JP2011217293A - 光伝送システム、光伝送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
トランスポンダ部を持たないOADM装置は、OADM装置と外部装置の間に障害切り分けを担当するトランスポンダ部が搭載されていないため、障害発生時の障害切り分けや障害区間の特定などが困難になる。
【解決手段】
トランスポンダ部を持たないOADM装置について、例えば2x2光スイッチなどのスイッチを用いることで、光ループバック機能を提供する。ループバック機能を用いて障害発生区間を特定することで、障害発生時の障害切り分けを容易にする。
【選択図】図5

Description

本発明は、波長多重された光信号を伝送する伝送装置および伝送方法に関する。
光通信システムでは、通信容量を拡大しながらシステムコストを低減するため、一般的に波長の異なる複数の信号光を一本の光ファイバに束ねて通信する波長多重光伝送技術が適用されている。実際のシステムでは、波長の異なる複数の信号光を一本の光ファイバに束ねるための光挿入部や、束ねられた複数の信号光を波長毎に分離するための光分岐部、距離の離れた2地点間の伝送路となる光ファイバで発生する光信号の損失を補償するための光ファイバ増幅部から構成される波長多重機能部を設置する。また、波長多重機能部に対して、波長多重に適した波長を持つ光信号に変換するためのトランスポンダ部を設置する。これらの波長多重機能部とインタフェース部を組み合わせることにより、長距離に渡って安価な通信を提供することが可能となる。
図1は、波長多重光伝送システムを用いた一般的なネットワーク構成を示す。ネットワーク構成としては、地域単位の加入者に対してOLT(Optical Line Terminal)装置1−2やONU(Optical Network Unit)装置1−3を用いたFTTH(Fiber To The Home)サービスを提供するアクセス1−4、地域単位の加入者からの通信を複数のL2(Layer 2)スイッチ1−5を用いて地域群にて集約するためのエッジ1−6、L2(Layer 2)スイッチで集約された通信を都市単位に集約するメトロ1−7、都市単位で集約した大容量の通信に対して、大都市間を効率よく長距離伝送するためのコア1−8から構成される。本ネットワークにおいて、OADM(Optical Add Drop Multiplexer)装置1−1は比較的広範囲に散らばった通信を一箇所に集約するために用いられる光伝送システムである。
図2は、OADM装置1−1の一般的な構成例である。図2では2台のOADM装置1−1が2台の伝送路2−1を挟んで互いに向かい合った構成になっている。OADM装置1−1では波長多重された複数の光信号から所望の信号を取り出すため、もしくは所望の信号を波長多重して再び複数の信号群に束ねるための波長多重機能部2−5、波長多重機能部2−5から分岐された信号を、OADM装置1−1に収容される加入者信号と区別して適切に変換するため、もしくは加入者信号を適切に変換し、分岐挿入部で波長多重するためのトランスポンダ部2−3、また波長多重機能部2−5、トランスポンダ部2−3に対して監視制御を行うための監視制御部2−4から構成される。
監視制御光制御部2−2は、トランスポンダ部2−3より出力された信号光2−7と監視制御部2−4から制御された監視制御光処理部2−4−1からの監視光2−6を波長多重し伝送路2−1に対して送出する。さらに、監視制御光制御部2−2は伝送路2−1から受信した波長多重された信号光2−7と監視制御光処理部2−4−1からの監視光2−6をそれぞれに波長分離し、分離されたそれぞれの光はトランスポンダ部2−3と監視制御部2−4に入力される。
図2でのOADM装置1−1では、信号光に関しては点線2−7で示すような経路で信号光が伝播し、監視制御光処理部2−4−1からは、実線2−6で示されるように監視制御光2−6が伝播する。すなわち、監視制御光処理部2−4−1からの光は対向するOADM装置1−1の監視制御光制御部2−2で分離され、対向するOADM装置1−1の監視制御光処理部2−4−1に入力される。また、信号光2−7は監視制御光制御部2−2を通過した後、波長多重機能部2−5に入力される。
図3は波長多重された信号波長群3−2と監視制御信号3−1との波長多重光を説明するための図である。一般的なOADM装置1−1では、例えば特許文献1のように、実際の通信データを運ぶ複数の波長多重された信号群3−2と、遠隔に配置されたOADM装置1−1同士の制御や監視に用いる信号の通信を実現するための監視制御信号3−1が存在する。図3では32個の波長多重された信号波長群3−2と1個の監視制御信号3−1が示されており、また監視制御信号3−1が信号波長群3−2の短波側に配置されているが、監視制御信号3−1が長波側に配置されている場合や、複数の監視制御信号3−1が配置されている場合、信号波長が32個以外の数値で波長多重されている場合もある。
