JP2015220591A - 信号光品質測定装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号光に対する非線形雑音成分と自然放出光雑音成分とを簡易な構成で低コストに求めることを可能にする。【解決手段】パワーの異なる信号光が入力される波長可変フィルタ41と、波長可変フィルタ41を透過した光パワーを測定する測定部42と、波長可変フィルタ41の透過周波数の制御に応じて、測定部42において、前記異なるパワーの信号光のそれぞれについて異なる透過周波数で測定された光パワーに基づいて、信号光の非線形雑音成分と自然放出光雑音成分とを算出する制御部43と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、信号光品質測定装置及び方法に関する。
光伝送技術において、信号光に対する雑音成分の比率を表すOSNR(Optical Signal to Noise Ratio)を測定(「モニタ」と称してもよい。)する技術が知られている。雑音成分の算出法の一例として、下記の特許文献1及び非特許文献1に記載された算出法がある。
当該算出法では、コヒーレント光受信器を用いて、測定チャネルの逆(inverse)SNRを測定する。また、光送信側において測定チャネルの送信光パワーをk倍だけ増加して測定チャネルの逆SNRを測定する。更に、測定チャネルとは異なる他のチャネルの逆SNRを測定する。そして、各測定結果を基に、相互位相変調(XPM)成分、自己位相変調(SPM)成分、及び、自然放出光(ASE雑音)成分の順に、雑音成分を算出する。なお、XPM成分及びSPM成分は、非線形雑音成分の一例である。
米国特許第8,285,148号
Markus Mayrock and Herbert Haunstein著、"Monitoring of Linear and Nonlinear Signal Distortion in Coherent Optical OFDM Transmission"、JOURNAL OF LIGHTWAVE TECHNOLOGY, VOL.27, NO. 16, August 15, 2009、p. 3560-3566
既述の算出法では、光送信側で送信光パワーをk倍したときのパワーレベル比に相当する「k」の情報を、光受信側であるコヒーレント光受信器が入手しなくてはならない。そのため、信号光に対する非線形雑音成分とASE雑音成分とを求めるための構成が複雑化し高コストになるおそれがある。
1つの側面では、本発明の目的の1つは、信号光に対する非線形雑音成分と自然放出光雑音成分とを簡易な構成で低コストに求めることを可能にすることにある。
1つの側面において、信号光品質測定装置は、パワーの異なる信号光が入力される波長可変フィルタと、前記波長可変フィルタを透過した光パワーを測定する測定部と、前記波長可変フィルタの透過周波数の制御に応じて、前記測定部において、前記異なるパワーの信号光のそれぞれについて異なる透過周波数で測定された光パワーに基づいて、信号光の非線形雑音成分と自然放出光雑音成分とを算出する制御部と、を備える。
また、1つの側面において、信号光品質測定方法は、パワーの異なる信号光が入力される波長可変フィルタの透過周波数を制御して、前記異なるパワーの信号光のそれぞれについて異なる透過周波数の光のパワーを測定し、前記測定の結果に基づいて、信号光の非線形雑音成分と自然放出光雑音成分とを算出する。
1つの側面として、信号光に対する非線形雑音成分と自然放出光雑音成分とを簡易な構成で低コストに求めることが可能になる。
一実施形態に係る光伝送システムの構成例を示すブロック図である。 図1に例示する光伝送システムにおける信号光品質測定方法を説明するための図である。 図1に例示する光伝送システムにおける信号光品質測定方法の測定波長及び測定周波数を説明するための図である。 図1に例示する送信端ノードの構成例を示すブロック図である。 図1に例示する光伝送システムにおける信号光品質測定方法を説明するためのフローチャートである。 図4に例示する送信端ノードの制御部の構成例を示すブロック図である。 図4に例示する送信端ノードの光パワー測定部及びモニタ制御部の構成例を示すブロック図である。 図2に例示するモニタノードの光パワー測定部及びモニタ制御部の構成例を示すブロック図である。 図4、図6及び図7に例示する送信端ノードでの測定周波数の設定及び校正係数の取得に関連する処理の動作例を示すフローチャートである。 図8に例示するモニタノードでの測定周波数の設定及び校正に関連する処理の動作例を示すフローチャートである。 図8に例示するモニタノードでの第1の送信光パワーレベルでの測定処理の動作例を示すフローチャートである。 図6に例示する送信端ノードでの送信光パワーの変更処理の動作例を示すフローチャートである。 図8に例示するモニタノードでの第2の送信光パワーレベルでの測定処理の動作例を示すフローチャートである。 図1に例示する送信端ノードとモニタノードとの間の光伝送におけるレベルダイヤの一例を示す図である。 (A)は図1に例示する光伝送システムにおける信号光品質測定方法測定波長が同一波長でよいことを示す図であり、(B)は同測定波長がスーパーチャネルを成す異なる波長でよいことを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。なお、以下の実施形態で用いる図面において、同一符号を付した部分は、特に断らない限り、同一若しくは同様の部分を表す。
図1は、一実施形態に係る光伝送システムの構成例を示すブロック図である。図1に示す光伝送システムは、例示的に、N台(Nは2以上の整数)の光伝送装置2−1〜2−N(#1〜#N)と、ネットワーク制御装置3と、を備える。なお、図1の例では、N=5である。「光伝送装置」は、それぞれ、「ノード」と称してよい。
