JP2015215743A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】BIST機能を有するマイコンが搭載された電子制御装置において、マイコンの異常検出遅れを短くする。【解決手段】BIST機能を有するマイコン3と、マイコン3から定期的に出力されるモニタ信号を監視して、モニタ信号が出力されない時間である信号停止時間が、異常判定時間Ta以上になったか否かを判定する監視回路7と、監視回路7により「信号停止時間≧Ta」と判定されると、マイコン3をリセットするリセット回路9と、を備える電子制御装置1において、マイコン3は、BISTの実施対象部分として、モニタ信号を出力するための処理部11と、それ以外の部分である他の処理部12とを備える。そして、マイコン3では、当該マイコン3が起動すると、処理部11のBISTと他の処理部12のBISTとが、その順に分けて実施され、しかも、処理部11のBISTが終了すると、その時点から処理部11がモニタ信号の出力を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、BIST(Built in Self Test)機能を有するマイコンを搭載した電子制御装置に関する。
一般に、マイコンを搭載した電子制御装置では、マイコンから定期的に出力される監視対象信号を、外部IC(マイコン外部のIC)によって監視するようになっている。外部ICは、マイコンから監視対象信号が出力されない時間(以下、信号停止時間という)を計測し、信号停止時間が異常判定時間以上になると、マイコンが異常状態であると判断して、マイコンにリセット信号を出力することにより、マイコンを再起動させる(例えば、特許文献1参照)。
上記異常判定時間は、マイコンが起動してから(具体的にはリセット解除時から)監視対象信号の出力を開始するまでの時間よりも長い時間に設定しておく必要がある。そのように設定しないと、マイコンが起動してから監視対象信号を最初に出力する前に、必ずマイコンをリセットしてしまうこととなり、マイコンを正常に動作させることができなくなるからである。
また近年、マイコンとしては、BIST機能を有するマイコンがある。この種のマイコンでは、起動すると、BISTが実施され、そのBISTが終了してから、ユーザプログラムを実行する通常動作状態になる。このため、BIST機能を有するマイコンでは、起動してから少なくともBISTが終了するまでは、監視対象信号を出力しない。よって、BIST機能を有するマイコンを電子制御装置に搭載する場合、マイコンをリセットするための異常判定時間は、マイコンが起動してからBISTが終了するまでのBIST実施時間(BIST完了時間)よりも長い時間に設定する必要があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−196084号公報
BIST実施時間は比較的長いため、そのBIST実施時間よりも異常判定時間を長くしなければならないことは、マイコンの異常検出遅れ(マイコンが異常になってから、マイコンをリセットするまでの時間)が、制御システムでの許容範囲より長くなってしまうことを招く。
そこで、本発明は、BIST機能を有するマイコンが搭載された電子制御装置において、マイコンの異常検出遅れを短くすることを目的としている。
第1発明の電子制御装置は、BIST機能を有するマイコンと、前記マイコンから定期的に出力される監視対象信号を監視して、前記監視対象信号が出力されない時間である信号停止時間が、異常判定時間以上になったか否かを判定する監視手段と、前記監視手段により前記信号停止時間が前記異常判定時間以上になったと判定されると、前記マイコンをリセットするリセット手段と、を備える。
この電子制御装置において、マイコンは、BISTの実施対象部分として、前記監視対象信号を前記監視手段に出力するための第1処理部と、前記第1処理部以外の部分である第2処理部とを備える。そして、マイコンでは、当該マイコンが起動すると、前記第1処理部のBISTと前記第2処理部のBISTとが、その順に分けて実施され、しかも、前記第1処理部のBISTが終了すると、前記第1処理部が、前記監視対象信号を前記異常判定時間よりも短い周期で出力する。マイコンは、第1処理部のBISTが終了すると、第2処理部のBISTと並行して、監視対象信号を出力することとなる。