一般的なOADM装置1−1では、複数の光信号から所望の信号を取り出したり、もしくは所望の信号を波長多重して再び複数の信号群に束ねたりする機能は波長多重機能部2−5において行われる。また、遠隔に配置されたOADM装置1−1間の監視制御信号の通信に関しては、例えば伝送路2−1からの入力部分に配置された監視制御光制御部2−2において波長多重光から監視制御信号だけを分岐し、また伝送路2−1に対する出力部分に配置された監視制御光制御部2−2において信号波長に対して監視制御信号を挿入している。
図4は波長多重機能部2−5、トランスポンダ部2−3、トランスポンダ部2−3に接続されるルータなどの外部装置部4−1の接続関係を表す図である。トランスポンダ部2−3は波長多重側インタフェース部2−3−1、外部装置側インタフェース部2−3−4から構成される。また、波長多重側インタフェース部は送信部2−3−2、受信部2−3−3から構成され、送信部2−3−2では波長多重に適した波長を持つ光信号に変換して波長多重部2−5に送出し、受信部2−3−3では波長多重部2−5から送出された光信号を受信する。さらに、外部装置側インタフェース部2−3−4も同様に、送信部2−3−6、受信部2−3−5から構成され、外部装置4−1からの光信号を受信したり、外部装置4−1に対して光信号を送信したりする。外部装置4−1も同様に、トランスポンダ部2−3に対して送信するための送信部4−2とトランスポンダ部2−3から受信するための受信部4−3から構成される。ここで、外部装置4−1から送信される信号は波長多重に適した波長を具備しているとは限らないため、外部装置4−1の送信部4−2から送出された光信号はそのままの波長では波長多重部2−5に対して入力することが出来ない。
特開2003−046456号公報
このような一般的な構成を持つOADM装置1−1では、外部装置4−1と接続する度にトランスポンダ部2−3を追加で設置する必要がある。そのため、複数の外部装置4−1を接続する場合には、トランスポンダ部2−3を増設せざるを得ず、その結果、システムの価格が上昇してしまう。
そこで、トランスポンダ部2−3を用いる代わりに、予め外部装置4−1の送信部4−2から出力される信号の波長を波長多重に適した波長とし、トランスポンダ部2−3を用いることなく波長多重機能部2−5に接続される構成を用いる場合、システムの価格を低減化できる。
しかし、トランスポンダ部2−3は単純に光信号を波長多重に適した波長に変換しているだけでなく、OADM装置1−1を用いたネットワーク内部で発生した障害の発生箇所を切り分けたり、特定したりする目的にも用いられるため、障害発生時の障害切り分けや障害区間の特定などに対する構成が別途必要になる。そのため、このような構成では、運用価格が増大し、結果としてトータルの価格が押し上げられるという課題がある。
このようなトランスポンダ部2−3を持たない構成を持つOADM装置で、障害発生時の取り扱いを容易にする対策としては、
1)外部装置4−1の監視機能を強化する
2)OADM装置1−1の監視機能を強化する
の2つが考えられる。
このうち、1)の外部装置4−1に具備されている監視機能を強化する方法に関しては、外部装置4−1に備わっている光入出力強度監視などの物理層に対する監視機能を強化する方法、イーサネット(登録商標)OAM、MPLS OAMなどのデータリンク層、ネットワーク層に対する監視機能を強化する方法などが考えられる。しかし、いずれの監視機能もOADM装置内部を監視しているのではなく、OADM装置の外からのエンドツーエンドでの監視機能である。そのため、OADM装置を用いたネットワーク内部で障害が発生した場合、OADM装置の内部のどこで発生している障害なのか、その障害に対してどのような対処を行うべきかなどの具体的な情報を得ることができない。つまり、外からエンドツーエンドで監視しているだけでは、OADM装置の内部で発生している障害を具体的に切り分けることが出来ない。
また、外部装置4−1に対して新しい機能を具備することで本課題を解決するということは、既にネットワークに導入されている外部装置4−1はこのような新しい機能が具備されていないため、利用する事が出来ないということになる。
また、2)のOADM装置1−1に具備されている監視機能を強化する方法に関しては、波長多重されている光信号毎に監視機能を設けることで、光信号毎の有無を確認することが可能となり、監視機能を強化することは出来る。しかし、収容されている波長多重数毎に本監視機能を具備する必要があり、構成が複雑になる上、OADM装置としての価格は増大する。また、光スペクトラムアナライザのような光特性を解析する機能をOADM装置毎に具備することで、光信号毎に監視の強化は可能となるが、構成が複雑になる上、光スペクトラムアナライザは非常に高価なため、OADM装置1−1としての価格はやはり増大する。
