JPH09182303A - 電気自動車充電用の給電装置 - Google Patents

電気自動車充電用の給電装置

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Publication number
JPH09182303A
JPH09182303A JP7332311A JP33231195A JPH09182303A JP H09182303 A JPH09182303 A JP H09182303A JP 7332311 A JP7332311 A JP 7332311A JP 33231195 A JP33231195 A JP 33231195A JP H09182303 A JPH09182303 A JP H09182303A
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JP
Japan
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charging
cable
electric vehicle
power
shield member
Prior art date
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Pending
Application number
JP7332311A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Watanabe
邦彦 渡辺
Shuichi Kanekawa
収一 金川
Tomohiro Kesseki
友宏 結石
Shiyuuji Arisaka
秋司 有坂
Hiroshige Deguchi
洋成 出口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09182303A publication Critical patent/JPH09182303A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁界の漏洩を防止する。 【解決手段】 本発明は電磁誘導方式によって電気自動
車を充電するための給電装置に関するものであり、この
給電装置は充電用電源8とこれにケーブル9を介して接
続される給電カプラ10とから構成される。この給電カ
プラ10内には一次コイル11が収容されている。そし
て、この一次コイル11はリード線15を介してケーブ
ル9に接続されている。さらに、給電カプラ10内には
磁気シール部材16が配されており、リード線15がこ
の内部を貫通してケーブル9に接続されるようになって
いる。これによって、リード線15の周りに発生する磁
界は磁気シールド部材16に収束することになり、磁界
がケース12外に漏洩することが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車の動力用
電源を充電するための給電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車の動力用のバッテリを充電す
る方法として、近年、電磁誘導方式を用いた構成が考え
られている。この種の充電方法の一例を図4及び図5に
示す。電気自動車側には、受電部3が設けられており、
その受電部3は車体1に形成された受電凹部2の両側
(図4中、左右両側)に配された二次コイル4を備えて
構成されている。また、この受電部3は動力用のバッテ
リ6に接続されている。一方、給電装置は、ガレージ等
に設置された充電用電源8と、その充電用電源8にケー
ブル9を介して接続されている給電カプラ10とからな
り、その給電カプラ10内には、一次コイル11が配さ
れている。この一次コイル11は、図示しないがそこか
ら引き出されたリード線を介してケーブル9の端末に接
続されている。そして、給電カプラ10を車体1に形成
された受電凹部2内に挿入した後、充電用電源8が通電
状態とされると、一次コイル11により発生した磁界が
二次コイル4に誘導電流を発生させ、これをもって充電
用電源8の電力が車体1側の動力用のバッテリ6に供給
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、充電用電源
から二次コイルに供給される電流は充電効率を上げるた
めに高周波電流とされているため、充電用電源と給電カ
プラとを接続するケーブルが単に電線のみからなるケー
ブルであるとそのケーブルの周りに強力な磁界を発生さ
せ、近くの金属物が加熱される虞があった。そのため、
充電用電源と給電カプラとを接続するケーブルには、通
常同軸ケーブルを用い、供給される電流とは反対方向に
シールド線(軸線の周りに絶縁部を介して配されている
編組線)に電流を流して磁界を相互に打ち消すことが行
われる。
【0004】しかし、ケーブルと一次コイルとの間は単
にリード線で配線されているだけであるから、ケーブル
の周りの磁界が打ち消されても、結局このリード線の周
りに発生した磁界が給電カプラ外に漏洩してしまい近く
の金属物を加熱してしまう虞がある。しかも、一次コイ
ルは、安全面を考慮して端子間電圧を極力低くするため
に複数のコイルを重ねてなるため、リード線は複数本と
なりよりここから磁界が漏洩しやすくなっている。本発
明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、
磁界の漏洩を防止できる電気自動車充電用の給電装置を
提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電気自動車充電用の給電装置は、電気自動
車側に配された受電部内に設けられた二次コイルと磁気
