーザ動作の検出は、公知の技術を適用することにより実現できる。例えば、加速度検出部14は、ユーザがウェアラブルデバイス1をかざす動作(特定の動作)をする場合における加速度の値をロック解除動作判定情報として、ROM103等に予め保持している。加速度検出部14は、加速度センサ105から入力された加速度を上記ロック解除動作判定情報と比較して、加速度センサ105から入力された加速度とロック解除動作判定情報とが近似する場合に、ユーザがウェアラブルデバイス1をかざす動作をしたことを検出する。ここで、加速度センサ105から入力された加速度とロック解除動作判定情報とが近似するとは、加速度センサ105から入力された加速度とロック解除動作判定情報との差が、予め定められている許容値の範囲内であることをいう。このように、加速度検出部14は、加速度センサ105による検出結果に基づいてユーザによる動作を検出する。なお、加速度検出部14は、CPU101により、加速度センサ105による検出結果に基づいてユーザによる動作を検出する。
加速度検出部14は、ユーザがウェアラブルデバイス1をPOS端末20へかざす動作(ロック解除の動作)をしたことを検出すると、当該動作を検出した旨を検出結果として機能制御部15へ通知する。機能制御部15は、この通知に応じて、近距離無線通信部11に対して近距離無線通信機能のロック解除をする。すなわち、加速度検出部14が上記のようにロック解除の動作を検出したことを通知することは、機能制御部15によって近距離無線通信機能がロック解除されることを意味する。
また、加速度検出部14は、ユーザがウェアラブルデバイス1をかざす動作をしたことを検出したことを、機能制御部15へ通知した後に加速度センサ105を停止させる。すなわち、加速度検出部14は、機能制御部15によって、ロック解除されることに基づいて(例えば、ロック解除されるタイミングで)、ユーザによる動作の検出を停止する。
また、加速度検出部14は、圧力検出部13によって検出された圧力に基づいてユーザによる動作の検出を開始してから、予め定められた時間(検出停止時間)を経過した場合にも、加速度センサ105を停止させ、ユーザによる動作の検出を停止する。検出停止時間の例としては、ユーザによる動作が検出されると想定される時間に基づいた時間(例えば、ユーザによる動作が検出されると想定される時間にバッファ時間を加えた時間)であり、数秒〜数分程度である。
なお、加速度検出部14は、上述のようにユーザがウェアラブルデバイス1をかざす動作(すなわち、ロック解除のための動作)を検出して、その動作を検出した場合に機能制御部15へ通知する場合について述べたが、機能をロックさせることをユーザが所望することを示す動作、すなわちロックさせるためのユーザ動作(例えば、手を振る等の動作)を検出し、この検出結果を機能制御部15へ通知するようにしてもよい。この場合、機能制御部15は、当該通知に応じて、近距離無線通信機能をロックする。
加速度検出部14が、近距離無線通信機能をロックさせるための動作を検出する例を説明する。前提として、ROM103等の記憶手段が、ロックさせるための動作(手を振る等の動作)時における加速度変化を示す情報(ロック動作判定情報)を保持しているものとする。加速度検出部14は、加速度センサ105から入力された加速度と、保持しているロック動作判定情報とを比較する。次に、加速度検出部14は、当該比較をした結果、加速度センサ105から入力された加速度とロック動作判定情報とが近似する場合に、ユーザがウェアラブルデバイス1の機能をロックさせる動作をしたことを検出する。ここで、加速度センサ105から入力された加速度とロック動作判定情報とが近似するとは、加速度センサ105から入力された加速度とロック動作判定情報との差が、予め定められている許容値の範囲内であることをいう。
なお、加速度検出部14は、圧力検出部13によって検出された圧力に基づいてロックさせるためのユーザ動作の検出を開始してから、予め定められた時間(検出停止時間)を経過した場合に、加速度センサ105を停止させるようにしてもよい。また、加速度検出部14は、ロックさせるためのユーザ動作の検出したことを検出結果として機能制御部15へ通知した後に加速度センサ105を停止させるようにしてもよい。
機能制御部15は、加速度検出部14による検出結果に基づいて、機能のロック又はロック解除を制御する部分である。具体的には、機能制御部15は、加速度検出部14から検出結果(ユーザがウェアラブルデバイス1をかざす動作を検出した旨を示す情報)を受け取ると、近距離無線通信機能をロック解除する。また、機能制御部15は、近距離無線通信機能をロック解除してから解除時間(機能を利用するために必要な時間に基づいた予め定められた時間であり、例えば、数秒〜数分)が経過した後に近距離無線通信機能をロックする。
