JP2015215869A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源がオンされてから最初のエラーのエラーログだけを記憶することで、エラーログを上書きする回数を削減してNANDメモリーのブロック不良発生を防止する情報処理装置を提供する。
【解決手段】ステップS101では、電源がオンされてから最初に検出されたエラーであるかを判断する。ステップS101のYesのステップS102では、OSからNANDドライバーに対してエラー検出通知を出力する。ステップS103では、NANDドライバーからOSにエラーログ出力開始要求を出力する。ステップS104では、OSがDRAM102に記憶されているエラーが発生した時点のプログラムやデータから生成したエラーログをNANDドライバーに出力する。ステップS105では、NANDドライバーはOSから入力したエラーログを前回のエラーログを記憶した次のページに対応するデータ領域に記憶し、エラーログ記憶処理を終了する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置が出力するエラーログに係り、特にエラーログの記憶に関する。
PC(パソコン)などの端末、サーバー、プリンター、多機能プリンター、多機能周辺装置、又は複合機(Multifunction Peripheral)である情報処理装置は、搭載している機器や処理にエラーが発生すると、情報処理装置のOS(Operating System)は、エラーが発生した時点のプログラムやデータが記憶されている主メモリー(揮発性メモリー)のエラーログをメモリー(不揮発性メモリー)に記憶している。このようにエラーログをメモリーに記憶することで、メンテナンス担当者がエラーログを採取して分析してエラーの原因を調査することができる。また、機器や処理によっては、エラーが発生すると、発生したエラーの連鎖や自ら修復を試みることで電源をオフするまで何回もエラーが発生することがある。従って、このようなときにもエラーのエラーログがメモリーに記憶されるが、エラーログを記憶するためのメモリー容量が限られている。このため、既に記憶できる上限までOSがエラーログをメモリーに記憶しているときには、最も古いエラーログに上書きすることでメモリーに記憶するようにしている。例えば、特許文献1の空気調和機では、エラーログを記憶する領域を固定記憶領域と更新記憶領域に分け、5回目までに生成したエラーログについては固定記憶領域に記憶するが、6回目以降の新たに生成したエラーログについては更新記憶領域に記憶し、また更新記憶領域に空き領域が無くなったときには、更新記憶領域の最も古いエラーログに新たに生成したエラーログを上書きしている。つまり、空気調和機の電源がオンになってから5つまでのエラーログは、エラーの原因を調査するために重要な情報となるので、上書きされないようにしている。
特開2008−249255号公報
しかし、特許文献1では、固定記憶領域のエラーログは上書きされないが、更新記憶領域のエラーログについては、エラーが発生し続けられたときには何回も上書きされる。また、エラーログがNAND型(NAND-type)フラッシュメモリー(以下、「NANDメモリー」という)に記憶されエラーが発生し出し続けられたときには、NANDメモリーが何回も上書きされることでNANDメモリーのブロック不良発生率(BadBlock)が高くなるという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決できる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、エラーログを出力する情報処理装置であって、エラーログを生成するエラーログ生成手段と、前記情報処理装置の電源がオンされてから最初に発生したエラーに関する前記エラーログをNAND型フラッシュメモリーに記憶するエラーログ記憶手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明の情報処理装置の前記エラーログ記憶手段は、電源がオンされてから最初の前記エラーに対する前記エラーログのみを記憶することを特徴としている。
また、本発明の情報処理装置の前記エラーログ記憶手段は、電源がオンされてから最初の前記エラーが発生してから特定時間内に生成された前記エラーログを記憶することを特徴としている。
また、本発明の情報処理装置の前記NAND型フラッシュメモリーは複数のページを有する複数のブロックを有し、前記エラーログ記憶手段は、前記NAND型フラッシュメモリーの前記エラーログを記憶する前記ブロックの空白の前記ページにエラーログを記憶し、空白の前記ページがなくなったら前記エラーログを上書きすることを特徴としている。
また、本発明の情報処理装置の前記エラーログ記憶手段は、前記エラーログを記憶する前記ブロックの前記ページに対してサイクリックに均等となるように上書きすることを特徴としている。