的に結合する一次コイルを有し、充電用電源の電力を一
次コイルを介して受電部に供給する電気自動車充電用の
給電装置において、充電用電源に接続されたケーブルの
一端部には一次コイルから引き出されたリード線が接続
され、かつ、そのリード線の周りには磁気シールド部材
が配されていることに特徴を有する(請求項1の発
明)。また、磁気シールド部材は内径がケーブルのシー
スより径大である筒状をなしていてもよい(請求項2の
発明)。
【0006】
【作用・効果】請求項1の発明によれば、充電用電源を
通電状態とすると、リード線の周りには磁界が発生す
る。しかし、このリード線の周りには磁気シールド部材
が配されているから、発生した磁界は、磁気シールド部
材に収束することになる。従って、リード線の周りに磁
界が発生しても給電装置外に漏洩することが防止され
る。請求項2の発明によれば、磁気シールド部材を組み
付けるには、予め磁気シールド部材をケーブルに挿通さ
せておく。そして、一次コイルから引き出されたリード
線とケーブルの端末とを接続した後、磁気シールド部材
を移動させてリード線に被せるようにすればよい。これ
により、リード線の全周を磁気シールド部材で覆うこと
ができるから、効果的に磁気シールドすることができ、
しかも、その磁気シールド部材の組み付け作業を簡単に
行うことができるという効果を奏する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気自動車充電用
の給電装置を具体化した一実施形態について図1〜図5
を参照して説明する。本実施形態の給電装置は、充電用
電源の電力を電磁誘導方式によって自動車側に供給し、
これによって動力用のバッテリを充電せんとするもので
ある。
【0008】即ち、従来同様、電気自動車側には、図4
に示すように、車体1に深い溝状の受電凹部2が形成さ
れており、この受電凹部2を挟んだ両側(図中左右両
側)には受電部3の一部をなす二次コイル4が配されて
いる。また、受電部3は図5に示すように、充電回路5
を備えており、この充電回路5の出力端子が動力用のバ
ッテリ6に接続されている。なお、二次コイル4は、フ
ェライト材からなる断面E形状のコア7に電線が巻き付
けられたものである。
【0009】さて、本実施形態の給電装置は、充電用電
源8とこの充電用電源8にケーブル9を介して接続され
た給電カプラ10とから構成される。充電用電源8はガ
レージ等に設置されており、高周波電流(例えば、10
0kHz)を後述する給電カプラ10内の一次コイル1
1にケーブル9を介して供給するようになっている。ケ
ーブル9には、同軸ケーブルが用いられ、その同軸ケー
ブル9の軸線9aには充電用電源8の出力端子の一端が
接続され、同軸ケーブル9のシールド線9b(軸線9a
の周りに絶縁部を介して配されている編組線)には充電
用電源8の出力端子の他端が接続されるようになってい
る。これによって、軸線9aに流れる電流に対して逆方
向となるようにシールド線9bに電流が流れ、軸線9a
の周りに発生する磁界が相互に打ち消される。
【0010】給電カプラ10は、図1及び図3に示すよ
うに、薄状のケース12を備え、そのケース12の一端
部には把持部13が形成されている。また、把持部13
以外の部分は、上記車体1に形成された受電凹部2内に
ほぼ密接状態に挿入可能に形成されており、その内部に
はほぼ中央部にフェライト材からなる円柱状のコア14
が収容されている。そして、このコア14の周りに一次
コイル11が配されている。この一次コイル11は、3
層に分かれており、各層の始端部はそれぞれ引き出され
て束ねられた後同軸ケーブル9の軸線9aに共通接続さ
れている。また、各層の終端部もそれぞれ始端部同様に
引き出されて束ねられた後、同軸ケーブル9のシールド
線9bに共通接続されている。この各層の始端部から引
き出された電線15a及び終端部から引き出された電線
15bが本発明にいうリード線15である。
【0011】さらに、このリード線15の周りには、図
1及び図2に示すように、筒状の磁気シールド部材16
が配されている。即ち、一次コイル11の各層から引き
出されたリード線15はこの磁気シールド部材16内を
挿通して同軸ケーブル9の軸線9a及びシールド線9b
に接続されている。また、この磁気シールド部材16
は、その内径がケーブル9の保護シース9cより径大に
形成されており、ケーブル9に挿通させることができる
ようになっている。即ち、リード線15に磁気シールド
部材16を被せるには、予め磁気シールド部材16をケ
ーブル9に挿通させておき、各リード線15を軸線9a
及びシールド線9bに半田付けした後でこの磁気シール
ド部材16を移動させることによりリード線15を覆う
ことができるようになっている。なお、本実施形態にお
ける磁気シールド部材16は透磁率が高くかつ渦電流損
の少ないフェライト材からなるものであるが、その他の
高透磁率材料を適宜選択して使用できる。
【0012】電気自動車の動力用バッテリ6を充電する
には、まず、給電カプラ10の把持部13を把持し、そ
して、停車している車両まで持って行って車体1に形成
された受電凹部2に挿入する。ここで、両コイル4,1
1が同軸上に位置して対向すると、図示しない検出器が
両コイル4,11が電磁気的に結合可能な状態とされた
ことを検出し、充電用電源8を通電状態とする。する
と、一次コイル11には、ケーブル9を介して高周波電
流が流れ、電磁誘導作用によって二次コイル4には誘導
起電力が発生する。そして、充電回路5を介して動力用
バッテリ6が充電される。
【0013】ここで、充電用電源8が通電状態とされた
時、リード線15の周りには高周波電流によって強力な
磁界が発生する。しかし、リード線15は磁気シールド
部材16によって覆われているため、リード線15の周