上記の通り、トランスポンダ部2−3を持たないOADM装置では、OADM装置1−1を用いたネットワーク内で発生した障害に対する切り分けを、複雑化及び高価格化を回避しながら実現する必要がある。
トランスポンダ部を持たないOADM装置について、障害発生箇所などを特定する際に、例えば安価な2x2(2入力、2出力)の光スイッチを用いて、光ループバック機能を用い、障害発生の有無を判断する。
光ループバックはOADM装置1−1の複数個所で実施することが可能であるため、複数の箇所で順次光ループバックを行いながら光ループバック光の有無などを順次確認することも可能である。従って、ループバックされた光信号を観測することにより、障害が発生した区間の特定が可能となり、障害回復のための行動が可能となる。
本発明による光伝送装置は、一例として、入出力する光について波長多重する波長多重部と、前記波長多重部へ光を入出力する第1光スイッチと、制御光を入出力する制御光処理部と、前記制御光と前記波長多重部が出力する光との多重もしくは分離を行う制御光制御部と、前記第1光スイッチについて、入力された光の折り返し機能のオン・オフを制御する監視制御部とを有することを特徴とする。ここで、前記制御光処理部と前記制御光制御部との間に設置される第2光スイッチをさらに有し、前記監視制御部は、前記第2光スイッチについてさらに入力された光の折り返し機能のオン・オフを制御してもよい。また、他の光伝送装置と伝送路を介して接続され、前記他の光伝送装置と相互に光を送受信してもよい。
本発明による光伝送方法は、一例として、波長多重部と第1光スイッチと制御光処理部と制御光制御部とを有するOADM装置による光伝送方法であって、入出力する光を前記波長多重部により波長多重するステップと、前記波長多重部から出力される光を前記第1光スイッチによりスイッチするステップと、前記第1光スイッチがスイッチした光と前記制御光処理部が出力する制御光とを、前記制御光制御部により多重して対向するOADM装置へ送信するステップと、前記対向するOADM装置から受信する光を、前記制御光制御部により制御光と他の光に分離するステップと、前記他の光を前記第1光スイッチに入力してスイッチするステップとを有し、前記第1光スイッチは、入力された光の折り返し機能のオンであるときに、入力された光を入力元へ折り返して送信する。ここで、前記制御光処理部が出力する制御光と、前記制御光制御部により分離された前記他の光とを、前記制御光処理部と前記前記制御光制御部との間に設置される第2光スイッチによりスイッチするステップをさらに有し、前記第2光スイッチは、入力された光の折り返し機能のオンであるときに、入力された光を入力元へ折り返して送信してもよい。
トランスポンダ部2−3を持たないOADM装置について、構成の複雑化による高価格化を回避しながら、OADM装置で構成されたネットワーク内部で発生した障害に対して切り分けが容易となる。
ネットワーク全体の概略的な構成の一例の図 一般的なOADM装置の概略的な構成の一例の図 波長多重信号の一例の図 OADM装置と外部装置との接続の一例の図 トランスポンダ部を持たないOADM装置の一例の図 遠隔から監視制御するための監視制御端末と組み合わせたOADM装置の一例の図 光ループバック機能を実現するための光スイッチの動作を説明する図 光ループバック機能が具備されたOADM装置の一例の図 障害が発生した場合の状態を説明する図 光ループバック機能が具備されたOADM装置において、障害発生時の光スイッチの動作を説明する図 光ループバック機能が具備されたOADM装置において、障害発生時の光スイッチの動作を説明する図 光ループバック機能が具備されたOADM装置において、ループバック用の光源部が具備された構成の一例の図 光ループバック機能が具備されたOADM装置において、ループバック用の光源部が具備された構成での信号の流れの一例の図 複数のOADM装置に対して光ループバック機能を実現するための構成の一例の図 光スプリッタ部の機能を説明する図 光スイッチ部の機能を説明する図
