JP2015211285A - Catvシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】通常ルートとバックアップ用ルートの切り換えが可能なFTTH方式のCATVシステムを安価に実現すること。【解決手段】センター装置10は、2つの心線11a、bの一方に接続する光スイッチ103を有している。また、2つの心線11a、bは2?64型の光カプラ16の2つの入力ポートにそれぞれ接続されている。送信機104は、監視用信号を生成して心線11a、bに挿入する。心線11a、bの光カプラ16の近傍の位置には、反射装置17がそれぞれ挿入されている。反射装置17は監視用信号を反射し、映像信号を透過する。モニタ105には、反射された上り監視用信号が心線11a、bから入力される。モニタ105は、上り監視用信号を受信するか否かを判定し、受信の有無に応じて光スイッチ103の接続を切り換える。【選択図】図4
Description
本発明は、光伝送路に障害が発生した場合であっても、伝送経路を切り換えることによって通信が可能なFTTH方式のCATVシステムに関する。特にリング型のネットワーク構成を有するものに関する。
ノード(通信端末やセンター装置など)間を結ぶネットワーク構成(ネットワークトポロジー)には、リング型、スター型、ツリー型、メッシュ型、バス型などの構成があり、それらの構成のうち複数を組み合わせることもある。センター装置と各加入者宅の光回線終端装置までを光ファイバーによって接続するFTTH(ファイバー・トゥー・ザ・ホーム)では、スター型のネットワーク構成が用いられている。光ファイバーを用いたスター型のネットワークは、能動素子を用いずに受動素子である光カプラのみを用いて構築することができ、保守管理が容易で省電力である。また、受動素子のみによって構成された光ファイバーによるネットワークは、PON(Passive Optical Network )と呼ばれている)
一方でリング型のネットワークは、伝送経路が二重化されているため、光伝送路が断線したり、心線の挟み込みや極度の屈曲などで光減衰量が過大となり通信不能となるなどの障害が発生したとしても、伝送経路を切り換えることによって通信を維持することができる。したがって、FTTHにおいてもリング型のネットワーク構成を採用することが望まれる。
特許文献1には、リング型のパッシブ光ネットワーク(PON)が記載されている。特許文献1のリング型PONは、光回線終端装置(OLT)、複数の光ネットワークユニット(ONU)を数珠つなぎにしてリング型パッシブ光ネットワークを構成している。そして通常時は、OLTを始端とするライン型のネットワーク構成として、OLTの2つの端子のうち一方から信号を送受信し、終端以外の各ONUは2つの端子で信号を送受信し、終端のONUは1つの端子で信号を送受信する。障害によって断線等した場合には、OLTの2つの端子の双方で信号を送受信するよう光スイッチによって切り換えている。すなわち特許文献1のリング型PONは、通常時はライン型、障害時は2分岐のライン型に伝送経路を切り換えることにより、障害が発生しても通信を維持することができるようにしている。
特許文献1には、障害発生をどのように検出してOLTの光スイッチを切り換えているのか具体的な記載はないが、障害発生を各ONUからOLTへの上り通信が正常に行われているか否かで判定していることが示唆されている。したがって、OLTから各ONUへ下り通信のみを行うような通信システムには適用することができない。つまり、特許文献1のリング型PONはどのような通信サービスに対しても適用できるものではなく、汎用性が低い。
また、障害検出用の光伝送路を併設して監視用信号を送信し、その受信の有無で障害を検出することも考えられる。しかし、障害検出用の光伝送路が通信用の光伝送路とは別に必要となることからコストが増大してしまうという問題がある。
そこで本発明の目的は、光伝送路に障害が発生しても通信経路を自動的に切り換えて通信を維持することができる低コストなCATVシステムを実現することである。
本発明は、センター装置と各加入者との間で光伝送路を介して通信信号を伝送させて通信を行うFTTH方式のCATVシステムにおいて、光伝送路は、通常の伝送経路である第1光伝送路と、第1光伝送路の障害時に伝送経路となる第2光伝送路と、を有し、CATVシステムは、センター装置側との接続を、第1光伝送路と第2光伝送路とで切り換える光スイッチと、2×N(Nは2以上の自然数)型であって、2つの入力ポートがそれぞれ第1光伝送路および第2光伝送路に接続され、各出力ポートはそれぞれ加入者側に接続された光カプラと、通信信号とは異なる波長の監視用信号を生成し、第1光伝送路と第2光伝送路にそれぞれ監視用信号を挿入して前記加入者側に伝送させる送信機と、光カプラ近傍の第1光伝送路と第2光伝送路にそれぞれ挿入され、監視用信号をセンター装置側に反射させ、通信信号は透過させる反射装置と、光スイッチ近傍の第1光伝送路と第2光伝送路それぞれから、反射装置により反射させた監視用信号を分離して検出するモニタと、を有し、モニタにおける第1光伝送路からの監視用信号および第2光伝送路からの監視用信号の検出の有無に応じて、光スイッチの接続を切り換える、ことを特徴とするCATVシステムである。