機能制御部15は、近距離無線通信機能をロック解除する場合、近距離無線通信部11に対して、外部の装置(例えば、POS端末20)との近距離無線通信を許可する旨、通知する。これにより、近距離無線通信機能がロックされた状態から近距離無線通信機能がロック解除された状態へ遷移する。近距離無線通信部11は、上記通知に応じて近距離無線通信可能な状態にする。この場合、例えば、POS端末20から近距離無線通信要求がなされると、近距離無線通信部11は、当該近距離無線通信要求に応じて、互いに情報の送受信が可能な状態(すなわち、リンクした状態)にする。このように、機能制御部15が近距離無線通信機能をロック解除すると、近距離無線通信機能により、POS端末20に対して認証情報を送信することが可能になる。すなわち、機能制御部15が、近距離無線通信機能をロック解除することは、決済するための機能(決済/認証機能)をロック解除することになる。
機能制御部15は、近距離無線通信機能をロックする場合、近距離無線通信部11に対して、外部の装置(例えば、POS端末20)との近距離無線通信を禁止する旨、通知する。これにより、近距離無線通信機能がロック解除された状態から近距離無線通信機能がロックされた状態へ遷移する。近距離無線通信部11は、上記通知に応じて近距離無線通信を停止する。この場合、外部の装置(例えば、POS端末20)からウェアラブルデバイス1へ近距離無線通信する旨の要求がなされたとしても、近距離無線通信部11が停止しているため、ウェアラブルデバイス1は、当該要求に応答しない。すなわち、機能制御部15が、近距離無線通信機能をロックすることは、決済するための機能(決済/認証機能)をロックすることになる。
上述のように、機能制御部15が近距離無線通信機能をロックしている場合には、近距離無線通信部11は、POS端末20からの近距離無線通信要求には応じない。よって、機能制御部15は、ユーザがウェアラブルデバイス1をかざす動作をしていないとき(ロック解除する動作を検出していないとき)に、他の装置(例えば、POS端末20)と近距離無線通信してしまうことを防止することができる。
また、上述のように機能制御部15が、近距離無線通信機能をロック解除してから解除時間が経過した後に近距離無線通信機能をロックすると記載したが、機能制御部15は、加速度検出部14から検出結果(ロックさせるためのユーザ動作を検出した旨の通知)を受け取った場合に、近距離無線通信機能をロックさせるようにしてもよい。
続いて、NFCによる近距離無線通信機能(NFC機能)を停止している状態から近距離無線通信機能を停止解除するまでの手順について図4を用いて説明する。前提として、機能制御部15によってNFC機能がロックされているものとする。また、ウェアラブルデバイス1は、腕輪型のウェアラブルデバイスであるものとする。圧力検出部13は、適宜ウェアラブルデバイス1への圧力を検出し続け、加速度検出部14は、加速度センサ105を停止させた状態にしているものとする。すなわち、加速度検出部14は、ユーザの動作の検出を停止している。
まず、図4(A)のように、POS端末20に対してユーザがウェアラブルデバイス1をかざす前(サービス利用前)は、圧力検出部13によって検出された圧力が閾値を超えていないので、加速度検出部14は、加速度センサ105を停止させた状態(OFF状態)にしている。
図4(B)では、ユーザがウェアラブルデバイス1をPOS端末20へかざすために手首を動かした(すなわち、かざす動作の準備をした)ので、圧力検出部13は、圧力センサ104からの圧力検出結果が閾値を超えたことを検出する。次に、圧力検出部13は、加速度検出部14へ検出結果を通知する。加速度検出部14は、圧力検出部13による通知に応じて、加速度センサ105を起動させる。すなわち、加速度検出部14は、加速度センサ105をON状態にする。加速度検出部14は、加速度センサ105を起動させた後に、ユーザ動作の検出を開始する。
図4(C)に示すように、ユーザがウェアラブルデバイス1をPOS端末20へかざす動作(サービス利用に必要な動作)をした場合、加速度検出部14は、当該かざす動作を検出し、機能制御部15へ検出結果を通知する。