ノード2−i(iは1〜Nのいずれか)は、例示的に、図1に示すように光伝送路11を介してリング状に接続されて、光伝送システム1の一例としての光リングネットワークを形成してよい。光伝送システム1において各ノード2−i間を伝送される信号光は、複数波長の信号光が波長多重されたWDM信号光でもよいし、1波長の信号光でもよい。「波長」は、「チャネル」と称してもよい。
ネットワーク制御装置3は、各ノード2−iと通信可能に接続されて、各ノード2−iと運用、管理、保守等に関わる通信(OAM通信と称してよい。)を行なうことができる。OAM通信によって光伝送システム1全体としての設定や動作等を制御することが可能である。
以上のような構成を有する光伝送システム1において、本実施形態では、ノード2−iのいずれかにおいて、光伝送路11を通じて受信される信号光をモニタして信号光に対する非線形雑音と自然放出光雑音とを個別に求める。非線形雑音は、Non-linear Interference(NLI)雑音と称してよく、自然放出光雑音は、Amplified Spontaneous Emission(ASE)雑音と称してよい。受信される信号光をモニタするノード2−iは、便宜的に、モニタノード2−iと称してよい。
図1の例では、i=4のノード2−4(#4)が「モニタノード」に相当する。モニタノード2−4宛の信号光を送信する他のノード2−j(jは1〜Nのいずれかの整数であってj≠iである。)は、送信端ノード2−jと称してよい。図1の例では、j=1のノード2−1(#1)が「送信端ノード」に相当する。
モニタノード2−4でのモニタに際して、送信端ノード2−1は、例えば図2に模式的に示すように、モニタノード2−4宛の信号光の送信光パワーを変動させる。図2には、1波長の信号光、又は、WDM信号光が、異なる送信光パワーレベルL1及びL2の間で変更される様子を例示している。送信端ノード2−1からの送信光パワーの変更は、例えばネットワーク制御装置3によって制御されてよい。
モニタノード2−4では、送信端ノード2−1での送信光パワーの変動に応じて異なるパワーの信号光が受信される。モニタノード2−4は、当該異なるパワーの受信光をそれぞれ測定(検出)し、その測定結果を基に、NLI雑音成分とASE雑音成分とを求める。
モニタノード2−4でのモニタには、図2中に例示するように、光フィルタ41と、光パワー測定部42と、モニタ制御部43と、を含むモニタ40を用いてよい。モニタ40は、信号光品質測定装置の一例であり、受信光モニタ40と称してよい。光フィルタ41には、透過波長(透過周波数)が可変の波長可変フィルタを用いてよい。
波長可変フィルタ41の透過周波数をモニタ制御部43によって変更することで、光パワー測定部42において異なる周波数の受信光パワーを測定(検出)することができる。なお、図2において、符号44は、光伝送路11を通じて受信される光を分岐(「タップ」と称してもよい。)して分岐光の一方をモニタ光として光フィルタ41に出力する光分岐器を示す。
ここで、モニタノード2−4で受信される(別言すると、受信光モニタ40の光パワー測定部42で測定される)信号光のパワーPは、以下の数式1で表すことができる。
Figure 2015220591
数式1において、Psigは信号光成分のパワー、PASEはASE雑音成分のパワー、PNLIはNLI雑音成分のパワーをそれぞれ表す。すなわち、信号光のパワーPは、信号光成分のパワーPsigと、ASE雑音成分のパワーPASEと、NLI雑音成分のパワーPNLIと、の合計として表すことができる。
NLI雑音成分のパワーPNLIは、以下の数式2で表すことができ、信号光成分のパワーPsigの3乗に比例する。数式2においてζは、係数(「比例係数」あるいは「校正係数」と称してよい)を表す。
Figure 2015220591
一方、ASE雑音成分のパワーPASEは、以下の数式3で表すことができる。
Figure 2015220591
上記の数式1〜数式3から、受信した信号光のパワーPから、ASE雑音成分のパワーPASEと、非線形雑音成分のパワーPNLIと、を求めるには、比例係数ζを求めることができればよいことが分かる。
比例係数ζは、例示的に、既述のように送信端ノード2−1から異なる送信光パワーで送信された信号光のそれぞれについて、モニタノード2−4において異なる周波数で受光パワーを測定することで求めることができる。
例えば図3に模式的に示すように、送信端ノード2−1において、波長λ1〜λ5を含むWDM信号光の送信光パワーが異なるパワーレベルL1及びL2で送信されると仮定する。モニタノード2−4では、例示的に、測定対象の波長(例えば、λ3)の光のスペクトラムにおいて異なる複数の周波数の光パワーをそれぞれ測定する。図3には、異なる周波数f1〜f5に対応する光パワーPf1〜Pf5のうちのいずれか2以上を測定してよいことを例示している。
例えば図3において、モニタノード2−4は、測定対象の波長(以下「測定波長」とも称する。)の光スペクトラムに含まれる異なる周波数f1及びf2の光パワーPf1及びPf2を測定してよい。第1の周波数f1は、例示的に、信号光のスペクトラムにおいてパワーが最大となる周波数(例えば、中心周波数)であってよい。
異なる周波数の光パワーは、例えば、波長可変フィルタ41の透過周波数をモニタ制御部43によって変更(「スイープ」と称してもよい。)することで光パワー測定部42において測定可能である。
なお、図3に例示する測定波長に着目した光スペクトラムおいて、実線100は、NLI雑音成分を表し、実線200は、ASE雑音成分を表す。図3に例示するように、NLI雑音成分及びASE雑音成分は、測定対象の波長の信号光のスペクトラムにおいて一定であるか実質的に一定であると扱ってよい(変動を無視してよい)状況を想定する。
かかる状況において、送信光パワーレベルが第1のレベルL1のときの、測定波長の光スペクトラムに含まれる異なる周波数f1及びf2の光パワーをそれぞれPf1(L1)及びPf2(L1)で表すとする。また、送信光パワーレベルが第2のレベルL2のときの、当該測定波長の光スペクトラムに含まれる異なる周波数f1及びf2の光パワーをそれぞれPf1(L2)及びPf2(L2)で表すとする。
