JP6310305B2 - 端末装置及びプログラム - Google Patents
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Description
そこで、本発明の目的は、着用型の端末装置が備える装着部を用いて、ユーザが操作入力を行うための技術を提供することである。
この端末装置において、前記装着部は、鉛直上方向の成分を有する方向に向けて前記第1画像を表示してもよい。
この端末装置において、前記報知部は、前記判定部により合致すると判定された場合に、その旨をユーザへ報知してもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る端末装置の外観構成を示す斜視図である。図1に示す端末装置10は、着用型の端末装置の一例である、リストバンド型の端末装置である。端末装置10は、ユーザの腕50(図1では左手の前腕部)に装着される装着部100を備える。装着部100は、曲げやねじり等の変形可能な素材で、一方向に伸張したベルト状(帯状)の部材である。装着部100は、腕50を周回するように配置し、一端と他端を留め具等の装着部材(図示略)で接続することにより、腕50に装着される。腕50に装着されたとき、装着部100は環状である。装着部100は、腕回り方向を周方向として、腕50を周回することが可能である。ユーザは、例えば、装着部100を装着しない方の手(ここでは右手)で、装着部100を周回させる操作を行う。
また、装着部100は、画像を表示するための表示領域171を有する。表示領域171は、腕50を周回する方向(即ち、腕回り方向)に伸張方向を有し、装着部100の外周面に配置される。表示領域171は、例えば、腕100の腕回り方向の1周分に相当する長さである。
なお、端末装置10が電子決済を行ったときに、通信装置20が保有する電子マネーの少なくとも一部を用いて電子決済が行われることを、端末装置10と通信装置20とで電子マネーが共有されている、といってもよい。
装着部100上の伸張方向における各位置(絶対位置)を規定するために、図2(a),(b)に示す位置A,B,C,Dをそれぞれ定める。位置Aは、図1に示すように装着部100が装着されたときに、装着部100の環の中心Oから見て、12時の方向の位置である。中心Oから見て12時の方向は、即ち鉛直上方向のことである。以下同様に、位置Bは、中心Oから見て3時の方向の位置である。位置Cは、中心Oから見て6時の方向の位置である。位置Cは、装着部100の一端及び他端に相当し、前述した装着部材が設けられる位置である。中心Oから見て6時の方向は、即ち鉛直下方向のことである。位置Dは、中心Oから見て9時の方向の位置である。
位置Aには目印画像imaが、位置Bには目印画像imbが、位置Dには目印画像imdが、例えばインク等の着色剤を用いて予め表示(形成)されている。目印画像ima,imb,imd(第2画像)の各々は、装着部100の周回移動に応じて向く方向が変化する、ここでは線状の画像(線画像)ある。このため、目印画像ima,imb,imdの各々は、ユーザにとって装着部100上の位置を認識する上で目印となる画像である。
なお、位置Cは装着部100の両端であるから、目印画像がなくとも、ユーザは位置Cを認識することができる。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)を含む演算処理装置と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含むメインメモリとを有するマイクロコンピュータを備える。CPUは、ROM又は記憶部16に記憶されたプログラムをRAMに読み出して実行することにより、端末装置10の各部を制御する。
なお、センサ部12が加速度センサを含む場合、当該加速度センサは、装着部100の周回移動の検知、及び、装着部100に対して外部から作用した振動の検知のために兼用されてもよい。
ICチップ14は、プロセッサやアンテナ、データの読み書きに用いられるメモリ領域を有し、近接型の非接触通信を行うICチップである。例えば、端末装置10を用いて電子マネーによる電子決済が行われるとき、ICチップ14は、店舗等に設置された決済端末のリーダライタ装置と、電子決済に係る情報の送受信を行う。
記憶部16は、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)やフラッシュメモリ等の記憶装置である。記憶部16は、例えば、制御部11により実行される制御プログラムや各種のアプリケーションプログラムを記憶する。
表示部17は、例えば液晶ディスプレイを用いて構成され、表示領域171に画像を表示する。
判定部111は、センサ部12を用いて検知された装着部100の周回移動が、制御対象の機能に予め関連付けられたパターン(以下「周回パターン」という。)と合致するかどうかを判定する。周回パターンは、周回移動の類型であり、本実施形態では、周回移動の方向(周方向)及び移動量(例えば、回転角度や回転回数)の組み合わせによって特定される。周回パターンは、例えば、端末装置10に対してユーザにより設定される。