図5は第一の実施例として、2x2光スイッチを用い、トランスポンダ部を持たず、外部装置4−1が波長多重機能部2−5に直接接続されているOADM装置について説明するための図である。本図において、外部装置4−1は、1のOADM装置に対して複数接続しているが、簡単のため、4−1、4−2、4−3の番号付けは1のOADM装置に接続する最も右の外部装置についてのみ記載する。以下、外部装置4−1の図面での記載については同様である。外部装置4−1の送信部4−2から出力された信号光2−7は波長多重機能部2−5に入力され、2x2光スイッチ5−1を通過する。さらに、監視制御光処理部2−4−1から出力された監視光2−6は2x2光スイッチ5−2を通過して、監視制御光制御部2−2にて外部装置4−1の送信部4−2から出力された信号光2−7と波長多重される。さらに、伝送路2−1を通過した後、隣接している隣のOADM装置1−1に入力される。OADM装置1−1に入力された信号光2−7は当該隣のOADM装置1−1の監視制御光制御部2−2にて監視光2−6と波長分離された後、2x2光スイッチ5−1を通過して波長多重機能部2−5に入力され、その後外部装置4−1の受信部4−3に対して入力される。また、監視光2−6は監視制御光制御部2−2にて信号光2−7と波長分離された後、2x2光スイッチ5−2を通過して制御光処理部2−4−1に入力される。 図6は、遠隔に設置されているOADM装置1−1を遠隔から監視制御するための監視制御端末6−1と組み合わせたOADM装置を説明するための図である。監視制御端末6−1は監視制御部2−4と接続されており、監視制御端末6−1からの指示で遠隔に設置されているOADM装置1−1に搭載されている2x2光スイッチ5−1、5−2を遠隔から駆動することが可能である。つまり、監視制御端末6−1から任意の箇所の2x2光スイッチを遠隔駆動することが可能となり、任意の場所にて遠隔で後述する光ループバック機能を実施することが可能である。なお、図6の監視制御端末6−1は、以降で説明するOADM装置1−1に接続可能であるため、以降で説明するOADM装置を用いても任意の場所で遠隔で後述する光ループバック機能を実施することが可能である。また、監視制御部2−4に自律的に後述する光ループバックを実施する機能を持たせることも可能である。
図7は図5の構成で利用する2x2光スイッチ5−1、5−2の動作を説明するための図である。2x2光スイッチ5−1、5−2では4つのポートA、B、C、Dがあり、すべてのポートは入力にも出力にも利用できる。また、光スイッチの内部状態としては少なくとも二つの状態があり、ポートAとポートB、ポートCとポートDのポートが接続されている状態と、ポートAとポートD、ポートCとポートBが接続されている状態がある。このような動作を行う2x2光スイッチ5−1、5−2を用いて光ループバック機能を実現する。通常状態の場合には、この光スイッチは、左図のように、OADM装置の信号路の信号光の伝送方向における一の端に対抗するポート(例えばA)から他の端に対向するポート(例えばB)に信号を透過させるように接続する。また、、ループバック機能が必要な場合には、この光スイッチは、右図のように、OADM装置の信号路の信号光の伝送方向における一の端に対抗するポート(例えばA)から当該一の端に向かう方向へ信号を送出するポート(例えばD)に信号を折り返すように接続する。右図のように、光スイッチに入力される信号を折り返すことで、光ループバック機能を実現することが可能となる。
図8は、図7で説明された2x2光スイッチの動作を用いて構成された光ループバック機能が具備されたOADM装置1−1の動作を説明するための図である。上図は通常状態の2x2光スイッチ5−1、5−2の状態を表しており、右から入力された信号光2−7は光スイッチ5−1をポートAからポートBに対して通過して、波長多重機能部2−5に到達する。また、同様に波長多重機能部2−5から出力された信号光2−7は2x2光スイッチ5−1をポートCからポートDに対して通過し、右の方に出力される。さらに、監視光2−6は監視制御光制御部2−2にて波長分離され2x2光スイッチ5−2のポートAからポートBに対して通過して、制御光処理部2−4−1に入力される。また、制御光処理部2−4−1から出力された監視光2−6は、2x2光スイッチ5−2のポートCからポートDに対して通過し、監視制御光制御部2−2にて波長多重された後、右の方に出力される。下図はループバック機能が動作した状態での2x2光スイッチ5−1、5−2の状態を表しており、右から入力された信号光2−7は光スイッチ5−1をポートAからポートDに対してループバックされ、そのまま信号光2−7の入力元への方向に出力される。また、波長多重機能部2−5から出力された信号光2−7は2x2光スイッチ5−1をポートCからポートBに対してループバックされ、そのまま信号光2−7の入力元への方向に出力される。さらに、右から入力された監視光2−6は監視制御光制御部2−2にて波長分離され、2x2光スイッチ5−2のポートAからポートDに対してループバックされ、再び監視制御光制御部2−2で波長多重された後、入力元への方向に出力される。さらに、制御光制御部2−4−1から出力された監視光2−6は、2x2光スイッチ5−2のポートCからポートBに対してループバックされ、そのまま再び制御光制御部2−4−1に入力される。