この場合、Pf1(L1)及びPf2(L1)は、それぞれ、以下の数式4及び数式5によって表すことができ、Pf1(L2)及びPf2(L2)は、それぞれ、以下の数式6及び数式7によって表すことができる。
Figure 2015220591
Figure 2015220591
Figure 2015220591
Figure 2015220591
ここで、上記の数式4及び数式5において、第1項のPsig(L1)は送信端ノード2−1での送信光パワーレベルが第1のレベルL1のときの信号光成分のパワーを表し、第3項は当該レベルL1のときのNLI雑音成分のパワーを表す。また、数式6及び数式7において、第1項のPsig(L2)は送信端ノード2−1での送信光パワーレベルが第1のレベルL2のときの信号光成分のパワーを表し、第3項は当該レベルL2のときのNLI雑音成分のパワーを表す。更に、数式5及び数式7において、dは校正係数を表す。校正係数dは、異なる周波数での送信光パワーレベルの差分を校正する係数である。校正係数dの求め方については後述する。
以上の数式4〜数式7から、送信端ノード2−1での送信光パワーレベルがレベルL1及びL2のときの、信号光成分のパワーPsig(L1)及びPsig(L2)は、それぞれ、以下の数式8及び数式9によって求めることができる。
Figure 2015220591
Figure 2015220591
これらの数式8及び数式9から、以下の数式10及び数式11が導出される。
Figure 2015220591
Figure 2015220591
数式11を変形した以下の数式12によって比例係数ζを求めることができる。
Figure 2015220591
数式12による比例係数ζの算出は、例示的に、図2に例示したモニタ制御部43にて実施してよい。
次に、数式12における校正係数dの求め方について説明する。
校正係数dは、例示的に、送信端ノード2−1において求めることができる。送信端ノード2−1において、送信光には、雑音は含まれないか、含まれていても無視してよい大きさであると扱ってよい。そのため、モニタノード2−4での測定周波数(例えば、f1及びf2)に対応した周波数の送信光パワーP′をそれぞれ送信端ノード2−1において測定することで、校正係数dを求めることができる。
例えば、周波数f1の送信光パワーP′f1は、以下の数式13で表すことができ、周波数f2の送信光パワーP′f2は、以下の数式14で表すことができる。
Figure 2015220591
Figure 2015220591
したがって、校正係数dは、送信端ノード2−1において測定した送信光パワーP′f1及びP′f2から、以下の数式15によって求めることができる。
Figure 2015220591
なお、送信光パワーP′f1及びP′f2は、モニタノード2−4での受信光モニタ40と同様の構成を具備するモニタによって測定可能である。例えば図4に示すように、WDM光を送信する送信端ノード2−1であれば、波長合波器(WDMカプラ)25から光伝送路11へ送信される光経路に、当該光経路を伝搬する送信光のパワーをモニタするモニタ20を備えてよい。モニタ20は、送信光モニタ20と称してよい。なお、WDMカプラ25は、WDM光を成す波長に対応した複数の光送信器24の出力光を合波してWDM光を光伝送路11へ出力する。
送信光モニタ20は、モニタノード2−4の受信光モニタ40と同様に、光フィルタ21の一例としての波長可変フィルタ21と、光パワー測定部22と、モニタ制御部23と、を備えてよい。
波長可変フィルタ21の透過周波数をモニタ制御部23によって変更することで、光パワー測定部22において異なる周波数の送信光パワーを測定(検出)することができる。なお、図4において、符号26は、光伝送路11へ送信される光をタップしてモニタ光として光フィルタ21に出力する光分岐器を示す。
数式15による校正係数dの算出は、例示的に、モニタ制御部23にて実施してよい。算出された校正係数dは、図1に例示したネットワーク制御装置3へ通知されてよい。ネットワーク制御装置3は、受信した校正係数dをモニタノード2−4の受信光モニタ40(モニタ制御部43)に通知してよい。
受信光モニタ40は、モニタ制御部43によって波長可変フィルタ41の透過周波数をスイープさせながら光パワー測定部42にて測定を行なうことで、異なる周波数f1及びf2の受信光パワーPf1及びPf2をそれぞれ測定する。
そして、モニタ制御部43は、測定された受信光パワーPf1及びPf2と、ネットワーク制御装置3から受信した校正係数dと、を基に、NLI雑音成分及びASE雑音成分のパワーを個別に求める。例えば、モニタ制御部43は、以下の数式16〜数式20でそれぞれ表される関係を基に、以下の数式21及び数式22で表される演算によって、NLI及びASEの各雑音成分のパワーを求める。
Figure 2015220591
Figure 2015220591
Figure 2015220591
Figure 2015220591
Figure 2015220591
Figure 2015220591
Figure 2015220591
以上の送信端ノード2−1での送信光パワーの変更、モニタノード2−4での受信光パワーの測定、NLI雑音成分及びASE雑音成分のパワー算出の動作例を図5に示す。図5に例示するように、モニタノード2−4は、或る送信光パワーレベル(例えば、L1)での異なる周波数(例えば、f1及びf2)の光パワーを受信光モニタ40の光パワー測定部42にて測定する(処理P11)。
光パワー測定部42によって光パワーが測定されると、モニタ制御部43が、前記の数式4、数式5及び数式8によって、測定した光パワーから信号光成分のパワーPsig(L1)を求める(処理P12)。