また本発明は、センター装置と各加入者との間で光伝送路を介して通信信号を伝送させて通信を行うFTTH方式のCATVシステムにおいて、光伝送路は、通常の伝送経路である第1光伝送路と、第1光伝送路の障害時に伝送経路となる第2光伝送路と、を有し、CATVシステムは、センター装置側との接続を、第1光伝送路と第2光伝送路とで切り換える光スイッチと、2×N(Nは2以上の自然数)型であって、2つの入力ポートがそれぞれ第1光伝送路および第2光伝送路に接続され、各出力ポートはそれぞれ加入者側に接続された光カプラと、通信信号とは異なる波長の監視用信号を生成し、光スイッチのセンター装置側の光伝送路から光スイッチを介して第1光伝送路と第2光伝送路のいずれか一方に、第1光伝送路と第2光伝送路の双方に、または第2光伝送路に、監視用信号を挿入して加入者側に伝送させる送信機と、光カプラ近傍の出力ポート側の光伝送路に挿入され、監視用信号をセンター装置側に反射させ、通信信号は透過させる反射装置と、光スイッチ近傍の第1光伝送路と第2光伝送路それぞれから、反射装置により反射させた監視用信号を分離して検出するモニタと、を有し、モニタにおける第1光伝送路からの監視用信号および第2光伝送路からの監視用信号の検出の有無に応じて、光スイッチの接続を切り換える、ことを特徴とするCATVシステムである。
また本発明は、センター装置と各加入者との間で光伝送路を介して通信信号を伝送させて通信を行うFTTH方式のCATVシステムにおいて、光伝送路は、通常の伝送経路である第1光伝送路と、第1光伝送路の障害時に伝送経路となる第2光伝送路と、を有し、CATVシステムは、センター装置側との接続を、第1光伝送路と第2光伝送路とで切り換える光スイッチと、2×N(Nは2以上の自然数)型であって、2つの入力ポートがそれぞれ第1光伝送路および第2光伝送路に接続され、各出力ポートはそれぞれ加入者側に接続された光カプラと、通信信号とは異なる波長の監視用信号を生成し、第1光伝送路と第2光伝送路にそれぞれ前記監視用信号を挿入し、または第2光伝送路のみに前記監視用信号を挿入し、加入者側に伝送させる送信機と、光カプラ近傍の出力ポート側の光伝送路に挿入され、監視用信号をセンター装置側に反射させ、通信信号は透過させる反射装置と、光スイッチ近傍の第1光伝送路と第2光伝送路それぞれから、反射装置により反射させた監視用信号を分離して検出するモニタと、を有し、モニタにおける第1光伝送路からの監視用信号および第2光伝送路からの監視用信号の検出の有無に応じて、光スイッチの接続を切り換える、ことを特徴とするCATVシステムである。
光カプラには、2×2型の第1光カプラと、第1光カプラの各出力ポートに接続された1×M(Mは2以上の自然数)型の第2光カプラと、を有した構造のものを用いることができ、反射装置は、第1の光カプラと第2光カプラとの間に挿入することができる。
また、反射装置にはファイバーブラッググレーティングを用いることができ、簡易かつ安価に本発明のCATVシステムを実現することができる。
本発明によれば、光伝送路の障害を検出し、その監視結果に基づき伝送経路を通常ルート(第1光伝送路側)からバックアップ用ルート(第2光伝送路側)に切り換えることが可能なCATVシステムを低コストに実現することができる。また、本発明のCATVシステムは、バックアップ用ルートについても障害を検出することが可能である。また、通常ルートが障害から復旧した場合には、自動的にバックアップ用ルートから通常ルートに戻すことができる。
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1のCATVシステムの構成を示した図である。実施例1のCATVシステムは、センター装置10から各加入者宅に配置された光回線終端装置15までを光伝送路によって接続したFTTH方式であり、ネットワーク構成は、リング型とスター型とを組み合わせたものである。
図1のように、センター装置10は、光伝送路18を介してリング型の光伝送路11に挿入されたクロージャー12aに接続している。光伝送路11には他に4つのクロージャー12bが挿入されている。以下、4つのクロージャー12bは、クロージャー12aから時計回りに順に12b−1、12b−2、12b−3、12b−4とする。クロージャー12a、12bは、光伝送路中の心線をまとめ直して光伝送路を分岐あるいは結合させるものである。クロージャー12bによって光伝送路11から2つの心線11a、bが分岐され、2×64の光カプラ16によってスター型に64分配して各加入者宅14内に配置されたV−ONU(光回線終端装置)15に接続されている。V−ONU15は図示しないTV受像機に接続されている。
このように実施例1のCATVシステムはリング型とスター型を組み合わせたネットワーク構成であるが、リング型のネットワークとスター型のネットワークのいずれにも能動素子は用いられておらず、受動素子のみによって構成されたパッシブ型である。つまり、実施例1のCATVシステムのネットワークは、幹線部分をリング型とし、支線部分をスター型とする、リング型とスター型とを組み合わせたネットワーク構成のPON(パッシブ光ネットワーク)となっている。