また、本発明の情報処理装置の前記エラーログ記憶手段は、前記エラーログの1回の記憶を前記エラーログを記憶する前記ブロックの前記ページの範囲内で行うことを特徴としている。
本発明の情報処理装置は、エラーログを出力する情報処理装置であって、前記エラーログを生成するエラーログ生成手段と、前記情報処理装置に発生した継続可能エラーと継続不可能エラーに関する前記エラーログをNAND型フラッシュメモリーに記憶するエラーログ記憶手段とを備えることを特徴としている。
また、本発明の情報処理装置の前記エラーログ記憶手段は、発生した全ての前記継続可能エラーに対する前記エラーログを記憶することを特徴としている。
また、本発明の情報処理装置の前記エラーログ記憶手段は、電源がオンされてから最初の前記継続不可能エラーに対する前記エラーログのみを記憶することを特徴としている。
また、本発明の情報処理装置の前記NAND型フラッシュメモリーは複数のページを有する複数のブロックを有し、前記エラーログ記憶手段は、前記NAND型フラッシュメモリーの前記エラーログを記憶する前記ブロックの空白の前記ページにエラーログを記憶し、空白の前記ページがなくなったら前記エラーログを上書きすることを特徴としている。
また、本発明の情報処理装置の前記エラーログ記憶手段は、前記エラーログを記憶する前記ブロックの前記ページに対してサイクリックに均等となるように上書きすることを特徴としている。
また、本発明の情報処理装置の前記エラーログ記憶手段は、前記エラーログの1回の記憶を前記エラーログを記憶する前記ブロックの前記ページの範囲内で行うことを特徴としている。
本発明は、エラーの原因を調査するために重要なエラーログ以外のエラーログを記憶しないようにしてエラーログを上書きする回数を削減することで、NANDメモリーのブロック不良発生を防止でき、また必要なエラーログを取得できる情報処理装置を提供する。
本発明の実施形態1に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係る情報処理装置のNANDメモリーの構成を示す図である。 本発明の実施形態1に係る情報処理装置のエラーログ記憶処理のフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る情報処理装置のエラーログ記憶処理のフローチャートである。
以下、本発明を実施するための第1の実施形態(以下、「実施形態1」という)を、図面を参照して説明する。実施形態1は、情報処理装置100の電源をオンしてからカーネルであるOSが最初に検出したエラーのエラーログをNANDメモリーに記憶し、以降に電源がオンの状態であるときに発生したエラーのエラーログについては記憶せず、電源がオフからオンになってから最初に検出したエラーのエラーログを記憶するものである。なお、カーネルとは、ハードウェアとアプリケーションの仲介役として動作し、機器が有する様々な資源を管理するソフトウェアである。また、情報処理装置は、PCなどの端末、サーバー、プリンター、多機能プリンター、多機能周辺装置、又は複合機などの情報処理を行う装置である。
まず、情報処理装置100のハードウェア構成について、図1を用いて説明する。図1に示すように情報処理装置100は、制御部101、DRAM(Dynamic Random Access Memory)102、NANDメモリー103、インターフェイス(I/F)104、NIC(Network Interface Card)105、操作パネル部106、スキャナー部107、及びHDD(hard disk drive)108から構成されている。制御部101、DRAM102、NANDメモリー103、NIC105、操作パネル部106、スキャナー部107、及びHDD108は、インターフェイス104に接続されている。NANDメモリー103には、OS記憶エリア103a、アプリケーション記憶エリア103b、NANDドライバー記憶エリア103c、及びエラーログ記憶エリア103dが設けられている。
制御部101は、各種I/OやUSB(Universal Serial Bus)等のインターフェイス、バスコントローラー等を含む情報処理装置100が備える装置や機能に対してOSによりCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)を駆動して情報処理装置100全体を制御する。また、OSは、電源がオンされてから検出したエラーの回数をカウントしている。
DRAM102は、読み書きが可能な揮発性のメインメモリである。情報処理装置100のOS、アプリケーション、及びNANDドライバーが実行されるときに、OS、アプリケーション、及びNANDドライバーのプログラムやデータがDRAM102に一時的に記憶されることで実行可能となる。
NANDメモリー103は、フラッシュメモリー等の不揮発性のメモリーであり、NANDドライバーからのデータの読み込みまたは書き込み制御に応じてデータの書き込みまたは読み込みが行われる。
