JP2015220345A - コイルユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルユニットのコイル以外の部分に起因する漏洩磁界を低減することができるコイルユニットを提供すること。【解決手段】コイルユニットLtu1は、ワイヤレス電力伝送を行うためのコイルユニットLtu1であって、互いに離間して配置された複数のコイルLt(Lt1,Lt2)と、複数のコイルLt(Lt1,Lt2)同士を電気的に接続する、絶縁体で被覆された接続線La1と、を備え、接続線La1は、周囲に電磁遮蔽部材Sa1が配設されている。【選択図】図3

Description

本発明は、ワイヤレスで電力を伝送するためのコイルユニットに関するものである。
近年、ケーブル等の機械的接触なしで電力を送電するために、相対させた1次(送電)コイルと2次(受電)コイルの間の電磁誘導作用を利用したワイヤレス電力伝送技術が注目されており、電気自動車(EV:Electric Vehicle)やプラグインハイブリッド車(PHEV:Plug−in Hybrid Electric Vehicle)に搭載された二次電池を充電するための給電装置としての利用の拡大が見込まれている。
しかしながら、ワイヤレス電力伝送技術を電気自動車等のパワーエレクトロニクス装置における充電装置へ適応した場合においては、大電力伝送が要求されるためにコイルに大電流を流す必要があることから、コイルから離れた場所に形成される漏洩磁界強度も高くなり、周囲の電子機器等に悪影響を及ぼす電磁波障害が生じる虞があった。
これに対して、特許文献1では、複数のコイルを含み、対向配置される第1の共振コイルと電磁共鳴を行なうための第2の共振コイルを備え、複数のコイルのうちの第1のコイルは、複数のコイルのうちの第1のコイルと異なる他のコイルの少なくとも1つとは、第1の共振コイルに対向する面に対して、発生する磁界が逆位相となるように配置されるコイルユニットにより、漏洩電磁場を低減する技術が提案されている。
特開2011−234496号公報
ところで、特許文献1に開示される技術では、第2の共振コイルが直列あるいは並列に接続した複数のコイルにより構成されているため、コイルに大電流を流すと複数のコイル間の接続部分に流れる電流も大きくなり、この接続部分のインダクタンスが比較的小さくても、接続部分により形成される漏洩磁界の強度が高くなる虞があった。しかしながら、特許文献1に開示される技術では、複数のコイル間の接続部分により形成される漏洩磁界に対して何ら検討されておらず、コイルに大電流を流した場合、コイル以外の部分に起因する意図しない漏洩磁界が形成されてしまうという課題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、コイルユニットのコイル以外の部分に起因する不要な漏洩磁界を低減することができるコイルユニットを提供することを目的とする。
本発明に係るコイルユニットは、ワイヤレス電力伝送を行うためのコイルユニットであって、互いに離間して配置された複数のコイルと、複数のコイル同士を電気的に接続する、絶縁体で被覆された接続線と、を備え、接続線は、周囲に電磁遮蔽部材が配設されていることを特徴とする。
本発明によれば、複数のコイル同士を電気的に接続する接続線は、絶縁体で被覆されており、さらにその周囲に電磁遮蔽部材が配設されている。そのため、電磁遮蔽部材により、接続線に電流が流れたときに、接続線の周囲に発生する磁界は、外部に漏れることが抑制される。その結果、コイルユニットのコイル以外の部分に起因する不要な漏洩磁界を低減することができる。
好ましくは、複数のコイルを外部機器と接続する、絶縁体で被覆された引出し線をさらに備え、引出し線は、周囲に電磁遮蔽部材が配設されているとよい。この場合、引出し線に電流が流れることにより引出し線の周囲に発生する磁界は、電磁遮蔽部材により、外部に漏れることが抑制される。その結果、コイルユニットのコイル以外の部分に起因する不要な漏洩磁界をより一層低減することができる。