一方、ネットワーク制御装置3は、送信端ノード2−1に対して送信光パワーの変更を依頼する(処理P13)。送信端ノード2−1は、当該依頼の受信に応じて、例えば、ネットワーク制御装置3は、送信光パワーレベルをレベルL1からレベルL2に変更する(処理P14)。
送信端ノード2−1は、送信光パワーレベルを変更すると、その旨(送信光パワーレベル変更情報)をネットワーク制御装置3に送信する。ネットワーク制御装置3は、当該送信光パワーレベル変更情報を受信すると、モニタノード2−4に対してモニタを依頼する(処理P15)。
モニタ依頼を受信したモニタノード2−4は、送信端ノード2−1において変更された送信光パワーレベルでの、処理P11での測定周波数と同じ周波数(f1及びf2)の光パワーを光パワー測定部42にて測定する(処理P16)。
光パワー測定部42によって光パワーが測定されると、モニタ制御部43が、前記の数式6、数式7及び数式9によって、測定した光パワーから信号光成分のパワーPsig(L2)を求める(処理P17)。
異なる送信光パワーでの信号光成分の受光パワーPsig(L1)及びPsig(L2)が得られると、モニタ制御部43は、既述の数式12による演算を行なって、比例係数ζを求める(処理P18)。
比例定数ζが求まると、モニタ制御部43は、既述の数式16〜数式22に従って、NLI雑音成分及びASE雑音成分のそれぞれのパワーを算出する(処理P19)。
以上のように、送信端ノード2−1の送信光パワーを異なるパワーレベルに変動させ、モニタノード2−4において異なるパワーレベルでの異なる周波数の受光パワーをそれぞれ測定することで、NLI及びASEの各雑音成分を個別定量的に求めることができる。各雑音成分は、従来のように光送信側で送信光パワーを変動したときのパワーレベル比の情報を、モニタノード2−4が送信端ノード2−1から入手せずに、求めることができる。
NLI雑音成分とASE雑音成分とを個別に(切り分けて)求めることができるから、光信号対雑音比(OSNR)の劣化が、光パワーの変動によるNLI雑音成分の増加による影響なのか、信号光パワーの減衰によるものなのか、を容易に特定することができる。別言すると、OSNRモニタによってOSNRの劣化を検知できても、その原因を特定するのが困難であるという事態を解消できる。
なお、OSNRは、以下の数式23によって求めることができる。
Figure 2015220591
また、受信光パワー(又は送信光パワー)のモニタ40(又は20)に、光フィルタの一例である波長可変フィルタ41(又は21)を用いることで、測定周波数をフレキシブルに変更可能な光モニタを簡易な構成で低コストに実現できる。
波長可変フィルタを用いた光パワー測定は、光チャネルモニタ(OCM)や光信号対雑音比(OSNR)モニタに用いられることがある。そのため、モニタ40(又は20)は、モニタノード2−4や送信端ノード2−1に既設のOCMやOSNRモニタと共用化されてよい。したがって、上述したNLI雑音及びASE雑音の個別測定を実現するための回路規模やコストを抑えることができる。
次に、上述したNLI雑音及びASE雑音の個別測定を実現する送信端ノード2−1及びモニタノード2−4の構成例について、図6〜図8を参照して説明する。
(送信端ノード)
図6は、送信端ノード2−1の、光送信器24(図4参照)を制御する制御部27に着目した構成例を示すブロック図である。図6に示す制御部27(以下「光送信器制御部27」と称することがある。)は、例えばネットワーク制御装置3(図1参照)からの制御に応じて光送信器24の出力光パワーを制御する。
そのため、光送信器制御部27は、例示的に、光送信器制御回路271と、出力値メモリ272と、出力設定回路273と、を備える。なお、図6において、「n」は制御信号を表し、制御信号は、光送信器制御部27の動作(制御)タイミング等を制御するために用いられてよい。図7及び図8中に示す「n」も同様に動作(制御)タイミング等を制御する制御信号であると捉えてよい。
光送信器制御回路271は、例えばネットワーク制御装置3から送信された、光送信器24の出力光パワーを制御する情報(例えば、光送信器24の出力値を設定する情報)を受信し、出力値メモリ272に記憶する。
出力値メモリ272は、情報を適宜に書き込み及び読み出し可能なRAM等の記憶媒体であってよい。
出力設定回路273は、出力値メモリ272に記憶された出力値を読み出して、当該出力値を光送信器24に対して設定する。これにより、光送信器24の出力光パワーが、設定された出力値に制御される。
したがって、ネットワーク制御装置3から異なる出力値を送信端ノード2−1の光送信器制御部27(光送信器制御回路271)に与えることで、既述のように送信端ノード2−1の送信光パワーを異なるパワーレベルL1及びL2)に設定することが可能になる。
なお、光送信器制御回路271は、出力値メモリ272を介して光送信器24に対して設定した出力値を、現在の光送信器24の送信光パワーを示す情報として、ネットワーク制御装置3に通知(フィードバック)してよい。
光送信器制御回路271、出力値メモリ272及び出力設定回路273は、LSIやFPGA(Field-Programmable Gate Array)等のデジタル電気回路として一体的に(あるいは一部一体的に)構成されてよい。また、上述した光送信器制御部27の機能の一部又は全部は、モニタ制御部23の機能と共用化されても構わない。
次に、図7は、送信端ノード2−1の送信光モニタ20(図4参照)に着目した構成例を示すブロック図である。図7に示す送信光モニタ20は、既述の波長可変フィルタ21及びモニタ制御部23のほか、光パワー測定部22の一例として、フォトディテクタ(PD)221及びアナログ−デジタル変換器(ADC)222を備える。波長可変フィルタ21やPD221は、既述のように、既設のOCMやOSNRモニタと共用化されていても構わない。
PD221は、波長可変フィルタ21を透過した光の受光パワーに応じた振幅を有するアナログ電気信号を生成する。アナログ電気信号は、受光パワーに応じた電流値を例えばトランスインピーダンスアンプ(TIA)によって電圧値に変換した信号であってよい。