図4(D)に示すように、ユーザがウェアラブルデバイス1をPOS端末20へタッチしたタイミングでは、機能制御部15は、加速度検出部14から検出結果を受け取っているので、NFC機能のロック解除をしている。すなわち、機能制御部15は、近距離無線通信部11に対して、近距離無線通信を許可する旨の通知をしている。この時点で、ウェアラブルデバイス1がPOS端末20の近くに位置しており、さらに機能制御部15がロック解除しているので、近距離無線通信部11は、POS端末20からの近距離無線通信(NFCによる通信)要求を受信する。近距離無線通信部11は、上記要求に応じてPOS端末20とのNFCによる通信を確立する。近距離無線通信部11は、POS端末20から認証情報送信要求を受信すると、当該認証情報送信要求に応じて認証情報をPOS端末20へ送信する。ウェアラブルデバイス1は、POS端末20による決済サービスの提供を受ける。すなわち、ウェアラブルデバイス1は、決済サービスを利用することができる。
続いて、図5のシーケンス図を用いて、本実施形態に係るウェアラブルデバイス1で実行される処理及び動作を説明する。図5に記載のシーケンス図は、ウェアラブルデバイス1の近距離無線通信機能がロック状態の場合に、ユーザがウェアラブルデバイス1をPOS端末20へかざす動作(特定の動作)を検出し、当該特定の動作を検出したとき、近距離無線通信機能のロック解除をする処理である。
最初に、圧力検出部13が、圧力センサ104により検出された圧力を圧力センサ104から取得し(ステップS1 圧力検出ステップ)、取得した圧力が閾値を超えたか否かを判定する(ステップS2 圧力検出ステップ)。圧力センサ104により検出された圧力が閾値を超えていない場合(ステップS2;NO)、ステップS1へ戻る。
圧力センサ104により検出された圧力が閾値を超えた場合(ステップS2;YES)、圧力検出部13は、その旨を加速度検出部14へ通知し、加速度検出部14は、圧力検出部13による上記通知に応じて、加速度センサ105を起動する。すなわち、加速度検出部14は、ユーザ動作(特定の動作)の検出を開始する(ステップS3 動作検出ステップ)。
加速度検出部14は、加速度センサ105による加速度検出結果に基づいて、上記特定の動作があったか否かを判定する(ステップS4 動作検出ステップ)。加速度検出部14は、特定の動作を検出していない場合(ステップS4;NO)、ユーザ動作の検出を開始してから一定時間(検出停止時間)経過していない限り(ステップS5 NO)、ステップS4へ戻り、加速度検出結果に基づいて上記特定の動作があったか否かの判定を継続する。
ステップS5において、ユーザ動作の検出を開始してから一定時間(検出停止時間)経過したと判定した場合(ステップS5;YES)、加速度検出部14は、加速度センサ105を停止させる。すなわち、加速度検出部14は、ユーザ動作の検出を終了させて(ステップS6)、ステップS1へ戻る。
加速度検出部14は、ステップS4において、特定の動作を検出した場合(ステップS4;YES)、その旨を検出結果として機能制御部15へ通知する。機能制御部15は、当該通知に応じて、近距離無線通信部11に対して近距離無線通信を許可する旨の通知をする。すなわち、機能制御部15は、近距離無線通信機能のロックを解除する(ステップS7 制御ステップ)。機能制御部15は、近距離無線通信機能のロックを解除するので、当該近距離無線通信機能により認証情報をPOS端末20へ送信することが可能になり、POS端末20から決済のための認証を受けることができる。すなわち、決済するための機能をロック解除していることにもなる。
また、加速度検出部14は、特定の動作を検出した旨を機能制御部15に通知した後に、加速度センサ105を停止させる。すなわち、加速度検出部14は、ユーザ動作の検出を終了させる(ステップS8)。なお、ステップS7とステップS8は、順序が逆でもよいし、同時でもよい。
機能制御部15は、ロック解除をしてから一定時間(解除時間)経過したか否かを判定して(ステップS9)、一定時間(解除時間)が経過した場合には(ステップS9;YES)、近距離無線通信部11へ外部の装置(例えば、POS端末20)との近距離無線通信を禁止する旨、通知する。すなわち、機能制御部15は、近距離無線通信機能のロックをして(ステップS10)、ステップS1へ戻る。上記のように、機能制御部15が近距離無線通信機能をロックするので、決済するための機能もロックしていることになる。
上述の実施形態では、加速度検出部14がユーザの動作を検出して、機能制御部15が、ユーザ動作の検出結果に基づいて近距離無線通信機能のロック解除をする場合について述べたが、機能制御部15が、ユーザ動作の検出結果に基づいて近距離無線通信機能のロックをするようにしてもよい。
NFCによる近距離無線通信機能(NFC機能)のロックを解除してから近距離無線通信機能をロックするまでの手順について図6を用いて説明する。図4の例と同様に、ウェアラブルデバイス1は、腕輪型のウェアラブルデバイスである。