また、機能制御部112は、判定部111により周回移動が周回パターンと合致すると判定された場合に、当該周回パターンに関連付けられた機能に関する制御を行う。例えば、機能制御部112は、端末機能がロックされているときに、周回パターンに合致する周回移動を検知したと判定された場合には、当該端末機能のロックを解除する(即ちアンロックする)。
また、報知部113は、判定部111により周回移動が周回パターンと合致すると判定された場合に、その旨をユーザへ報知する。この場合も、報知部113は、バイブレータ15を制御して装着部100を振動させる。
図6は、端末装置10が行う端末機能のロック時の動作を示すフローチャートである。
まず、制御部11は、センサ部12の検知結果に基づいて、装着部100に対して外部から作用した振動の検知を行う(ステップSA1)。制御部11は、例えば、端末装置10の電源がオンで、且つ、端末機能がロックされていない期間に、この振動の検知を継続的に行う。
端末機能がロックされることにより、仮にユーザが端末装置10を紛失した場合であっても、第三者によって当該端末機能が不正に利用されるのを防止することができる。また、ユーザは、装着部100を振動させる操作により、端末機能をロックすることができ、その操作負担は小さい。
図7は、端末装置10が行う端末機能のアンロック時の動作を示すフローチャートである。図8は、端末機能をアンロックするときの端末装置10の挙動を説明する図である。以下に説明する動作の開始時点において、装着部100は、図8(a)に示すように、位置Aが中心Oから見て12時の位置にあるものとする。このとき、位置Aにおいて基準画像Pが表示されている。
まず、制御部11は、センサ部12の検知結果に基づいて、装着部100の周回移動の検知を行う(ステップSB1)。制御部11は、例えば、端末装置10の電源がオンで、且つ、端末機能がロックされている期間に、周回移動の検知を継続的に行う。
次に、制御部11は、検知した周回移動が、周回パターンと合致するかどうかを判定する(ステップSB4)。周回パターンは、例えば、時計回りに90度回転、反時計回りに45度回転、時計回りに720度回転(つまり2回転)であるが、この例に限られない。また、周回パターンは、周回移動の方向及び移動量の他に、移動の速さ等の、センサ部12で検知可能な他の物理量によって特定されてもよい。
前述したとおり、周回パターンは、周回移動の方向及び移動量の組み合わせによって特定される。また、周回パターンがユーザにより設定されることもある。よって、第三者により端末装置10が使用されようとした場合であっても、電子決済等の端末機能のロックが解除されたり、端末機能が不正に利用されたりする可能性は低い。
端末装置10は、電子決済機能以外の端末機能を制御対象として、ロック/アンロックを切り替えてもよい。
例えば、端末装置10は、ヘルスケア機能を制御対象としてもよい。この場合、制御部11は、センサ部12の検知結果に基づいて、ユーザの活動量の情報(例えば、歩数や心拍数)を通信装置20へ送信する場合に、ヘルスケア機能がアンロックされているときには、活動量の測定及び活動量の情報の送信を行い、ロックされているときには、活動量の測定及び活動量の情報の送信を禁止する。
また、端末装置10は、通信装置20の動作を確認するための確認機能を、制御対象としてもよい。この確認機能は、例えば、通信装置20で実行されるメーラの機能に関して、受信メールの有無を確認したり、通信装置20で実行される電話機能に関して、着信の有無を確認したりする機能である。この場合、確認機能がロックされているときには、端末装置10が通信装置20への問い合わせを禁止するか、又は、通信装置20が端末装置10へ確認結果を送信する処理を禁止する。
端末装置10は、通信装置20のその他の確認機能(例えば、通信装置20が行う無線通信のオンオフ設定や、電池残量を確認する機能)を制御対象として、ロック/アンロックを切り替えてもよい。
例えば、端末装置10は、装着部100の周回移動で定まる制御パラメータに従って、端末機能を制御してもよい。通信装置20の端末機能を制御対象とする場合、制御部11は、検知した周回移動に応じた制御パラメータを、通信部13を介して通信装置20へ送信する。通信装置20は、受信した制御パラメータに従って、自装置の端末機能を制御する。即ち、端末装置10は、通信装置20を制御するためのリモートコントローラ(遠隔操作端末)として機能する。
なお、端末装置10は、動画等の音楽以外のコンテンツの再生機能を制御対象としてもよい。更に、端末装置10は、コンテンツの再生機能以外の端末機能を、制御パラメータに従って制御してもよい。また、端末装置10は、装着部100の周回移動で定まる制御パラメータに従って、自端末装置の端末機能を制御してもよい。
更に、端末装置10が、装着部100を回転操作子に見立てて操作入力できるように構成されることにより、ユーザは、ダイヤル操作を行うような感覚で、端末機能を制御するための操作入力を行うことができる。
更に、装着部100の外周面には、周回移動の方向や移動量をユーザが把握するための目印画像が表示されている。また、端末装置10は、周回移動の結果をユーザへ報知する。これらを助けとして、ユーザは、端末機能を制御するための操作入力を行うことができる。
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(変形例1)