ADC222は、PD221から入力される、受光パワーに応じた振幅を有するアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。当該デジタル電気信号は、波長可変フィルタ21を透過した光の受光パワーの測定結果として例えばモニタ制御部23の測定値メモリ233に記憶される。
モニタ制御部23は、例えばネットワーク制御装置3からの制御に応じて波長可変フィルタ21の透過周波数を制御することで、波長可変フィルタ21からPD221に透過させる光の周波数を制御する。
例示的に、モニタ制御部23は、測定周波数設定回路231と、モニタ制御回路232と、測定値メモリ233と、校正係数(d)算出回路234と、を備える。
測定周波数設定回路231は、例えばネットワーク制御装置3からの制御信号の受信に応じて、測定周波数(例えば、既述のf1及びf2)を決定し、決定した測定周波数に波長可変フィルタ21の透過周波数を設定(制御)する。測定周波数の決定は、後述するように、測定周波数設定回路231が、波長可変フィルタ21の透過周波数をスイープ制御しながら測定される各周波数の測定値を基に自律的に実施してよい。ただし、測定周波数の設定は、ネットワーク制御装置3からの設定情報に従って実施されてもよい。
モニタ制御回路232は、例えばネットワーク制御装置3からの制御に応じて測定周波数設定回路231及び測定値メモリ234の動作タイミング等を制御する。
測定値メモリ233は、既述のようにADC222で得られた受光パワーの測定値を記憶する。測定値メモリ233は、情報を適宜に書き込み及び読み出し可能なRAM等の記憶媒体であってよい。
d算出回路234は、測定値メモリ233に記憶された受光パワーの測定値を読み出して、既述の数式15に従って校正係数dを算出する。算出した校正係数dは、校正係数算出回路234からネットワーク制御装置3へ通知されてよい。
測定周波数設定回路231、モニタ制御回路232、測定値メモリ233及び校正係数算出回路234は、LSIやFPGA等のデジタル電気回路として一体的に(あるいは一部一体的に)構成されてよい。
(モニタノード)
次に、図8は、モニタノード2−4の受信光モニタ40(図2参照)に着目した構成例を示すブロック図である。図8に示す受信光モニタ40は、既述の波長可変フィルタ41及びモニタ制御部43のほか、光パワー測定部42の一例として、PD421及びADC422を備える。波長可変フィルタ41やPD421は、既述のように、既設のOCMやOSNRモニタと共用化されていても構わない。
PD421は、波長可変フィルタ41を透過した光の受光パワーに応じた振幅を有するアナログ電気信号を生成する。アナログ電気信号は、受光パワーに応じた電流値を例えばトランスインピーダンスアンプ(TIA)によって電圧値に変換した信号であってよい。
ADC422は、PD421から入力される、受光パワーに応じた振幅を有するアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換する。当該デジタル電気信号は、波長可変フィルタ41を透過した光の受光パワーの測定結果として例えばモニタ制御部43の測定値メモリ433に記憶される。
モニタ制御部43は、例えばネットワーク制御装置3からの制御に応じて波長可変フィルタ41の透過周波数を制御することで、波長可変フィルタ41からPD421に透過させる光の周波数を制御する。
例示的に、モニタ制御部43は、送信光モニタ20と同様に、測定周波数設定回路431、モニタ制御回路432、及び、測定値メモリ433を備える。また、受信光モニタ40は、信号光成分パワー(Psig)算出回路434、比例係数(ζ)算出回路435、NLI雑音成分パワー(PNLI)算出回路436、及び、ASE雑音成分パワー(PASE)算出回路437と、を備える。
測定周波数設定回路431は、例えばネットワーク制御装置3から送信された、測定周波数(例えば、既述のf1及びf2)の設定情報を受信し、当該設定情報に相当する周波数に波長可変フィルタ41の透過周波数を設定(制御)する。なお、測定周波数設定回路431は、送信光モニタ20の測定周波数設定回路231と同様に、波長可変フィルタ41をスイープ制御して各周波数で得られる測定値を基に測定周波数の決定(校正)を実施してよい。
モニタ制御回路432は、例えばネットワーク制御装置3からの制御に応じて測定周波数設定回路431及び測定値メモリ433の動作タイミング等を制御する。
測定値メモリ433は、既述のようにADC422で得られた受光パワーの測定結果を記憶する。測定値メモリ433は、情報を適宜に書き込み及び読み出し可能なRAM等の記憶媒体であってよい。
sig算出回路434は、例えばネットワーク制御装置3から通知される校正係数dと、測定値メモリ433に記憶された受光パワーの測定結果と、を基に、既述の数式18に従って受信光の信号光成分パワーPsigを算出する。算出された信号光成分パワーPsigは、ζ算出回路435とPASE算出回路437とにそれぞれ与えられる。
ζ算出回路435は、Psig算出回路434の算出結果と、測定値メモリ433に記憶された光パワーの測定結果と、を基に、既述の数式12に従い比例係数ζを算出する。算出された比例係数ζは、PNLI算出回路436に与えられる。
NLI算出回路436は、Psig算出回路434の算出結果と、ζ算出回路436の算出結果と、を基に、既述の数式21に従ってNLI雑音成分パワーPNLIを算出する。算出されたNLI雑音成分パワーPNLIは、PASE算出回路437に与えられる。
ASE算出回路437は、Psig算出回路434の算出結果と、PNLI算出回路436の算出結果と、測定値メモリ433に記憶された受光パワーの測定結果と、を基に、既述の数式22に従ってASE雑音成分パワーPASEを算出する。