このような電子制御装置によれば、異常判定時間は、マイコンが起動してから第1処理部と第2処理部との両方のBISTが終了するまでの時間(即ち、BISTの総実施時間)よりも長い時間に設定する必要がなく、マイコンが起動してから第1処理部のBISTが終了するまでの時間よりも長ければ良い。よって、異常判定時間を短く設定することができ、延いては、マイコンの異常検出遅れを短くすることができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態の電子制御装置(ECU)を表す構成図である。 第1実施形態のマイコンの動作を表すフローチャートである。 第1実施形態の作用を説明するタイムチャートである。 第2実施形態の電子制御装置(ECU)を表す構成図である。 第2実施形態のマイコンの動作を表すフローチャートである。 第2実施形態の作用を説明するタイムチャートである。
以下に、本発明が適用された実施形態の電子制御装置(以下、ECUという)について説明する。尚、本実施形態のECUは、例えば車両に搭載されて、車両のエンジンを制御するものであるが、制御対象はエンジン以外でも良い。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態のECU1は、当該ECU1の動作を司るマイコン3と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)5とを備える。
ASIC5は、マイコン3の異常を検出するための監視回路7と、監視回路7による異常検出時にマイコン3をリセットするリセット回路9とを備える。
監視回路7は、マイコン3から定期的に出力されるモニタ信号を監視し、モニタ信号が出力されない時間(本実施形態では、モニタ信号にローからハイへの立ち上がりエッジが生じない時間)である信号停止時間が、異常判定時間Ta以上になったか否かを判定する。そして、監視回路7は、信号停止時間が異常判定時間Ta以上になったと判定すると、リセット回路9にリセット要求信号を出力する。
リセット回路9は、監視回路7からのリセット要求信号を受けると、マイコン3へ所定時間幅のリセット信号を出力して、マイコン3を再起動させる。
本実施形態において、マイコン3へのリセット信号は、ローアクティブの信号である(図3の2段目参照)。このため、「リセット信号を出力する」とは、リセット信号の出力レベルをローにすることである。
また、本実施形態において、モニタ信号は、ハイとローとに反転する信号であって、周期が異常判定時間Taよりも短い信号である(図3の4段目参照)。そして、モニタ信号の立ち上がりエッジの間隔が、監視回路7によって監視される。本実施形態では、モニタ信号が監視対象信号に相当しているが、より詳しくは、モニタ信号の立ち上がりエッジが監視対象信号に相当している。
具体的には、監視回路7は、モニタ信号の周期(立ち上がりエッジの周期でもある)よりも十分に短い一定時間Tct毎にカウントアップする異常検出カウンタ8を備えている。異常検出カウンタ8の値は、リセット回路9からマイコン3にリセット信号が出力される(リセット信号がローになる)か、あるいは、モニタ信号に立ち上がりエッジが生じると、0にクリアされる(図3の2,4,5段目参照)。そして、監視回路7は、異常検出カウンタ8の値が、異常判定時間Taに相当する異常判定値NTa(=Ta/Tct)以上になると、信号停止時間が異常判定時間Ta以上になったと判定して、リセット回路9にリセット要求信号を出力する(図3の時刻t3参照)。
また、図示は省略しているが、ECU1へは、例えば、車両のイグニッションスイッチがオンされると、車両のバッテリ電圧が動作用電源として供給される。そして、ASIC5には、動作用電源としてのバッテリ電圧から一定の電源電圧(例えば5V)を生成する電源回路も備えられており、その一定の電源電圧がマイコン3に電源として供給される。更に、リセット回路9は、マイコン3への電源電圧が上昇し始めてから、その電源電圧が正常範囲(例えば5V±10%)になるまでの間、マイコン3へのリセット信号をローにする、いわゆるパワーオンリセット機能も備えている。
マイコン3は、BIST機能を有するマイコンである。