りに発生した磁界は磁気シールド部材16に収束してし
まう。従って、リード線15の周りに発生した磁界が給
電カプラ10外に漏洩することはない。
【0014】このように本実施形態では、リード線15
を磁気シールド部材16で覆ったから、リード線15の
周りに磁界が発生しても、電磁力がケース12外に漏れ
ることがない。従って、漏洩した磁界によって近くの金
属物が加熱されてしまうことを防止できる。また、この
筒状の磁気シールド部材16でリード線15を覆うに
は、予め磁気シールド部材16をケーブル9に挿通させ
ておき、各層から引き出されたリード線15を同軸ケー
ブル9の軸線9aとシールド線9bとに半田付けした後
でこれを移動させることによって行うことができるか
ら、その磁気シールド部材16の組み付け作業を簡単に
行うことができるという効果も奏する。
【0015】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、例えば次のように変形して実施するこ
とができ、これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属
する。 (1) 上記実施形態では、磁気シールド部材16は、
筒状をなし、リード線15を挿通させるものであった
が、筒状の磁気シールド部材を軸方向に二分割し、それ
ぞれを上ケースと下ケースとに分けて配したものや、板
状の磁気シールド部材を上ケースと下ケースとに配し、
リード線を挟み付けるようにしたもの等であってもよ
い。
【0016】(2) 上記実施形態は、電気自動車の動
力用のバッテリ6を電磁誘導方式によって充電するもの
であるが、本発明は、コンデンサを動力用電源として使
用する電気自動車に対しても有効である。その他、本発
明は要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の全体を示す一部破断斜視図であ
る。
【図2】磁気シールド部材を示す一部破断斜視図であ
る。
【図3】給電カプラの外観図である。
【図4】磁気的結合状態を示す断面図である。
【図5】電磁誘導方式の回路図である。
【符号の説明】
3…受電部 4…二次コイル 8…充電用電源 9…ケーブル 9c…保護シース(シース) 11…一次コイル 15…リード線 16…磁気シールド部材
フロントページの続き (72)発明者 結石 友宏 大阪府大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 有坂 秋司 大阪府大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 出口 洋成 大阪府大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車側に配された受電部内に設け
    られた二次コイルと磁気的に結合する一次コイルを有
    し、充電用電源の電力を前記一次コイルを介して前記受
    電部に供給する電気自動車充電用の給電装置において、 前記充電用電源に接続されたケーブルの一端部には前記
    一次コイルから引き出されたリード線が接続され、か
    つ、そのリード線の周りには磁気シールド部材が配され
    ていることを特徴とする電気自動車充電用の給電装置。
  2. 【請求項2】 前記磁気シールド部材は内径が前記ケー
    ブルのシースより径大である筒状をなしていることを特
    徴とする請求項1記載の電気自動車充電用の給電装置。
JP7332311A 1995-12-20 1995-12-20 電気自動車充電用の給電装置 Pending JPH09182303A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7332311A JPH09182303A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 電気自動車充電用の給電装置

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JP7332311A JPH09182303A (ja) 1995-12-20 1995-12-20 電気自動車充電用の給電装置

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JPH09182303A true JPH09182303A (ja) 1997-07-11

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JP (1) JPH09182303A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6175212B1 (en) 1998-10-27 2001-01-16 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Charging paddle
JP2014087147A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Kunitoshi Kosoba 電力増幅装置
JP2015220345A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 Tdk株式会社 コイルユニット

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JP2014087147A (ja) * 2012-10-23 2014-05-12 Kunitoshi Kosoba 電力増幅装置
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