このように、図7で説明される2x2光スイッチを用いることで、図8で説明したような光レベルでのループバック機能を実現することが可能となる。
次に、このようなループバック機能が具備されたOADM装置において、障害発生区間を実際に特定するための手順などを説明する。
図9は二つの隣接するOADM装置1−1間で障害9−1が発生した場合を示す図である。外部装置4−1の受信部4−3に入力されるべき信号光2−7や制御光処理部2−4−1に入力されるべき監視光2−6が伝送出来なくなるため、通信経路上のどこかのポイントにて障害が発生したことが検出される。しかし、本ループバック機能を適用しない状態では、通信経路上のどの場所で障害が発生したのかを特定することが出来ないため、障害発生を復旧させるための行動を取ることができない。
これに対して、図10は2x2光スイッチ5−1及び5−2にてループバックを行う場合の信号光2−7、監視光2−6の経路を説明するための図である。外部装置4−1の受信部4−3に入力されるべき信号光2−7や制御光処理部2−4−1に入力されるべき監視光2−6が伝送出来ない場合、障害発生を検出することとなり、光スイッチのループバック機能ON/正常がスイッチされることとなる。すなわち、障害発生箇所を特定するために、監視制御端末からの指示あるいは監視制御部により光スイッチを切り替え、折り返し信号の有無を調べる。
左側のOADM装置1−1において2x2光スイッチ5−1にてループバック設定を行う場合、信号光2−7は外部装置4−1の受信部4−3に正常に入力されることが確認されるため、外部装置4−1と波長多重機能部2−5の間に障害が発生していないことが分かる。同様に、右側のOADM装置1−1において2x2光スイッチ5−1にてループバック設定を行う場合、信号光2−7は外部装置4−1の受信部4−3に正常に入力されることが確認されるため、左側のOADM装置と同様に、右側のOADM装置においても外部装置4−1と波長多重機能部2−5の間に障害が発生していないことが分かる。また、左側のOADM装置1−1と右側のOADM装置1−1において、監視光2−6も2x2光スイッチ5−2に対するループバック設定によって正常に制御光制御部2−4−1に受信されるため、監視光2−6のルートに対しても障害が発生していないことが判明する。なお、OADM装置内での障害検出のためのループバック機能ONの設定は、信号光についての光スイッチ5−1だけでもよく、監視光についての光スイッチ5−2だけでもよく、またこの双方ともであってもよい。双方の設定とする場合には、信号光ルートと監視光ルートのいずれに障害発生があるかを判定できる。
図11は右側のOADM装置1−1の2x2光スイッチ5−1のみループバック設定をし、その他の2x2光スイッチ5−2や左側のOADM装置1−1の2x2光スイッチ5−1、5−2は通常の設定になっている場合の、信号光2−7、監視光2−6の経路を説明するための図である。右側の制御光処理部2−4−1から出力された監視光2−6は障害箇所9−1の影響で左側のOADM装置の制御光処理部2−4−1には届かない。また、左側の外部装置4−1の送信部4−2から出力された信号光2−7は右側のOADM装置1−1に届き、2x2光スイッチ5−1にてループバックされるが、障害発生箇所9−1のために、左側の外部装置4−1の受信部4−3には届かない。これにより、右側のOADM装置1−1から左側のOADM装置1−1の間の伝送路で障害が発生したことが特定される。このように、2つのOADM装置を用いて構成する場合、少なくとも一部の光スイッチのループバック機能をONに設定した対向OADM装置へ送信した信号が、折り返されて送信されてくるか否かを確認することにより、2つのOADM装置の間の伝送路に障害が発生か否かを判定できる。 ここで、外部装置4−1がOADM装置1−1に接続されていない場合、OADM装置1−1単独では信号光2−7を送出する機能部を持たないため、障害切り分け時に信号光2−7の折り返し有無の確認による障害検出ができない場合がある。例えば、外部装置4−1がOADM装置1−1に対して全く接続されていない状態で、図11で説明されたような障害発生箇所9−1が存在した場合、図11の構成ではそもそも信号光2−7が存在しないため、障害発生箇所9−1を特定することが不可能となる。