マイコン3は、BISTの実施対象部分として、モニタ信号をASIC5(詳しくは監視回路7)に出力するためのモニタ信号出力処理部11と、モニタ信号出力処理部11以外の部分である他の処理部12とを備える。そして、マイコン3は、モニタ信号出力処理部11のBISTを実施するハードウェアである第1のテスト実施部21と、他の処理部12のBISTを実施するハードウェアである第2のテスト実施部22と、を備える。
尚、図1において、点線枠で示すように、マイコン3は、プログラムを実行するCPU24、CPU24により実行されるユーザプログラム(本実施形態では、例えばエンジンを制御するためのプログラム)25を記憶したプログラムメモリとしてのROM26、及びCPU24の演算結果等を記憶するRAM27や、各種レジスタ及び入出力ポート等(図示省略)を備える。そして、それらの一部又は全部が、モニタ信号出力処理部11と他の処理部12との何れかに含まれる。
例えば、モニタ信号出力処理部11は、マイコン3の入出力ポートのうち、モニタ信号を出力するための出力ポート(以下、モニタ信号用ポートという)や、そのモニタ信号用ポートからのハイ又はローの出力レベルを示す値(ハイに相当する“1”又はローに相当する“0”)がセットされる出力値レジスタ(以下、モニタ出力値レジスタという)等を含む。更に、本実施形態において、モニタ信号出力処理部11には、ユーザプログラム25が実行されなくてもモニタ信号用ポートからモニタ信号を出力する(即ち、モニタ信号をレベル反転させる)ためのハードウェアとして、信号出力用回路11aが含まれている。また、他の処理部12は、CPU24がユーザプログラム25の実行時にアクセスするRAM27の記憶領域の一部又は全部や、ROM26の記憶領域の一部又は全部等を含む。また、他の処理部12としては、CPU24を構成するハードウェアやA/D変換器等が含まれても良い。
次に、マイコン3の起動時からの動作について、図2を用い説明する。
図2に示すように、マイコン3は、リセットが解除されて起動すると、まず内部の初期設定を行う(S110)。この初期設定は、初期設定用のハードウェアによって実施される。
そして、マイコン3は、第1のテスト実施部21によりモニタ信号出力処理部11のBISTを実施する(S120)。モニタ信号出力処理部11のBISTとしては、例えば、モニタ信号用ポートとモニタ出力値レジスタとを切り離した状態にして、モニタ出力値レジスタへの“1”と“0”との書き込みが可能であることを確認するテストや、モニタ信号出力処理部11における特定の信号経路が正常であることを確認するテスト等が実施される。
マイコン3は、モニタ信号出力処理部11のBISTが正常終了すると(S125:YES)、モニタ信号出力処理部11によるモニタ信号の出力を開始する(S130)。すると、モニタ信号出力処理部11において、信号出力用回路11aが、上記モニタ出力値レジスタの値を、初期値の“0”から“1”に書き換え、その後は、一定時間毎にモニタ出力値レジスタの値を反転させる。よって、その一定時間毎に、モニタ信号用ポートから出力されるモニタ信号がレベル反転することとなる。
その後、マイコン3は、第2のテスト実施部22により他の処理部12のBISTを実施する(S140)。他の処理部12のBISTとしては、例えば、ROM26が正常であることを確認するテストや、RAM27が正常であることを確認するテスト等が実施される。
マイコン3は、他の処理部12のBISTが正常終了すると(S145:YES)、ROM26内のユーザプログラム25のCPU24による実行を開始する(S150)。この時点から、マイコン3への電源供給(電源電圧の供給)が停止されるまで、CPU24はユーザプログラム25を実行することとなる。
また、ユーザプログラム25には、モニタ信号を出力するための信号出力用プログラムも含まれる。その信号出力用プログラムは、例えば、実行される毎に、モニタ出力値レジスタの値を“1”と“0”とに反転させるプログラムである。
マイコン3では、S130からS150までの間(換言すれば、モニタ信号出力処理部11のBISTが終了してから、他の処理部12のBISTが終了するまでの間)は、モニタ信号出力処理部11の信号出力用回路11aによってモニタ信号の出力が実施される。そして、マイコン3では、S150でユーザプログラム25の実行を開始してからは(換言すれば、他の処理部12のBISTが終了してからは)、CPU24が、ユーザプログラム25中の信号出力用プログラムを一定時間毎に実行することにより、モニタ信号出力処理部11にモニタ信号を出力させる。図1における点線矢印は、ユーザプログラム25の実行(詳しくはユーザプログラム25中の信号出力用プログラムの実行)によってモニタ信号の出力が行われることを表している。