光伝送路11は、1本の多心光ファイバーケーブルである。他にも複数本の一心あるいは多心光ファイバーケーブルであってもよい。光伝送路11の心線は、図2(a)に示すように配置されている。すなわち、センター装置10から各クロージャー12bまでの区間、各クロージャー12bごとに、光伝送路11のリングに沿って時計回りに心線11a、反時計回りに心線11bの2本の心線が布設されている。クロージャー12b−1に対応する心線11a、bのみを示せば図2(b)のようになる。
実施例1の場合、4つのクロージャー12bが配置されているので、センター装置10からクロージャー12aまでの光伝送路18の心線は計8本、光伝送路11の心線は計4本で構成される。2つの心線11a、bのうち、心線11aは通常の通信時に使用される心線であり、心線11bは光伝送路11の障害によって通信できなくなったときに使用されるバックアップ用の心線である。障害は、たとえば光伝送路11あるいは光伝送路11内の一部の心線が断線してしまう場合や、光ファイバー心線の挟み込み、極度の屈曲などにより光減衰量が過大となり通信不能になる場合である。
なお、心線11a、bのどちらをバックアップ用とするかは上記に限るものではない。たとえば、反時計回りの心線を常にバックアップ用と決めたり、2つの心線11a、bのうち、センター装置10からクロージャー12bまでの伝送経路の長い方をバックアップ用と決めるなどしてもよい。
2×64の光カプラ16は、初段を2×m光カプラ(mは64未満の自然数)として単数もしくは複数の1×n光カプラ(nは2以上の自然数)が後段に接続された構成とすることができ、たとえば2×2光カプラの出力ポートそれぞれに1×32光カプラを接続した構造のものを用いることができる。この光カプラ16を構成する複数の光カプラの一部、あるいは光カプラ16全体は、クロージャー12b内に納められていてもよい。たとえば、2×64の光カプラ16のうち、初段の2×2光カプラをクロージャー12bに納めて一体化し、光カプラ16を構成する残りの光カプラをクロージャー12bに接続する構成とすることもできる。
また、光カプラ16による分岐数は64に限らず1以上の任意の整数でよい。ただし、対称性や構成の容易さから分岐数は2の累乗とするのがよい。たとえば各エリアの世帯数に応じて光カプラ16の分岐数を変えることで、実施例1のCATVシステムにおける光ネットワークをより効率的なものとすることができる。
以上に述べた構成の光カプラ16を用いることにより、心線11a、bのどちら側から下り光信号の入力があった場合でも、その下り光信号を分配して各加入者に送信することができる。また、配下の各加入者側からの上り光信号は合波されたのち心線11a、bにそれぞれ分配されて出力される。
なお、実施例1の光伝送路11では、1つのクロージャー12bまでの心線11a、bをそれぞれ1本として、クロージャー12bに接続する光カプラ16の数を1つとしているが、心線11a、bを複数本として、1つのクロージャー12bに接続する光カプラ16の数を複数としてもよい。この場合、たとえば図5(a)のように、光スイッチ103の前段に2分岐の光カプラ109を設けて光スイッチ103をもう一つ設けることで、心線11a、bの数をそれぞれ2本とすることができる。また、たとえば図5(b)のように、光スイッチ103の後段に、心線11a、bをそれぞれ2分岐する光カプラ109a、bを設けることで、心線11a、bをそれぞれ2本とすることができる。そして、各クロージャー12bごとに2つの光カプラ16を接続することができる。
センター装置10は、図3に示すように、光信号である映像信号を送信する送信機100と、送信機100に接続し、映像信号を増幅する光増幅器101と、光増幅器101に接続して映像信号を4分配する光カプラ102と、光カプラ102に接続する4つの光スイッチ103と、監視用信号を送信する送信機104と、監視用信号の入力の有無により各光スイッチ103を制御する4つのモニタ105と、によって構成されている。
光スイッチ103は、2つの心線11a、bのうち、どちらか一方に選択的に接続する。そして、どちらに接続するかはモニタ105からの信号によって制御される。
送信機104は、光伝送路11の状態を監視するための監視用信号を生成して送信する。監視用信号は、送信機100から出力される映像信号とは波長の異なる光信号である。たとえば映像信号の波長が1550nmである場合に監視用信号の波長は1625nmとする。図3のように、送信機104は1×2型の光カプラ106に接続され、光カプラ106によって監視用信号は2分岐される。
なお、送信機104は各光スイッチ103ごとに計4台設けてもよいが、送信機104を1台設け、その出力を光カプラによって4分岐させて用いてもよい。また、心線11aに監視用信号を挿入するものと心線11bに監視用信号を挿入するものとで別に送信機104を設けてもよい。