OS記憶エリア103aは、OSのプログラムやデータを記憶する。情報処理装置100が起動されると、OS記憶エリア103aのOSのプログラムやデータがDRAM102に読み込まれる。
アプリケーション記憶エリア103bは、アプリケーションのプログラムやデータを記憶する。アプリケーションに対して実行要求が行われると、アプリケーション記憶エリア103bのアプリケーションのプログラムやデータがDRAM102に読み込まれる。
NANDドライバー記憶エリア103cは、NANDドライバーのプログラムやデータを記憶する。NANDドライバーに対して実行要求が行われると、NANDドライバー記憶エリア103cのNANDドライバーのプログラムやデータがDRAM102に読み込まれる。
エラーログ記憶エリア103dは、OSが生成するエラーログを記憶する。
インターフェイス104は、情報処理装置100の各装置や各部をバスなどにより接続し、各装置や各部に対するデータの入出力を制御する。
NIC105は、ネットワークに接続されている他の情報処理装置100から処理の実行要求やHDD108に対するファイルアクセス要求を受け付け、これをOSに出力する。
操作パネル部106は、操作画面、データやメッセージの表示、及びユーザーによる操作受け付けを行う液晶パネルを備え、情報処理装置100が備えている機能に対する操作項目を液晶パネルに表示する処理、情報処理装置100が記憶しているデータを液晶パネルに表示する処理、または液晶パネルからユーザーの操作を入力する処理を行う。
スキャナー部107は、ユーザーによる操作パネル部106からの読み取り操作により、原稿の読み取り処理を行う。
HDD108は、SCSI(Small Computer System Interface)又はUSBなどのインターフェィス規格の磁気ディスクドライブであり、プログラムやデータを記録する。
次に、NANDメモリー103の構成について、図2を用いて説明する。NANDメモリー103は複数のブロックに分けられ、また、1つのブロックは、複数のページに分けられている。このような構成のNANDメモリー103において、各ブロックは、OS記憶エリア103a、アプリケーション記憶エリア103b、NANDドライバー記憶エリア103c、及びエラーログ記憶エリア103dなどに割り当てられている。例えば、図2に示すように、NANDメモリー103が4096個のブロックに分けられ、その中の第3ブロックがエラーログ記憶エリア103dに割り当てられると、第3ブロックにエラーログが記憶される。また、第3ブロックが32個のページに分けられているときには、1つのページに1つのエラーログが記憶されると、32個のエラーログが記憶できる。このような構成のNANDメモリー103において、従来はエラーが発生し続けることで、第1ページからページ番号の昇順に第32ページまでエラーログが記憶されると、新たに生成されたエラーログは再び第1ページのデータ領域に上書きされるので、OSがエラーを検出した直後の重要なエラーログが上書きにより消去されていた。また、頻繁にエラーログが上書きされることで、第3ブロックがエラーログ記憶エリア103dのブロック不良発生率が高くなっていた。このため、本発明においては、情報処理装置100の電源をオンしてからOSが最初に検出したエラーのエラーログだけを空きデータ領域である空白の第1ページからページ番号の昇順に記憶する。第32ページに達しないでエラーログが記憶され、電源オフ後に電源がオンされ、再びエラーが発生したときは、続きの空白に昇順に記憶していく。これを繰り返して第32ページまでエラーログを記憶すると、新たに生成したエラーログを再び第1ページから第32ページまでサイクリックに均等となるように上書きする。このとき1回のエラーログの記憶は32ページを超えないようにすれば、エラーログの記憶の最初の部分が上書きされないようにできる。また、情報処理装置100の電源をオンしてからOSが最初に検出したエラーのエラーログだけを記憶するので、上書きの回数が削減されることでエラーログ記憶エリア103dのブロック不良発生率を低下させることができる。また、エラーログは空白部分に順次記憶し、次いで既記憶部分に上書きすることでNANDメモリーの書き込み回数を少なくすることができる。これにより、NANDメモリーの書き込み増加によるブロック不良発生率を低下させることができる。
次に、実施形態1における情報処理装置100のOSとNANDドライバーにより行われるエラーログ記憶処理について、図3のフローチャートを用いてステップ順に説明する。OSがメモリー不正アクセスなどのエラーを検出すると、エラーログ記憶処理を開始する。
(ステップS101)
まず、OSは、検出したエラーが電源がオンされてから最初(1回目)に検出したエラーであるかを判断する。電源がオンされてから最初に検出したエラーであるとき(ステップS101のYes)は、ステップS102に進む。電源がオンされてから最初に検出したエラーでないとき(ステップS101のNo)は、エラーログ記憶処理を終了する。