NLI算出回路436及びPASE算出回路437の算出結果の一方又は双方は、保守端末等の外部装置へ出力されてよい。外部装置は、ネットワーク制御装置3であってもよい。
(動作例)
次に、図6〜図8により上述した構成を有する送信端ノード2−1(送信光モニタ20)及びモニタノード2−4(受信光モニタ40)の動作例について、図9〜図13を参照して説明する。
図9は、送信端ノード2−1での測定周波数の設定及び校正係数dの取得に関連する処理の動作例を示すフローチャートである。図10は、モニタノード2−4での測定周波数の設定及び校正に関連する処理の動作例を示すフローチャートである。
図11は、モニタノード2−4での第1の送信光パワーレベルでの測定処理の動作例を示すフローチャートであり、図12は、送信端ノード2−1での送信光パワーの変更処理の動作例を示すフローチャートである。図13は、モニタノード2−4での第2の送信光パワーレベルでの測定処理の動作例を示すフローチャートである。
(送信端ノードでの測定周波数の設定及び校正係数dの取得)
まず、図9に例示するように、送信端ノード2−1では、測定周波数設定回路231が、測定周波数の初期設定情報に従い、波長可変フィルタ21の透過周波数を制御(設定)する(処理P21)。
これにより、光パワー測定部22(PD221及びADC222)にて測定周波数の送信光パワーが測定され、測定結果が測定値メモリ233に記憶される(処理P22)。測定値メモリ233には、測定結果と共に測定周波数の情報が記憶されてよい。記憶された測定結果は、測定周波数設定回路231によって読み出され(処理P23)、測定周波数設定回路231の内部メモリ(図示省略)に保持される(処理P24)。
次いで、測定周波数設定回路231は、測定周波数(例えば、f1及びf2)を決定するための波長可変フィルタ21のスイープが完了しているか否かを確認する(処理P25)。未完了であれば(処理P25でNOの場合)、測定周波数設定回路231は、波長可変フィルタ21の透過周波数をスイープ設定に基づく周波数(例えば、初期設定とは異なる周波数)に制御する(処理P26)。
これにより、光パワー測定部22(PD221及びADC222)にて測定周波数の送信光パワーが測定され、測定結果が測定値メモリ233に記憶される(処理P27)。記憶された測定結果は、例えば測定周波数の情報と共に測定周波数設定回路231によって読み出される(処理P28)。
測定周波数設定回路231は、測定値メモリ233から読み出した、測定周波数の送信光パワーの測定値と、内部メモリに保持した、異なる測定周波数の送信光パワーの測定値と、を比較する。比較の結果、測定値メモリ233から読み出した測定値が内部メモリに保持した測定値を超えていれば、内部メモリに保持した測定周波数及び測定値を測定値メモリ233から読み出した情報に更新する(処理P29)。
以上の処理P26〜P29は、スイープ完了まで(処理P25でYESと判定されるまで)、繰り返し実施される。これにより、波長可変フィルタ21の透過周波数がスイープ制御されつつ、各周波数の送信光パワーが測定されて、測定値が最大となる周波数がサーチされる。
波長可変フィルタ21のスイープ制御が完了すると(処理P25でYESの場合)、測定周波数設定回路231は、内部メモリに保持されている、送信光パワーの測定値が最大となる周波数を第1の測定周波数(例えば、既述のf1)に決定する。また、測定周波数設定回路231は、信号光のスペクトラムにおいて、決定した第1の測定周波数(f1)から例えば所定周波数だけずれた周波数を第2の測定周波数(例えば、既述のf2)に決定する。決定した第1及び第2の測定周波数f1及びf2の情報は、例えば、ネットワーク制御装置3へ送信される(処理P30)。
以上の測定周波数の決定処理の後、あるいは、当該決定処理と並行して、測定値メモリ233に記憶された、異なる測定周波数f1及びf2での送信光パワーの測定値がd算出回路234によって読み出される(処理P31)。
d算出回路234は、既述の数式15に従って校正係数dを算出してネットワーク制御装置3へ送信する(処理P32)。
以上のようにして、送信光モニタ20での測定周波数の決定(校正)及び校正係数dの算出が行なわれる。
(モニタノードでの測定周波数の設定)
次に、図10に例示するように、モニタノード2−4では、測定周波数設定回路431が、例えば、ネットワーク制御装置3から測定周波数(f1及びf2)の設定情報を受信する(処理P41)。設定情報を受信すると、測定周波数設定回路431は、当該設定情報に従い、波長可変フィルタ41の透過周波数を制御(設定)する(処理P42)。
これにより、光パワー測定部42(PD421及びADC422)にて測定周波数の受信光パワーが測定され、測定結果が測定値メモリ433に記憶される(処理P43)。測定値メモリ433には、測定結果と共に測定周波数の情報が記憶されてよい。記憶された測定結果は、測定周波数設定回路431によって読み出され(処理P44)、測定周波数設定回路431の内部メモリ(図示省略)に保持される(処理P45)。
なお、測定周波数設定回路431は、測定周波数(例えば、f1及びf2)を校正するために、送信光モニタ20でのスイープ制御と同様に波長可変フィルタ41をスイープ制御してもよい。
測定周波数の校正(スイープ制御)を実施する場合、測定周波数設定回路431は、波長可変フィルタ41のスイープ制御が完了しているか否かを確認する(処理P46)。未完了であれば(処理P46でNOの場合)、測定周波数設定回路431は、波長可変フィルタ41の透過周波数をスイープ設定に基づく周波数(例えば、処理P42での設定周波数とは異なる周波数)に制御する(処理P47)。
これにより、光パワー測定部42(PD421及びADC422)にて測定周波数の受信光パワーが測定され、測定結果が測定値メモリ433に記憶される(処理P48)。記憶された測定結果は、例えば測定周波数の情報と共に測定周波数設定回路431によって読み出される(処理P49)。