まず、図6(A)のように、POS端末20に対してユーザがウェアラブルデバイス1をかざすと、加速度検出部14は、当該かざす動作を検出する。加速度検出部14は、かざす動作を検出した旨を機能制御部15へ通知する。機能制御部15は、当該通知に応じて近距離無線通信機能(NFC機能)のロック解除をする(すなわち、近距離無線通信部11に対して近距離無線通信を許可する通知をする)。これにより、POS端末20は、ウェアラブルデバイス1と近距離無線通信が可能となり、ウェアラブルデバイス1から認証情報を受信し、ウェアラブルデバイス1へ決済サービスを提供する。このように、ウェアラブルデバイス1は、サービス利用が可能となる。
この状態では、加速度検出部14が、上記のかざす動作を検出したので、加速度センサ105を停止させている。よって、加速度センサ105は、OFF状態にある。また、機能制御部15が、NFC機能のロック解除をしているので、NFC機能は、ロック解除中になる。
続いて、図6(B)に示すように、ユーザがウェアラブルデバイス1をPOS端末20へかざした状態から手首を動かした(すなわち、ロックさせる動作の準備をした)ので、圧力検出部13は、圧力センサ104からの圧力検出結果が閾値を超えたことを検出する。続いて、圧力検出部13は、加速度検出部14へ検出結果を通知する。加速度検出部14は、圧力検出部13による通知に応じて加速度センサ105を起動させる。すなわち、加速度検出部14は、加速度センサ105をON状態にする。加速度検出部14は、加速度センサ105を起動させた後に、ユーザ動作の検出を開始する。なお、この時点では、機能制御部15が、ロック処理(近距離無線通信部11に対して近距離無線通信を禁止する旨、通知する処理)をしていないので、NFC機能は、ロック解除した状態にある。
図6(C)に示すように、加速度検出部14は、ユーザが手を振る動作(ロックさせる動作)をした場合、加速度検出部14は、当該ロックさせる動作を検出し、機能制御部15へ検出結果(ロックさせる動作を検出したことを示す結果)を通知する。この時点でも、機能制御部15が、ロック処理をしていないので、NFC機能は、ロック解除した状態にある。
図6(D)に示すように、機能制御部15は、加速度検出部14から検出結果を受け取ると、近距離無線通信部11へ距離無線通信を禁止する旨の通知をする(すなわち、NFC機能をロックする)。このように、ロックさせるための動作がユーザによってなされると、加速度検出部14が当該ロックさせるための動作を検出するので、ウェアラブルデバイス1は、簡易に機能の制御をすることができる。また、加速度検出部14は、機能制御部15により、NFC機能がロックされたことに基づいて、ユーザ動作の検出を停止する。すなわち、加速度検出部14は、加速度センサ105の動作を停止させる。
なお、圧力検出部13、加速度検出部14、及び機能制御部15により、機能のロック解除する方法と機能のロックをする方法を述べたが、圧力検出部13、加速度検出部14、及び機能制御部15により、機能のロック解除又は機能のロックの何れかのみ実行するようにしてもよいし、機能のロック解除と機能のロックとの両方を実行するようにしてもよい。
上述の実施形態では、加速度センサ105により検出された加速度に基づいてユーザ動作を検出する場合について述べたが、ウェアラブルデバイス1が、角速度センサ(ジャイロセンサ)を備えて、加速度検出部14は、当該角速度センサによる検出結果(角速度)に基づいてユーザ動作を公知技術により検出するようにしてもよい。なお、加速度検出部14は、加速度センサ105による加速度と、角速度センサによる角速度とを組み合わせてユーザ動作を公知技術により検出するようにしてもよい。
上述の実施形態では、圧力検出部13は、圧力センサ104により、ウェアラブルデバイス1への圧力を検出する場合について述べたが、スイッチや歪ゲージにより圧力を検出するようにしてもよい。なお、歪ゲージは、ウェアラブルデバイス1にヒンジ部分がある場合に、当該ヒンジ部分に設けられることが考えられる。
上述の実施形態では、ウェアラブルデバイス1を機能制御装置として適用する場合について述べたが、通信端末(携帯電話、スマートフォンなど)を機能制御装置として適用するようにしてもよい。この場合、圧力検出部13は、通信端末への圧力を検出して、公知技術により上記通信端末を保持している又は握っていることを検出することが考えられる。