光カプラ106の2つの出力ポートは、それぞれが1×2型の光カプラ108の2つの出力ポートのうち一方に接続されていて、光カプラ108の他方の出力ポートはモニタ105に接続されている。
心線11a、bの光スイッチ103近傍には光アドドロップ装置107がそれぞれ挿入されていて、光カプラ108の入力ポートに接続されている。光カプラ106からの監視用信号は光カプラ108を透過して光アドドロップ装置107に入力され、センター側から加入者側に向かう下りの映像信号に監視用信号が挿入される。また、上り方向(つまり加入者側からセンター側に向かう方向)に伝送する上り光信号のうち、上りの監視用信号は光アドドロップ装置107によって分離され、光カプラ108を介してモニタ105に出力される。なぜ上り監視用信号が存在するのかについては後述する。
モニタ105には、光アドドロップ装置107によって分離された上り監視用信号が入力される。モニタ105は、上り監視用信号を受信するか否かを判定し、受信の有無に応じて光スイッチ103の接続を制御する。これにより、伝送経路を心線11aを介する経路と心線11bを介する経路とに切り換える。
図4は、光カプラ16近傍の心線11a、bの構成を示した図である。図4のように、心線11a、bの光カプラ16の近傍の位置には、反射装置17がそれぞれ挿入されている。
反射装置17は、下り光信号のうち、監視用信号の波長1625nmは反射し、映像信号の波長1550nmは透過する装置である。反射装置17として、たとえば、FBG(ファイバーブラッググレーティング)や誘電体多層膜からなる光学フィルタなどを用いることができる。この反射装置17による下り方向の監視用信号の反射によって、上り方向に伝送する監視用信号を発生させる。また、映像信号については、反射装置17をそのまま透過するため、センター装置10からの映像信号は、反射装置17に影響されずに加入者宅14のV−ONU15まで到達する。
反射装置17の反射特性は、監視用信号については映像信号に影響のない程度の反射率であればよく、映像信号の透過率は95%以上が望ましい。監視用信号の検出精度を向上し、反射装置17を設けることによる通信への影響を低減するためである。また、監視用信号と映像信号との波長差は、上記反射特性を満たす範囲であれば任意の値でよい。
以上の構成により、モニタ105への監視用信号の入力の有無で、光伝送路11の心線11a、bのうち反射装置17の挿入位置から光アドドロップ装置107の挿入位置までの間についての障害を検出することが可能となっている。障害検出可能な心線11a、bの範囲をなるべく広くするためには、光アドドロップ装置107の挿入位置は光スイッチ103になるべく近いことが望ましく、光アドドロップ装置107は光スイッチ103の出力の直後に設けることが望ましい。
たとえば、光スイッチ103と光アドドロップ装置107が1つのユニット内に設けられる場合には、数十cm程度の光ファイバーで光スイッチ103と光アドドロップ装置107との間を接続することができる。1つのサブラック内でそれぞれ別個のユニットに光スイッチ103、光アドドロップ装置107を収納する場合は、おおむね1m程度の光ファイバーで、1つのラック内でそれぞれ別個のサブラックに収納する場合には、おおむね1〜3m程度の光ファイバーで接続することができる。これにより、光スイッチ103の直後の光アドドロップ装置107から加入者側の光伝送路11が監視エリアとなり、そのエリア内の障害検出が可能となる。
異なるラック内に光スイッチ103と光アドドロップ装置107を分離して設けなければならない場合には、光アドドロップ装置107を設けたラックの位置が光スイッチ103の直後ということになる。局舎内の配置の都合上、光スイッチ103のラック近くに光アドドロップ装置107を設けたラックを設置できないこともあるが、この場合は必要とする監視エリアを十分に吟味した上で、なるべく光スイッチ103を設けたラックに近い位置に監視エリアの境界を設定し、光アドドロップ装置107を設けたラックを設置することが望ましい。
同様に、反射装置17は光カプラ16の監視用信号入力の直前(図4参照)または監視用信号出力の直後(図7参照)に設けることが望ましい。たとえば反射装置17を光カプラ16が収納されているクロージャ内に設けた場合、光カプラ16の監視用信号入力の直前または監視用信号出力の直後に設けられた反射装置17を概ね1m程度の光ファイバーで接続することができる。
また、反射装置17を光カプラ16と同じクロージャ内に設けられない場合には、光カプラ16が収納されたクロージャの直前または直後に隣接させた別のクロージャ内に反射装置17を収納することになるが、この場合でも概ね10m以内の光ファイバーで反射装置17と光カプラ16とを接続することができる。
以下、実施例1のCATVシステムにおける光伝送路11の障害検出動作について、図9〜13を参照に詳しく説明する。なお、図9〜13において、映像信号の流れについては2重線の矢印で、監視用信号の流れについては一重線の矢印で示している。