信号出力用回路11aによりモニタ信号が出力される場合と、ユーザプログラム25の実行によりモニタ信号が出力される場合との、何れにおいても、モニタ信号の周期は、異常判定時間Taよりも短い。また、マイコン3が起動してから、モニタ信号出力処理部11のBISTが終了して、信号出力用回路11aによりモニタ信号が最初に立ち上がる(ローからハイに変化する)までの時間も、異常判定時間Taより短い。
一方、マイコン3は、モニタ信号出力処理部11のBISTが正常終了しなかった場合(S125:NO)、あるいは、他の処理部12のBISTが正常終了しなかった場合(
S145:NO)には、異常時の処理を行う。異常時の処理は、例えば、マイコン3を内部的にリセットする処理や、モニタ信号の出力レベルをローに固定する処理等である。後者の処理が行われた場合、マイコン3は、ASIC5からのリセット信号によってリセットされることとなる。
次に、ECU1の作用について、図3を用い説明する。尚、図3の1段目において、「オフ」とは、マイコン3に電源電圧が供給されていないことを意味し、「オン」とは、マイコン3に電源電圧が供給されていることを意味する。また、このことは、後述する図6についても同様である。
図3に示すように、マイコン3への電源電圧の供給が開始されて、リセット回路9のパワーオンリセット機能によるマイコン3のリセットが解除されると(つまり、リセット信号がローからハイになると)、マイコン3が起動する。また、リセット信号がローからハイになると、ASIC5では、異常検出カウンタ8の一定時間Tct毎のカウントアップが開始する。つまり、監視回路7がモニタ信号の監視を開始する。
起動したマイコン3では、モニタ信号出力処理部11のBISTと、他の処理部12のBISTとが、その順に分けて実施される。更に、マイコン3では、モニタ信号出力処理部11のBISTが終了すると、モニタ信号出力処理部11が、信号出力用回路11aによって、モニタ信号を異常判定時間Taよりも短い周期で出力する。
また、ASIC5では、モニタ信号に立ち上がりエッジが生じる毎に、異常検出カウンタ8の値が0にクリアされる。マイコン3から正常にモニタ信号が出力されている場合には、異常検出カウンタ8の値が、異常判定時間Taに相当する異常判定値NTaに到達する前に0にクリアされるため、ASIC5からマイコン3にリセット信号が出力されることはない。
マイコン3は、図3における時刻t1にて他の処理部12のBISTが終了したとすると、その時点から、CPU24によってユーザプログラム25を実行する通常動作状態となる。更に、マイコン3は、他の処理部12のBISTが終了してからは、CPU24がユーザプログラム25(詳しくは前述の信号出力用プログラム)を実行することにより、モニタ信号を異常判定時間Taよりも短い周期で出力する。尚、図3の例では、信号出力用回路11aによって出力されるモニタ信号の周期と、ユーザプログラム25の実行によって出力されるモニタ信号の周期とが、同じである例を示している。
ここで、図3における時刻t2にて、通常動作状態のマイコン3に異常が生じて、モニタ信号のレベル反転が停止したとする。
すると、ASIC5において、異常検出カウンタ8の値が0にクリアされることなく増加していく。そして、図3における時刻t3に示すように、異常検出カウンタ8の値が異常判定値NTaに達すると、監視回路7は、信号停止時間(この例ではモニタ信号に立ち上がりエッジが生じない時間)が異常判定時間Ta以上になったと判定して、リセット回路9にリセット要求信号を出力する。すると、リセット回路9は、マイコン3へ所定時間幅のリセット信号を出力して(換言すれば、リセット信号を所定時間だけローにして)、マイコン3を再起動させる。
以上のように、マイコン3では、モニタ信号出力処理部11のBISTと、他の処理部12のBISTとが、その順に分けて実施される。しかも、モニタ信号出力処理部11のBISTが終了すると、モニタ信号出力処理部11が信号出力用回路11aによってモニタ信号を異常判定時間Taよりも短い周期で出力する。よって、図3の4段目において「BIST中に出力」と記載しているように、マイコン3は、モニタ信号出力処理部11の
BISTが終了すると、他の処理部12のBISTと並行して、モニタ信号を出力することとなる。