以上のように、本発明によれば、コイルユニットのコイル以外の部分に起因する不要な漏洩磁界を低減することができるコイルユニットを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るコイルユニットが適用されるワイヤレス電力伝送システムの電気的な構成を負荷とともに示すシステム構成模式図である。 本発明の第1実施形態に係るコイルユニットを受電コイルとともに示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るコイルユニットを受電コイルとともに示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るコイルユニットが適用されるワイヤレス電力伝送システムの電気的な構成を負荷とともに示すシステム構成模式図である。 本発明の第2実施形態に係るコイルユニットを受電コイルとともに示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るコイルユニットを受電コイルとともに示す断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1〜3を参照して、本発明の第1実施形態に係るコイルユニットが適用されるワイヤレス電力伝送システムS1の構成について説明する。なお、本実施形態に係るコイルユニットは、ワイヤレス電力伝送システムの受電コイルユニットとしても適用可能であるが、本説明においては、本実施形態に係るコイルユニットをワイヤレス電力伝送システムの送電コイルユニットとして適用した例を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るコイルユニットが適用されるワイヤレス電力伝送システムの電気的な構成を負荷とともに示すシステム構成模式図である。図2は、本発明の第1実施形態に係るコイルユニットを受電コイルとともに示す斜視図である。図3は、本発明の第1実施形態に係るコイルユニットを受電コイルとともに示す断面図である。
ワイヤレス電力伝送システムS1は、図1に示されるように、電源PWと、インバータINVと、コイルユニットLtu1と、受電コイルLrと、整流回路DBと、を備える。
電源PWは、直流電力を後述するインバータINVに供給する。電源PWとしては、直流電力を出力するものであれば特に制限されず、商用交流電源を整流・平滑した直流電源、二次電池、太陽光発電した直流電源、あるいはスイッチングコンバータ等のスイッチング電源装置などが挙げられる。
インバータINVは、電源PWから供給される入力直流電力を交流電力に変換する機能を有している。インバータINVとしては、複数のスイッチング素子がブリッジ接続されたスイッチング回路から構成される。このスイッチング回路を構成するスイッチング素子としては、例えばMOS−FET(Metal Oxide Semiconductor−Field Effect Transistor)やIBGT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの素子が挙げられる。インバータINVは、電源PWから供給される入力直流電力を交流電力に変換し、後述するコイルユニットLtu1に供給する。なお、インバータINVとコイルユニットLtu1の間には、回路の力率を向上させるためのキャパシタ(図示しない)が挿入されてもよい。
コイルユニットLtu1は、インバータINVから供給された電力を後述する受電コイルLrに送電する機能を有する。本実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムS1を電気自動車などの車両への給電設備に適用した場合、コイルユニットLtu1は、電源PW、インバータINVとともに地上または地中に配置されることとなる。なお、コイルユニットLtu1の具体的な構成については後述する。
受電コイルLrは、コイルユニットLtu1から送電された電力を受電する機能を有する。本実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムS1を電気自動車などの車両への給電設備に適用した場合、受電コイルLrは、車両下部に搭載されることとなる。なお、受電コイルLrの具体的な構成については後述する。