上述の実施形態では、圧力検出部13が、閾値を超える圧力を検出した後に、加速度検出部14が、ユーザの動作を検出する場合について述べたが、圧力検出部13が閾値を超える圧力を検出し、その後に圧力が閾値を下回ってから加速度検出部14がユーザの動作の検出を開始するようにしてもよい。この場合、加速度検出部14が検出する前段階の動作が一瞬のみ行われるものである場合にも適用することができる。
上述の実施形態では、機能制御部15が、ロック時に近距離無線通信機能を実行する近距離無線通信部11に対して近距離無線通信を禁止する旨の通知をし、ロック解除時に近距離無線通信を許可する旨の通知をすることにより、ロック・ロック解除を制御する場合について述べたが、他の手法により機能のロック・ロック解除を制御するようにしてもよい(例えば、対象機能への電力供給を制御する等がある)。
なお、上述の実施形態では、機能として、近距離無線通信機能を適用する場合について述べたが、他の種々の機能でもよい。
なお、上述の実施形態では、近距離無線通信部11が、NFCにより近距離無線通信する場合について述べたが、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)やFelica(登録商標)等の他の方法により近距離無線通信するようにしてもよい。
(作用効果)
上述のウェアラブルデバイス1によれば、ウェアラブルデバイス1に対する圧力に基づいてウェアラブルデバイス1のユーザによる動作の検出を開始するので、加速度検出部14が常時ユーザの動作を検出することなく、ユーザの動作に基づいた近距離無線通信機能の制御を行うことができる。具体的には、圧力検出部13により検出された圧力が閾値を超えるまで、加速度検出部14は、加速度センサ105を起動させないので、加速度センサ105を常時起動させている場合と比較して電力消費量を軽減させることができる。また、加速度検出部14は、加速度センサ105を起動させるまで加速度センサ105による加速度の検出結果を監視する(ウェアラブルデバイス1の加速度によるユーザ動作の検出をする)必要がない。すなわち、CPU101(マイコンシステムのCPU部分も含む)が常時加速度を監視する必要がない。また、一般的に圧力センサ104の電力消費量は、加速度センサ105の電力消費量に比較して低い。従って、ウェアラブルデバイス1は、電力消費量が増大することを抑制する(省電力性を向上させる)ことができる。
また、上述のウェアラブルデバイス1によれば、加速度検出部14がウェアラブルデバイス1のユーザによる特定の動作(例えば、POS端末20へかざす動作)を検出する前に、圧力検出部13がウェアラブルデバイス1に対する圧力を検出する。このように、圧力検出部13が、ユーザによる近距離無線通信機能のロック又はロック解除をするための動作が始まる段階(前段階)を検出する(ユーザのウェアラブルデバイス1の利用を始める始点を推測する)ので、ユーザ動作の判定始点(判定開始タイミング)を限定することができる。このように、ウェアラブルデバイス1は、ロック又はロック解除するための動作が始まる段階まで、ユーザ動作の検出を行わないので、上記のようなロック又はロック解除するための動作が始まっていないにも関わらず、誤ってユーザ動作を検出してしまうことを防止することができる。すなわち、ウェアラブルデバイス1は、ユーザの動作を精度良く検出して適切に近距離無線通信機能を制御することができる。
また、ウェアラブルデバイス1によれば、圧力検出部13が、ユーザがウェアラブルデバイス1をかざす動作の前段階(例えば、ユーザが手にこぶしを作る段階)を検出して、加速度検出部14がユーザの動作の検出を開始する。よって、事前に他の操作(例えば、プッシュスイッチの操作)をユーザにさせることなく、加速度検出部14がユーザの動作の検出を開始することができる。すなわち、ウェアラブルデバイス1は、不自然な操作をユーザに強要し、ユーザの利便性を損なうことを防止することができる。
また、ウェアラブルデバイス1によれば、加速度検出部14による検出結果に基づいて近距離無線通信機能のロック解除をした場合に、その近距離無線通信機能のロック解除をしてから予め定められた時間(解除時間)が経過した後に近距離無線通信機能をロックさせるので、近距離無線通信機能のロック解除を長時間継続してしまうことを防止できる。すなわち、ウェアラブルデバイス1は、ユーザがPOS端末20へかざしてから一定期間(サービスを受けるために必要な期間)のみ近距離無線通信をロック解除することができる。なお、機能制御部15は、ロックしてから予め定められた時間が経過した後に近距離無線通信機能をロック解除するようにしてもよい。