(ステップS102)
ステップS101のYesにおいて、OSは、NANDドライバーに対してエラー検出通知を出力する。
(ステップS103)
次いで、NANDドライバーは、OSに対してエラーログ出力開始要求を出力する。
(ステップS104)
次いで、OSは、エラーログ出力開始要求を入力すると、エラーが発生した時点のDRAM102が記憶しているプログラムやデータから生成したエラーログをNANDドライバーに出力する。
(ステップS105)
次いで、NANDドライバーは、OSからエラーログを入力すると、エラーログ記憶エリア103dの前回のエラーログを記憶した次のページに対応するデータ領域にエラーログを記憶し、エラーログ記憶処理を終了する。例えば、エラーログ記憶エリア103dの第3ページに対応するデータ領域に前回のエラーログを記憶したときには、前回のエラーログを記憶した次のページである第4ページに対応するデータ領域にエラーログを記憶する。
以上により、最初に発生したエラーの連鎖によるエラーや自ら修復を試みることによる最初と同じエラーのエラーログについてはエラーログ記憶エリア103dに記憶しないようにすることで、記憶するエラーログの個数を削減できる。これにより、エラーログ記憶エリア103dの頻繁な上書きによるNANDメモリーのブロック不良発生率を低下させることができる。また、新たに生成されたエラーログを再び第1ページのデータ領域に上書きした場合でも、1回のエラーログの記憶が32ページを超えないようにすれば、電源がオンされてから最初に検出したエラーの原因を調査するために重要なエラーログが消去されない。
なお、実施形態1においては、電源がオンされてから最初に検出したエラーに対する1つのエラーログを記憶するようにしたが、エラーによっては1つのエラーから簡易エラーログと詳細エラーログなどのように1つのエラーに対して複数のエラーログを生成することがある。このような場合には、最初に検出したエラーが出力されたときから予め決めた特定時間内に生成されたエラーログについても記憶することで、電源がオンされてから最初に検出したエラーに対する複数のエラーログも記憶することができる。
以下、本発明を実施するための第2の実施形態(以下、「実施形態2」という)を、図面を参照して説明する。実施形態2は、情報処理装置において、カーネルであるOSがエラーを検出した後も処理を継続することができるoopsなどのエラーと、OSがエラーを検出した後に処理を継続することができないpanicなどの致命的なエラーのエラーログを記憶するものである。情報処理装置のOSがエラーを検出した後も処理を継続することができるエラー(以下、「継続可能エラー」という)のエラーログについては、NANDメモリーにサイクリックに記憶、またはNANDメモリーに空白のページがあるときだけ記憶する。また、情報処理装置のOSがエラーを検出した後に処理を継続することができないエラー(以下、「継続不可能エラー」という)については、電源がオフからオンになってから最初に検出した継続不可能エラーのエラーログを前述したようにサイクリックにNANDメモリーに記憶する。
なお、実施形態2の情報処理装置のハードウェア構成は、実施形態1の図1に示す情報処理装置100のハードウェア構成に同じである。また、実施形態2のNANDメモリーの構成についても、図2に示すNANDメモリー103の構成に同じである。
次に、実施形態2における情報処理装置100のOSとNANDドライバーにより行われるエラーログ記憶処理について、図4のフローチャートを用いてステップ順に説明する。OSが継続可能エラーまたは継続不可能エラーを検出すると、エラーログ記憶処理を開始する。なお、エラーログ記憶処理で用いる継続可能エラーのエラーログに対してNANDメモリーにサイクリックに記憶、またはNANDメモリーに空白のページがあるときだけ記憶するのどちらの方式にするかを判断できるフラグ(以下、「継続可能エラー記憶方式フラグ」という)がNANDドライバー記憶エリア103cに記憶されている。この継続可能エラー記憶方式フラグは、メンテナンス担当者が操作パネル部106から設定でき、また変更することができる。
(ステップS201)
まず、OSは、NANDドライバーに対してエラー検出通知を出力する。
(ステップS202)
次いで、NANDドライバーは、OSに対してエラーログ出力開始要求を出力する。
(ステップS203)
次いで、OSは、エラーログ出力開始要求を入力すると、エラーが発生した時点のDRAM102が記憶しているプログラムやデータから生成したエラーログをNANDドライバーに出力する。
(ステップS204)