整流回路DBは、受電コイルLrが受電した交流電力を直流電力に整流する機能を有している。整流回路DBとしては、ダイオードブリッジを用いた全波整流機能と、コンデンサ及び三端子レギュレータを用いた電力平滑化機能を備えた変換回路などが挙げられる。この整流回路DBにより整流された直流電力は、負荷Rに出力される。ここで、負荷Rとしては、本実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムS1を電気自動車などの車両への給電設備に適用した場合、車両が有する二次電池が挙げられる。なお、本実施形態に係るワイヤレス電力伝送システムS1を電気自動車などの車両への給電設備に適用した場合、整流回路DBは、車両に搭載されることとなる。
このような構成を備えることにより、コイルユニットLtu1と受電コイルLrが対向することで、ワイヤレスにて電力が伝送されるワイヤレス電力伝送システムS1が実現される。
続いて、本発明の第1実施形態に係るコイルユニットLtu1と受電コイルLrの構成について詳細に説明する。
コイルユニットLtu1は、複数のコイルLtと、磁性コアCtと、接続線La1と、複数の引出し線Lbと、複数の絶縁部材Iと、を備える。
複数のコイルLtは、互いに離間して配置されたコイルLt1とコイルLt2から構成されている。図2に示されるように、本実施形態では、コイルLt1は、巻線Wt1が平面状に巻回されたスパイラルコイルであり、コイルLt2は、巻線Wt2が平面状に巻回されたスパイラルコイルである。ここで、巻線Wt1と巻線Wt2は、それぞれ銅やアルミニウムで構成された導線を絶縁体で被覆された絶縁被覆導体で構成されており、巻線Wt1の巻回方向と巻線Wt2の巻回方向は互いに逆向きとなっている。このように構成されるコイルLt1とコイルLt2は、コイルユニットLtu1と受電コイルLrとの対向方向と直交する方向の同一平面上に並置されている。なお、コイルLt1とコイルLt2の巻数や配置間隔は、コイルユニットLtu1と受電コイルLrとの間の距離や所望の電力伝送効率などに基づいて適宜設定される。
磁性コアCt1は、図3に示されるように、略U次状を呈しており、複数のコイルLtの受電コイルLrと対向する側とは反対側に沿って配置された板状部分と、板状部分の一方の端部からコイルLt1の中心軸を通り、受電コイルLr方向に伸びる突起部分と、板状部分の他方の端部からコイルLt2の中心軸を通り、受電コイルLr方向に伸びる突起部分から構成されている。この磁性コアCt1は、コイルLt1,Lt2のインダクタンスを高め、電力伝送のための磁束を効率よく発生させる役割を果たす。このような磁性コアCt1としては、比透磁率の高いフェライトなどの磁性体で構成されていると好ましい。
接続線La1は、複数のコイルLt同士を電気的に接続する機能を有する。具体的には、接続線La1は、一端がコイルLt1の巻線Wt1の外周側端部と接続され、他端がコイルLt2の巻線Wt2の外周側端部と接続されている。すなわち、接続線La1は、コイルLt1とコイルLt2を電気的に直列に接続している。この接続線La1は、銅やアルミニウムなどの導線を絶縁体で被覆された線材Wa1から構成されている。本実施形態では、接続線La1は、周囲に電磁遮蔽部材Sa1が配設されている。つまり、接続線La1は、内側から導線、絶縁体、電磁遮蔽部材Sa1の順に層状に設けられていることとなる。この電磁遮蔽部材Sa1は、銅やアルミニウムなどの導体により構成されている。これにより、接続線La1に電流が流れたとき、電磁遮蔽部材Sa1に誘導電流や渦電流などが生じ、接続線La1により形成される磁界が打ち消される。その結果、接続線La1の周囲に漏洩磁界が形成されることが抑制される。なお、接続線La1の線材Wa1とコイルLt1,Lt2の巻線Wt1,Wt2は、絶縁体で被覆された同一の導線で一体的に構成してもよく、別々に構成してもよい。接続線La1の線材Wa1とコイルLt1,Lt2の巻線Wt1,Wt2を絶縁体で被覆された同一の導線で構成する場合は、接続線La1に相当する部分のみに電磁遮蔽部材Sa1が配設されていればよい。