また、ウェアラブルデバイス1によれば、加速度検出部14による検出結果に基づいて近距離無線通信機能のロック解除をした場合に、その近距離無線通信機能のロック解除のタイミングに基づいて、加速度検出部14がユーザによる動作の検出を停止させる。これにより、加速度検出部14は、不要にユーザの動作の検出を継続することを防止することができる。
また、ウェアラブルデバイス1によれば、加速度検出部14がウェアラブルデバイス1のユーザによる動作の検出を開始してから予め定められた時間(検出停止時間)が経過した後に、加速度検出部14がユーザによる動作の検出を停止するので、加速度検出部14が長期間ユーザの動作を検出し続けることを防止することができる。
また、ウェアラブルデバイス1によれば、圧力検出部13によってユーザが装着した部分への圧力が検出されるので、圧力検出部13は、ユーザの動きによるウェアラブルデバイス1への圧力をより正確に検出することができる。すなわち、圧力検出部13は、ユーザの動作開始を適切に検出することができる。
また、ウェアラブルデバイス1によれば、加速度検出部14によって検出されたユーザ動作に基づいて、機能制御部15が近距離無線通信の機能のロック・ロック解除を制御している。このように、機能制御部15が近距離無線通信の機能のロック・ロック解除を制御することにより、不要に近距離無線通信が可能な状態を継続させることを防止することができるので、他の装置からウェアラブルデバイス1への不正アクセス(例えば、スキミング等)を防止することができる。
また、ウェアラブルデバイス1によれば、加速度検出部14が自装置の加速度又は角速度を検出した結果に基づいてユーザの動作を検出する。このように、ウェアラブルデバイス1は、自装置の加速度又は角速度を検出した結果を用いて、ユーザの動作に起因するウェアラブルデバイス1への加速度又は角速度の変化状態を適切に検出することができるので、ユーザの動作を適切に検出することができる。
1…ウェアラブルデバイス、11…近距離無線通信部、12…認証情報保持部、13…圧力検出部、14…加速度検出部、15…機能制御部、20…POS端末、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…圧力センサ、105…加速度センサ、106…通信モジュール、107…補助記憶装置。

Claims (8)

  1. 停止及び停止解除可能な機能を実行する機能制御装置であって、
    前記機能制御装置に対する圧力を検出する圧力検出手段と、
    前記圧力検出手段によって検出された圧力に基づいて、前記機能制御装置のユーザによる動作の検出を開始する動作検出手段と、
    前記動作検出手段による検出結果に基づいて、前記機能の停止又は停止解除を制御する制御手段と、
    を備える機能制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記動作検出手段による検出結果に基づいて機能の停止解除をしてから予め定められた時間が経過した後に前記機能を停止させる、請求項1に記載の機能制御装置。
  3. 前記動作検出手段は、前記制御手段によって、前記機能の停止解除又は停止されることに基づいて前記ユーザによる動作の検出を停止させる、請求項1又は2に記載の機能制御装置。
  4. 前記動作検出手段は、前記機能制御装置のユーザによる動作の検出を開始してから予め定められた時間が経過した後に、前記動作の検出を停止させる、請求項1〜3の何れか一項に記載の機能制御装置。
  5. 前記機能制御装置は、ユーザが装着可能な装置であり、
    前記圧力検出手段は、ユーザが装着した部分への圧力を検出する、請求項1〜4の何れか一項に記載の機能制御装置。
  6. 近距離無線通信を行う近距離無線通信手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記近距離無線通信手段による近距離無線通信の機能の制御を行う、請求項1〜5の何れか一項に記載の機能制御装置。
  7. 前記動作検出手段は、自装置の加速度又は角速度を検出し、検出した結果に基づいて動作を検出する、請求項1〜6の何れか一項に記載の機能制御装置。
  8. 停止及び停止解除可能な機能を実行する機能制御装置で行う機能制御方法であって、
    前記機能制御装置に対する圧力を検出する圧力検出ステップと、
    前記圧力検出ステップにおいて検出された圧力に基づいて、前記機能制御装置のユーザによる動作の検出を開始する動作検出ステップと、
    前記動作検出ステップにおける検出結果に基づいて、前記機能の停止又は停止解除を制御する制御ステップと、
    を含む機能制御方法。
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