まず、光伝送路11に障害が発生しておらず、正常に通信が行われている場合について、図9を参照に説明する。この場合、光スイッチ103は心線11a側に接続されており、センター装置10からの映像信号は、光スイッチ103を通して心線11aを伝送し、反射装置17を透過した後、光カプラ16によって分岐されて各加入者宅14のV−ONU15へ到達する。ここで、送信機104からの監視用信号は、心線11a、bにそれぞれ挿入されて下り方向に伝送される。そして、光カプラ16近傍の反射装置17まで到達した監視用信号は、反射装置17によって反射され、上り方向に伝送される。反射装置17によって反射された上りの監視用信号は、光スイッチ103近傍で心線11a、bからそれぞれ分離されてモニタ105に入力される。モニタ105は、心線11a、bの双方から監視用信号が入力される限り、光スイッチ103を11a側に接続する。
次に、光伝送路11の心線11aに障害が発生して光信号を伝送できない場合について図10、11を参照に説明する。この場合、心線11a、bにそれぞれ挿入された監視用信号のうち心線11aに挿入された方は、心線11aの障害により伝送が止まり、反射装置17まで到達しない。そのため、モニタ105には心線11aからの監視用信号は入力されない。一方、心線11bに挿入された監視用信号は、反射装置17による反射によってモニタ105に入力される(図10参照)。モニタ105は、心線11bのみから監視用信号が入力される状態となると、光スイッチ103を心線11b側に接続するように制御する(図11参照)。そして、センター装置10からの映像信号は、障害の発生していない心線11b側を介して伝送される。このようにして、心線11a側である通常の伝送ルートに障害が発生した場合には、バックアップ用の伝送ルートである心線11bを介して正常に通信ができるようにしている。
また、心線11aの障害から復旧した場合、監視用信号は心線11aを正常に伝送して反射装置17に到達し、反射装置17によって反射されてモニタ105に入力される。よって、モニタ105には心線11a、bの双方からの上り監視用信号が入力される(図12参照)。この状態になると、モニタ105は光スイッチ103を心線11a側に接続するように制御し、図9の状態に戻す。このように、通常の伝送ルートである心線11aが障害から復旧すると、バックアップ用ルートである心線11b側から通常の伝送ルートに自動的に伝送ルートを切り換えることができる。
次に、光伝送路11の心線11bに障害が発生した場合について説明する。心線11bはバックアップ用ルートであるため、心線11bに障害が発生しても通常ルートである心線11a側の通常の通信には影響しない。しかし、心線11bに障害が発生した状態で心線11aにも障害が発生してしまうと、通常ルートからバックアップ用ルートに伝送経路が切り替わっても通信ができない状態となり問題である。そこで、バックアップ用ルートのみに障害が発生した場合でもそれを検出して復旧できるようにする必要がある。
実施例1のCATVシステムでは、これを以下のようにして検出することができる。心線11a側のルートでは正常に通信が行われ、心線11aに挿入された監視用信号も正常に伝送されるため、モニタ105には心線11aからの監視用信号が入力される。一方で心線11b側のルートは、心線11bの障害により監視用信号の伝送が止まり、反射装置17まで到達しない。そのため、モニタ105には心線11bからの監視用信号は入力されない。つまり、モニタ105には心線11aからの監視用信号のみが入力される状態となる(図13参照)。したがって、モニタ105に入力される監視用信号が心線11aからのみである場合には、バックアップ用ルートである心線11bに障害が発生していると判断でき、心線11bの復旧作業を速やかに開始することができる。
また、心線11a、bの双方に障害が発生している場合には、モニタ105には心線11a、bのいずれからも監視用信号が入力されない。したがって、実施例1のCATVシステムでは、心線11a、bの双方に障害が発生していることを判断でき、早期に心線11a、bの復旧作業を開始することができる。
以上のように、実施例1のCATVシステムでは、リング型の光伝送路11のうち、通常ルートである心線11a側の通信に障害が生じたとしても、その障害を検出してバックアップ用ルートである心線11b側に切り換えて通信を行うことができ、通常ルートが障害から復旧した場合には、その復旧を検出してバックアップ用ルートから通常ルートに伝送経路を戻すことができる。また、バックアップルートのみに障害が生じた場合についても、その障害を検出することができる。また、実施例1のCATVシステムでは、心線を束ねる光ファイバーケーブル単位での監視ではなく、光ファイバーケーブル中の心線ごとに通信の状態を監視することができる。また、監視用の心線を別途設ける必要がなく、通信に用いている心線をそのまま監視用に利用することができるため、実施例1のCATVシステムは低コストに実現することができる。
実施例2のCATVシステムは、実施例1のCATVシステムにおいて、センター装置10を図6に示すセンター装置200に置き替え、光カプラ16近傍における反射装置17の挿入位置を、図7のように置き替えたものである。他の構成については実施例1と同様である。