図12は第二の実施例として、外部装置4−1から信号光を入力しない場合の構成を説明するための図である。図12では、OADM装置1−1にループバック試験を行うための試験光の光源部12−6を搭載したループバック試験部12−10が接続されている。また、図12では2台のOADM装置1−1が2台の伝送路2−1を挟んで互いに向かい合った構成になっている。ループバック試験部12−10は光スプリッタ部12−1、光スイッチ部12−2、波長可変フィルタ部12−3、2x2光スイッチ部12−4、光スプリッタ部12−5、光源部12−6、入出力部12−9から構成されている。また、光源部12−6は送信部12−7、受信部12−8から構成されている。光スイッチ部12−4は、監視制御部2−4に接続された前述の監視制御端末6−1の指示により遠隔に駆動させることが可能であり、監視制御部2−4が自律的に光スイッチ部12−4を駆動させることも可能である。
図13は図12で説明した第二の実施例を用いた場合のループバック試験の実施例を示している。2x2光スイッチ5−1、2x2光スイッチ12−4の設定が全て正常用の場合、右側のループバック試験部12−10の光源部12−6の送信部12−7から送出された試験光13−1は、左側のループバック試験部12−10の光源部2−6の受信部12−8に入力される。一方、2x2光スイッチ12−4の設定がループバック機能ONの場合、右側のループバック試験部12−10の光源部12−6の送信部12−7から送出された試験光13−5が、右側のループバック試験部12−10の内部に搭載されている2x2光スイッチ12−4内部でループバックし、自分の装置の中で折り返されて、再び光源部12−6の受信部12−8に入力され、試験光13−5が正常に受信されたかどうかを確認する。次に、ループバック試験部12−10の2x2光スイッチ12−4の設定を正常用に戻し、OADM部1−1の2x2光スイッチ5−1の設定をループバック機能ONにする。この場合、光源部12−6から出力された試験光13−4は2x2光スイッチ5−1にてループバックされ、また光源部12−6の受信部12−8に入力され、試験光13−4が正常に受信されたかどうかを確認する。さらに、OADM部1−1の2x2光スイッチ5−1の設定を正常用に戻し、対向するOADM装置1−1の中に搭載されている2x2光スイッチ5−1の設定をループバック機能ONにする。この場合、光源部12−6から出力された試験光13−3は対向するOADM装置1−1に搭載されている2x2光スイッチ5−1にてループバックされ、また光源部12−6の受信部12−8に入力され、試験光13−3が正常に受信されたかどうかを確認する。次に、対向するOADM装置1−1に搭載されている2x2光スイッチ5−1の設定をループバック機能をオフにして正常用に戻し、対向するループバック試験部12−10の内部に搭載されている2x2光スイッチ12−4の設定をループバック機能ONにする。この場合、光源部12−6から出力された試験光13−2は対向するループバック試験部12−10に搭載されている2x2光スイッチにてループバックされ、また光源部12−6の受信部12−8に入力され、試験光13−2が正常に受信されたかどうかを確認する。
以上のループバック試験は右側のループバック試験部12−10に搭載されている光源部12−6のみを用いて試験を行ったが、同様の試験を対向のループバック試験部12−10に対しても行うことで、外部装置4−1が接続されていないOADM装置1−1でも、障害発生箇所を特定することが可能となる。なお、送信側に配置された波長可変フィルタ部12−3は光源部12−6の送信部12−7から出力された試験光の波長と一致させる必要があり、また、受信側に配置された波長可変フィルタ部12−3は光源部12−6の受信部12−8への入力として期待される試験光の波長と一致させる必要がある。本波長可変フィルタ12−3が送信側の配置になる場合には、試験光13−5の送信部12−7の故障により意図しない波長の試験光が入力されることを防止する。また、本波長可変フィルタ12−3が受信側の配置になる場合には、試験光13−5の受信部12−8に対して期待しない波長が外部から入力されることで、受信部12−8が誤動作、誤検出することを防止する。
図14は第三の実施例として、一のループバック試験部12−10が複数のOADM装置1−1に接続されている場合の構成例を説明するための図である。ループバック試験部12−10は図12で説明したものと同じであるが、1台のループバック試験部12−10が複数のOADM部1−1と接続されている。この結果、ループバック試験部12−10が共有化されているという点でコスト的に有利な構成となっている。なお、図14では1台のループバック試験部12−10は3台のOADM部1−1と接続されているが、3台以上のOADM部1−1と接続することも可能である。