次いで、NANDドライバーは、検出したエラーが継続可能エラーであるかを判断する。継続可能エラーであるとき(ステップS204のYes)は、ステップS205に進む。継続可能エラーでなく継続不可能エラーであるとき(ステップS204のNo)は、ステップS209に進む。なお、NANDドライバーは、エラーログに付加されている情報により検出したエラーが継続可能エラーであるか継続不可能エラーであるかを判別することができる。
(ステップS205)
ステップS204のYesにおいて、NANDドライバーは、NANDドライバー記憶エリア103cから継続可能エラー記憶方式フラグを取り出し、継続可能エラー記憶方式フラグによりエラーログをNANDメモリーにサイクリックに記憶するかを判断する。サイクリックに記憶するとき(ステップS205のYes)は、ステップS206に進む。サイクリックに記憶しないとき(ステップS205のNo)は、ステップS207に進む。
(ステップS206)
ステップS205のYesにおいて、NANDドライバーは、OSからエラーログを入力すると、エラーログ記憶エリア103dの前回のエラーログを記憶した次のページに対応するデータ領域に継続可能エラーのエラーログをサイクリックに記憶し、エラーログ記憶処理を終了する。例えば、エラーログ記憶エリア103dの第32ページに対応するデータ領域に前回のエラーログを記憶したときには、前回のエラーログを記憶した次のページである第1ページに対応するデータ領域にエラーログを記憶する。
(ステップS207)
ステップS205のNoにおいて、NANDドライバーは、OSからエラーログを入力すると、エラーログ記憶エリア103dに空白のページがあるかを判断する。空白のページがあるとき(ステップS207のYes)は、ステップS208に進む。NANDメモリーに空白のページがないとき(ステップS207のNo)は、エラーログ記憶処理を終了する。
(ステップS208)
ステップS207のYesにおいて、NANDドライバーは、OSからエラーログを入力すると、エラーログ記憶エリア103dにある空白のページの中で最も若い番号のページに対応するデータ領域に継続可能エラーのエラーログを記憶し、エラーログ記憶処理を終了する。例えば、エラーログ記憶エリア103dの第6ページ以降が空白のページであるときには、第6ページに対応するデータ領域にエラーログを記憶する。
(ステップS209)
ステップS204のNoにおいて、NANDドライバーは、OSにより検出した継続不可能エラーは電源がオンされてから最初(1回目)に検出したエラーであるかを判断する。電源がオンされてから最初に検出した継続不可能エラーであるとき(ステップS209のYes)は、ステップS210に進む。電源がオンされてから最初に検出した継続不可能エラーでないとき(ステップS209のNo)は、エラーログ記憶処理を終了する。
(ステップS210)
ステップS209のYesにおいて、NANDドライバーは、OSからエラーログを入力すると、エラーログ記憶エリア103dの前回のエラーログを記憶した次のページに対応するデータ領域に継続不可能エラーのエラーログを記憶し、エラーログ記憶処理を終了する。なお、継続不可能エラーのエラーログについては、実施形態1と同様に記憶される。
以上により、情報処理装置100は、継続可能エラーが発生したときには、エラーが発生したプロセスを強制的に停止することで連鎖的にエラーが発生することがないので、継続可能エラーのエラーログについては、NANDメモリー103にサイクリックに記憶、またはNANDメモリー103に空白のページがあるときだけ記憶する。これにより、メンテナンス担当者は、エラーログ記憶エリア103dに記憶されている継続可能エラーのエラーログから継続可能エラーの原因を調査することができる。
また、情報処理装置100は、継続不可能エラーが発生したときには、OSが処理を継続することができない致命的な状態であるので、電源がオフからオンになってから最初に検出した継続不可能エラーのエラーログだけをNANDメモリー103dに記憶する。つまり、メンテナンス担当者は、継続不可能エラーが発生した時点で情報処理装置100の異常を確認できる。これにより、メンテナンス担当者は、エラーログ記憶エリア103dに記憶されている継続不可能エラーのエラーログから継続不可能エラーの原因を調査することができる。また、情報処理装置100は、最初に発生した継続不可能エラーの連鎖によるエラーや自ら修復を試みることによる最初と同じ継続不可能エラーのエラーログについては、エラーログ記憶エリア103dに記憶しない。これにより、エラーログ記憶エリア103dに記憶するエラーログの個数を削減できるので、エラーログ記憶エリア103dの頻繁な上書きによるNANDメモリーのブロック不良発生率を低下させることができる。
なお、実施形態2においては、発生したエラーを継続可能エラーであるか継続不可能エラーであるかを判別するようにしたが、これに限定されない。例えば、プロセスが発生するエラーを発生元のプロセスにより判別し、エラーのエラーログをサイクリックに記憶、空白のページがあるときだけ記憶、または電源がオフからオンになってから最初に検出したエラーのエラーログだけを記憶するように判断することも可能である。