上述した実施形態では、端末装置10は、装着部100の周回移動を検知していた。この変形例の端末装置10aは、装着部100の外周面を指示する指示体(例えばユーザの指)の周回移動を検知してもよい。
図10は、本変形例に係る端末装置10aの外観構成を示す斜視図である。図10に示すように、端末装置10aは、上述した実施形態と同じ構成の装着部100の他に、装着部100に重ねて設けられた接触センサ121を備える。接触センサ121は、センサ部12の構成要素である。接触センサ121は、ここでは、装着部100の外周面の全体にわたって設けられ、装着部100に対するユーザのタッチ操作(接触操作)を検知するセンサである。接触センサ121は、例えば、電磁誘導方式又は抵抗膜方式の接触センサであるが、他方式のセンサであってもよい。
なお、この変形例では、周回移動に応じて目印画像が向く方向が変化するわけではないので、制御部11は基準画像Pを表示させないものとする。
制御部11は、接触センサ121の検知結果に基づいて、装着部100の外周面に接する指Fの周回移動の検知を行う(ステップSB1a)。次に、制御部11は、接触センサ121の検知結果に基づいて、単位移動量として1/4周の周回移動を検知したかどうかを判定する(ステップSB2a)。ステップSB2aの処理で「YES」と判定した場合、制御部11は、装着部100が1/4周の周回移動をしたことを、バイブレータ15を制御して装着部100を振動させることにより、ユーザへ報知する(ステップSB3a)。制御部11は、ステップSB3aの処理後、又は、ステップSB2aの処理で「NO」と判定した場合、周回パターンと合致する周回移動を検知したかどうかを判定する(ステップSB4a)。制御部11は、周回パターンに合致する周回移動を検知したと判定した場合には(ステップSB4a;YES)、その旨を、バイブレータ15を制御して装着部100を振動させることによりユーザへ報知する(ステップSB5a)。そして、制御部11は、端末機能をアンロックする(ステップSB6a)。
この変形例の端末装置10aによれば、ユーザは、装着部100を回転させる動作に代えて、装着部100の外周面を指Fで指示する動作によって、操作入力を行うことができる。
端末装置10は、2以上の端末装置10が連係して端末機能を制御する機能を有してもよい。
図12は、この変形例に係る端末装置10bの外観構成を示す斜視図である。図12に示す例では、端末装置10bとして、端末装置10b−1,10b−2の2台が、同一ユーザに装着されている。端末装置10b−1は、上述した装着部100と同じ構成の装着部100b−1を、端末装置10b−2は、上述した装着部100と同じ構成の100b−2をそれぞれ備える。更に、端末装置10b−1,10b−2は、通信部13を介して相互に無線通信を行う。
取得部115は、装着部100b−2における周回移動の検知結果を、通信部13を介して、端末装置10b−2から取得する。
機能制御部112は、取得部115が取得した周回移動の検知結果と、判定部111の判定結果に基づいて、周回パターンと関連付けられた端末機能に関する制御を行う。例えば、機能制御部112は、端末装置10b−1,10b−2の両方で周回パターンの周回移動が検知された場合には、端末機能に関する制御を許可し、それ以外の場合は、端末機能に関する制御を禁止又は制限する。
以上説明した機能以外の機能は、上述した実施形態と同じでよいので、ここでは説明を省略する。
まず、端末装置10b−1,10b−2は、いずれか1台がマスタとなり、他方がスレーブとなるように、事前設定を行う(ステップSB11)。例えば、ユーザが端末装置10bに対する操作入力を行って、マスタ又はスレーブを設定する。ここでは、端末装置10b−1がマスタとなり、端末装置10b−2がスレーブとなる場合の動作を説明する。
また、3台の端末装置10bが連係してもよい。3台以上で連係する場合も、いずれか1つの端末装置10bがマスタとなり、他の2以上の端末装置10bがスレーブとなって、それぞれ動作すればよい。3台以上の端末装置10bが連係する場合の各装置の動作は、以上の説明から容易に類推できるはずであり、ここでは説明を省略する。
また、この変形例において、連係する2台以上の端末装置10bのうち、マスタの端末装置10bのみが、端末機能を制御してもよい。例えば、通信装置20の端末機能を対象として確認機能を実行する場合、複数の端末装置10bが確認機能をしても、それぞれ同じ確認結果が得られてしまう。これに対し、マスタの端末装置10bのみが、確認機能を実行することにより、スレーブの端末装置10bの不要な電力消費を抑えることができる。
端末装置10は、腕50で行われた振動以外のジェスチャを検知して、端末機能を制御してもよい。ジェスチャと端末機能の制御との関係は任意に決められてよいが、ユーザにとっては、直感的なジェスチャで端末機能の制御を指示できることが望ましい。一例として、端末装置10は、腕50で行われた鍵を掛けるジェスチャを検知すると、端末機能をロックする。
端末装置10は、装着部100の周回移動が周回パターンに合致したと判定した場合に、端末機能をロックしてもよい。この場合において、端末機能をロックするときと、アンロックするときとで、周回パターンの異同は特に問わない。ただし、端末機能をロックするための周回パターンは、アンロックするための周回パターンよりも、周回移動の移動量を少なくする等して、ユーザが行うべき操作を少なくしてもよい。