このようなECU1によれば、異常判定時間Taは、マイコン3が起動してからモニタ信号出力処理部11と他の処理部12との両方のBISTが終了するまでの時間Tst(即ち、BISTの総実施時間であり、図3における3段目と4段目の間の矢印参照)よりも短くて良い。つまり、異常判定時間Taは、マイコン3が起動してからモニタ信号出力処理部11のBISTが終了するまでの時間(<Tst)よりも長ければ良い。よって、異常判定時間Taを短く設定することができ、延いては、マイコン3の異常検出遅れを短くすることができる。
比較例として、全てのBISTが終了するまでマイコン3からモニタ信号が出力されないとする。その場合、異常検出カウンタ8の値は、図3の5段目における一点鎖線で示すように、マイコン3が起動してから全てのBISTが終了するまで(図3における時刻t1まで)は、増加し続けることとなる。よって、マイコン3がBISTの実施中にASIC5によってリセットされないようにするためには、異常判定時間TaをBISTの総実施時間Tstよりも長い時間に設定しなければならない。しかし、そのように設定すると、マイコン3が異常になってから、マイコン3をリセットするまでの異常検出遅れ時間が、長くなってしまう。これに対して、本実施形態のECU1によれば、異常検出遅れ時間の長大化を防ぐことができる。
また、本実施形態のECU1において、モニタ信号出力処理部11は、当該処理部11のBISTが終了してから他の処理部12のBISTが終了するまでの間は、当該処理部11が有する信号出力用回路11aによってモニタ信号を出力する。このため、ユーザプログラム25の実行が開始される前であっても、モニタ信号を出力することができる。
また、マイコン3では、他の処理部12のBISTが終了してからは、CPU24が、ROM26内のユーザプログラム25を実行することにより、モニタ信号出力処理部11にモニタ信号を異常判定時間Taよりも短い周期で出力させる。
このため、マイコン3は、BISTが終了してからは、ユーザプログラム25が正常に実行されているか否かが、ASIC5(特に監視回路7)によって監視されることとなる。よって、プログラム実行の信頼性を確保することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態のECUについて説明する。尚、第1実施形態と同様の構成要素や処理等については、第1実施形態と同じ符号を用いるため、説明を省略し、第1実施形態と相違する部分について説明する。
図4に示す第2実施形態のECU31は、第1実施形態のECU1と比較すると、下記の〈1〉〜〈4〉の点が異なる。
〈1〉マイコン3において、モニタ信号出力処理部11の信号出力用回路11aは、書き換え可能な不揮発性メモリ33に記憶されている周期で、モニタ信号を出力する。不揮発性メモリ33は、例えばEEPROMやフラッシュメモリである。
このため、図5に示すように、マイコン3では、モニタ信号出力処理部11のBISTが正常終了すると(S125:YES)、モニタ信号出力処理部11は、不揮発性メモリ33の記憶値と同じ周期のモニタ信号の出力を開始することとなる(S135)。具体的には、モニタ信号出力処理部11のBISTが正常終了すると、モニタ信号出力処理部11において、信号出力用回路11aが、モニタ出力値レジスタの値を“0”から“1”に
書き換え、その後は、不揮発性メモリ33に記憶されている周期の半分の時間毎に、モニタ出力値レジスタの値を反転させる。
〈2〉マイコン3において、信号出力用回路11aによって出力されるモニタ信号の周期(以下、第1周期という)T1と、ユーザプログラム25の実行によって出力されるモニタ信号の周期(以下、第2周期という)T2とが、異なっている。つまり、マイコン3から出力されるモニタ信号の周期は、他の処理部12のBISTが終了する前と後とで、異なる。
図6における3段目及び4段目に示すように、第1周期T1は、他の処理部12のBISTが実施されている期間中に出力されるモニタ信号の周期であり、本実施形態では、不揮発性メモリ33に記憶されている周期である。また、第2周期T2は、BISTが終了して通常動作状態になったマイコン3が出力するモニタ信号の周期である。本実施形態では、第1周期T1よりも第2周期T2の方が短い。