複数の引出し線Lbは、複数のコイルLtと外部機器を接続する機能を有する。本実施形態では、コイルLt1と外部機器を接続する引出し線Lb1と、コイルLt2と外部機器を接続する引出し線Lb2から構成されている。具体的には、引出し線Lb1は、一端がコイルLt1の巻線Wt1の内周側端部に接続され、他端がインバータINVの出力端子に接続されている。同様に、引出し線Lb2は、一端がコイルLt2の巻線Wt2の内周側端部に接続され、他端がインバータINVの出力端子に接続されている。つまり、引出し線Lb1,Lb2は、コイルLt1,Lt2とインバータINVを電気的に接続する役割を果たすこととなる。この引出し線Lb1,Lb2は、それぞれ銅やアルミニウムなどの導線を絶縁体で被覆された線材Wb1,Wb2から構成されている。本実施形態では、引出し線Lb1,Lb2は、周囲に電磁遮蔽部材Sb1,Sb2が配設されている。つまり、引出し線Lb1は、内側から導線、絶縁体、電磁遮蔽部材Sb1の順に層状に設けられ、引出し線Lb2は、内側から導線、絶縁体、電磁遮蔽部材Sb2の順に層状に設けられていることとなる。この電磁遮蔽部材Sb1,Sb2は、銅やアルミニウムなどの導体により構成されている。これにより、引き出線Lb1,Lb2に電流が流れたとき、電磁遮蔽部材Sb1,Sb2に誘導電流や渦電流などが生じ、引出し線Lb1,Lb2により形成される磁界が打ち消される。その結果、引き出線Lb1,Lb2の周囲に漏洩磁界が形成されることが抑制される。なお、引出し線Lb1,Lb2の線材Wb1,Wb2とコイルLt1,Lt2の巻線Wt1,Wt2は、絶縁体で被覆された同一の導線で一体的に構成してもよく、別々に構成してもよい。引出し線Lb1,Lb2の線材Wb1,Wb2とコイルLt1,Lt2の巻線Wt1,Wt2を絶縁体で被覆された同一の導線で構成する場合は、引出し線Lb1,Lb2に相当する部分のみに電磁遮蔽部材Sb1,Sb2が配設されていればよい。
複数の絶縁部材Iは、接続線La1と磁性コアCt1との間であって接続線La1の延在方向に沿って配置される絶縁部材Ia1と、引出し線Lb1とコイルLt1との間であって引出し線Lb1の延在方向に沿って配置される絶縁部材Ib1と、引出し線Lb2とコイルLtとの間であって引出し線Lb2の延在方向に沿って配置される絶縁部材Ib2と、を有する。絶縁部材Ia1は、接続線La1の電磁遮蔽部材Sa1と磁性コアCt1との電位を区別し、電磁遮蔽部材Sa1と磁性コアCt1との間の放電を防ぐ役割を果たす。これにより、接続線La1の周囲に発生する磁界が電磁遮蔽部材Sa1の誘導電流や渦電流などで打ち消され、電磁遮蔽部材Sa1の外部に漏れることがより確実に抑制される。絶縁部材Ib1,Ib2は、引き出線Lb1,Lb2の電磁遮蔽部材Sb1,Sb2とコイルLt1,Lt2との電位を区別し、電磁遮蔽部材Sb1,Sb2とコイルLt1,Lt2との間の放電を防ぐ役割を果たす。これにより、引き出線Lb1,Lb2の周囲に発生する磁界が電磁遮蔽部材Sb1,Sb2の誘導電流や渦電流などで打ち消され、電磁遮蔽部材Sb1,Sbの外部に漏れることがより確実に抑制される。
受電コイルLrは、磁性コアCrに巻線Wrが螺旋状に巻回されたソレノイドコイルである。受電コイルLrの軸方向は、コイルユニットLtu1と受電コイルLrとの対向方向と直交する方向であって、コイルユニットLtu1の複数のコイルLt1,Lt2の並び方向と平行な方向となっている。巻線Wrは、銅やアルミニウムで構成された導線を絶縁体で被覆した絶縁被覆導体で構成されている。受電コイルLrの巻数は、コイルユニットLtu1と受電コイルLrとの間の距離や所望の電力伝送効率などに基づいて適宜設定される。
続いて、本実施形態におけるワイヤレス電力伝送と漏洩磁界低減の原理について説明する。コイルユニットLtu1がインバータINVから電力を供給され、コイルLt1,Lt2に電流が流れたとき、コイルLt1,Lt2の周囲には磁界が形成される。ここで、コイルLt1の巻線Wt1の巻回方向とコイルLt2の巻線Wt2の巻回方向は互いに逆向きであるため、コイルLt1,Lt2は、磁性コアCtを通過しつつ、コイルLt1,Lt2をともに鎖交する磁束を発生する。この磁束が受電コイルLrにも鎖交することで、受電コイルLrに起電力が生じる。そして、受電コイルLrに生じた起電力は整流回路DBで整流され負荷Rに供給される。