このような本発明の情報処理装置は、エラーの原因を調査するために重要なエラーログ以外のエラーログを記憶しないようにしてエラーログを上書きする回数を削減することで、NANDメモリーのブロック不良発生を防止でき、また必要なエラーログを取得できる。
以上、具体的な実施の形態により本発明を説明したが、上記実施の形態は本発明の例示であり、この実施の形態に限定されないことは言うまでもない。
本発明は、情報処理装置に好適であるが、情報処理装置に限られるものではなく、エラーログを出力する装置一般に適用できる。
100・・・・・情報処理装置
101・・・・・制御部
102・・・・・DRAM
103・・・・・NANDメモリー
103a・・・・OS記憶エリア
103b・・・・アプリケーション記憶エリア
103c・・・・NANDドライバー記憶エリア
103d・・・・エラーログ記憶エリア
104・・・・・インターフェイス(I/F)
105・・・・・NIC
106・・・・・操作パネル部
107・・・・・スキャナー部
108・・・・・HDD

Claims (11)

  1. エラーログを出力する情報処理装置であって、
    前記エラーログを生成するエラーログ生成手段と、
    前記情報処理装置の電源がオンされてから最初に発生したエラーに関する前記エラーログをNAND型フラッシュメモリーに記憶するエラーログ記憶手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記エラーログ記憶手段は、電源がオンされてから最初の前記エラーに対する前記エラーログのみを記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記エラーログ記憶手段は、電源がオンされてから最初の前記エラーが発生してから特定時間内に生成された前記エラーログを記憶することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記NAND型フラッシュメモリーは複数のページを有する複数のブロックを有し、
    前記エラーログ記憶手段は、前記NAND型フラッシュメモリーの前記エラーログを記憶する前記ブロックの空白の前記ページにエラーログを記憶し、空白の前記ページがなくなったら前記エラーログを上書きすることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記エラーログ記憶手段は、前記エラーログを記憶する前記ブロックの前記ページに対してサイクリックに均等となるように上書きすることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記エラーログ記憶手段は、前記エラーログの1回の記憶を前記エラーログを記憶する前記ブロックの前記ページの範囲内で行うことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の情報処理装置。
  7. エラーログを出力する情報処理装置であって、
    前記エラーログを生成するエラーログ生成手段と、
    前記情報処理装置に発生した継続可能エラーと継続不可能エラーに関する前記エラーログをNAND型フラッシュメモリーに記憶するエラーログ記憶手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 前記NAND型フラッシュメモリーは複数のページを有する複数のブロックを有し、
    前記エラーログ記憶手段は、前記NAND型フラッシュメモリーの前記ブロックの空白の前記ページに前記継続可能エラーのエラーログを記憶し、空白の前記ページがなくなったら前記エラーログを上書きすることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記エラーログ記憶手段は、前記エラーログを記憶する前記ブロックの前記ページに対してサイクリックに均等となるように上書きすることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記NAND型フラッシュメモリーは複数のページを有する複数のブロックを有し、
    前記エラーログ記憶手段は、前記NAND型フラッシュメモリーの前記ブロックの空白の前記ページに前記継続可能エラーのエラーログを記憶し、空白の前記ページがなくなったら前記エラーログを記憶しないことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  11. 前記エラーログ記憶手段は、電源がオンされてから最初の前記継続不可能エラーに対する前記エラーログだけを記憶することを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
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