このため、図5に示すように、マイコン3では、他の処理部12のBISTが正常終了して(S145:YES)、ユーザプログラム25の実行が開始されると、モニタ信号の周期が、それまでの第1周期T1よりも短い第2周期T2に変更される(S155)。具体的には、CPU24は、ユーザプログラム25中の信号出力用プログラムを、不揮発性メモリ33に記憶されている周期(第1周期T1)の半分よりも短い時間毎に実行する。尚、第1周期T1よりも第2周期T2の方が長くなるように構成しても良い。
〈3〉図4に示すように、ASIC5には、駆動信号出力回路35と、出力制御回路37とが備えられている。
駆動信号出力回路35は、マイコン3から出力される制御信号に応じて、電動装置39を動作させるための駆動信号を出力する。電動装置39は、例えばエンジンに燃料を噴射するインジェクタや、エンジンのスロットル弁を動かすモータ等である。
出力制御回路37は、監視回路7から入力される出力禁止信号が、禁止を示す方のレベル(本実施形態では例えばロー)である場合に、駆動信号出力回路35からの駆動信号が電動装置39に出力されることを禁止する。また、出力制御回路37は、出力禁止信号が、許可を示す方のレベル(本実施形態では例えばハイ)である場合には、駆動信号出力回路35からの駆動信号を電動装置39に出力する。
〈4〉図4に示すように、ASIC5において、監視回路7には、状態判別部40が備えられている。
状態判別部40は、マイコン3から出力されるモニタ信号の周期に基づいて、マイコン3の状態が、他の処理部12のBISTが終了する前のBIST実施状態と、BISTが終了した後の通常動作状態との、何れであるかを判別する。
具体的には、図6における4段目及び5段目に示すように、第1周期T1よりも短く、且つ、第2周期T2よりは長い時間が、BIST実施状態と通常動作状態とを判別するための状態判定時間Tbとなっている。そして、状態判別部40は、異常検出カウンタ8を監視しており、モニタ信号の立ち上がりによって0になる直前の異常検出カウンタ8の値が、状態判定時間Tbに相当する状態判定値NTb(=Tb/Tct)以上で且つ前述の異常判定値NTa未満であれば、マイコン3がBIST実施状態であると判別する。また、状態判別部40は、モニタ信号の立ち上がりによって0になる直前の異常検出カウンタ8の値が、状態判定値NTb未満であれば、マイコン3が通常動作状態であると判別する。
つまり、状態判別部40は、モニタ信号の周期が状態判定時間Tb以上で且つ異常判定時間Ta未満であれば、マイコン3がBIST実施状態であると判別し、モニタ信号の周期が状態判定時間Tb未満であれば、マイコン3が通常動作状態であると判別する。
このように、ECU31では、上記〈2〉の特徴があるため、マイコン3とは別の回路又は装置(この例ではASIC5)は、モニタ信号の周期に基づいて、マイコン3がBIST実施状態と通常動作状態との何れであるかを判別することができる。このため、マイコン3とは別の回路又は装置は、マイコン3の状態に応じた動作を行うことができる。
そこで例えば、ECU31において、状態判別部40は、図6に示すように、マイコン3へのリセット信号がハイになってから(つまり、マイコン3が起動してから)、マイコン3が通常動作状態であると判別するまでは、出力制御回路37へ出力する出力禁止信号をローにし、マイコン3が通常動作状態であると判別すると、出力禁止信号をハイにする。尚、状態判別部40は、第2周期T2のモニタ信号の1周期目が終了したタイミングで、マイコン3が通常動作状態になったと判別することとなる。
このため、マイコン3が起動してから、状態判別部40によってマイコン3が通常動作状態であると判別されるまでは、出力禁止信号がローになり、出力制御回路37が、電動装置39への駆動信号の出力を禁止することとなる。
よって、BISTを実施しているマイコン3が、仮に、駆動信号出力回路35へ不定な制御信号を出力したとしても、電動装置39が駆動されてしまうことを防止することができ、制御システムの信頼性を確保することができる。
また、ECU31では、上記〈1〉の特徴があるため、不揮発性メモリ33に書き込む値により、マイコン3がBISTの実施中に出力するモニタ信号の周期を変更することができる。よって、異常判定時間Taに合わせて、モニタ信号の周期を任意に設定することができる。尚、上記〈1〉の特徴は、第1実施形態のECU1に対しても適用することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。また、前述の数値も一例であり他の値でも良い。