測定周波数設定回路431は、測定値メモリ433から読み出した、測定周波数の受信光パワーの測定値と、内部メモリに保持した、異なる測定周波数の受信光パワーの測定値と、を比較する。比較の結果、測定値メモリ433から読み出した測定値が内部メモリに保持した測定値を超えていれば、内部メモリに保持した測定周波数及び測定値を測定値メモリ433から読み出した情報に更新する(処理P50)。
以上の処理P47〜P50は、スイープ完了まで(処理P46でYESと判定されるまで)、繰り返し実施される。これにより、波長可変フィルタ41の透過周波数がスイープ制御されつつ、各周波数の送信光パワーが測定されて、測定値が最大となる周波数がサーチされる。
波長可変フィルタ41のスイープ制御が完了すると(処理P46でYESの場合)、測定周波数設定回路431は、内部メモリに保持されている、受信光パワーの測定値が最大となる周波数を第1の測定周波数(例えば、既述のf1)に決定(校正)する。また、測定周波数設定回路431は、信号光のスペクトラムにおいて、決定した第1の測定周波数(f1)から例えば所定周波数だけずれた周波数を第2の測定周波数(例えば、既述のf2)に決定(校正)する(処理P51)。
以上のようにして、受信光モニタ40での測定周波数の決定(校正)が行なわれる。波長可変フィルタ41のスイープ制御に応じて光パワー測定部42にて測定される光パワーが最大となる周波数を第1の(測定)周波数に決定することで、パワーモニタの感度を向上できる。また、第1の測定周波数から所定周波数だけずれた周波数を第2の測定周波数に決定することで、モニタ制御を簡易化できる。
(第1の送信光パワーレベルでのモニタ)
上述のようにモニタノード2−4(測定周波数設定回路431)において第1及び第2の測定周波数が決定すると、測定周波数設定回路431は、図11に例示するように、波長可変フィルタ41の透過周波数を第1の測定周波数(例えば、f1)に設定する(処理P61)。
これにより、光パワー測定部42(PD421及びADC422)にて測定周波数f1の受信光パワーが測定され、測定結果が測定値メモリ433に記憶される(処理P62)。当該測定結果は、第1の送信光パワーレベル(L1)での第1の測定周波数f1の測定値Pf1(L1)として測定値メモリ433に記憶される。
記憶された測定値Pf1(L1)は、Psig算出回路434、ζ算出回路435、PNLI算出回路436、及び、PASE算出回路437によってそれぞれ読み出される(処理P63)。
次いで、測定周波数設定回路431は、波長可変フィルタ41の透過周波数を第2の測定周波数(例えば、f2)に設定する(処理P64)。
これにより、光パワー測定部42(PD421及びADC422)にて測定周波数f2の受信光パワーが測定され、測定結果が測定値メモリ433に記憶される(処理P65)。当該測定結果は、第1の送信光パワーレベルL1での第2の測定周波数f2の測定値Pf2(L1)として測定値メモリ433に記憶される。
記憶された測定値Pf2(L1)は、Psig算出回路434及びζ算出回路435によってそれぞれ読み出される(処理P66)。
次いで、モニタ制御回路432が、例えばネットワーク制御装置3へ送信端ノード2−1の光送信器24の出力光パワーレベルの変更依頼を制御信号にて送信する(処理P67)。
(送信光パワーの変更処理)
ネットワーク制御装置3は、上述した出力光パワーレベルの変更依頼を受信すると、図12に例示するように、送信端ノード2−1の光送信器制御回路271(図6参照)に対して出力値の変更依頼を制御信号にて送信する(処理P71)。
光送信器制御回路271は、受信した制御信号において示される出力値(例えば、第2の送信光パワーレベルL2に相当する値)を出力値メモリ272に記憶する(処理P72)。出力値メモリ272に記憶された出力値は、出力設定回路273によって読み出される。出力設定回路273は、読み出した出力値を光送信器24に与えて光送信器24の出力光パワーレベルをレベルL2に設定する(処理P73)。
一方、光送信器制御回路271は、光送信器24の出力光パワーレベルの変更が完了した旨を制御信号にてネットワーク制御装置3へ送信する(処理P74)。
(第2の送信光パワーレベルでのモニタ)
上述のようにして送信端ノード2−1の送信光パワーレベルがレベルL1からレベルL2に変更された後、モニタノード2−4では、図11に例示したモニタ処理と同様のモニタ処理を実施する。
例えば図13に示すように、モニタノード2−4の測定周波数設定回路431は、波長可変フィルタ41の透過周波数を第1の測定周波数(例えば、f1)に設定する(処理P81)。
これにより、光パワー測定部42(PD421及びADC422)にて測定周波数f1の受信光パワーが測定され、測定結果が測定値メモリ433に記憶される(処理P82)。当該測定結果は、第2の送信光パワーレベル(L2)での第1の測定周波数f1の測定値Pf1(L2)として測定値メモリ433に記憶される。
記憶された測定値Pf1(L2)は、Psig算出回路434、ζ算出回路435、PNLI算出回路436、及び、PASE算出回路437によってそれぞれ読み出される(処理P83)。
次いで、測定周波数設定回路431は、波長可変フィルタ41の透過周波数を第2の測定周波数(例えば、f2)に設定する(処理P84)。
これにより、光パワー測定部42(PD421及びADC422)にて測定周波数f2の受信光パワーが測定され、測定結果が測定値メモリ433に記憶される(処理P85)。当該測定結果は、第2の送信光パワーレベルL2での第2の測定周波数f2の測定値Pf2(L2)として測定値メモリ433に記憶される。
記憶された測定値Pf2(L2)は、Psig算出回路434によって読み出される(処理P86)。また、Psig算出回路434には、ネットワーク制御装置3から校正係数dが入力される(処理P87)。
sig算出回路434は、既述の数式8に従って信号光成分パワーPsig(L1)を算出し、算出結果をζ算出回路435、PNLI算出回路436及びPASE算出回路437のそれぞれに出力する(処理P88)。