図15は第三の実施例における光スプリッタ部12−1の動作を説明するための図である。ループバック試験部12−10の内部に搭載されている光スプリッタ部12−1は光源部12−6に対して送信側に配置されている。そのため、送信部12−7から出力された試験光は光スプリッタ部12−1にて分岐され、上側のOADM装置1−1に対しては試験光15−1を、真ん中のOADM装置1−1に対しては試験光15−2を、下のOADM装置1−1に対しては試験光15−3を、それぞれ同時に入力する。これにより、複数台のOADM装置に対しても同時にループバック試験を実施することが可能となる。また、光スプリッタ部12−1を光スイッチ部12−2にて構成することも可能であるが、この場合はループバック試験部12−10に接続されている複数台のOADM装置のうち、ループバック試験を実施するOADM装置1−1に対してのみ試験光を選択して入力することになる。すなわち、上側のOADM装置に対して試験を実施する場合には、光スイッチ部12−2を上側のOADM装置に対して切替え、上側のOADM装置に対して試験光15−1を送出するが、真ん中のOADM装置1−1や下側のOADM装置1−1には試験光は送出されない。
図16は第三の実施例における光スイッチ部12−2の動作を説明するための図である。ループバック試験部12−10の内部に搭載されている光スイッチ部12−2は光源部12−6に対して受信側に配置されている。そのため上側のOADM装置1−1からの試験光16−1、真ん中のOADM装置1−1からの試験光16−2、下のOADM装置1−1からの試験光16−3のいずれかを光スイッチ部12−2にて選択し、選択した結果の試験光を受信部12−8に対して入力する。これにより、複数台のOADM装置から同時にループバック試験を実施された場合に、光源部12−6に対して複数の試験光16−1、16−2、16−3が同時に入力されることでどのOADM装置から入力されたのか判別がつかなくなる、という問題を回避することが出来る。
以上に説明する通り、各々の実施例において、ループバック機能の結果は、折り返し信号の有無で判定(検出)されるである。つまり、外部装置4−1の受信部4−3や、制御光処理部2−4−1、ループバック光源部12−6の受信部12−8で、光スイッチで折り返された信号を受信することにより、ループバックの有無を判定する。
1−1:OADM装置、1−2:OLT装置、1−3:ONU装置、1−4:アクセス、1−5:L2スイッチ、1−6:エッジ、1−7:メトロ、1−8:コア、2−1:伝送路(光ファイバ)、2−2:監視制御光制御部、2−3:トランスポンダ部、2−4:監視制御部、2−4−1:監視制御光処理部、2−5:波長多重機能部、2−6:監視制御光、2−7:信号光、3−1:監視制御信号、3−2:信号波長群、4−1:外部装置、4−2:送信部、4−3:受信部、5−1:2x2光スイッチ、5−2:2x2光スイッチ、6−1:監視制御端末、9−1:障害、12−1:光スプリッタ部、12−2:光スイッチ部、12−3:波長可変フィルタ部、12−4:2x2光スイッチ部、12−5:光スプリッタ部、12−6:光源部、12−7:送信部、12−8:受信部、12−9:入出力部、12−10:ループバック試験部、13−1:試験光、13−2:試験光、13−3:試験光、13−4:試験光、13−5:試験光、15−1:試験光、15−2:試験光、15−3:試験光、16−1:試験光、16−2:試験光、16−3:試験光

Claims (18)

  1. 入出力する光について波長多重する波長多重部と、
    前記波長多重部へ光を入出力する第1光スイッチと、
    制御光を入出力する制御光処理部と、
    前記制御光と前記波長多重部が出力する光との多重もしくは分離を行う制御光制御部と、
    前記第1光スイッチについて、入力された光の折り返し機能のオン・オフを制御する監視制御部とを有することを特徴とする光伝送装置。
  2. 前記制御光処理部と前記制御光制御部との間に設置される第2光スイッチをさらに有し、前記監視制御部は、前記第2光スイッチについてさらに入力された光の折り返し機能のオン・オフを制御することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 他の光伝送装置と伝送路を介して接続され、前記他の光伝送装置と相互に光を送受信することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  4. 前記波長多重部は、入出力する信号光を多重するものであり、
    前記第1光スイッチは、前記他の光伝送装置へ送信する信号光と前記他の光伝送装置から受信する信号光との双方についてスイッチする2x2光スイッチであることを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  5. 前記制御光処理部と前記制御光制御部との間に設置される第2光スイッチをさらに有し、
    前記監視制御部は、前記第2光スイッチについてさらに入力された光の折り返し機能のオン・オフを制御し、