例えば、マイコン3が出力する監視対象信号は、データ信号(デジタル信号)であっても良い。また、第2実施形態のECU31において、出力制御回路37は、出力禁止信号がロー(禁止側のレベル)の場合には、マイコン3からの制御信号が駆動信号出力回路35に入力されることを禁止することにより、電動装置39に駆動信号が出力されることを禁止しても良い。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。また、上述したECUの他、当該ECUを構成要素とするシステムや、ECUにおけるマイコンの異常監視方法など、種々の形態で本発明を実現することもできる。
3…マイコン、7…監視回路、9…リセット回路、11…モニタ信号出力処理部(第1
処理部)、12…他の処理部(第2処理部)

Claims (6)

  1. BIST機能を有するマイコン(3)と、
    前記マイコンから定期的に出力される監視対象信号を監視して、前記監視対象信号が出力されない時間である信号停止時間が、異常判定時間以上になったか否かを判定する監視手段(7)と、
    前記監視手段により前記信号停止時間が前記異常判定時間以上になったと判定されると、前記マイコンをリセットするリセット手段(9)と、
    を備えた電子制御装置において、
    前記マイコンは、BISTの実施対象部分として、前記監視対象信号を前記監視手段に出力するための第1処理部(11)と、前記第1処理部以外の部分である第2処理部(12)とを備え、
    前記マイコンでは、当該マイコンが起動すると、前記第1処理部のBISTと前記第2処理部のBISTとが、その順に分けて実施され、しかも、前記第1処理部のBISTが終了すると、前記第1処理部が、前記監視対象信号を前記異常判定時間よりも短い周期で出力すること、
    を特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項1に記載の電子制御装置において、
    前記第1処理部は、当該第1処理部のBISTが終了してから、前記第2処理部のBISTが終了するまでの間は、当該第1処理部が有するハードウェア(11a)によって前記監視対象信号を出力すること、
    を特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項2に記載の電子制御装置において、
    前記ハードウェアは、書き換え可能な不揮発性メモリ(33)に記憶されている周期で前記監視対象信号を出力すること、
    を特徴とする電子制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の電子制御装置において、
    前記マイコンは、CPU(24)と、前記CPUにより実行されるプログラム(25)を記憶したプログラムメモリ(26)とを備え、
    前記マイコンでは、前記第2処理部のBISTが終了してからは、前記CPUが、前記プログラムメモリ内のプログラムを実行することにより、前記第1処理部に、前記監視対象信号を前記異常判定時間よりも短い周期で出力させること、
    を特徴とする電子制御装置。
  5. 請求項4に記載の電子制御装置において、
    前記マイコンから出力される前記監視対象信号の周期は、前記第2処理部のBISTが終了する前と後とで異なること、
    を特徴とする電子制御装置。
  6. 請求項5に記載の電子制御装置において、
    前記マイコンから出力される制御信号に応じて、電動装置を動作させるための駆動信号を出力する駆動信号出力回路(35)と、
    前記マイコンから出力される前記監視対象信号の周期に基づいて、前記マイコンの状態が、前記第2処理部のBISTが終了する前のBIST実施状態と、前記第2処理部のBISTが終了した後の通常動作状態との、何れであるかを判別する判別手段(40)と、
    前記マイコンが起動してから、前記判別手段により前記マイコンの状態が前記通常動作状態であると判別されるまでは、前記電動装置へ前記駆動信号が出力されることを禁止す
    る出力制御手段(37)と、
    を備えることを特徴とする電子制御装置。
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