このとき、コイルユニットLtu1において、接続線La1および引出し線Lb1,Lb2にも電流が流れ、接続線La1および引出し線Lb1,Lb2の周囲にも磁界が形成されることとなる。しかし、これらの磁界によって生じる磁束は、接続線La1および引出し線Lb1,Lb2の周りを周回するので、受電コイルLrには鎖交しない。つまり、接続線La1および引出し線Lb1,Lb2に流れる電流によって形成される磁界は、ワイヤレス電力伝送には寄与しない漏洩磁界となる。本実施形態では、接続線La1の周囲に電磁遮蔽部材Sa1が配設されているため、接続線La1に電流が流れたとき、電磁遮蔽部材Sa1に誘導電流や渦電流などが生じ、接続線La1により形成される磁界が打ち消される。その結果、接続線La1の周囲に漏洩磁界が形成されることが抑制される。また、本実施形態では、引き出線Lb1,Lb2の周囲に電磁遮蔽部材Sb1,Sb2が配設されているため、引き出線Lb1,Lb2に電流が流れたとき、電磁遮蔽部材Sb1,Sb2に誘導電流や渦電流などが生じ、引き出線Lb1,Lb2により形成される磁界が打ち消される。その結果、引き出線Lb1,Lb2の周囲に漏洩磁界が形成されることが抑制される。
以上のように、本実施形態に係るコイルユニットLtu1は、複数のコイルLtと、複数のコイルLt同士を電気的に接続する、接続線La1を備え、接続線La1は、周囲に電磁遮蔽部材Sa1が配設されている。そのため、電磁遮蔽部材Sa1により、接続線La1に電流が流れたときに、接続線La1の周囲に発生する磁界は、外部に漏れることが抑制される。その結果、コイルユニットLtu1のコイルLt1,Lt2以外の部分に起因する不要な漏洩磁界を低減することができる。
また、本実施形態に係るコイルユニットLtu1においては、複数のコイルLtを外部機器と接続する、絶縁体で被覆された引出し線Lb1,Lb2をさらに備え、引出し線Lb1,Lb2は、周囲に電磁遮蔽部材Sb1,Sb2が配設されている。そのため、引出し線Lb1,Lb2に電流が流れることにより引出し線Lb1,Lb2の周囲に発生する磁界は、電磁遮蔽部材Sb1,Sb2により、外部に漏れることが抑制される。その結果、コイルユニットLtu1のコイルLt1,Lt2以外の部分に起因する不要な漏洩磁界をより一層低減することができる。
(第2実施形態)
次に、図4〜図6を参照して、本発明の第2実施形態に係るコイルユニットが適用されるワイヤレス電力伝送システムS2の構成について説明する。なお、本実施形態に係るコイルユニットは、ワイヤレス電力伝送システムの受電コイルユニットとしても適用可能であるが、本説明においては、本実施形態に係るコイルユニットをワイヤレス電力伝送システムの送電コイルユニットとして適用した例を用いて説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係るコイルユニットが適用されるワイヤレス電力伝送システムの電気的な構成を負荷とともに示すシステム構成模式図である。図5は、本発明の第2実施形態に係るコイルユニットを受電コイルとともに示す斜視図である。図6は、本発明の第2実施形態に係るコイルユニットを受電コイルとともに示す断面図である。
ワイヤレス電力伝送システムS2は、図4に示されるように、電源PWと、インバータINVと、コイルユニットLtu2と、受電コイルLrと、整流回路DBと、を備える。なお、電源PWと、インバータINVと、受電コイルLrと、整流回路DBの構成は、第1実施形態のワイヤレス電力伝送システムS1と同様である。本実施形態においては、第1実施形態のワイヤレス電力伝送システムS1のコイルユニットLtu1に代えてコイルユニットLtu2を備える点において第1実施形態のワイヤレス電力伝送システムS1と相違する。以下、第1実施形態のワイヤレス電力伝送システムS1と異なる点を中心に説明する。
コイルユニットLtu2は、複数のコイルLtと、磁性コアCt2と、複数の接続線Laと、複数の引出し線Lbと、複数の絶縁部材Iと、を備える。