    前記第2光スイッチは、前記他の光伝送置へ送信する制御光と前記他の光伝送装置から受信する制御光との双方についてスイッチする2x2光スイッチであることを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  6. 試験光の光源部と、前記光源部と光を入出力する第3光スイッチとをさらに有し、前記第3光スイッチは、入力された光の折り返し機能のオン・オフを前記監視制御部に制御されることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  7. 試験光の光源部と、前記光源部と光を入出力する第3光スイッチとをさらに有し、前記第3光スイッチは、入力された光の折り返し機能のオン・オフを前記監視制御部に制御されることを特徴とする請求項2に記載の光伝送装置。
  8. 試験光の光源部と、前記光源部と光を入出力する第3光スイッチとをさらに有し、前記第3光スイッチは、入力された光の折り返し機能のオン・オフを前記監視制御部に制御される、前記他の光伝送装置へ送信する試験光と前記他の光伝送装置から受信する試験光との双方についてスイッチする2x2光スイッチであることを特徴とする請求項3に記載の光伝送装置。
  9. 前記第3光スイッチと前記波長多重部との間に設置され、前記試験光を分岐するスプリッタをさらに有することを特徴とする請求項6に記載の光伝送装置。
  10. 前記第3光スイッチと前記波長多重部との間に設置され、前記波長多重部から出力される前記試験光をスイッチする第4光スイッチをさらに有することを特徴とする請求項6に記載の光伝送装置。
  11. 前記監視制御部は、外部に設けられる監視制御端末から前記第1光スイッチの設定の指示を受けることを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  12. 前記第3光スイッチと前記波長多重部との間に設置される波長可変フィルタ部をさらに有することを特徴とする請求項6に記載の光伝送装置。
  13. 波長多重部と第1光スイッチと制御光処理部と制御光制御部とを有するOADM装置による光伝送方法であって、
    入出力する光を前記波長多重部により波長多重するステップと、
    前記波長多重部から出力される光を前記第1光スイッチによりスイッチするステップと、
    前記第1光スイッチがスイッチした光と前記制御光処理部が出力する制御光とを、前記制御光制御部により多重して対向するOADM装置へ送信するステップと、
    前記対向するOADM装置から受信する光を、前記制御光制御部により制御光と他の光に分離するステップと、
    前記他の光を前記第1光スイッチに入力してスイッチするステップとを有し、
    前記第1光スイッチは、入力された光の折り返し機能のオンであるときに、入力された光を入力元へ折り返して送信することを特徴とする光伝送方法。
  14. 前記OADM装置は、外部装置と接続されかつ前記外部装置と信号光を送受信するものであり、
    前記外部装置から送信される信号光について、前記第1光スイッチの前記折り返し機能によって折り返されるか否かにより、伝送路での障害の発生の有無を判断するステップをさらに有することを特徴とする請求項13に記載の光伝送方法。
  15. 前記制御光処理部が出力する制御光と、前記制御光制御部により分離された前記他の光とを、前記制御光処理部と前記前記制御光制御部との間に設置される第2光スイッチによりスイッチするステップをさらに有し、
    前記第2光スイッチは、入力された光の折り返し機能のオンであるときに、入力された光を入力元へ折り返して送信することを特徴とする光伝送方法。
  16. 前記OADM装置は、外部装置と接続されかつ前記外部装置と信号光を送受信するものであり、
    前記制御光処理部が出力する制御光について、前記第2光スイッチの前記折り返し機能によって折り返されるか否かにより、伝送路での障害の発生の有無を判断するステップをさらに有することを特徴とする請求項15に記載の光伝送方法。
  17. 光源により試験光を出力するステップと、
    試験光を入出力する第3光スイッチによりスイッチするステップとをさらに有し、
    前記第3光スイッチは、入力された光の折り返し機能のオンであるときに、入力された光を入力元へ折り返して送信することを特徴とする光伝送方法。
  18. 前記光源が出力する試験光について、前記第1光スイッチの前記折り返し機能によって折り返されるか否かにより、伝送路での障害の発生の有無を判断するステップをさらに有することを特徴とする請求項17に記載の光伝送方法。
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