センター装置200は、図6に示すように、光増幅器101と光カプラ102との間において、送信機104からの監視用信号を光アドドロップ装置208を介して挿入するように構成している。また、モニタ105は光アドドロップ装置107に直接接続するようにしている。実施例1のセンター装置10に比べて、光カプラ106、108が必要なく、構成がより簡素となっている。特に、実施例2のセンター装置200では送信機104は1台で済むため低コストである。
また、図7のように、反射装置17は、2×64型である光カプラ16近傍であって、出力ポート側(加入者側)の64本に分岐された心線のうち1つに挿入されている。
このように構成された実施例2のCATVシステムでは、心線11a、bの少なくとも一方が正常であれば、光アドドロップ装置208によって挿入された送信機104からの監視用信号は、光カプラ102によって分岐されたのち、光スイッチ103によって選択された心線11a、bのいずれかを伝送して光カプラ16に到達する。そして、光カプラ16によって64分岐されて出力されたのち、反射装置17によって反射される。反射された監視用信号は、再び光カプラ16に入力され、2分岐されて心線11a、bを上り方向に伝送する。
したがって、心線11a、bともに正常な場合、モニタ105には心線11a、bの双方からの監視用信号の入力があり、心線11bに障害が発生して心線11aのみが正常な場合には、心線11aのみから監視用信号の入力があり、心線11aに障害が発生して心線11bのみが正常な場合には、監視用信号の入力がない。よって心線11a、bの障害の有無と監視用信号の入力の有無とを対応付けることができ、その対応に応じて光スイッチ103の接続を制御することで、通常ルートからバックアップ用ルートに伝送経路を切り換えて通信を継続することができる。
心線11aに障害が発生し、光スイッチ103が心線11a側から心線11b側に接続が切り換えられ、バックアップ用ルートを介して通信が行われている状態では、モニタ105には心線11bからのみ監視用信号の入力がある。そして、心線11aが障害から復旧した場合には、モニタ105には心線11a、bの双方から監視用信号が入力されるようになる。このように、心線11bからのみ監視用信号が入力される状態から心線11a、b双方に監視用信号が入力される状態となった場合には、光スイッチ103の接続を心線11b側から心線11a側に切り換える。以上のようにして、心線11aが障害から復旧した場合には、バックアップ用ルートから通常ルートへと自動的に戻して通信を継続することができる。
また、実施例1のCATVシステムでは2台必要であった反射装置17が、実施例2のCATVシステムでは1台で済み、また監視用信号を挿入するための構成もより簡素となるため、システムのさらなる低コスト化を図ることができる。
なお、実施例2において、光カプラ16を、それよりも分岐数の少ない複数の光カプラを相互に接続して構成する場合、前段の光カプラと後段の光カプラとを接続する分岐路中に反射装置17を挿入して、光カプラ16と反射装置17とを一体に構成してもよい。たとえば、光カプラ16の構成について、初段を2×m光カプラ(mは64未満の自然数)として単数もしくは複数の1×n光カプラ(nは2以上の自然数)が後段に接続された構成とする場合、2×m光カプラと1×n光カプラとを接続する経路のうち1つの経路に反射装置17を挿入してもよい。1例として、図14には、2×2光カプラ16aと1×32光カプラ16bとの間に反射装置17を挿入した構成を示す。図14のように、2×2光カプラ16aの2つの出力ポートはそれぞれ1×32光カプラ16bの入力ポートに接続されている。そして、2×2光カプラ16aの出力ポートのうち1つと、1×32光カプラ16bの入力ポートとの間の光伝送路に反射装置17が挿入されている。このように光カプラ16を2段に構成し、初段と後段との間に反射装置17に挿入する構成とすれば、上り監視用信号の光強度低下を抑制することができる。
また、実施例2において、送信機104からの監視用信号の挿入位置は、送信機100と光増幅器101との間であってもよいし、光カプラ102と光スイッチ103との間であってもよい。これらのいずれの構成でも、実施例2と同様の動作とすることができる。また、実施例1のように心線11a、bの双方に挿入してもよい。その場合は実施例1と同様の動作とすることができる。
また、心線11bに監視用信号を挿入するようにしてもよい。その構成を図8に示す。図8のように、図3の構成において光カプラ106と心線11a側の光カプラ108とを省いて送信機104を心線11b側の光カプラ108に直接接続し、心線11a側の光アドドロップ装置107とモニタ105とを直接接続した構成である。このような構成によれば、心線11a、bに障害が発生していない場合には心線11a、bの双方からモニタ105に監視用信号が入力される。また、心線11aに障害が発生している場合には心線11b側からのみ監視用信号が入力される。また、心線11bに障害が発生している場合には心線11a、b側のいずれからも監視用信号が入力されない。よって心線11a、bの障害の有無と監視用信号の入力の有無とを対応付けることができ、心線11aの障害時には通常ルートからバックアップ用ルートに伝送経路を切り換えて通信を継続することができる。