複数のコイルLtは、互いに離間して配置されたコイルLt3とコイルLt4とコイルLt5から構成されている。図5に示されるように、本実施形態では、コイルLt3は、後述する磁性コアCt2に巻線Wt3が螺旋状に巻回されたソレノイドコイルであり、コイルLt4は、後述する磁性コアCt2に巻線Wt4が螺旋状に巻回されたソレノイドコイルであり、コイルLt5は、後述する磁性コアCt2に巻線Wt5が螺旋状に巻回されたソレノイドコイルである。ここで、巻線Wt3と巻線Wt4と巻線Wt5は、それぞれ銅やアルミニウムで構成された導線を絶縁体で被覆された絶縁被覆導体で構成されており、巻線Wt3の巻回方向と巻線Wt4の巻回方向は互いに逆向きであり、巻線Wt4の巻回方向と巻線Wt5の巻回方向は互いに逆向きとなっている。つまり、巻線Wt3の巻回方向と巻線Wt5の巻回方向は互いに同じ向きとなっている。このように構成されるコイルLt3とコイルLt4とコイルLt5は、コイルユニットLtu2と受電コイルLrとの対向方向と直交する方向にコイルLt3、コイルLt4、コイルLt5の順に配置されており、コイルLt3の軸方向とコイルLt4の軸方向とコイルLt5の軸方向は一致している。なお、コイルLt3とコイルLt4とコイルLt5の巻数や配置間隔は、コイルユニットLtu2と受電コイルLrとの間の距離や所望の電力伝送効率などに基づいて適宜設定される。
磁性コアCt2は、図5および図6に示されるように、略直方体状を呈しており、コイルLt3、コイルLt4、およびコイルLt5の中心軸を貫通するように伸びている。すなわち、磁性コアCt2の長手方向は、受電コイルLrの軸方向と平行な方向となっており、コイルユニットLtu2と受電コイルLrの対向方向と直交する方向となっている。この磁性コアCt2は、コイルLt3,Lt4,Lt5のインダクタンスを高め、電力伝送のための磁束を効率よく発生させる役割を果たす。このような磁性コアCt2としては、比透磁率の高いフェライトなどの磁性体で構成されていると好ましい。
複数の接続線Laは、複数のコイルLt同士を電気的に接続する機能を有する。具体的には、一端がコイルLt3の巻線Wt3の一方の端部に接続され、他端がコイルLt4の巻線Wt4の一方の端部に接続される接続線La2と、一端がコイルLt4の巻線Wt4の他方の端部に接続され、他端がコイルLt5の巻線Wt5の一方の端部に接続される接続線La3と、を有する。すなわち、接続線La2は、コイルLt3とコイルLt4を電気的に直列に接続し、接続線La3は、コイルLt4とコイルLt5を電気的に直列に接続している。この接続線La2は、銅やアルミニウムなどの導線を絶縁体で被覆された線材Wa2から構成されている。本実施形態では、接続線La2は、周囲に電磁遮蔽部材Sa2が配設されている。つまり、接続線La2は、内側から導線、絶縁体、電磁遮蔽部材Sa2の順に層状に設けられていることとなる。この電磁遮蔽部材Sa2は、銅やアルミニウムなどの導体により構成されている。これにより、接続線La2に電流が流れたとき、電磁遮蔽部材Sa2に誘導電流や渦電流などが生じ、接続線La2により形成される磁界が打ち消される。その結果、接続線La2の周囲に漏洩磁界が形成されることが抑制される。同様に、接続線La3は、銅やアルミニウムなどの導線を絶縁体で被覆された線材Wa3から構成されている。本実施形態では、接続線La3は、周囲に電磁遮蔽部材Sa3が配設されている。つまり、接続線La3は、内側から導線、絶縁体、電磁遮蔽部材Sa3の順に層状に設けられていることとなる。この電磁遮蔽部材Sa3は、銅やアルミニウムなどの導体により構成されている。これにより、接続線La3に電流が流れたとき、電磁遮蔽部材Sa3に誘導電流や渦電流などが生じ、接続線La3により形成される磁界が打ち消される。その結果、接続線La3の周囲に漏洩磁界が形成されることが抑制される。なお、接続線La2,La3の線材Wa2,Wa3とコイルLt3,Lt4,Lt5の巻線Wt3,Wt4,Wt5は、絶縁体で被覆された同一の導線で一体的に構成してもよく、別々に構成してもよい。接続線La2,La3の線材Wa2,Wa3とコイルLt3,Lt4,Lt5の巻線Wt3,Wt4,Wt5を絶縁体で被覆された同一の導線で構成する場合は、接続線La2,La3に相当する部分のみに電磁遮蔽部材Sa2,Sa3を配設すればよい。