また、Psig算出回路434は、既述の数式9に従って信号光成分パワーPsig(L2)を算出し、算出結果をζ算出回路435に出力する(処理P89)。なお、処理P88と処理P89とは並行して実施してよい。
ζ算出回路435は、既述の数式12に従って比例係数ζを算出し、算出した比例係数ζをPNLI算出回路436に出力する(処理P90)。
NLI算出回路436は、既述の数式21に従ってNLI雑音成分パワーPNLIを算出してPASE算出回路437に出力する(処理P91)。
ASE算出回路437は、既述の数式22に従ってASE雑音成分パワーPASEを算出する(処理P92)。
以上にようにして、送信端ノード2−1において送信信号光パワー(Psig)を異なるパワーに変動させ、モニタノード2−4においてモニタされる、異なる受信信号光パワーから数式12により比例係数ζを算出する。そして、算出した比例係数ζから数式21及び数式22に従って、NLI雑音成分パワー(PNLI)とASE雑音成分パワー(PASE)とを個別的に求めることができる。
NLI雑音成分パワー(PNLI)とASE雑音成分パワー(PASE)とを個別的に求めることができるから、既述の数式23によって受信信号光のOSNRを詳細に求めることができる。
なお、上述した実施形態では、図3に例示したように、測定波長の光スペクトラムにおいてASE雑音成分が一定であるか、実質的に一定であると扱ってよい(変動を無視してよい)状況を想定した。
ASE雑音成分は、送信端ノード2−1とモニタノード2−4との間に設けられた中継ノードに用いられる、光増幅器の増幅利得や波長選択スイッチ(WSS)等の挿入損失に応じた光減衰率等を一定にすることで、一定にできる。
例えば図14に模式的に示すように、送信端ノード2−1とモニタノード2−4との間に、2つの中継ノード2−5及び2−6が設けられているとする。ただし、中継ノード数は、1でもよいし3以上でもよい。図14の例では、各中継ノード2−5及び2−6での光増幅器の増幅利得やWSS等の挿入損失に応じた光減衰率を一定にすることで、各中継スパンでの信号光のレベルダイヤを変化させないようにすることができる。
レベルダイヤが変更される場合には、異なるレベルダイヤにおいて上述した実施形態を適用すればよい。例えば、各レベルダイヤ設定後に、中継ノード2−5及び2−6において、増幅利得やWSS等の挿入損失に応じた光減衰率を維持しながら、送信端ノード2−1の送信信号光パワーの変更と、モニタノード2−4での受光パワーモニタと、を実施すればよい。
また、上述した実施形態では、図2、図3及び図15(A)に例示するように、同一波長の信号光の異なるパワーレベルをモニタしたが、図15(B)に例示するように、異なる波長の信号光の異なるパワーレベルをモニタしてもよい。
例えば、スーパーチャネルを成す波長群は、同じ伝送路条件で伝送されると考えてよいから、ASE雑音成分及び比例係数ζも各波長で等しいと扱える場合がある。この場合、校正係数d、比例係数ζ、信号光パワー(Psig)、NLI雑音成分パワー(PNLI)及びASE雑音成分パワー(PASE)は、それぞれ既述の計算式及び算出方法を用いて算出することが可能である。
1 光伝送システム
2−1〜2−N 光伝送装置(ノード)
3 ネットワーク制御装置
11 光伝送路
20 モニタ(送信光モニタ)
21 波長可変フィルタ
22 光パワー測定部
221 フォトディテクタ(PD)
222 アナログ−デジタル変換器(ADC)
23 モニタ制御部
231 測定周波数設定回路
232 モニタ制御回路
233 測定値メモリ
234 校正係数(d)算出回路
24 光送信器
25 波長合波器(WDMカプラ)
27 制御部(光送信器制御部)
271 光送信器制御回路
272 出力値メモリ
273 出力設定回路
40 モニタ(受信光モニタ(信号光品質測定装置))
41 光フィルタ(波長可変フィルタ)
42 光パワー測定部
421 フォトディテクタ(PD)
422 アナログ−デジタル変換器(ADC)
43 モニタ制御部
431 測定周波数設定回路
432 モニタ制御回路
433 測定値メモリ
434 信号光成分パワー(Psig)算出回路
435 比例係数(ζ)算出回路
436 NLI雑音成分パワー(PNLI)算出回路
437 ASE雑音成分パワー(PASE)算出回路

Claims (6)

  1. パワーの異なる信号光が入力される波長可変フィルタと、
    前記波長可変フィルタを透過した光パワーを測定する測定部と、
    前記波長可変フィルタの透過周波数の制御に応じて、前記測定部において、前記異なるパワーの信号光のそれぞれについて異なる透過周波数で測定された光パワーに基づいて、信号光の非線形雑音成分と自然放出光雑音成分とを算出する制御部と、を備えた、信号光品質測定装置。
  2. 前記制御部は、前記透過周波数をスイープ制御し、前記スイープ制御に応じて前記測定部にて測定される光パワーが最大となる周波数を、前記異なる周波数の1つである第1周波数に決定する、請求項1に記載の信号光品質測定装置。
  3. 前記制御部は、前記信号光のスペクトラムにおいて前記第1周波数に対して所定周波数だけずれた周波数を第2周波数に決定する、請求項2に記載の信号光品質測定装置。
  4. 前記パワーの異なる信号光が、同一波長の信号光である、請求項1に記載の信号品質測定装置。
  5. 前記パワーの異なる信号光が、スーパーチャネルを成す異なる波長の信号光である、請求項1に記載の信号品質測定装置。
  6. パワーの異なる信号光が入力される波長可変フィルタの透過周波数を制御して、前記異なるパワーの信号光のそれぞれについて異なる透過周波数の光のパワーを測定し、
    前記測定の結果に基づいて、信号光の非線形雑音成分と自然放出光雑音成分とを算出する、信号光品質測定方法。
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