端末装置10は、ユーザ認証に成功し、且つ、装着部100の周回パターンに合致する周回移動を検知した場合に、端末機能に関する制御を許可してもよい。端末装置10は、ユーザの生体認証(例えば、静脈認証や指紋認証)によりユーザの認証を行うが、他の認証アルゴリズムによるユーザ認証を行ってもよい。
上述した実施形態において、端末装置10は、腕50の腕周り方向における、装着部100の周回移動を検知していたが、この例に限られない。例えば、装着部100が、一端(即ち位置C)に、伸張方向に交差する方向に回転可能な回転操作子を含み、端末装置10が当該回転操作子の周回移動を検知してもよい。
本発明の端末装置は、リストバンド型の端末装置に限られず、ユーザの腕に装着して使用される、他の形態の端末装置であってもよい。この端末装置の一例として、ユーザの腕に装着される腕時計型の端末装置がある。腕時計型の端末装置10は、表示部と、表示部と物理的に接続された装着部とを備える。装着部は、時計バンドに相当するバンド状(帯状)の部材である。
また、本発明の端末装置は、ユーザの身体の部位として、腕以外の部位に装着される端末装置であってもよい。例えば、端末装置は、ユーザの指に装着可能な指輪型に形成された端末装置であってもよい。
上述した実施形態の端末装置10において、目印画像は、装着部100に着色剤等を用いて予め表示(形成)されていた。これに代えて、制御部11は、表示領域171に目印画像を表示するように、表示部17を制御してもよい。
上述した実施形態の構成又は動作の一部が省略されてもよい。例えば、目印画像の表示や、周回移動の検知結果をユーザへ報知する構成が省略されてもよい。
また、制御部11(報知部113)は、バイブレータ15を制御して振動させる方法に限らず、例えば、音声出力又は発光により、周回移動の検知結果をユーザへ報知してもよい。また、制御部11は、例えば装着部100に設けた圧電素子を制御して、環状の装着部100が径方向に縮小する形状を変化させて、ユーザに腕50を軽く締め付けるよう感覚を与えることにより、周回移動の検知結果をユーザへ報知してもよい。また、端末装置10が表示部17を備えなくてもよい。この場合、制御部11は基準画像を表示させる制御を行わない。
上述した各実施形態において、端末装置10の制御部11が実現する各機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の連係によって実現されうる。制御部11の機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。また、本発明は、端末装置の制御方法として把握することも可能である。
Claims (7)
- ユーザの身体の部位を周回するようにして、前記部位に装着される装着部と、
前記装着部又は前記装着部の外周面を指示する指示体の周回移動を検知する検知部と、
前記検知部が検知した前記周回移動が、制御対象の機能に予め関連付けられたパターンと合致するかどうかを判定する判定部と、
前記判定部により合致すると判定された場合に、前記機能に関する制御を行う機能制御部と
を備え、
前記装着部は、前記周回移動に応じて向く方向が変化しない第1画像と、前記周回移動に応じて向く方向が変化する第2画像を同時に表示する一の表示領域を備えることを特徴とする端末装置。 - 前記装着部は、
鉛直上方向の成分を有する方向に向けて前記第1画像を表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 前記装着部が前記周回移動する毎に、その旨をユーザへ報知する報知部
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。 - 前記報知部は、
前記判定部により合致すると判定された場合に、その旨をユーザへ報知する
ことを特徴とする請求項3に記載の端末装置。 - 前記装着部でない他の装着部の周回移動、又は、当該他の装着部の外周面を指示する指示体の周回移動の検知結果を取得する取得部を備え、
前記機能制御部は、
前記取得部が取得した前記検知結果と前記判定部の判定結果に基づいて、前記機能に関する制御を行う
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端末装置。 - 前記機能制御部は、
前記周回移動の方向及び移動量で定まる制御パラメータに従って、前記機能に関する制御を行う
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の端末装置。 - コンピュータに、
ユーザの身体の部位を周回するようにして前記部位に装着される装着部、又は、前記装着部の外周面を指示する指示体の周回移動を検知するステップと、
検知した前記周回移動が、制御対象の機能に予め関連付けられたパターンと合致するかどうかを判定するステップと、
前記周回移動が前記パターンと合致すると判定した場合に、前記機能に関する制御を行うステップと
を実行させるためのプログラムであって、
前記装着部は、前記周回移動に応じて向く方向が変化しない第1画像と、前記周回移動に応じて向く方向が変化する第2画像を同時に表示する一の表示領域を備えることを特徴とするプログラム。
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