複数の引出し線Lbは、複数のコイルLtと外部機器を接続する機能を有する。本実施形態では、コイルLt3と外部機器を接続する引出し線Lb3と、コイルLt5と外部機器を接続する引出し線Lb4から構成されている。具体的には、引出し線Lb3は、一端がコイルLt3の巻線Wt3の他方の端部に接続され、他端がインバータINVの出力端子に接続されている。同様に、引出し線Lb4は、一端がコイルLt5の巻線Wt5の他方の端部に接続され、他端がインバータINVの出力端子に接続されている。つまり、引出し線Lb3,Lb4は、コイルLt3,Lt5とインバータINVを電気的に接続する役割を果たすこととなる。この引出し線Lb3,Lb4は、それぞれ銅やアルミニウムなどの導線を絶縁体で被覆された線材Wb3,Wb4から構成されている。本実施形態では、引出し線Lb3,Lb4は、周囲に電磁遮蔽部材Sb3,Sb4が配設されている。つまり、引出し線Lb3は、内側から導線、絶縁体、電磁遮蔽部材Sb3の順に層状に設けられ、引出し線Lb4は、内側から導線、絶縁体、電磁遮蔽部材Sb4の順に層状に設けられていることとなる。この電磁遮蔽部材Sb3,Sb4は、銅やアルミニウムなどの導体により構成されている。これにより、引き出線Lb3,Lb4に電流が流れたとき、電磁遮蔽部材Sb3,Sb4に誘導電流や渦電流などが生じ、引出し線Lb3,Lb4により形成される磁界が打ち消される。その結果、引き出線Lb3,Lb4の周囲に漏洩磁界が形成されることが抑制される。なお、引出し線Lb3,Lb4の線材Wb3,Wb4とコイルLt3,Lt4,Lt5の巻線Wt3,Wt4,Wt5は、絶縁体で被覆された同一の導線で一体的に構成してもよく、別々に構成してもよい。引出し線Lb3,Lb4の線材Wb3,Wb4とコイルLt3,Lt4,Lt5の巻線Wt3,Wt4,Wt5を絶縁体で被覆された同一の導線で構成する場合は、引出し線Lb3,Lb4に相当する部分のみに電磁遮蔽部材Sb3,Sb4を配設すればよい。
複数の絶縁部材Iは、接続線La2と磁性コアCt2との間であって接続線La2の延在方向に沿って配置される絶縁部材Ia2と、接続線La3と磁性コアCt2との間であって接続線La2の延在方向に沿って配置される絶縁部材Ia3と、引出し線Lb3と磁性コアCt2との間であって引出し線Lb3の延在方向に沿って配置される絶縁部材Ib3と、引出し線Lb4と磁性コアCt2との間であって引出し線Lb4の延在方向に沿って配置される絶縁部材Ib4と、を有する。絶縁部材Ia2,Ia3は、接続線La2,La3の電磁遮蔽部材Sa2,Sa3と磁性コアCt2との電位を区別し、電磁遮蔽部材Sa2,Sa3と磁性コアCt2との間の放電を防ぐ役割を果たす。これにより、接続線La2,La3の周囲に発生する磁界が電磁遮蔽部材Sa2,Sa3の誘導電流や渦電流などで打ち消され、電磁遮蔽部材Sa2,Sa3の外部に漏れることがより確実に抑制される。絶縁部材Ib3,Ib4は、引き出線Lb33,Lb4の電磁遮蔽部材Sb3,Sb4と磁性コアCt2との電位を区別し、電磁遮蔽部材Sb3,Sb4と磁性コアCt2との間の放電を防ぐ役割を果たす。これにより、引き出線Lb3,Lb4の周囲に発生する磁界が電磁遮蔽部材Sb3,Sb4の誘導電流や渦電流などで打ち消され、電磁遮蔽部材Sb3,S4の外部に漏れることがより確実に抑制される。
続いて、本実施形態におけるワイヤレス電力伝送と漏洩磁界低減の原理について説明する。コイルユニットLtu2がインバータINVから電力を供給され、コイルLt3,Lt4,Lt5に電流が流れたとき、コイルLt3,Lt4,Lt5の周囲には磁界が形成される。ここで、コイルLt3の巻線Wt3の巻回方向とコイルLt4の巻線Wt4の巻回方向は互いに逆向きであり、コイルLt5の巻線Wt5の巻回方向とコイルLt4の巻線Wt4の巻回方向は互いに逆向きであるため、コイルLt3およびコイルLt5が発生する磁界は、コイルLt4が発生する磁界と逆向きとなる。その結果、コイルLt4は磁性コアCt2を通過しつつ、コイルLt4を鎖交する磁束を発生する。この磁束が受電コイルLrにも鎖交することで、受電コイルLrに起電力が生じる。そして、受電コイルLrに生じた起電力は整流回路DBで整流され負荷Rに供給される。なお、コイルLt3およびコイルLt5によって形成される磁界の一部は、コイルLt4によってコイルLt4と受電コイルLrとの間に形成される磁界を強め、コイルLt4によってコイルLt4から離れた位置に形成される磁界を弱める。すなわち、コイルLt3およびコイルLt5は、不要な漏洩磁界を低減するコイルとして機能する。