また、心線11aの障害のためバックアップ用ルートを介して通信が行われている状態では、モニタ105には心線11bからのみ監視用信号の入力がある。そして、心線11aが障害から復旧した場合には、モニタ105には心線11a、bの双方から監視用信号が入力されるようになる。このとき、光スイッチ103の接続を心線11b側から心線11a側に切り換えることで、バックアップ用ルートから通常ルートへと自動的に戻して通信を継続することができる。
このように、図8に示す構成のCATVシステムは、実施例2と同様に、心線11aの通常ルートに障害が発生した場合に、バックアップ用ルートに切り換えて通信を継続することができ、また通常ルートが障害から復旧した場合には、バックアップ用ルートから通常ルートに自動的に戻すことができる。
実施例2および図8の構成では、心線11bにのみ障害が発生している場合、あるいは心線11a、bの双方に障害が発生している場合には、モニタ105に心線11a、bのいずれからも監視用信号が入力されない。したがって、心線11bのみの障害と心線11a、b双方の障害とを区別して検出することはできない。しかし、心線11aのみに障害が発生している状態では、心線11b側からのみ監視用信号が入力される。したがって、心線11aのみに障害が発生している状態と、心線11bのみあるいは心線11a、bの双方に障害が発生している状態は区別して検出することができる。ゆえに心線11aに障害が発生した場合にはバックアップ用ルートである心線11b側に接続を切り換えて通信を継続させることができる。
なお、実施例1、2のCATVシステムは、センター側から各加入者に映像を配信するサービスを運用する下り通信のみの例であるが、本発明はデータ通信サービスや電話サービスなどの双方向通信のサービスについてももちろん適用可能であり、たとえば電話サービスやインターネットサービスなどを運用するCATVシステムにおいても本発明を適用することができる。この場合、反射装置17は、下りの通信信号のみならず、上りの通信信号も透過するものを用いる。監視用信号の波長以外の帯域は透過するものを用いてもよい。
また、実施例1、2のCATVシステムでは、リング型とスター型とを組み合わせたネットワーク構成を用いているが、他のネットワーク構成であってもよい。たとえば、リング型のみを用いたネットワーク構成や、リング型とリング型を組み合わせたネットワーク構成、リング型とツリー型、リング型とライン型など、各種のトポロジを組み合わせたネットワーク構成などを用いることができる。
本発明のCATVシステムにより、放送やインターネットサービス、電話サービスなどを行うことができる。
10:センター装置
11、18:光伝送路
12a、b:クロージャー
14:加入者宅
15:光回線終端装置
16、102:光カプラ
17:反射装置
100、104:送信機
101:光増幅器
103:光スイッチ
105:モニタ
107:光アドドロップ装置
11、18:光伝送路
12a、b:クロージャー
14:加入者宅
15:光回線終端装置
16、102:光カプラ
17:反射装置
100、104:送信機
101:光増幅器
103:光スイッチ
105:モニタ
107:光アドドロップ装置
Claims (5)
- センター装置と各加入者との間で光伝送路を介して通信信号を伝送させて通信を行うFTTH方式のCATVシステムにおいて、
前記光伝送路は、通常の伝送経路である第1光伝送路と、前記第1光伝送路の障害時に伝送経路となる第2光伝送路と、を有し、
前記CATVシステムは、
前記センター装置側との接続を、前記第1光伝送路と前記第2光伝送路とで切り換える光スイッチと、
2×N(Nは2以上の自然数)型であって、2つの入力ポートがそれぞれ前記第1光伝送路および前記第2光伝送路に接続され、各出力ポートはそれぞれ前記加入者側に接続された光カプラと、
前記通信信号とは異なる波長の監視用信号を生成し、前記第1光伝送路と前記第2光伝送路にそれぞれ前記監視用信号を挿入して前記加入者側に伝送させる送信機と、
前記光カプラ近傍の前記第1光伝送路と前記第2光伝送路にそれぞれ挿入され、前記監視用信号をセンター装置側に反射させ、前記通信信号は透過させる反射装置と、
前記光スイッチ近傍の前記第1光伝送路と前記第2光伝送路それぞれから、前記反射装置により反射させた前記監視用信号を分離して検出するモニタと、
を有し、
前記モニタにおける前記第1光伝送路からの前記監視用信号および前記第2光伝送路からの前記監視用信号の検出の有無に応じて、前記光スイッチの接続を切り換える、
ことを特徴とするCATVシステム。 - センター装置と各加入者との間で光伝送路を介して通信信号を伝送させて通信を行うFTTH方式のCATVシステムにおいて、
前記光伝送路は、通常の伝送経路である第1光伝送路と、前記第1光伝送路の障害時に伝送経路となる第2光伝送路と、を有し、