このとき、コイルユニットLtu2において、接続線La2,La3および引出し線Lb3,Lb4にも電流が流れ、接続線La2,La3および引出し線Lb3,Lb4の周囲にも磁界が形成されることとなる。しかし、これらの磁界によって生じる磁束は、接続線La2,La3および引出し線Lb3,Lb4の周りを周回する磁束であり、接続線La2,La3および引出し線Lb3,Lb4は、コイルLt3,Lt4,Lt5の巻線Wt3,Wt4,Wt5と直交する方向であるため、接続線La2,La3および引出し線Lb3,Lb4によって発生する磁束は受電コイルLrには鎖交しない。つまり、接続線La2,La3および引出し線Lb3,Lb4に流れる電流によって形成される磁界は、ワイヤレス電力伝送には寄与しない漏洩磁界となる。本実施形態では、接続線La2,La3の周囲に電磁遮蔽部材Sa2,Sa3が配設されているため、接続線La2,La3に電流が流れたとき、電磁遮蔽部材Sa2,Sa3に誘導電流や渦電流などが生じ、接続線La2,La3により形成される磁界が打ち消される。その結果、接続線La2,La3の周囲に漏洩磁界が形成されることが抑制される。また、本実施形態では、引き出線Lb3,Lb4の周囲に電磁遮蔽部材Sb3,Sb4が配設されているため、引き出線Lb3,Lb4に電流が流れたとき、電磁遮蔽部材Sb3,Sb4に誘導電流や渦電流などが生じ、引き出線Lb3,Lb4により形成される磁界が打ち消される。その結果、引き出線Lb3,Lb4の周囲に漏洩磁界が形成されることが抑制される。
以上のように、本実施形態に係るコイルユニットLtu2は、複数のコイルLtと、複数のコイルLt同士を電気的に接続する、接続線La2,La3を備え、接続線La2,La3は、周囲に電磁遮蔽部材Sa2,Sa3が配設されている。そのため、電磁遮蔽部材Sa2,Sa3により、接続線La2,La3に電流が流れたときに、接続線La2,La3の周囲に発生する磁界は、外部に漏れることが抑制される。その結果、コイルLt3,Lt4,Lt5以外の部分に起因する不要な漏洩磁界を低減することができる。
また、本実施形態に係るコイルユニットLtu2においては、複数のコイルLtを外部機器と接続する、絶縁体で被覆された引出し線Lb3,Lb4をさらに備え、引出し線Lb3,Lb4は、周囲に電磁遮蔽部材Sb3,Sb4が配設されている。そのため、引出し線Lb3,Lb4に電流が流れることにより引出し線Lb3,Lb4の周囲に発生する磁界は、電磁遮蔽部材Sb1,Sb2により、外部に漏れることが抑制される。その結果、コイルユニットLtu2のコイルLt3,Lt4,Lt5以外の部分に起因する不要な漏洩磁界をより一層低減することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
S1,S2…ワイヤレス電力伝送システム、Ltu1,Ltu2…コイルユニット、Ct1,Ct2…磁性コア、Lt…複数のコイル、Lt1〜Lt5…コイル、Wt1〜Wt5…巻線、La…複数の接続線、La1〜La3…接続線、Lb…複数の引出し線、Lb1〜Lb4…引出し線、Wa1〜Wa3,Wb1〜Wb4…線材、Sa1〜Sa3,Sb1〜Sb4…電磁遮蔽部材、I…複数の絶縁部材、Ia1〜Ia3,Ib1〜Ib4…絶縁部材、PW…電源、INV…インバータ、Lr…受電コイル、Cr…磁性コア、Wr…巻線、DB…整流回路、R…負荷。

Claims (2)

  1. ワイヤレス電力伝送を行うためのコイルユニットであって、
    互いに離間して配置された複数のコイルと、
    前記複数のコイル同士を電気的に接続する、絶縁体で被覆された接続線と、を備え、
    前記接続線は、周囲に電磁遮蔽部材が配設されていることを特徴とするコイルユニット。
  2. 前記複数のコイルを外部機器と接続する、絶縁体で被覆された引出し線をさらに備え、
    前記引出し線は、周囲に電磁遮蔽部材が配設されていることを特徴とする請求項1に記載のコイルユニット。
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