前記CATVシステムは、
前記センター装置側との接続を、前記第1光伝送路と前記第2光伝送路とで切り換える光スイッチと、
2×N(Nは2以上の自然数)型であって、2つの入力ポートがそれぞれ前記第1光伝送路および前記第2光伝送路に接続され、各出力ポートはそれぞれ前記加入者側に接続された光カプラと、
前記通信信号とは異なる波長の監視用信号を生成し、
前記光スイッチのセンター装置側の光伝送路から前記光スイッチを介して前記第1光伝送路と前記第2光伝送路のいずれか一方に前記監視用信号を挿入し、前記加入者側に伝送させる送信機と、
前記光カプラ近傍の出力ポート側の光伝送路に挿入され、前記監視用信号をセンター装置側に反射させ、前記通信信号は透過させる反射装置と、
前記光スイッチ近傍の前記第1光伝送路と前記第2光伝送路それぞれから、前記反射装置により反射させた前記監視用信号を分離して検出するモニタと、
を有し、
前記モニタにおける前記第1光伝送路からの前記監視用信号および前記第2光伝送路からの前記監視用信号の検出の有無に応じて、前記光スイッチの接続を切り換える、
ことを特徴とするCATVシステム。 - センター装置と各加入者との間で光伝送路を介して通信信号を伝送させて通信を行うFTTH方式のCATVシステムにおいて、
前記光伝送路は、通常の伝送経路である第1光伝送路と、前記第1光伝送路の障害時に伝送経路となる第2光伝送路と、を有し、
前記CATVシステムは、
前記センター装置側との接続を、前記第1光伝送路と前記第2光伝送路とで切り換える光スイッチと、
2×N(Nは2以上の自然数)型であって、2つの入力ポートがそれぞれ前記第1光伝送路および前記第2光伝送路に接続され、各出力ポートはそれぞれ前記加入者側に接続された光カプラと、
前記通信信号とは異なる波長の監視用信号を生成し、
前記第1光伝送路と前記第2光伝送路にそれぞれ前記監視用信号を挿入し、
または、前記第2光伝送路にのみ前記監視用信号を挿入し、
前記加入者側に伝送させる送信機と、
前記光カプラ近傍の出力ポート側の光伝送路に挿入され、前記監視用信号をセンター装置側に反射させ、前記通信信号は透過させる反射装置と、
前記光スイッチ近傍の前記第1光伝送路と前記第2光伝送路それぞれから、前記反射装置により反射させた前記監視用信号を分離して検出するモニタと、
を有し、
前記モニタにおける前記第1光伝送路からの前記監視用信号および前記第2光伝送路からの前記監視用信号の検出の有無に応じて、前記光スイッチの接続を切り換える、
ことを特徴とするCATVシステム。 - 前記光カプラは、2×2型の第1光カプラと、前記第1光カプラの各出力ポートに接続された1×M(Mは2以上の自然数)型の第2光カプラと、を有し、
前記反射装置は、前記第1の光カプラと前記第2光カプラとの間に挿入されている、
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のCATVシステム。 - 前記反射装置は、ファイバーブラッググレーティングであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のCATVシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014090625A JP2015211285A (ja) | 2014-04-24 | 2014-04-24 | Catvシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014090625A JP2015211285A (ja) | 2014-04-24 | 2014-04-24 | Catvシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015211285A true JP2015211285A (ja) | 2015-11-24 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014090625A Pending JP2015211285A (ja) | 2014-04-24 | 2014-04-24 | Catvシステム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2015211285A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006060734A (ja) * | 2004-08-24 | 2006-03-02 | Mitsubishi Electric Corp | 光伝送システム |
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-
2014
- 2014-04-24 JP JP2014090625A patent/JP2015211285A/ja active Pending
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